JPH1197274A - バイファイラーコイル及びバイファイラーコイルの巻線方法 - Google Patents

バイファイラーコイル及びバイファイラーコイルの巻線方法

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JPH1197274A
JPH1197274A JP9252294A JP25229497A JPH1197274A JP H1197274 A JPH1197274 A JP H1197274A JP 9252294 A JP9252294 A JP 9252294A JP 25229497 A JP25229497 A JP 25229497A JP H1197274 A JPH1197274 A JP H1197274A
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JP
Japan
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winding
coil
electric wires
bifilar
wires
Prior art date
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Pending
Application number
JP9252294A
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English (en)
Inventor
吉一 ▲高▼野
Yoshikazu Takano
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Media Electronics Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Media Electronics Co Ltd
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Publication date
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  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)
  • Coil Winding Methods And Apparatuses (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電線間の結合度を損なわずに、バイファイラ
ー巻線の巻回及び端末処理(端子へのからげ)を自動化
することができるバイファイラーコイル及びバイファイ
ラーコイルの巻線方法を提供する。 【解決手段】 コイルボビン1には2本の電線2a,2
bが撚られた状態で一本化されたコイル巻線2が巻回さ
れ、バイファイラーコイルを構成する。電線2a,2b
に撚りを与えるためには、電線2a,2bが通される巻
線機のノズル3a,3bを、回転機構部3により、電線
繰り出し方向と直角の方向に回転させる。コイル巻線2
の引き出し線は、電線2aと2bに分離しているため、
からげ端子4に容易にからげ処理することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コイルボビンに複
数本(例えば2本)の電線からなる線材を巻回するバイ
ファイラーコイル及びバイファイラーコイルの巻線方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】コイル間の結合度を向上させるために、
コイルボビンに2本の電線からなる線材を巻回するバイ
ファイラーコイルが知られている。図2は、第1の従来
例に係るバイファイラーコイルにおける巻線の様子を示
す斜視図である。
【0003】同図に示す従来例は、コイルボビン1に、
2本の電線2a,2bを融着して形成したコイル巻線
(バイファイラー巻線)2を巻回している。そして、そ
のコイル巻線2の引き出し線(2本の電線2a,2bの
端部)を、コイルボビン1の鍔部に植設したからげ端子
4にからげて固定している。
【0004】図3は、第2の従来例に係るバイファイラ
ーコイルにおける巻線の様子を示す斜視図である。同図
に示す従来例は、巻線機を用いて2本の電線2a,2b
からなるコイル巻線2をコイルボビン1に自動巻線する
ものである。巻線機は、からげ端子4のピッチと同一の
間隔に配置された2本のノズル3a,3bを有してい
る。
【0005】この2本のノズル3a,3bにそれぞれの
電線2a,2bを通し、コイルボビン1に2本の電線2
a,2bを同時に巻回し、コイル巻線2を構成する。そ
のコイル巻線2の引き出し線(2本の電線2a,2bの
端部)を、コイルボビン1の鍔部に植設したからげ端子
4にからげて固定している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図2に示す第
1の従来例の如く、融着された2本の電線を使用してバ
イファイラー巻線を行う場合、端末の処理が問題とな
り、コイル引出線のからげ端子へのからげを自動化し難
いという問題がある。
【0007】また、図3に示す第2の従来例の如く、巻
線機を用いて2本の電線を同時に巻回する場合、同時に
巻線される2本の電線が間隔を持ち配置されているた
め、巻回時の巻乱れ等により、2本の電線が密接して巻
回されず、コイルを構成する電線間の結合度が低下する
という不具合がある。
【0008】本発明は、上述した従来例の欠点を解消
し、電線間の結合度を損なわずに、バイファイラー巻線
の巻回及び端末処理(端子へのからげ)を自動化するこ
とができるバイファイラーコイル及びバイファイラーコ
イルの巻線方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的は、コイルボビ
ンに複数本の電線からなる線材を巻回するバイファイラ
ーコイルにおいて、前記線材を構成する複数本の電線は
撚られた状態でコイルボビンに巻回されている第1の手
段により達成される。
【0010】また、コイルボビンに複数本の電線からな
る線材を巻回するバイファイラーコイルの巻線方法にお
いて、前記コイルボビンのからげ端子のピッチと同一の
間隔に配置された巻線機のノズルにそれぞれ電線を通
し、コイルボビンに巻回する際、ノズルを回転させて電
線を撚るようにした第2の手段により達成される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明の実施の形態に係
るバイファイラーコイルにおける巻線の様子を示す斜視
図である。
【0012】この実施の形態に係るバイファイラーコイ
ルは、巻線機を用いて2本の電線2a,2bからなるコ
イル巻線2をコイルボビン1に自動巻線するものであ
る。
【0013】巻線機は、からげ端子4のピッチと同一の
間隔に配置された2本のノズル3a,3bを有してい
る。この2本のノズル3a,3bにそれぞれの電線2
a,2bを通し、コイルボビン1に2本の電線2a,2
bを同時に巻回し、コイル巻線2を構成する。
【0014】そして、そのコイル巻線2の引き出し線
(2本の電線2a,2bの端部)を、コイルボビン1の
鍔部に植設したからげ端子4にからげて固定する。この
コイルの巻線方法と前述した図3に示す従来のコイルの
巻線方法との違いは、本実施の形態において巻線機が回
転機構部3を有している点であり、この回転機構部3は
2本のノズル3a,3bをノズル繰り出し方向と直角な
方向に回転する。
【0015】2本のノズル3a,3bに2本の電線2
a,2bが通され、ノズル3a,3bから電線2a,2
bが繰り出されてコイルボビン1に巻回されるとき、回
転機構部3によりノズル3a,3bを回転させると2本
の電線2a,2bは撚られて(ツイストして)、緊密に
一本化してコイル巻線2となる。
【0016】本実施の形態によれば、配置された2本の
電線2a,2bをコイルボビン1に巻線する際、2本の
電線2a,2bをツイスト(撚る)する方向にノズル3
a,3bを回転しながら巻線することにより、互いの電
線2a,2bが密接して巻回され、巻乱れ等により発生
するコイル巻線2の結合度低下という問題が解決でき
る。
【0017】さらに、2本の電線2a,2bがコイル巻
線2の巻き始め及び巻き終わりの端末部において分離さ
れているため、コイル巻線2の引き出し線のからげ端子
4へのからげをも容易に自動化できる。
【0018】
【発明の効果】本発明の前述のような構成になってお
り、複数本の電線を撚りながらコイルボビンに巻回する
ようにしたため、コイル巻線の結合度を損なうことな
く、巻線処理を行うことができ、端末処理の自動化が図
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るバイファイラーコイ
ルにおける巻線の様子を示す斜視図である。
【図2】第1の従来例に係るバイファイラーコイルにお
ける巻線の様子を示す斜視図である。
【図3】第2の従来例に係るバイファイラーコイルにお
ける巻線の様子を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 コイルボビン 2 コイル巻線 2a,2b 電線 3 巻線機ノズル回転機構部 3a,3b 巻線機ノズル 4 からげ端子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルボビンに複数本の電線からなる線
    材を巻回するバイファイラーコイルにおいて、 前記線材を構成する複数本の電線は撚られた状態でコイ
    ルボビンに巻回されることを特徴とするバイファイラー
    コイル。
  2. 【請求項2】 コイルボビンに複数本の電線からなる線
    材を巻回するバイファイラーコイルの巻線方法におい
    て、 前記コイルボビンのからげ端子のピッチと同一の間隔に
    配置された巻線機のノズルにそれぞれ電線を通し、コイ
    ルボビンに巻回する際、ノズルを回転させて電線を撚る
    ようにしたことを特徴とするバイファイラーコイルの巻
    線方法。
JP9252294A 1997-09-17 1997-09-17 バイファイラーコイル及びバイファイラーコイルの巻線方法 Pending JPH1197274A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7196608B2 (en) 2001-08-09 2007-03-27 Murata Manufacturing Co., Ltd. Wire-wound type chip coil and method of adjusting a characteristic thereof
JP2017508298A (ja) * 2014-03-12 2017-03-23 エプコス アクチエンゲゼルシャフトEpcos Ag インダクタンスデバイスおよびインダクタンスデバイスを製造するための方法
CN108861901A (zh) * 2017-05-12 2018-11-23 株式会社村田制作所 绕线装置和线圈部件的制造方法
US10347420B2 (en) 2014-03-04 2019-07-09 Nittoku Engineering Co., Ltd. Winding device and winding method

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US7373715B2 (en) 2001-08-09 2008-05-20 Murata Manufacturing Co., Ltd. Method of adjusting a characteristic of wire-wound type chip coil by adjusting the space between conductive wires
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