JPH1196612A - キャプスタンクリーニング機構 - Google Patents

キャプスタンクリーニング機構

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Publication number
JPH1196612A
JPH1196612A JP9255537A JP25553797A JPH1196612A JP H1196612 A JPH1196612 A JP H1196612A JP 9255537 A JP9255537 A JP 9255537A JP 25553797 A JP25553797 A JP 25553797A JP H1196612 A JPH1196612 A JP H1196612A
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JP
Japan
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capstan
cleaning member
cleaning
hook
support
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Application number
JP9255537A
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English (en)
Inventor
Yasuhisa Cho
靖久 長
Masato Hiramatsu
真人 平松
Koichi Koshiji
幸一 越地
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Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はキャプスタンに付着した汚れを除去
するクリーニング部材の装着及び交換業を簡単に行える
ことを課題とする。 【解決手段】 キャプスタン支持台4の背面部4eに
は、クリーニングユニット11が掛止される掛止部12
が設けられている。この掛止部12は、クリーニングユ
ニット11が側方から着脱できるように形成されてい
る。また、クリーニングユニット11は、U字状に曲げ
られた板バネ13にクリーニング部材14が接着されて
いる。このクリーニング部材14は、キャプスタン1に
外周に側方から摺接してキャプスタン1の汚れを除去す
る。そして、クリーニング部材14は、板バネ13と一
体的に固着されているので、板バネ13を介してキャプ
スタン支持台4の背面部4eにクリック的に掛止され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はキャプスタンクリー
ニング機構に係り、特にキャプスタンにクリーニング部
材を摺接させてキャプスタンに付着した汚れを除去する
構成とされたキャプスタンクリーニング機構の改良に関
する。
【0002】
【従来の技術】例えばビデオテープレコーダあるいはデ
ジタルオーディオテープレコーダでは、磁気テープをヘ
リカルスキャン型ヘッドドラムに摺接させて磁気記録再
生を行っている。この種の磁気記録再生装置では、テー
プカセットから引き出された磁気テープがヘッドドラム
に巻付けられた状態で供給リール側から巻取りリール側
に巻き取られる。そして、ヘッドドラムと巻取りリール
との間には、磁気テープを一定速度で走行させるための
キャプスタンが設けられている。
【0003】キャプスタンは、記録モード時又は再生モ
ード時にキャプスタンモータにより回転駆動される。磁
気テープは、ピンチローラによりキャプスタンに圧接さ
れるため、キャプスタンの回転により供給リール側へ送
り出される。このようにキャプスタンの外周には、磁気
テープが圧接された状態で走行するため、磁気テープの
磁性材の粉が剥がれて付着するおそれがある。特に新品
のテープカセットが装着された場合、テープ幅切断面か
ら剥離した磁性粉が多く発生しやすい。
【0004】そのため、従来よりキャプスタンの外周を
クリーニングするクリーニング部材が装着されたキャプ
スタンクリーニング機構が開発されている。図10は従
来のキャプスタンクリーニング機構を説明するための縦
断面図である。また、図11は従来のキャプスタンクリ
ーニング機構の横断面図である。図10及び図11に示
されるように、キャプスタン1は、キャプスタンモータ
2から起立した状態でシャーシ3に取り付けられたキャ
プスタン支持台4に支持されている。キャプスタンモー
タ2は、コイル24と、キャプスタン支持台4の下面に
取り付けられたステータ25と、コイル24の下方で対
向するロータマグネット26とよりなる。また、キャプ
スタン1の下端は、ロータマグネット26の中心部に結
合されている。よって、キャプスタン1は、コイル24
からロータマグネット26に付加される回転力により回
転駆動される。
【0005】キャプスタン支持台4は、シャーシ3に固
定される固定部4aと、固定部4aの中央で起立するよ
うに上方に突出する支持部4bとからなる。支持部4b
は、内部にキャプスタン1が挿通される中空部4cを有
し、中空部4cの上端及び下端にはキャプスタン1の上
下端を回転自在に軸承する軸受5が圧入されている。ま
た、支持部4bは、円筒状の側面が開口4dとされてお
り、この開口4dから磁気テープ6及びピンチローラ7
がキャプスタン1の外周に側方から圧接される。
【0006】そして、支持部4bの開口4dと対向する
背面部4eには、クリーニング部材8が保持される凹部
4fが設けられている。クリーニング部材8は、例えば
フエルト材等よりなり、キャプスタン1がキャプスタン
支持台4に挿通される前に予め支持部4bに設けられた
凹部4fに固着される。そのため、クリーニング部材8
は、ピンチローラ7の押圧力が作用する方向と逆方向に
位置するように取り付けられる。
【0007】そして、磁気記録時又は再生時にキャプス
タン1がキャプスタンモータ2により回転駆動されると
共にピンチローラ7が側方からキャプスタン1の外周に
圧接される。このように回転するキャプスタン1とピン
チローラ7との間で挟持された状態で磁気テープ6が走
行することにより、磁気テープ6から剥離された磁性粉
がキャプスタン1に付着するとがある。その場合、キャ
プスタン1に付着した磁性粉は、キャプスタン1の背面
側に設けられたクリーニング部材8に吸着されて除去さ
れる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように構成された従来のキャプスタンクリーニング機構
では、クリーニング部材8がキャプスタン支持台4の支
持部4bに設けられた凹部4fに固着される。そのた
め、クリーニング部材8の交換は、キャプスタン支持台
4及びキャプスタンモータ2をシャーシ3から外した
後、キャプスタン1をキャプスタン支持台4から引く抜
くことにより可能となる。よって、従来は、クリーニン
グ部材8が汚れても簡単に交換することができなかっ
た。
【0009】また、従来のようにクリーニング部材8が
キャプスタン1の背面側に固着される構成では、クリー
ニング部材8を取り付けた後、キャプスタン1がキャプ
スタン支持台4の軸受5に挿入されることになる。その
際、軸受5に注入されたオイルがキャプスタン1に付着
することがある。そして、オイルが付着されたままのキ
ャプスタン1が組付けられると、クリーニング部材8に
オイルが吸着されてしまう。その結果、キャプスタン1
の外周には、常にクリーニング部材8に吸着されたオイ
ルが塗られた状態となる。よって、従来は、組み付け時
に軸受5のオイルがクリーニング部材8に吸着される
と、キャプスタン1を介して磁気テープ6も汚れてしま
うおそれがあった。
【0010】そこで、本発明は上記課題に鑑みなされた
もので、上記問題を解消したキャプスタンクリーニング
機構を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は以下のような特徴を有する。上記請求項1
記載の発明は、ピンチローラにより圧接された磁気テー
プを走行させるキャプスタンにクリーニング部材を摺接
させてキャプスタンに付着した汚れを除去する構成とさ
れたキャプスタンクリーニング機構において、前記キャ
プスタンの両端部を回転自在に支持するキャプスタン支
持部に、前記クリーニング部材を前記キャプスタンの側
方から掛止させる掛止部を設けたことを特徴とするもの
である。
【0012】従って、請求項1記載の発明によれば、キ
ャプスタンの両端部を回転自在に支持する支持部にクリ
ーニング部材をキャプスタンの側方から掛止させる掛止
部を設けたため、キャプスタンがキャプスタン支持部に
支持された状態のままクリーニング部材を簡単に交換す
ることができ、常にキャプスタンの外周をクリーンな状
態に維持することができる。
【0013】また、請求項2記載の発明は、前記請求項
1記載のキャプスタンクリーニング機構であって、前記
クリーニング部材が前記掛止部に着脱可能に掛止される
ように形成されたバネ部材と一体的に設けられたことを
特徴とするものである。従って、請求項2記載の発明に
よれば、クリーニング部材が掛止部に着脱可能に掛止さ
れるように形成されたバネ部材と一体的に設けられたた
め、バネ部材をキャプスタン支持部の掛止部にクリック
的に掛止させることができると共に、クリーニング部材
を交換する際にはバネ部材をキャプスタン支持部の掛止
部から外すだけで簡単に分離させることができる。
【0014】また、請求項3記載の発明は、前記請求項
1又は請求項2記載のキャプスタンクリーニング機構で
あって、前記クリーニング部材が前記キャプスタンの外
周に押圧されるエッジ部を有することを特徴とするもの
である。従って、請求項3記載の発明によれば、クリー
ニング部材がキャプスタンの外周に押圧されるエッジ部
を有するため、キャプスタンの外周に付着した磁性粉等
の塵を削ぎ落とすことができ、キャプスタンに付着した
粉状の塵を効果的に除去できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明の実施の
形態について説明する。図1は本発明になるキャプスタ
ンクリーニング機構の一実施例を示す縦断面図である。
また、図2はキャプスタンクリーニング機構の平面図で
ある。尚、前述した従来のキャプスタンクリーニング機
構と同一部分には同一符号を付してその説明を省略す
る。
【0016】図1及び図2に示されるように、キャプス
タン支持台4の背面部4eには、クリーニングユニット
11が掛止される掛止部12が設けられている。この掛
止部12は、クリーニングユニット11が側方から着脱
できるように形成されている。また、クリーニングユニ
ット11は、U字状に曲げられた板バネ13にクリーニ
ング部材14が接着されている。このクリーニング部材
14は、例えばフエルト等よりなりキャプスタン1に外
周に側方から摺接してキャプスタン1の汚れを除去す
る。そして、クリーニング部材14は、板バネ13と一
体的に固着されているので、板バネ13を介してキャプ
スタン支持台4の背面部4eにクリック的に掛止され
る。
【0017】ここで、キャプスタン支持台4に設けられ
た掛止部12について説明する。図3はキャプスタン支
持台4の掛止部12の形状を説明するための横断面図で
ある。また、図4はキャプスタン支持台4の縦断面図で
ある。また、図5はキャプスタン支持台4の掛止部12
を側方からみた側面図である。図3に示されるように、
掛止部12は、クリーニングユニット11が装着または
分離される方向に延在するように着脱方向に延在するよ
うに形成されている。また、掛止部12のキャプスタン
1に対向する側には、上方からみるとほぼL字状に形成
された凹部15が軸方向に延在して設けられている。こ
の凹部15の一方の壁面15aはクリーニング部材14
の取り付け位置を規制する取付面であり、凹部15の他
方の壁面15bは単にキャプスタン1と接触しないよう
に形成された逃げ部である。
【0018】そして、凹部15に対し裏側に位置するキ
ャプスタン支持台4の外周には、板バネ13と係合する
ための括れ部16が設けられている。また括れ部16の
先端側は、板バネ13が装着されやすいように先細形状
となっている。また、図5に示されるように、凹部15
及び掛止部12は、ピンチローラ7の高さ寸法よりも上
下方向に大きく設定されているが、括れ部16はクリー
ニングユニット11の着脱操作が軽い力で容易に行える
ように幅狭に形成されている。
【0019】図6はクリーニングユニット11の構成を
説明するための図である。図6(A)(B)(C)に示
されるように、クリーニングユニット11は、キャプス
タン支持台4の背面部4eに設けられた掛止部12に掛
止される板バネ13と、板バネ13に一体的に固着され
たクリーニング部材14とからなる。板バネ13は、ク
リーニング部材14が接着される取付部13aと、取付
部13aの一端から垂直方向に曲げられたストッパ13
bと、取付部13aの一端からストッパ13bと逆方向
に曲げられた掛止バネ部13cとからなる。
【0020】また、掛止バネ部13cの先端は、掛止部
12に設けられた括れ部16の形状に対応するようにU
字状に曲げ加工された係合部13dを有する。そして、
係合部13dと取付部13aの背面との最小離間距離
は、括れ部16の厚さ寸法よりも小さくなるように形成
されている。そのため、板バネ13が掛止部12に掛止
される際は、係合部13dが掛止部12の外面を摺接す
ることにより掛止バネ部13cが取付部13aから離間
する方向に変形され、その後係合部13dが括れ部16
に嵌合するように取付部13aに近接する方向に変位し
て括れ部16に係合する。その結果、板バネ13の取付
部13aと掛止バネ部13cは、弾性復元力により掛止
部12を挟持する。
【0021】これにより、板バネ13は、掛止部12の
括れ部16にクリック的に掛止される。この状態では、
板バネ13の取付部13aに固着されたクリーニング部
材14がキャプスタン1の外周に対し背面側から摺接し
うる位置に保持される。また、板バネ13の取付部13
aの上下端部は、凹部15の上方向に設けられた段部1
5d、及び凹部15の下方向に設けられた段部15cに
当接して上下方向に取付位置が規制される。
【0022】よって、クリーニング部材14は、キャプ
スタン支持台4に設けられた掛止部12に掛止された板
バネ13を介してキャプスタン1の外周をクリーニング
できる位置に保持される。また、クリーニング部材14
がキャプスタン1の外周に摺接した状態でキャプスタン
1を回転させると、クリーニング部材14に対し掛止部
12から側方へ引き抜こうとする力が作用するが、掛止
バネ部13cの係合部13dが括れ部16に食い込むよ
うに係合されているので、クリーニングユニット11が
掛止部12から脱落するおそれはない。
【0023】図7は上記キャプスタンクリーニング機構
のクリーニングユニット11の装着動作及び交換作業を
説明するための横断面図である。また、図8はクリーニ
ングユニット11が装着された状態を側方からみた側面
図である。図7及び図8に示されるように、クリーニン
グユニット11はキャプスタン支持台4の側方(A方
向)から掛止部12に装着させることができる。尚、ク
リーニングユニット11が着脱されるA方向は、ピンチ
ローラ7の変位方向とは異なる方向である。
【0024】そのため、キャプスタン1がキャプスタン
支持台4の軸受5に軸承された状態で、クリーニングユ
ニット11の装着動作及び交換作業を行うことができ
る。すなわち、組み立て工程では、キャプスタン1がキ
ャプスタン支持台4に組み付けられた後、クリーニング
ユニット11をキャプスタン支持台4の側方から板バネ
13が掛止部12に掛止されるように装着することがで
きる。よって、クリーニング部材14は、キャプスタン
1の両端部分に付着した軸受5のオイルを吸着すること
なくキャプスタン1の背面側に装着される。
【0025】従って、本発明のキャプスタンクリーニン
グ機構では、従来のようにキャプスタン1が後から挿通
されて軸受5のオイルがクリーニング部材14に吸着さ
れることにより磁気テープ6がオイルで汚されることを
防止できる。また、キャプスタン支持台4がシャーシ1
3に固定された状態のままクリーニングユニット11を
装着又は分離させることが可能であるので、ある期間使
用されたクリーニング部材14が汚れた場合は、板バネ
13を掛止部12から引き抜くことにより比較的簡単に
クリーニングユニット11を交換することができる。す
なわち、従来のようにキャプスタン支持台4を分解する
ことなくクリーニングユニット11の交換作業が行える
ので、短時間で交換することができる。
【0026】図9はクリーニングユニット11の変形例
を説明するための横断面図である。図9に示されるよう
に、クリーニングユニット21は、キャプスタン支持台
4の掛止部12に掛止される板バネ22と、板バネ22
に一体的に固着されたクリーニング部材23とからな
る。板バネ22は、クリーニング部材23を保持する保
持部22aと、保持部22aに形成された押圧部22b
と、前述したキャプスタン支持台4の掛止部12に掛止
される掛止バネ部22cと、掛止バネ部22cの端部に
設けられ括れ部16に係合する係合部22dとよりな
る。
【0027】押圧部22bは、保持部22aに対しキャ
プスタン1側に折り曲げられるように形成されている。
そのため、クリーニング部材23がキャプスタン1の外
周に摺接する際は、押圧部22bが溝15の壁面15a
側に弾性変形する。そして、クリーニング部材23は、
押圧部22bの弾性復元力によりキャプスタン1の外周
に押圧される。
【0028】クリーニング部材23は、例えば摩擦係数
の小さい合成樹脂等により成形された三角柱であり、そ
の頂部23aに形成されたエッジがキャプスタン1の外
周に摺接される。また、クリーニング部材23は、板バ
ネ22の押圧部22bによりキャプスタン1に押圧され
ているので、キャプスタン1の外周に付着した磁気テー
プ6の磁性粉等の塵を削ぎ落として除去することができ
る。
【0029】本実施例では、クリーニング部材23は摩
擦係数の小さい材質により形成されているので、クリー
ニング部材23の頂部23aがキャプスタン1の外周に
押圧される際、キャプスタン1の回転速度が変化した
り、あるいはキャプスタン1を傷つけるおそれがない。
また、クリーニング部材23の頂部23aは、キャプス
タン1の外周に摺接されることにより少しずつ摩耗する
が、板バネ22の押圧部22bが押圧しているので、摩
耗してもキャプスタン1の外周に摺接してキャプスタン
1に付着された磁性粉を除去することができる。
【0030】尚、本発明は、磁気テープを回転する磁気
ヘッドに摺接させて磁気記録再生を行うヘリカルスキャ
ン型ヘッドドラム装置であれば、ビデオテープレコーダ
あるいはデジタルオーディオテープレコーダあるいは8
ミリビデオ等の磁気記録再生機にも適用することができ
る。また、クリーニング部材の材質や形状は、上記実施
例に限らず、他の材質あるいは他の形状となるようにす
ることもできる。
【0031】
【発明の効果】上述の如く、請求項1記載の発明によれ
ば、キャプスタンの両端部を回転自在に支持する支持部
にクリーニング部材をキャプスタンの側方から掛止させ
る掛止部を設けたため、キャプスタンがキャプスタン支
持部に支持された状態のままクリーニング部材を簡単に
交換することができ、常にキャプスタンの外周をクリー
ンな状態に維持することができる。よって、キャプスタ
ン支持部を分解することなくクリーニング部材の交換作
業を短時間で行うことができる。
【0032】また、請求項2記載の発明によれば、クリ
ーニング部材が掛止部に着脱可能に掛止されるように形
成されたバネ部材と一体的に設けられたため、バネ部材
をキャプスタン支持部の掛止部にクリック的に掛止させ
ることができると共に、クリーニング部材を交換する際
にはバネ部材をキャプスタン支持部の掛止部から外すだ
けで簡単に分離させることができる。よって、クリーニ
ング部材の交換作業が簡単に行うことができる。
【0033】また、請求項3記載の発明によれば、クリ
ーニング部材がキャプスタンの外周に押圧されるエッジ
部を有するため、キャプスタンの外周に付着した磁性粉
等の塵を削ぎ落とすことができ、キャプスタンに付着し
た粉状の塵を効果的に除去できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になるキャプスタンクリーニング機構の
一実施例を示す縦断面図である。
【図2】キャプスタンクリーニング機構の平面図であ
る。
【図3】キャプスタン支持台の掛止部の形状を説明する
ための横断面図である。
【図4】キャプスタン支持台の縦断面図である。
【図5】キャプスタン支持台の掛止部を側方からみた側
面図である。
【図6】クリーニングユニットの構成を説明するための
図である。
【図7】クリーニングユニットの装着動作及び交換作業
を説明するための横断面図である。
【図8】クリーニングユニットが装着された状態を側方
からみた側面図である。
【図9】クリーニングユニットの変形例を説明するため
の横断面図である。
【図10】従来のキャプスタンクリーニング機構を説明
するための縦断面図である。
【図11】従来のキャプスタンクリーニング機構の横断
面図である。
【符号の説明】
1 キャプスタン 2 キャプスタンモータ 3 シャーシ 4 キャプスタン支持台 5 軸受 6 磁気テープ 7 ピンチローラ 11,21 クリーニングユニット 12 掛止部 13,22 板バネ 13a 取付部 13b ストッパ 13c 掛止バネ部 14,23 クリーニング部材 15 凹部 16 括れ部 24 コイル 25 ステータ 26 ロータマグネット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピンチローラにより圧接された磁気テー
    プを走行させるキャプスタンにクリーニング部材を摺接
    させてキャプスタンに付着した汚れを除去する構成とさ
    れたキャプスタンクリーニング機構において、 前記キャプスタンの両端部を回転自在に支持するキャプ
    スタン支持部に、前記クリーニング部材を前記キャプス
    タンの側方から掛止させる掛止部を設けたことを特徴と
    するキャプスタンクリーニング機構。
  2. 【請求項2】 前記請求項1記載のキャプスタンクリー
    ニング機構であって、 前記クリーニング部材は、前記掛止部に着脱可能に掛止
    されるように形成されたバネ部材と一体的に設けられた
    ことを特徴とするキャプスタンクリーニング機構。
  3. 【請求項3】 前記請求項1又は請求項2記載のキャプ
    スタンクリーニング機構であって、 前記クリーニング部材は、前記キャプスタンの外周に押
    圧されるエッジ部を有することを特徴とするキャプスタ
    ンクリーニング機構。
JP9255537A 1997-09-19 1997-09-19 キャプスタンクリーニング機構 Pending JPH1196612A (ja)

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