JPH103777A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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Publication number
JPH103777A
JPH103777A JP15110996A JP15110996A JPH103777A JP H103777 A JPH103777 A JP H103777A JP 15110996 A JP15110996 A JP 15110996A JP 15110996 A JP15110996 A JP 15110996A JP H103777 A JPH103777 A JP H103777A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dust
tape
foreign matter
magnetic tape
slant surface
Prior art date
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Pending
Application number
JP15110996A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Inoue
謙一 井上
Tadakazu Shibata
忠和 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP15110996A priority Critical patent/JPH103777A/ja
Publication of JPH103777A publication Critical patent/JPH103777A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 テープクリーニング装置により削ぎ落とされ
た塵等の異物が再び磁気テープに付着することを防止
し、ドロップアウトの発生を減少させる磁気記録再生装
置の提供。 【解決手段】 走行する磁気テープ11にブレード1a
を当接し、磁気テープ11に付着した異物を削ぎ落とし
て磁気テープ11のクリーニングを行うテープクリーニ
ング装置1を有する磁気記録再生装置において、ブレー
ド1aから落下する異物を受ける斜面4aと、斜面4a
により導かれた異物を収納する凹部4bとを有するダス
ト受け4を有することを特徴とする。 【効果】 テープクリーニング性能が向上し、ドロップ
アウトの発生を著しく減少させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気記録再生装置
に関し、さらに詳しくは、磁気テープに付着した塵や突
起物等の異物を除去するテープクリーニング装置を有す
る磁気記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、磁気テープに付着した塵や突起
物等の異物があると、記録時には記録情報信号の抜け、
記録された情報信号の再生時には再生信号の抜け等の所
謂ドロップアウトが発生する。特に、近年のように高密
度記録された磁気テープでは、磁気テープに僅かな埃や
突起物等の異物が存在しても大きな情報信号の欠落とな
る。このような不具合を解決する手段として、磁気テー
プに付着した塵や突起物等の異物を除去するテープクリ
ーニング装置が磁気記録再生装置に内設されている。こ
れを図2ないし図3を参照して説明する。
【0003】図2は、カセット10に内蔵された磁気テ
ープ11が複数の回転ヘッド6aを具備したドラム6に
密接され、磁気テープ11に記録された情報を再生する
又は磁気テープ11に情報を記録する状態を示す磁気記
録再生装置の概略平面図である。磁気テープ11は、基
板2等に取り付けられたローディング装置(図示せず)
により消去ヘッド5、ドラム6及びオーディオ/コント
ロール/消去ヘッド7等に適宜角度で巻き付けるととも
に、モータ等により回転駆動されるキャプスタン9とピ
ンチローラ8との間の挟圧による駆動力と複数のテープ
ガイド3の案内とにより、図中の矢印で示した磁気テー
プ走行方向に定速で走行する。そして、テープクリーニ
ング装置1は、一般的に磁気テープ11がドラム6に密
接する手前、即ち磁気テープ11を記録再生する前に磁
気テープ11に付着した塵や突起物等の異物を除去する
ように配置されている。
【0004】図3は、テープクリーニング装置1を拡大
した概略斜視図である。ブレード1aは、基板2に螺子
等で固着された取付台1cに接着剤等で固着され、その
材質はセラミックス、サファイア、ルビーあるいは高硬
度鋼等の硬度が大のもので構成されている。ブレード1
aの先端は鋭角に仕上げられた稜刃1bとなっており、
この稜刃1bで磁気テープ11に付着した塵や突起物等
の異物を削ぎ落とすものである。
【0005】ところで、稜刃1bで削ぎ落とされた塵や
突起物等の異物はブレード1aから離脱して落下し、テ
ープクリーニング装置1の周辺に散乱する。そして、磁
気テープ11が高速走行するFFやRWD時には散乱し
た塵や突起物等の異物が舞い上がり、再び磁気テープ1
1に巻き込んで付着し、ドロップアウトを発生させる虞
がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、テー
プクリーニング装置により削ぎ落とされた塵等の異物が
再び磁気テープに付着することを防止し、ドロップアウ
トの発生を減少させる磁気記録再生装置を提供すること
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の磁気記録再生装置では、走行する磁気テー
プにブレードを当接し、磁気テープに付着した異物を削
ぎ落として磁気テープのクリーニングを行うテープクリ
ーニング装置を有する磁気記録再生装置において、ブレ
ードから落下する異物を受ける斜面部と、斜面部により
導かれた異物を収納する凹部とを有するダスト受けを有
することを特徴とする。
【0008】上述した手段による作用としては、ブレー
ドにより削ぎ落とされた塵や突起物等の異物は、ダスト
受けの斜面部から自動的にダスト受けの凹部内に収納さ
れ、磁気テープが高速走行するFFやRWD時において
も舞い上がる虞がなく、再び磁気テープへの付着が防止
できることである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態例について図1
を参照して説明する。なお、図中の構成要素で従来の技
術と同様の構造を成しているものについては、同一の参
照符号を付すものとする。また、磁気記録再生装置の概
略構成は従来の技術において図2を参照して説明した事
例と同様であり、テープクリーニング装置1の概略構成
についても従来の技術において図3を参照して説明した
事例と同様であるので省略する。
【0010】図1は、ダスト受け4が取り付けられたテ
ープクリーニング装置1の一例を示す概略斜視図であ
る。ダスト受け4は、斜面部4aと凹部4bとから概略
構成されており、図示を省略するが基板2にネジあるい
は嵌め込み等により取り付けられている。そして、斜面
部4aには基板2に取り付けられたテープクリーニング
装置1と、望ましくは図1に示したようにテープクリー
ニング装置1の近傍にあるテープガイド3とを含め、そ
れ等の外縁形状よりも僅かに大である開口孔が設けられ
ている。特に、ブレード1aの稜刃1b近傍では斜面部
4aの開口孔と取付台1cとの間に隙間が無いことが望
ましい。
【0011】このようなダスト受け4を有する磁気記録
再生装置では、磁気テープ11に付着し、ブレード1a
の稜刃1bで削ぎ落とされた塵や突起物等の異物は、図
中の矢印で示したようにダスト受け4の斜面部4aに落
下し、落下した埃や突起物等の異物は斜面部4aにより
凹部4b内に自動的に導かれ収納される。凹部4b内に
収納された塵や突起物等の異物は、磁気テープ11が高
速走行するFFやRWD時においても舞い上がることが
なく、再び磁気テープ11に巻き込んで付着し、ドロッ
プアウトを発生させる虞もない。
【0012】上記した事例では、テープクリーニング装
置1およびテープガイド3とを含め、斜面部4aにそれ
等の外縁形状よりも僅かに大である開口孔を有するダス
ト受け4を示したが、これに限定されるものでなく、少
なくとも稜刃1b近傍に配置される斜面部4aと、この
斜面部4aにより稜刃1bで削ぎ落とされた埃や突起物
等の異物を自動的に導く凹部4bとを有するダスト受け
4とすれば良いことは言うまでもない。
【0013】
【発明の効果】本発明の磁気記録再生装置によれば、テ
ープクリーニング性能が向上し、ドロップアウトの発生
を著しく減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用した実施の形態例を示し、ダス
ト受けが取り付けられたテープクリーニング装置の概略
斜視図である。
【図2】 従来例を示し、磁気記録再生装置の概略平面
図である。
【図3】 従来例を示し、テープクリーニング装置の概
略斜視図である。
【符号の説明】
1…テープクリーニング装置、1a…ブレード、1b…
稜刃、1c…取付台、2…基板、3…テープガイド、4
…ダスト受け、4a…斜面部、4b…凹部 、5…消去
ヘッド、6…ドラム、6a…回転ヘッド、7…オーディ
オ/コントロール/消去ヘッド、8…ピンチローラ、9
…キャプスタン、10…カセット、11…磁気テープ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行する磁気テープにブレードを当接
    し、 前記磁気テープに付着した異物を削ぎ落とし、前記磁気
    テープのクリーニングを行うテープクリーニング装置を
    有する磁気記録再生装置において、 前記ブレードから落下する前記異物を受ける斜面部と、 前記斜面部により導かれた前記異物を収納する凹部と、 を有するダスト受けを有することを特徴とする磁気記録
    再生装置。
JP15110996A 1996-06-12 1996-06-12 磁気記録再生装置 Pending JPH103777A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15110996A JPH103777A (ja) 1996-06-12 1996-06-12 磁気記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15110996A JPH103777A (ja) 1996-06-12 1996-06-12 磁気記録再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH103777A true JPH103777A (ja) 1998-01-06

Family

ID=15511558

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15110996A Pending JPH103777A (ja) 1996-06-12 1996-06-12 磁気記録再生装置

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