JPH06251556A - 磁気記録再生装置のクリーニング装置 - Google Patents

磁気記録再生装置のクリーニング装置

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JPH06251556A
JPH06251556A JP5035495A JP3549593A JPH06251556A JP H06251556 A JPH06251556 A JP H06251556A JP 5035495 A JP5035495 A JP 5035495A JP 3549593 A JP3549593 A JP 3549593A JP H06251556 A JPH06251556 A JP H06251556A
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JP
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blade
magnetic
magnetic tape
dust
blades
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JP5035495A
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Yoshiaki Haneuma
嘉明 羽馬
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Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/50Reconditioning of record carriers; Cleaning of record carriers ; Carrying-off electrostatic charges
    • G11B23/502Reconditioning of record carriers; Cleaning of record carriers ; Carrying-off electrostatic charges of tape carriers
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/02Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
    • G11B23/021Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means comprising means for reducing influence of physical parameters, e.g. temperature change, moisture
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S15/00Brushing, scrubbing, and general cleaning
    • Y10S15/13Magnetic tape cleaner

Abstract

(57)【要約】 【目的】 2つのブレードにより磁気テープに付着した
埃や磁性粉を除去するようにすることで、ブレードを1
つだけ使用したクリーニング装置よりも磁気テープ1に
付着している埃や磁性粉等をより多く除去し、これによ
って、ドロップアウトを防止し、要求の高いエラーレー
トに対しても十分に対応することができるようにする。 【構成】 磁気テープ1の走行経路に磁気テープ1にそ
の先端部分が接触するよう、複数のブレード32、33
を配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばテープレコーダ
等の磁気記録再生装置に適用して好適な磁気記録再生装
置のクリーニング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばテープレコーダ等の磁気記
録再生装置においては、磁気テープ上の埃や磁性粉等を
除去するためクリーニング装置が用いられている。
【0003】図7にこの磁気記録再生装置のクリーニン
グ装置の構成を、図8に図7に示した磁気記録再生装置
のクリーニング装置の一部の拡大図を夫々示し、以下図
について従来の磁気記録再生装置のクリーニング装置に
ついて説明する。
【0004】図7において、2は供給リール、3は巻取
りリール、4、5、7、9、10、12、13、14、
17、18、19及び21は夫々固定或いは回転ガイ
ド、6はガイドピン、11は図示しない磁気ヘッドを搭
載した回転磁気ヘッド装置、8はフル・イレーズ・ヘッ
ド、15はCTLヘッド(記録/再生用)、16は記録
/再生ヘッド、20はCTLヘッド(確認用)である。
【0005】また、図において、24はサファイアやル
ビーをその材質とするブレードで、図に示すように、基
台22に取り付けられた部材23の先端、且つ、磁気テ
ープ1の記録面にその先端部分が所定の角度で接触する
ように取り付けられている。ここで、基台22、部材2
3及びブレード24でクリーニング装置を構成する。
【0006】例えばリール駆動の場合は、供給リール2
から引き出された磁気テープ1が図中実線の矢印xで示
す方向に走行させられ、更にガイド4及び5、ガイドピ
ン6、ガイド6、9及び10によって案内され、図中実
線の矢印yで示す方向に回転する回転磁気ヘッド装置1
1に巻き付けられて案内され、更にガイド12、13、
14、17、18、19及び21に順次案内された後に
巻取りリール3に巻取られる。
【0007】この間、映像信号や音声信号の記録の場合
においては、回転磁気ヘッド装置11の図示しない回転
磁気ヘッドによって磁気テープ1の記録面上に傾斜トラ
ックが形成され、また、CTLヘッド15によってCT
L信号が記録され、記録再生ヘッド16によって各種信
号が記録され、更にCTLヘッド20によってCTLヘ
ッド15で記録されたCTL信号が再生されて確認され
る。また、ブレード24の先端部分によって、磁気テー
プ1に付着している埃、ゴミ或いは磁性粉等が磁気テー
プ1から除去される。これによって、ドロップアウトの
低減、エラーレートの悪化防止を図っている。
【0008】図8は図7に示したクリーニング装置を拡
大した図であり、この図8に示すように、磁気テープ1
はその磁性面側に押し当てられているブレード24の左
側の先端部分24aにより、5度〜30度程度の角度を
もたされている。つまり、この角度により、再生時に磁
気テープから脱落した磁性粉や埃を掻き取るように除去
する。ここで位置関係について説明する。実際は、磁気
テープ1に対するブレード24の先端部分24aの角度
は、ブレード24に対する磁気テープ1の巻き付け角と
いえる。これは微視的に見るとブレード24の先端部分
24aは丸いからである。
【0009】フル・イレーズ・ヘッド8のラップ角は1
0.791度とされ、幅w1は例えば0.99mmとさ
れ、ブレード24の底部を基準としたブレード24の左
側の先端部分24aの角度θ2は60度とされ、ブレー
ド24の底部及びフル・イレーズ・ヘッド8の中心に当
接している磁気テープ1から延長した補助線でおりなす
角度θ3は15.3357度とされ、更にこのθ3の
内、磁気テープ1及びブレード24の底部でおりなす角
度は6度とされ、磁気テープ1及びフル・イレーズ・ヘ
ッド8の中心に当接している磁気テープ1から延長した
補助線でおりなす角度は9.3357度とされる。
【0010】また、上述のようなクリーニング装置の他
には、例えば特開平3−10387号公報には間欠的に
回転する多角形の各角にブレードを配したクリーニング
装置本体を回転させて磁気テープに付着した埃や磁性粉
を除去すると共に、ブレードに付着した埃や磁性粉をブ
ラシ状の2次クリーナーでクリーニングするようにした
ものが提案されている。
【0011】また、本出願人は先に、テープの低速走行
中にブレードをテープの記録面に接触させてテープの埃
や磁性粉を除去し、テープの高速走行中にはブレードを
テープの記録面から離間させるようにしたクリーニング
装置を提案している(特開平3−203079号公報参
照)。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したク
リーニング装置のブレード24の先端部分24aを微視
的に見ると、磁気テープ1の磁性面及び先端部分24a
が完全に密着していない。密着していない場合は、磁気
テープ1に付着している埃や磁性粉を完全に除去するこ
とができない場合があり、また、磁気テープ1に埃や磁
性粉が強固に付着している場合は、これを取り除くこと
は困難となる。
【0013】ブレード24が除去しきれなかった埃や磁
性粉は回転磁気ヘッド装置11に侵入し、これが再生時
のドロップアウトの原因となる。また、クリーニング装
置が搭載される磁気記録再生装置がより要求の高いエラ
ーレートを満足しなければならないような場合において
は、上述したように磁気テープ1の磁性面側の埃や磁性
粉を1つのブレード24で除去するだけでは不十分であ
る。
【0014】また、再生時等に掻き取った埃や磁性粉が
ブレード24に溜まり、この溜まった埃や磁性粉が再生
時の走行方向と逆の方向に磁気テープ1を走行させた場
合(図7において矢印zで示す)に、再度磁気テープ1
に付着し、この後再び記録や再生を行ったときに回転磁
気ヘッド装置11に搭載されている磁気ヘッドにヘッド
クロッグを発生させたり、再生時にドロップアウトを発
生させたりしてしまうという不都合があった。
【0015】本発明はかかる点に鑑みてなされたもの
で、磁気テープに付着している埃や磁性粉をより確実に
除去することができると共に、一旦除去した埃や磁性粉
が再び磁気テープに付着しないようにでき、これによっ
て、ヘッドクロッグを防止し、ドロップアウトを大幅に
低減でき、要求の高いエラーレートを満足することので
きる磁気記録再生装置のクリーニング装置を提案しよう
とするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、磁気記録媒体
の走行経路に磁気記録媒体1にブレード24の先端部分
が接触するよう配置され、磁気記録媒体1をクリーニン
グするようにした磁気記録再生装置のクリーニング装置
において、ブレード32、33を複数設けたものであ
る。
【0017】更に本発明は上述において、複数のブレー
ド32、36の内、先行するブレード32及び後行する
ブレード36の磁気記録媒体1に対する角度を夫々異な
る角度としたものである。
【0018】更に本発明は上述において、複数のブレー
ド32、36の内、先行するブレード32の磁気記録媒
体1に対する角度に比較して、後行するブレード36の
磁気記録媒体1に対する角度を大きく設定したものであ
る。
【0019】更に本発明は上述において、複数のブレー
ド32、33の間には走行系を配置しないようにしたも
のである。
【0020】更に本発明は上述において、複数のブレー
ド32、33を、保護すべきヘッド素子11よりも前に
配置するようにしたものである。
【0021】
【作用】上述せる本発明の構成によれば、磁気記録媒体
の走行経路に磁気記録媒体1にその先端部分が接触する
よう配置した複数のブレード32、33で磁気記録媒体
1をクリーニングする
【0022】更に上述において本発明の構成によれば、
複数のブレード32、36の内、先行するブレード32
及び後行するブレード36の磁気記録媒体1に対する角
度を夫々異なる角度に設定し、この互いに異なる角度と
した複数ブレード32、36で磁気記録媒体1をクリー
ニングする。
【0023】更に上述において本発明の構成によれば、
複数のブレード32、36の内、先行するブレード32
の磁気記録媒体1に対する角度に比較して、後行するブ
レード36の磁気記録媒体1に対する角度を大きく設定
し、このように設定した複数のブレード32、36で磁
気記録媒体1をクリーニングする。
【0024】更に上述において本発明の構成によれば、
その間には走行系を配置しないようにした複数のブレー
ド32、33で磁気記録媒体1をクリーニングする。
【0025】更に上述において本発明の構成によれば、
保護すべきヘッド素子11よりも前に配置した複数のブ
レード32、33で磁気記録媒体1をクリーニングす
る。
【0026】
【実施例】以下に、図1を参照して本発明磁気記録再生
装置のクリーニング装置の一実施例について詳細に説明
する。
【0027】この図1において、図7及び図8と対応す
る部分には同一符号を付し、その詳細説明を省略する。
【0028】図1において、30は基台で、この基台3
0上に部材31を例えばネジ止めによって取り付け、更
にこの部材31の先端部分に2つのブレード32及び3
3を取り付ける。このとき、ブレード32及び33の夫
々左側の先端部分が磁気テープ1の磁性面に接触するよ
うにする。
【0029】ここで、ブレード32及び33の材質は例
えばサファイアやルビーのように硬度が高く、非磁性の
ものとする。また、図に示すように、これらブレード3
2及び33を、磁気テープ1の記録面にその先端部分が
所定の角度で接触するように取り付ける。このとき、各
ブレード32及び33の先端部分と磁気テープ1でおり
なす角度は例えば夫々同一とする。ここで、基台30、
部材31及びブレード32及び33でクリーニング装置
を構成する。
【0030】例えばリール駆動の場合は、供給リール2
から引き出された磁気テープ1が図中実線の矢印xで示
す方向に走行させられ、更にガイド4及び5、ガイドピ
ン6、ガイド6、9及び10によって案内され、図中実
線の矢印yで示す方向に回転する回転磁気ヘッド装置1
1に巻き付けられて案内され、更にガイド12、13、
14、17、18、19及び21に順次案内された後に
巻取りリール3に巻取られる。
【0031】この間、映像信号や音声信号に記録の場合
においては、回転磁気ヘッド装置11の図示しない回転
磁気ヘッドによって磁気テープ1の記録面上に傾斜トラ
ックが形成され、また、CTLヘッド15によってCT
L信号が記録され、記録再生ヘッド16によって各種信
号が記録され、更にCTLヘッド20によってCTLヘ
ッド15で記録されたCTL信号が再生されて確認され
る。また、ブレード32及び33の先端部分によって、
磁気テープ1に付着している埃、ゴミ或いは磁性粉等が
2重に磁気テープ1から除去される。これによって、ド
ロップアウトの低減、エラーレートの悪化防止を図るこ
とができる。
【0032】図2は図1に示したクリーニング装置を拡
大した図であり、この図2に示すように、先行ブレード
としてのブレード32の先端部分32a、並びに後行ブ
レードとしてのブレード33の先端部分33aを夫々磁
気テープ1の磁性面に押しつけるように配置する。ここ
で位置関係について説明する。
【0033】フル・イレーズ・ヘッド8のラップ角を1
0.791度とし、ブレード32の先端部分32a及び
ブレード33の先端部分33a間の幅w5を例えば4.
74mmとし、ブレード32及び33の各先端部分32
a及び33aの突き出し量である幅w6を例えば0.6
mmとし、ブレード33の先端部分33a及びフル・イ
レーズ・ヘッド8の磁気テープ1に当接する中心を結ん
だ線とこの線に並行にブレード32の先端部分32aか
ら引いた線との幅w7を例えば0.57mmとする。
【0034】また、ブレード32及び33の各底部に対
するブレード32及び33の各先端部分32a及び33
aの角度、即ち、ブレード32及び33の各傾斜面32
b及び33bの角度θ5を夫々30度〜60度とし、ブ
レード33の底部及びブレード32の先端部分32aに
当接している磁気テープ1から引いた補助線間でおりな
す角度θ6を例えば18.4349度とし、更に、磁気
テープ1及びブレード33の底部間でおりなす角度を
9.4349度(5度〜30度の範囲で設定可能であ
る)とし、磁気テープ1及びブレード32の先端部分3
2aに当接している磁気テープ1から引いた補助線間で
おりなす角度を9度とし、ブレード32及び33の各先
端部分32a及び33aに対して磁気テープ1の巻き付
け角ともいえる角度、即ち、各ブレード32及び33の
各先端部分32a及び33aを起点として夫々補助線を
引き、この補助線と各ブレード32及び33aの各先端
部分32a及び33aとで夫々おりなす角度θ7を例え
ば10.3度とする(図においてはブレード32につい
て示す)。
【0035】以上のようにブレード32及び33を配置
した磁気記録再生装置において、図中実線の矢印xで示
す方向に磁気テープ1が走行されると、先ず、先行する
位置のブレード32の先端部分32aによって磁気テー
プ1に付着した埃や磁性粉が除去され、次に、後行する
位置のブレード33の先端部分33aによって磁気テー
プ1に付着した埃や磁性粉が除去される。
【0036】次に、巻戻し等、図1において矢印zで示
す方向に磁気テープ1を走行させた場合は、ブレード3
3の傾斜面33bに多少保持されている埃や磁性粉が再
び落ちて磁気テープ1に付着する可能性があるが、たと
え再び磁気テープ1に付着しても再生時の磁気テープ1
の走行方向とは逆方向の走行時においては後行ブレード
となるブレード32によって再度付着した埃や磁性粉を
除去することができる。
【0037】以上のように、この例においては、その傾
斜面32及び33が夫々同じ角度のブレード32及び3
3を用い、2つのブレード32及び33により磁気テー
プ1に付着した埃や磁性粉を除去するようにしたので、
ブレードを1つだけ使用したクリーニング装置よりも多
くの磁気テープ1に付着している埃や磁性粉等を除去す
ることができ、また、先行するブレード32によって除
去しきれなかった埃や磁性粉を除去することができると
共に、再生時の磁気テープ1の走行方向と逆の方向に磁
気テープ1を走行させたときにおいても、その方向にお
いて先行するブレード33から脱落し、再び磁気テープ
1に付着した埃や磁性粉を後行するブレード32によっ
て掻き取ることができ、これによってヘッドクロッグの
発生並びに再生時のドロップアウトを防止し、要求の高
いエラーレートに対しても十分に対応することができ
る。
【0038】図3は図2に示したクリーニング装置に対
し、更にブレード35を搭載し、3つのブレード32、
33及び35で磁気テープ1に付着した埃や磁性粉を除
去するようにした例を示している。
【0039】この図3に示すように、先行ブレードとし
てのブレード32の先端部分32a、中間ブレードとし
てのブレード33の先端部分33a並びに後行ブレード
としてのブレード35の先端部分35aを夫々磁気テー
プ1の磁性面に押しつけるように配置する。ここで、各
ブレード32、33及び35の材質を例えばサファイア
やルビーのように、硬度が高く、且つ、非磁性のものと
する。また、先行するブレード32の傾斜面32b、中
間位置のブレード33の傾斜面33b並びに後行するブ
レード35の傾斜面35bの角度を夫々例えば30度〜
70度に設定し、これらブレード32、33及び35の
先端部分32a、33a及び35aと磁気テープ1とで
おりなす角度を例えば夫々5度〜30度とする。
【0040】このようにブレード32、33及び35を
配置した磁気記録再生装置において、図中実線の矢印x
で示す方向に磁気テープ1が走行されると、先ず、先行
する位置のブレード32の先端部分32aによって磁気
テープ1に付着した埃や磁性粉が除去され、次に、中間
位置のブレード33の先端部分33aによって磁気テー
プ1に付着した埃や磁性粉が除去され、更に後行する位
置のブレード35の先端部分35aによって磁気テープ
1に付着した埃や磁性粉が除去される。
【0041】次に、巻戻し等、図1において矢印zで示
す方向に磁気テープ1を走行させた場合は、ブレード3
5やブレード33の傾斜面35bや33bに夫々多少保
持されている埃や磁性粉が再び落ちて磁気テープ1に付
着する可能性があるが、たとえ再び磁気テープ1に付着
しても再生時の磁気テープ1の走行方向とは逆方向の走
行時においては後行ブレードとなるブレード32によっ
て再度付着した埃や磁性粉を除去することができる。
【0042】以上のように、この例においては、ブレー
ド32、33及び35を用い、3つのブレード32、3
3及び35により磁気テープ1に付着した埃や磁性粉を
除去するようにしたので、ブレードを2つ使用したクリ
ーニング装置よりも更に多くの磁気テープ1に付着して
いる埃や磁性粉等を除去することができ、また、先行す
るブレード32及び中間位置のブレード33によって除
去しきれなかった埃や磁性粉を後行する位置のブレード
35によって除去することができ、再生時の磁気テープ
1の走行方向と逆の方向に磁気テープ1を走行させたと
きにおいても、その方向において先行するブレード33
や35から脱落し、再び磁気テープ1に付着した埃や磁
性粉を後行するブレード32によって掻き取ることがで
き、これによってヘッドクロッグの発生や再生時のドロ
ップアウトを防止し、要求の高いエラーレートに対して
も十分に対応することができる。
【0043】図4は図2に示したクリーニング装置とは
異なり、先行するブレード32の磁気テープ1に対する
角度よりも後行するブレード36の磁気テープ1に対す
る角度を大きく設定(例えばその傾斜面36bが磁気テ
ープ1に略直交するぐらいに設定)し、このように設定
した2つのブレード32及び36で磁気テープ1に付着
した埃や磁性粉を除去するようにした例を示している。
【0044】この図4に示すように、先行ブレードとし
てのブレード32の先端部分32a及び後行ブレードと
してのブレード36の先端部分36aを夫々磁気テープ
1の磁性面に押しつけるように配置する。ここで、各ブ
レード32及び36の材質を例えばサファイアやルビー
のように、硬度が高く、且つ、非磁性のものとする。
【0045】また、先行するブレード32の傾斜面32
b並びに後行するブレード36の傾斜面36bの角度を
夫々例えば30度〜70度に設定し、これらブレード3
2及び36の先端部分32a及び36aと磁気テープ1
とでおりなす角度を例えば5度〜30度とする。
【0046】このようにブレード32及び36を配置し
た磁気記録再生装置において、図中実線の矢印xで示す
方向に磁気テープ1が走行されると、先ず、先行する位
置のブレード32の先端部分32aによって磁気テープ
1に付着した埃や磁性粉が除去され、次に後行する位置
のブレード36の先端部分36aによって磁気テープ1
に付着した埃や磁性粉が除去される。ところで、上述し
たように、後行するブレード36の傾斜面36bの磁気
テープ1に対する角度は先行するブレード32のそれよ
りも大きく、略磁気テープ1に直交する角度、即ち、磁
気テープ1の走行方向に対して直交する角度となってい
る。
【0047】従って、磁気テープ1に付着している埃や
磁性粉は、ブレード36によって掻き取られるものの、
磁気テープ1の走行方向に略直交しているブレード36
の傾斜面36bによって磁気テープ1の走行による埃や
磁性粉の推進力が失われるので、ブレード36によって
掻き取られた埃や磁性粉はこのブレード36の傾斜面3
6bから略確実に落下し、このブレード36の傾斜面3
6bには殆ど保持されない。
【0048】一方、巻戻し等、図1において矢印zで示
す方向に磁気テープ1を走行させた場合に、もしブレー
ド36の傾斜面36bに埃や磁性粉が僅かに保持されて
いた場合、この僅かに保持されていた埃や磁性粉が再び
落ちて磁気テープ1に付着する可能性があるが、たとえ
再び磁気テープ1に付着しても再生時の磁気テープ1の
走行方向とは逆方向の走行時においては後行ブレードと
なるブレード32によって再度付着した埃や磁性粉を除
去することができる。
【0049】以上のように、この例においては、ブレー
ド32及び36を用い、先行するブレード32によって
磁気テープ1に付着した埃や磁性粉を掻き取るように
し、更に先行するブレード32で除去できなかって埃や
磁性粉を略磁気テープ1にその傾斜面36bが直交する
よう配置されたブレード36により磁気テープ1に付着
した埃や磁性粉を掻き取り、この掻き取った埃や磁性粉
を落とすようにしたので、ブレードを1つ使用したクリ
ーニング装置よりも更に多く磁気テープ1に付着してい
る埃や磁性粉等を除去することができ、また、先行する
ブレード32で除去しきれなかった埃や磁性粉を後行す
る位置のブレード36によって除去し、これを落下させ
ることができ、また、再生時の磁気テープ1の走行方向
と逆の方向に磁気テープ1を走行させたときにおいて
も、その方向において先行するブレード36から脱落
し、再び磁気テープ1に付着した埃や磁性粉を後行する
ブレード32によって掻き取ることができ、これによっ
てヘッドクロッグの発生や再生時のドロップアウトを防
止し、要求の高いエラーレートに対しても十分に対応す
ることができ、更に装置の信頼性を向上させることがで
きる。
【0050】図5は図1〜図4に示したクリーニング装
置とは異なり、図6及び図7の従来のクリーニング装置
で使用していたような形状のブレードを複数用いるよう
にした場合を示す。この図5に示すように、基台30に
例えばネジ止めによって部材31を取り付け、この部材
31の先端部分にブレード37を取り付け、このブレー
ド37の右側のへこみ部分にブレード38の左上部分を
噛み合わせ、更にブレード38の上部及び部材31間の
固定部材39により、ブレード38を固定する。ここ
で、各ブレードの材質としては、例えばサファイアやル
ビーのように硬度が高く、非磁性のものを用いるように
する。
【0051】また、この図5に示すように、先行ブレー
ドとしてのブレード37の先端部分37a、並びに後行
ブレードとしてのブレード38の先端部分38aを夫々
磁気テープ1の磁性面に押しつけるように配置する。こ
こで位置関係について説明する。
【0052】ブレード37の先端部分37a及びブレー
ド38の先端部分38a間の幅w8を例えば4.74m
mとし、ブレード37及び38の各先端部分37a及び
38aの突き出し量である幅w9を例えば1.02mm
とし、ブレード33の先端部分33a及びフル・イレー
ズ・ヘッド8の磁気テープ1に当接する中心を結んだ線
とこの線に並行にブレード32の先端部分32aから引
いた線との幅w10を例えば0.33mmとする。
【0053】また、フル・イレーズ・ヘッド8のラップ
角を例えば9.2058度とし、ブレード37及び38
の各底部に対するブレード37及び38の各先端部分3
7a及び38aの角度、即ち、ブレード37及び38の
各傾斜面37b及び38bの角度θ8を夫々30度〜6
0度とし、ブレード38の底部及びブレード37の先端
部分37aに当接している磁気テープ1から引いた補助
線間でおりなす角度θ9を例えば51.7146度と
し、更に、磁気テープ1及びブレード38の底部間でお
りなす角度を40.3262度とし、磁気テープ1及び
ブレード37の先端部分37aに当接している磁気テー
プ1から引いた補助線間でおりなす角度を11.388
4度とし、ブレード37及び38の各先端部分37a及
び38aに対して磁気テープ1の巻き付け角ともいえる
角度、即ち、各ブレード37及び38の各先端部分37
a及び38aを起点として夫々補助線を引き、この補助
線及び各ブレード37及び38aの各先端部分37a及
び38a間で夫々おりなす角度θ10を例えば4.3度
とする(図においてはブレード37について示す)。
【0054】以上のようにブレード37及び38を配置
した磁気記録再生装置において、図中実線の矢印xで示
す方向に磁気テープ1が走行されると、先ず、先行する
位置のブレード37の先端部分37aによって磁気テー
プ1に付着した埃や磁性粉が除去され、次に、後行する
位置のブレード38の先端部分38aによって磁気テー
プ1に付着した埃や磁性粉が除去される。
【0055】一方、巻戻し等、図1において矢印zで示
す方向に磁気テープ1を走行させた場合に、もしブレー
ド38の傾斜面38bに埃や磁性粉が保持されていた場
合、この保持されていた埃や磁性粉が再び落ちて磁気テ
ープ1に付着する可能性があるが、たとえ再び磁気テー
プ1に付着しても再生時の磁気テープ1の走行方向とは
逆方向の走行時においては後行ブレードとなるブレード
37によって再度付着した埃や磁性粉を除去することが
できる。
【0056】以上のように、この例においては、その傾
斜面37b及び38bが夫々同じ角度のブレード37及
び38を用い、2つのブレード37及び38により磁気
テープ1に付着した埃や磁性粉を除去するようにしたの
で、ブレードを1つだけ使用したクリーニング装置より
も多くの磁気テープ1に付着している埃や磁性粉等を除
去することができ、また、先行するブレード37によっ
て除去しきれなかった埃や磁性粉を除去することがで
き、これによって再生時のドロップアウトを防止し、要
求の高いエラーレートに対しても十分に対応することが
できる。また、再生時の磁気テープ1の走行方向と逆の
方向に磁気テープ1を走行させたときにおいても、その
方向において先行するブレード38から脱落し、再び磁
気テープ1に付着した埃や磁性粉を後行するブレード3
7によって掻き取ることができ、これによってヘッドク
ロッグの発生や再生時のドロップアウトを防止し、要求
の高いエラーレートに対しても十分に対応することがで
き、更に装置の信頼性を向上させることができる。ま
た、上述したブレード37及び38は先端部分37a及
び38aのみならず、これら先端部分37a及び38a
と反対側にも夫々先端部分が形成されているので、先端
部分37a及び38aが摩耗した場合には反対側の先端
部分を磁気テープ1に夫々当接するように取り付け直せ
ばこのブレード37及び38は片側だけを使用した場合
に比べて2倍の期間使用することができる。
【0057】図6は図1〜図5に示したクリーニング装
置とは異なり、図6及び図7の従来のクリーニング装置
で使用していたブレードの磁気テープ1に対する角度を
大きくした場合を示す。この図6に示すように、基台3
0に例えばネジ止めによって部材31を取り付け、この
部材31の先端部分にブレード40を取り付ける。
【0058】また、この図6に示すように、ブレード4
0の先端部分40aを磁気テープ1の磁性面に押しつけ
るように配置する。ここで、ブレード40の材質を例え
ばサファイアやルビーのように硬度が高く、且つ、非磁
性のものとする。
【0059】このようにブレード40を配置した磁気記
録再生装置において、図中実線の矢印xで示す方向に磁
気テープ1が走行されると、ブレード40の先端部分4
0aによって磁気テープ1に付着した埃や磁性粉が除去
される。ところで、上述したように、ブレード40の先
端部分40aはその斜面が磁気テープ1に対して略直交
するように配置されている。
【0060】従って、磁気テープ1に付着している埃や
磁性粉は、ブレード40によって掻き取られるものの、
磁気テープ1の走行方向に略直交しているブレード40
の先端部分40aによって磁気テープ1の走行による埃
や磁性粉の推進力が失われるので、ブレード40によっ
て掻き取られた埃や磁性粉はこのブレード40から略確
実に落下する。
【0061】以上のように、この例においては、その先
端部分の斜面が磁気テープ1に対して略直交するよう配
置したブレード40を用い、先ずブレード40によって
磁気テープ1に付着した埃や磁性粉を掻き取り、この掻
き取った埃や磁性粉を略確実に落下させるようにしたの
で、磁気テープ1に対する角度が小さいブレードを使用
したクリーニング装置よりも更に多く磁気テープ1に付
着している埃や磁性粉等を除去、これを落下させること
ができ、これによって再生時のドロップアウトを防止
し、要求の高いエラーレートに対しても十分に対応する
ことができると共に、装置の信頼性を向上させることが
できる。
【0062】また、上述したブレード40は先端部分4
0aのみならず、これら先端部分40aと反対側にも先
端部分が形成されているので、先端部分40aが摩耗し
た場合には反対側の先端部分を磁気テープ1に夫々当接
するように取り付け直せばこのブレード40は片側だけ
を使用した場合に比べて2倍の期間使用することができ
る。
【0063】尚、上述の各例においては、何れも複数の
ブレードの間にはテープ走行系を配置しないようにした
ので、走行系に埃や磁性粉を付着させることがなく、ま
た、磁気記録媒体から確実に埃や磁性粉を除去すること
ができる。更に、上述の例においては、最高3枚のブレ
ードを使用した場合について説明したが、コストを考え
なければ4枚、5枚としても良いし、更に複数のブレー
ドの角度を目的に応じて様々な角度としても良い。ま
た、上述した各クリーニング装置は例えばバキューム機
構のような複雑な機構とならないので、部品点数を少な
くでき、比較的低コストで実現でき、メンテナンスも容
易であり、更に、クリーニング効果の持続性を伸ばすこ
とができる。
【0064】また、上述の実施例は本発明の一例であ
り、本発明の要旨を逸脱しない範囲でその他様々な構成
が取り得ることは勿論である。
【0065】
【発明の効果】上述せる本発明によれば、磁気記録媒体
の走行経路に磁気記録媒体にその先端部分が接触するよ
う配置した複数のブレードで磁気記録媒体をクリーニン
グするようにしたので、磁気記録媒体に付着した埃や磁
性粉等を確実に除去し、これによってヘッドクロッグの
発生を防止し、再生時のドロップアウトを低減し、要求
の高いエラーレートに対しても対応することができる。
【0066】更に上述において本発明によれば、複数の
ブレードの内、先行するブレード及び後行するブレード
の磁気記録媒体に対する角度を夫々異なる角度に設定
し、この互いに異なる角度とした複数ブレードで磁気記
録媒体をクリーニングするようにしたので、上述の効果
に加え、例えば再生時と逆の方向に磁気記録媒体を走行
させた場合に、このとき先行するブレードから落ちた埃
や磁性粉を後行するブレードで確実に除去することがで
き、しかも、磁気記録媒体に対するブレードの角度を大
きくした場合においては、磁気記録媒体に付着した埃や
磁性粉を略確実に落下させることができ、これによって
ヘッドクロッグの発生を防止し、装置の信頼性を向上さ
せることができる。
【0067】更に上述において本発明によれば、複数の
ブレードの内、先行するブレードの磁気記録媒体に対す
る角度に比較して、後行するブレードの磁気記録媒体に
対する角度を大きく設定し、このように設定した複数の
ブレードで磁気記録媒体をクリーニングするようにした
ので、上述の効果に加え、再生時と逆の方向に磁気記録
媒体を走行させた場合に、このとき先行するブレードか
ら落ちた埃や磁性粉を後行するブレードで確実に除去す
ることができ、しかも、磁気記録媒体に対するブレード
の角度を大きくした場合においては、磁気記録媒体に付
着した埃や磁性粉を略確実に落下させることができ、こ
れによってヘッドクロッグの発生を防止し、装置の信頼
性を向上させることができる。
【0068】更に上述において本発明によれば、その間
には走行系を配置しないようにした複数のブレードで磁
気記録媒体をクリーニングするようにしたので、上述の
効果に加え、走行系に埃や磁性粉を付着させることがな
く、また、磁気記録媒体から確実に埃や磁性粉を除去す
ることができる。
【0069】更に上述において本発明によれば、保護す
べきヘッド素子よりも前に配置した複数のブレードで磁
気記録媒体をクリーニングするようにしたので、上述の
効果に加え、保護すべきヘッド素子のヘッドクロッグ発
生をより確実に防止することができ、これによって、更
に装置の信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明磁気記録再生装置のクリーニング装置の
一実施例を示す構成図である。
【図2】本発明磁気記録再生装置のクリーニング装置の
一実施例の要部の拡大図である。
【図3】本発明磁気記録再生装置のクリーニング装置の
一実施例の他の例の要部の拡大図である。
【図4】本発明磁気記録再生装置のクリーニング装置の
一実施例の他の例の要部の拡大図である。
【図5】本発明磁気記録再生装置のクリーニング装置の
一実施例の他の例の要部の拡大図である。
【図6】本発明磁気記録再生装置のクリーニング装置の
一実施例の他の例の要部の拡大図である。
【図7】従来の磁気記録再生装置のクリーニング装置の
例を示す構成図である。
【図8】従来の磁気記録再生装置のクリーニング装置の
例の一部の拡大図である。
【符号の説明】
1 磁気記録媒体 11 回転磁気ヘッド装置 32、33、35、36、37、38、40 ブレード
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年3月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】フル・イレーズ・ヘッド8のラップ角を1
0.791度とし、ブレード32の先端部分32a及び
ブレード33の先端部分33a間の幅w5を例えば4.
74mmとし、ブレード33の先端部分33aの突き出
し量である幅w6を例えば0.6mmとし、ブレード3
2の先端部分32aの突き出し量である幅w7を例えば
0.57mmとする。ブレード32の先端部分32aの
突き出し量である幅w7は、ブレード32がないと仮定
した場合に、ブレード33の先端部分33a及びフル・
イレーズ・ヘッド8の磁気テープ1に当接する部分間の
テープパスと、このテープパスに平行、且つ、ブレード
32の先端部分32aを通る線との距離である。また、
ブレード33の先端部分33aの突き出し量である幅w
6は、ブレード33がないと仮定した場合に、ブレード
32の先端部分32a及びガイド9間のテープパスと、
このテープパスに平行、且つ、ブレード33の先端部分
33aを通る線との距離である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】また、ブレード32及び33の各底部に対
するブレード32及び33の各先端部分32a及び33
aの角度、即ち、ブレード32及び33の各傾斜面32
b及び33bの角度θ5を夫々30度〜60度とし、ブ
レード33の底部及びブレード32の先端部分32aに
当接している磁気テープ1から引いた補助線間でおりな
す角度θ6を例えば18.4349度とし、更に、磁気
テープ1及びブレード33の底部間でおりなす角度9.
4349度(5度〜30度の範囲で設定可能である)と
し、磁気テープ1及びブレード32の先端部分32aに
当接している磁気テープ1から引いた補助線間でおりな
す角度を9度とする。また、ブレード32及び33の各
先端部分32a及び33aに対して磁気テープ1の巻き
付け角ともいえる角度、即ち、イレーズヘッド8の磁気
テープ1に当接する部分及びブレード32間のテープパ
スと、各ブレード32及び33の各先端部分32a及び
33aを通る線とでおりなす角度θ7を例えば10.3
度とする(図においてはブレード32について示す)。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気記録媒体の走行経路に磁気記録媒体
    にブレードの先端部分が接触するよう配置され、磁気記
    録媒体をクリーニングするようにした磁気記録再生装置
    のクリーニング装置において、 上記ブレードを複数設けたことを特徴とする磁気記録再
    生装置のクリーニング装置。
  2. 【請求項2】 上記複数のブレードの内、先行するブレ
    ード及び後行するブレードの上記磁気記録媒体に対する
    角度を夫々異なる角度としたことを特徴とする請求項1
    記載の磁気記録再生装置のクリーニング装置。
  3. 【請求項3】 上記複数のブレードの内、先行するブレ
    ードの上記磁気記録媒体に対する角度に比較して、後行
    するブレードの上記磁気記録媒体に対する角度を大きく
    設定したことを特徴とする請求項1記載の磁気記録再生
    装置のクリーニング装置。
  4. 【請求項4】 上記複数のブレードの間には走行系を配
    置しないようにしたことを特徴とする請求項1記載の磁
    気記録再生装置のクリーニング装置。
  5. 【請求項5】 上記複数のブレードを、保護すべきヘッ
    ド素子よりも前に配置するようにしたことを特徴とする
    請求項1記載の磁気記録再生装置のクリーニング装置。
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