JPH1196461A - 情報管理システム - Google Patents

情報管理システム

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JPH1196461A
JPH1196461A JP25056297A JP25056297A JPH1196461A JP H1196461 A JPH1196461 A JP H1196461A JP 25056297 A JP25056297 A JP 25056297A JP 25056297 A JP25056297 A JP 25056297A JP H1196461 A JPH1196461 A JP H1196461A
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JP
Japan
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information
management system
product
pos
sales
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Withdrawn
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JP25056297A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Kawashima
芳章 川島
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 百貨店に導入されている異種システムの情報
を利用して売れ筋商品の分析を行う。 【解決手段】この情報管理システムは、POSシステム
1と会員管理システム2とをプロトコル変換器4が接続
してなるものであり、会員管理サーバ20は、会員に付
与したプリペードカード番号をキーに、POSシステム
2が蓄積したプリペードカード利用情報をプロトコル変
換器4を介して取得し、自身の会員管理サーバ20に蓄
積されている会員情報とを対比させて会員の年齢、地
域、趣味毎に商品の売上分析を行う機能を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、百貨店、ホテル、
旅館などで利用される情報管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、大規模小売店、例えば百貨店など
では、会員管理システムおよびPOSシステムなどのさ
まざまシステムが導入されているものの、それぞれ個別
に利用されており情報の利用効率が悪く改善が望まれて
いる。
【0003】会員管理システムは、入会希望の申込用紙
に必要事項を記入した顧客がサービスカウンタで申し込
むと、オペレータがそこに設置された入力端末から申込
用紙の内容を入力し、以降、その顧客を百貨店の会員と
して登録し、会員が会員番号で商品を購入する都度、ま
たは所定時期における会費などの積み立て金額に応じて
会員にポイントを付与し管理するシステムである。
【0004】POSシステムは、百貨店内の各レジカウ
ンタに設置された複数のレジ端末で顧客が購入しようと
する商品に付されているバーコードをバーコードリーダ
などで読み取り、その情報をホストコンピュータに渡
し、ホストコンピュータにて複数の商品の売上金額を買
い物単位に集計処理および日毎管理するシステムであ
る。 これらのシステムは、それぞれの目的別に開発さ
れ、それぞれ独立したネットワークプロトコルに基づい
て構築されている。
【0005】したがって、従来は、百貨店において、シ
ステム毎に情報管理を行っており、それぞれのシステム
から得られる情報、例えば会員(顧客)に関する情報
(会員情報)、商品売り上げ情報などが有効に利用され
ているとは言いがたい。
【0006】一方、百貨店では、会員管理システムの会
員情報を利用して、会員が購入した商品の購入額に応じ
て付与したポイントがある程度蓄積されたり、所定時期
における会費などの積み立て金額に応じて会員に特典を
還元、例えばプリペードカードなどを発行している。こ
のプリペードカードは、カードに記録されている金額情
報の範囲内で店内の商品を購入可能なものである。
【0007】ところで、このプリペードカードは、正規
の利用者が落としそれを誰かが拾うことや盗難に合うこ
ともある。この場合、百貨店では、プリペードカードを
所持している人が何の規制もなく使用可能であり本来の
趣旨に反した使われ方をされることもある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来は、
大規模小売店において導入されている複数のシステムは
それぞれ目的別に運用されていたため、互いのシステム
で多くの情報が得られるにも拘らず、それらの情報が有
効に利用されていないという問題があった。
【0009】また、プリペードカードは、一旦発行して
しまうと、それが誰の手に渡ろうとも店内で利用可能で
あり、不正に入手したプリペードカードが使われてしま
うこともあるという問題があった。
【0010】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、異種システムがそれぞれ有する情報を
有効に利用することのできる情報管理システムを提供す
ることを目的としている。
【0011】また、本発明は会員に発行したプリペード
カードに利用規制をかけることのできる情報管理システ
ムを提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、請求項1記載の発明の情報管理システムは、顧
客を会員識別子で登録管理し、前記会員に会費入金額ま
たは商品売上額に応じて特典を付与する会員管理システ
ムと、予め商品に付した商品情報によって前記商品の売
上を集計管理するPOSシステムと、前記会員管理シス
テムと前記POSシステムとを、前記特典に付されてい
る情報または前記会員識別子に基づき連結させるシステ
ム連結手段とを具備したことを特徴としている。
【0013】この請求項1記載の発明の場合、特典に付
されている情報または前記会員識別子に基づき会員管理
システムとPOSシステムとが連結されるので、異種シ
ステムがそれぞれ有する情報を利用してさまざまな情報
分析を行うことができる。
【0014】すなわち、百貨店の会員管理システムが蓄
積している会員に関する情報と、POSシステムが蓄積
している商品売り上げ情報とを連結したことにより得ら
れる詳細な顧客嗜好調査情報や売れ筋商品の分析などを
行うことが可能になる。
【0015】請求項2記載の発明の情報管理システム
は、顧客を会員識別子で登録管理し、前記会員が商品を
購入した額または会費の入金額に応じて前記会員に特典
を付与する会員管理システムと、前記会員に付与された
特典の情報を読み取る読取装置と、予め商品に付した商
品情報を入力する売上計上端末とを有し、前記売上計上
端末から入力された商品情報と前記読取装置により読み
取られた特典の情報とに基づき前記商品の売上を集計管
理するPOSシステムと、前記会員管理システムと前記
POSシステムとを、前記特典に付されている識別子ま
たは前記会員識別子に基づき連結させるシステム連結手
段と、前記システム連結手段により連結されたシステム
間で通信し、前記特典についての使用の可否を判定する
手段とを具備したことを特徴としている。
【0016】この請求項2記載の発明の場合、POSシ
ステムにおいて売上計上端末から入力された商品情報と
読取装置により読み取られた特典の情報とに基づき商品
の売上を集計管理する際に、特典に付されている識別子
または前記会員識別子に基づき会員管理システムとPO
Sシステムとがシステム連結手段により連結され、連結
されたシステム間で通信し、特典についての使用の可否
を判定する。
【0017】すなわち、会員管理システムで顧客に発行
したプリペードカードを顧客が紛失してしまった場合
に、プリペードカードが利用されるごとに、POSシス
テムから会員管理システムに問い合わせがあり、その都
度、プリペードカードの利用可否の応答をPOSシステ
ムへ通知するので、POSシステムのPOSレジスタで
使えなくすることができ、防犯などに役立てることがで
きる。
【0018】請求項3記載の発明の情報管理システム
は、顧客を会員識別子で登録管理する会員管理システム
と、前記顧客が宿泊を予約するとき、または宿泊の代金
を払うときに得られる顧客情報を管理する宿泊管理シス
テムと、前記会員管理システムと前記宿泊管理システム
とを前記会員識別子と顧客情報に基づき連結させるシス
テム連結手段とを具備したことを特徴としている。
【0019】請求項3記載の発明の場合、会員識別子と
顧客情報に基づき会員管理システムと宿泊管理システム
とが連結されるので、異種システムがそれぞれ有する情
報を利用してさまざまな情報分析を行うことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
【0021】図1は本発明に係る第1実施形態の情報管
理システムの構成を示す図である。同図において、1は
POSシステムであり、2は会員管理システムである。
POSシステム1は会員管理システム2側のネットワー
ク3とシステム連結手段としてのプロトコル変換器4を
介して接続されている。プロトコル変換器4は例えばゲ
ートウェイなどであり、POSシステム1の通信プロト
コルであるJCA手順やLAP(リンクアクセス手順)
などを会員管理システム2のプロトコルであるTCP/
IPに変換し、互いのシステム間を連結するものであ
る。
【0022】POSシステム1はプロトコル変換器4に
接続されたPOSサーバ5とこのPOSサーバ5と閉域
網、例えばLANなどによって接続された複数のPOS
レジスタ10とこのPOSレジスタ10に接続されたバ
ーコードリーダ6およびカードリーダ9とからなる。P
OSレジスタ10は百貨店の会計カウンタなどに設置さ
れており、キー操作部7と表示部8とを有している。バ
ーコードリーダ6は予めシステムに登録した商品に付さ
れているバーコードを読み取るものである。カードリー
ダ9は会員が百貨店から受け取った特典、例えばプリペ
ードカードなどに磁気的に記録されている情報(会員番
号、使用可能度数等)を読み取り、使用度数分減額する
ものである。POSサーバ5はプロトコル変換器4を介
した他のシステムとの通信機能を有している。この他、
特典としては、ギフトカードやポイントなどを言う。
【0023】会員管理システム2は会員管理サーバ20
とこの会員管理サーバ20とLAN等を介して接続され
た入力端末21とからなる。入力端末21は会員情報を
入力する例えばOCR、キーボード、カードリーダ、プ
リンタなどの入出力装置22と、この入出力装置22の
キーボードから入力された会員申込データを基に会員登
録処理する機能と、会員管理サーバ20とデータの授受
を行う通信機能と各装置の制御機能とを有する処理装置
23と、この処理装置23によって処理される内容を表
示するモニタ24と、会員登録された顧客に対して会員
カードやプリペードカード等を発行するカード発行機2
5などからなる。OCRは会員申込書の所定記入欄を読
み取る光学式画像読取装置である。カードリーダは会員
カードを読み取るものである。処理装置23はOCRか
ら得られた画像データとキーボードから入力された登録
事項のデータとを会員管理サーバ20へ送信すると共
に、会員管理サーバ20から転送されてきた登録データ
を受信しカード発行機25に受け渡しカード発行を制御
する機能を有している。この入力端末21は百貨店のサ
ービスカウンタなどに設置されている。
【0024】POSサーバ5の情報蓄積部、例えばハー
ドディスクなどには、図2に示すように、商品に関する
詳細情報(商品コード、商品価格、仕入れ先等)を蓄積
する商品マスタテーブル31、どの商品が何個、どのプ
リペードカードを使って売り上げたかというプリペード
カード使用情報(プリペードカード番号、会員番号、発
行日等)を蓄積したカード使用情報テーブル32等が設
けられている。
【0025】会員管理サーバ20の情報蓄積部、例えば
ハードディスクなどには、図3に示すように、会員情報
(会員番号、会員の氏名、住所、年齢、性別、趣味、家
族、入会日、その他、職業、電話番号等)を蓄積した会
員情報テーブル33、会員に提供したプリペードカード
の情報(プリペードカード番号、会員番号、発券日、使
用可・否情報等)を記憶したカード情報テーブル34等
が設けられている。
【0026】この他、会員管理サーバ20はプロトコル
変換器4を介した他のシステムとの通信機能と、この通
信機能によってPOSシステム2側から得られた商品の
売上結果情報と自身に蓄積されている会員の詳細情報と
を関連させて数値的に分析する機能を有している。
【0027】以下、図4〜図7を参照してこの第1実施
形態の情報管理システムの動作を説明する。
【0028】この情報管理システムの場合、百貨店内の
サービスカウンタにおいて、顧客が氏名、年齢、趣味、
職業、住所、電話番号、家族構成、印鑑等の欄に所定事
項を記入した入会申込書を提出し百貨店の例えば友の会
などの会員として入会するとき、オペレータによって顧
客の詳細情報(住所、氏名、年齢、趣味、家族構成等)
が入力端末21から入力される。また入会申込書はOC
Rで読み取られ、必要な記入欄(名前のサインや印鑑
等)の画像データが切り出される。すると、その詳細情
報および画像データは入力端末2より会員管理サーバ2
0に転送される。会員管理サーバ2では、自身のハード
ディスクの内容と比較して既に会員登録されているか否
かを判定する。この判定結果、会員登録されておらず新
規入会の場合、顧客に対して新規会員として会員識別子
としての会員番号を付与し、顧客の詳細情報および画像
データに対応させて自身のハードディスクに会員登録す
る(図4のf1)。なお既に会員登録されている顧客に
対しては、その詳細情報のいずれか一つでも変更があれ
ば、ハードディスクの内容を更新する。その登録結果
(登録データ、会員番号等)または更新結果は入力端末
2に返信されてモニタ24に表示される。続いて、会員
として登録された顧客に会員カードを発行するために、
キーボードからカード発行を指示すると、処理装置23
によりカード発行機25が制御され、カード発行機25
から会員カードが発行される。
【0029】一方、既に入会済みの会員がサービスカウ
ンタに訪れて毎月の入金をするときに、会員カードを提
出すると、オペレータが、その会員カードをカードリー
ダで読み取らせるか、あるいはキーボードから会員番号
を入力する。
【0030】すると、会員管理サーバ20から会員の詳
細情報が転送されてきて、モニタ24に表示される。そ
して、会員から預かった入金額を入金データとして入力
すると、会員管理サーバ20の会員の入金データが更新
される。つまり会員入金情報の登録が行われる(f
2)。
【0031】ここで、会員管理サーバ20において所定
時期において予め設定された会費と、入金データの更新
額とを比較して、その時点における入金額または会費の
満額振り込みを確認すると、会員管理サーバ20は、会
員にプリペードカード番号を付与し、付与したプリペー
ドカード番号と会員番号とを対応させて自身のハードデ
ィスクに登録する(f3)。
【0032】またこのプリペードカード番号は、ネット
ワーク3を介して入力端末21に通知され、入力端末2
1のカード発行機によってプリペードカードが発行され
る。このプリペードカードは会員の特典として郵送など
で会員に届けられる。
【0033】なお、このときに所定時期において、会費
支払いが満額に達している場合には、発行するプリぺー
ドカードのポイントを上乗せする特典を付けても良い。
【0034】一方、図5に示すように、百貨店の通常の
商品売り場において、顧客が購入する商品を会計カウン
タに持ち込むと、店員がPOSレジスタ10に接続され
ているバーコードリーダ6で商品に付されているバーコ
ードを読み取らせる。
【0035】すると、バーコードリーダ6によって読み
取られたバーコードに対応する商品コード(商品名)が
POSサーバ5に転送される。
【0036】POSサーバ5では、転送されてきた商品
コードを基に商品マスタテーブル31を検索し、商品に
ついての商品情報(単価等)が取り出されてPOSレジ
スタ10の表示部8に表示される。またこの商品情報は
POSサーバ5において、商品毎の販売数として計上さ
れ、ハードディスク内に商品の売上情報が登録される
(f4)。
【0037】ここで、顧客が商品の代金の支払いを会員
カードで行うには(f5)、POSシステム1のカード
リーダ9にて会員カードから会員番号を読み取り、会員
番号を付加して購入金額を売上情報としてPOSシステ
ム1に登録する(f6)。
【0038】POSシステム1のPOSサーバ5は、会
員番号を付された登録されている売上情報については、
プロトコル変換器4を介して会員管理システム2の会員
管理サーバ20に転送し、会員管理サーバ20にて会員
毎に購入金額を蓄積する。
【0039】そして、例えば一か月単位の合計金額を確
認し(f7)、合計金額に応じてポイントを付けて、こ
のポイントに応じてプリぺードガードを、ある所定の期
間毎に会員に対し発行する(f8)。
【0040】一方、顧客が商品の代金の支払いを、百貨
店から受け取ったプリペードカードで行う場合、プリペ
ードカードを店員に渡し、カードリーダ9にてプリペー
ドカードを読み取ると、カードリーダ9によって読み取
られたプリペードカードの情報、例えばプリペードカー
ド番号、残度数等がPOSサーバ5に転送される。
【0041】POSサーバ5では、プリペードカードの
情報が転送されてくると、プロトコル変換器4を介して
会員管理システム2側へアクセスし、会員管理サーバ2
0に問い合わせを行い、プリペードカードが使用可能か
否かを確認する(f9)。
【0042】会員管理サーバ20では、カード情報テー
ブル34の該当プリペードカード番号の使用可・否の欄
をチェックし、そのプリペードカードが使用可能か使用
不能かの情報を取得し、問い合わせに対する回答をプロ
トコル変換器4を介してPOSシステム1のPOSサー
バ5へ返信する。なお、この場合、プロトコル変換器4
では、TCP/IPとJCA手順またはTCP/IPと
LAPとの間の通信手順の変換を行う。
【0043】POSサーバ5では、返信されてきた応答
によりプリペードカードが使用可能であれば、プリペー
ドカードの情報と既に得られている商品情報とを基に、
プリぺードカードの残度数を減額してPOSレジスタ1
0へ転送すると共に、プリペードカード番号と商品情報
とを対応付けてカード使用情報テーブル32に記憶す
る。減額された残度数の情報は、POSレジスタ10に
接続されているカードリーダ9によりプリペードカード
に書き込まれて会員に戻される。
【0044】なお、プリペードカードが使用不能であれ
ば、POSレジスタ10へその旨を通知する。プリぺー
ドカードが使用不能となる条件とは、会員管理システム
2側に例えば会員から脱会通知があったときやプリぺー
ドカードの紛失届があったときである。
【0045】このようにして会員は商品をプリぺードカ
ードで購入することができる。
【0046】上記以外のシステム連動動作として、会員
管理システム2側で行う商品の売上分析処理がある。
【0047】この場合、図6に示すように、会員管理シ
ステム2の入力端末21において、POSシステム1に
対するアクセス操作を行うと、会員管理システム2とP
OSシステム1とがプロトコル変換器4によって連結さ
れる(f10)。
【0048】会員管理システム2側には、会員管理サー
バ20の会員情報テーブル33に会員の詳細情報(住
所、氏名、年齢、趣味、家族構成等)が蓄積され、会員
に渡したプリペードカードの情報がカード情報テーブル
34に蓄積されており、またPOSシステム1側には、
POSサーバ5のカード使用情報テーブル32に顧客が
どのプリペードカードを使用してどの商品をいつどこで
購入したかなどの情報が蓄積されている。
【0049】したがって、会員管理システム2の入力端
末21からプリペードカード番号をキーにPOSシステ
ム1のPOSサーバ5へアクセスし、POSサーバ5が
持つカード使用情報テーブル32の情報を取得し、この
情報に会員管理サーバ20自体に蓄積されているカード
情報テーブル34の情報を対応させることにより、どの
会員がどのような商品を購入したかなどの詳細な売上分
析を行うことができる(f11)。この売上分析した結
果を図7に示す。この図7では、地域ごとの商品売上票
41、年齢層ごとの商品売上票42、趣味ごとの商品売
上票43等、それぞれのジャンルに別けて帳票を作成す
ることができる(f12)。
【0050】これらの情報にさらに会員情報テーブル3
3の情報を加えると、住所、年齢、性別、趣味、家族構
成毎の商品購入状況の統計を取ることができる。
【0051】これにより、住所、年齢、性別、趣味、家
族構成毎に売れ筋の商品を分析でき、売上向上の戦略を
考える一つの材料を得ることができる。
【0052】このようにこの第1実施形態の情報管理シ
ステムによれば、プロトコル変換器4によって異種シス
テム、例えば会員管理システム2とPOSシステム1と
の接続を行い、会員管理システム2側の入力端末21か
ら、プリぺードカード番号をキーにPOSシステム1側
のPOSサーバ5とアクセスし、カード使用情報テーブ
ル32の情報を取得して会員管理システム2側の会員情
報テーブル33と対比させて集計および分析することに
より、住所、年齢、趣味、家族構成毎にそのときの売れ
筋の商品を分析でき、売上向上の戦略を考える材料の一
つとすることができる。また、住所、年齢、性別、趣
味、家族構成毎に商品購入状況の統計を取った結果を踏
まえて店舗の商品の陳列などをそれぞれの顧客の動向に
適した状態に配置することにより、商品の売上向上を図
ることができる。
【0053】次に、図8〜図10を参照して本発明に係
る第2実施形態の情報管理システムについて説明する。
図8は本発明に係る第2実施形態の情報管理システムの
構成を示す図、図9はこの第2実施形態の情報管理シス
テムのテーブルを示す図、図10はこの第2実施形態の
情報管理システムの動作を説明するための図である。図
8に示すように、この第2実施形態の情報管理システム
は、上記第1実施形態の構成のプロトコル変換器4に、
さらにホテル予約システム50を接続して構成し、この
ホテル予約システム50とPOSシステム1および会員
管理システム2との連動を行うものである。
【0054】ホテル予約システム50は予約情報サーバ
51とこの予約情報サーバ51に閉域網、例えばLAN
などを介して接続された予約端末52とからなる。予約
端末52は予約データを入力する例えばキーボードなど
の入力装置53と、この入力装置53から入力された予
約データを基に予約処理する機能と予約情報サーバ51
とデータの授受を行う通信機能を有する処理装置54
と、この処理装置54によって処理される内容を表示す
るモニタ55と、予約データをプリントアウトするプリ
ンタ56などを備えている。
【0055】図9に示すように、予約情報サーバ51の
情報蓄積部、例えばハードディスクなどには、宿泊施設
に関する詳細情報(ホテルコード、所在地、電話番号、
予約受付期間、料理コース、部屋情報等)を蓄積するホ
テルマスタテーブル61、宿泊予約に関する詳細情報
(プリぺードカード番号、使用日、予約ホテルコード、
日程、予約人数、部屋番号、料理コース等)を蓄積した
ホテル予約状況テーブル62等が設けられている。この
他、予約情報サーバ51はプロトコル変換器4を介した
他のシステムとの通信機能も有している。プロトコル変
換器4はホテル予約システム50の通信プロトコルであ
るX.25を会員管理システム2の通信プロトコルであ
るTCP/IPやPOSシステムの通信プロトコルであ
るJCA手順やLOPなどに変換するものである。
【0056】以下、この第2実施形態の情報管理システ
ムの動作を説明する。
【0057】この第2実施形態の情報管理システムの場
合、百貨店において会員として登録されている顧客が、
系列のホテルを利用している状況を調査したい場合、会
員管理システム2の入力端末21のキーボードを操作
し、ホテル予約システム50との連動を指示すると、そ
の指示により、入力端末21から会員管理サーバ20に
アクセス要求が送信され、会員管理サーバ20がプロト
コル変換器4に接続要求を発行し、プロトコル変換器4
がプロトコル変換を行った上で互いのシステム間を接続
する。これにより、会員管理システム2の入力端末21
から会員管理サーバ20およびプロトコル変換器4を介
してホテル予約システム50の予約情報サーバ51にア
クセスが可能になる。
【0058】ここで、入力端末21からある顧客の会員
番号をキーに会員管理サーバ20からプリペードカード
番号を取得し、このプリペードカード番号をキーにホテ
ル予約状況テーブル62の情報を取得し、会員情報テー
ブル33の会員情報と対比させることにより、会員管理
サーバ20で百貨店のどういった会員がどのホテルをど
のように使用しているかといったホテル利用状況を分析
することができる。
【0059】この分析結果を図10に示す。この図10
に示すように、年齢層ごとのホテル利用状況71、年齢
層ごとの料理嗜好72、趣味ごとのホテル利用状況73
等、それぞれのジャンルに別けて帳票を作成することが
できる。
【0060】この第2実施形態の情報管理システムによ
れば、会員管理システム2の入力端末21から、プリペ
ードカード番号に基づいて、ホテル予約システム50の
予約情報サーバ51にアクセスし、ホテル予約状況テー
ブル62の情報を取得して分析することにより、百貨店
のどのような年齢の会員がどのような地域のホテルを利
用したか、あるいはどの年代の人がどのような料理を好
むかなどの分析や、その会員がホテルを利用した代金に
応じたポイントを会員に還元することができる。さらに
住所、年齢、性別、趣味、家族構成毎にホテルの利用状
況の統計を取ることにより、住所、年齢、性別、趣味、
家族構成毎に売れ筋のホテルサービスを分析でき、ホテ
ル経営戦略を考える一つの材料とすることができる。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように請求項1、3記載の
発明によれば、異種システムがシステム連結手段によっ
て連結されるので、異種システムがそれぞれ有する情報
を有効に利用することができる。
【0062】また請求項2記載の発明によれば、システ
ム連結手段によって連結されたシステム間で通信し会員
に発行した特典の利用可否を判定するので、例えばプリ
ペードカードなどの特典に利用規制をかけることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施形態の情報管理システム
の構成を示す図である。
【図2】この第1実施形態の情報管理システムにおいて
POSシステムのPOSサーバのテーブルを示す図であ
る。
【図3】この第1実施形態の情報管理システムにおいて
会員管理システムの会員管理サーバのテーブルを示す図
である。
【図4】この第1実施形態の情報管理システムにおいて
会員管理システムの動作を説明するための図。
【図5】この第1実施形態の情報管理システムにおいて
POSシステムの動作を説明するための図。
【図6】この第1実施形態の情報管理システムにおいて
システム連結による情報分析動作を説明するための図。
【図7】情報分析結果を示す図。
【図8】本発明に係る第2実施形態の情報管理システム
の構成を示す図である。
【図9】この第2実施形態の情報管理システムにおいて
ホテル・旅館予約システムの予約情報サーバのテーブル
を示す図である。
【図10】この第2実施形態の情報管理システムの動作
を説明するための図。
【符号の説明】
1…POSシステム、2…会員管理システム、3…ネッ
トワーク、4…プロトコル変換器、5…POSサーバ、
6…バーコードリーダ、7…キー操作部、8…表示部、
9…カードリーダ、10…POSレジスタ、20…会員
管理サーバ、21…入力端末、22…入出力装置、23
…処理装置、24…モニタ、25…カード発行機、51
…予約情報サーバ、52…予約端末、53…入力装置、
54…処理装置、55…モニタ、56…プリンタ、61
…ホテルマスタテーブル、62…予約状況テーブル。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顧客を会員識別子で登録管理し、前記会
    員に会費入金額または商品売上額に応じて特典を付与す
    る会員管理システムと、 予め商品に付した商品情報によって前記商品の売上を集
    計管理するPOSシステムと、 前記会員管理システムと前記POSシステムとを、前記
    特典に付されている情報または前記会員識別子に基づき
    連結させるシステム連結手段とを具備したことを特徴と
    する情報管理システム。
  2. 【請求項2】 顧客を会員識別子で登録管理し、前記会
    員が商品を購入した額または会費の入金額に応じて前記
    会員に特典を付与する会員管理システムと、 前記会員に付与された特典の情報を読み取る読取装置
    と、予め商品に付した商品情報を入力する売上計上端末
    とを有し、前記売上計上端末から入力された商品情報と
    前記読取装置により読み取られた特典の情報とに基づき
    前記商品の売上を集計管理するPOSシステムと、 前記会員管理システムと前記POSシステムとを、前記
    特典に付されている識別子または前記会員識別子に基づ
    き連結させるシステム連結手段と、 前記システム連結手段により連結されたシステム間で通
    信し、前記特典についての使用の可否を判定する手段と
    を具備したことを特徴とする情報管理システム。
  3. 【請求項3】 顧客を会員識別子で登録管理する会員管
    理システムと、 前記顧客が宿泊を予約するとき、または宿泊の代金を払
    うときに得られる顧客情報を管理する宿泊管理システム
    と、 前記会員管理システムと前記宿泊管理システムとを前記
    会員識別子と顧客情報に基づき連結させるシステム連結
    手段とを具備したことを特徴とする情報管理システム。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000305991A (ja) * 1999-04-22 2000-11-02 Dainippon Printing Co Ltd 試着ポイントシステム
JP2001351046A (ja) * 2000-06-09 2001-12-21 Seven Eleven Japan Co Ltd 販売時に本人性確認及び与信審査が必要な商品を販売するためのオンラインシステム及び購入申込用端末装置
JP2002099818A (ja) * 2000-09-25 2002-04-05 Kokusai Kogyo Co Ltd 携帯端末を利用した会員認証取引管理システム
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