JPH1196459A - 商品販売登録装置 - Google Patents
商品販売登録装置Info
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- JPH1196459A JPH1196459A JP25837197A JP25837197A JPH1196459A JP H1196459 A JPH1196459 A JP H1196459A JP 25837197 A JP25837197 A JP 25837197A JP 25837197 A JP25837197 A JP 25837197A JP H1196459 A JPH1196459 A JP H1196459A
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- transaction
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 各種合計器ファイルの中で重要な合計器ファ
イルを選択しそのデータをバックアップするようにし
て、締め処理に要する時間を短縮する。 【解決手段】 各種合計器ファイル毎にバックアップが
必要か否かを設定する情報を予め記憶するバックアップ
対象設定テーブルを設ける。各種合計器ファイルに各商
品の売上データを集計したタイミングでバックアップ対
象設定テーブルを参照してバックアップが必要と設定さ
れた合計器ファイルの有無を判別し、バックアップが必
要と設定された合計器ファイル有りを判定するとその合
計器ファイルのデータをバックアップ用記憶部でバック
アップする。
イルを選択しそのデータをバックアップするようにし
て、締め処理に要する時間を短縮する。 【解決手段】 各種合計器ファイル毎にバックアップが
必要か否かを設定する情報を予め記憶するバックアップ
対象設定テーブルを設ける。各種合計器ファイルに各商
品の売上データを集計したタイミングでバックアップ対
象設定テーブルを参照してバックアップが必要と設定さ
れた合計器ファイルの有無を判別し、バックアップが必
要と設定された合計器ファイル有りを判定するとその合
計器ファイルのデータをバックアップ用記憶部でバック
アップする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子式キャッシュ
レジスタ,POS(Point Of Sales)ターミナル,電子
式料金秤などの商品販売登録装置であって、特に、販売
登録された各商品の売上データを集計するための取引別
合計器,部門別合計器などの各種合計器ファイルのデー
タをバックアップする機能を備えた商品販売登録装置に
関する。
レジスタ,POS(Point Of Sales)ターミナル,電子
式料金秤などの商品販売登録装置であって、特に、販売
登録された各商品の売上データを集計するための取引別
合計器,部門別合計器などの各種合計器ファイルのデー
タをバックアップする機能を備えた商品販売登録装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の各種合計器ファイルのデータをバ
ックアップする機能を備えた電子式キャッシュレジス
タ,POSターミナルなどの商品販売登録装置として
は、例えば特開平4−17095号公報記載のものが知
られている。同公報のものは、各種合計器ファイルが形
成されるRAM(Random Access Memoly)などの内蔵メ
モリとは別に不揮発性の記憶装置であるメモリカードを
着脱自在に設け、このメモリカードに各種合計器ファイ
ルにそれぞれ対応したバックアップ用ファイルを設け
る。そして、1取引の商品登録終了を宣言する締めキー
の入力に応じて、その取引で登録された各商品の売上デ
ータを内蔵メモリの各種合計器ファイルとメモリカード
のバックアップ用ファイルとにそれぞれ同様に集計処理
することによって、内蔵メモリの各種合計器ファイルの
データをメモリカードのバックアップ用ファイルでバッ
クアップするようにしたものである。
ックアップする機能を備えた電子式キャッシュレジス
タ,POSターミナルなどの商品販売登録装置として
は、例えば特開平4−17095号公報記載のものが知
られている。同公報のものは、各種合計器ファイルが形
成されるRAM(Random Access Memoly)などの内蔵メ
モリとは別に不揮発性の記憶装置であるメモリカードを
着脱自在に設け、このメモリカードに各種合計器ファイ
ルにそれぞれ対応したバックアップ用ファイルを設け
る。そして、1取引の商品登録終了を宣言する締めキー
の入力に応じて、その取引で登録された各商品の売上デ
ータを内蔵メモリの各種合計器ファイルとメモリカード
のバックアップ用ファイルとにそれぞれ同様に集計処理
することによって、内蔵メモリの各種合計器ファイルの
データをメモリカードのバックアップ用ファイルでバッ
クアップするようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種の商品販売登録装置においては、1取引の商品登
録が終了し締めキーが入力される毎に全ての合計器ファ
イルのデータを対象にバックアップしていたので、締め
処理に長い時間を要するという問題があった。特に最近
では、種々の項目別の売上集計結果が得られるように合
計器ファイルの種類が多様化しており、それだけバック
アップ処理に時間がかかり、締め処理に要する時間がよ
り長くなる傾向にあった。このように締め処理に要する
時間が長くなると、次の取引の商品登録開始も遅れ、ひ
いてはいわゆるレジ待ち時間が長くなり、客が不満を抱
き、店のイメージを損ねてしまうおそれがある。
この種の商品販売登録装置においては、1取引の商品登
録が終了し締めキーが入力される毎に全ての合計器ファ
イルのデータを対象にバックアップしていたので、締め
処理に長い時間を要するという問題があった。特に最近
では、種々の項目別の売上集計結果が得られるように合
計器ファイルの種類が多様化しており、それだけバック
アップ処理に時間がかかり、締め処理に要する時間がよ
り長くなる傾向にあった。このように締め処理に要する
時間が長くなると、次の取引の商品登録開始も遅れ、ひ
いてはいわゆるレジ待ち時間が長くなり、客が不満を抱
き、店のイメージを損ねてしまうおそれがある。
【0004】そこで本発明は、各種合計器ファイルの中
で重要な合計器ファイルのデータのみ選択的にバックア
ップするようにして、締め処理に要する時間の短縮を図
ることができる商品販売登録装置を提供しようとするも
のである。
で重要な合計器ファイルのデータのみ選択的にバックア
ップするようにして、締め処理に要する時間の短縮を図
ることができる商品販売登録装置を提供しようとするも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、販売登録商品
の売上データを取引別合計器,部門別合計器などの各種
合計器ファイルにそれぞれ集計処理する商品販売登録装
置において、各種合計器ファイルを形成する記憶部とは
別に不揮発性のバックアップ用記憶部を設けるととも
に、各種合計器ファイル毎にバックアップが必要か否か
を設定する情報を予め記憶するバックアップ対象設定テ
ーブルを設け、各種合計器ファイルに各商品の売上デー
タを集計したタイミングでバックアップ対象設定テーブ
ルを参照してバックアップが必要と設定された合計器フ
ァイルの有無を判別し、バックアップが必要と設定され
た合計器ファイル有りを判定するとその合計器ファイル
のデータをバックアップ用記憶部でバックアップするよ
うにしたものである。
の売上データを取引別合計器,部門別合計器などの各種
合計器ファイルにそれぞれ集計処理する商品販売登録装
置において、各種合計器ファイルを形成する記憶部とは
別に不揮発性のバックアップ用記憶部を設けるととも
に、各種合計器ファイル毎にバックアップが必要か否か
を設定する情報を予め記憶するバックアップ対象設定テ
ーブルを設け、各種合計器ファイルに各商品の売上デー
タを集計したタイミングでバックアップ対象設定テーブ
ルを参照してバックアップが必要と設定された合計器フ
ァイルの有無を判別し、バックアップが必要と設定され
た合計器ファイル有りを判定するとその合計器ファイル
のデータをバックアップ用記憶部でバックアップするよ
うにしたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態とし
てPOSターミナルに本発明を適用した場合について図
面を用いて説明する。図1は本実施の形態におけるPO
Sターミナルの要部構成を示すブロック図であって、こ
のPOSターミナルは、制御部本体としてCPU(Cent
ral Processing Unit )1を搭載している。また、内蔵
メモリとしてプログラムなどの固定的データを記憶する
ROM(Read Only Memoly)2と、入力データや演算処
理データなどの可変的データを記憶するRAM(Random
Access Memoly)3とを搭載している。また、補助記憶
装置としてハードディスク4に対するデータの読込み及
び書込みを行うHDD(Hard Disc Drive )装置5と、
フロッピーディスクに対するデータの読込み及び書込み
を行うFDD(Floppy Disk Drive )装置6とを備え、
HDD装置5をHDDコントローラ7に接続し、FDD
装置6をFDDコントローラ8に接続している。HDD
コントローラ7はCPU1からの指令によりHDD装置
5の駆動を制御するものであり、FDDコントローラ8
はCPU1からの指令によりFDD装置6の駆動を制御
するものである。
てPOSターミナルに本発明を適用した場合について図
面を用いて説明する。図1は本実施の形態におけるPO
Sターミナルの要部構成を示すブロック図であって、こ
のPOSターミナルは、制御部本体としてCPU(Cent
ral Processing Unit )1を搭載している。また、内蔵
メモリとしてプログラムなどの固定的データを記憶する
ROM(Read Only Memoly)2と、入力データや演算処
理データなどの可変的データを記憶するRAM(Random
Access Memoly)3とを搭載している。また、補助記憶
装置としてハードディスク4に対するデータの読込み及
び書込みを行うHDD(Hard Disc Drive )装置5と、
フロッピーディスクに対するデータの読込み及び書込み
を行うFDD(Floppy Disk Drive )装置6とを備え、
HDD装置5をHDDコントローラ7に接続し、FDD
装置6をFDDコントローラ8に接続している。HDD
コントローラ7はCPU1からの指令によりHDD装置
5の駆動を制御するものであり、FDDコントローラ8
はCPU1からの指令によりFDD装置6の駆動を制御
するものである。
【0007】また、このPOSターミナルは、通信回線
で接続された上位のホスト装置との間で行われるデータ
通信を制御する通信インタフェース9や、モードスイッ
チ10からの信号入力機能及びドロワ11への開放信号
出力機能を有するI/Oポート12の他、キーボード1
3からのキー信号を取込むキーボードコントローラ1
4、スキャナ15で読取ったバーコードなどのコードデ
ータを取込むスキャナコントローラ16、レシート印字
及びジャーナル印字を行うプリンタ17の駆動を制御す
るプリンタコントローラ18、CRTディスプレイ等の
表示器19の画面表示を制御する表示器コントローラ2
0などの各種入出力機器コントローラを搭載している。
そして、前記CPU1と、ROM2,RAM3,HDD
コントローラ7,FDDコントローラ8,通信インタフ
ェース9,I/Oポート12及び各種入出力機器コント
ローラ14,16,18,20とを、アドレスバス,デ
ータバスなどのバスライン21で接続している。
で接続された上位のホスト装置との間で行われるデータ
通信を制御する通信インタフェース9や、モードスイッ
チ10からの信号入力機能及びドロワ11への開放信号
出力機能を有するI/Oポート12の他、キーボード1
3からのキー信号を取込むキーボードコントローラ1
4、スキャナ15で読取ったバーコードなどのコードデ
ータを取込むスキャナコントローラ16、レシート印字
及びジャーナル印字を行うプリンタ17の駆動を制御す
るプリンタコントローラ18、CRTディスプレイ等の
表示器19の画面表示を制御する表示器コントローラ2
0などの各種入出力機器コントローラを搭載している。
そして、前記CPU1と、ROM2,RAM3,HDD
コントローラ7,FDDコントローラ8,通信インタフ
ェース9,I/Oポート12及び各種入出力機器コント
ローラ14,16,18,20とを、アドレスバス,デ
ータバスなどのバスライン21で接続している。
【0008】前記キーボード13は、置数キー,乗算キ
ー,部門キー,PLUキーなどの商品登録用キーの他、
1取引として買上げられる販売商品の登録終了を宣言す
る締めキー13a等を備えたPOSターミナル専用のキ
ーボードである。
ー,部門キー,PLUキーなどの商品登録用キーの他、
1取引として買上げられる販売商品の登録終了を宣言す
る締めキー13a等を備えたPOSターミナル専用のキ
ーボードである。
【0009】前記RAM3には、図2に示すように、1
取引の商品登録中であることを示す登録中フラグのフラ
グメモリ31と、1取引分の販売商品のコード,販売点
数,販売金額等の商品販売データを格納する取引バッフ
ァメモリ32とを形成している。また、1取引分の商品
販売データ及びその1取引の締めデータからなるトラン
ザクションデータを蓄積するトランザクションファイル
33を設けている。さらに、商品の販売登録により発生
した売上データを項目別に集計する合計器ファイルとし
て、取引別合計器ファイル34,責任者別合計器ファイ
ル35,部門別合計器ファイル36,時間帯別合計器フ
ァイル37などを形成している。
取引の商品登録中であることを示す登録中フラグのフラ
グメモリ31と、1取引分の販売商品のコード,販売点
数,販売金額等の商品販売データを格納する取引バッフ
ァメモリ32とを形成している。また、1取引分の商品
販売データ及びその1取引の締めデータからなるトラン
ザクションデータを蓄積するトランザクションファイル
33を設けている。さらに、商品の販売登録により発生
した売上データを項目別に集計する合計器ファイルとし
て、取引別合計器ファイル34,責任者別合計器ファイ
ル35,部門別合計器ファイル36,時間帯別合計器フ
ァイル37などを形成している。
【0010】ここで、取引別合計器ファイル34は、各
取引の売上点数,売上金額の売上データを現金決済、ク
レジット決済などの決済方法別に集計したり、値引金
額,回数などの値引取引データや返品金額,回数などの
返品取引データなどの各種取引データを集計するファイ
ルである。
取引の売上点数,売上金額の売上データを現金決済、ク
レジット決済などの決済方法別に集計したり、値引金
額,回数などの値引取引データや返品金額,回数などの
返品取引データなどの各種取引データを集計するファイ
ルである。
【0011】また、責任者別合計器ファイル35は、各
操作責任者(キャッシャ)別にその操作責任者が処理し
た取引の売上データを集計するファイルであり、部門別
合計器ファイル36は、各商品を分類する部門コード別
に売上データを集計するファイルであり、時間帯別合計
器ファイル37は、例えば1時間単位の時間帯別に各取
引の売上データを集計するファイルである。
操作責任者(キャッシャ)別にその操作責任者が処理し
た取引の売上データを集計するファイルであり、部門別
合計器ファイル36は、各商品を分類する部門コード別
に売上データを集計するファイルであり、時間帯別合計
器ファイル37は、例えば1時間単位の時間帯別に各取
引の売上データを集計するファイルである。
【0012】また、RAM3には、前記トランザクショ
ンファイル33及び各種合計器ファイル34〜37毎に
バックアップが必要か否かを設定するフラグFを予め記
憶するバックアップ対象設定テーブル38を形成してい
る。ここで、フラグFはバックアップ必要なとき“1”
とし,バックアップ不要なとき“0”とする。一方、前
記ハードディスク4には、前記トランザクションファイ
ル33及び各種合計器ファイル34〜37のうちバック
アップが必要なファイルの最新データを常に記憶するバ
ックアップファイル41を形成している。
ンファイル33及び各種合計器ファイル34〜37毎に
バックアップが必要か否かを設定するフラグFを予め記
憶するバックアップ対象設定テーブル38を形成してい
る。ここで、フラグFはバックアップ必要なとき“1”
とし,バックアップ不要なとき“0”とする。一方、前
記ハードディスク4には、前記トランザクションファイ
ル33及び各種合計器ファイル34〜37のうちバック
アップが必要なファイルの最新データを常に記憶するバ
ックアップファイル41を形成している。
【0013】前記モードスイッチ10は、「登録」,
「点検」,「精算」,「設定」等の各種業務モードを選
択するためのものである。ここで「登録」モードとは、
キーボード13,スキャナ15等の操作入力により登録
された各販売商品の売上データを各種合計器ファイル3
4〜37に累計処理する業務のモードである。また、
「点検」モードとは、各種合計器ファイル34〜37に
それぞれ累計された売上データをプリンタ17により記
録紙に印字出力する業務のモードである。また、「精
算」モードとは、「点検」モードと同様に各種合計器フ
ァイル34〜37にそれぞれ累計された売上データをプ
リンタ17により記録紙に印字出力した後、各種合計器
ファイル34〜37をクリアする業務のモードである。
さらに「点検」モードとは、各種業務を実行する上で必
要なデータを前もってRAM3に設定する業務のモード
である。
「点検」,「精算」,「設定」等の各種業務モードを選
択するためのものである。ここで「登録」モードとは、
キーボード13,スキャナ15等の操作入力により登録
された各販売商品の売上データを各種合計器ファイル3
4〜37に累計処理する業務のモードである。また、
「点検」モードとは、各種合計器ファイル34〜37に
それぞれ累計された売上データをプリンタ17により記
録紙に印字出力する業務のモードである。また、「精
算」モードとは、「点検」モードと同様に各種合計器フ
ァイル34〜37にそれぞれ累計された売上データをプ
リンタ17により記録紙に印字出力した後、各種合計器
ファイル34〜37をクリアする業務のモードである。
さらに「点検」モードとは、各種業務を実行する上で必
要なデータを前もってRAM3に設定する業務のモード
である。
【0014】しかして、前記CPU1は、モードスイッ
チ10により「登録」モードが選択された状態におい
て、図3の流れ図に示す処理を実行するようにプログラ
ム構成されている。先ず、CPU1は、ST(ステッ
プ)1として販売商品の登録が行われるのを待機してい
る。ここで、キーボード13やスキャナ15等の操作入
力により販売商品に関する必要データが入力されると、
1取引における販売商品の登録が行われたので、ST2
としてフラグメモリ31に登録中フラグがセットされて
いるか否かを判断する。この場合、1品目の登録ではセ
ットされていないのでST3に進み、フラグメモリ31
に登録中フラグをセットする。また、ST4として取引
バッファメモリ32をクリアする。
チ10により「登録」モードが選択された状態におい
て、図3の流れ図に示す処理を実行するようにプログラ
ム構成されている。先ず、CPU1は、ST(ステッ
プ)1として販売商品の登録が行われるのを待機してい
る。ここで、キーボード13やスキャナ15等の操作入
力により販売商品に関する必要データが入力されると、
1取引における販売商品の登録が行われたので、ST2
としてフラグメモリ31に登録中フラグがセットされて
いるか否かを判断する。この場合、1品目の登録ではセ
ットされていないのでST3に進み、フラグメモリ31
に登録中フラグをセットする。また、ST4として取引
バッファメモリ32をクリアする。
【0015】次に、ST5としてキーボード13やスキ
ャナ15等から入力された販売商品に関する必要データ
に基づいてこの販売商品の販売点数及び販売金額の商品
販売データを取得し、この商品販売データを取引バッフ
ァメモリ32に格納する。次に、ST6として締めキー
13aが入力されたか否かを判断する。そして締めキー
13aが入力されていない場合には、ST1に戻る。そ
してST1にてキーボード13やスキャナ15等の操作
入力により販売商品に関する必要データが再度入力され
ると、2品目以降の登録であり登録中フラグがセットさ
れているので、ST3,ST4の処理を行わずにST5
に進み、販売商品の商品販売データを取引バッファメモ
リ32に登録順に格納する。
ャナ15等から入力された販売商品に関する必要データ
に基づいてこの販売商品の販売点数及び販売金額の商品
販売データを取得し、この商品販売データを取引バッフ
ァメモリ32に格納する。次に、ST6として締めキー
13aが入力されたか否かを判断する。そして締めキー
13aが入力されていない場合には、ST1に戻る。そ
してST1にてキーボード13やスキャナ15等の操作
入力により販売商品に関する必要データが再度入力され
ると、2品目以降の登録であり登録中フラグがセットさ
れているので、ST3,ST4の処理を行わずにST5
に進み、販売商品の商品販売データを取引バッファメモ
リ32に登録順に格納する。
【0016】こうして、1取引として販売される商品の
登録が行われる毎に、その商品の販売データを取引バッ
ファメモリ32に登録順に格納する。そして、ST6に
て締めキー13aの入力により1取引として販売される
商品の登録終了が宣言されたことを検知すると、ST7
として取引バッファメモリ32に格納された1取引分の
販売商品の商品販売データに基づき釣銭演算,レシート
発行などの決済処理を実行する。
登録が行われる毎に、その商品の販売データを取引バッ
ファメモリ32に登録順に格納する。そして、ST6に
て締めキー13aの入力により1取引として販売される
商品の登録終了が宣言されたことを検知すると、ST7
として取引バッファメモリ32に格納された1取引分の
販売商品の商品販売データに基づき釣銭演算,レシート
発行などの決済処理を実行する。
【0017】次に、ST7として取引バッファメモリ3
2に格納された1取引分の販売商品の商品販売データに
基づき、取引別合計器34,責任者別合計器35,部門
別合計器36,時間帯別合計器37などの各種合計器フ
ァイルの売上データをそれぞれ更新する。また、ST8
として同じく取引バッファメモリ32に格納された1取
引分の販売商品の商品販売データに基づき1取引のトラ
ンザクションデータを作成し、トランザクションファイ
ル33に格納する。なお、ここまでの処理は従来周知の
POSターミナルと同様である。
2に格納された1取引分の販売商品の商品販売データに
基づき、取引別合計器34,責任者別合計器35,部門
別合計器36,時間帯別合計器37などの各種合計器フ
ァイルの売上データをそれぞれ更新する。また、ST8
として同じく取引バッファメモリ32に格納された1取
引分の販売商品の商品販売データに基づき1取引のトラ
ンザクションデータを作成し、トランザクションファイ
ル33に格納する。なお、ここまでの処理は従来周知の
POSターミナルと同様である。
【0018】本実施の形態においては、次に、ST10
としてバックアップ対象設定テーブル38を検索し、フ
ラグFが“1”のファイル名,つまりはデータのバック
アップが必要と設定されたファイルのファイル名を取得
する。そして、フラグFが“1”のファイル名を取得し
たならば、ST11としてそのファイル名で識別される
RAM3上のファイルのデータを読出し、HDD装置5
をアクセスしてハードディスク4のバックアップファイ
ル41に上書きする。しかる後、フラグメモリ31の登
録中フラグをリセットして、この処理を終了する。
としてバックアップ対象設定テーブル38を検索し、フ
ラグFが“1”のファイル名,つまりはデータのバック
アップが必要と設定されたファイルのファイル名を取得
する。そして、フラグFが“1”のファイル名を取得し
たならば、ST11としてそのファイル名で識別される
RAM3上のファイルのデータを読出し、HDD装置5
をアクセスしてハードディスク4のバックアップファイ
ル41に上書きする。しかる後、フラグメモリ31の登
録中フラグをリセットして、この処理を終了する。
【0019】このように本実施の形態においては、RA
M3に設けられたトランザクションファイル33及び各
種の合計器ファイル34〜37のうち、データをバック
アップする必要のある重要なファイルを選択したなら
ば、バックアップ対象設定テーブル38における該当フ
ァイルのファイル名に対応したフラグFを“1”にセッ
トし、残りのファイルのファイル名に対応したフラグF
を“0”にリセットする。
M3に設けられたトランザクションファイル33及び各
種の合計器ファイル34〜37のうち、データをバック
アップする必要のある重要なファイルを選択したなら
ば、バックアップ対象設定テーブル38における該当フ
ァイルのファイル名に対応したフラグFを“1”にセッ
トし、残りのファイルのファイル名に対応したフラグF
を“0”にリセットする。
【0020】例えば、トランザクションファイル33と
取引別合計器ファイル34のみバックアップが必要であ
るとすると、図2に示すように、トランザクションファ
イル33と取引別合計器ファイル34のファイル名に対
応したフラグFを“1”にセットし、残りのファイルの
ファイル名に対応したフラグFを“0”にリセットす
る。なお、このフラグFのセット/リセットは、「設
定」モードにおいてバックアップ対象設定業務を選択
し、各ファイル毎にセットするか否かをキーボード13
のキー入力により順に設定してもよいし、通信インタフ
ェース9を介して接続されたホスト装置からのダウンラ
インローディングにより自動的に設定してもよい。
取引別合計器ファイル34のみバックアップが必要であ
るとすると、図2に示すように、トランザクションファ
イル33と取引別合計器ファイル34のファイル名に対
応したフラグFを“1”にセットし、残りのファイルの
ファイル名に対応したフラグFを“0”にリセットす
る。なお、このフラグFのセット/リセットは、「設
定」モードにおいてバックアップ対象設定業務を選択
し、各ファイル毎にセットするか否かをキーボード13
のキー入力により順に設定してもよいし、通信インタフ
ェース9を介して接続されたホスト装置からのダウンラ
インローディングにより自動的に設定してもよい。
【0021】この状態で、1取引として買上げられる商
品の販売登録が行われ、続いてその登録終了を宣言する
締めキー13aの操作入力されて1取引の締め処理が実
行されると、この1取引のトランザクションデータがト
ランザクションファイル33に格納される。また、この
1取引で買い上げられた各商品の売上データが各種合計
器ファイル34〜37に項目別に集計処理される。さら
に、トランザクションファイル33及び各種合計器ファ
イル34〜37のうち、バックアップ対象設定テーブル
38にフラグFがセットされたファイルのデータがハー
ドディスク4のバックアップファイル41に複写されて
バックアップされる。
品の販売登録が行われ、続いてその登録終了を宣言する
締めキー13aの操作入力されて1取引の締め処理が実
行されると、この1取引のトランザクションデータがト
ランザクションファイル33に格納される。また、この
1取引で買い上げられた各商品の売上データが各種合計
器ファイル34〜37に項目別に集計処理される。さら
に、トランザクションファイル33及び各種合計器ファ
イル34〜37のうち、バックアップ対象設定テーブル
38にフラグFがセットされたファイルのデータがハー
ドディスク4のバックアップファイル41に複写されて
バックアップされる。
【0022】したがって、バックアップ対象設定テーブ
ル38のフラグFがセットされたファイルのデータは、
1取引が終了しその1取引の売上データによって更新さ
れたタイミングで確実にハードディスク4にバックアッ
プされるので、たとえRAM3のデータが破壊されても
消失してしまうことはない。しかも、各種合計器ファイ
ルのデータの全てをバックアップするのではなく、バッ
クアップ対象設定テーブル38にフラグFをセットした
特定のファイルのみバックアップするようにしている。
したがって、全てのファイルのデータをバックアップす
る場合に比べてバックアップ処理に要する時間を大幅に
短縮できる。その結果、近年の多様化に伴い合計器ファ
イルの種類が増加しても、締め処理に要する時間が長く
かかることなく重要な合計器ファイルのデータバックア
ップ機能を実現できるようになる。
ル38のフラグFがセットされたファイルのデータは、
1取引が終了しその1取引の売上データによって更新さ
れたタイミングで確実にハードディスク4にバックアッ
プされるので、たとえRAM3のデータが破壊されても
消失してしまうことはない。しかも、各種合計器ファイ
ルのデータの全てをバックアップするのではなく、バッ
クアップ対象設定テーブル38にフラグFをセットした
特定のファイルのみバックアップするようにしている。
したがって、全てのファイルのデータをバックアップす
る場合に比べてバックアップ処理に要する時間を大幅に
短縮できる。その結果、近年の多様化に伴い合計器ファ
イルの種類が増加しても、締め処理に要する時間が長く
かかることなく重要な合計器ファイルのデータバックア
ップ機能を実現できるようになる。
【0023】また、どのファイルのデータをバックアッ
プするか否かは、バックアップ対象設定テーブル38に
設けられたフラグFのセットするかリセットするかによ
って任意に選択できるので、ユーザ毎に重要なファイル
をバックアップ対象として選ぶことができ、実用的であ
る。
プするか否かは、バックアップ対象設定テーブル38に
設けられたフラグFのセットするかリセットするかによ
って任意に選択できるので、ユーザ毎に重要なファイル
をバックアップ対象として選ぶことができ、実用的であ
る。
【0024】なお、本発明はPOSターミナルに限定さ
れるものではなく、電子式キャッシュレジスタや電子式
料金秤などのように販売登録された各商品の売上データ
を集計するための合計器ファイルを有した商品販売登録
装置であれば適用できるものである。
れるものではなく、電子式キャッシュレジスタや電子式
料金秤などのように販売登録された各商品の売上データ
を集計するための合計器ファイルを有した商品販売登録
装置であれば適用できるものである。
【0025】また、前記一実施の形態ではバックアップ
ファイル41をハードディスク4に設けたが、これはハ
ードディスク4の記憶容量が大きく各種合計器ファイル
のデータを確実にバックアップできるため、並びにハー
ドディスク4に対する書込み速度がRAM3などの半導
体記憶装置に次ぐ速さであり、各種ファイルのバックア
ップを迅速に行えるからである。したがって、バックア
ップファイル41を形成する不揮発性のバックアップ記
憶部としては、各種合計器ファイルのデータ量が少ない
ものであればFDD装置6に装着可能なフロッピーディ
スクであってもよい。また、商品販売登録装置に光ディ
スクドライブ装置を設けて、光ディスクにバックアップ
ファイル41を形成することも可能である。この他、本
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である
のは勿論である。
ファイル41をハードディスク4に設けたが、これはハ
ードディスク4の記憶容量が大きく各種合計器ファイル
のデータを確実にバックアップできるため、並びにハー
ドディスク4に対する書込み速度がRAM3などの半導
体記憶装置に次ぐ速さであり、各種ファイルのバックア
ップを迅速に行えるからである。したがって、バックア
ップファイル41を形成する不揮発性のバックアップ記
憶部としては、各種合計器ファイルのデータ量が少ない
ものであればFDD装置6に装着可能なフロッピーディ
スクであってもよい。また、商品販売登録装置に光ディ
スクドライブ装置を設けて、光ディスクにバックアップ
ファイル41を形成することも可能である。この他、本
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である
のは勿論である。
【0026】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
各種合計器ファイルの中で重要な合計器ファイルのデー
タのみ選択的にバックアップすることができ、締め処理
に要する時間を短縮できる商品販売登録装置を提供でき
る。
各種合計器ファイルの中で重要な合計器ファイルのデー
タのみ選択的にバックアップすることができ、締め処理
に要する時間を短縮できる商品販売登録装置を提供でき
る。
【図1】 本発明の一実施の形態であるPOSターミナ
ルの要部構成を示すブロック図。
ルの要部構成を示すブロック図。
【図2】 同POSターミナルのRAMに形成される主
要なメモリエリアを示す図。
要なメモリエリアを示す図。
【図3】 同POSターミナルのCPUが実行する登録
モード選択処理の手順を示す流れ図。
モード選択処理の手順を示す流れ図。
1…CPU 2…ROM 3…RAM 4…ハードディスク 13…キーボード 13a…締めキー 33…トランザクションファイル 34…取引別合計器ファイル 35…責任者別合計器ファイル 36…部門別合計器ファイル 37…時間帯別合計器ファイル 38…バックアップ対象設定テーブル
Claims (1)
- 【請求項1】 販売登録商品の売上データを取引別合計
器,部門別合計器などの各種合計器ファイルにそれぞれ
集計処理する商品販売登録装置において、 前記各種合計器ファイルを形成する記憶部とは別に不揮
発性のバックアップ用記憶部を設けるとともに、前記各
種合計器ファイル毎にバックアップが必要か否かを設定
する情報を予め記憶するバックアップ対象設定テーブル
を設け、前記各種合計器ファイルに各商品の売上データ
を集計したタイミングで前記バックアップ対象設定テー
ブルを参照してバックアップが必要と設定された合計器
ファイルの有無を判別し、バックアップが必要と設定さ
れた合計器ファイル有りを判定するとその合計器ファイ
ルのデータを前記バックアップ用記憶部でバックアップ
することを特徴とする商品販売登録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25837197A JPH1196459A (ja) | 1997-09-24 | 1997-09-24 | 商品販売登録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25837197A JPH1196459A (ja) | 1997-09-24 | 1997-09-24 | 商品販売登録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1196459A true JPH1196459A (ja) | 1999-04-09 |
Family
ID=17319324
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25837197A Pending JPH1196459A (ja) | 1997-09-24 | 1997-09-24 | 商品販売登録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1196459A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007293378A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-11-08 | Casio Comput Co Ltd | 医療データ処理装置および医療データ処理プログラム |
-
1997
- 1997-09-24 JP JP25837197A patent/JPH1196459A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007293378A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-11-08 | Casio Comput Co Ltd | 医療データ処理装置および医療データ処理プログラム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040210 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |