JPH1195782A - 曲再生装置及び背景画検索プログラムの記録された記録媒体並びに楽曲用記録媒体及び画像用記録媒体 - Google Patents

曲再生装置及び背景画検索プログラムの記録された記録媒体並びに楽曲用記録媒体及び画像用記録媒体

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JPH1195782A
JPH1195782A JP9276548A JP27654897A JPH1195782A JP H1195782 A JPH1195782 A JP H1195782A JP 9276548 A JP9276548 A JP 9276548A JP 27654897 A JP27654897 A JP 27654897A JP H1195782 A JPH1195782 A JP H1195782A
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賢一 高橋
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  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 曲のイメージにあった画像をより精度よく検
索可能であり、かつ曲の途中においても、その曲のイメ
ージ変化に追随して画像を選択して変化させて表示する
ことが可能な曲再生装置を提供する。 【解決手段】 曲に付随した第1情報が複数のジャンル
情報を優先順位に並べたものであり、この情報が複数個
曲に付随していて、選択対象の画像には、複数のジャン
ル情報を優先順位に並べた第2情報が付随していて、第
1情報と第2情報の優先順位の高いジャンル情報から相
互に一致しているかを判断し、一致しているときに、優
先順位に応じて重み付けして評価し、評価の結果、第1
情報との適合度合いの高い第2情報を有する画像を選択
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、曲再生装置に関
し、特に背景画検索機能を有するカラオケ装置やBGM
装置及び背景画検索プログラムの記録された記録媒体並
びに楽曲用記録媒体及び画像用記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】カラオケ装置では、ディスプレイに歌詞
のみならず、一般的に、その曲のイメージにあった画像
が静止画あるいは動画として表示される。ところで、曲
とかかる背景画を1対1に対応させたのでは、同一曲を
再生すると必ず同一の背景画が表示され、ユーザに飽き
られ、面白みがないとされるので、曲のイメージに合っ
た画像を再生の都度に自動的に選択するカラオケ装置が
知られている。一例として、出願人会社の先願にかかる
特開平9−138689号公報では、各楽曲と画像に個
別に複数の属性をあらかじめ付しておき、再生リクエス
トがあると、その楽曲の複数の属性と画像の属性とを比
較して、属性の合致した画像の中から過去の表示履歴を
参照するなどして、選択して表示する技術が示されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の技術では、属性の合致を検出しているのみなので、
属性が合致しなければ適切な画像を選択することができ
ないし、属性が合致しやすくなるよう、属性をラフなも
のとすると、該当する画像が多数となり、その中からラ
ンダムに選択すると、どうしても曲のイメージからかけ
離れたものとなってしまうという不十分な点があった。
また、従来のカラオケ装置では、1つの曲に対して一連
の関連する画像を表示する構成となっていて、曲の途中
でその曲のイメージ変化に追随して画像が変化するとい
う機能がなかった。
【0004】したがって、本発明は曲のイメージにあっ
た画像をより精度よく検索可能であり、かつ曲の途中に
おいても、その曲のイメージ変化に追随して画像を選択
して変化させて表示することが可能なカラオケ装置及び
カラオケ背景画検索プログラムの記録された記録媒体を
提供することを目的とする。また本発明によればかかる
カラオケ装置用の楽曲用記録媒体及び画像用記録媒体が
提供される。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明ではカラオケ曲に付随した第1情報が複数の
ジャンル情報を優先順位に並べたものであり、この情報
が時系列的に間欠的に前記カラオケ曲に付随していて、
選択対象の画像には、複数のジャンル情報を優先順位に
並べた第2情報が付随していて、前記第1情報と前記第
2情報の優先順位の高いジャンル情報から相互に一致し
ているかを判断し、一致しているときに、優先順位に応
じて重み付けして評価し、評価の結果、前記第1情報と
の適合度合いの高い第2情報を有する画像を選択するよ
うにしている。
【0006】すなわち本発明によれば、再生される曲に
付随した情報により画像を選択して表示する曲再生装置
において、前記曲に付随した第1情報が複数のジャンル
情報を優先順位に並べたものであり、この情報が複数個
前記曲に付随していて、選択対象の画像には、複数のジ
ャンル情報を優先順位に並べた第2情報が付随してい
て、前記第1情報と前記第2情報の優先順位の高いジャ
ンル情報から相互に一致しているかを判断する手段と、
一致しているときに、優先順位に応じて重み付けして評
価する手段と、評価の結果、前記第1情報との適合度合
いの高い第2情報を有する画像を選択する手段とを、有
することを特徴とする曲再生装置が提供される。
【0007】また本発明によれば、再生される曲に付随
した情報により画像を選択して表示する曲再生装置用の
楽曲ファイルを記録した楽曲用記録媒体において、前記
曲に付随した情報が複数のジャンル情報を優先順位に並
べたものであり、この情報が複数個前記曲に付随してい
ることを特徴とする楽曲用記録媒体が提供される。
【0008】また本発明によれば、再生される曲に付随
した情報により画像を選択して表示する曲再生装置用の
画像を記録した画像用記録媒体において、前記各画像に
は、複数のジャンル情報を優先順位に並べた情報が付随
していることを特徴とする画像用記録媒体が提供され
る。
【0009】また本発明によれば、再生される曲に付随
した情報により画像を選択して表示する曲再生装置に画
像検索を実行させるための背景画検索プログラムの記録
された記録媒体において、前記曲に付随した第1情報が
複数のジャンル情報を優先順位に並べたものであり、こ
の情報が前記曲に付随していて、選択対象の画像には、
複数のジャンル情報を優先順位に並べた第2情報が付随
していて、前記第1情報と前記第2情報の優先順位の高
いジャンル情報から相互に一致しているかを判断するス
テップと、一致しているときに、優先順位に応じて重み
付けして評価するステップと、評価の結果、前記第1情
報との適合度合いの高い第2情報を有する画像を選択す
るステップとを、有するプログラムが記録されているこ
とを特徴とする背景画検索プログラムの記録された記録
媒体が提供される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
ましい実施の形態について説明する。図1は本発明に係
るカラオケ装置における処理手順を示すフローチャート
である。また、図2は後述する検索コード(第1情報)
及び被検索コード(第2情報)のフォーマットを示す図
である。さらに、図3及び図5は本発明のカラオケ装置
が適用され得る異なる種類のカラオケシステムの模式的
ブロック図であり、図4、図6はそれぞれ図3、図5の
カラオケシステムの端末側、すなわちカラオケ装置の模
式的ブロック図である。図1のフローチャートの説明を
する前に図3〜図6のカラオケシステムについて説明す
る。
【0011】図3は会員制のネットワークを用いた通信
カラオケシステムを示している。このネットワークは、
インターネットを用いたものである。カラオケIPサー
バ10は曲ファイル・オーサリング装置12からカラオ
ケ曲データと関連する画像データの記録された曲ファイ
ルをネットワーク14を介して端末であるユーザパソコ
ン16に送信する機能を有している。ユーザパソコン1
6にはハードディスク(HDD)18と会員にあらかじ
め配布される会員用CD−ROM20から画像を再生す
るCD−ROM装置が接続されている。会員用CD−R
OM20には背景静止画ファイルが、例えば560枚分
記録されている他、ユーザパソコン16に所定のカラオ
ケ曲の再生・背景画像選択・表示動作・歌詞の色変り表
示・ソフトシンセサイザ動作・不正コピー防止動作など
を実行させるためのアプリケーション・ソフトが記録さ
れている。ユーザはユーザパソコン16を操作して、カ
ラオケIPサーバ10に接続し、有料で所望の曲ファイ
ルをダウンロードすることができる。
【0012】図4は図3の端末側、すなわちカラオケ装
置30を構成するユーザパソコン16の機能及び周辺機
器を示したブロック図である。図3のユーザパソコン1
6は端末プレーヤを構成し、その機能として、シーケン
サ24、画像処理部26、楽曲解析部28、画面表示制
御部32、音楽再生制御部34、GUI(グラフィカル
・ユーザ・インタフェース)36を有している。画像を
表示するディスプレイ38と音声を出力するスピーカ4
2、44が設けられ、このうちスピーカ44は外部音源
40を介して端末プレーヤ16に接続されている。GU
I36は、図示省略のマウスやキーボードを使用して、
ユーザがディスプレイ38の表示画面を見ながら、端末
プレーヤ16に指示を与えるためのインタフェースであ
る。画像処理部26はCD−ROM20に記録されてい
る560枚の静止画のデータとハードディスク18に記
憶された差替え画のデータに応答し、所定の処理を行っ
て出力する。楽曲解析部28はハードディスク18から
読み出された曲のMIDIデータを解析して、シーケン
サ24の制御の基に音楽再生制御部34に供給する。
【0013】図5は汎用パソコンではなく、通信カラオ
ケ端末52として開発された端末とセンタホストサーバ
48をローカルホストサーバ50を介して公衆回線で接
続した通信カラオケシステムの模式的ブロック図であ
る。センタホストサーバ48には、ソフト制作部46が
通信回線で接続され、順次新譜のカラオケデータがファ
イル化され、データ圧縮されてセンタホストサーバ48
に供給される。各ファイルはMIDIのデータ、歌詞の
文字データ、コーラスデータ、静止画データが含まれて
いる。
【0014】図6は図5の通信カラオケ端末52の構成
例を示すブロック図である。本発明のカラオケ装置の好
ましい実施の形態は図3、図4のシステムにも、図5、
図6のシステムにも適用可能である。この実施の形態
が、図3、図4のシステムに適用される場合は、図1の
フローチャートは端末プレーヤを構成するユーザパソコ
ン16での処理手順を示すものとして捉えられ、また図
5、図6のシステムに適用される場合は、端末プレーヤ
を構成する複数のCPUの1つの処理手順を示すものと
して捉えられる。
【0015】図1のフローチャートの説明を行う前に、
図2、図7〜図10により本発明における検索コードA
と被検索コードBについて説明する。検索コードAは楽
曲に付随する情報であり、一方、被検索コードBは画像
に付随する情報である。図2は、検索コードAと被検索
コードBのフォーマットが、それぞれ2バイト×4の計
8バイトであることを示している。すなわち、2バイト
のジャンルコードを優先順位の順番で4つ並べている。
ジャンル1が最も優先順位が高く、ジャンル4が最も優
先順位が低い。4つのジャンルコードは1つの検索コー
ドA又は被検索コードBの中で重複しないよう選択され
る。なお、ジャンルコードは検索コードAあるいは被検
索コードBを作成する時点で、何番目に位置するかによ
って優先順位が付けられるものであって、ジャンルコー
ド自体に優先順位があるわけではない。なお、検索コー
ドと被検索コードを一般的に表すために、A、Bを用い
るものとし、個々のコードを表すためには検索コード
1、被検索コード2などと表記する。
【0016】ここで、図7を参照して、ジャンル情報と
ジャンルコードについて説明する。ジャンル情報は、図
7の表に示されるように、「演歌」、「街」、「春」、
「花」など、音楽的な意味でのジャンルと、題材なりテ
ーマとしてのジャンルなどを含む概念であり、各ジャン
ル情報に対応して、10、20、30などのジャンルコ
ードが付されている。なお、ジャンルコードはユニーク
な32進表記(0〜9、A〜V)の2桁のコード(00
〜VV)を割り当てたものである。なお、このジャンル
コード中、00〜0Vは「予約」として、ランダム指定
などのために使用する。
【0017】図8は、楽曲に付随する検索コードAの時
系列的配列を示したタイミングチャートである。検索コ
ードAは楽曲情報に対して間欠的に配列されている。こ
の例では、1つの曲に対して、3つの検索コードが配列
されている。いま、検索コード1について見ると、ジャ
ンル1として4U:青春、ジャンル2として31:夏、
ジャンル3としてUU:晴れ、ジャンル4として2U:
海があらかじめ選定されていることがわかる。図8のジ
ャンル情報の間に示されている記号>は、その左側が優
先順位が高いことを示している。
【0018】図9は画像に付随する被検索コードBを模
式的に示している。画像は、CD−ROM20にあらか
じめ記録されていて、560枚の画像の1枚1枚には図
2で説明して被検索コードBが付されている。例えば、
画像1には被検索コード1が付されていて、その内容
は、ジャンル1として42:女、ジャンル2として4
U:青春、ジャンル3として31:夏、ジャンル4とし
てUU:晴れがあらかじめ選定されていることがわか
る。図9のジャンル情報の間に示されている記号>は、
図8同様、その左側が優先順位が高いことを示してい
る。すなわち、画像1の被検索コード1の場合は、「青
春」と「女」を比較すると、後者のイメージの方が強い
ことを示している。
【0019】図10は静止画インデックスファイルの内
容を示す模式図であり、画像データと共に、被検索コー
ドBが記録されている様子が示されている。
【0020】図1に戻り本発明の好ましい実施の形態の
動作手順について説明する。カラオケ装置の電源が投入
されると、あるいはパソコンを利用している場合はカラ
オケのアプリケーションが立ち上がると、図示省略の初
期画面が表示され、ユーザによる選曲が行われる。続い
て、図1のフローチャートの処理が開始される。すなわ
ち、選択された曲ファイルをステップS1にて読み込
み、楽曲データに記録されている検索コードAを読み出
す。次いでステップS2では、静止画インデックスファ
イルを取り込み、被検索コードBを読み出して被検索テ
ーブルを作成する。次いでステップS3で。カウンタの
カウント値nを0にリセットする。ステップS1〜S3
は前処理手段を構成する。
【0021】ステップS4ではn番目の検索コード用評
価テーブルを作成する。次いで、ステップS5では被検
索コードの評価処理を実行する。すなわち、評価テーブ
ルに値を設定し、検索テーブル内の各項目について評価
を行う。この点について図11〜図13に沿って説明す
る。各検索コードAと被検索コードBの1対について次
の6つのステップで評価値を算出する。
【0022】(1) 検索コードAが持つ4つのジャン
ルコード全てについて、被検索コードB内に同じジャン
ルコードを検出した場合、ジャンルコードが検索コード
Aのどの位置にあるかにより図11に示す点数を加点す
る。この加点を加点フィールド1とする。 (2) 次に検索コードAの1番目のジャンルコード
が、被検索コードB内のどの位置にあるかにより図12
に示す点数を加点する。この加点を加点フィールド2と
する。 (3) 次に検索コードAの2番目のジャンルコード
が、被検索コードB内のどの位置にあるかにより上記
(2)と同様の方法で点数を加点する。この加点を加点
フィールド3とする。 (4) 次に検索コードAの3番目のジャンルコード
が、被検索コードB内のどの位置にあるかにより上記
(2)と同様の方法で点数を加点する。この加点を加点
フィールド4とする。 (5) 次に検索コードAの4番目のジャンルコード
が、被検索コードB内のどの位置にあるかにより上記
(2)と同様の方法で点数を加点する。この加点を加点
フィールド5とする。
【0023】図13は、これらの加点フィールドを全て
用いて20ビットの評価値を生成する手法を示す図であ
る。すなわち、加点フィールド1の4ビットが20ビッ
トの最上位に位置し、加点フィールド5の4ビットが2
0ビットの最下位に位置するように、順序だてて並べる
ことにより重み付けし、これらを加算することにより、
20ビットの評価値を得る。図8に示した検索コード1
に対する図9に示した被検索コード1の場合を例にとっ
て説明する。検索コード1は、(4U:青春>31:夏
>UU:晴れ>2U:海)であり、被検索コード1は
(42:女>4U:青春>31:夏>UU:晴れ)とな
っているので、次の手順により算出が行われる。
【0024】(1) 両方に含まれるジャンルコード
は、4U、31、UUである。これらの検索コード1内
の位置を見ると、それぞれ、1番目、2番目、3番目で
あるので、加点フィールド1は4U(1000)+31
(0100)+UU(0010)=1110となる。 (2) 検索コード1内の1番目の4Uについて、被検
索コード1内の位置を見ると、2番目にあるため、加点
フィールド2は0100となる。 (3) 検索コード1内の2番目の31について、被検
索コード1内の位置を見ると、3番目にあるため、加点
フィールド3は0010となる。 (4) 検索コード1内の3番目のUUについて、被検
索コード1内の位置を見ると、4番目にあるため、加点
フィールド4は0001となる。 (5) 検索コード1内の4番目の2Uは、被検索コー
ド1内に存在しないので、加点フィールド5は0000
となる。 (6) これらの加点フィールドをすべて、重みを付け
て加算すると、評価値は11100100001000
010000(16進数でE4210)となる。
【0025】1つの検索コードAに対してすべての被検
索コードBの評価値算出を行うと、図14に示すような
検索コード数分の評価テーブルが生成される。ステップ
S6ではカウント値nを1つインクリメントし、ステッ
プS7でnが検索コード数に達してないか否かを判断す
る。nが検索コード数に達してないときは、ステップS
4に戻る。nが検索コード数に達しているときは、ステ
ップS8に行く。ステップS4〜S7は静止画評価処理
手段を構成する。
【0026】ステップS8では、全ての評価テーブルを
通して最高評価値を持つものを探す。図15はこの様子
を示すもので、全ての評価テーブルを通して検索コード
1と被検索コード1の対が最も大きい評価値(図15
中、太線で囲まれてるもの)を有している場合、被検索
コード1が付属している静止画を確定する。よって、こ
の静止画が属する評価テーブル、検索コード1が決定さ
れる。
【0027】次いでステップS9では検索コード1につ
いて、先に確定した静止画の使用を確定し、評価テーブ
ルを削除する。図16は、×印で評価テーブルが削除さ
れた様子を示している。次いでステップS10では全て
の評価テーブルについて、先に確定している被検索コー
ド1の静止画のエントリを削除(使用を禁止)する。こ
の手法で図16に大きい×印と小さい×印で示すよう
に、検索コードが確定した評価テーブルを削除し、確定
した画像のエントリを禁止し、次の評価値の最大値を探
してゆく。このように順次画像を確定させていく。ステ
ップS11では評価テーブルが1つ以上あるか否かを判
断し、1つ以上あるときはステップS8に戻り、0とな
ると検索を終了する。ステップS8〜S11は静止画確
定手段を構成するものであり、この手段により同一画像
が同一曲中に繰り返し表示されることが防止される。
【0028】上記実施の形態は本発明をカラオケ装置と
して説明しているが、本発明はBGMと、BGMに対応
した背景画を再生するBGM再生装置にも適用でき、ま
た本発明における曲に付随した第1情報が複数のジャン
ル情報を優先順位に並べたものであり、この情報が曲に
付随していて、選択対象の画像には、複数のジャンル情
報を優先順位に並べた第2情報が付随していて、第1情
報と第2情報の優先順位の高いジャンル情報から相互に
一致しているかを判断し、一致しているときに、優先順
位に応じて重み付けして評価し、評価の結果、第1情報
との適合度合いの高い第2情報を有する画像を選択する
という機能は、パソコンなどの制御装置のアプリケーシ
ョンプログラムとして提供することができる。したがっ
て、上記本発明の機能を実現するプログラムの記録され
た磁気記録媒体、光記録媒体などの記録媒体も本発明に
包含されることは言うまでもない。また、上記第1情報
が記録された楽曲用記録媒体と上記第2情報が記録され
た画像用記録媒体も本発明に包含される。なお、上記実
施の形態では、曲に付随した第1情報が、時系列的かつ
間欠的に複数個記録されているが、必ずしも間欠記録す
る必要はなく、例えば、記録媒体の冒頭部分に全曲の第
1情報を集中的に記録しておくこともできる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、曲
に付随した第1情報が複数のジャンル情報を優先順位に
並べたものであり、この情報が複数個曲に付随してい
て、選択対象の画像には、複数のジャンル情報を優先順
位に並べた第2情報が付随していて、第1情報と第2情
報の優先順位の高いジャンル情報から相互に一致してい
るかを判断し、一致しているときに、優先順位に応じて
重み付けして評価し、評価の結果、第1情報との適合度
合いの高い第2情報を有する画像を選択するようにして
いるので、曲のイメージにあった画像をより精度よく検
索可能であり、かつ曲の途中においても、その曲のイメ
ージ変化に追随して画像を選択して変化させて表示する
ことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る曲再生装置の実施の形態での処理
手順を示すフローチャートである。
【図2】本発明の実施の形態で用いられる検索コード及
び被検索コードのフォーマットを示す図である。
【図3】本発明の曲再生装置が適用され得るカラオケシ
ステムの一例の模式的ブロック図である。
【図4】図3のカラオケシステムの端末側、すなわちカ
ラオケ装置の模式的ブロック図である。
【図5】本発明の曲再生装置が適用され得るカラオケシ
ステムの他の例の模式的ブロック図である。
【図6】図5のカラオケシステムの端末側、すなわちカ
ラオケ装置の模式的ブロック図である。
【図7】本発明の実施の形態におけるジャンル情報の例
と、ジャンル情報とジャンルコードの関係を示す図表で
ある。
【図8】本発明の実施の形態における楽曲に付随する検
索コードの時系列的配列を示したタイミングチャートで
ある。
【図9】本発明の実施の形態における画像に付随する被
検索コードを模式的に示す図である。
【図10】本発明の実施の形態における静止画インデッ
クスファイルの内容を示す模式図である。
【図11】本発明の実施の形態における静止画評価の手
法を説明する図表である。
【図12】本発明の実施の形態における静止画評価の手
法を説明する図表である。
【図13】本発明の実施の形態における静止画評価の手
法を説明する図表である。
【図14】本発明の実施の形態における評価テーブルを
示す図表である。
【図15】本発明の実施の形態における評価テーブル上
で静止画を確定する手法を示す図表である。
【図16】本発明の実施の形態における評価テーブ上で
静止画を確定する手法を示す図表である。
【符号の説明】
10 カラオケIPサーバ 12 曲ファイルオーサリング装置 14 ネットワーク 16 ユーザパソコン(端末プレーヤ) 18 ハードディスク 20 CD−ROM 24 シーケンサ 26 画像処理部 28 楽曲解析部 30 カラオケ装置 32 画像表示制御部 34 音楽再生制御部 35 ユーザ 36 GUI(グラフィカル・ユーザ・インタフェー
ス) 38 ディスプレイ 40 外部音源 42、44 スピーカ 46 ソフト制作部 48 センタホストサーバ 50 ローカルホストサーバ 52 通信カラオケ端末 A 検索コード(第1情報) B 被検索コード(第2情報)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G11B 27/34 P

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 再生される曲に付随した情報により画像
    を選択して表示する曲再生装置において、 前記曲に付随した第1情報が複数のジャンル情報を優先
    順位に並べたものであり、この情報が複数個前記曲に付
    随していて、選択対象の画像には、複数のジャンル情報
    を優先順位に並べた第2情報が付随していて、前記第1
    情報と前記第2情報の優先順位の高いジャンル情報から
    相互に一致しているかを判断する手段と、 一致しているときに、優先順位に応じて重み付けして評
    価する手段と、 評価の結果、前記第1情報との適合度合いの高い第2情
    報を有する画像を選択する手段とを、 有することを特徴とする曲再生装置。
  2. 【請求項2】 前記評価する手段が前記優先順位に応じ
    てあらかじめ定められた点数を、前記第1情報と前記第
    2情報とのジャンル情報が一致したものについて加算す
    るものであることを特徴とする請求項1記載の曲再生装
    置。
  3. 【請求項3】 前記評価する手段が前記第1情報の個々
    情報毎に前記第2情報の全ての情報を評価し、評価テー
    ブルを構成し、評価の結果、画像が選択された場合、そ
    の評価テーブルを削除することを特徴とする請求項1又
    は2記載の曲再生装置。
  4. 【請求項4】 前記評価する手段が、評価の結果、画像
    が選択された場合、その画像を以後選択しないことを特
    徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の曲再
    生装置。
  5. 【請求項5】 再生される曲に付随した情報により画像
    を選択して表示する曲再生装置用の楽曲ファイルを記録
    した楽曲用記録媒体において、 前記曲に付随した情報が複数のジャンル情報を優先順位
    に並べたものであり、この情報が複数個前記曲に付随し
    ていることを特徴とする楽曲用記録媒体。
  6. 【請求項6】 再生される曲に付随した情報により画像
    を選択して表示する曲再生装置用の画像を記録した画像
    用記録媒体において、 前記各画像には、複数のジャンル情報を優先順位に並べ
    た情報が付随していることを特徴とする画像用記録媒
    体。
  7. 【請求項7】 再生される曲に付随した情報により画像
    を選択して表示する曲再生装置に画像検索を実行させる
    ための背景画検索プログラムの記録された記録媒体にお
    いて、 前記曲に付随した第1情報が複数のジャンル情報を優先
    順位に並べたものであり、この情報が前記曲に付随して
    いて、選択対象の画像には、複数のジャンル情報を優先
    順位に並べた第2情報が付随していて、 前記第1情報と前記第2情報の優先順位の高いジャンル
    情報から相互に一致しているかを判断するステップと、 一致しているときに、優先順位に応じて重み付けして評
    価するステップと、評価の結果、前記第1情報との適合
    度合いの高い第2情報を有する画像を選択するステップ
    とを、 有するプログラムが記録されていることを特徴とする背
    景画検索プログラムの記録された記録媒体。
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