JPH11184883A - 楽曲検索システム、楽曲検索方法及び記録媒体 - Google Patents

楽曲検索システム、楽曲検索方法及び記録媒体

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JPH11184883A
JPH11184883A JP9355024A JP35502497A JPH11184883A JP H11184883 A JPH11184883 A JP H11184883A JP 9355024 A JP9355024 A JP 9355024A JP 35502497 A JP35502497 A JP 35502497A JP H11184883 A JPH11184883 A JP H11184883A
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music
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JP9355024A
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Hirokazu Negishi
廣和 根岸
Yoshisuke Toyoshima
義輔 豊嶋
Toshihiro Sugikubo
利浩 杉窪
Kenichi Nagasawa
健一 長澤
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Original Assignee
Canon Inc
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  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 システム全体としてのユーザーにより取り扱
いが容易で、且つ、結果としての楽曲検索精度の高い楽
曲検索システム、方法、更には記録媒体を提示するこ
と。 【解決手段】 複数の楽曲検索要素を順次入力可能と
し、入力された複数の楽曲検索要素中、有効な入力に基
づいて1以上の候補曲を提示することにより、ユーザは
様々な楽曲選択のための情報を効率よくシステムに伝え
ることができ、各情報固有の検索方法により、最適な検
索結果を得ることができる。また、入力された楽譜情報
をその力動作に応答して再現することにより、最も曖昧
さの大きい楽譜情報を検索情報として用いる際にその検
索情報がどのような情報であったかを直ちにユーザが把
握でき、システムに無駄な検索をさせることがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は楽曲検索システム、
楽曲検索方法及び記録媒体に関するもので、特に、多数
の楽曲情報からユーザが失念している楽曲や未知の楽曲
を選択・提示する楽曲検索システム、楽曲選択方法及び
コンピュータにて読み取り可能な記録媒体に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】いわゆる音楽の曲当ては、従来所謂クイ
ズの世界、すなわち人間の高度な頭脳に於いてのみ成立
する高度な記憶力、連想力、判断力などの人間としての
機能が必要であった。
【0003】しかしながら、近年の音楽ソフトウエアの
廉価化、趣味の多様化に伴い人の記憶に残るもしくは産
業上利用できる楽曲数は増加の一途をたどっている。こ
れに伴って、カラオケで自分の唄いたい曲名を思い起こ
せないもどかしさ、もしくは、気分転換、広告宣伝など
に用いる曲の選択の難しさが、近年、曲当てを技術的解
決の目標とするに至った。
【0004】特に、音楽に於けるコンピュータ利用の一
つであるMIDI技術の普及がカラオケに於いて開花
し、いわゆる通信カラオケとして一世を風靡すると共
に、様々な利用方法が可能となったことから、特に近
年、この種の楽曲検索技術について多くの報告がされて
いる。
【0005】例えば、特開平2−54300号公報
(「自動選曲装置」)に於いては、メロディによるカラ
オケ選曲技術が開示されている。また、特開平3−12
890号公報、特開平3−12891、にも同様な技術
が開示されている。更に、特開平5―61917号公報
(「旋律情報を利用した音楽データベース検索方式及び
旋律整合方式」)に於いては、ユーザーから提示される
メロディに於ける音符のずれ、ぬけ、余剰などをも考慮
した技術が開示されている。
【0006】また特開平7―121556号公報(「音
楽情報検索装置」)に於いては、ユーザーが必ずしも絶
対音階で入力するとは限らない点にも配慮した技術も公
開されている。
【0007】一方、時代の進展と共に技術も進歩し、前
述のMIDI技術を利用した通信カラオケの普及につ
れ、このような楽曲検索にも新たな技術が登場した。例
えば特開平8―129393号公報(「カラオケ装
置」)に於いては、MIDI技術を利用して音声入力か
らそのまま通信カラオケ選曲を行う技術も開示されてい
る。また、特開平8―160975号公報(「カラオケ
選曲装置」)に於いては、メロディ、リズム、歌詞等の
の相対的長さや比率に着目し、より一層の選曲率アップ
を目指した技術が示されている。更に特開平9―138
691号公報(「楽曲検索装置」)に於いては、音高と
音長に着目した技術が提示されている。
【0008】これらの楽曲検索技術は、勿論、その他の
用途をも示唆しているが、実際上はいずれもカラオケに
利用する事を第一義としている。ところが、ここに見逃
してはならない技術開示がある。それは、特開平6―2
02621号公報(「楽曲演奏情報を利用した楽曲検索
装置」)であり、メロディではなく、楽器編成やリズム
感などの音楽的情報により、楽曲検索出来る楽曲検索装
置を提供している。当該公報においては、メロディでは
なく楽器編成やリズム感等の情報を利用する理由につい
ては、カラオケに於いては通常ユーザーが唄う「メロデ
ィは歌のパートまたはソロ楽器のパートに多いと考えら
れるが、カラオケ演奏情報などではこれらのパートがな
く検索出来ない。」と説明している。
【0009】さらに、コンピュータ技術一般、特に音響
分析技術の急速な進歩により、例えば先に述べた特開平
7―121556号公報に開示されている周波数同定技
術は、既にパソコンのソフトとして市場に出回ってい
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら一方に於
いてはこれだけ多様な楽曲検索技術が開示されていなが
ら、実用に供されている例は極めて少ないのが現状であ
る。これは技術進歩が急速であるにもかかわらず、まだ
隠れた障害が存在している事を暗示しているように思わ
れる。その原因について、簡単に考察する。
【0011】メロディは頭脳の中では音楽情報のパター
ンの一つとして、いわゆる感性の脳として知られている
右脳に記憶されていると考えられる。ところが、楽曲の
名前等の書誌的な情報や関連情報はいわゆる言語情報と
して論理の左脳に記憶されていると言われている。いわ
ば、一つのイベントである音楽に関する情報が右脳と左
脳に分かれて記憶されている訳で、この点がメロディは
覚えているが、名前は忘れてしまった、と言う不都合の
根源ともなっていると思われる。
【0012】しかも音楽自身の本質的価値は勿論右脳が
担当する部分であり、決して名前やその名声等左脳部分
の情報ではない。それだけに左脳から提供される関連情
報が必ずしも右脳の情報と整合性があると言う保証はな
い。ただ個人のレベルでは個々の音楽がある忘れ得ぬイ
ベントと結びついている事もあり、ただその名前のみ失
念していると言うケースも十分あり得る。
【0013】また、メロディはその楽曲の書誌的な情報
のみでは何らの右脳的な情報を与えない。楽曲に関する
多くの関連情報はいわゆる曖昧さを持った断片的情報で
ある可能性が高い。従って、従来のシステムでは自然言
語処理で今日行われている推論エンジンの機能を充分に
は生かし切っていないと云うことができる。特に、音声
や他の情報入力の手法は決して充分に言語処理、メロデ
ィ認識などの各技術を活かしてはいない。
【0014】また、他の課題としては利用分野、すなわ
ちカラオケ環境そのものにあると思われる。それはカラ
オケの持つ雰囲気、すなわち大音響で音楽が流れている
と言う点である。このような環境で、周囲に左右されず
的確な入力を行う事は、極めて困難と感ずる。
【0015】更に、MIDI技術そのものの問題点とし
て、一番必要なメロディが通常のMIDI情報から欠落
しているという欠点がある。この点については先に示し
た、特開平6―202621号公報(「楽曲演奏情報を
利用した楽曲検索装置」)においても指摘されている。
但し、当該公報に開示されている技術のように、検索の
ための拠り所としている楽器編成情報やリズム感を、一
体如何ほどのユーザーが検索用入力情報として利用出来
のるか、また検索精度が如何程かは定かではない。
【0016】本発明はこれら従来技術の欠点を解決し、
システム全体としてのユーザーにより取り扱いの容易
さ、結果としての楽曲検索精度の向上、更にはこれに伴
い、楽曲を提供する産業の発展に貢献することを目的と
している。
【0017】
【課題を解決するための手段】斯かる目的下において、
本発明の請求項1の楽曲検索システムにおいては、複数
の楽曲検索要素を順次入力可能とする対話型入力手段
と、当該入力手段で入力された複数の楽曲検索要素中、
有効な入力に基づいて1以上の候補曲を提示する手段と
を具備する構成とした。
【0018】上述の如く構成することにより、ユーザは
様々な楽曲選択のための情報を効率よくシステムに伝え
ることができ、各情報固有の検索方法により、最適な検
索結果を得ることができる。
【0019】また、請求項23の楽曲検索システムにお
いては、楽曲検索要素として、楽曲の楽譜に係わる情報
を入力する手段と、当該入力手段にて入力された楽譜情
報を該入力手段の入力動作に応答して再現する再現手段
と、当該入力手段で入力された楽譜情報に基づいて1以
上の候補曲を提示する手段とを具備する構成としてい
る。
【0020】上述の如く構成することにより、最も曖昧
さの大きい楽譜情報を検索情報として用いる際にその検
索情報がどのような情報であったかを直ちにユーザが把
握でき、システムに無駄な検索をさせることがなくなっ
た。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について、
図面を参照して詳細に説明する。
【0022】ここで、本件発明の概略について説明す
る。発明者らは、先に説明した従来技術において、最も
大きな問題は、適切なユーザーインターフェース、特に
対話型マルチメディアインターフェースの欠如であると
の認識の下、複数の検索入力を対話的に順次ユーザーに
与える手法を採用した。この検索入力としては、メロデ
ィ、リズムなどの楽譜情報、作曲家、作詞家、歌詞の一
部などの書誌的情報、更には感性を示す語彙なども検索
入力として用いる。
【0023】対話型マルチメディアインターフェースの
重要性を更に具体的に指摘しておく。そもそもメロディ
等から曲名を探し当てると言うこと自体、自らの記憶力
の低下の結果であり、従って、入力そのものの信憑性に
も疑問がある事を前提とすべきである。またユーザーは
必ずしも最新技術に慣れ親しんでいる階層ではなく、む
しろ機械には馴染みのない人々であると言う点にも配慮
しなければならない。
【0024】従って、あらゆる意味で冗長度を持ってお
く事が重要であり、この点内容に応じて話し合いを進め
て行く対話型入力手段は不可欠である。近年人工知能の
分野に属する自然言語処理技術の発達と、ディスプレー
技術の進歩により、対話型マルチメディアインターフェ
ースによる入力手段は十分実用段階に達してきている。
【0025】また特に、最もユーザの記憶の中で重要で
あり、かつ曖昧性が高いであろうと思われる楽譜情報に
ついては、これを検索入力として用いたときに、どのよ
うなメロディもしくはリズムを検索情報として用いるか
を即座に再現することによって、無駄な検索を防止す
る。
【0026】図1は、本件発明に係わる楽曲検索システ
ムの全体構成を示す図であり、図中1は本実施例のシス
テム内部に用意された楽曲データベース(MDB:Musi
c Data Base)であり、2は外部のMDBと本システム
を接続するための通信インターフェース(I/F)であ
る。ここで、この内部MDBと外部MDBとによってこ
のシステム全体のMDBが構成されていると理解すべき
であり、これらは、中央処理装置(CPU)を含む処理
装置本体3に接続されている。
【0027】また、図1において、4はユーザが言葉も
しくはメロディなどを用いる際に用いられるマイクロホ
ンであり、5はMDB中から選択された楽曲の演奏や検
索入力として入力された楽譜情報(メロディ、リズムな
ど)を再現する為のスピーカ、6は対話的入力画面を表
示し、更には、検索された楽曲に係わる書誌的情報や画
像を表示するためのディスプレイ、7はディスプレイに
表示されている検索画面に対してアクセスし、各種の入
力を行うためのキーボードもしくはマウスなどの操作部
材であり、これらは処理装置本体に対して、双方向もし
くは片方向にデータのやりとりを行えるように構成され
ている。
【0028】図1において、8はフロッピーディスクド
ライブ(FDD)であり、本件システムを動作させるた
めのソフトウエアプログラムが記述されたフロッピーデ
ィスク(FD)に記述されているプログラムを読み取
り、処理装置本体3に送る。処理装置本体3はこのFD
に記述されておいたプログラムを本体3内のハードデイ
スクもしくは半導体メモリに転送し、図2に示す各動作
を行うことができる。
【0029】図2は図1のシステムの基本的な動作の遷
移を示すフローチャートであり、以下、この図2を用い
て本実施例の全体的な動作について説明する。システム
が起動されると、内部MDB1を立ち上げて、このMD
B1をアクティブな状態にすると共にこのMDB1に自
己診断を行わしめ、処理装置本体3内のCPUの制御下
におく。また、この時外部I/F2を介して外部MDB
へのアクセスを可能とし、外部MDBと通信を行って、
この外部MDBも上記CPUの制御下に動作可能または
アクセス可能であることを確認する。また、CPUはデ
ィスプレイ6、マイクロホン4、スピーカ5及び操作部
7をアクティブにする。
【0030】次に、システムの起動が確認されると、初
めてシステムを立ち上げた場合には自動的に初期条件の
設定ルーチンS2に入る。システムの起動が初めてでは
ない場合にはステップS1において、対話型インターフ
ェースを通じてユーザーに再度初期設定をするか否かを
確認し、必要であれば初期設定を行うために、初期条件
の設定ルーチンに入る。
【0031】この初期条件設定ルーチンは、検索入力と
して何を優先的に入力するか、どのように検索結果を出
力するかなどをユーザーに対話的に入力させる。この初
期設定ルーチンとして、ユーザーがその設定の手間を最
小限にしたければデフォルト値を設定する。この初期条
件設定ルーチンについては後に詳述する。
【0032】次に、CPUは第1回目のリクエストを聞
く(S10)。CPUはユーザーからの入力に従って、
複数の候補曲を提示しつつリクエスト処理を繰り返し、
必要に応じて曲の選択ルーチンに移行する(S11)。
このリクエストルーチン及び選択ルーチンの詳細につい
ても後述する。
【0033】さて、選択ルーチン(S11)において
は、提示された候補曲から、ユーザーが1つの楽曲を選
択し、この選択により選択された楽曲のメロディが画像
などの参考情報と共に提示される。ここで、ユーザーは
提示された楽曲が所望の楽曲もしくは聴いてみたい楽曲
であるか否かを判定する(S12)。そして、所望の楽
曲もしくは聴いてみたい楽曲である場合には、更に、そ
の曲の全曲の演奏を行うか否かを問い合わせる(S2
0)。
【0034】このような選択ルーチンと、楽曲の適否の
判定は3回繰り返す(S11〜S16)ことができ、3
回の内に所望の楽曲が見つかれば、全局演奏を行うか否
かをユーザに判断させる(S20)。一方、3回の内に
所望の楽曲が見つからなければ、次のリクエストを行う
処理を終了するかの判断をユーザに行わせる(S1
7)。ここで、次のリクエストを行う場合にはステップ
S21〜S28にて同様の処理を行い、このような動作
を、ステップS31〜38においてユーザが処理の終了
を命じるまで続ける。即ち、所望の曲に到達するまで、
リクエスト、選択、試聴を繰り返す事も可能である。本
例では、前述の条件設定によりデフォルト値が設定さ
れ、一回のリクエストに於いて、提示する曲は3曲と設
定された例を示すが、この曲数はユーザーの好みにより
いか様にも設定可能である。
【0035】各リクエストの各選択ルーチンで選択され
た楽曲の全曲を演奏することを、ステップS20,S3
0もしくはS39にて選択した場合には、音楽演奏ルー
チン(S40)に入り、CPUが内部MDB1もしくは
外部MDBにアクセスして、所望の楽曲をスピーカ5か
ら出力すると共に、この楽曲に対応する画像がある場合
にはディスプレイ6にその画像を映出する。
【0036】勿論、この音楽演奏ルーチン(S40)に
おいてある曲を演奏しても、ステップS41において、
次のリクエストを行うという判断を行うときには、次の
リクエストルーチンに移行することも勿論可能である。
ステップS17,S28,S38,S41において、次
のリクエストを行わないことがユーザによって選択され
るとシステムを停止し、処理を終了することになる。
【0037】次に各ステップをより詳細に説明する。ま
ずシステムの初期条件設定ルーチン(S2)について、
図3のフローチャート及び図4の表示画面を用いて説明
する。図2は対話型音楽曲探索システムフォローチャー
トー1であり、次のごとく作動する。
【0038】図2におけるステップS1において、ユー
ザーが初期条件を設定するために、初期条件設定を指定
した時、もしくは、このシステムの最初の起動時にステ
ップS2の初期条件設定ルーチンにはいると、図4に示
す如き、初期設定画面の表示を行う(図3:S51)。
図4における表示画面において、11は検索優先度の表
示部、12は提示曲数表示部、13は選曲可能曲数表示
部、14は候補曲表示形式表示部、15は学習機能オン
オフ表示部である。
【0039】ここで、ステップS52においては、現在
システムとして設定している設定値を表示する。ここ
で、この設定値とは、システムの最初の起動時にはシス
テム起動前に予め定められていたデフォルト値であり、
ユーザーが初期設定の変更をするためにステップS1に
おいて初期設定ルーチンへの移行を命じたときには、先
の初期設定と後述する学習機能により現在システムが保
持している設定値を表示することになる。尚、図4にお
いては、本システムにおけるデフォルト値が表示された
状態を示す。
【0040】即ち、本実施例のシステムでは、検索入力
として「メロディ」が第1優先、次いで「歌詞の一
部」、「感性語彙1」、「感性語彙2」、「作曲家名」
の順で順次入力を行うことを示す。「感性語彙」とは、
例えば、「暗い」とか「さわやかな」といった人間の感
性に係わる語彙を入力するもので、MDBに収納されて
いる全ての楽曲に対して、この種の「感性語彙」がキー
ワードとして付与されており、このキーワードに合致し
た曲が候補曲として後で提示されることになる。
【0041】また、本実施例において1度に提示する楽
曲数の上限は「10」、その中から選択可能な曲数は
「3」とし、候補曲の表示形式としては、曲名とアーチ
スト名の一覧のみとする。尚、この提示曲数、選択可能
曲数、表示形式などについては、追って説明する。本実
施例にシステムにおいては、いわゆる学習機能を有して
おり、デフォルトとしてはこの学習機能をオンさせてお
く。本実施例における学習機能とは、リクエストルーチ
ンにおいて、どの検索入力が有効な入力であったかを自
動的に統計処理し、後の検索入力の順序に反映させるこ
とである。
【0042】図4において、各種設定の表示部11〜1
5に対して、図1のマウスもしくはキーボードを用いて
ユーザが自分の好きな内容を入力できる。このような入
力があると(S53)、その入力値が設定されると共に
各種設定の表示部内に表示される(S54)。そして、
図4におけるOKスイッチ16がクリックされると(S
56)、この初期設定ルーチンを終了するが、設定値を
デフォルト値に戻したい場合にはデフォルトスイッチ1
7をクリックすることにより(S55)、デフォルト値
とシステムの設定値として設定し(S57)、ステップ
S52に戻り、再度設定をし直すことができる。
【0043】次に、リクエストルーチンについて説明す
る。図5は図2におけるリクエストルーチン(S10,
S21,S31)におけるシステムの動作を説明するた
めのフローチャート、図6及び図7はそれぞれ上記リク
エストルーチンにおいてディスプレイ6に表示される表
示画面の一例を示す図であり、以下、これらの図5〜7
を用いて説明する。
【0044】リクエストルーチンにはいるとまず変数N
に1を置数し(S60)、N回目の検索入力画面をディ
スプレイ6に表示する。ここで、本実施例においては図
4に示した、先の初期設定画面における検索入力(検索
要素)の項目数から明らかなように、5つの検索要素が
順次設定される構成としたが、この数自体はシステムの
構成上自由に設定できる。これら5つの選択要素として
は、先に説明した「メロディ」「リズム」「歌詞の一
部」等の楽譜情報と感性を示す語彙以外に「作曲家名」
等の書誌的情報を用いることが可能である。
【0045】ここで、書誌的情報としてはとしては「女
声/男性/デュエット/コーラス」などの情報、「ジャ
ンル」、「使用楽器(バンド/ピアノ/オーケストラな
ど)」、「発売年月日(発売年、もしくは年月のみでも
可)」、「作詞者」、「編曲者」、「レコード会社」、
「収録アルバム名」などがある。また、ユーザが各楽曲
に対する情報として思い出される関連情報を予め登録し
ておけば、これも検索入力要素として用いることが可能
である。
【0046】そして、第1検索入力画面を表示する(S
61)。ここで、例えば、第1検索入力(検索要素)が
「メロディ」であったとすると、図6のような表示がデ
ィスプレイ6上になされる。ステップS62において
は、実際メロディの入力を行うのであるが、本実施例に
おいてはこのステップS62において、メロディの入力
方法を選択可能とした。即ち、図6におけるキー21を
クリックすればマイクロホン4からの音声によるメロデ
ィ入力、キー22をクリックすれば不図示のコネクタに
より処理装置本体3に接続された電子楽器からの演奏に
よりメロディ入力を選択することになる。また、キー2
3をクリックすればメロディの入力を行わない、即ちメ
ロディを検索要素として用いないことを選択する。
【0047】その後、ディスプレイに「メロデイを入力
下さい」との表示が出、その間に上述した何れかの方法
でメロディを入力すると、この入力が検索の要件として
設定される。そして入力完了後、有効な入力があると判
断された場合には(S63)、その検索要素について有
効な検索入力がなされた回数をインクリメントする(S
64)。ここで、この各検索要素(検索入力)の累積入
力回数は、各検索要素間で比較され、累積入力回数が多
い順に検索入力1〜5を決定し、これを先に図3のステ
ップS52において説明したシステムの設定値として記
憶しておく。
【0048】本実施例においては、入力された情報が上
記「リズム」「メロディ」「歌詞の一部」などの楽譜情
報である場合には、その情報を分析し、楽譜情報として
曖昧性を取り除く処理を行う。勿論、その分析結果が入
力するユーザの意図と合わなかったり、実際の楽譜と異
なることがあるが、本実施例では、これを再度ユーザー
にフィードバックするために、入力情報が楽譜情報であ
ると判断された場合(S65)においては、その楽譜情
報の分析結果による楽譜通りの出力をスピーカ5を介し
て提示する。これによって、ユーザは自己の入力した楽
譜情報が意図したとおりの情報として検索に用いられる
か否かを再度確認することができる。尚、不図示である
が、ステップS66においてユーザは所望の入力でなけ
れば、これが検索入力として用いられるのをキャンセル
することも可能である。
【0049】ここで、上記分析の手法自体は、先に説明
した公報などにも開示されている既存の技術群であり、
それらは相対的音程、リズム、相対的長さ、歌詞、並び
に音列の相対的変化(同音、下降、昇音)のデータとし
て入力されたメロデイやリズムを解析する。これらのメ
ロディの諸属性が多ければ多いほど、更に正確であれば
ある程探索の目標たる候補曲を、MDBの中からより正
確、且つ、少ない候補曲として選抜して行くことが可能
である。
【0050】図7は検索入力要素が、「歌詞の一部」で
あった場合の表示画面を示す。図から明らかなように、
歌詞の一部を入力し、OKキー27をクリックすれば検
索入力として用いられ、キャンセルキー26をクリック
すれば、入力した歌詞の情報の再入力が可能となり、キ
ー28をクリックすれば、「歌詞の一部」を検索入力と
しては用いないようにすることができる。図7に示すよ
うな、表示画面は、感性語彙の入力、書誌的情報の入力
に際しても同様に用いることができるのは云うまでもな
い。
【0051】そして、このような検索要素の入力が行わ
れる度にNはインクリメントされ(S68)、Nが5に
達したら(S67)処理を終了する。
【0052】尚、上記例では、上記累積入力回数のみを
参照して検索要素の入力順を決定したが、図4に示され
るとうりユーザの選んだ優先順位は、ユーザ自身が自分
の傾向を当然知っているであろうとの予測から、ユーザ
の最初に選んだ優先順と上記学習機能により、システム
側の判断した優先順との双方に鑑みて最終的な入力順を
決定することも可能である。また、メロディなどの入力
に際してはその正確度を考慮して上記累積される値を変
化させることも可能である。更には、この累積された値
をユーザにフィードバックする事によりユーザに自分の
入力傾向を認識させることによって、優先順位の再設定
を促すなどの改良を行っていくことも可能である。
【0053】また、上述の実施例においては説明の簡単
のため、ユーザーが単数である場合を想定して説明した
が、複数のユーザが本システムを共用する場合、ユーザ
毎に初期設定を行い、ユーザ毎に統計をとって学習機能
を機能させることも可能である。
【0054】ここで、検索対象となるMDBにおける検
索曲するについて考察する。例えば、1975年英国に
て発行されているDirectory of Tunesには10000
曲のクラシック音楽、並びに6000曲のポピュラーソ
ングの主要なメロディが音列の相対変化のみで分類され
ている。また、昨今の通信カラオケに於いては1000
0曲以上が常にMIDI情報として登録されている。クラシ
ックの場合は各楽章の第1主題、第2主題を中心に耳に
残り易い所を、そしてポピュラーの場合は出だし、さわ
り、終わり等いろいろな部分が利用されている。一方カ
ラオケの場合は全曲が既にMIDIフォーマットになってい
るが、メモリー圧縮が必要な場合は楽譜レベルに落とす
事も可能である。
【0055】このように音楽の種類、ジャンル等により
既存のデータベースはその単位の取り方は様々である
が、それぞれの心に残り易いメロディがその中心である
事には変わりがない。そこで本実施例ではこれらの総和
である26000を代表的メロディデータベースの対象
と考える。ユーザーが探索したいメロディ等の検索要素
を数種類順次対話的に入力すると、公知の様々な検索手
法を駆使して、26000の楽曲から数曲〜数十曲の候
補曲に絞られる。
【0056】次に、検索結果の提示及び提示された検索
結果(候補曲)から、所望の曲を選択する選択ルーチン
について説明する。図8は選択ルーチンにおけるシステ
ムの動作を説明するためのフローチャートである。ま
た、図9〜図11は図8の選択ルーチン中でディスプレ
イ6に表示される表示画面を示す図であり、以下、これ
らの表示画面を参照して動作説明を行う。
【0057】図2のフローチャートにおいて、選択ルー
チン(S11,S13,S15,S22,S24,S2
6,S32,S34,S36)に入ると、先のリクエス
トルーチンにて入力を完了していた検索要素を用いて候
補曲の検索を行う(S70)。これら候補曲中の数件が
後に各表示モードで表示されることになるが、ここで、
この候補曲のランク付けについて説明する。
【0058】上記ステップS70における候補曲の検索
に際しては、検索要素が楽譜情報のように曖昧性のある
ものについては、完全合致のみを検索対象とするのでは
なく、合致する度合いの高いものから低いものにそれぞ
れ評価付けする。また、感性を示す語彙の入力に対して
も、その感性を示す語彙に楽曲がどの程度近いかによっ
て評価付けをする。
【0059】例えば、楽譜情報にたいする類似度を0〜
1の間の値(x)で評価し、感性語彙に対する合致度を
同様に0〜1の間の値(y)で評価したとすると、z=
x*yを演算により求めておき、書誌的情報の入力が合
致したものの中から上記値(z)が大きいものから順に
ランク付けを行う。そして、上位にランクされた楽曲か
ら順に前述した初期設定画面の候補曲表示形式表示部1
4(図4参照)において設定されていた形式に従って、
同じく初期設定画面の提示曲数表示部12にて設定され
た提示曲数まで提示する。
【0060】例えば、図4に示すように一覧表示が初期
設定され、提示曲数として「5」が設定されている場合
には、図9に示すような画面が表示される。図9におい
て40は候補曲一覧表示部であり、図示のように楽曲名
とアーチスト名とが上述のランク付けに従って表示され
る。41は選択曲表示部であって、上記候補曲中からユ
ーザが選択した楽曲のランクが表示される。また、42
は検索条件表示部であり、表示部40に表示されている
候補曲を検索する際の検索条件が表示される。
【0061】この状態で、選択曲表示部41に対して候
補曲の入力があり、且つ、図9のOKキー31がクリッ
クされると(S79)候補曲の選定が終了する。尚、こ
の図8のステップS79は図2におけるステップS1
2,S14,S16,S23,S25,S27,S3
3,S35,S37に対応する。
【0062】画面変更キー32が操作されたときには、
他の表示画面、例えば、上記「曲名・アーチスト一覧」
表示以外に、「画像・曲名」表示画面など複数の表示画
面を有するものとすると、キー32のクリックによって
このキー32の下部にその表示形式が提示され、それら
の中から1つを選択する(S75)ことで、選択された
表示形式による表示が行われる(S76)。
【0063】例えば、「画像・曲名」表示画面が選択さ
れたとすると、図10に示すような画面が表示される。
図中、45−4〜45−5はそれぞれ各候補曲と共にM
DBに記憶されていた画像を表示する表示部であり、図
示の通り各画像にはランクと曲名とが多重して表示され
る。キー31,キー32については図9の画面と同様で
ある。図10における「一覧表示」キー34をクリック
すると、画面変更キー32をクリックして一覧表示画面
を選択した場合と同様に、ステップS75、S76によ
り図9の画面に戻る。
【0064】また、図9の画面が表示されている状態
で、選択曲表示部41に対して候補曲の入力があり、且
つ、詳細表示キー33がクリックされると、図11に示
すような画面が表示される。即ち、選択されている候補
曲の詳細情報が例えば図9に示すように詳細情報表示部
43に表示される。42は前述の検索条件表示部であ
り、キー31,32,34については図9もしくは図1
0のキー31,32,34と同様の機能を有する。
【0065】また、図9,図10もしくは図11の画面
が表示されているときに、演奏キー35がクリックされ
ると(S71)、選択曲表示部41に対して候補曲の入
力があるか否かを確認し(S72)、入力がある、即ち
選択済みの場合にはその選択された楽曲の一部に対応す
る音声情報ををMDB3もしくは通信インターフェース
2を介して取得し、処理装置本体3からスピーカ5に音
声情報として送ることによって出力、演奏する。勿論音
声情報は外部への端子を通じ、オーディオ機祈とうで本
格的に再生する事も可能である。
【0066】ここで、図11に示す詳細表示画面におい
て、演奏キー35がクリックされた場合には、当然候補
曲中の1曲を選択済みであるので、必ず、選択された楽
曲の一部を演奏することになる。一方、選択曲表示部4
1に対して候補曲の入力がない場合には(S72)、提
示されている候補曲を順次演奏する(S73)。
【0067】上述の如き部分演奏もしくは逐次演奏機能
を有することによって、本実施例のシステムでは、ユー
ザーが自分の想っていたとうりのメロディをシステムに
入力したかどうかを確認することができる。また、図
9、図10の画面においては、入力された検索条件を画
面上に提示することで、入力の追加や修正の有無を検討
するチャンスをユーザに与えることができる。
【0068】そして、これら楽曲選択に対する補助情報
を参照して、ユーザーが前述のOKキーをクリックする
と楽曲の選定が確定したことになり(S79)、再度選
択された楽曲の部分演奏を行う(S80)。そして、シ
ステムは選定曲の全体の演奏が可能な状態となる。
【0069】この状態では、図12に示すように、ディ
スプレイ6上に、「全曲をお聴きになりたいですか?」
という文字と共に、前述した書誌情報表示部43に書誌
情報を表示し、ユーザーがキャンセルキー38もしくは
演奏キー39をクリックすることで、前曲の演奏を行う
かどうかが決定される(ステップS20,S30もしく
はS39)。即ち、演奏キー39がクリックされて、全
曲の演奏を行う場合には、図2における音楽演奏ルーチ
ン(S40)に入り、選択された楽曲が収納れているM
DBにアクセスしてその楽曲の演奏が行われる。
【0070】一方、提示された楽曲が所望の曲ではなか
った場合や、費用が高いと判断した場合などにおいて
は、キャンセルキー38がクリックされることによっ
て、次のリクエストルーチンにはいる(S20,S3
0)。また、各リクエスト及び各選択ルーチンにおいて
楽曲の選定が行われなかった場合においては(S16,
S27,S37)、次のリクエストを行うか否かをユー
ザーに問い合わせ(S17、S28、S38)、次のリ
クエストを行わない場合にはシステムの動作を終了す
る。また、同様に、音楽演奏ルーチンにて選定された楽
曲の演奏が終了した場合にも、同等の問い合わせを行い
(S41)、次のリクエストを行わない場合にはシステ
ムの動作を終了する。
【0071】上述のように、上記システムではユーザー
が全曲演奏を望んだ場合、選定された楽曲がシステム上
のMDBに存在し、システムアドレスに組み込まれてい
ればすぐ演奏に移る。また、システムはユーザーにその
楽曲のありかを示すので、ユーザー自身が別の手段でそ
の楽曲を再生する事も可能である。一方、所望の楽曲が
システム上のMDBに存在しない場合、上記楽曲の存在
するデータベース表示に基づき、ユーザーは別途、オン
ラインダウンロードのプロセスをとることも可能であ
る。
【0072】ここで、本実施例では各楽曲のソースとし
て単一のMDBを仮定したが、CD,MD,テープ、L
P,SP等、様々なメディアを本システムに組み込むこ
とは勿論可能であり、その種類を問わない。また、この
種のソースとして、LD,MIDI通信カラオケ、ビデ
オテープ、DVD,等のAVメディアも本システムに組
み込むことが可能である。
【0073】以上説明したように、上述した実施例のシ
ステムによればユーザーは音楽の名前を失念している
が、メロディの断片、関連情報等を記憶している場合
に、対話型マルチメディアインターフェースを通して本
システムと対話をする事により、所望の音楽曲を極めて
容易に探索出来る。
【0074】特に、対話型の基礎としてユーザーに自然
でかつ負担の少ない対話をシステムと行ってもらう為、
ユーザーの好みに応じた初期条件設定をまず行い、合わ
せてユーザーの使用パターンを学習することにより、毎
回の使用時に煩わしいやり取りや、なかなか正解に到達
しない不満を最小限にすることが出来る。
【0075】尚、本件システムは、失念した楽曲の検索
だけではなく、前述したように、各種用途に必要とする
曲の検索一般に用いることができるのは云うまでもな
い。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本件発明の楽曲検
索システム、楽曲検索方法、もしくは記録媒体を用いる
ことによって、ユーザは様々な楽曲選択のための情報を
効率よくシステムに伝えることができ、各情報固有の検
索方法により、最適な検索結果を得ることができる。ま
た、最も曖昧さの大きい楽譜情報を検索情報として用い
る際にその検索情報がどのような情報であったかを直ち
にユーザが把握でき、システムに無駄な検索をさせるこ
とがなくなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本件発の一実施例としての楽曲検索システム全
体の構成を示すブロック図である。
【図2】図1のシステム全体の動作を示すフローチャー
トである。
【図3】初期条件設定ルーチンの動作を説明するための
フローチャートである。
【図4】初期条件設定ルーチンにおける表示画面を示す
図である。
【図5】リクエストルーチンの動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図6】リクエストルーチンにおける、メロディの入力
方法の指定画面を示す図である。
【図7】リクエストルーチンにおける歌詞入力画面を示
す図である。
【図8】選択ルーチンの動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【図9】選択ルーチンにおける候補曲一覧表示画面を示
す図である。
【図10】選択ルーチンにおける画像・曲名表示画面を
示す図である。
【図11】選択ルーチンにおける候補曲の詳細表示画面
を示す図である。
【図12】全曲演奏の指示画面を示す図である。
【符号の説明】
1 音楽データベース(MDB) 2 通信インターフェース(I/F) 3 処理装置本体 4 マイクロホン 5 スピーカ 6 ディスプレイ 7 キーボードマウスなどの操作部 8 フロッピーディスクドライブ(FDD) 9 プログラムが記述されているフロッピーディスク 11 検索優先度表示部 12 提示曲数表示部 13 選曲可能曲数表示部 14 候補曲表示形式表示部 15 学習機能オンオフ表示部 16 OKスイッチ 17 デフォルトスイッチ 40 候補曲一覧表示部 41 選択曲表示部 42 検索条件表示部 43 詳細情報表示部 45−1〜45−5 画像表示部 59 画像ファイル装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長澤 健一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の楽曲検索要素を順次入力可能とす
    る対話型入力手段と、 当該入力手段で入力された複数の楽曲検索要素中、有効
    な入力に基づいて1以上の候補曲を提示する手段とを具
    備する楽曲検索システム。
  2. 【請求項2】 前記複数の楽曲検索要素を予め設定され
    ている要素中から選択することを特徴とする請求項1に
    記載の楽曲選択システム。
  3. 【請求項3】 前記入力手段による入力結果に従い、前
    記複数の楽曲検索要素を選択することを特徴とする請求
    項1もしくは2に記載の楽曲検索システム。
  4. 【請求項4】 前記複数の楽曲検索要素を前記入力手段
    により有効な入力がされた頻度の高い順に所定数選択す
    ることを特徴とする請求項4に記載の楽曲検索システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記入力手段による前記複数の楽曲検索
    要素の入力順序を予め設定する手段を有する請求項1乃
    至4の何れかに記載の楽曲検索システム。
  6. 【請求項6】 前記入力手段による入力結果に従い、前
    記複数の楽曲検索要素の入力順序を変更することを特徴
    とする請求項1乃至5の何れかに記載の楽曲検索システ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記複数の楽曲検索要素の入力順序を前
    記入力手段により有効な入力がされた頻度の高い順序に
    変更することを特徴とする請求項6に記載の楽曲検索シ
    ステム。
  8. 【請求項8】 前記複数の楽曲検索要素は、当該楽曲の
    楽譜に係わる情報を含み、前記入力手段はユーザに当該
    楽譜情報を入力させる指示を与えることを特徴とする請
    求項1乃至7の何れかに記載の楽曲検索システム。
  9. 【請求項9】 前記入力手段により入力された楽譜情報
    を、当該入力に応じて再現する手段を有する請求項8に
    記載の楽曲検索システム。
  10. 【請求項10】 前記入力手段により入力されたメロデ
    ィを分析する手段を有し、前記再現手段は当該分析結果
    に基づくメロディを再現することを特徴とする請求項9
    に記載の楽曲検索システム。
  11. 【請求項11】 前記楽譜情報を、音声入力手段により
    入力可能としたことを特徴とする請求項8乃至10の何
    れかに記載の楽曲検索システム。
  12. 【請求項12】 前記楽譜情報を、楽器により入力可能
    としたことを特徴とする請求項8乃至10の何れかに記
    載の楽曲検索システム。
  13. 【請求項13】 前記複数の検索要素は、楽曲の書誌的
    情報を含み、前記入力手段は当該書誌的情報を操作者に
    対話的に入力させる機能を有することを特徴とする請求
    項1乃至12の何れかに記載の楽曲検索システム。
  14. 【請求項14】 前記複数の検索要素は、楽曲に係わる
    感性を示す語彙を含み、前記入力手段は当該書誌的情報
    を操作者に対話的に入力させる機能を有することを特徴
    とする請求項1乃至12の何れかに記載の楽曲検索シス
    テム。
  15. 【請求項15】 複数の楽曲検索要素を順次入力可能と
    するべく指示を与える入力工程と、 当該指示に従って複数の楽曲検索要素中、有効な入力に
    基づいて1以上の候補曲を提示する提示工程とを有する
    楽曲検索方法。
  16. 【請求項16】 前記複数の楽曲検索要素を予め設定さ
    れている要素中から、前記入力工程により有効な入力が
    された頻度の高い順に所定数選択することを特徴とする
    請求項15に記載の楽曲検索方法。
  17. 【請求項17】 前記入力工程による前記複数の楽曲検
    索要素の入力指示の順序を、当該入力工程により有効な
    入力がされた頻度の高い順序に設定することを有する請
    求項16に記載の楽曲検索方法。
  18. 【請求項18】 前記複数の楽曲検索要素は、当該楽曲
    の楽譜に係わる情報を含み、前記入力工程はユーザに当
    該楽譜情報を入力させる指示を与えることを特徴とする
    請求項15乃至17の何れかに記載の楽曲検索方法。
  19. 【請求項19】 前記入力工程により入力されたメロデ
    ィを分析する手段を有し、前記再現手段は当該分析結果
    に基づくメロディを再現することを特徴とする請求項1
    8に記載の楽曲検索方法。
  20. 【請求項20】 前記複数の検索要素は、楽曲の書誌的
    情報を含み、前記入力工程は当該書誌的情報を操作者に
    対話的に入力させる指示を与えることを特徴とする請求
    項15至19の何れかに記載の楽曲検索方法。
  21. 【請求項21】 前記複数の検索要素は、楽曲に係わる
    感性を示す語意を含み、前記入力工程は当該書誌的情報
    を操作者に対話的に入力させる指示を与えることを特徴
    とする請求項15乃至20の何れかに記載の楽曲検索方
    法。
  22. 【請求項22】 複数の楽曲検索要素を順次入力可能と
    するべく指示を与える入力工程と、 当該指示に従って複数の楽曲検索要素中、有効な入力に
    基づいて1以上の候補曲を提示する提示工程とを含むプ
    ログラムが記述されたコンピュータにて読み取り可能な
    記録媒体。
  23. 【請求項23】 楽曲検索要素として、楽曲の楽譜に係
    わる情報を入力する手段と、 当該入力手段にて入力された楽譜情報を該入力手段の入
    力動作に応答して再現する再現手段と、 当該入力手段で入力された楽譜情報に基づいて1以上の
    候補曲を提示する手段とを具備する楽曲検索システム。
  24. 【請求項24】 前記入力手段により入力されたメロデ
    ィを分析する手段を有し、前記再現手段は当該分析結果
    に基づくメロディを再現することを特徴とする請求項2
    3に記載の楽曲検索システム。
  25. 【請求項25】 楽曲検索要素として、楽曲の楽譜に係
    わる情報を入力する工程と、 当該入力工程にて入力された楽譜情報を該入力手段の入
    力動作に応答して再現する再現工程と、 当該入力手段で入力された楽譜情報に基づいて1以上の
    候補曲を提示する工程とを具備する楽曲検索方法。
  26. 【請求項26】 前記入力工程により入力されたメロデ
    ィを分析する工程を有し、前記再現工程では該分析結果
    に基づくメロディを再現することを特徴とする請求項2
    5に記載の楽曲検索方法。
  27. 【請求項27】 楽曲検索要素として、楽曲の楽譜に係
    わる情報を入力する工程と、 当該入力工程にて入力された楽譜情報を該入力手段の入
    力動作に応答して再現する再現工程と、 当該入力手段で入力された楽譜情報に基づいて1以上の
    候補曲を提示する工程とを含むプログラムが記述された
    コンピュータにて読み取り可能な記録媒体。
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