JPH1195535A - 画像記録装置 - Google Patents
画像記録装置Info
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- JPH1195535A JPH1195535A JP9260106A JP26010697A JPH1195535A JP H1195535 A JPH1195535 A JP H1195535A JP 9260106 A JP9260106 A JP 9260106A JP 26010697 A JP26010697 A JP 26010697A JP H1195535 A JPH1195535 A JP H1195535A
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- charge holding
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- charge
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/22—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20
- G03G15/32—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20 in which the charge pattern is formed dotwise, e.g. by a thermal head
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/385—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective supply of electric current or selective application of magnetism to a printing or impression-transfer material
- B41J2/42—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective supply of electric current or selective application of magnetism to a printing or impression-transfer material for heating selectively
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Electrophotography Using Other Than Carlson'S Method (AREA)
- Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 焦電効果による静電潜像形成を利用した画像
記録装置において、加熱手段表面及び電荷中和手段表面
の汚れを防ぎ、加熱―電荷中和時の潜像電荷保持媒体表
面で発生する摩擦帯電と傷つきを防止し、長期にわたっ
て安定な記録を可能とする。 【解決手段】 潜像電荷保持媒体3の表面(潜像形成
面)と接触しないように裏面から画像信号に応じて選択
的に加熱するサーマルヘッド4と、イオンの放射により
前記表面に発生した電荷を中和するイオン放射器7とを
有し、焦電効果による静電潜像形成のための加熱及び電
荷中和を前記表面と非接触に行う。
記録装置において、加熱手段表面及び電荷中和手段表面
の汚れを防ぎ、加熱―電荷中和時の潜像電荷保持媒体表
面で発生する摩擦帯電と傷つきを防止し、長期にわたっ
て安定な記録を可能とする。 【解決手段】 潜像電荷保持媒体3の表面(潜像形成
面)と接触しないように裏面から画像信号に応じて選択
的に加熱するサーマルヘッド4と、イオンの放射により
前記表面に発生した電荷を中和するイオン放射器7とを
有し、焦電効果による静電潜像形成のための加熱及び電
荷中和を前記表面と非接触に行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像記録装置に関
し、特にプリンター、ファックス、複写機、表示板等に
適用される画像記録装置に関する。さらに詳細には、本
発明は焦電効果を利用して形成した静電潜像を帯電せし
めた着色媒体で現像することにより画像形成を行う画像
記録装置に関する。
し、特にプリンター、ファックス、複写機、表示板等に
適用される画像記録装置に関する。さらに詳細には、本
発明は焦電効果を利用して形成した静電潜像を帯電せし
めた着色媒体で現像することにより画像形成を行う画像
記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】材料を加熱しその表面に電荷を発生させ
る焦電材料を利用して静電潜像を形成し、これを帯電さ
せた着色媒体で顕像化することによって画像記録を行う
方法が、これまでにいくつか開示されている。
る焦電材料を利用して静電潜像を形成し、これを帯電さ
せた着色媒体で顕像化することによって画像記録を行う
方法が、これまでにいくつか開示されている。
【0003】例えば米国特許第3,824,098号に
おいてバーグマン(Bergman )らは、原稿を透過させた
ランプ光によって焦電材料(ポリフッ化ビニリデン,P
VDF)を選択的に加熱し、これを着色粒子(トナー)
によって現像する方法による複写装置を提案している。
なお、バーグマンらは、アプライド・フィジックス・レ
ターズ(Applied Physics Letters),Vol.21(10),1972
年,497-499頁において、逆極性電荷による潜像形成につ
いて触れている。すなわち、加熱直後(または加熱中)
に発生した焦電材料表面の電荷を中和させると、焦電材
料が室温に戻った際、加熱時とは逆の極性の電荷が焦電
材料表面に発生する。こうして得られた逆極性電荷によ
る潜像は、加熱時に発生する電荷と比較して時間的に安
定に保持することができると言う利点がある。なお、こ
のようなプロセスにより形成される潜像を、本明細書の
中では「逆極性電荷」による潜像と呼ぶこととする。
おいてバーグマン(Bergman )らは、原稿を透過させた
ランプ光によって焦電材料(ポリフッ化ビニリデン,P
VDF)を選択的に加熱し、これを着色粒子(トナー)
によって現像する方法による複写装置を提案している。
なお、バーグマンらは、アプライド・フィジックス・レ
ターズ(Applied Physics Letters),Vol.21(10),1972
年,497-499頁において、逆極性電荷による潜像形成につ
いて触れている。すなわち、加熱直後(または加熱中)
に発生した焦電材料表面の電荷を中和させると、焦電材
料が室温に戻った際、加熱時とは逆の極性の電荷が焦電
材料表面に発生する。こうして得られた逆極性電荷によ
る潜像は、加熱時に発生する電荷と比較して時間的に安
定に保持することができると言う利点がある。なお、こ
のようなプロセスにより形成される潜像を、本明細書の
中では「逆極性電荷」による潜像と呼ぶこととする。
【0004】また、山崎らは、特開昭56−15835
0号において、焦電材料を加熱する手段としてレーザ光
あるいはサーマルヘッドを用いた画像記録装置を開示し
ている。サーマルヘッドを用いる場合には、焦電材料の
表面にサーマルヘッドを接触させ、画像パターンに応じ
た選択的加熱を行うことにより潜像を形成している。
0号において、焦電材料を加熱する手段としてレーザ光
あるいはサーマルヘッドを用いた画像記録装置を開示し
ている。サーマルヘッドを用いる場合には、焦電材料の
表面にサーマルヘッドを接触させ、画像パターンに応じ
た選択的加熱を行うことにより潜像を形成している。
【0005】さらに、スネリング(Snelling)は、米国
特許第5,185,619号および特開平5−1345
06号において、焦電材料の表面に加熱針を接触させて
潜像形成を行う画像記録装置を開示している。図3を参
照してスネリングの提案した画像記録装置の基本構成を
簡単に説明する。潜像が形成されるベルト上の潜像電荷
保持媒体43は、焦電体層44及び導電層45からな
る。焦電体層44に接した加熱針46はコントローラ4
8によって制御され、焦電体層44表面を画像信号に応
じて選択的に加熱する。加熱針46の表面には電荷中和
手段として接地された導電体層47が形成されており、
加熱によって焦電体層44表面に発生した電荷はこの導
電体層47を通して電荷中和される。潜像電荷保持媒体
43が冷却されると、逆極性の電荷が発生し潜像49を
形成する。形成された潜像49は、現像器50によって
現像されてトナー像51となり、ついで、転写手段53
(スネリングの方式では、この転写手段にも焦電効果を
利用している)によって記録媒体52に転写され、画像
54が形成される。
特許第5,185,619号および特開平5−1345
06号において、焦電材料の表面に加熱針を接触させて
潜像形成を行う画像記録装置を開示している。図3を参
照してスネリングの提案した画像記録装置の基本構成を
簡単に説明する。潜像が形成されるベルト上の潜像電荷
保持媒体43は、焦電体層44及び導電層45からな
る。焦電体層44に接した加熱針46はコントローラ4
8によって制御され、焦電体層44表面を画像信号に応
じて選択的に加熱する。加熱針46の表面には電荷中和
手段として接地された導電体層47が形成されており、
加熱によって焦電体層44表面に発生した電荷はこの導
電体層47を通して電荷中和される。潜像電荷保持媒体
43が冷却されると、逆極性の電荷が発生し潜像49を
形成する。形成された潜像49は、現像器50によって
現像されてトナー像51となり、ついで、転写手段53
(スネリングの方式では、この転写手段にも焦電効果を
利用している)によって記録媒体52に転写され、画像
54が形成される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、加熱手
段にサーマルヘッドや加熱針などの接触式加熱手段を用
いた場合、従来の装置では加熱手段を潜像電荷保持媒体
の表面(潜像形成面)に接触させて加熱を実行してい
た。しかし、こうした装置では、画像記録を繰り返して
いるうちに、加熱手段もしくは電荷中和手段の表面に汚
れが発生しやすく、その結果、良好な画像記録が行えな
くなると言う問題があった。すなわち、潜像電荷保持媒
体の表面には、記録紙に転写されなかった未転写トナ
ー、紙粉、ホコリなどが微少量存在しており、これらが
加熱手段や電荷中和手段の表面に徐々に堆積することに
より汚れが発生する。例えば図3に示した装置では、導
電体層47や加熱針46の表面に汚れが発生する。加熱
手段に汚れが発生すると、(1)加熱手段−潜像電荷保
持媒体間の熱抵抗が増加し、加熱効率が悪化する、
(2)電荷中和手段表面の導電性が低下し十分な電荷中
和作用が得られなくなる、といった問題が生じ、結果的
に安定した潜像形成が困難となってしまう。なお、一般
に使用されるトナーは熱溶融性を有しているため、付着
したトナーは加熱手段の発熱によって加熱手段表面に融
着してしまい、クリーナー等を用いても容易に除去する
ことは難しい。
段にサーマルヘッドや加熱針などの接触式加熱手段を用
いた場合、従来の装置では加熱手段を潜像電荷保持媒体
の表面(潜像形成面)に接触させて加熱を実行してい
た。しかし、こうした装置では、画像記録を繰り返して
いるうちに、加熱手段もしくは電荷中和手段の表面に汚
れが発生しやすく、その結果、良好な画像記録が行えな
くなると言う問題があった。すなわち、潜像電荷保持媒
体の表面には、記録紙に転写されなかった未転写トナ
ー、紙粉、ホコリなどが微少量存在しており、これらが
加熱手段や電荷中和手段の表面に徐々に堆積することに
より汚れが発生する。例えば図3に示した装置では、導
電体層47や加熱針46の表面に汚れが発生する。加熱
手段に汚れが発生すると、(1)加熱手段−潜像電荷保
持媒体間の熱抵抗が増加し、加熱効率が悪化する、
(2)電荷中和手段表面の導電性が低下し十分な電荷中
和作用が得られなくなる、といった問題が生じ、結果的
に安定した潜像形成が困難となってしまう。なお、一般
に使用されるトナーは熱溶融性を有しているため、付着
したトナーは加熱手段の発熱によって加熱手段表面に融
着してしまい、クリーナー等を用いても容易に除去する
ことは難しい。
【0007】また、従来の装置における第二の問題点
は、加熱手段や電荷中和手段が潜像電荷保持媒体表面と
接触しているため、安定した潜像形成が難しく、潜像電
荷保持媒体の寿命が短くなる事である。すなわち、加熱
手段や電荷中和手段が潜像電荷保持媒体表面と接触して
いる従来の方式においては、(3)接触による摺動が摩
擦帯電を発生し潜像を乱す、(4)潜像電荷保持媒体表
面に傷がつき、潜像が乱れる、潜像電荷保持媒体の耐久
性を劣化させる、といった問題が生じ、装置の性能や信
頼性を確保する上で大きな問題となっていた。
は、加熱手段や電荷中和手段が潜像電荷保持媒体表面と
接触しているため、安定した潜像形成が難しく、潜像電
荷保持媒体の寿命が短くなる事である。すなわち、加熱
手段や電荷中和手段が潜像電荷保持媒体表面と接触して
いる従来の方式においては、(3)接触による摺動が摩
擦帯電を発生し潜像を乱す、(4)潜像電荷保持媒体表
面に傷がつき、潜像が乱れる、潜像電荷保持媒体の耐久
性を劣化させる、といった問題が生じ、装置の性能や信
頼性を確保する上で大きな問題となっていた。
【0008】本発明は上述のような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、加熱手段表面および電荷中和手段表面
の汚れを防止し、また、加熱や中和する際に潜像電荷保
持媒体表面で発生する摩擦帯電や傷つきを防止し、長期
にわたって安定した記録を可能とする画像記録装置を提
供することを目的としている。
れたものであり、加熱手段表面および電荷中和手段表面
の汚れを防止し、また、加熱や中和する際に潜像電荷保
持媒体表面で発生する摩擦帯電や傷つきを防止し、長期
にわたって安定した記録を可能とする画像記録装置を提
供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】焦電体層を有する潜像電
荷保持媒体と、潜像電荷保持媒体を選択的に加熱するこ
とによって前記潜像電荷保持媒体の表面に静電潜像を形
成せしめるための加熱手段と、前記静電潜像を可視化す
るための現像手段とを少なくとも有し構成される画像記
録装置において、前記加熱手段を前記潜像電荷保持媒体
の潜像が形成される面と非接触に配置し、かつ前記潜像
電荷保持媒体表面を電気的に中和させるための電荷中和
手段を前記潜像電荷保持媒体の潜像が形成される面と非
接触に配設することを特徴とし、前記電荷中和手段がイ
オンを発生し、前記潜像電荷保持媒体表面にイオンを放
射するすることにより電気的に中和させることを特徴と
する。
荷保持媒体と、潜像電荷保持媒体を選択的に加熱するこ
とによって前記潜像電荷保持媒体の表面に静電潜像を形
成せしめるための加熱手段と、前記静電潜像を可視化す
るための現像手段とを少なくとも有し構成される画像記
録装置において、前記加熱手段を前記潜像電荷保持媒体
の潜像が形成される面と非接触に配置し、かつ前記潜像
電荷保持媒体表面を電気的に中和させるための電荷中和
手段を前記潜像電荷保持媒体の潜像が形成される面と非
接触に配設することを特徴とし、前記電荷中和手段がイ
オンを発生し、前記潜像電荷保持媒体表面にイオンを放
射するすることにより電気的に中和させることを特徴と
する。
【0010】図2を参照しながら本発明の作用について
説明する。潜像電位保持媒体23の焦電体層24は分子
の自発分極により表面に分極電荷26を有しているが、
初期状態においてこの表面電荷はすべて中和された状態
となっている。すなわち、空気中に存在する浮遊電荷
や、除電手段から供給された真電荷27が焦電体層表面
に付着し、電気的に中和状態となっている(図2(a)
参照)。ここでは仮に、焦電体の自発分極により焦電体
層表面に発生する分極電荷を正極性とし、この正極性電
荷と等しい量の負極性の真電荷が焦電体層表面に付着し
て中和状態となっている状態を初期状態と想定して説明
する。潜像電荷保持媒体23は、潜像形成面と非接触に
配置された加熱手段28により、画像信号に応じて選択
的に加熱される。潜像電荷保持媒体の被加熱部では、導
電層25を通過した熱により焦電体層24の温度が上昇
する。その結果、焦電体層内の分子配向状態が変化し、
焦電体層表面に発生する分極電荷の量が減少する。その
ため、表面に付着した負電荷の量が過剰となり、結果的
に焦電体層表面は負極性に帯電することになる(図2
(b)参照)。ここで焦電体層表面側には、表面から離
れた位置にイオンを放射するイオン放射器29が設置さ
れ、正極性イオンを放射すると、先の負極性真電荷に引
き寄せられ電荷としては打ち消し合う。その結果、見か
け上焦電体層表面は再び中和状態となる(図2(c)参
照)。加熱が終了し、潜像電荷保持媒体が初期温度に冷
却されると、焦電体層内部の分極状態も初期状態に戻
る。このとき焦電体層表面は既に電荷中和手段から離れ
ているため、焦電体層表面の負電荷は不足状態となり、
見かけ上焦電体層表面は正極性に帯電することになる
(図2(d)参照)。つまり、潜像電荷保持媒体の被加
熱部分には、冷却後に正極性の潜像が形成されることに
なる。こうして形成された潜像は空気中に存在する浮遊
電荷が付着することにより徐々に消失していくが、こう
した現象は一般に時間がかかり、通常は数時間〜数十時
間程度保持される。潜像が形成された潜像電荷保持媒体
は、帯電された着色媒体により顕像化(現像)され、必要
に応じて記録紙等の記録媒体に転写、定着されることに
より画像記録が行われる。
説明する。潜像電位保持媒体23の焦電体層24は分子
の自発分極により表面に分極電荷26を有しているが、
初期状態においてこの表面電荷はすべて中和された状態
となっている。すなわち、空気中に存在する浮遊電荷
や、除電手段から供給された真電荷27が焦電体層表面
に付着し、電気的に中和状態となっている(図2(a)
参照)。ここでは仮に、焦電体の自発分極により焦電体
層表面に発生する分極電荷を正極性とし、この正極性電
荷と等しい量の負極性の真電荷が焦電体層表面に付着し
て中和状態となっている状態を初期状態と想定して説明
する。潜像電荷保持媒体23は、潜像形成面と非接触に
配置された加熱手段28により、画像信号に応じて選択
的に加熱される。潜像電荷保持媒体の被加熱部では、導
電層25を通過した熱により焦電体層24の温度が上昇
する。その結果、焦電体層内の分子配向状態が変化し、
焦電体層表面に発生する分極電荷の量が減少する。その
ため、表面に付着した負電荷の量が過剰となり、結果的
に焦電体層表面は負極性に帯電することになる(図2
(b)参照)。ここで焦電体層表面側には、表面から離
れた位置にイオンを放射するイオン放射器29が設置さ
れ、正極性イオンを放射すると、先の負極性真電荷に引
き寄せられ電荷としては打ち消し合う。その結果、見か
け上焦電体層表面は再び中和状態となる(図2(c)参
照)。加熱が終了し、潜像電荷保持媒体が初期温度に冷
却されると、焦電体層内部の分極状態も初期状態に戻
る。このとき焦電体層表面は既に電荷中和手段から離れ
ているため、焦電体層表面の負電荷は不足状態となり、
見かけ上焦電体層表面は正極性に帯電することになる
(図2(d)参照)。つまり、潜像電荷保持媒体の被加
熱部分には、冷却後に正極性の潜像が形成されることに
なる。こうして形成された潜像は空気中に存在する浮遊
電荷が付着することにより徐々に消失していくが、こう
した現象は一般に時間がかかり、通常は数時間〜数十時
間程度保持される。潜像が形成された潜像電荷保持媒体
は、帯電された着色媒体により顕像化(現像)され、必要
に応じて記録紙等の記録媒体に転写、定着されることに
より画像記録が行われる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図1を参照して本発明の実
施例について説明する。
施例について説明する。
【0012】図1は本発明の1実施例を示した図であ
る。本実施例の画像記録装置は、無端ベルト状の潜像電
荷保持媒体3、加熱手段としてのサーマルヘッド4、電
荷中和手段としてのイオン放射器7、現像器10、転写
ローラ12、および定着器15から構成される。潜像電
荷保持媒体3には、焦電体層1(厚さ約100μm)と
導電層2(厚さ約0.1μm)の2層からなるフィルム
を無端状にしたベルトを用いた。焦電体層および導電層
の材料には、それぞれPVDFおよびアルミニウムを用
いた。導電層2は導電ローラ20を介して常に接地電位
に保った。
る。本実施例の画像記録装置は、無端ベルト状の潜像電
荷保持媒体3、加熱手段としてのサーマルヘッド4、電
荷中和手段としてのイオン放射器7、現像器10、転写
ローラ12、および定着器15から構成される。潜像電
荷保持媒体3には、焦電体層1(厚さ約100μm)と
導電層2(厚さ約0.1μm)の2層からなるフィルム
を無端状にしたベルトを用いた。焦電体層および導電層
の材料には、それぞれPVDFおよびアルミニウムを用
いた。導電層2は導電ローラ20を介して常に接地電位
に保った。
【0013】本実施例で使用したサーマルヘッド4は熱
転写記録用として一般に用いられているライン型サーマ
ルヘッドであり、ジュール熱により発熱する微少発熱素
子が約83μmピッチ(300dot/inch)で潜
像電荷保持媒体3の幅方向に一列に並んだ構造をしてい
る。これらの発熱素子をコントローラ16により画像信
号に応じて選択的に発熱させ、潜像電荷保持媒体3の加
熱を行った。
転写記録用として一般に用いられているライン型サーマ
ルヘッドであり、ジュール熱により発熱する微少発熱素
子が約83μmピッチ(300dot/inch)で潜
像電荷保持媒体3の幅方向に一列に並んだ構造をしてい
る。これらの発熱素子をコントローラ16により画像信
号に応じて選択的に発熱させ、潜像電荷保持媒体3の加
熱を行った。
【0014】潜像電荷保持媒体の表面側には、サーマル
ヘッド4と対向するように、イオン放射器7が非接触に
配置されている。本実施例ではイオン放射器として高電
界によりイオンを発生するコロトロン5とイオンの放射
領域を制限するスリットのある金属板6を使用した。金
属板6のスリットは幅1mmで、潜像電荷保持媒体3の
幅方向にスリットが形成され、コロトロン5のイオン放
射面に取り付けられている。イオン放射器7は金属板6
が潜像電荷保持媒体表面から0.5mm離れた位置で、
金属板6のスリットがサーマルヘッドの発熱素子とほぼ
対向するような位置に設置した。そして、金属板6およ
びコロトロン5のケージ部は接地電位、ワイヤーに8K
Vの電圧を印加した。
ヘッド4と対向するように、イオン放射器7が非接触に
配置されている。本実施例ではイオン放射器として高電
界によりイオンを発生するコロトロン5とイオンの放射
領域を制限するスリットのある金属板6を使用した。金
属板6のスリットは幅1mmで、潜像電荷保持媒体3の
幅方向にスリットが形成され、コロトロン5のイオン放
射面に取り付けられている。イオン放射器7は金属板6
が潜像電荷保持媒体表面から0.5mm離れた位置で、
金属板6のスリットがサーマルヘッドの発熱素子とほぼ
対向するような位置に設置した。そして、金属板6およ
びコロトロン5のケージ部は接地電位、ワイヤーに8K
Vの電圧を印加した。
【0015】なお、非接触の電荷中和手段としてのイオ
ン放射器は、イオンの放射領域が限定できる構成であれ
ばよく、イオン発生器としては本実施例で用いたコロト
ロンのほかに、スコロトロンや固体イオン発生器、他の
イオン発生デバイスを使用してもよい。また、イオン放
射領域を限定するためのスリット付き金属板はイオン放
射量を制御できる電界制御型のデバイス等を用いてもよ
い。また、電荷中和に必要な電流量やイオン放射器のイ
オン放射量、基準電位に合わせてスリット付き金属板の
電位やコロトロンの印加電圧を変えてもよい。さらに、
サーマルヘッドの加熱時間や加熱状況、潜像電荷保持媒
体の加熱−冷却特性に合わせてイオン放射器の設置位置
を変えてもよい。例えば、イオン発生器を加熱手段と対
向させずにずらした位置に配置し、ななめから被加熱部
分にイオンを放射する構成も考えられる。
ン放射器は、イオンの放射領域が限定できる構成であれ
ばよく、イオン発生器としては本実施例で用いたコロト
ロンのほかに、スコロトロンや固体イオン発生器、他の
イオン発生デバイスを使用してもよい。また、イオン放
射領域を限定するためのスリット付き金属板はイオン放
射量を制御できる電界制御型のデバイス等を用いてもよ
い。また、電荷中和に必要な電流量やイオン放射器のイ
オン放射量、基準電位に合わせてスリット付き金属板の
電位やコロトロンの印加電圧を変えてもよい。さらに、
サーマルヘッドの加熱時間や加熱状況、潜像電荷保持媒
体の加熱−冷却特性に合わせてイオン放射器の設置位置
を変えてもよい。例えば、イオン発生器を加熱手段と対
向させずにずらした位置に配置し、ななめから被加熱部
分にイオンを放射する構成も考えられる。
【0016】加熱によって潜像電荷保持媒体3表面に発
生した電荷はイオン放射器7から放出されたイオンによ
り電荷中和される。
生した電荷はイオン放射器7から放出されたイオンによ
り電荷中和される。
【0017】加熱が終了した潜像電荷保持媒体3を自然
冷却により室温に戻し、逆極性電荷による潜像17を形
成した。本実施例では、潜像電荷保持媒体3を約40℃
加熱した場合、約400Vの潜像電位を得た。
冷却により室温に戻し、逆極性電荷による潜像17を形
成した。本実施例では、潜像電荷保持媒体3を約40℃
加熱した場合、約400Vの潜像電位を得た。
【0018】潜像電荷保持媒体3上に形成された潜像1
7を、現像器10を用いて現像した。現像器10内には
トナー8及び現像ローラ9が配置されている。本実施例
では、現像方法に接触式非磁性一成分現像方式を用い
た。現像を終えた潜像電荷保持媒体3を、記録媒体であ
る記録紙11と重ねあわせ、電圧を印加した転写ローラ
12を記録紙11背面より押し当てることにより、トナ
ー像18を記録紙11表面に静電転写した。トナーが転
写された記録紙11を、ヒートローラ13と圧力ローラ
14からなる定着器15に通すことにより、トナーを記
録紙11上へ定着させ、画像19を形成した。
7を、現像器10を用いて現像した。現像器10内には
トナー8及び現像ローラ9が配置されている。本実施例
では、現像方法に接触式非磁性一成分現像方式を用い
た。現像を終えた潜像電荷保持媒体3を、記録媒体であ
る記録紙11と重ねあわせ、電圧を印加した転写ローラ
12を記録紙11背面より押し当てることにより、トナ
ー像18を記録紙11表面に静電転写した。トナーが転
写された記録紙11を、ヒートローラ13と圧力ローラ
14からなる定着器15に通すことにより、トナーを記
録紙11上へ定着させ、画像19を形成した。
【0019】なお、潜像の現像方法、現像剤の種類、記
録媒体への転写方法、及び記録媒体への定着方法などに
ついては、本実施例で用いた方式に限定されるものでは
なく、従来の電子写真記録で用いられるような他の方式
を用いても同様の効果を得ることが可能である。トナー
を記録紙11に転写した後、潜像電荷保持媒体3は再び
潜像形成(サーマルヘッド部)に搬送され、次の潜像形
成が実行される。これに先立ち、潜像電荷保持媒体3上
に未転写トナーが残存する場合には、必要に応じてクリ
ーナー(図示せず)を用いた除去を行った。また、潜像
電荷が残存している場合には、必要に応じて導電性ブラ
シ等の除電手段(図示せず)によって除電を行った。
録媒体への転写方法、及び記録媒体への定着方法などに
ついては、本実施例で用いた方式に限定されるものでは
なく、従来の電子写真記録で用いられるような他の方式
を用いても同様の効果を得ることが可能である。トナー
を記録紙11に転写した後、潜像電荷保持媒体3は再び
潜像形成(サーマルヘッド部)に搬送され、次の潜像形
成が実行される。これに先立ち、潜像電荷保持媒体3上
に未転写トナーが残存する場合には、必要に応じてクリ
ーナー(図示せず)を用いた除去を行った。また、潜像
電荷が残存している場合には、必要に応じて導電性ブラ
シ等の除電手段(図示せず)によって除電を行った。
【0020】上記のような装置構成のもとで、連続記録
実験を実行した結果、長期にわたって安定した画像記録
が可能であることが確認された。
実験を実行した結果、長期にわたって安定した画像記録
が可能であることが確認された。
【0021】以上、実施例をもって本発明を詳細に説明
したが、本発明はこの実施例のみに限定されるものでは
ない。例えば、上記実施例において加熱手段にライン型
サーマルヘッドを用いたが、シリアル型サーマルヘッ
ド、加熱針など、他の形態の加熱手段を用いることが可
能である。また、レーザ光やランプ加熱など非接触の加
熱方法を用いることも可能である。
したが、本発明はこの実施例のみに限定されるものでは
ない。例えば、上記実施例において加熱手段にライン型
サーマルヘッドを用いたが、シリアル型サーマルヘッ
ド、加熱針など、他の形態の加熱手段を用いることが可
能である。また、レーザ光やランプ加熱など非接触の加
熱方法を用いることも可能である。
【0022】また本実施例では、潜像電荷保持媒体の潜
像が形成されない面側から加熱することで、加熱手段が
潜像電荷保持媒体の潜像が形成される面と非接触となる
ように構成したが、加熱手段が潜像が形成される面と非
接触であれば、潜像電荷保持媒体の潜像が形成される面
側から加熱する構成としてもよく、そのような構成は上
述したレーザ光やランプ加熱などを用いることにより実
現できる。
像が形成されない面側から加熱することで、加熱手段が
潜像電荷保持媒体の潜像が形成される面と非接触となる
ように構成したが、加熱手段が潜像が形成される面と非
接触であれば、潜像電荷保持媒体の潜像が形成される面
側から加熱する構成としてもよく、そのような構成は上
述したレーザ光やランプ加熱などを用いることにより実
現できる。
【0023】また、上記実施例において、記録媒体は紙
としたが、その他さまざまな記録媒体に対して本発明が
有効であることは明白である。
としたが、その他さまざまな記録媒体に対して本発明が
有効であることは明白である。
【0024】さらに、記録媒体に対する着色媒体の転写
および定着は必ずしも必要でなく、一時的に記録媒体上
あるいは潜像電荷保持媒体上に着色媒体を保持すること
により、表示板等、一時的に情報表示する機器への応用
も可能である。
および定着は必ずしも必要でなく、一時的に記録媒体上
あるいは潜像電荷保持媒体上に着色媒体を保持すること
により、表示板等、一時的に情報表示する機器への応用
も可能である。
【0025】また、上記の実施例において、着色媒体は
着色粒子(粉体トナー)としたが、液体トナー、液状イ
ンクなど、他の形態の着色媒体を使用してもよい。
着色粒子(粉体トナー)としたが、液体トナー、液状イ
ンクなど、他の形態の着色媒体を使用してもよい。
【0026】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、潜像電
荷保持媒体上に未転写トナー、紙粉、ホコリなどが残存
する場合にも、加熱手段及び電荷中和手段表面の汚れを
防止することが可能となる。また、加熱―電荷中和時に
潜像電荷保持媒体表面と接触するものが無いため摩擦帯
電の発生や潜像電荷保持媒体表面につく傷を防止でき、
長期にわたって安定した潜像形成が可能となる。さら
に、加熱及び電荷中和を潜像電荷保持媒体表面と非接触
に行うことにより、潜像電荷保持媒体上で複数回の潜像
形成、現像過程を繰り返すことが可能(着色粒子の重ね
あわせが可能)となり、中間転写媒体を必要としない小
型、低コストのカラー記録装置の開発が可能で、潜像電
荷保持媒体のさらなる長寿命化も実現できる。
荷保持媒体上に未転写トナー、紙粉、ホコリなどが残存
する場合にも、加熱手段及び電荷中和手段表面の汚れを
防止することが可能となる。また、加熱―電荷中和時に
潜像電荷保持媒体表面と接触するものが無いため摩擦帯
電の発生や潜像電荷保持媒体表面につく傷を防止でき、
長期にわたって安定した潜像形成が可能となる。さら
に、加熱及び電荷中和を潜像電荷保持媒体表面と非接触
に行うことにより、潜像電荷保持媒体上で複数回の潜像
形成、現像過程を繰り返すことが可能(着色粒子の重ね
あわせが可能)となり、中間転写媒体を必要としない小
型、低コストのカラー記録装置の開発が可能で、潜像電
荷保持媒体のさらなる長寿命化も実現できる。
【図1】本発明の実施例である画像記録装置の構成図。
【図2】潜像形成プロセスを説明する図。
【図3】従来技術による画像記録装置の構成図。
1 焦電体層 2 導電層 3 潜像電荷保持媒体 4 サーマルヘッド 5 イオン発生器 6 スリット 7 イオン放射器 8 現像剤 9 現像ローラ 10 現像器 11 記録紙 12 転写ローラ 13 ヒートローラ 14 圧力ローラ 15 定着器 16 コントローラ 17 潜像 18 トナー像 20 導電ローラ 23 潜像電位保持媒体 24 焦電体層 25 導電層 26 分極電荷 27 真電荷 28 加熱手段 29 イオン放射器 43 潜像電位保持媒体 44 焦電体層 45 導電体層 46 加熱針 47 導電体層 48 コントローラ 49 潜像 50 現像器 51 トナー像 52 記録媒体 53 転写手段 54 画像
Claims (5)
- 【請求項1】焦電体層を有する潜像電荷保持媒体と、潜
像電荷保持媒体を選択的に加熱することによって前記潜
像電荷保持媒体の表面に静電潜像を形成せしめるための
加熱手段と、前記静電潜像を可視化するための現像手段
とを少なくとも有し構成される画像記録装置において、
前記加熱手段を前記潜像電荷保持媒体の潜像が形成され
る面と非接触に配置し、かつ前記潜像電荷保持媒体表面
を電気的に中和させるための電荷中和手段を前記潜像電
荷保持媒体の潜像が形成される面と非接触に配設するこ
とを特徴とする画像記録装置。 - 【請求項2】前記加熱手段が前記潜像電荷保持媒体を潜
像が形成されない面側から加熱することを特徴とする請
求項1記載の画像記録装置。 - 【請求項3】前記加熱手段が前記潜像電荷保持媒体を潜
像が形成される面側から加熱することを特徴とする請求
項1記載の画像記録装置。 - 【請求項4】前記電荷中和手段が前記潜像電荷保持媒体
を挟んで前記加熱手段と対向する位置に配設されること
を特徴とする請求項2記載の画像記録装置。 - 【請求項5】前記電荷中和手段がイオンを発生し、前記
潜像電荷保持媒体表面にイオンを放射することにより電
気的に中和させることを特徴とする請求項1、2、3又
は4記載の画像記録装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9260106A JPH1195535A (ja) | 1997-09-25 | 1997-09-25 | 画像記録装置 |
US09/160,103 US6108016A (en) | 1997-09-25 | 1998-09-25 | Image recording device which conducts image formation by development with coloring system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9260106A JPH1195535A (ja) | 1997-09-25 | 1997-09-25 | 画像記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1195535A true JPH1195535A (ja) | 1999-04-09 |
Family
ID=17343379
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9260106A Pending JPH1195535A (ja) | 1997-09-25 | 1997-09-25 | 画像記録装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6108016A (ja) |
JP (1) | JPH1195535A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7489894B2 (en) * | 2005-08-24 | 2009-02-10 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Image forming apparatus with belt surface regulating member |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE69918551D1 (de) * | 1999-09-17 | 2004-08-12 | St Microelectronics Srl | Verfahren für die elektrische und mechanische Verbindung von mikroelektronischen Komponenten |
Family Cites Families (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3824098A (en) * | 1972-06-23 | 1974-07-16 | Bell Telephone Labor Inc | Pyroelectric copying device |
US3946401A (en) * | 1973-02-15 | 1976-03-23 | Xerox Corporation | Electrothermographic image producing techniques |
US3899969A (en) * | 1973-08-06 | 1975-08-19 | Minnesota Mining & Mfg | Printing using pyroelectric film |
JPS56158350A (en) * | 1980-05-10 | 1981-12-07 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Recording method |
JPS58173778A (ja) * | 1982-04-07 | 1983-10-12 | Hitachi Ltd | 記録装置 |
JPS6078463A (ja) * | 1983-10-05 | 1985-05-04 | Ricoh Co Ltd | 静電記録装置 |
JPS60119575A (ja) * | 1983-12-01 | 1985-06-27 | Canon Inc | 画像形成方法 |
JPH02157864A (ja) * | 1988-12-12 | 1990-06-18 | Toshiba Corp | 記録装置 |
US5107282A (en) * | 1990-01-29 | 1992-04-21 | Ricoh Company, Ltd. | Transfer-type electrothermographic recording method and recording apparatus for use with the same |
US5185619A (en) * | 1991-04-26 | 1993-02-09 | Xerox Corporation | Electrostatic printing method and apparatus employing a pyroelectric imaging member |
JPH06214441A (ja) * | 1993-01-19 | 1994-08-05 | Ricoh Co Ltd | 記録方法及びその装置 |
US5660486A (en) * | 1994-05-24 | 1997-08-26 | Nec Corporation | Image printing apparatus and image printing method |
JPH0862952A (ja) * | 1994-06-13 | 1996-03-08 | Nec Corp | 画像記録装置および画像記録方法 |
JPH08123161A (ja) * | 1994-10-27 | 1996-05-17 | Nec Corp | 画像記録装置 |
US5929886A (en) * | 1996-10-02 | 1999-07-27 | Xerox Corporation | Ferroelectric polymer charge transfer imaging process |
-
1997
- 1997-09-25 JP JP9260106A patent/JPH1195535A/ja active Pending
-
1998
- 1998-09-25 US US09/160,103 patent/US6108016A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7489894B2 (en) * | 2005-08-24 | 2009-02-10 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Image forming apparatus with belt surface regulating member |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6108016A (en) | 2000-08-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000111 |