JP2897712B2 - 画像形成方法及び装置 - Google Patents

画像形成方法及び装置

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JP2897712B2 JP5416096A JP5416096A JP2897712B2 JP 2897712 B2 JP2897712 B2 JP 2897712B2 JP 5416096 A JP5416096 A JP 5416096A JP 5416096 A JP5416096 A JP 5416096A JP 2897712 B2 JP2897712 B2 JP 2897712B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ページプリンタ、
ファクシミリ、複写機等に適用される画像記録装置に関
し、より詳細には、焦電効果を利用して形成された静電
潜像を帯電せしめた着色媒体により現像し、この現像さ
れた画像を記録媒体に転写及び定着させることにより画
像記録を行う画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】焦電性材料は自発分極を有しており加熱
により内部の自発分極の大きさが変化し、材料表面に電
荷を発生させる性質をもっている。こうした特性を画像
記録に応用しようとする提案がこれまでにいくつか開示
されている。すなわち、焦電性材料を画像情報に応じて
選択的に加熱することにより焦電性材料上に静電潜像を
形成し、形成された静電潜像を帯電させた着色媒体で顕
像化することによって画像記録を行おうとするものであ
る。
【0003】焦電性材料を利用した画像記録装置が最初
に開示されたのは、米国のバーグマン(Bergman)らに
よるものである。バーグマンらは、米国特許第3,82
4,098号明細書及び文献「アプライド・フィジック
ス・レターズ(Applied Physics Letters), Vol.21(1
0), 1972年, 497-499頁」において、焦電性材料として
ポリフッ化ビニリデン(PVDF)を用いた複写装置を
提案している。この複写装置では、光源より照射された
ランプ光を原稿を透過させ、焦電体層と導電体層とを積
層した板に照射して画像パターンに応じた加熱を行う。
焦電体層表面には焦電効果により潜像電荷が発生するた
め、これを帯電させた着色粒子(トナー)によって現像
することによりトナー画像が得られる。得られたトナー
画像は記録紙等に転写されることにより原稿の複写が得
られる。
【0004】その後、焦電性材料の加熱方法として様々
な方式を用いたものが開示されている。例えば、加熱手
段にサーマルヘッド(熱素子アレイ)を用いる方式が、
特開昭56−158350号公報(山崎ら)、特開昭5
7−70677号公報(松下)、特開昭60−1049
65号公報(酒井ら)、特開平5−134506号公報
及び米国特許第5,185,619号明細書(スネリン
グ(Snelling))等に開示されている。また、レーザ光
を用いた加熱方式が、前記特開昭56−158350号
公報(山崎ら)、特開平1−161370号公報(奥山
ら)等に開示されている。
【0005】図11は、前記特開平5−134506号
公報等でスネリングが提案した従来の画像記録装置を説
明するための構成図である。
【0006】図11を参照すると、加熱手段に熱素子ア
レイを用いる従来の画像記録装置では、潜像が形成され
る潜像電荷保持媒体3が焦電体層31と導電体層32と
の2層からなる。潜像電荷保持媒体3の加熱は、コント
ローラ90によって制御された熱素子アレイ(加熱針)
91によって行われる。なお、潜像電荷保持媒体3が冷
却された後に大きな潜像電荷密度を得るためには、加熱
時において焦電体層31表面に発生した電荷を中和する
ことが重要である(なお、潜像の形成過程については、
後述する「発明の実施の形態」等で詳細に説明する)。
このためにスネリングは、加熱針91の表面に接地され
た導電体層92を設けることにより、加熱時に発生する
電荷を導電体層92を通して中和する方法を採用してい
る。潜像電荷保持媒体3が冷却されると、焦電体層31
表面には静電潜像10が形成される。形成された静電潜
像10は、現像器7によってトナー現像され、次いで、
転写ローラ12によって記録紙11に転写され、記録紙
11上に画像が形成される。転写されたトナー13は、
定着器(図示せず)によって紙面上に定着される。
【0007】しかしながら、前述したスネリングの方式
では、加熱手段の表面に導電体層91を形成する必要が
あり、高密度に配列されたアレイ状の加熱素子を実現す
ることが困難である。
【0008】このような問題点を解決するために、我々
は先に特願平6−108848号明細書で次のような方
式を提案している。図9は、前記特願平6−10884
8号明細書で提案した画像形成装置の概略を説明するた
めの構成図である。図9を参照すると、前記特願平6−
108848号明細書で提案した画像形成装置では、加
熱手段であるサーマルヘッド20と焦電体層31表面と
の間に導電性フィルム21が挿入されており、画像信号
に応じて焦電体層31表面が選択的に加熱されると、そ
の部分の浮遊電荷が導電性フィルム21により中和ある
いはリークされて冷却後にその部分に潜像電荷が現れ
る。
【0009】図10は、前記特願平6−108848号
明細書で提案した画像形成装置の原理を説明するための
概念図である。なお、焦電体フィルムは予め電界等によ
り分極処理された材料であり自発分極をその内部に有し
ている。この自発分極をもつ材料の表面は大気中の浮遊
電荷を捕獲して電気的には中性を保っている。焦電体フ
ィルムの温度を上げると、自発分極は温度の関数である
から材料内部の自発分極の大きさが変わる。しかし、材
料表面の電荷は平衡に達するまでには時間を要し、その
間は非平衡状態で表面に正又は負の電荷が現れる。これ
が焦電効果と呼ばれる現象である。以下、焦電体層表面
内部に正極性の分極電荷が現れている場合について説明
するが、負極性の分極電荷が現れている場合には逆の極
性で考えるのみでよく、原理的には何ら差はない。
【0010】図10(a)に示すように、初期状態とし
て中性状態にある焦電体層31が、図10(b)に示す
ように、裏面の導電体層32の側からサーマルヘッド
(T/H)等により画像信号に応じて選択的に加熱され
ると、加熱部の分極が減少して表面に付着している負極
性の浮遊電荷34の拘束力が低下する。このとき、焦電
体層31表面には接地された導電性フィルム21等の導
電部材が接触させられているため、この拘束力をなくし
た加熱部の浮遊電荷34はリークする。その直後、焦電
体層31は加熱部を通過し冷却されるため、図10
(c)に示すように、焦電体層31は初期状態の分極に
復帰する。すなわち、このときには焦電体層31の表面
に加熱部が正極性の静電潜像が形成されたことになる。
この形成された静電潜像の上には続いて現像器(図示せ
ず)により負極性の帯電粒子(トナー)13が搬送され
てきて現像され潜像が顕像化される。その後、トナー1
3は転写部(図示せず)で静電気的に記録媒体である紙
等へ転写される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上述べてきた従来の
いずれの方式においても、潜像電荷保持媒体である焦電
体層表面に静電潜像を形成するために選択的な加熱を行
っている。
【0012】選択的に加熱する手段としてはサーマルヘ
ッドを用いるのが最も実用的であるが、サーマルヘッド
の画素密度には限界があり高解像度が得られないという
問題がある。高解像度が得られる加熱手段としてレーザ
−加熱を用いる方法も提案されているが、レーザ加熱で
は高い光エネルギー量を必要とするため、実用的な半導
体レーザー等を用いる場合にはやはり高い記録速度を得
ることができないという問題がある。
【0013】また、サーマルヘッドの発熱制御処理には
蓄熱補正処理等が必要であるため、画像データ処理に長
時間を要し高速印字に限界がある。さらに、幅広記録媒
体への印字に対応して長尺のサーマルヘッドを作製する
と非常に高価になるという問題もある。加えて、印字画
像に応じて自由に解像度を変更したいという要望があっ
たとしても電気的に切り替えることが不可能であるとい
う問題がある。
【0014】従って、本発明は以上のような問題点に鑑
みてなされたものであり、焦電体層を有する潜像電荷保
持媒体上に高解像度でかつ高速に潜像を形成することが
できる画像形成方法及び装置を提供することを目的とす
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため、本発明は、焦電体層を有する潜像電荷保持媒体を
略均一に加熱すると共に、前記潜像電荷保持媒体の焦電
体層の表面に接触している光導電体を画像信号に応じて
選択的に露光し、該露光された光導電体を通じて前記焦
電体層の表面の電荷を選択的に中和することで静電潜像
を形成し、該形成された静電潜像を帯電着色媒体により
現像し、該現像された画像を記録媒体に転写することを
特徴とする画像形成方法を提供する。
【0016】また、本発明は、第1に、焦電体層を有す
る潜像電荷保持媒体と、該潜像電荷保持媒体を裏面より
略均一に加熱する加熱手段と、前記潜像電荷保持媒体の
表面に前記加熱部において接触している光導電性部材
と、画像信号に応じて前記光導電性部材を選択的に露光
する露光手段と、前記潜像電荷保持媒体上に形成された
静電潜像を帯電着色媒体により顕像化する現像手段と、
現像された画像を記録媒体に転写させる転写手段と、を
含むことを特徴とする画像形成装置を提供する。
【0017】さらに、本発明は、第2に、透光性の焦電
体層を有する潜像電荷保持媒体と、光導電層が表面に形
成され前記焦電体層の表面に接触して前記焦電体層を略
均一に加熱する加熱部材と、前記潜像電荷保持媒体の裏
面より画像信号に応じて前記光導電層を選択的に露光す
る露光手段と、前記潜像電荷保持媒体上に形成された静
電潜像を帯電着色媒体により顕像化する現像手段と、現
像された画像を記録媒体に転写させる転写手段と、を含
むことを特徴とする画像形成装置を提供する。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の画像形成方法並び
に第1及び第2の画像形成装置の実施の形態ないし実施
例を図面を参照して詳細に説明する。
【0019】図2は、本発明の画像形成方法の原理を説
明するための概念図である。図2(a)に示すように、
焦電体層31の潜像形成前の初期状態は従来の方式の場
合と同一であり電気的にほぼ中和状態にある。あるいは
中和状態になくとも以下に説明する潜像形成過程におい
て焦電体層31表面に接触する部材との電荷のやりとり
により非画像部は中和状態にされる。
【0020】次に、焦電体層31は潜像電荷保持媒体3
の進行方向に対して垂直に配置される発熱体4により均
一に加熱される。焦電体層31の均一加熱は、図2
(b)に示すように本発明の第1の画像形成装置では潜
像電荷保持媒体3の裏面すなわち導電体層32側から行
われる。一方、図2には示されないが本発明の第2の画
像形成装置では発熱体4が潜像電荷保持媒体3の表面に
配置されて焦電体層31を表面から均一に加熱する。本
発明の第1及び第2の画像形成装置のいずれにおいても
発熱体4は移動する潜像電荷保持媒体3を所定幅の線状
に均一に加熱する。このため、図2(b)に示すよう
に、加熱された焦電体層31内部の自発分極が減少し、
加熱部に対応した焦電体層31表面の浮遊電荷34の拘
束力が低下する。
【0021】このとき、加熱部に対応した焦電体層31
表面には接地された透光性導電層52を背面に有する正
孔移動型の光導電体53が接触させられており、焦電体
層31が均一に加熱されている瞬間に光導電体53に対
して、本発明の第1の画像形成装置では光導電体53背
面の透光性導電層52側から画像信号に応じた画像露光
2が行われる。一方、図2には示されないが本発明の第
2の画像形成装置では画像露光2が潜像電荷保持媒体3
の裏面すなわち導電体層32側から光導電体53に行わ
れる。このため、本発明の第2の画像形成装置では導電
体層32、高分子被覆層33及び焦電体層31は透光性
を有する。本発明の第1及び第2の画像形成装置のいず
れにおいても画像露光された部分の光導電体53内では
光エネルギーにより正孔・電子対が発生し、焦電体層3
1表面の電荷による電界により正孔が光導電体53表面
すなわち焦電体層31表面の浮遊電荷34側へ移動して
きて反対極性の浮遊電荷34を中和する。一方、未露光
部では浮遊電荷34を中和するような正孔が移動してこ
ないため、焦電体層31表面の浮遊電荷34は残存す
る。すなわち、このような画像信号に応じた選択的な画
像露光2により焦電体層31表面の浮遊電荷34の画像
パターンに応じた中和が行われることになる。
【0022】均一加熱と同時に行われる選択的な画像露
光2の直後には、焦電体層31は発熱体4から離間され
て冷却されるため、図2(c)に示すように、焦電体層
31は初期状態の分極に復帰する。すなわち、このとき
には焦電体層31の表面に露光部のみが正極性の静電潜
像が形成されたことになる。なお、この形成された静電
潜像の上には続いて現像器(図示せず)により負極性の
帯電粒子(トナー)13が供給されて現像され潜像が顕
像化される。その後、トナー13は転写部(図示せず)
で静電的に記録媒体である紙等へ転写される。
【0023】以上が本発明における画像形成の原理であ
るが、従来の方式が焦電体層の選択的加熱により静電潜
像を形成していたのに対して、本発明は選択的露光によ
る焦電体層31表面の浮遊電荷34の中和により静電潜
像を形成している点に大きな相違がある。
【0024】
【実施例】次に、本発明の画像形成方法を用いる第1及
び第2の画像形成装置の実施例を説明する。
【0025】
【実施例1】図1は、本発明の第1の画像形成装置の第
1の実施例を説明するための構成図である。図1を参照
すると、本実施例に係る画像形成装置は、焦電体層31
を有する潜像電荷保持媒体3と、潜像電荷保持媒体3を
裏面から均一に加熱する発熱体としての回転可能な加熱
ローラ40と、潜像電荷保持媒体3の焦電体層31表面
に接触している光導電体53と透光性導電層52と透光
性支持体51とからなる板状の電荷中和部材5と、画像
信号に応じて電荷中和部材5の光導電体層53を透光性
支持体51側から露光(画像露光2)する露光源1と、
潜像電荷保持媒体3上に形成された静電潜像10を帯電
着色媒体によって顕像化する現像器7と、現像された画
像を記録紙11に転写させる転写ローラ12と、記録紙
11に転写された画像を定着する定着器15と、から構
成される。
【0026】図3(a)に示すように、潜像電荷保持媒
体3は、焦電体層31(厚さ100μm)、導電体層3
2及び高分子被覆層33(厚さ100μm以下)から構
成される無端状のベルトである。焦電体層31は呉羽化
学製のPVDF(ポリフッ化ビニリデン)、導電体層3
2はアルミニウム蒸着層、高分子被覆層33は粘着層を
持った高分子フィルムであるフィルムルックス(株)製
のフィルムルックス(商品名)を用いた。図3(b)に
示すように、導電体層32は、潜像電荷保持媒体3裏面
の高分子被覆層33を設けていない両縁部に導電性接着
剤で接着した導電性(銅箔)テープ35と常に接触して
いる金属ローラを通じて接地されている。
【0027】なお、無端状の潜像電荷保持媒体3の形成
方法は、焦電体層31である短冊状PVDFフィルムの
端面を突き合わせながら、超音波溶着し無端状の潜像電
荷保持媒体3を得た。
【0028】板状の電荷中和部材5は、透光性支持体5
1として断面が長方形のガラス板を用い、その上にIT
Oの透光性導電層52を設け、さらに電荷発生層と電荷
輸送層とからなる有機光導電体53をディッピング法で
順次塗工したものを用いた。なお、透光性支持体51
は、ガラス以外にもアクリル等の透光性の高い高分子材
料を用いることができる。透光性導電層52は接地され
ており、ITO膜でなくともアルミニウム、金等の金属
の半透膜を蒸着法等で形成したものでもよい。
【0029】加熱ローラ40は、耐熱ガラス管内面に螺
旋状のヒーターを形成したものを用いた。ガラス管内面
に直接ヒーターを形成しているために加熱効率がよく、
ローラ表面の温度分布は熱伝導の小さいガラスを通じて
熱が伝わるために螺旋状パターンにも拘らず均一に保た
れる。
【0030】露光源1としては、通常の電子写真方式の
画像形成装置に用いられているLEDアレイを用いた。
その他、半導体レーザーとポリゴンミラー等の走査系と
からなるレーザー露光器等を利用することもできる。
【0031】潜像電荷保持媒体3表面に静電潜像を形成
する条件について説明すると、加熱ローラ40による均
一加熱は焦電体層31が熱で破壊しない温度以下である
必要があり、例えばPVDFの場合にはそのキュリー点
以下である80℃をPVDFの上限温度として一定値に
均一加熱した。また、焦電体層31表面の浮遊電荷34
を効率よく中和するためには焦電体層31と光導電体層
53との間に外部電界を積極的に形成してもよい。
【0032】図2を用いて説明した前述の原理に従って
潜像電荷保持媒体3上に形成された静電潜像10は、現
像器7を用いて現像した。本実施例では、現像方法とし
て1成分非磁性トナーの接触現像法を用いた。すなわ
ち、表面をサンドブラスト処理したアルミスリーブの現
像ローラ6の上に、絶縁性かつ非磁性のポリエステル系
樹脂を主体とする着色粒子(トナー13)をシリコンゴ
ムトナーブレード及びウレタン発泡体供給ローラにより
負に帯電させかつ約10μmの厚みとなるようにトナー
薄層形成した。その帯電したトナー層を表面に保持した
現像ローラ6を焦電体層31と接触させながら接触部で
同方向に移動するように、かつ現像ローラ6と潜像電荷
保持媒体3との速度比が2となるように焦電体層31と
現像ローラ6を移動回転させ、潜像電荷保持媒体3上の
潜像電荷分布に応じて選択的にトナー13を付着させ、
潜像の顕像化を行った。
【0033】現像を終えた潜像電荷保持媒体3は、記録
媒体である記録紙11を重ね合わせ、電圧を印加した転
写ローラ12を記録紙11背面より押し当てることによ
り、トナー13を記録紙11表面に静電転写した。本実
施例では、転写ローラ12としてはウレタン発泡体半導
電性ローラに約+1.5KVの電圧を印加して、トナー
13の静電転写を行った。
【0034】トナー13を転写された記録紙11は、ヒ
ートローラ16と圧力ローラ17とからなる定着器15
を通すことにより、記録紙11表面のトナー13を一旦
溶融状態とすることにより記録紙11への定着を行っ
た。
【0035】トナー13を記録紙11に転写した後、潜
像電荷保持媒体3は再び潜像形成部に搬送され、次の潜
像形成が実行される。これに先立ち、潜像電荷保持媒体
3上に未転写トナーが残存する場合には、必要に応じて
クリーニングブレードあるいはクリーニングブラシ等の
公知のクリーニング機構を用いて未転写トナーの除去を
行うようにしてもよい。
【0036】また、トナーを転写した後の潜像電荷保持
媒体3には、潜像電荷が残存している。これを除去する
ために、必要に応じて接地した導電性ブラシ等を焦電体
層31表面に接触させることにより、簡単に焦電体層3
1表面の残存電荷の除去を行い、潜像電荷保持媒体3を
初期状態に戻してもよい。
【0037】
【実施例2】図4は、本発明の第1の画像形成装置の第
2の実施例を説明するための構成図である。均一加熱源
としては前述した第1の実施例における回転型の加熱ロ
ーラ以外にも種々のものを用いることができ、図4に示
すように、本実施例に係る画像形成装置は、前述した第
1の実施例における加熱ローラ40の代わりに、自己制
御型発熱素子であるPTCサーミスター41を直線状に
配列した発熱素子アレイ43を潜像電荷保持媒体3の裏
面に固定して用いた。なお、その他の構成は前述した第
1の実施例と同様である。
【0038】
【実施例3】図5は、本発明の第1の画像形成装置の第
3の実施例を説明するための構成図である。図5に示す
ように、本実施例に係る画像形成装置は、焦電体層31
に接触する選択的電荷中和部材として円筒状の光導電体
を用いた。すなわち、透光性支持体であるガラス管55
の表面に透光性導電層52であるITO層と有機光導電
層53とを順次積層したものを用いた。ガラス管55の
内部には露光源1として画像露光用のLEDアレイ素子
を配置した。なお、ガラス管55の代わりとしては種々
の透光性の剛体を用いることができ、例えばアクリルパ
イプ等を用いることができる。
【0039】ガラス管55は回転可能にしてあり、焦電
体層31表面との接触による汚れをクリーニングブレー
ドで清掃する機構を設けてもよい。また、回転速度は焦
電体層31の移動速度と同一かあるいは電荷中和効率を
向上させるために相対速度差を持たせてより高速あるい
は低速になるようにしてもよい。なお、その他の構成は
前述した第1の実施例と同様である。
【0040】
【実施例4】図6は、本発明の第1の画像形成装置の第
4の実施例を説明するための構成図である。図6に示す
ように、本実施例に係る画像形成装置は、焦電体層31
に接触する選択的電荷中和部材としてベルト状の光導電
体を用いた。すなわち、シームレスのPETフィルムを
透光性支持体51として、その表面にITOの透光性導
電層52を形成し、さらにその表面に有機光導電層53
を塗工して焦電体層31に接触する選択的電荷中和部材
5とした。このベルト状の光導電体の内部には露光源1
として画像露光用のLEDアレイ素子とベルト内面に接
触するレンズ60とを用いた。
【0041】ベルト状電荷中和部材5は回転可能にして
あり、焦電体層31表面との接触による汚れをクリーニ
ングブレードで清掃する機構を設けてもよい。また、回
転速度は焦電体層31の移動速度と同一かあるいは電荷
中和効率を向上させるために相対速度差を持たせてより
高速あるいは低速になるようにしてもよい。
【0042】潜像電荷保持媒体3上に形成された静電潜
像10は現像器7を用いて現像した。本実施例では、現
像方法として2成分磁気ブラシ現像を用いた。すなわ
ち、絶縁性及び非磁性トナーを磁性キャリア粒子と混合
し、両者の摩擦によりトナーを帯電させ、キャリア粒子
表面に付着させた状態の現像剤71をマグネットローラ
72を内包したスリーブ73上に保持し、潜像電荷保持
媒体3と接触させることにより、潜像電荷保持媒体3上
の電荷分布に応じて選択的にトナー13を付着させ、潜
像の顕像化を行った。なお、その他の構成は前述した第
1の実施例と同様である。
【0043】
【実施例5】図7は、本発明の第2の画像形成装置の第
1の実施例を説明するための構成図である。図7を参照
すると、本実施例に係る画像形成装置は、透光性の焦電
体層31を有する潜像電荷保持媒体3と、潜像電荷保持
媒体3表面に接触して潜像電荷保持媒体3表面から均一
に加熱する手段であり表面に光導電層53が形成された
加熱ローラー8と、画像信号に応じて光導電層53を潜
像電荷保持媒体3裏面側から選択的に露光する露光源1
と、潜像電荷保持媒体3上に形成された静電潜像10を
帯電着色媒体(トナー)13によって顕像化する現像器
7と、現像された画像を記録紙11に転写させる転写ロ
ーラ12と、記録紙11に転写された画像を定着する定
着器15と、から構成される。
【0044】加熱ローラ8は、耐熱ガラス管81内面に
螺旋状のヒーターを形成し、外周面に導電層82と有機
光導電層53とを順次積層したものを用いた。ガラス管
81内面に直接ヒーターを形成しているために加熱効率
がよく、ローラ表面の温度分布は熱伝導の小さいガラス
を通じて熱が伝わるために螺旋状パターンにも拘らず均
一に保たれる。
【0045】加熱ローラ8は回転可能にしてあり、焦電
体層31表面との接触による汚れをクリーニングブレー
ドで清掃する機構を設けてもよい。また、回転速度は焦
電体層31の移動速度と同一かあるいは電荷中和効率を
向上させるために相対速度差を持たせてより高速あるい
は低速になるようにしてもよい。
【0046】潜像電荷保持媒体3は最表層は焦電体層3
1であり、透光性を確保するため厚み100μmのPV
DFを用いた。その下層に透光性導電層32としてIT
O膜を形成し、最下層として透光性の高分子被覆層33
を設けた。
【0047】露光源1としては、前述した第1の実施例
と同様に通常の電子写真方式の画像形成装置に用いられ
ているLEDアレイや、半導体レーザーとポリゴンミラ
ー等の走査系とが一体になったレーザー露光器等を利用
することができる。本実施例では、半導体レーザーを用
いた。
【0048】潜像電荷保持媒体3上に形成された静電潜
像10は現像器7を用いて現像した。本実施例では、現
像方法として2成分磁気ブラシ現像を用いた。すなわ
ち、絶縁性及び非磁性のトナーを磁性キャリア粒子と混
合し、両者の摩擦によりトナーを帯電させ、キャリア粒
子表面に付着させた状態の現像剤71をマグネットロー
ラ72を内包したスリーブ73上に保持し、潜像電荷保
持媒体3と接触させることにより、潜像電荷保持媒体3
上の電荷分布に応じて選択的にトナー13を付着させ、
潜像の顕像化を行った。なお、その他の構成は前述した
第1の実施例と同様である。
【0049】
【実施例6】図8は、本発明の第2の画像形成装置の第
2の実施例を説明するための構成図である。図8を参照
すると、本実施例に係る画像形成装置は、透光性の焦電
体層31を有する潜像電荷保持媒体3と、潜像電荷保持
媒体3の表面に接触するベルト状の電荷中和部材5と、
を含み、潜像電荷保持媒体3を表面から均一に加熱する
手段である発熱素子アレイ43をベルト状の電荷中和部
材5に内包している。
【0050】ベルト状の電荷中和部材5は、シームレス
のポリイミド(PI)等の耐熱性フィルムを支持体56
として、その表面に導電層52を形成し、さらにその表
面に有機光導電層53を塗工して焦電体層31に接触す
る選択的電荷中和部材5とした。ベルト状の電荷中和部
材5内面にはPTCサーミスター等の自己制御型発熱素
子アレイあるいは加熱ローラが接触させられており、支
持体56と光導電層53とを通じて焦電体層31を均一
に加熱する。その他の構成は前述した第5の実施例と同
様である。
【0051】なお、支持体56としては、ポリイミド
(PI)の他に、ポリサルフォン(PSO)、ポリエー
テルサルフォン(PES)、ポリフェニレンサルファイ
ド(PPS)、ポリエーテルイミド(PEI)、ポリエ
ーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリアミドイミド
(PAI)、ポリカーボネート(PC)等の耐熱性高分
子フィルムを用いることができる。また、これら高分子
材料にカーボンブラック等の導電性添加剤を分散させた
導電性フィルムを支持体56として用いれば導電層52
は不要である。
【0052】ベルト状の電荷中和部材5は回転可能にし
てあり、焦電体層31表面との接触による汚れをクリー
ニングブレードで清掃する機構を設けてもよい。また、
回転速度は焦電体層31の移動速度と同一かあるいは電
荷中和効率を向上させるために相対速度差を持たせてよ
り高速あるいは低速になるようにしてもよい。
【0053】以上、本発明のいくつかの実施例を詳細に
説明してきたが、本発明はこれらの実施例にのみ限定さ
れるものではなく、本発明の原理に準ずる各種の実施例
を含む。
【0054】例えば、前述した実施例においては、記録
媒体は全て紙としたが、その他の様々な記録媒体に対し
て本発明を有効に適用できることは明らかである。ま
た、記録媒体に対する着色媒体の転写及び定着は必ずし
も必要ではなく、一時的に記録媒体上に着色媒体を保持
することにより、表示板等の一時的に情報を表示する機
器への応用も可能である。
【0055】また、潜像の現像方法、現像剤の種類、記
録媒体への転写方法、及び記録媒体への定着方法等につ
いても、前述した実施例で用いた方式に限定されるもの
ではなく、従来の電子写真記録方式で用いられているよ
うな公知の他の方式も用いても同様の効果を得ることが
できる。
【0056】さらに、前述した実施例においては、着色
媒体は全て着色粒子(粉体トナー)としたが、液体トナ
ー、液状インク等の他の形態の帯電着色媒体を用いるよ
うにしてもよい。
【0057】また、前述した実施例においては、焦電体
層にポリフッ化ビニリデン(PVDF)を用いたが、そ
の他にフッ化ビニリデン(VDF)−トリフルオロエチ
レン(TrFE)共重合体、VDF−テトラフルオロエ
チレン(TeFE)共重合体、及びシアン化ビニリデン
(DVCN)−酢酸ビニル(VAc)共重合体等の高分
子系材料や、チタン酸鉛PbTiO3とPVDFの複合
体等の強誘電体セラミックスと高分子の複合体等を用い
ることもできる。また、PZT、PbTiO3等のセラ
ミックス系材料を剛体ドラム等の表面に焼結させたもの
を用いることもできる。
【0058】また、潜像電荷保持媒体の高分子被覆層に
ついても、前述した実施例で用いたものに限るものでは
なく、可とう性を示し、導電体層を被覆し導電体層の磨
耗を防止できる高分子薄層を形成できる高分子材料であ
ればよい。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
方法及び装置によれば、焦電体層を有する潜像電荷保持
媒体上への静電潜像の形成にレーザー光あるいはLED
アレイ光等の低エネルギーの露光を利用することができ
るため、高解像度でかつ高速に潜像を形成して画像記録
を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の画像形成装置の第1の実施例を
説明するための構成図である。
【図2】本発明の画像形成方法の原理を説明するための
概念図である。
【図3】本発明の第1及び第2の画像形成装置の潜像電
荷保持媒体の構成を示す図である。
【図4】本発明の第1の画像形成装置の第2の実施例を
説明するための構成図である。
【図5】本発明の第1の画像形成装置の第3の実施例を
説明するための構成図である。
【図6】本発明の第1の画像形成装置の第4の実施例を
説明するための構成図である。
【図7】本発明の第2の画像形成装置の第1の実施例を
説明するための構成図である。
【図8】本発明の第2の画像形成装置の第2の実施例を
説明するための構成図である。
【図9】従来の画像形成装置の一例を説明するための構
成図である。
【図10】従来の画像形成装置の原理を説明するための
概念図である。
【図11】従来の画像形成装置の別の例を説明するため
の構成図である。
【符号の説明】
1 露光源 2 画像露光 3 潜像電荷保持媒体 4 発熱体 5 電荷中和部材 6 現像ローラ 7 現像器 8 加熱ローラ 10 静電潜像 11 記録紙 12 転写ローラ 13 トナー 15 定着器 16 定着加熱ローラ 17 定着加圧ローラ 20 サーマルヘッド 21 導電性フィルム 31 焦電体層 32 導電体層 33 高分子被覆層 34 浮遊電荷 35 導電性テープ 40 加熱ローラ 43 発熱素子アレイ 51 透光性支持体 52 透光性導電層 53 光導電層 55 ガラス管 56 支持体 60 レンズ 71 現像剤 72 マグネットローラ 73 スリーブ 81 ガラス管 82 導電層 90 コントローラ 91 発熱針 92 導電層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 15/05 B41J 2/385

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】焦電体層を有する潜像電荷保持媒体を略均
    一に加熱すると共に、前記潜像電荷保持媒体の焦電体層
    の表面に接触している光導電体を画像信号に応じて選択
    的に露光し、該露光された光導電体を通じて前記焦電体
    層の表面の電荷を選択的に中和することで静電潜像を形
    成し、該形成された静電潜像を帯電着色媒体により現像
    し、該現像された画像を記録媒体に転写することを特徴
    とする画像形成方法。
  2. 【請求項2】焦電体層を有する潜像電荷保持媒体と、 該潜像電荷保持媒体を裏面より略均一に加熱する加熱手
    段と、 前記潜像電荷保持媒体の表面に前記加熱部において接触
    している光導電性部材と、 画像信号に応じて前記光導電性部材を選択的に露光する
    露光手段と、 前記潜像電荷保持媒体上に形成された静電潜像を帯電着
    色媒体により顕像化する現像手段と、 現像された画像を記録媒体に転写させる転写手段と、 を含むことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】透光性の焦電体層を有する潜像電荷保持媒
    体と、 表面に光導電層が形成され前記焦電体層の表面に接触し
    て前記焦電体層を略均一に加熱する加熱部材と、 前記潜像電荷保持媒体の裏面より画像信号に応じて前記
    光導電層を選択的に露光する露光手段と、 前記潜像電荷保持媒体上に形成された静電潜像を帯電着
    色媒体により顕像化する現像手段と、 現像された画像を記録媒体に転写させる転写手段と、 を含むことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】前記光導電性部材が、透光性支持体の上に
    透光性導電層と有機光導電層とを順次積層してなる板状
    部材であることを特徴とする請求項2記載の画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】前記光導電性部材が、円筒状の透光性支持
    体の表面に透光性導電層と有機光導電層とを順次積層し
    てなる回転可能な円筒状部材であることを特徴とする請
    求項2記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】前記円筒状部材の内部に前記露光手段が内
    包されてなることを特徴とする請求項5記載の画像形成
    装置。
  7. 【請求項7】前記光導電性部材が、ベルト状の透光性支
    持体の表面に透光性導電層と有機光導電層を順次積層し
    てなる回転可能なベルト状部材であることを特徴とする
    請求項2記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】前記ベルト状部材の内部に前記露光手段が
    内包されてなることを特徴とする請求項7記載の画像形
    成装置。
  9. 【請求項9】前記加熱手段が、耐熱ガラス管の内面に螺
    旋状にヒーターを形成してなるローラ状部材であること
    を特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】前記加熱手段が、自己制御型発熱素子を
    直線状に配列してなることを特徴とする請求項2記載の
    画像形成装置。
  11. 【請求項11】前記加熱部材が、内面に螺旋状にヒータ
    ーを形成した耐熱ガラス管の表面に導電層と有機光導電
    層とを順次積層してなる回転可能なローラ状部材である
    ことを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】前記加熱部材が、ベルト状の支持体の表
    面に導電層と有機光導電層とを順次積層してなるベルト
    の内面に自己制御型発熱素子アレイ又は加熱ローラを接
    触してなることを特徴とする請求項3記載の画像形成装
    置。
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