JPH1194049A - トルクコンバータ - Google Patents
トルクコンバータInfo
- Publication number
- JPH1194049A JPH1194049A JP9273366A JP27336697A JPH1194049A JP H1194049 A JPH1194049 A JP H1194049A JP 9273366 A JP9273366 A JP 9273366A JP 27336697 A JP27336697 A JP 27336697A JP H1194049 A JPH1194049 A JP H1194049A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- lock
- communication hole
- torque converter
- friction lining
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 連通孔の長さが短いものになって、オリフィ
ス流量抵抗が低下し貫流し易くなるばかりか、小径な孔
明け用ドリルの寿命を大幅に向上させることができるト
ルクコンバータを提供する。 【解決手段】 ロックアップクラッチ10のロックアッ
プピストン12にピストン連通孔機構Gを設け、このピ
ストン連通孔機構Gを、ロックアップピストン12の平
坦な部位12Cに凹部20を設けて、この凹部20の形
成によって生じた厚さの薄い薄肉部22に連通孔23を
形成して構成した。
ス流量抵抗が低下し貫流し易くなるばかりか、小径な孔
明け用ドリルの寿命を大幅に向上させることができるト
ルクコンバータを提供する。 【解決手段】 ロックアップクラッチ10のロックアッ
プピストン12にピストン連通孔機構Gを設け、このピ
ストン連通孔機構Gを、ロックアップピストン12の平
坦な部位12Cに凹部20を設けて、この凹部20の形
成によって生じた厚さの薄い薄肉部22に連通孔23を
形成して構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トルクを変換して
伝達するためのトルクコンバータに係わり、特に、ロッ
クアップクラッチのロックアップピストンに設けられた
摩擦ライニング冷却用の連通孔構造を改良したトルクコ
ンバータに関するものである。
伝達するためのトルクコンバータに係わり、特に、ロッ
クアップクラッチのロックアップピストンに設けられた
摩擦ライニング冷却用の連通孔構造を改良したトルクコ
ンバータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車に用いられているトルクコンバー
タは、高速運転時での動力エネルギーの伝達損失を低減
し、燃料消費量を改善するロックアップ機構を備えたも
のが多い。
タは、高速運転時での動力エネルギーの伝達損失を低減
し、燃料消費量を改善するロックアップ機構を備えたも
のが多い。
【0003】このロックアップ機構を有するロックアッ
プクラッチ付のトルクコンバータは、ポンプハウジング
内のタービン羽根車とドライブプレート(ポンプハウジ
ングのフロントカバー)との間に、タービン羽根車を固
定しているタービンハブを介して被駆動軸(出力軸)に
連結されているロックアップクラッチが配設してある。
プクラッチ付のトルクコンバータは、ポンプハウジング
内のタービン羽根車とドライブプレート(ポンプハウジ
ングのフロントカバー)との間に、タービン羽根車を固
定しているタービンハブを介して被駆動軸(出力軸)に
連結されているロックアップクラッチが配設してある。
【0004】このロックアップクラッチ付のトルクコン
バータは、自動車の高速運転時に、ロックアップクラッ
チのロックアッププレートが摩擦ライニングを介してド
ライブプレートの内側に押し付けられ、その摩擦力によ
って、ロックアップクラッチとポンプハウジングとは係
合して一体化する。その結果、駆動軸(入力軸)と被駆
動軸とは剛体的結合となり、そのため、動力エネルギー
の伝達効率が向上する。
バータは、自動車の高速運転時に、ロックアップクラッ
チのロックアッププレートが摩擦ライニングを介してド
ライブプレートの内側に押し付けられ、その摩擦力によ
って、ロックアップクラッチとポンプハウジングとは係
合して一体化する。その結果、駆動軸(入力軸)と被駆
動軸とは剛体的結合となり、そのため、動力エネルギー
の伝達効率が向上する。
【0005】このようなロックアップクラッチ付のトル
クコンバータとして、実開昭59−75958号公報に
開示された技術がある。この開示技術は、入力軸に連結
される入力ケースと、この入力ケースに連結されるポン
プ羽根車とで囲われた内部空間に、出力軸に連結される
タービン羽根車を設けると共に、タービン羽根車と入力
ケースとの間に、出力軸に連結されるクラッチ板(ロッ
クアップピストン)を軸方向に移動可能に設けて、この
クラッチ板の両面に作用する流体圧力差に応じて、この
クラッチ板を入力ケースに係脱自在とし、このクラッチ
板に、その両面間に連通する連通孔と、クラッチ板の回
転速度に応じて連通孔を介しての流体の流れを規制して
この圧力差を調整する遠心弁とを設けたものである。
クコンバータとして、実開昭59−75958号公報に
開示された技術がある。この開示技術は、入力軸に連結
される入力ケースと、この入力ケースに連結されるポン
プ羽根車とで囲われた内部空間に、出力軸に連結される
タービン羽根車を設けると共に、タービン羽根車と入力
ケースとの間に、出力軸に連結されるクラッチ板(ロッ
クアップピストン)を軸方向に移動可能に設けて、この
クラッチ板の両面に作用する流体圧力差に応じて、この
クラッチ板を入力ケースに係脱自在とし、このクラッチ
板に、その両面間に連通する連通孔と、クラッチ板の回
転速度に応じて連通孔を介しての流体の流れを規制して
この圧力差を調整する遠心弁とを設けたものである。
【0006】また、ロックアップクラッチ付のトルクコ
ンバータとして、特開平7−198021号公報に開示
された技術がある。この開示技術は、内燃機関によって
駆動されるポンプ羽根車と、出力軸に結合されたタービ
ン羽根車とステータとから成り、これらが全体で作動油
を充填されたコンバータ循環路を形成し、ロックアップ
クラッチが、少なくとも1つの摩擦ライニングを介して
コンバータハウジングと結合可能なロックアップピスト
ンを含み、このロックアップピストンとコンバータハウ
ジングとで1つの室を形成し、ロックアップピストン
が、摩擦ライニングの半径方向内側で、作動油を室内に
供給するための連通孔を有していて、コンバータハウジ
ング(ドライブプレート)側へのロックアップピストン
の押圧力を発生させる作動油の一部が連通孔を貫流し
て、摩擦ライニングの半径方向の内側で室に達し、摩擦
ライニング及びコンバータハウジングを冷却する。これ
により摩擦ライニングの伸長範囲で発生する熱を比較的
迅速に排出する。
ンバータとして、特開平7−198021号公報に開示
された技術がある。この開示技術は、内燃機関によって
駆動されるポンプ羽根車と、出力軸に結合されたタービ
ン羽根車とステータとから成り、これらが全体で作動油
を充填されたコンバータ循環路を形成し、ロックアップ
クラッチが、少なくとも1つの摩擦ライニングを介して
コンバータハウジングと結合可能なロックアップピスト
ンを含み、このロックアップピストンとコンバータハウ
ジングとで1つの室を形成し、ロックアップピストン
が、摩擦ライニングの半径方向内側で、作動油を室内に
供給するための連通孔を有していて、コンバータハウジ
ング(ドライブプレート)側へのロックアップピストン
の押圧力を発生させる作動油の一部が連通孔を貫流し
て、摩擦ライニングの半径方向の内側で室に達し、摩擦
ライニング及びコンバータハウジングを冷却する。これ
により摩擦ライニングの伸長範囲で発生する熱を比較的
迅速に排出する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のロック
アップクラッチ付のトルクコンバータにあっては、ロッ
クアップピストンを作動させるためには、このロックア
ップピストンの両面に作用する流体圧力差を損なわない
ように連通孔の径を小さくしなければならない。しかし
ながら、ロックアップピストンの、連通孔が加工される
部位は他の部位に比べて薄くされておらず、この加工部
位に直接に孔開け用ドリルにより穿孔加工が行われて連
通孔が形成される。このために、連通孔の長さ寸法が長
くなって、孔開け用ドリルの寿命が著しく短くなるとい
う問題点があった。
アップクラッチ付のトルクコンバータにあっては、ロッ
クアップピストンを作動させるためには、このロックア
ップピストンの両面に作用する流体圧力差を損なわない
ように連通孔の径を小さくしなければならない。しかし
ながら、ロックアップピストンの、連通孔が加工される
部位は他の部位に比べて薄くされておらず、この加工部
位に直接に孔開け用ドリルにより穿孔加工が行われて連
通孔が形成される。このために、連通孔の長さ寸法が長
くなって、孔開け用ドリルの寿命が著しく短くなるとい
う問題点があった。
【0008】本発明は、上記の問題点に着目して成され
たものであって、その目的とするところは、連通孔の長
さが短いものになって、オリフィス流量抵抗が低下し貫
流し易くなるばかりか、小径な孔明け用ドリルの寿命を
大幅に向上させることができるトルクコンバータを提供
することにある。
たものであって、その目的とするところは、連通孔の長
さが短いものになって、オリフィス流量抵抗が低下し貫
流し易くなるばかりか、小径な孔明け用ドリルの寿命を
大幅に向上させることができるトルクコンバータを提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明に係るトルクコンバータは、入力
軸に連結される入力ケースと、この入力ケースに連結さ
れてポンプ羽根車を有するポンプハウジングとで囲われ
た内部空間に、出力軸に連結されるタービン羽根車を少
なくとも設けると共に、前記タービン羽根車と前記入力
ケースとの間に、ロックアップピストンの両面に作用す
る流体圧力差に応じて前記ロックアップピストンを前記
入力ケースに摩擦ライニングを介して係脱するロックア
ップクラッチを介装したトルクコンバータにおいて、前
記ロックアップピストンにピストン連通孔機構を設け、
このピストン連通孔機構を、前記ロックアップピストン
の平坦な部位に凹部を設け、この凹部の形成によって生
じた厚さの薄い薄肉部に連通孔を形成して構成した。
めに、請求項1の発明に係るトルクコンバータは、入力
軸に連結される入力ケースと、この入力ケースに連結さ
れてポンプ羽根車を有するポンプハウジングとで囲われ
た内部空間に、出力軸に連結されるタービン羽根車を少
なくとも設けると共に、前記タービン羽根車と前記入力
ケースとの間に、ロックアップピストンの両面に作用す
る流体圧力差に応じて前記ロックアップピストンを前記
入力ケースに摩擦ライニングを介して係脱するロックア
ップクラッチを介装したトルクコンバータにおいて、前
記ロックアップピストンにピストン連通孔機構を設け、
このピストン連通孔機構を、前記ロックアップピストン
の平坦な部位に凹部を設け、この凹部の形成によって生
じた厚さの薄い薄肉部に連通孔を形成して構成した。
【0010】かかる構成により、ロックアップピストン
を作動させるためには、このロックアップピストンの両
面に作用する流体圧力差を損なわないように連通孔の径
を小さくしなければならないが、ロックアップピストン
の、連通孔が加工される部位には凹部が設けてあり、こ
の凹部の形成によって生じた厚さの薄い薄肉部に連通孔
が形成してあるために、この連通孔の長さが短いものに
なって、オリフィス流量抵抗が低下し貫流し易くなる
し、また、連通孔の長さが短いことにより、小径な孔明
け用ドリルの寿命を大幅に向上させることができる。
を作動させるためには、このロックアップピストンの両
面に作用する流体圧力差を損なわないように連通孔の径
を小さくしなければならないが、ロックアップピストン
の、連通孔が加工される部位には凹部が設けてあり、こ
の凹部の形成によって生じた厚さの薄い薄肉部に連通孔
が形成してあるために、この連通孔の長さが短いものに
なって、オリフィス流量抵抗が低下し貫流し易くなる
し、また、連通孔の長さが短いことにより、小径な孔明
け用ドリルの寿命を大幅に向上させることができる。
【0011】また、上記の目的を達成するために、請求
項2の発明に係るトルクコンバータは、請求項1に記載
のトルクコンバータにおいて、前記凹部を、前記ロック
アップピストンの、前記摩擦ライニング近くの平坦な部
位の片面に形成し、前記凹部の底部の厚さの薄い薄肉部
にドリル加工により前記連通孔を形成した。
項2の発明に係るトルクコンバータは、請求項1に記載
のトルクコンバータにおいて、前記凹部を、前記ロック
アップピストンの、前記摩擦ライニング近くの平坦な部
位の片面に形成し、前記凹部の底部の厚さの薄い薄肉部
にドリル加工により前記連通孔を形成した。
【0012】かかる構成により、上記した請求項1の発
明の作用と同様な作用を奏し得るばかりか、長さが短い
連通孔を有するピストン連通孔機構を容易に加工するこ
とができる。
明の作用と同様な作用を奏し得るばかりか、長さが短い
連通孔を有するピストン連通孔機構を容易に加工するこ
とができる。
【0013】また、上記の目的を達成するために、請求
項3の発明に係るトルクコンバータは、請求項1に記載
のトルクコンバータにおいて、前記凹部を、前記ロック
アップピストンの、前記摩擦ライニング近くの平坦な部
位の両面に形成し、前記凹部間に位置する厚さの薄い薄
肉部にドリル加工もしくはプレス加工により前記連通孔
を形成した。
項3の発明に係るトルクコンバータは、請求項1に記載
のトルクコンバータにおいて、前記凹部を、前記ロック
アップピストンの、前記摩擦ライニング近くの平坦な部
位の両面に形成し、前記凹部間に位置する厚さの薄い薄
肉部にドリル加工もしくはプレス加工により前記連通孔
を形成した。
【0014】かかる構成により、上記した請求項1の発
明の作用と同様な作用を奏し得るばかりか、長さが短い
連通孔を有するピストン連通孔機構を容易に加工するこ
とができる。特に、プレス加工により前記連通孔を形成
する場合には、凹部加工用ポンチで凹部を成形して、凹
部間に位置する厚さの薄い薄肉部に連通孔加工用ポンチ
で連通孔を形成するように2段プレス加工を行うことに
より、長さが短い連通孔を有するピストン連通孔機構を
容易に加工することができる。
明の作用と同様な作用を奏し得るばかりか、長さが短い
連通孔を有するピストン連通孔機構を容易に加工するこ
とができる。特に、プレス加工により前記連通孔を形成
する場合には、凹部加工用ポンチで凹部を成形して、凹
部間に位置する厚さの薄い薄肉部に連通孔加工用ポンチ
で連通孔を形成するように2段プレス加工を行うことに
より、長さが短い連通孔を有するピストン連通孔機構を
容易に加工することができる。
【0015】また、上記の目的を達成するために、請求
項4の発明に係るトルクコンバータは、請求項2又は請
求項3に記載のトルクコンバータにおいて、前記凹部の
形成を、機械加工もしくはプレス加工により行うように
した。
項4の発明に係るトルクコンバータは、請求項2又は請
求項3に記載のトルクコンバータにおいて、前記凹部の
形成を、機械加工もしくはプレス加工により行うように
した。
【0016】かかる構成により、上記した請求項1の発
明の作用と同様な作用を奏し得るばかりか、長さが短い
連通孔を有するピストン連通孔機構を機械加工もしくは
プレス加工を加えて容易に加工することができる。
明の作用と同様な作用を奏し得るばかりか、長さが短い
連通孔を有するピストン連通孔機構を機械加工もしくは
プレス加工を加えて容易に加工することができる。
【0017】特に、前記凹部の形成にあたって、ロック
アップピストンの、前記摩擦ライニング近くの平坦な部
位の両面にプレスにより凹部を形成する場合には、両面
側からポンチで加圧することによって、部位の歪みを抑
えることができる。
アップピストンの、前記摩擦ライニング近くの平坦な部
位の両面にプレスにより凹部を形成する場合には、両面
側からポンチで加圧することによって、部位の歪みを抑
えることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明に係るトルクコンバ
ータの一部省略した断面図、図2は同トルクコンバータ
におけるピストン連通孔機構の断面図である。
に基づいて説明する。図1は本発明に係るトルクコンバ
ータの一部省略した断面図、図2は同トルクコンバータ
におけるピストン連通孔機構の断面図である。
【0019】トルクコンバータ1は、エンジン等の動力
源の出力軸(図示せず)に連結されたドライブプレート
(入力ケース)3を備えており、このドライブプレート
3に、ポンプ羽根車4を有するポンプハウジング5が連
結してある。これらドライブプレート3とポンプハウジ
ング5とで形成される内部空間6内には作動油が充填さ
れている。そして、空間6内には、ポンプ羽根車4に対
向するようにしてタービン羽根車7が配設してあり、こ
のタービン羽根車7は、被駆動軸(出力軸)(図示せ
ず)にスプライン結合されているタービンハブ8にリベ
ット2により連結してある。
源の出力軸(図示せず)に連結されたドライブプレート
(入力ケース)3を備えており、このドライブプレート
3に、ポンプ羽根車4を有するポンプハウジング5が連
結してある。これらドライブプレート3とポンプハウジ
ング5とで形成される内部空間6内には作動油が充填さ
れている。そして、空間6内には、ポンプ羽根車4に対
向するようにしてタービン羽根車7が配設してあり、こ
のタービン羽根車7は、被駆動軸(出力軸)(図示せ
ず)にスプライン結合されているタービンハブ8にリベ
ット2により連結してある。
【0020】また、ポンプハウジング5内のタービン羽
根車7とドライブプレート3との間には、タービンハブ
8を介して被駆動軸に軸方向に移動可能に連結されてい
るロックアップクラッチ10が配設してある。更に、ポ
ンプ羽根車4とタービン羽根車7との間には、ステータ
羽根車9が配設してある。そして、このステータ羽根車
9は一方向クラッチ11を介して変速機のハウジングに
固定されたステータ軸(図示せず)に一方向にのみ回転
可能に支持されている。
根車7とドライブプレート3との間には、タービンハブ
8を介して被駆動軸に軸方向に移動可能に連結されてい
るロックアップクラッチ10が配設してある。更に、ポ
ンプ羽根車4とタービン羽根車7との間には、ステータ
羽根車9が配設してある。そして、このステータ羽根車
9は一方向クラッチ11を介して変速機のハウジングに
固定されたステータ軸(図示せず)に一方向にのみ回転
可能に支持されている。
【0021】前記ロックアップクラッチ10は板状のロ
ックアップピストン12を備えており、このロックアッ
プピストン12は、その中心側に形成したボス部12A
で、タービンハブ8の軸部8Aに回転可能に且つ軸線方
向に移動可能に取り付けてある。そして、このロックア
ップピストン12はドライブプレート3の形状に合わせ
た形状に成されており、ロックアップピストン12の外
周部には、ドライブプレート3の平坦な摩擦ライニング
圧接面部3Aに対向する平坦な取付面部12Bが形成し
てあり、この取付面部12Bに摩擦ライニング(フェー
シング)13が取り付けてある。また、ドライブプレー
ト3の外周端縁部には円筒部14が形成してあり、この
円筒部14には周方向に複数の係合溝部15が形成して
ある。
ックアップピストン12を備えており、このロックアッ
プピストン12は、その中心側に形成したボス部12A
で、タービンハブ8の軸部8Aに回転可能に且つ軸線方
向に移動可能に取り付けてある。そして、このロックア
ップピストン12はドライブプレート3の形状に合わせ
た形状に成されており、ロックアップピストン12の外
周部には、ドライブプレート3の平坦な摩擦ライニング
圧接面部3Aに対向する平坦な取付面部12Bが形成し
てあり、この取付面部12Bに摩擦ライニング(フェー
シング)13が取り付けてある。また、ドライブプレー
ト3の外周端縁部には円筒部14が形成してあり、この
円筒部14には周方向に複数の係合溝部15が形成して
ある。
【0022】また、前記タービンハブ8には、クラッチ
ハブ16がタービン羽根車7と共に、リベット2により
連結してあり、このクラッチハブ16にはダンパースプ
リング17を介してドライブプレート18が連結してあ
り、また、ドライブプレート18にはサイドプレート1
9が一体化されていて、ドライブプレート18及びサイ
ドプレート19の外周端部が円筒部14の係合溝部15
に摺動可能に係合している。
ハブ16がタービン羽根車7と共に、リベット2により
連結してあり、このクラッチハブ16にはダンパースプ
リング17を介してドライブプレート18が連結してあ
り、また、ドライブプレート18にはサイドプレート1
9が一体化されていて、ドライブプレート18及びサイ
ドプレート19の外周端部が円筒部14の係合溝部15
に摺動可能に係合している。
【0023】ロックアップピストン12の外周部には、
摩擦ライニング13を取り付けた取付面部12Bより半
径方向において内方に寄った平坦な部位12Cにピスト
ン連通孔機構Gが設けてある。このピストン連通孔機構
Gは、図2に示すようにロックアップピストン12の平
坦な部位12Cの片面に凹部20を設けて、この凹部2
0の底部に厚さの薄い薄肉部22を形成し、この薄肉部
22に連通孔23を形成して構成してある。前記凹部2
0は機械加工により形成され、連通孔23はドリル加工
により形成される。
摩擦ライニング13を取り付けた取付面部12Bより半
径方向において内方に寄った平坦な部位12Cにピスト
ン連通孔機構Gが設けてある。このピストン連通孔機構
Gは、図2に示すようにロックアップピストン12の平
坦な部位12Cの片面に凹部20を設けて、この凹部2
0の底部に厚さの薄い薄肉部22を形成し、この薄肉部
22に連通孔23を形成して構成してある。前記凹部2
0は機械加工により形成され、連通孔23はドリル加工
により形成される。
【0024】したがって、エンジンの駆動によりドライ
ブプレート3を介してポンプ羽根車4が回転して作動油
を流動させてタービン羽根車7を回転駆動し、ステータ
羽根車9によりトルクを変換して被駆動軸を駆動し、ま
た、高速運転時に、ドライブプレート3とロックアップ
ピストン12との間隙30の内圧を減圧することによ
り、このロックアップピストン12の両面に作用する圧
力の差で、このロックアップピストン12を移動させ
て、摩擦ライニング13を介してドライブプレート3の
摩擦ライニング圧接面部3Aに押し付け、その摩擦力に
よって、ロックアップクラッチ10とポンプハウジング
5とを係合して一体化する。その結果、駆動軸(入力
軸)と被駆動軸(出力軸)とは剛体的結合となり、その
ため、動力エネルギーの伝達効率を向上させる。
ブプレート3を介してポンプ羽根車4が回転して作動油
を流動させてタービン羽根車7を回転駆動し、ステータ
羽根車9によりトルクを変換して被駆動軸を駆動し、ま
た、高速運転時に、ドライブプレート3とロックアップ
ピストン12との間隙30の内圧を減圧することによ
り、このロックアップピストン12の両面に作用する圧
力の差で、このロックアップピストン12を移動させ
て、摩擦ライニング13を介してドライブプレート3の
摩擦ライニング圧接面部3Aに押し付け、その摩擦力に
よって、ロックアップクラッチ10とポンプハウジング
5とを係合して一体化する。その結果、駆動軸(入力
軸)と被駆動軸(出力軸)とは剛体的結合となり、その
ため、動力エネルギーの伝達効率を向上させる。
【0025】ドライブプレート3側へのロックアップピ
ストン12の押圧力を発生させる作動油の一部は、連通
孔23を貫流して、摩擦ライニング13の半径方向の内
側で間隙30に達し、摩擦ライニング13及びドライブ
プレート3を冷却する。これにより摩擦ライニング13
で発生する熱は比較的迅速に排出することができる。ま
た、この冷却に要された作動油は、図示しない排出孔を
介して被駆動軸の軸芯部に設けた油孔(図示せず)に排
出される。
ストン12の押圧力を発生させる作動油の一部は、連通
孔23を貫流して、摩擦ライニング13の半径方向の内
側で間隙30に達し、摩擦ライニング13及びドライブ
プレート3を冷却する。これにより摩擦ライニング13
で発生する熱は比較的迅速に排出することができる。ま
た、この冷却に要された作動油は、図示しない排出孔を
介して被駆動軸の軸芯部に設けた油孔(図示せず)に排
出される。
【0026】上記したように、ピストン連通孔機構G
は、ロックアップピストン12の平坦な部位12Cの片
面に凹部20を設けて、この凹部20の底部の厚さの薄
い薄肉部22に連通孔23を形成して構成してあるため
に、この連通孔23の長さLが短いものになって、オリ
フィス流量抵抗が低下し貫流し易くなるし、また、連通
孔23の長さLが短いことにより、小径な孔明け用ドリ
ルの寿命を大幅に向上させることができる。
は、ロックアップピストン12の平坦な部位12Cの片
面に凹部20を設けて、この凹部20の底部の厚さの薄
い薄肉部22に連通孔23を形成して構成してあるため
に、この連通孔23の長さLが短いものになって、オリ
フィス流量抵抗が低下し貫流し易くなるし、また、連通
孔23の長さLが短いことにより、小径な孔明け用ドリ
ルの寿命を大幅に向上させることができる。
【0027】また、ピストン連通孔機構Gは、図3に示
すようにロックアップピストン12の平坦な部位12C
の両面に凹部20A、20Bを設けて、これらの凹部2
0A、20B間に厚さの薄い薄肉部22を形成し、この
薄肉部22に連通孔23を形成して構成してもよい。
すようにロックアップピストン12の平坦な部位12C
の両面に凹部20A、20Bを設けて、これらの凹部2
0A、20B間に厚さの薄い薄肉部22を形成し、この
薄肉部22に連通孔23を形成して構成してもよい。
【0028】前記凹部20A、20Bの形成は、図4に
示す上、下側凹部加工用ポンチ24、25を用いたプレ
ス加工により行われる。すなわち、上ヘッド26に設け
られた上側凹部加工用ポンチ24と、下ヘッド27に設
けられた下側凹部加工用ポンチ25との間に、ロックア
ップピストン12の部位12Cを搬入して、上、下側凹
部加工用ポンチ24、25でプレス加工を行うことによ
りなされる。
示す上、下側凹部加工用ポンチ24、25を用いたプレ
ス加工により行われる。すなわち、上ヘッド26に設け
られた上側凹部加工用ポンチ24と、下ヘッド27に設
けられた下側凹部加工用ポンチ25との間に、ロックア
ップピストン12の部位12Cを搬入して、上、下側凹
部加工用ポンチ24、25でプレス加工を行うことによ
りなされる。
【0029】この場合においても、厚さの薄い薄肉部2
2に連通孔23を形成して構成してあるために、この連
通孔23の長さLが短いものになって、オリフィス流量
抵抗が低下し貫流し易くなるし、また、連通孔23の長
さLが短いことにより、小径な孔明け用ドリルの寿命を
大幅に向上させることができる。
2に連通孔23を形成して構成してあるために、この連
通孔23の長さLが短いものになって、オリフィス流量
抵抗が低下し貫流し易くなるし、また、連通孔23の長
さLが短いことにより、小径な孔明け用ドリルの寿命を
大幅に向上させることができる。
【0030】また、前記凹部20A、20Bの形成にあ
たって、ロックアップピストン12の部位12Cの両面
側から上、下側凹部加工用ポンチ24、25で加圧する
ことによって、部位12Cの歪みを抑えることができ
る。
たって、ロックアップピストン12の部位12Cの両面
側から上、下側凹部加工用ポンチ24、25で加圧する
ことによって、部位12Cの歪みを抑えることができ
る。
【0031】また、ピストン連通孔機構Gの形成はプレ
ス加工でも可能である。すなわち、図5の(1)に示す
ように、ポンチ逃げ用凹部30を有する受け台31上に
ロックアップピストン12の平坦な部位12Cを載せ
て、凹部加工用ポンチ32を用いてプレス加工により、
部位12Cに凹部20を形成し、次に、図5の(2)に
示すように、凹部20の底部の厚さの薄い薄肉部22に
連通孔加工用ポンチ33を用いてプレス加工により連通
孔23を形成する。
ス加工でも可能である。すなわち、図5の(1)に示す
ように、ポンチ逃げ用凹部30を有する受け台31上に
ロックアップピストン12の平坦な部位12Cを載せ
て、凹部加工用ポンチ32を用いてプレス加工により、
部位12Cに凹部20を形成し、次に、図5の(2)に
示すように、凹部20の底部の厚さの薄い薄肉部22に
連通孔加工用ポンチ33を用いてプレス加工により連通
孔23を形成する。
【0032】このように、プレス加工により連通孔23
を形成する場合には、凹部加工用ポンチ32で凹部20
を成形して、凹部20の底部の厚さの薄い薄肉部22に
連通孔加工用ポンチ33で連通孔23を形成するように
2段プレス加工を行うことにより、長さLが短い連通孔
23を有するピストン連通孔機構Gを容易に加工するこ
とができる。
を形成する場合には、凹部加工用ポンチ32で凹部20
を成形して、凹部20の底部の厚さの薄い薄肉部22に
連通孔加工用ポンチ33で連通孔23を形成するように
2段プレス加工を行うことにより、長さLが短い連通孔
23を有するピストン連通孔機構Gを容易に加工するこ
とができる。
【0033】また、図6の(1)に示すように、上ヘッ
ド26に設けられた上側凹部加工用ポンチ24と、下ヘ
ッド27に設けられた下側凹部加工用ポンチ25との間
に、ロックアップピストン12の部位12Cを搬入し
て、上、下側凹部加工用ポンチ24、25で凹部20
A、20Bを形成して、これらの凹部20A、20B間
に厚さの薄い薄肉部22を形成し、次に、図6の(2)
に示すように、薄肉部22に連通孔加工用ポンチ33
A、33Bを用いてプレス加工により連通孔23を形成
する。
ド26に設けられた上側凹部加工用ポンチ24と、下ヘ
ッド27に設けられた下側凹部加工用ポンチ25との間
に、ロックアップピストン12の部位12Cを搬入し
て、上、下側凹部加工用ポンチ24、25で凹部20
A、20Bを形成して、これらの凹部20A、20B間
に厚さの薄い薄肉部22を形成し、次に、図6の(2)
に示すように、薄肉部22に連通孔加工用ポンチ33
A、33Bを用いてプレス加工により連通孔23を形成
する。
【0034】このように、プレス加工により連通孔23
を形成する場合には、凹部加工用ポンチ32で凹部20
A、20Bを成形して、これらの凹部20A、20B間
に厚さの薄い薄肉部22を形成し、この薄肉部22に連
通孔加工用ポンチ33A、33Bで連通孔23を形成す
るように2段プレス加工を行うことにより、長さLが短
い連通孔23を有するピストン連通孔機構Gを容易に加
工することができる。
を形成する場合には、凹部加工用ポンチ32で凹部20
A、20Bを成形して、これらの凹部20A、20B間
に厚さの薄い薄肉部22を形成し、この薄肉部22に連
通孔加工用ポンチ33A、33Bで連通孔23を形成す
るように2段プレス加工を行うことにより、長さLが短
い連通孔23を有するピストン連通孔機構Gを容易に加
工することができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
係るトルクコンバータによれば、ロックアップピストン
を作動させるためには、このロックアップピストンの両
面に作用する流体圧力差を損なわないように連通孔の径
を小さくしなければならないが、ロックアップピストン
の、連通孔が加工される部位には凹部が設けてあり、こ
の凹部の形成によって生じた厚さの薄い薄肉部に連通孔
が形成してあるために、この連通孔の長さが短いものに
なって、オリフィス流量抵抗が低下し貫流し易くなる
し、また、連通孔の長さが短いことにより、小径な孔明
け用ドリルの寿命を大幅に向上させることができる。
係るトルクコンバータによれば、ロックアップピストン
を作動させるためには、このロックアップピストンの両
面に作用する流体圧力差を損なわないように連通孔の径
を小さくしなければならないが、ロックアップピストン
の、連通孔が加工される部位には凹部が設けてあり、こ
の凹部の形成によって生じた厚さの薄い薄肉部に連通孔
が形成してあるために、この連通孔の長さが短いものに
なって、オリフィス流量抵抗が低下し貫流し易くなる
し、また、連通孔の長さが短いことにより、小径な孔明
け用ドリルの寿命を大幅に向上させることができる。
【0036】また、請求項2の発明に係るトルクコンバ
ータによれば、上記した請求項1の発明の作用効果と同
様な作用効果を奏し得るばかりか、長さが短い連通孔を
有するピストン連通孔機構を容易に加工することができ
る。
ータによれば、上記した請求項1の発明の作用効果と同
様な作用効果を奏し得るばかりか、長さが短い連通孔を
有するピストン連通孔機構を容易に加工することができ
る。
【0037】また、請求項3の発明に係るトルクコンバ
ータによれば、上記した請求項1の発明の作用効果と同
様な作用効果を奏し得るばかりか、長さが短い連通孔を
有するピストン連通孔機構を容易に加工することができ
る。特に、プレス加工により前記連通孔を形成する場合
には、凹部加工用ポンチで凹部を成形して、凹部間に位
置する厚さの薄い薄肉部に連通孔加工用ポンチで連通孔
を形成するように2段プレス加工を行うことにより、長
さが短い連通孔を有するピストン連通孔機構を容易に加
工することができる。
ータによれば、上記した請求項1の発明の作用効果と同
様な作用効果を奏し得るばかりか、長さが短い連通孔を
有するピストン連通孔機構を容易に加工することができ
る。特に、プレス加工により前記連通孔を形成する場合
には、凹部加工用ポンチで凹部を成形して、凹部間に位
置する厚さの薄い薄肉部に連通孔加工用ポンチで連通孔
を形成するように2段プレス加工を行うことにより、長
さが短い連通孔を有するピストン連通孔機構を容易に加
工することができる。
【0038】また、上記の目的を達成するために、請求
項4の発明に係るトルクコンバータによれば、上記した
請求項1の発明の作用効果と同様な奏し得るばかりか、
長さが短い連通孔を有するピストン連通孔機構を機械加
工もしくはプレス加工を加えて容易に加工することがで
きる。また、凹部の形成にあたって、ロックアップピス
トンの、摩擦ライニング近くの平坦な部位の両面にプレ
スにより形成する場合には、両面側からポンチで加圧す
ることによって、部位の歪みを抑えることができる。
項4の発明に係るトルクコンバータによれば、上記した
請求項1の発明の作用効果と同様な奏し得るばかりか、
長さが短い連通孔を有するピストン連通孔機構を機械加
工もしくはプレス加工を加えて容易に加工することがで
きる。また、凹部の形成にあたって、ロックアップピス
トンの、摩擦ライニング近くの平坦な部位の両面にプレ
スにより形成する場合には、両面側からポンチで加圧す
ることによって、部位の歪みを抑えることができる。
【図1】本発明に係るトルクコンバータの一部省略した
断面図である。
断面図である。
【図2】同トルクコンバータにおけるピストン連通孔機
構の断面図である。
構の断面図である。
【図3】ピストン連通孔機構の他の実施の形態例の断面
図である。
図である。
【図4】ピストン連通孔機構の他の実施の形態例におけ
るロックアップピストンに凹部を形成するポンチの構成
説明図である。
るロックアップピストンに凹部を形成するポンチの構成
説明図である。
【図5】(1)、(2)はピストン連通孔機構をロック
アップピストンの平坦な部位の片面にプレス加工により
形成する場合の説明図である。
アップピストンの平坦な部位の片面にプレス加工により
形成する場合の説明図である。
【図6】(1)、(2)はピストン連通孔機構をロック
アップピストンの平坦な部位の両面にプレス加工により
形成する場合の説明図である。
アップピストンの平坦な部位の両面にプレス加工により
形成する場合の説明図である。
3 ドライブプレート 4 ポンプ羽根車 5 ポンプハウジング 6 内部空間 7 タービン羽根車 8 タービンハブ 10 ロックアップクラッチ 12 ロックアップピストン 20 凹部 22 薄肉部 23 連通孔 G ピストン連通孔機構
Claims (4)
- 【請求項1】 入力軸に連結される入力ケースと、この
入力ケースに連結されてポンプ羽根車を有するポンプハ
ウジングとで囲われた内部空間に、出力軸に連結される
タービン羽根車を少なくとも設けると共に、前記タービ
ン羽根車と前記入力ケースとの間に、ロックアップピス
トンの両面に作用する流体圧力差に応じて前記ロックア
ップピストンを前記入力ケースに摩擦ライニングを介し
て係脱するロックアップクラッチを介装したトルクコン
バータにおいて、 前記ロックアップピストンにピストン連通孔機構を設
け、このピストン連通孔機構を、前記ロックアップピス
トンの平坦な部位に凹部を設け、この凹部の形成によっ
て生じた厚さの薄い薄肉部に連通孔を形成して構成した
ことを特徴とするトルクコンバータ。 - 【請求項2】 前記凹部を、前記ロックアップピストン
の、前記摩擦ライニング近くの平坦な部位の片面に形成
し、前記凹部の底部の厚さの薄い薄肉部にドリル加工に
より前記連通孔を形成した請求項1に記載のトルクコン
バータ。 - 【請求項3】 前記凹部を、前記ロックアップピストン
の、前記摩擦ライニング近くの平坦な部位の両面に形成
し、前記凹部間に位置する厚さの薄い薄肉部にドリル加
工もしくはプレス加工により前記連通孔を形成した請求
項1に記載のトルクコンバータ。 - 【請求項4】 前記凹部の形成を、機械加工もしくはプ
レス加工により行うようにした請求項2又は請求項3に
記載のトルクコンバータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9273366A JPH1194049A (ja) | 1997-09-22 | 1997-09-22 | トルクコンバータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9273366A JPH1194049A (ja) | 1997-09-22 | 1997-09-22 | トルクコンバータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1194049A true JPH1194049A (ja) | 1999-04-09 |
Family
ID=17526907
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9273366A Pending JPH1194049A (ja) | 1997-09-22 | 1997-09-22 | トルクコンバータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1194049A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20150092085A (ko) * | 2012-10-04 | 2015-08-12 | 섀플러 테크놀로지스 아게 운트 코. 카게 | 터빈 피스톤 추진 경로 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05296313A (ja) * | 1992-04-14 | 1993-11-09 | Nissan Motor Co Ltd | トルクコンバータのロックアップ機構 |
JPH066798U (ja) * | 1992-07-06 | 1994-01-28 | 株式会社大金製作所 | トルクコンバータ用ロックアップ装置 |
JPH07198021A (ja) * | 1993-12-22 | 1995-08-01 | Fichtel & Sachs Ag | 流体トルクコンバータ |
JPH08303551A (ja) * | 1994-10-11 | 1996-11-19 | Fichtel & Sachs Ag | 流体トルクコンバータ |
JPH0928120A (ja) * | 1995-07-21 | 1997-02-04 | Yazaki Corp | 種子のゲル被覆加工装置の種子供給機構 |
JPH09161739A (ja) * | 1995-12-06 | 1997-06-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 角形密閉電池 |
JPH1131455A (ja) * | 1997-07-11 | 1999-02-02 | Sony Corp | プレス加工方法 |
-
1997
- 1997-09-22 JP JP9273366A patent/JPH1194049A/ja active Pending
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05296313A (ja) * | 1992-04-14 | 1993-11-09 | Nissan Motor Co Ltd | トルクコンバータのロックアップ機構 |
JPH066798U (ja) * | 1992-07-06 | 1994-01-28 | 株式会社大金製作所 | トルクコンバータ用ロックアップ装置 |
JPH07198021A (ja) * | 1993-12-22 | 1995-08-01 | Fichtel & Sachs Ag | 流体トルクコンバータ |
JPH08303551A (ja) * | 1994-10-11 | 1996-11-19 | Fichtel & Sachs Ag | 流体トルクコンバータ |
JPH0928120A (ja) * | 1995-07-21 | 1997-02-04 | Yazaki Corp | 種子のゲル被覆加工装置の種子供給機構 |
JPH09161739A (ja) * | 1995-12-06 | 1997-06-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 角形密閉電池 |
JPH1131455A (ja) * | 1997-07-11 | 1999-02-02 | Sony Corp | プレス加工方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20150092085A (ko) * | 2012-10-04 | 2015-08-12 | 섀플러 테크놀로지스 아게 운트 코. 카게 | 터빈 피스톤 추진 경로 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9267555B2 (en) | Lock-up device for torque converter | |
US10302150B2 (en) | Clutch | |
US6575276B2 (en) | Torque converter | |
KR100284232B1 (ko) | 토크컨버터 | |
US5954172A (en) | Friction facing in slip-controlled lockup clutch configuration | |
US4949822A (en) | Torque converter assembly with reverse acting bypass clutch | |
JP2005098357A (ja) | トルクコンバータ | |
KR100542902B1 (ko) | 자동차용블레이드구동부재를갖는유체동력학적커플링장치 | |
JP3623547B2 (ja) | ロックアップ機構付きトルクコンバータ | |
US6769522B2 (en) | Fluid-type torque transmission device with lockup clutch | |
JPH1194049A (ja) | トルクコンバータ | |
US20080121484A1 (en) | Torque transfer device | |
US6053024A (en) | Method of forming a turbine shell of a torque converter by press working | |
JPH10148249A (ja) | トルクコンバータ | |
JP2557777Y2 (ja) | トルクコンバータ用ロックアップ装置 | |
WO2016186126A1 (ja) | トルクコンバータのロックアップ装置 | |
JP2006090375A (ja) | 流体式トルク伝達装置のロックアップ装置 | |
JP2003322239A (ja) | バッフルプレート付き流体継手 | |
JP2007051752A (ja) | 流体式トルク伝達装置 | |
JP2016217447A (ja) | トルクコンバータのロックアップ装置 | |
JP3695989B2 (ja) | トルクコンバータのロックアップ装置 | |
JP5318618B2 (ja) | 流体継手装置 | |
JP2001065664A (ja) | トルクコンバータ | |
JP3413980B2 (ja) | 流体伝動装置 | |
KR20220040377A (ko) | 토크 컨버터 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041019 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041026 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041224 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050426 |