JPH1194034A - 無端回動装置 - Google Patents

無端回動装置

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Publication number
JPH1194034A
JPH1194034A JP25543097A JP25543097A JPH1194034A JP H1194034 A JPH1194034 A JP H1194034A JP 25543097 A JP25543097 A JP 25543097A JP 25543097 A JP25543097 A JP 25543097A JP H1194034 A JPH1194034 A JP H1194034A
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JP
Japan
Prior art keywords
shaft
driving shaft
drive shaft
endless rotating
bearing
Prior art date
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Pending
Application number
JP25543097A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruo Baba
治男 馬場
Harumichi Makizono
晴充 牧園
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Publication of JPH1194034A publication Critical patent/JPH1194034A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駆動軸を弛み止めの揺動支点軸として兼用す
る構造簡単な構成を採用しながらも、駆動軸のコストダ
ウンを図る。 【解決手段】 駆動回転体50の駆動軸51に、駆動回
転体50に巻回された無端回動帯52に対する弛み止め
53を駆動軸軸芯X周りに揺動自在に装着してある無端
回動装置であって、前記駆動軸51を角軸から構成し、
弛み止め53を軸受け54を介して駆動軸51に取り付
ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、刈取結束機におい
て刈取穀稈の株元を結束装置に係止搬送するとともに結
束装置に動力を伝達する場合に用いられる搬送兼伝動用
のチェーン装置などの無端回動装置で、詳しくは、駆動
回転体(駆動スプロケットや駆動プーリなど)の駆動軸
に、駆動回転体に巻回された搬送用や伝動用の無端回動
帯(チェーンやベルトなど)に対する弛み止めを駆動軸
軸芯周りに揺動自在に装着してあるものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来では、駆動軸を丸軸とし、チェーン
に対するタイトナで代表される弛み止めをその駆動軸に
直接に揺動自在に装着していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の技
術によるときは、駆動軸に、駆動回転体や他の軸との連
動用のギヤを回り止め状態に装着する際、駆動軸にスプ
ライン加工やキー溝加工が必要となるから、駆動軸が高
価なものになっていた。
【0004】本発明の目的は、駆動軸を弛み止めの揺動
支点軸として兼用する構造簡単な構成を採用しながら
も、駆動軸のコストダウンを図る点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る本第1発
明の特徴、作用、効果は次の通りである。
【0006】〔特徴〕駆動回転体の駆動軸に、駆動回転
体に巻回された無端回動帯に対する弛み止めを駆動軸軸
芯周りに揺動自在に装着してある無端回動装置であっ
て、前記駆動軸を角軸から構成し、弛み止めを軸受けを
介して駆動軸に取り付けてある点にある。
【0007】〔作用〕本第1発明によるときは、一般市
販などされている六角軸や四角軸などの角軸から駆動軸
を構成してあるから、駆動回転体や連動用のギヤを駆動
軸に回り止め状態に装着する際、駆動軸に対するスプラ
イン加工やキー溝加工などの回り止めのための加工が不
要である。
【0008】しかも、弛み止めを軸受けを介して駆動軸
に取り付けてあるから、駆動軸を角軸としながらも、駆
動軸を揺動支点軸として弛み止めを設けることができ
る。
【0009】〔効果〕従って、本第1発明によれば、駆
動軸を弛み止めの揺動支点軸に兼用する構造簡単な構成
を採用しながらも、駆動軸のコストダウンを図ることが
できるようになった。
【0010】請求項2に係る本第2発明の特徴、作用、
効果は次の通りである。
【0011】〔特徴〕上記本第1発明の特徴において、
前記弛み止めを軸受けに対して軸芯方向に離脱可能に構
成し、弛み止めに、軸受けへの装着孔を弛み止めの外周
に臨ませる切り欠きを、駆動軸の通過を許容する幅を有
する状態に形成してある点にある。
【0012】〔作用〕本第2発明によるときは、弛み止
めを軸受けから軸芯方向に離脱させた状態で駆動軸が切
り欠きを相対的に通過するように弛み止めを操作するこ
とにより、軸受けを駆動軸から外したり、或いは、駆動
軸を伝動ケースから外したりすることなく、弛み止めを
駆動軸から離脱させることができ、駆動軸を切り欠きを
相対的に通過するように弛み止めを操作して装着孔を軸
受けと同芯状に位置させた状態で弛み止めを軸芯方向に
移動させて装着孔を軸受けに嵌合させることにより、弛
み止めを駆動軸に装着することができる。
【0013】〔効果〕従って、本第2発明によれば、タ
イトナなど弛み止めの磨滅などに伴う弛み止めの交換な
ど弛み止めに対するメンテナンスのための弛み止めの着
脱を容易に行えるようになった。
【0014】
【発明の実施の形態】歩行型二条刈り式の刈取結束機
は、図1、図2に示すように、左右一対の走行車輪1を
備えた機体フレーム2の前部に刈取結束部Aを連結し、
前記機体フレーム2に後方に延びる操縦ハンドルHを連
結して構成されている。
【0015】前記走行車輪1は、機体フレーム2に連結
したミッションケースMにチェーンケースCを介して支
持されており、前記ミッションケースMには、エンジン
Eが連動連結されている。つまり、エンジンEの動力を
ミッションケースM内の伝動機構・チェーンケースC内
の伝動チェーンを介して走行車輪1に伝達するようにな
っている。
【0016】前記刈取結束部Aは、図3にも示すよう
に、機体フレーム2に連結した刈取フレームBに、分草
具3と、刈取対象穀稈と未刈り地側植立穀稈とに振動を
与えて両者の絡みを取る状態で分草するスイング式の分
草杆4Aと、未刈り地側植立穀稈を未刈り地側に押し出
す固定分草杆4Bと、分草された植立穀稈を引き起こす
左右の引起し装置5と、引き起こされた植立穀稈の株元
を切断するバリカン型の切断装置6と、植立穀稈及び刈
取穀稈を後方に掻き込む回転式の左右一対のパッカー7
と、刈取穀稈を後ろ倒れ姿勢に凭れかけさせて支持する
凭れ案内板8と、凭れかけ支持された刈取穀稈の株元部
を分草杆4とは反対側に係止搬送する係止突起9a付き
株元搬送チェーン9と、凭れかけ支持された刈取穀稈の
穂先側を分草杆4とは反対側に係止搬送する係止突起付
き穂先搬送ベルト10と、搬送されてきた刈取穀稈を定
量ずつ結束して左右外方に放出する結束装置11とを組
付けて構成されている。
【0017】前記スイング式の分草杆4Aは、前端を地
面近くに位置させる後ろ倒れの傾斜姿勢に配置され、前
端の左右向き軸芯P1周りで上下方向に揺動自在に分草
具3に取り付けられている。
【0018】前記ミッションケースMから刈取結束部A
への伝動系は、図4〜図8に示すように、ミッションケ
ースMに前方に突出する状態で連結した第1伝動ケース
C1に第1伝動軸S1を内装し、第1伝動ケースC1の
前端に連結した左右向き姿勢の第2伝動ケースC2に第
1伝動軸S1に第1ベベルギヤ機構B1を介して連動す
る第2伝動軸S2を内装し、第2伝動ケースC2に前方
斜め上方に突出する状態で連結した第3伝動ケースC3
に第2伝動軸S2に第2ベベルギヤ機構B2を介して連
動する第3伝動軸S3を内装し、一端において第3伝動
軸S3に第3ベベルギヤ機構B3を介して連動するとと
もに他端において刈取フレームBに取り付けた第4伝動
ケースC4に支持される後ろ倒れ姿勢の第4伝動軸S4
を設け、上端において前記第4伝動軸S4に第4ベベル
ギヤ機構B4を介して連動するとともに下端において刈
取伝動ケースCKに支持される上下向き姿勢の第5伝動
軸S5を設けた伝動軸構成を有する。そして、第3伝動
軸S3の上端を第3伝動ケースC3から上方に突出させ
てその突出軸部に引起し駆動スプロケット12を装着し
て左右一方の引起し装置5を駆動し、第4伝動軸S4の
途中に穂先搬送ベルト駆動用のプーリ13を装着するこ
とにより穂先搬送ベルト10を駆動し、第5伝動軸S5
に株元搬送チェーン駆動用のスプロケット14を装着し
て株元搬送チェーン9を駆動し、この株元搬送チェーン
9を結束装置11に連動させることにより結束装置11
を駆動し、株元搬送チェーン9の係止突起9aを分草杆
4A側のパッカー7に係合させることによりこのパッカ
ー7を駆動し、結束装置11の常時回転軸11Aに他方
のパッカー7を装着するとともに他方の引起し装置5を
連動させることによりこの他方のパッカー7及び引起し
装置5を駆動し、前記第5伝動軸S5の下端と切断装置
6の駆動クランク軸6Aとを刈取伝動ケースCK内のチ
ェーン式伝動装置15を介して連動させることにより切
断装置6を駆動するようにしてある。
【0019】前記株元搬送チェーン9は、第5伝動軸S
5から結束装置11への伝動チェーンを兼用しており、
スプロケット14、第5伝動軸S5、株元搬送チェーン
9がそれぞれ本発明でいう駆動回転体50、駆動軸5
1、無端回動帯52であり、これらを有する搬送兼伝動
用の無端回動装置では、前記駆動軸51が角軸の一例で
ある六角軸から構成されており、無端回動帯52に対す
る弛み止めとしてのタイトナ53が設けられている。タ
イトナ53は、軸受け54を介して駆動軸51に駆動軸
軸芯X周りに揺動自在に装着されており、そして、刈取
フレームBに形成のスプリング受け55との間に張設し
たスプリング56により無端回動帯52に圧接する方向
に揺動付勢されている。
【0020】前記タイトナ53は、図8に詳しく示すよ
うに、コの字形のものであって、上片板が軸受け54へ
の取付け部53Aとなっており、下片板が無端回動帯5
2に作用するタイトナ部53Bとなっている。そして、
タイトナ53は、上下一対の止め輪57により軸受け5
4に対する軸芯方向位置を規制されており、止め輪57
を軸受け54から外すことにより軸受け54に対して軸
芯方向に離脱可能に構成されている。かつ、タイトナ5
3には、図9に示すように、軸受け54への装着孔53
aをタイトナ53の外周に臨ませる切り欠き53bがタ
イトナ53の軸芯方向に直交する方向への移動に伴う駆
動軸51の相対的な通過を許容する幅Lを有する状態で
形成されている。58は第4伝動ケースC4と軸受け5
4とにわたる状態で駆動軸51を覆う筒状のカバーであ
り、これは、第4伝動ケースC4に形成の隙間59に入
り込む状態で上方に変位することにより、その下端と軸
受け54との間にタイトナ53の取付け部53Aの厚さ
よりも大なる幅の隙間60を形成するように構成されて
いる。つまり、上方に変位することにより、取付け部5
3Aを駆動軸51に対応位置させるようになっている。
61と62は無端回動帯52、つまり、株元搬送チェー
ン9を所定の径路に沿って回動するように案内するスプ
ロケットとガイドレールである。
【0021】かつ、前記スイング式の分草杆4Aを駆動
する手段は、図6に詳しく示すように、前記第2伝動軸
S2を第2伝動ケースC2から外方に突出させ、その突
出端部にクランクアーム16を装着し、分草杆4Aに一
端を枢支連結した連動ロッド17の他端を枢支連結する
ことにより、第2伝動軸S2を駆動軸18として、クラ
ンクアーム16の回転に伴い分草杆4Aを上下方向に揺
動駆動するように構成されている。
【0022】〔別実施形態〕上記実施の形態では、搬送
兼伝動用の無端回動装置を示したが、無端回動装置は、
搬送専用のものや伝動専用のものであっても良い。
【0023】上記実施の形態では、無端回動帯52とし
てチェーンを示したが、無端回動帯52はベルトであっ
ても良い。この場合、駆動回転体50は、駆動プーリと
なり、弛み止め53はテンションプーリとなる。
【0024】上記実施の形態では、無端回動帯52とし
て、刈取結束機の株元搬送チェーン9を示したが、本発
明の無端回動装置は各種の搬送、伝動に適用することが
できる。
【0025】角軸は、四角軸、八角軸であっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】刈取結束機の側面図
【図2】刈取結束機の平面図
【図3】刈取部要部の平面図
【図4】刈取部への伝動装置の切り欠き側面図
【図5】刈取部への伝動装置の概略構成図
【図6】刈取部への伝動装置要部の展開断面図
【図7】刈取部への伝動装置要部の縦断側面図
【図8】刈取部への伝動装置要部の縦断側面図
【図9】弛み止めを取り外した状態の刈取部への伝動装
置要部の縦断側面図
【符号の説明】
50 駆動回転体 51 駆動軸 52 無端回動帯 53 弛み止め 53a 装着孔 53b 切り欠き 54 軸受け X 駆動軸軸芯 L 幅

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動回転体の駆動軸に、駆動回転体に巻
    回された無端回動帯に対する弛み止めを駆動軸軸芯周り
    に揺動自在に装着してある無端回動装置であって、前記
    駆動軸を角軸から構成し、弛み止めを軸受けを介して駆
    動軸に取り付けてある無端回動装置。
  2. 【請求項2】 前記弛み止めを軸受けに対して軸芯方向
    に離脱可能に構成し、弛み止めに、軸受けへの装着孔を
    弛み止めの外周に臨ませる切り欠きを、駆動軸の通過を
    許容する幅を有する状態に形成してある請求項1記載の
    無端回動装置。
JP25543097A 1997-09-19 1997-09-19 無端回動装置 Pending JPH1194034A (ja)

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JP25543097A JPH1194034A (ja) 1997-09-19 1997-09-19 無端回動装置

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JP (1) JPH1194034A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106105546A (zh) * 2016-08-04 2016-11-16 中国农业大学 一种自走式牧草圆捆打捆机
CN108271501A (zh) * 2018-03-29 2018-07-13 盐城市新明悦机械制造有限公司 一种构树收割打捆机

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106105546A (zh) * 2016-08-04 2016-11-16 中国农业大学 一种自走式牧草圆捆打捆机
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