JPH1193533A - 枠 体 - Google Patents

枠 体

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JPH1193533A
JPH1193533A JP27376197A JP27376197A JPH1193533A JP H1193533 A JPH1193533 A JP H1193533A JP 27376197 A JP27376197 A JP 27376197A JP 27376197 A JP27376197 A JP 27376197A JP H1193533 A JPH1193533 A JP H1193533A
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JP
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plate
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shaped
hole
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Application number
JP27376197A
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English (en)
Inventor
Sukemasa Nakamoto
祐昌 中本
Katsunori Sako
勝則 迫
Toshihiko Tsunoda
敏彦 角田
Takashi Ito
伊藤  隆
Masataka Ando
正孝 安藤
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Juken Sangyo Co Ltd
Original Assignee
Juken Sangyo Co Ltd
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  • Joining Of Corner Units Of Frames Or Wings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 接合強度が高く、現場での接合・組立が容易
であり、その精度が高く、運搬・保管の負担が少なく、
外観に優れた枠体を提供する。 【解決手段】 L字状に接合される2つの直線状部材1
0,20にそれぞれ穿けられた金具差込用穴11,21
の一方11に板状金具40が嵌合され、次いでL字金具
30を構成する一方の側の板部31が、前記板状金具4
0に平行に相対するよう、一方の直線状部材10の端部
外面に重ね合わされ、また、その一方の直線状部材10
の端面に他方の直線状部材20の端部内面が略当接する
よう、他方の直線状部材20の金具差込用穴21に嵌合
された、L字金具30の他方の側の板部35に平行に相
対するよう、他方の直線状部材20の端部外面に別の板
状金具50が重ね合わされた状態で、L字金具30の各
板部31,35と対応する板状金具40,50とが、木
ネジ60によって締結されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、戸・障子・ドア等
が嵌込まれ、取付けられるよう、横部材と縦部材とが留
具類を介してL字状に接合されることによって形成され
た枠体に関する。
【0002】
【従来の技術】住宅・その他の戸・障子等が嵌込まれる
よう、横部材と縦部材とが留具類を介してL字状に接合
されることによって形成される枠体、例えば鴨居1と縦
枠2とよりなる和風の枠体は、従来、バラバラの状態で
現場に搬入された前記部材が現場で切断加工され、さら
に図6に示すように、釘類(木ネジも含む)3や接着剤
(図示省略)によって、L字状に接合されたうえ、建物
の躯体(図示省略)に固定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記釘
類によって、直接接合された枠体は、次の問題点があ
る。すなわち、 (ア)釘は勿論であるが、木ネジでも接合強度は高くな
い。木質材料よりなる鴨居1、縦枠2の木口面(端
面)、木材の繊維方向に木ネジがねじ込まれた場合、木
ネジの保持力(引き抜き抵抗)は小さく、抜け易い。ま
た無理にねじ込まれると、割れが発生し、それによって
枠体の強度が著しく低下する。
【0004】木ネジの保持力増大のため、たとえ木材の
繊維方向に垂直な方向(厚さ方向)にねじ込まれても、
枠体自体の有効厚さが20〜30ミリ程度しかないた
め、必ずしも十分な保持力が確保されるとは限らない。
さらに近年は、枠体の原料として多用されている中密度
繊維板(MDF)は、製材の木材に比較して木ネジの保
持力が小さい。 (イ)木ネジ使用の場合、ねじ込みに時間が掛かり、そ
のうえ接合精度が低い。電動ドライバーを使用しても、
木ネジのねじ込みには多大の時間を要するため、予め下
穴を穿けておく必要がある。下穴を穿けていても、さら
に合板・LVL等では、木ネジの先端が、これらの材料
に含まれる、例えば硬いメラミン樹脂接着剤に当たっ
て、曲げられることがあり、横部材と縦部材との接合面
同士が垂直に当接しなかったり、前後・左右方向に狂い
が生じたりする等、外観が悪くなる。 (ウ)一度取外されると、それと同一の木ネジは再使用
不可能である。木ネジは一度取外されると、その木ネジ
と同一のものは、保持力が大幅に低下するため、再使用
は不可能である。 (エ)予め接合された枠体は嵩張り、運搬・保管の負担
が大きい。近年、特に集合住宅では同一種類の枠体が大
量に必要であるため、枠体は工場等で予め接合された状
態で現場に搬入され、現場で建物の躯体に固定されるよ
うになって来ている。しかしながら、予め接合された枠
体は、内側に空洞があり、運搬時は空気が運搬される形
態になるため、嵩張り、車両等による運搬の負担が大き
い。また接合部分に外力が掛かって輸送中に破損するお
それもある。そのうえ予め接合され、現場に置かれた枠
体は躯体に取付けられるまでは邪魔で、損傷を受け易
い。 (オ)釘類が露出することは、外観上好ましくない。洋
風のドア等が嵌込まれ、取り付けられる枠体は、分離型
の戸当たりが敷設されていて、自由度が高く、戸当たり
によって釘類が隠されることが可能であるため、釘類が
露出し、外観が損なわれることは比較的少ないが、和風
の枠体では、伝統的に化粧面に釘類が露出することが許
されておらず、従って釘類の打込み位置は、図6に示す
位置に限定されざるを得ない。
【0005】そこで本発明の目的とするところは、上記
従来の枠体の欠点を解消した、接合強度が高く、現場で
の接合・組立が容易であり、その精度が高く、運搬・保
管の負担が少なく、外観に優れた枠体を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達するため
に、請求項1の発明の枠体は、一方の直線状部材(1
0)の端面が他方の直線状部材(20)の端部内側面に
L字状に当接し、それら2つの直線状部材(10,2
0)のそれぞれ端面から奥に向かって金具差込用穴(1
1,21)が穿けられ、前記一方の直線状部材(10)
の端面に穿けられた金具差込用穴(11)に板状金具
(40)が嵌合され、次いでL字金具(30)を構成す
る一方の側の板部(31)が、前記板状金具(40)に
平行に相対するよう、一方の直線状部材(10)の端部
外側面に重ね合わされるとともに、L字金具(30)の
他方の側の板部(35)が他方の直線状部材(20)の
金具差込用穴(21)に嵌合され、さらにその他方の側
の板部(35)に平行に相対するよう、他方の直線状部
材(20)の端部外側面に別の板状金具(50)が重ね
合わされ、そのうえ、木ネジ(60)が、それぞれ対応
する、他方の側の板状金具(50)、一方の板部(3
1)に設けられた、木ネジ(60)の頭の径より小さい
径の外側貫通孔(51,32),板状金具(40,5
0)とL字金具(30)との間に介在する、直線状部材
(10,20)の外側部分(15,25)に穿けられた
通し孔,一方の板状金具(40)、L字金具(30)の
他方の側の板部(35)に設けられた内側貫通孔(4
1,36),に挿通されると共に、各木ネジ(60)
が、少なくとも対応する内側貫通孔(41,36)に螺
合され、しかもその各木ネジ(60)の先端が直線状部
材(10,20)に押圧され、又はねじ込まれることに
よって、一方の直線部材(10)の端面に、他方の直線
部材(20)の端部内側面がL字状に当接した状態で接
合されていることを特徴とするものである。
【0007】請求項2の発明は、請求項1の発明に記載
の通し孔として、それぞれ直線状部材(10,20)の
長手方向に延び、外側面に開口すると共に金具差込用穴
(11,21)に連通する溝(17,27)が設けられ
ていることを特徴とするものである。
【0008】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
の構成に加えて、L字金具(30)と板状金具(40,
50)の少なくとも一方が、バネ状の接続具(45,5
5)を介して一体化されていることを特徴とするもので
ある。
【0009】請求項1の発明によれば、各木ネジが、少
なくとも対応する内側貫通孔に螺合され、直線状部材に
嵌合された内側の金具に固定されているため、保持力が
大きく、ドライバー等の回動具による回動以外の手段に
よって引抜かれることはない。すなわち、各直線状部材
が、対応するいずれの金具に対しても、長手方向にずれ
ることはあっても、それに垂直な方向に分離することは
ない。また、L字金具の板部と直線状部材との長手方向
のずれは、各木ネジの、外側貫通孔に挿通された基部及
び直線状部材に押圧乃至ねじ込まれた先端部によって完
全に止められている。
【0010】そのうえ、他方の板部の外側貫通孔に挿通
された木ネジが内側貫通孔にねじ込まれ、さらに他方の
直線状部材を押圧し、一方の直線状部材の端面に他方の
直線状部材の端部内側面が強く当接すれば、両直線部材
は互いに長手方向にも垂直方向にもずれることがなく、
高い精度で完全に接合される。木ネジは直線状部材に無
理に深くねじ込まれることはないため、直線状部材が木
質材料よりなるものであっても、割れが発生することは
なく、その強度は保持される。しかも、木ネジは、金具
の内部貫通孔にねじ込まれるため、大きい抵抗はなく、
時間が掛からず、しかも曲がったりしないため、出来上
がった枠体の接合精度も高い。
【0011】そのうえ内部貫通孔は、木ネジの取外しも
容易であり、また脱着の繰り返しによっても損傷を受け
難く、保持力を維持するため再使用可能である。その他
外部貫通孔は、木ネジの頭が、金具の外面から突出しな
いよう段付きにすれば外観も良い。上記の通り現場施工
が容易であるため、枠体にして現場に搬送する必要がな
く、搬送の負担が軽減されると共に、保管・工程等の自
由度が増す。
【0012】また、請求項2の発明によれば、請求項1
の発明の作用効果に加えて、直線状部材が押出成形され
る場合、後で別に丸又は繭形の通し孔を穿ける必要がな
く、工程が簡略化され、コストが低減される。
【0013】更に、請求項3の発明によれば、請求項1
又は2の発明の作用効果に加えて、L字金具と板状金具
の少なくとも一方が一体化されているため、散乱し難
く、位置決め・取付けが容易である。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態例について図
面を参考にして説明する。図1は本発明の実施の形態例
に係わる枠体を示す縦断面図、図2は図1のA−A断面
図、図3は図1のB−B断面図、図4は図1の分解斜視
図、図5は接合完了時の縦断面図である。
【0015】本発明の実施の形態例に係わる枠体は、L
字状に接合される2つの直線状部材10,20、その直
線状部材10,20の端部間にまたがって装着されるL
字金具30、補助金具である板金具40,50、及び対
応するL字金具30と板金具40,50とを連結する木
ネジ60で構成される。なお、図に示すように、直線状
部材10を横部材、直線状部材20を縦部材として説明
するが、互いに置換えてもよい。
【0016】詳細に説明すると、直線状部材10,20
のそれぞれ端面から奥に向かって金具差込用穴11,2
1が穿けられ、その一方の直線状部材10の端面に穿け
られた金具差込用穴11に板状金具40が嵌合される。
なお、他方の直線状部材20の金具差込用穴21につい
ては後述する。次いでL字金具30を構成する一方の側
の板部31が、前記板状金具40に平行に相対するよ
う、一方の直線状部材10の端部外側面に重ね合わさ
れ、その一方の直線状部材10の端面に他方の直線状部
材20の端部内側面が略当接するよう、L字金具30の
他方の側の板部35が他方の直線状部材20の金具差込
用穴21に嵌合される。さらにその他方の側の板部35
に平行に相対するよう、他方の直線状部材20の端部外
側面に別の板状金具50が重ね合わされる。
【0017】他方の側の板状金具50及び一方の板部3
1には、木ネジ60の頭の径より小さい径の外側貫通孔
51,32が設けられている。また、板状金具40,5
0とL字金具30との間に介在する、それぞれ直線状部
材10,20の外側部分15,25には、溝17,27
が設けられている。その溝17,27は、それぞれ直線
状部材10,20の長手方向に延び、外面に開口すると
共に金具差込用穴11,21に連通しており、木ネジ6
0が挿通可能である。
【0018】さらに一方の板状金具40、L字金具30
の他方の側の板部35には、木ネジ60の螺合可能な内
側貫通孔41,36が設けられている。なお、外側貫通
孔51,32も木ネジ60の螺合可能であることが好ま
しい。また、L字金具30と板状金具40,50とは、
断面略く字形のバネ状の接続具45,55を介して一体
化されている。
【0019】上記のように各部材が配置された状態で、
木ネジ60が、それぞれ対応する、外側貫通孔51,3
2、一方の板状金具40、内側貫通孔41,36に挿通
されると共に、内側貫通孔41,36に、さらに好まし
くは外側貫通孔51,32にも螺合され、しかもその各
木ネジ60の先端が部材10,20に押圧され、好まし
くはねじ込まれることによって、一方の直線部材10の
端面に、他方の直線部材20の端部内側面がL字状に当
接し、接合される。
【0020】このように接合された枠体によれば、各木
ネジ60が、少なくとも対応する内側貫通孔41,36
に螺合され、直線状部材10,20に嵌合された内側の
金具に固定されているため、保持力が大きく、ドライバ
ー等の回動具による回動以外の手段によって引抜かれる
ことはない。すなわち、各直線状部材10,20が、対
応するいずれの金具に対しても、長手方向にずれること
はあっても、それに垂直な方向に分離することはない。
【0021】また、L字金具30の板部31,35と直
線状部材10,20との長手方向のずれは、各木ネジ6
0の、外側貫通孔32,36に挿通された基部及び直線
状部材10,20に押圧乃至ねじ込まれた先端部によっ
て完全に止められている。
【0022】しかも、図1及び図4に示すように、他方
の板部35の外側貫通孔36に挿通された木ネジ60が
内側貫通孔41にねじ込まれ、さらに他方の直線状部材
20を押圧し、一方の直線状部材10の端面に他方の直
線状部材20の端部内側面が強く当接すれば、両直線部
材10,20は互いに長手方向にも垂直方向にもずれる
ことがなく、高い精度で完全に接合される。
【0023】木ネジ60は直線状部材10,20に無理
に深くねじ込まれることはないため、直線状部材10,
20が木質材料よりなるものであっても、割れが発生す
ることはなく、その強度は保持される。しかも、木ネジ
60は、金具の内部貫通孔41,36乃至外部貫通孔5
1,32にねじ込まれるため、大きい抵抗はなく、時間
が掛からず、しかも曲がったりしないため、出来上がっ
た枠体の接合精度も高い。
【0024】そのうえ内部貫通孔41,36乃至外部貫
通孔51,32は、木ネジ60の取外しも容易であり、
また脱着の繰り返しによっても損傷を受け難く、保持力
を維持するため再使用可能である。その他外部貫通孔5
1,32は、木ネジ60の頭が、金具の外面から突出し
ないよう段付きにすれば外観も良い。
【0025】従って、予め枠体として組立ててから、梱
包・搬送を行わなくても、上記の通り現場で迅速に接合
・組立施工が容易であるため、搬送コストが大幅に軽減
されるとともに、搬送中の破損も防止されるため、保管
・搬送・工程等の自由度が増す。
【0026】直線状部材10,20が押出成形される場
合、後で別に丸又は繭形の通し孔を穿ける必要がなく、
工程が簡略化され、コストが低減される。しかも、L字
金具30と板状金具40,50の少なくとも一方が一体
化されているため、散乱し難く、位置決め・取付が容易
である。
【0027】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、保持力が大き
く、ドライバー等の回動具による回動以外の手段によっ
て引抜かれることはない。すなわち、各直線状部材が、
対応するいずれの金具に対しても、長手方向にずれるこ
とはあっても、それに垂直な方向に分離することはな
い。また、L字金具の板部と直線状部材との長手方向の
ずれは完全に止められている。さらに、両直線部材は互
いに長手方向にも垂直方向にもずれることがなく、高い
精度で完全に接合されている。直線状部材に割れが発生
することはなく、その強度は保持される。しかも、木ネ
ジのネジ込みの抵抗が少なく、時間が掛からず、しかも
曲がったりしないため、出来上がった枠体の接合精度も
高い。
【0028】そのうえ、木ネジの取外しも容易であり、
また外部貫通孔、内部貫通孔共に脱着の繰り返しによっ
ても損傷を受け難く、保持力を維持するため再使用可能
である。また上記の通り現場施工が容易であるため、枠
体にして現場に搬送する必要がなく、搬送の負担が軽減
されると共に、現場を含めて保管・工程等の自由度が高
い。
【0029】また、請求項2の発明によれば、請求項1
の発明の作用効果に加えて、直線状部材が押出成形され
る場合、後で別に丸又は繭形の通し孔を穿ける必要がな
く、工程が簡略化され、コストが低減される。
【0030】更に、請求項3の発明によれば、請求項1
又は2の発明の作用効果に加えて、L字金具と板状金具
が散乱し難く、それに位置決め・取付が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例に係わる枠体を示す縦断
面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1のB−B断面図である。
【図4】図1の分解斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態例の接合完了時の状態を示
す縦断面図である。
【図6】従来例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 鴨居 2 縦枠 3 釘類 10 直線状部材 11 金具差込用穴 15 外側部分 17 溝 20 直線状部材 21 金具差込用穴 25 外側部分 27 溝 30 L字金具 31 板部 32 外側貫通孔 35 板部 36 内側貫通孔 40 板状金具 41 内側貫通孔 45 接続具 50 板状金具 51 外側貫通孔 55 接続具 60 木ネジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安藤 正孝 広島県広島市安芸区中野3丁目3−11− 816

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方の直線状部材の端面が他方の直線状部
    材の端部内側面にL字状に当接し、それら2つの直線状
    部材のそれぞれ端面から奥に向かって金具差込用穴が穿
    けられ、前記一方の直線状部材の端面に穿けられた金具
    差込用穴に板状金具が嵌合され、 次いでL字金具を構成する一方の側の板部が、前記板状
    金具に平行に相対するよう、一方の直線状部材の端部外
    側面に重ね合わされるとともに、L字金具の他方の側の
    板部が他方の直線状部材の金具差込用穴に嵌合され、 さらにその他方の側の板部に平行に相対するよう、他方
    の直線状部材の端部外側面に別の板状金具が重ね合わさ
    れ、 そのうえ、木ネジが、それぞれ対応する、他方の側の板
    状金具、一方の板部に設けられた、木ネジの頭の径より
    小さい径の外側貫通孔,板状金具とL字金具との間に介
    在する、直線状部材の外側部分に穿けられた通し孔,一
    方の板状金具、L字金具の他方の側の板部に設けられた
    内側貫通孔,に挿通されると共に、 各木ネジが、少なくとも対応する内側貫通孔に螺合さ
    れ、しかもその各木ネジの先端が直線状部材に押圧さ
    れ、又はねじ込まれることによって、 一方の直線部材の端面に、他方の直線部材の端部内側面
    がL字状に当接した状態で接合されていることを特徴と
    する枠体。
  2. 【請求項2】前記通し孔として、それぞれ直線状部材の
    長手方向に延び、外側面に開口すると共に金具差込用穴
    に連通する溝が設けられていることを特徴とする請求項
    1に記載の枠体。
  3. 【請求項3】前記L字金具と板状金具の少なくとも一方
    が、バネ状の接続具を介して一体化されていることを特
    徴とする請求項1又は2に記載の枠体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012077610A (ja) * 2012-01-23 2012-04-19 Bunka Shutter Co Ltd 建材用枠組み構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012077610A (ja) * 2012-01-23 2012-04-19 Bunka Shutter Co Ltd 建材用枠組み構造

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