JPH1193047A - ダイヤル上のカッターの起動装置を備えた単一シリンダー丸編機 - Google Patents

ダイヤル上のカッターの起動装置を備えた単一シリンダー丸編機

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JPH1193047A
JPH1193047A JP10206381A JP20638198A JPH1193047A JP H1193047 A JPH1193047 A JP H1193047A JP 10206381 A JP10206381 A JP 10206381A JP 20638198 A JP20638198 A JP 20638198A JP H1193047 A JPH1193047 A JP H1193047A
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circular knitting
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ロナティ エットーレ
Ronatei Fuausuto
ロナティ ファウスト
Ronatei Teiberio
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    • D04B15/54—Thread guides
    • D04B15/58—Thread guides for circular knitting machines; Thread-changing devices
    • D04B15/60—Thread guides for circular knitting machines; Thread-changing devices with thread-clamping or -severing devices

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  • Textile Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホージャリー等の単一シリンダー丸編機にダ
イヤル上に設けたカッターを起動させる装置を設け、こ
れにより既に切断された糸の末端部分の長さを所与の条
件に応じて変えることができる丸編機を提供する。 【解決手段】 軸線２ａ回りに回転自在のニードル・シ
リンダー２と、該ニードル・シリンダー２上方に軸線３
ａ回りに回転自在に設けられたダイヤル３と、ダイヤル
３上に同軸に設けられた、切断刃４ａを有した糸切断用
のカッター４と、カッター４を起動する装置とを有した
単一シリンダー丸編機において、カッター４の起動装置
が、カッターをニードル・シリンダー２の回転速度と異
なる回転速度でその軸回りに回転させる手段５、６、
７、８、９、５０、５１を含むことにより既に切断され
た糸の末端部分の長さを所与の条件に応じて変えること
ができる単一シリンダー丸編機。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、ダイヤル上に設
けたカッターの起動装置を備えた、ホージャリ等の編成
用の単一シリンダー丸編機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のホージャリ用等の編成用の単一シ
リンダー丸編機は、垂直軸を有し、該垂直軸回りに回転
されるニードル・シリンダーと、ニードル・シリンダー
の上方でかつ同軸に設けたダイヤルにより構成されてい
る。通常、フックがダイヤルに設けられ、ダイヤル軸線
に対し半径方向に起動されて、特定の編成、たとえば編
み物一端の筒状の縁を形成するときにニードルと共働す
る。
【０００３】通常、ダイヤルには、ダイヤルと同軸でか
つ放射状に突設された歯をもった円形のカッターが設け
られている。カッターは、ダイヤルと一体で、該ダイヤ
ルは軸回りに回転自在にニードル・シリンダー上方のフ
レームにより支持されている。フレーム上カッター近傍
で、かつ、カッターの歯領域近くの上面に一枚以上の刃
が設けられて糸を切断する。
【０００４】糸の切断は、本機の編成作業終了時のみな
らず、模様を色違いの糸で編成している最中にも必要と
なる。後者の場合、色違いの糸で編成される編み物列の
最終部において糸は本機のニードルの届かない個所に位
置されてカッターと刃で切断される。実際には、糸を切
断するために、糸を捌く糸フインガーが、本機のニード
ルと接触しない場所に移動され、糸は自らをテイク・ア
ップした最後の本機ニードルに引っ掛かかたままニード
ルと対応の糸フィンガーの間でストレッチされた状態で
カッターと接触するようになっており、この場合、カッ
ターはニードル・シリンダー及びダイヤルと共に回転す
る。このようにカッターに接触した時点で切断が行われ
る。
【０００５】切断された糸を編成に用いる編み物の種類
に応じて、糸が梯子状のほつれを起こさないように糸末
端部を残して糸を切断する必要がある。その時、切断さ
れた糸で編成する編み物の種類に応じて糸の末端部分の
長さが変えられるようにする必要がある。すなわち、製
品の裏地に残る糸部分の長さを変えられるようにする必
要がある。短いのは製品の寿命中に梯子状ほつれを起こ
すおそれがあるため望ましくない。他方、長過ぎると美
観上及びユーザーの便宜上問題であり、または、隣接し
た模様・柄同士が重なることもあるので避けなければな
らない。
【０００６】現在市販の丸編機にあっては糸末端部の長
さは、カッターの歯の数を変えることでしか変えること
ができない。実際は、糸の長い末端部分が得られると歯
数の少ないカッターが用いられる。他方、短い糸が得ら
れた場合は、歯数の多いカッターが用いられる。糸の末
端部の長さを変えるために、現在市販の丸編機にあって
はカッターそのものを取り替えない限り同じ編み物の上
で切断された糸の末端の長さを変えることはできない。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、ホージャ
リー等の単一シリンダー丸編機にダイヤル上に設けたカ
ッターを起動させる装置を設け、これにより既に切断さ
れた糸の末端部分の長さを所与の条件に応じて変えるこ
とができるようにして上記指摘の問題点を解決すること
を目的としている。
【０００８】上記目的の範囲内において、この発明は、
一つの編み物の製造過程において切断された糸の末端部
の長さを必要個所に応じて種々変えることができるよう
にしている。さらに本発明の目的は、操作の安全と信頼
性を確保するダイヤル上に設けられたカッターを起動す
る装置を提供することである。さらに本発明の目的は、
ホージャリー類編成用の各種単一シリンダー丸編機に搭
載可能なダイヤルに設けたカッターを起動する装置を提
供することである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明による単一シリンダー丸編機は、ダイヤル
上に設けたカッターを起動する装置を備えた単一シリン
ダー丸編機に、軸回りに回転するニードル・シリンダー
と、ニードル・シリンダー上方に回転自在に設けたダイ
ヤルと、ダイヤル上に同軸に設けられた糸切断用のカッ
ターと、なお、該カッターは、前記軸線回りに放射状に
形成した切断刃を有し、さらに、カッター４の起動装置
とを有した単一シリンダー丸編機において、カッターを
軸回りに、ニードル・シリンダーの回転速度とは異なる
回転速度で回転させるようにしたことを特徴としてい
る。上記以外のこの発明の特徴と効果は、以下に詳記す
る本発明の実施例からさらに明らかになろう。ただし、
実施例はこれをもって発明を限定するものではない。以
下添付図面に基づいて詳説する。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施例に基づい
て説明する。この発明に係わる丸編機１は、略垂直の軸
線２ａ回りに回転自在に設けられた公知のニードル・シ
リンダー２を有し、その上方にダイヤル３が軸線３ａ回
りに回転自在に、ニードル・シリンダー２の上方に設け
た支持フレーム４４により支持されている。
【００１１】カッター４がダイヤル３の上方に同軸に設
けられ、軸線３ａ回りに放射状に切断歯４ａを有してい
る。この発明によれば、丸編機１は、カッター４を軸線
３ａ回りにニードル・シリンダー２の回転速度と違う速
度で回動させる手段を有している。
【００１２】具体的には、ニードル・シリンダー２は、
本機の底部内に設けられたモータ５により軸線２ａ回り
に回転される。モータ５は、ニードル・シリンダー２
と、ニードル・シリンダー２の軸線２ａと平行な軸をも
つスプライン軸６とに接続されている。歯付プーリ７が
スプライン軸６に、軸回りに回転自在に一体的に接続さ
れるとともに、スプライン軸６の軸方向に摺動自在に設
けられている。歯付プーリ７は、歯付ベルト８を介して
ダイヤル・シャフト１０と同軸に設けられた別の歯付プ
ーリ９に接続されている。ダイヤル・シャフト１０の軸
線は、ダイヤル３の軸線３ａと一致し、ダイヤル３を軸
回りに回転自在にその下端部において支持している。
【００１３】フレーム４４は、ダイヤル・シャフト１０
を適当な軸受け１１、１２を介してその軸線３ａ回りに
回転自在に支持している。フレーム４４は、ダイヤル３
近傍において、カッター４の歯４ａに近いカッター上面
に突出自在となるよう適当なスプリング１４を介して刃
１３を支持している。
【００１４】カッター４は、ダイヤル３に適当に固定さ
れ、カッターを軸線３ａ回りに回転させる起動手段は、
ダイヤル３を軸線３ａ回りに回転させる手段を兼業して
いる。
【００１５】ダイヤル３を起動させる手段は、その軸線
３ａ回りにニードル・シリンダー２の回転速度と同調し
た速度で回転させる第１の手段と、軸線３ａ回りにニー
ドル・シリンダー２の回転速度と異なる速度で回転させ
る第２の手段とを含む。本発明による丸編機は、さらに
第１の手段の起動を解除する手段を含む。ダイヤル３の
第１の起動手段は、モータ５、スプライン軸６、スプラ
イン軸６をモータ５、すなわち、歯付プーリ７、歯付ベ
ルト８、歯付プーリ９に接続するトランスミッション機
構を有している。
【００１６】第１の起動手段の作動を解除する手段は、
トランスミッション機構とダイヤル３との間に設けられ
たクラッチ・カプリング２０を有している。具体的に
は、クラッチ・カプリング２０は、歯付プーリ９に固着
された第１のカプリング部分２１と、ダイヤル・シャフ
ト１０回りに設けられ、その軸回りに共に回転する第２
のカプリング部分２２とを含む。第２のカプリング部分
２２は、溝付内壁をもった透孔２３を有し、ダイヤル・
シャフト１０のスプライン部２４に接続されている。第
１の起動手段の作動を解除する手段は、第２のカプリン
グ部２２に作用するプッシャー２５を有して、同カプリ
ング部を起動位置からダイヤル・シャフト１０に沿って
軸方向に摺動するようにしている。第２のカプリング部
２２は、第１のカプリング部２１に接続されて歯付プー
リ９をダイヤル・シャフト１０と不作動となる位置まで
連動させる。ここにおいて、第２のカプリング部２２は
第１のカプリング部２１から係合を解かれる。
【００１７】第１のカプリング部２１と第２のカプリン
グ部２２とは、クラッチ・カプリング２０が起動された
ときにダイヤル３の角度位置をニードル・シリンダー２
の角度位置に対し再同調できるように接続されている。
具体的には、第１カプリング部２１は、軸線３ａに対す
る所定の角度位置において軸方向第２カプリング部２２
方向に突出しており、第２カプリング部２２内に対応し
て形成されたシート２７に係合自在の歯２６を有してい
る。単一のシート２７に係合する単一の歯２６とするこ
とにより、第１と第２のカプリング部２１、２２が合致
したとき、ダイヤル３とニードル・シリンダー２の完全
な同調が可能となる。
【００１８】プッシャー２５は、ピストン、好ましくは
ダイヤル・シャフト１０が挿通できる軸方向の透孔をも
ったピストンにより構成される。ダイヤル・シャフト１
０は、フレーム４４の一部とダイヤル・シャフト１０と
の間に形成された液圧シリンダー室２８内に摺動自在に
収納されている。スペーサ３０とスラスト・ベアリング
３１が、プッシャー２５と第２カプリング部２２との間
に設けられ、それにより、スペーサ３０、第２のカプリ
ング部２２、ダイヤル・シャフト１０とは共にフレーム
４４とプッシャー２５に対し軸線３ａ回りに回転するこ
とができる。流体圧シリンダー室２８への圧縮空気の供
給と、フレーム４４に形成された適当なポート３３を通
じて解放口からの排気を繰り返すことでプッシャー２５
を流体圧シリンダー室２８に沿って往復摺動させる。プ
ッシャー２５は、第２カプリング部２２を第１カプリン
グ部２１から離脱させる方向へ、ダイヤル・シャフト１
０の肩とスペーサ３０の肩との間に設けたスプリング４
０の力に抗してダイヤル・シャフト１０に沿って摺動さ
れる。
【００１９】ダイヤル３、従って、カッター４を起動さ
せる第２の手段は、適当なカップリング５１を介してダ
イヤル・シャフト１０の上端にその出力軸５０ａを介し
て接続された独立したモータ５０，好ましくは変速電動
モータにより構成される。詳しくは、ダイヤル９は、適
当なベアリング４２を介してフレーム４４により軸線３
ａ回りに回転自在に支持されている。
【００２０】フレーム４４は、それ自体公知の方法によ
り、ニードル・シリンダー２に対して軸線３ａと平行に
移動することができ、それにより必要に応じてダイヤル
３を上げ下げする。
【００２１】この発明による単一シリンダー丸編機の作
用は次の通りである。通常の作業中にあってはダイヤル
３は、両カプリング部２１、２２の係合により軸線３ａ
回りにニードル・シリンダー２の回転速度に同調した速
度で回転される。この状態では、ニードル・シリンダー
２を起動するモータ５は、スプライン軸６、歯付プーリ
ー７、歯付ベルト８、歯付プーリー９（図１参照のこ
と）からなるトランスミッション機構によりダイヤル３
を起動する。
【００２２】編成作業では糸切断が必要となるが、ニー
ドル・シリンダー２の最後のニードルが引き続き切断工
程に入る糸をテイク・アップした後、カッター４の歯４
ａが糸に接触し、徐々に刃１３方向に移動する。もし、
切断された糸が、従来の丸編機によるものと同じ長さの
末端部をもつ必要があるとすると、第２のカプリング部
２２は第１のカプリング２１との係合状態を続けるから
ダイヤル３はカッター４とともにニードル・シリンダー
２と同じ角速度で回転する。
【００２３】もし、切断された糸の末端部の長さを長く
しようと思えば、ポート３３に圧縮気を通してプッシャ
ー２５により第２カプリング部２２を上方に押上げて第
１のカプリング部２１（図２）から離脱させる。このよ
うにして、ダイヤル・シャフト１０はスプライン軸６か
ら離脱される。この時点で、モータ５０は起動されダイ
ヤル・シャフト１０をニードル・シリンダー２より早い
回転速度で作動させる。このようにしてカッター４の歯
４ａに係合された糸は、糸に係合する最後のニードルが
刃１３方向に前進する速度よりも早い速度で伸長され
る。このことから、糸フィンガーを介して糸のテイクア
ップが可能となり糸の末端部の長さを延長し、しかるの
ちに刃１３において切断する。このようにして、ニード
ル・シリンダー２と同じ回転速度で作動されたときより
長い糸末端部が得られる。モータ５０の回転速度を変え
ることにより、切断された糸の末端部の長さも変わる。
【００２４】この発明による単一シリンダー丸編機は、
所定の目的通りの効果を奏することが実証された。すな
わち、切断された糸の末端部の長さを変えることができ
る。このようにして、一つの編み物において切断される
糸の編み具合によって糸末端部の長さを変えることがで
き、それにより糸の梯子状ほつれを起こすおそれはなく
なり、同時に、見苦しくない長さを保ち、着用者に不快
感を催さず、また、隣接した柄・模様の重なりを避ける
ことができる。
【００２５】さらに、たとえば、ホージャリーの製造に
おいてかかとの編成時などのダイヤルを必要としないと
きにカッターとダイヤルとを停止させることができる。
それにより、摩擦・摩耗をそれだけ減らすことができ
る。このようにして、ダイヤル上のカッターを起動する
装置を備えた本発明による丸編機は、発明の要旨内にて
種々変更が可能であり、細部については技術的均等物に
より置換可能なことは言うまでもない。使用する材料、
大きさは必要性及び技術レベルに応じて適宜選択でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明による単一シリンダー丸編機の第１操
作状況にある略示的軸方向切断図である。
【図２】この発明による単一シリンダー丸編機の第２操
作状況にある略示的軸方向切断図である。
【符号の説明】
１ 本発明に係わる丸編機 ２ ニードル・シリンダー ３ ダイヤル ４ カッター ５ モータ ６ スプライン軸 ７，９ 歯付プーリ ８ 歯付ベルト １０ ダイヤル・シャフト １１、１２ 軸受け １３ 刃 １４ スプリング ２０ クラッチ・カプリング ２１ 第１のカプリング部 ２２ 第２のカプリング部 ２３ 透孔 ２５ プッシャー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ファウスト ロナティ イタリア，25100 ブレッシア，ヴィア メディアナ 12 (72)発明者 ティベリオ ロナティ イタリア，25100 ブレッシア，ヴィア セラ 24

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 軸線２ａ回りに回転自在のニードル・シ
    リンダー２と、該ニードル・シリンダー２上方に軸線３
    ａ回りに回転自在に設けられたダイヤル３と、ダイヤル
    ３上に同軸に設けられた糸切断用のカッター４と、カッ
    ター４の起動装置とを有し、前記カッター４は前記軸線
    ３ａ回りに放射状に形成した切断刃４ａを有した単一シ
    リンダー丸編機において、前記カッター４の起動装置
    は、カッターをニードル・シリンダー２の回転速度と異
    なる回転速度でその軸回りに回転させる手段５、６、
    ７、８、９、５０、５１を含むことを特徴とした単一シ
    リンダー丸編機。
  2. 【請求項２】 前記カッター４はダイヤル３に固定さ
    れ、前記起動手段５、６、７、８、９、５０、５１は、
    ダイヤル３に作用して同ダイヤルを軸線３ａ回りにニー
    ドル・シリンダー２の回転速度と異なった速度で回転す
    るようにしたことを特徴とする請求項１に記載の単一シ
    リンダー丸編機。
  3. 【請求項３】 前記カッター４の起動装置の内前記手段
    ５、６、７、８、９が、ダイヤル３をニードル・シリン
    ダー２の回転速度に同調した速度で回転させる第１の手
    段となり、前記起動手段５０、５１が、ダイヤル３を軸
    線３ａ回りに回転させるとともにカッターを起動させる
    手段となるとともに、第１の手段５、６、７、８、９を
    停止させる手段２０、２５を有することを特徴とした請
    求項１または２に記載の単一シリンダー丸編機。
  4. 【請求項４】 前記第１の起動手段５、６、７、８、９
    は、ニードル・シリンダー２の起動モータ５をダイヤル
    ３に接続する機械的トランスミッション機構７、８、９
    を有し、前記停止手段２０、２５は、該機械的トランス
    ミッション機構７、８、９とダイヤル３との間に設けら
    れて起動手段の作動と不作動を適宜可能とするクラッチ
    ・カプリング２０を有することを特徴とした請求項１〜
    ３のいづれかに記載の単一シリンダー丸編機。
  5. 【請求項５】 前記クラッチ・カプリング２０は、その
    作動時にともないダイヤル３の角度位置をニードル・シ
    リンダー２の角度位置に対し再同調することができるこ
    とを特徴とした請求項１〜４のいづれかに記載の単一シ
    リンダー丸編機。
  6. 【請求項６】 前記ダイヤル３が軸線３ａ回りに回動自
    在にフレーム４４に支持されており、前記第２の起動手
    段は、該フレーム４４上に設けられ、かつ、その出力軸
    ５０ａを介してダイヤル３に接続された独立したモータ
    ５０を有することを特徴とした請求項１〜５のいづれか
    に記載の単一シリンダー丸編機。
  7. 【請求項７】 前記独立したモータ５０は、変速電動モ
    ータであることを特徴とした請求項１〜６のいづれかに
    記載の単一シリンダー丸編機。
  8. 【請求項８】 前記機械的トランスミッション機構は、
    ニードル・シリンダー２を起動し、ダイヤル３を同軸に
    支持するダイヤル・シャフト１０回りに回転自在に支持
    された歯付プーリ９と係合する歯付ベルト８を有し、前
    記クラッチ・カプリング２０は、該歯付プーリ９に固定
    された第１のカプリング部２１と、前記ダイヤル・シャ
    フト１０回りに設けられ、その軸回りに回転自在のダイ
    ヤル軸に固定された第２のカプリング部２２とからな
    り、第１の起動手段の停止手段は第２のカプリング部２
    ２に作用して該カプリング部２２をダイヤル・シャフト
    １０に沿って、第２のカプリング部２２が第１のカプリ
    ング部２１と係合して歯付プーリ９をダイヤル・シャフ
    ト１０と回転的に連結した作動位置から、第２のカプリ
    ング部２２が第１のカリング部２１と離脱した不作動位
    置迄摺動させることを特徴とした請求項１〜７のいづれ
    かに記載の単一シリンダー丸編機。
  9. 【請求項９】 前記第１のカプリング部２１は、ダイヤ
    ル・シャフト１０の軸回りに回転する特定の角度位置に
    設定され、前記第２のカプリング部２２方向に軸方向に
    突出した歯２６を有し、該歯２６は、第２のカプリング
    部２２の軸方向前記ダイヤル・シャフト１０に沿った移
    動の結果第２のカプリング部２２に形成されたシート２
    ７に係合できることを特徴とした請求項１〜８のいづれ
    かに記載の単一シリンダー丸編機。
  10. 【請求項１０】 前記プッシャー２５は、フレーム４４
    に収納されてピストンを第２のカプリング部２２に作用
    させることにより第２のカプリング部２２を第１のカプ
    リング部２１からスプリング４０の力に抗して離脱方向
    にダイヤル・シャフト１０に沿って移動させることので
    きる液圧シリンダー２８を有することを特徴とした請求
    項１〜９のいづれかに記載の単一シリンダー丸編機。
  11. 【請求項１１】 前記液圧シリンダー２８は、軸方向の
    透孔を有し、かつ、前記ダイヤル・シャフト１０回りに
    設けられたシリンダーであることを特徴とした請求項１
    〜１０のいづれかに記載の単一シリンダー丸編機。
  12. 【請求項１２】 前記ダイヤル支持フレーム４４は、ニ
    ードル・シリンダー２に対し前記ダイヤルの軸線３ａに
    平行に移動することができることを特徴とした請求項１
    〜１１のいづれかに記載の単一シリンダー丸編機。
JP20638198A 1997-07-22 1998-07-22 ダイヤル上のカッターの起動装置を備えた単一シリンダー丸編機 Expired - Lifetime JP4117067B2 (ja)

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