JPH1192838A - アルミニウムラミネートの再生処理方法 - Google Patents

アルミニウムラミネートの再生処理方法

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JPH1192838A
JPH1192838A JP24822697A JP24822697A JPH1192838A JP H1192838 A JPH1192838 A JP H1192838A JP 24822697 A JP24822697 A JP 24822697A JP 24822697 A JP24822697 A JP 24822697A JP H1192838 A JPH1192838 A JP H1192838A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aluminum
materials
deposits
combustion
org
Prior art date
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Pending
Application number
JP24822697A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Takashima
愈 高島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aikoh Co Ltd
Original Assignee
Aikoh Co Ltd
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/20Recycling

Landscapes

  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】アルミニウム箔に有機物質をラミネートした複
合材料よりアルミニウムを容易に、かつ低コストで再利
用しやすい形状で回収する方法を提供する。 【解決手段】一軸式剪断機にて40mm以下の細片に裁
断したアルミニウムラミネート材を攪拌ブレードを持つ
パドルミキサー型燃焼炉で、酸素濃度を10容量%以下
でアルミニウムラミネートの付着物、塗料、随伴有機物
質等を攪拌しながら燃焼バーナにより直接加熱燃焼除去
した。続いてハンマークラッシャで炭化物、燃焼残渣等
の付着物を除去しながら最大粒径3mmの不定形多角球
状体のアルミニウムを回収する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アルミニウム箔に
有機質物質をラミネートした複合材料よりアルミニウム
を容易に、かつ低コストで再利用しやすい形状で回収す
るアルミニウムラミネートの再生処理方法に関する。
尚、本発明において「不定形多角球状体」とは内部に空
気層を有し、最大径10mm程度、単重0.01〜2.
0gの形状の一定でないほぼ球状体を言う。
【0002】
【従来の技術】アルミニウム箔に有機質物質をラミネー
トした複合材料より、アルミニウムを回収することが資
源の再利用化のため行われている。
【0003】本発明者はアルミニウム含有物質からの金
属アルミニウムの回収手段として、さきに種々の手段を
提案している(特開平8−165527号公報、特開平
8−188818号公報)。
【0004】従来公知の手段ではアルミニウムラミネー
トを、破砕又は剪断等の方法により表面積を増大せしめ
た後、付着物、塗料、随伴有機質物質を分解、燃焼等の
方法により除去して、アルミニウム純度を高めてそのま
ま、あるいは再粉砕後に微粉末を分別除去するなどして
アルミニウムを回収していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述した公知技術は、
回収される再生アルミニウムが、細片状のままの嵩比重
が小さく軽いものであるために、保管貯蔵に多大なスペ
ースを必要とし、輸送コストがかかるなど再生利用に経
済的な制約がある他、人体や衣類を傷付け易く取り扱い
上の安全性にも十分注意する必要があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、アルミニウム
箔に有機質物質をラミネートした複合材料よりアルミニ
ウムを容易に、かつ低コストで再生利用しやすい形状で
回収する再生処理方法を提供するものであり、次の技術
的構成に依っている。即ち、アルミニウム箔に有機質物
質をラミネートした複合材料を破砕、剪断し、加熱によ
り有機質物質を分解又は燃焼除去した後、衝撃式造粒機
によりアルミニウムを不定形多角球状体として回収する
ことを特徴とするアルミニウムラミネートの再生処理方
法であり、更に加熱雰囲気を酸素濃度10容量%以下に
することにより、アルミニウム回収率を向上させること
ができる。
【0007】
【発明の実施の形態】再生処理するアルミニウムラミネ
ートを破砕又は剪断等の方法により、好ましくは一片が
40mm以下のシュレッダー屑として表面積を増大せしめ
る。次に、それらアルミニウム含有シュレッダー屑の付
着物、塗料、随伴有機質物質等を、燃焼バーナーにより
直接加熱燃焼除去するか、又は2次燃焼設備を有する雰
囲気を調整した加熱炉において有機質物質を分解又は燃
焼除去する。このようにして得られた再生アルミニウム
細片を衝撃式造粒機に加熱状態のまま、あるいは冷却後
に投入し、衝撃式造粒機内の固定衝撃体と回転衝撃体と
の両方より打ち捻り衝撃を与え、衝撃式造粒機内の直径
5〜30mmの網目を持ったスクリーンを通過せしめて、
不定形多角球状体としたアルミニウムを回収するもので
ある。
【0008】衝撃式造粒機としては、固定衝撃体と回転
衝撃体及びスクリーンを持つものは、いずれも使用可能
であるが、図1に模式的に示す如きスクリーン交換可能
なハンマークラッシャーを用いるのが最適である。図1
において、1は固定衝撃体、2は回転衝撃体、3はスク
リーンである。
【0009】
【実施例】
実施例1 一軸式剪断機にて40mm以下の細片に裁断したアルミニ
ウムと紙及びプラスチックからなるアルミニウムラミネ
ートを攪拌ブレードを持つパドルミキサー型燃焼炉で、
アルミニウムラミネートの付着物、塗料、随伴有機質物
質等を攪拌しながら、燃焼バーナーにより直接加熱燃焼
除去した。続いてハンマークラッシャーで炭化物、燃焼
残渣等の付着物を除去しながら最大粒径3mmの不定形多
角球状体のアルミニウムとして回収した。
【0010】実施例2 アルミニウムと紙及びプラスチックからなるアルミニウ
ムラミネートを一軸式剪断機にて25mm以下の細片に裁
断し、炉内温度500℃、酸素濃度6〜7%のロータリ
ーキルンに投入して、付着物、塗料、随伴有機質物質等
を分解又は燃焼除去した。続いてハンマークラッシャー
で炭化物、燃焼残渣等の付着物を除去しながら最大粒径
3mmの不定形多角球状体のアルミニウムとして回収し
た。
【0011】
【発明の効果】本発明は、上述のような技術的構成によ
るため、アルミニウム箔に有機質物質をラミネートした
複合材料よりアルミニウムを容易に、かつ低コストで再
生利用しやすい不定形多角球状体として回収するので、
資源の再利用化が効率よく低コストで行われ、アルミニ
ウム産業の国際競争力を高め、経済の発展に貢献するも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施に好適なハンマークラツッヤー
の模式的部分断面図
【符号の説明】
1.固定衝撃体 2.回転衝撃体 3.スクリーン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アルミニウム箔に有機質物質をラミネート
    した複合材料を破砕、剪断し、加熱により有機質物質を
    分解又は燃焼除去した後、衝撃式造粒機によりアルミニ
    ウムを不定形多角球状体として回収することを特徴とす
    るアルミニウムラミネートの再生処理方法。
  2. 【請求項2】加熱により有機質物質を分解又は燃焼する
    雰囲気の酸素濃度を10容量%以下とする請求項1記載
    のアルミニウムラミネートの再生処理方法。
JP24822697A 1997-09-12 1997-09-12 アルミニウムラミネートの再生処理方法 Pending JPH1192838A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105436186A (zh) * 2014-09-12 2016-03-30 中南大学 一种生活垃圾制燃料碳的方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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