JPH09192640A - 空缶処理システム - Google Patents

空缶処理システム

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JPH09192640A
JPH09192640A JP851896A JP851896A JPH09192640A JP H09192640 A JPH09192640 A JP H09192640A JP 851896 A JP851896 A JP 851896A JP 851896 A JP851896 A JP 851896A JP H09192640 A JPH09192640 A JP H09192640A
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JP
Japan
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cans
aluminum
steel
empty
fragments
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Pending
Application number
JP851896A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsugi Fukui
貢 福井
Koji Aoki
弘次 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissei Kogyo KK
Kawakubo Kensuke
Nissei Industry Corp
Original Assignee
Nissei Kogyo KK
Kawakubo Kensuke
Nissei Industry Corp
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Publication date
Application filed by Nissei Kogyo KK, Kawakubo Kensuke, Nissei Industry Corp filed Critical Nissei Kogyo KK
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Publication of JPH09192640A publication Critical patent/JPH09192640A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/20Waste processing or separation

Landscapes

  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビールやコーヒー、ジュース等の空缶の処理
システムにおいて、予めスチール缶とアルミニウム缶を
分けておく必要がなく、効率の良い稼働ができるように
する。 【解決手段】 ホッパー1から投入された空缶をシュレ
ッダー2で細かく断裁し、風力選別機3及びトロンメル
4でビン類を取り除いた後、回転式のロータリーキルン
5に送り込んで加熱処理する。そして、加熱後の各断片
を磁選機7によりスチール断片とアルミニウム断片とに
分け、各々の造粒機8,9によりペレットにして別々の
容器に回収する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビールやコーヒ
ー、ジュース等の空缶の処理システム、特にスチール缶
とアルミニウム缶とが混在して投入される空缶処理シス
テムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ビールやコーヒー、ジュース等の飲料用
の缶には、通常スチール製の缶とアルミニウム製の缶が
用いられている。従来これらの缶は、廃品として回収時
にスチール缶とアルミニウム缶とに別々に区別され、各
々別々に処理されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
空缶の処理システムにあっては、空缶の投入前にスチー
ル缶とアルミニウム缶を分けておかなければならなず、
効率の良い稼働ができないという問題点があった。
【0004】本発明は、上記のような問題点に着目して
なされたもので、予めスチール缶とアルミニウム缶を分
けておく必要がなく、自動的にスチール材料とアルミニ
ウム材料が区別して回収され、効率の良い稼働が可能な
空缶処理システムを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る空缶処理シ
ステムは、次のように構成したものである。
【0006】(1)スチール缶とアルミニウム缶とが混
在して投入される空缶処理システムであって、投入され
た空缶を細かく断裁する断裁機と、断裁された各断片を
所定温度で加熱する加熱手段と、加熱後の各断片からス
チールの断片とアルミニウムの断片を選別して振り分け
る選別手段と、それらの各断片をそれぞれ粒状のペレッ
トにする造粒機とを備えた。
【0007】(2)スチール缶とアルミニウム缶とが混
在して投入される空缶処理システムであって、投入され
た空缶からスチール缶とアルミニウム缶を選別して取り
出す選別手段と、スチール缶とアルミニウム缶をそれぞ
れ押し潰すクラッシャーと、押し潰されたそれぞれの缶
を所定温度で加熱する加熱手段と、加熱後の各々の缶を
粒状のペレットにする造粒機とを備えた。
【0008】(3)上記(2)のシステムにおいて、加
熱手段は押し潰されたスチール缶とアルミニウム缶を別
個に加熱する2層式のロータリーキルンであって、アル
ミニウム缶を450°〜500℃の温度で加熱し、スチ
ール缶を500°〜550℃の温度で加熱するようにし
た。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施例による空
缶処理システムの構成を示すブロック図である。
【0010】同図において、1はスチール缶やアルミニ
ウム缶などを混ぜて投入する投入ホッパー、2は投入さ
れた空缶を細かく断裁するシュレッダー(断裁機)、3
は断裁された各種類の断片を風力によって選別する風力
選別機で、ここで大きなビンが回収され、また次段のト
ロンメル4にて砂や割れビンが回収される。
【0011】5はシュレッダー2により断裁されたスチ
ールとアルミニウムの各断片を所定温度で加熱するロー
タリーキルン(加熱手段)で、450°〜500℃の温
度で加熱する。このロータリーキルン5には二次燃焼炉
6が設けられており、燃焼炉6の先には、図示していな
いが排ガス冷却装置、集塵機、バグフィルター、排風機
が順次接続されている。
【0012】7はロータリーキルン5よって加熱された
スチールとアルミニウムの各断片を磁性の有無により選
別して振り分ける磁選機(選別手段)、8,9はそれら
の各断片を粒状のペレットに形成する各々の造粒機で、
アルミニウムのペレットは容器10に収容される。また
スチールのペレットはトロンメル11に導かれ、ここで
大中小のペレットに分類されて容器12にに収容される
とともに、粉状のスチール材料は別の容器13に収容さ
れる。
【0013】次に動作について説明する。ホッパー1よ
り投入された空缶類は、コンベヤーで運ばれてシュレッ
ダー2に送り込まれ、細かく断裁される。この各断片は
コンベヤーで運ばれ、風力選別機3及びトロンメル4に
てビン類が取り除かれた後、再びコンベヤーによってロ
ータリーキルン5に送り込まれ、450°〜500℃の
温度で加熱される。このとき、缶の表面の塗料等は燃焼
によって取り除かれる。
【0014】上記加熱後の各断片は、磁選機7によりス
チール断片とアルミニウム断片とが分離され、それそれ
造粒機8,9により粒状のペレットとなる。これらのス
チールペレットとアルミニウムペレットは各々のコンベ
ヤーによって搬送され、スチールペレットは更にトロン
メル11に導かれ、それぞれ別の容器に収容される。こ
のようにして、スチール缶とアルミニウム缶の材料は自
動的に区別されて回収されるので、予めスチール缶とア
ルミニウム缶を分けておく必要がなく、効率の良い稼働
が可能となる。
【0015】また、加熱手段として効率の良いロータリ
ーキルン5を使用して450°〜500℃で加熱してい
るので、スチール材料及びアルミニウム材料を無駄なく
回収することができる。
【0016】図2は本発明の他の実施例の構成を示すブ
ロック図であり、図1と同一符号は同一構成部分を示し
ている。同図中、21はホッパー1から空缶袋が破られ
て投入された空缶からスチール缶とアルミニウム缶を磁
性の有無により選別して取り出す磁選コンベヤー(選別
手段)、22,23はスチール缶とアルミニウム缶をそ
れぞれ押し潰すロールクラッシャーである。
【0017】24は上記押し潰されたそれぞれの缶を所
定温度で加熱する2層式のロータリーキルン(加熱手
段)で、アルミニウム缶を450°〜500℃の温度で
加熱し、スチール缶を500°〜550℃の温度で加熱
する。このロータリーキルン24にも、図1のロータリ
ーキルンと同様二次燃焼炉25が設けられている。2
6,27は磁選コンベヤーである。
【0018】図3は図2の処理システムの動作を示すフ
ローチャートである。ホッパー1から投入された空缶類
は、まず磁選コンベヤー21により運ばれてスチール缶
とアルミニウム缶が別々に取り出されるが(ステップS
1)、その際手選別によりビン類が取り除かれる。
【0019】そして、各々のコンベヤーに乗ったスチー
ル缶とアルミニウム缶は、ロールクラッシャー22,2
3により押し潰された後(ステップS2)、それぞれの
スクリューコンベヤーを通して2層式のロータリーキル
ン24に送り込まれて別々に加熱される(ステップS
3)。
【0020】次に、上記のロータリーキルン24により
加熱されたスチール缶とアルミニウム缶は、各々の造粒
機8,9により粒状のペレットとなり(ステップS
4)、磁選コンベヤー26,27に乗せられる。そし
て、粒状に形成されたスチールペレットとアルミニウム
ペレットは、それそれ別の容器に回収される。
【0021】本実施例においては、2層式のロータリー
キルン24を使用しており、各々の缶を別々に設定した
適正温度で加熱しているので、コンパクトで無駄のない
回収システムが可能となるとともに、前述の実施例と同
様の作用効果が得られる。
【0022】なお、本発明は上述の各実施例に限定され
るものではなく、加熱手段や選別手段なども他の構成で
あって良い。また、回収された各ペレットをプレスによ
り圧縮して固形物とすることも輸送や保存の面で有効で
あり、幅広い用途が可能である。
【0023】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、予めス
チール缶とアルミニウム缶を分けておく必要がなく、自
動的にスチール材料とアルミニウム材料を区別して回収
することができ、また効率の良い稼働が可能になるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の構成を示すブロック図
【図2】 本発明の他の実施例の構成を示すブロック図
【図3】 図2のシステムの動作を示すフローチャート
【符号の説明】
1 投入ホッパー 2 シュレッダー(断裁機) 5 ロータリーキルン(加熱手段) 7 磁選機(選別手段) 8 造粒機 9 造粒機 11 トロンメル 21 磁選コンベヤー(選別手段) 22 ロールクラッシャー 23 ロールクラッシャー 26 磁選コンベヤー 27 磁選コンベヤー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スチール缶とアルミニウム缶とが混在し
    て投入される空缶処理システムであって、投入された空
    缶を細かく断裁する断裁機と、断裁された各断片を所定
    温度で加熱する加熱手段と、加熱後の各断片からスチー
    ルの断片とアルミニウムの断片を選別して振り分ける選
    別手段と、それらの各断片をそれぞれ粒状のペレットに
    する造粒機とを備えた特徴とする空缶処理システム。
  2. 【請求項2】 スチール缶とアルミニウム缶とが混在し
    て投入される空缶処理システムであって、投入された空
    缶からスチール缶とアルミニウム缶を選別して取り出す
    選別手段と、スチール缶とアルミニウム缶をそれぞれ押
    し潰すクラッシャーと、押し潰されたそれぞれの缶を所
    定温度で加熱する加熱手段と、加熱後の各々の缶を粒状
    のペレットにする造粒機とを備えたことを特徴とする空
    缶処理システム。
  3. 【請求項3】 加熱手段は押し潰されたスチール缶とア
    ルミニウム缶を別個に加熱する2層式のロータリーキル
    ンであって、アルミニウム缶を450°〜500℃の温
    度で加熱し、スチール缶を500〜550℃の温度で加
    熱することを特徴とする請求項2記載の空缶処理システ
    ム。
JP851896A 1996-01-22 1996-01-22 空缶処理システム Pending JPH09192640A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6884387B2 (en) * 2002-10-23 2005-04-26 Nissei Kogyo Co., Ltd. Empty-can treatment system and empty-can treatment method
CN103264041A (zh) * 2013-05-29 2013-08-28 遵化市益久矿山机械有限公司 日常金属垃圾热加工处理装置及处理方法
CN108031701A (zh) * 2017-12-15 2018-05-15 宁波回珑再生资源科技股份有限公司 一种废弃易拉罐处理工艺
CN109225567A (zh) * 2018-10-29 2019-01-18 辽宁工程技术大学 一种建筑垃圾分离处理系统

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Effective date: 20010904