JPH1192607A - 塩化ビニル系樹脂組成物 - Google Patents

塩化ビニル系樹脂組成物

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JPH1192607A
JPH1192607A JP9259566A JP25956697A JPH1192607A JP H1192607 A JPH1192607 A JP H1192607A JP 9259566 A JP9259566 A JP 9259566A JP 25956697 A JP25956697 A JP 25956697A JP H1192607 A JPH1192607 A JP H1192607A
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weight
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vinyl chloride
acid
chloride resin
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Kenichi Iokura
賢一 五百蔵
Koichi Matsui
耕一 松井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 抗菌性と熱安定性にすぐれ、また加工性や加
工後の印刷性にすぐれ、表面べとつきの少ない塩化ビニ
ル系樹脂組成物を提供する。 【解決手段】 塩化ビニル系樹脂100重量部に対し、
a)無機銀系抗菌剤0.01〜10重量部、b)炭素数
4以上のカルボン酸の亜鉛塩0.01〜3重量部、c)
β−ジケトン化合物0.01〜2重量部、d)グリシジ
ル(メタ)アクリレ―ト系重合体0.01〜10重量部
または/およびエポキシ化脂肪酸エステル0.01〜5
重量部を含有するか、あるいは上記d成分に代え、また
は上記d成分とともに、e)式;M2+ 1-x Alx (O
H)2 (An-x/n ・mH2 O(M2+はMg、Caまた
はZn、An-はn価のアニオン、xは0<x<0.5、
mは0≦m≦0.5を満足する数)で表されるハイドロ
タルサイト0.01〜5重量部を含むことを特徴とする
塩化ビニル系樹脂組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、抗菌性と熱安定性
にすぐれる塩化ビニル系樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】塩化ビニル系樹脂は、すぐれた機械的性
質、成形加工の容易さ、経済的利点から、幅広く使用さ
れている。とくに可塑剤を配合することにより、自由に
柔軟性を調整できることから、床材、壁紙、テ―ブルク
ロス、農業用ビニル、アコ―デオンカ―テン、防水シ―
ト、ホ―ス、チユ―ブ、食品包装材などに幅広く使用さ
れている。しかし、これらの塩化ビニル系樹脂は、しば
しば多湿環境において使用されるため、種々の菌類、黴
類が樹脂の表面上または内部に発生し、衛生上有害にな
るほか、外観を害することが指摘されている。
【0003】この問題に対して、様々な抗菌剤が開発さ
れている。具体的には、特開昭62−241932号公
報、特開昭63−270756号公報、特開平1−31
1008号公報には、ゼオライト、とくに銀系ゼオライ
トがすぐれた抗菌性を示すことが報告されている。ゼオ
ライト以外では、特開平5−156103号公報にビニ
ルベンジルホスホニウム塩をモノマ―成分として少なく
とも含むポリマ―が、特開平6−65142号公報に1
個以上のカルボキシル基を持つ多環式化合物カルボン酸
の金属石鹸が、特開平6−192428号公報にビグア
ニジル基を有するオルガノポリシロキサン化合物が、特
開平8−53538号公報に軟化点が30〜120℃、
分子量が500〜10,000のサリチル酸エステル樹
脂が、特開平8−113729号公報に硫酸亜鉛を吸着
保持したシリカ粒子が、抗菌作用にすぐれる抗菌剤とし
て報告されている。さらに、特開平8−81320号公
報には、銀を含有する非晶質含水酸化チタン微粒子によ
り耐強酸性、耐強アルカリ性の抗菌剤を得ることが報告
されている。
【0004】これらの抗菌剤の中でも、塩化ビニル系樹
脂に対して最もすぐれた抗菌性を示すものは、銀ゼオラ
イトである。ところが、この銀ゼオライトを含め、抗菌
剤を塩化ビニル系樹脂に添加すると、熱安定性が大きく
低下するという問題がある。この解決のため、特開平5
−17617号公報には酸化銀、リン酸銀などの熱変質
温度が300℃以上の銀化合物を用いて熱安定性を向上
させることが、また特開平8−59935号公報には竹
類抽出物を塩化ビニル系樹脂に加えて熱安定性と抗菌性
を合わせ持つ塩化ビニル系樹脂組成物を得ることが、報
告されている。しかるに、これらの手段では、抗菌性が
不十分である。
【0005】ところで、塩化ビニル系樹脂は成形加工温
度が分解温度に接近しているため、成形加工時に分解し
て熱安定性が低下するという問題を本質的に有してお
り、これの解決のため、通常、安定剤を配合するように
している。この種の安定剤は、塩化ビニル系樹脂から発
生する塩化水素ガスを捕捉したり、塩化ビニル系樹脂と
直接反応することによつて、熱安定性を向上させるもの
である。
【0006】これまで、可塑剤を含まない系では、樹脂
の熱安定性、加工性の良さから、鉛系の安定剤、たとえ
ば、ステアリン酸鉛、三塩基性硫酸鉛など、また透明性
の良さから、錫系安定剤、たとえば、ジブチル錫マレエ
―ト、ジブチル錫ラウレ―トなどが使用されてきた。ま
た、可塑剤を含む系では、カドミウム石鹸、バリウム石
鹸、カルシウム石鹸、マグネシウム石鹸、亜鉛石鹸を主
とする金属石鹸系安定剤が使用されてきた〔「ポリ塩化
ビニルの安定化の解明と安定化助剤の配合・効果の実
際」(昭和59年3月15日、ソフト技研出版部発
行)〕。しかるに、いずれの系でも、抗菌性を有する塩
化ビニル系樹脂成形品を得るため、無機銀系抗菌剤を添
加すると、熱安定性が大きく低下する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
事情に照らし、抗菌性および熱安定性にともにすぐれ、
そのうえロ―ル加工などの加工性や加工後の印刷性にす
ぐれ、また表面べとつきの少ない塩化ビニル系樹脂組成
物を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の目
的を達成するため、鋭意検討した結果、塩化ビニル系樹
脂に対して、無機銀系抗菌剤とともに、炭素数4以上の
カルボン酸の亜鉛塩とβ−ジケトン化合物を配合し、さ
らに特定のエポキシ化合物または/および特定のハイド
ロタルサイトを配合したときに、抗菌性と熱安定性にと
もにすぐれ、しかもロ―ル加工時にプレ―トアウトなど
の支障をきたさない良好な加工性が得られ、また加工後
の印刷性にすぐれ、さらに表面べとつきの少ない塩化ビ
ニル系樹脂組成物が得られることを知り、本発明を完成
するに至つた。
【0009】すなわち、本発明は、塩化ビニル系樹脂1
00重量部に対して、a)無機銀系抗菌剤0.01〜1
0重量部、b)炭素数4以上のカルボン酸の亜鉛塩0.
01〜3重量部、c)β−ジケトン化合物0.01〜2
重量部、d)グリシジル(メタ)アクリレ―トを1重量
%以上含有する単量体の数平均分子量2,000〜30
0,000の重合体0.01〜10重量部、または/お
よび、エポキシ化脂肪酸エステル0.01〜5重量部を
含むことを特徴とする塩化ビニル系樹脂組成物(請求項
1)に係るものである。
【0010】また、本発明は、塩化ビニル系樹脂100
重量部に対し、a)無機銀系抗菌剤0.01〜10重量
部、b)炭素数4以上のカルボン酸の亜鉛塩0.01〜
3重量部、c)β−ジケトン化合物0.01〜2重量
部、e)つぎの式(1); M2+ 1-x Alx (OH)2 (An-x/n ・mH2 O …(1) (式中、M2+はMg、CaおよびZnの中から選ばれる
二価金属イオン、An-はn価のアニオン、xは0<x<
0.5を満足する数、mは0≦m≦0.5を満足する数
である)で表されるハイドロタルサイト0.01〜5重
量部を含むことを特徴とする塩化ビニル系樹脂組成物
(請求項2)に係るものである。
【0011】さらに、本発明は、塩化ビニル系樹脂10
0重量部に対し、a)無機銀系抗菌剤0.01〜10重
量部、b)炭素数4以上のカルボン酸の亜鉛塩0.01
〜3重量部、c)β−ジケトン化合物0.01〜2重量
部、d)グリシジル(メタ)アクリレ―トを1重量%以
上含有する単量体の数平均分子量2,000〜300,
000の重合体0.01〜10重量部、または/およ
び、エポキシ化脂肪酸エステル0.01〜5重量部、
e)つぎの式(1); M2+ 1-x Alx (OH)2 (An-x/n ・mH2 O …(1) (式中、M2+はMg、CaおよびZnの中から選ばれる
二価金属イオン、An-はn価のアニオン、xは0<x<
0.5を満足する数、mは0≦m≦0.5を満足する数
である)で表されるハイドロタルサイト0.01〜5重
量部を含むことを特徴とする塩化ビニル系樹脂組成物
(請求項3)に係るものである。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明における塩化ビニル系樹脂
は、塩化ビニルの単独重合体のほか、塩化ビニルと他の
単量体、たとえば酢酸ビニル、ビニルアルコ―ルなどと
の共重合体が用いられ、とくに重合度が500〜4,0
00のものが好ましい。
【0013】本発明におけるa成分の無機銀系抗菌剤に
は、銀ゼオライト、銀セラミツクス、銀リン酸カルシウ
ム、銀シリカゲル、銀チタニア、銀・ガラス・ケイ酸
銀、銀リン酸チタン・酸化亜鉛などを挙げることができ
る。これらの中でも、とくに好ましいのは銀ゼオライ
ト、銀シリカゲルである。これら無機銀系抗菌剤の使用
量は、塩化ビニル系樹脂100重量部に対して、0.0
1〜10重量部、好ましくは0.1〜5重量部である。
0.01重量部より少ないと、抗菌性の効果が得られに
くく、10重量部を超えると、熱安定性の低下が起こ
る。
【0014】本発明におけるb成分のカルボン酸の亜鉛
塩には、炭素数4〜24の飽和または不飽和の脂肪族カ
ルボン酸や、炭素数7〜16の炭素環式カルボン酸の亜
鉛塩が用いられ、とくに炭素数12〜18の脂肪族カル
ボン酸の亜鉛塩が好ましい。炭素数3以下のカルボン酸
の亜鉛塩では、熱安定性が低下する。
【0015】b成分のカルボン酸の亜鉛塩としては、具
体的には、ヘキサン酸、オクタン酸、2−エチルヘキサ
ン酸、デカン酸、イソデカン酸、ラウリン酸、ミリスチ
ン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、アラキン酸、ベヘ
ニン酸、オレイン酸、リノ―ル酸、リノレン酸、パルミ
トオレイン酸、イソステアリン酸、12−ヒドロキシス
テアリン酸、リシノ―ル酸、アジピン酸、ピメリン酸、
グルタル酸、アゼライン酸、セパシン酸、安息香酸、ト
ルイル酸、キシリル酸、エチル安息香酸、ナフテン酸、
フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、ケイ皮酸、ア
ニス酸、サリチル酸などのうちの1種を原料とした亜鉛
塩またはその混合物、あるいは上記カルボン酸の2種以
上の混合物を原料とした亜鉛塩が用いられる。
【0016】これらb成分の使用量は、塩化ビニル系樹
脂100重量部に対して、0.01〜3重量部、好まし
くは0.1〜1.5重量部である。0.01重量部より
少ないと、初期着色の低下が起こり、3重量部を超える
と、長期熱安定性が低下し、またロ―ル加工時のプレ―
トアウトの発生、滑性過剰による成形不良などの加工性
の低下の問題があり、加工後の印刷性の低下の問題も起
こりやすい。
【0017】本発明におけるc成分のβ−ジケトン化合
物としては、ジベンゾイルメタン、ステアロイルベンゾ
イルメタンなどが用いられる。このc成分の使用量は、
塩化ビニル系樹脂100重量部に対して、0.01〜2
重量部、好ましくは0.03〜0.5重量部である。
0.01重量部より少ないと、初期着色の低下の問題が
あり、2重量部を超えると、熱安定性(初期着色、長期
熱安定性)が低下し、また加工後の印刷性の低下、表面
べとつきの問題を起こしやすい。
【0018】本発明の塩化ビニル系樹脂組成物は、塩化
ビニル系樹脂に対し、上記a成分の無機銀系抗菌剤と上
記b成分のカルボン酸の亜鉛塩と上記c成分のβ−ジケ
トン化合物を上記割合で配合し、これにさらにd成分の
エポキシ化合物または/およびe成分のハイドロタルサ
イトを配合してなるものである。
【0019】d成分のエポキシ化合物としては、グリシ
ジル(メタ)アクリレ―ト系重合体か、エポキシ化脂肪
酸エステルかのいずれか一方または両方が用いられる。
前者の重合体は、グリシジル(メタ)アクリレ―トを1
重量%以上、好ましくは10重量%以上、さらに好まし
くは30重量%以上含有する単量体の重合体であり、グ
リシジル(メタ)アクリレ―トが1重量%未満では、長
期熱安定性が低下する。また、この重合体の数平均分子
量は、2,000〜300,000、好ましくは4,0
00〜100,000、さらに好ましくは5,000〜
50,000である。数平均分子量が上記の範囲外とな
ると、熱安定性(初期着色、長期熱安定性)が低下した
り、表面べとつき性の問題を起こしやすく、また数平均
分子量が2,000未満のものでは、加工後の印刷性が
低下する。
【0020】このような重合体としては、グリシジル
(メタ)アクリレ―トの単独重合体、グリシジル(メ
タ)アクリレ―トと、メチル(メタ)アクリレ―ト、エ
チル(メタ)アクリレ―ト、ブチル(メタ)アクリレ―
ト、t−ブチル(メタ)アクリレ―ト、2−エチルヘキ
シル(メタ)アクリレ―ト、ラウリル(メタ)アクリレ
―ト、ミリスチル(メタ)アクリレ―ト、パルミチル
(メタ)アクリレ―ト、ステアリル(メタ)アクリレ―
ト、ベヘニル(メタ)アクリレ―ト、シクロヘキシル
(メタ)アクリレ―ト、1,2−ジヒドロキシプロピル
(メタ)アクリレ―トなどの(メタ)アクリレ―ト類、
スチレン、α−メチルスチレン、o−クロロスチレン、
ビニルナフタレンなどの芳香族ビニル化合物、アクリロ
ニトリル、メタクリロニトリルなどのシアノ基含有ビニ
ル化合物、マレイン酸、酢酸ビニル、エチレンなどの他
のモノマ―との共重合体が挙げられる。
【0021】このようなグリシジル(メタ)アクリレ―
ト系重合体の使用量は、塩化ビニル系樹脂100重量部
に対し、0.01〜10重量部、好ましくは0.1〜5
重量部である。0.01重量部より少ないと、長期熱安
定性が低下し、10重量部を超えると、初期着色の問題
があり、また滑性が不足する。
【0022】後者のエポキシ化脂肪酸エステルとして
は、エポキシ化大豆油、エポキシ化亜麻仁油、エポキシ
ブチルステアレ―トなどが用いられる。これらの使用量
は、塩化ビニル系樹脂100重量部に対して、0.01
〜5重量部、好ましくは0.1〜3重量部である。0.
01重量部より少ないと、長期熱安定性が低下し、5重
量部を超えると、印刷性の低下や表面べとつきの問題を
起こしやすい。
【0023】e成分のハイドロタルサイトは、つぎの式
(1); M2+ 1-x Alx (OH)2 (An-x/n ・mH2 O …(1) (式中、M2+はMg、CaおよびZnの中から選ばれる
二価金属イオン、An-はn価のアニオン、xは0<x<
0.5を満足する数、mは0≦m≦0.5を満足する数
である)で表されるものであり、上記An-で示されるn
価のアニオンとしては、Cl- 、Br- 、I- 、NO4
- 、ClO4 - 、SO4 2-、CO3 2-、SiO3 2-、H
PO4 2-、HBO3 2-、PO4 3-、Fe(CN)6 3-
Fe(CN)4 4-、CH3COO- 、C6 4 (OH)
COO- などがある。また、上記式中、mが0.5を超
えると、熱安定性(初期着色、長期熱安定性)が低下す
る。このe成分の使用量は、塩化ビニル系樹脂100重
量部に対して、0.01〜5重量部、好ましくは0.1
〜3重量部である。0.01重量部より少ないと、長期
熱安定性が低下し、5重量部を超えると、初期着色の低
下が起こりやすい。
【0024】本発明の塩化ビニル系樹脂組成物には、上
記の各成分のほかに、必要により、ステアリン酸などの
高級脂肪酸類、ステアリルアルコ―ルなどの高級アルコ
―ル類、パラフインワツクス、ポリエチレンワツクス、
ポリプロピレンワツクス、モンタン酸ワツクスなどのワ
ツクス類、ステアリン酸アミド、メチレンビスステアリ
ン酸アミドなどの滑剤、珪酸カルシウム、炭酸カルシウ
ム、タルク、酸化チタンなどの充填剤、ペンタエリスリ
ト―ル、ジペンタエリスリト―ルなどのポリオ―ル類、
トリステアリルホスフアイト、ビスフエノ―ルAジホス
フアイト、水添ビスフエノ―ルA・ペンタエリスリト―
ルホスフアイトポリマ―などのホスフアイト類、ジオク
チルフタレ―ト、ジオクチルアジペ―トなどの可塑剤、
さらに顔料、難燃剤、帯電防止剤、紫外線吸収剤などを
配合することができる。
【0025】
【実施例】以下に、本発明の実施例を記載して、より具
体的に説明する。
【0026】実施例1〜9 塩化ビニル系樹脂として、日本ゼオン(株)製の塩化ビ
ニル樹脂(重合度1,050)を使用し、表1〜表3に
示す配合組成にて、9インチロ―ルにより、190℃で
3分間混練りして、厚さが0.5mmのシ―トにした。
【0027】比較例1〜23 配合組成を表4〜表11のように変更した以外は、実施
例1〜9と同様にして、厚さが0.5mmのシ―トを作製
した。
【0028】なお、以下の表1〜表11において、a成
分としての「銀シリカゲル」は(株)ペイントハウス製
の商品名「ペンタノン」、同「銀ゼオライト」はカネボ
ウ化成(株)製の商品名「バクテキラ―」である。
【0029】また、d成分としての「GMA含有ポリマ
―1」はグリシジルメタクリレ―ト単独重合体(数平均
分子量6,000)、同「GMA含有ポリマ―2」はメ
チルメタクリレ―ト/グリシジルメタクリレ―ト(50
/50)共重合体(数平均分子量20,000)、同
「GMA含有ポリマ―3」はメチルメタクリレ―ト/グ
リシジルメタクリレ―ト/アクリロニトリル(40/3
0/30)共重合体(数平均分子量15,000)であ
る。
【0030】さらに、e成分としての「ハイドロタルサ
イト−1」は、 Mg0.70Al0.30(OH)2 (CO3 2-0.15・ 0.4H
2 O で表されるハイドロタルサイトであり、また同「ハイド
ロタルサイト−2」は、 Zn0.70Al0.30(OH)2 (SiO3 2-0.15・ 0.2
2 O で表されるハイドロタルサイトであり、また同「ハイド
ロタルサイト−3」は、 Ca0.70Al0.30(OH)2 (SiO3 2-0.15・ 0.4
2 O で表されるハイドロタルサイトである。
【0031】また、他成分である「竹類抽出物」は、孟
宗竹の茎をボ―ルミルで粉砕し、エ―テル抽出後、抽出
液を減圧乾固して得られた褐色抽出物である。さらに、
「GMA含有ポリマ―4」はメチルメタクリレ―ト/グ
リシジルメタクリレ―ト(99.5/0.5)共重合体
(数平均分子量10,000)、「GMA含有ポリマ―
5」はグリシジルメタクリレ―ト単独重合体(数平均分
子量1,000)、「GMA含有ポリマ―6」はメチル
メタクリレ―ト/グリシジルメタクリレ―ト(50/5
0)共重合体(数平均分子量1,000,000)であ
る。また、「ハイドロタルサイト−4」は、 Mg0.66Al0.34(OH)2 (SiO3 2-0.17・ 1.5
2 O で表されるハイドロタルサイトである。
【0032】さらに、「Ba/Zn液状安定剤」は日本
油脂(株)製の商品名「フアルパツクBZL−10
1」、「Ba/Zn粉末安定剤」は日本油脂(株)製の
商品名「フアルパツクBZS−2」、「Ca/Zn液状
安定剤」は日本油脂(株)製の商品名「フアルパツクC
ZL−103」、「Ca/Zn粉末安定剤」は日本油脂
(株)製の商品名「フアルパツクCZS−201」であ
る。また、「ジオクチル錫メルカプタイド」は大協化成
工業(株)製の商品名「STX−80」、「ジオクチル
錫マレエ―トポリマ―」は東京フアインケミカル(株)
製の商品名「OP−3」である。
【0033】
【0034】
【0035】
【0036】
【0037】
【0038】
【0039】
【0040】
【0041】
【0042】
【0043】
【0044】以上の実施例1〜9および比較例1〜23
で作製した各シ―トを裁断して、所定寸法の試験片を
得、この試験片を用いて、下記の方法により、熱安定
性、抗菌性、印刷性および表面べとつき性を評価した。
また、各シ―トをロ―ル加工により作製する際のプレ―
トアウトおよび滑性を、下記の方法により、評価した。
これらの結果は、表12および表13に示されるとおり
であつた。
【0045】<熱安定性>試験片(5cm×5cm)を19
0℃のオ―ブンに入れ、15分後の色調と黒色、濃赤色
または濃赤褐色になるまでの時間を調べた。15分後の
色調を初期着色として評価した。また、黒色、濃赤色ま
たは濃赤褐色になるまでの時間を長期熱安定性として評
価した。
【0046】<抗菌性>供試菌株は、大腸菌(Esch
erichia coli IFO3301)ならびに
黄色ブドウ球菌(Staphylococcus au
reus IFO14462)とした。菌液は、これら
の菌株をSCD寒天〔日本製薬(株)〕斜面培地上で3
7℃にて24時間培養して得られた培養物を減菌PBS
〔日本製薬(株)〕中に懸濁することにより調製した。
菌濃度は、計算盤を用いた測定により、菌液1mlあた
り5×107 個のレベルになるように調整した。
【0047】試験片(5cm×5cm)の表面に75容量%
のエタノ―ル水溶液を噴霧したのち乾燥させて、試験に
供した。抗菌力は密着法により測定した。すなわち、減
菌シヤ―レに試験片を置き、その表面に上記の菌液20
0μlを載せ、さらに7cm角に切断したストマツカ用減
菌ポリ袋〔栄研器材(株)〕を重ね、液を試験片の表面
全体に広げ、インキユベ―タに入れて37℃に6時間保
持後、試験片とラツプの表面を合計10mlのSCD液
体〔日本製薬(株)〕培地で洗い流し、洗液1mlをシ
ヤ―レに取り、そこへSCD寒天培地約20mlを注入
し、撹拌したのち、凝固させ、37℃で24時間培養
後、生じた集落の数を数えた。結果の判定は、以下のと
おりとした。 「○」:培地上に集落が観察されない 「△」:培地上に集落数が1〜100個未満である 「×」:培地上の集落数が100個以上である
【0048】<印刷性>試験片(5cm×5cm)を80
℃,90%RHの恒温槽に1週間入れたのち、塩ビ用イ
ンク〔東洋インキ製造(株)の「VCH 3 赤」〕を
バ―コ―タを用いて塗布、乾燥したのち、セロハンテ―
プを貼り、勢いよく剥がしたときのインクの剥がれ具合
を、目視により観察した。結果の判定は、以下のとおり
とした。 「◎」:インクの剥がれがほとんどなし 「○」:インクの剥がれが2割未満である 「△」:インクの剥がれが2割以上5割未満である 「×」:インクの剥がれが5割以上である
【0049】<表面べとつき性>試験片(5cm×10c
m)を50℃,90%RHの恒温槽に入れ、2週間放置
後、表面べとつき性を手で触つた感触で調べ、下記の基
準で評価した。 「○」:べとつき感が全くない 「△」:べとつき感がほんの少しだけある 「×」:激しくべとつき、ブロツキングを起こしやすい
【0050】<プレ―トアウトおよび滑性>ロ―ル素練
り中のロ―ルへの付着物の有無を調べ、プレ―トアウト
を評価した。また、ロ―ル素練り中の滑性を調べ、下記
の基準で評価した。 「過剰」:滑性が強すぎてシ―ト成形が不可能である
か、あるいは網目状シ―トとなる 「並」:ロ―ルからの適度の剥離性があり、艶のあるシ
―トが得られる 「不足」:滑性が不足し、ロ―ルからの剥離性に劣る
【0051】
【0052】
【0053】上記の結果から、実施例1〜9の各シ―ト
は、初期着色がなく、長期熱安定性が75分以上で、す
ぐれた熱安定性を有し、抗菌性にもすぐれており、また
熱ロ―ル混練時のプレ―トアウトがなく、適度な滑性を
示して良好な加工性を備え、加工後の印刷性も良好で、
表面べとつきも少ないことがわかる。
【0054】これに対し、b,c成分を含まない比較例
1,2,5は、初期着色が悪く、長期熱安定性に劣るこ
ともあり、また滑性が不足する問題もある。また、d,
e成分を含まない比較例3は、長期熱安定性が悪く、c
成分を含まない比較例4は、熱安定性、とくに初期着色
が悪く、a成分を含まない比較例6,7は、抗菌性に劣
り、表面べとつき性に劣ることもある。
【0055】また、塩化ビニル樹脂100重量部に対
し、a成分の使用量が10重量部を超える比較例8は、
熱安定性(初期着色、長期熱安定性)が悪い。b成分の
使用量が3重量部を超える比較例9は、長期熱安定性に
劣り、また滑性過剰のために、加工が困難で、プレ―ト
アウトがあり、加工後の印刷性にも劣る。d成分(グリ
シジルメタクリレ―ト系重合体)の使用量が10重量部
を超える比較例10は、初期着色が悪く、滑性が不足し
ている。c成分の使用量が2重量部を超える比較例11
は、初期着色が悪く、印刷性の低下や表面べとつきの問
題もある。e成分の使用量が5重量部を超える比較例1
2は、初期着色が悪くなる。
【0056】さらに、a成分に代えて、竹類抽出物を使
用した比較例13は、初期着色が悪く、抗菌性や印刷性
も低下している。また、b成分以外のカルボン酸の金属
塩として、ステアリン酸カルシウムを使用した比較例1
4は、初期着色が悪く、プレ―トアウトも発生してお
り、酢酸亜鉛を使用した比較例15は、熱安定性(初期
着色、長期熱安定性)が悪く、滑性も不足している。
【0057】また、d成分以外のエポキシ化合物とし
て、グリシジルメタクリレ―トの含有量が1重量%未満
であるグリシジルメタクリレ―ト系重合体を用いた比較
例16は、長期熱安定性に劣つている。また、数平均分
子量が2,000未満のグリシジルメタクリレ―ト系重
合体を使用した比較例17は、熱安定性(初期着色、長
期熱安定性)が悪く、印刷性も低下している。さらに、
数平均分子量が300,000を超えるグリシジルメタ
クリレ―ト系重合体を使用した比較例18は、熱安定性
(初期着色、長期熱安定性)が悪くなつている。また、
e成分に代えて、含水率の高いハイドロタルサイトを用
いた比較例19は、熱安定性(初期着色、長期熱安定
性)が悪くなつている。
【0058】さらに、汎用のBa/Zn系安定剤に銀系
抗菌剤を加えた比較例20、汎用のCa/Zn系安定剤
に銀系抗菌剤を加えた比較例21は、初期着色が悪くな
つている。また、汎用の錫系安定剤であるジオクチル錫
メルカプタイドに銀系抗菌剤を加えた比較例22は、初
期着色が悪く、印刷性も低下している。さらに、汎用の
錫系安定剤であるジオクチル錫マレエ―トポリマ―に銀
系抗菌剤を加えた比較例23は、初期着色が悪く、印刷
性も低下し、滑性も不足している。
【0059】
【発明の効果】以上のように、本発明は、塩化ビニル系
樹脂に対して、無機銀系抗菌剤とともに、炭素数4以上
のカルボン酸の亜鉛塩とβ−ジケトン化合物を配合し、
さらに特定のエポキシ化合物または/および特定のハイ
ドロタルサイトを配合するようにしたことにより、抗菌
性および熱安定性にともにすぐれ、そのうえ、適度な滑
性を有して、ロ―ル加工時にプレ―トアウトなどの支障
をきたすことのない良好な加工性が得られ、また加工後
の印刷性にすぐれ、さらに表面べとつきの少ない塩化ビ
ニル系樹脂組成物を提供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08K 5/07 C08K 5/07 5/098 5/098 5/10 5/10 //(C08L 27/06 33:14)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塩化ビニル系樹脂100重量部に対し、
    a)無機銀系抗菌剤0.01〜10重量部、b)炭素数
    4以上のカルボン酸の亜鉛塩0.01〜3重量部、c)
    β−ジケトン化合物0.01〜2重量部、d)グリシジ
    ル(メタ)アクリレ―トを1重量%以上含有する単量体
    の数平均分子量2,000〜300,000の重合体
    0.01〜10重量部、または/および、エポキシ化脂
    肪酸エステル0.01〜5重量部を含むことを特徴とす
    る塩化ビニル系樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 塩化ビニル系樹脂100重量部に対し、
    a)無機銀系抗菌剤0.01〜10重量部、b)炭素数
    4以上のカルボン酸の亜鉛塩0.01〜3重量部、c)
    β−ジケトン化合物0.01〜2重量部、e)つぎの式
    (1); M2+ 1-x Alx (OH)2 (An-x/n ・mH2 O …(1) (式中、M2+はMg、CaおよびZnの中から選ばれる
    二価金属イオン、An-はn価のアニオン、xは0<x<
    0.5を満足する数、mは0≦m≦0.5を満足する数
    である)で表されるハイドロタルサイト0.01〜5重
    量部を含むことを特徴とする塩化ビニル系樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 塩化ビニル系樹脂100重量部に対し、
    a)無機銀系抗菌剤0.01〜10重量部、b)炭素数
    4以上のカルボン酸の亜鉛塩0.01〜3重量部、c)
    β−ジケトン化合物0.01〜2重量部、d)グリシジ
    ル(メタ)アクリレ―トを1重量%以上含有する単量体
    の数平均分子量2,000〜300,000の重合体
    0.01〜10重量部、または/および、エポキシ化脂
    肪酸エステル0.01〜5重量部、e)つぎの式
    (1); M2+ 1-x Alx (OH)2 (An-x/n ・mH2 O …(1) (式中、M2+はMg、CaおよびZnの中から選ばれる
    二価金属イオン、An-はn価のアニオン、xは0<x<
    0.5を満足する数、mは0≦m≦0.5を満足する数
    である)で表されるハイドロタルサイト0.01〜5重
    量部を含むことを特徴とする塩化ビニル系樹脂組成物。
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