JPS6023449A - 熱可塑性樹脂組成物 - Google Patents
熱可塑性樹脂組成物Info
- Publication number
- JPS6023449A JPS6023449A JP13163883A JP13163883A JPS6023449A JP S6023449 A JPS6023449 A JP S6023449A JP 13163883 A JP13163883 A JP 13163883A JP 13163883 A JP13163883 A JP 13163883A JP S6023449 A JPS6023449 A JP S6023449A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thermoplastic resin
- pellets
- alkali metal
- particles
- oxyethylene
- Prior art date
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- Pending
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は熱可塑性樹脂のペレット相互の付着を改善し
た組成物に関するものである。
た組成物に関するものである。
一般に熱可塑性樹脂は優れた加工性質を有するのでフィ
ルム、その他の成形材料及び接着材料等として有用であ
るが、実用上の問題として製品保管時にペレット相互の
付着を起し、粟おこし状になるものがある。
ルム、その他の成形材料及び接着材料等として有用であ
るが、実用上の問題として製品保管時にペレット相互の
付着を起し、粟おこし状になるものがある。
これらの対策としてこれまで樹脂に滑剤をペレット化の
前に添加することが知られている。しかしペレット化の
前に滑剤を添加すると添加量を多く要し、物性へも悪影
響を与えるので経済的に、かつより効果を発揮する付着
防止剤を開発することは重要な問題であった。
前に添加することが知られている。しかしペレット化の
前に滑剤を添加すると添加量を多く要し、物性へも悪影
響を与えるので経済的に、かつより効果を発揮する付着
防止剤を開発することは重要な問題であった。
本発明者らは熱可塑性樹脂のペレット付着防止に関して
鋭意研究を重ねた結果この発明に到達した。
鋭意研究を重ねた結果この発明に到達した。
即ち本発明は熱可塑性樹脂の粒子もしくはペレットの表
面に炭素数８〜２２の高級脂肪酸のアルカリ金属塩もし
くはソルビトール縮合体とのエステル、ポリカルボン酸
型高分子電解質のアルカリ金属塩、およびオキシ・エチ
レン−オキシ・プロピレンブロックポリマー系界面活性
剤から選ばれた少なくとも１種を付着させたことを特徴
とする熱可塑性樹脂組成物である。
面に炭素数８〜２２の高級脂肪酸のアルカリ金属塩もし
くはソルビトール縮合体とのエステル、ポリカルボン酸
型高分子電解質のアルカリ金属塩、およびオキシ・エチ
レン−オキシ・プロピレンブロックポリマー系界面活性
剤から選ばれた少なくとも１種を付着させたことを特徴
とする熱可塑性樹脂組成物である。
本発明の組成物は熱可塑性樹脂製品保管時に起るペレッ
ト相互の付着を防止することが出来、更に製造時のペレ
ット化において数珠つなぎ状の製品の発生をも防ぐ効果
がある。
ト相互の付着を防止することが出来、更に製造時のペレ
ット化において数珠つなぎ状の製品の発生をも防ぐ効果
がある。
本発明は種々の熱可塑性樹脂に適用できるが特に従来ベ
レットが相互に付着しやすい重合体例えばゴムと樹脂と
の中間的な性質を有するニジストマー・熱可塑性重合体
類に有用であり、具体的にはシンジオタクチック１．２
−ポリブタジェン・エチレンｅ酢酸ビニル共重合体、ス
チレン争ブタジエンブロックポリマー及びスチレン・イ
ソプレンブロックポリマー等に特に優れた効果を挙げる
ことが出来る。
レットが相互に付着しやすい重合体例えばゴムと樹脂と
の中間的な性質を有するニジストマー・熱可塑性重合体
類に有用であり、具体的にはシンジオタクチック１．２
−ポリブタジェン・エチレンｅ酢酸ビニル共重合体、ス
チレン争ブタジエンブロックポリマー及びスチレン・イ
ソプレンブロックポリマー等に特に優れた効果を挙げる
ことが出来る。
炭素数８〜２２の高級脂肪酸のアルカリ金属塩としては
炭素数１２〜１８の脂肪酸が好ましく・アルカリ金属と
してはＮａ、Ｋが好ましく、その好ましい具体例として
ステアリン酸ナトリウム、ステアリン酸カリウム及びオ
レイン酸カリウム等を挙げることが出来る。
炭素数１２〜１８の脂肪酸が好ましく・アルカリ金属と
してはＮａ、Ｋが好ましく、その好ましい具体例として
ステアリン酸ナトリウム、ステアリン酸カリウム及びオ
レイン酸カリウム等を挙げることが出来る。
ソルビトール縮合体と炭素数８〜２２の高級脂肪酸のエ
ステルとしては脂肪酸として炭素数１２〜１８のものが
特に好ましく、その例としてラウリン酸・ステアリン酸
・オレイン酸があげられ。
ステルとしては脂肪酸として炭素数１２〜１８のものが
特に好ましく、その例としてラウリン酸・ステアリン酸
・オレイン酸があげられ。
好ましいエステルとしてンルビタンモノラウジート及・
びポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート等が挙
げられる。又、オキシ・エチレン、オキシ・プロピレン
ブロックポリマーとしては分子量が１．２５０〜１０．
０００５エチレンオキサイド量が２０〜ｇｏｗｔ％のも
のが適当である。ポリカルボン酸型高分子電解質とは１
通常ポリカルボン酸型高分子界面活性剤といわれている
もので、特にそのアルカリ金属塩が有用である。
びポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート等が挙
げられる。又、オキシ・エチレン、オキシ・プロピレン
ブロックポリマーとしては分子量が１．２５０〜１０．
０００５エチレンオキサイド量が２０〜ｇｏｗｔ％のも
のが適当である。ポリカルボン酸型高分子電解質とは１
通常ポリカルボン酸型高分子界面活性剤といわれている
もので、特にそのアルカリ金属塩が有用である。
この付着防止剤の使用量は熱可塑性樹脂１００重量部に
対して０．０００１〜０．１重量部、更に好ましくは０
．００５〜０．０５重量部であり熱可塑性樹脂ペレット
表面に付着させることがペレット付着防止効果及び経済
性のうえから好ましい。
対して０．０００１〜０．１重量部、更に好ましくは０
．００５〜０．０５重量部であり熱可塑性樹脂ペレット
表面に付着させることがペレット付着防止効果及び経済
性のうえから好ましい。
具体的な例としては■ベレットと上記付着防止剤の粉末
を混合する方法のほか、■押出機ダイスより出てきたポ
リマーを１０〜５０℃の水中でカットしてペレット化す
る時に、あらかじめ該水中に付着防止剤を溶解させたも
のを使用し、該水溶液で表面がぬれたベレットを乾燥す
ることにより付着防止剤をペレット表面に付着させる方
法、または■ベレット表面を付着防止剤水溶液でぬらし
たものを乾燥する方法などが使用できる。これらの方法
の中では■、・■が効果的であり、特に■が実用上好ま
しい。
を混合する方法のほか、■押出機ダイスより出てきたポ
リマーを１０〜５０℃の水中でカットしてペレット化す
る時に、あらかじめ該水中に付着防止剤を溶解させたも
のを使用し、該水溶液で表面がぬれたベレットを乾燥す
ることにより付着防止剤をペレット表面に付着させる方
法、または■ベレット表面を付着防止剤水溶液でぬらし
たものを乾燥する方法などが使用できる。これらの方法
の中では■、・■が効果的であり、特に■が実用上好ま
しい。
次に実施例により本発明を更に具体的に説明する。
実施例−１，比較例−１
１０／の水の入った攪拌槽にあらかじめ温水に溶解させ
たベレット付着防止剤溶液を下表に示す水中濃度になる
様に添加する。攪拌しながら各種熱可塑性樹脂ペレット
をＩ Ｋｐ加え５分間攪拌後遠心乾燥機で脱水乾燥し試
料を作製した。
たベレット付着防止剤溶液を下表に示す水中濃度になる
様に添加する。攪拌しながら各種熱可塑性樹脂ペレット
をＩ Ｋｐ加え５分間攪拌後遠心乾燥機で脱水乾燥し試
料を作製した。
試料を各々５００ｇ取り荷重のがげられる容器に入れ３
５℃の恒温乾燥器内で単位面積当りｌ ＫＰ／ｄの荷重
をかけて２４時間放置後室温で２４時間放冷した。
５℃の恒温乾燥器内で単位面積当りｌ ＫＰ／ｄの荷重
をかけて２４時間放置後室温で２４時間放冷した。
荷重を外し、容器より試料を取出し、試料が粟おこし状
にブロッキングしているが否かまたブロッキングの堅さ
を判定し評価した。
にブロッキングしているが否かまたブロッキングの堅さ
を判定し評価した。
〈処理水温４０℃〉
注１ ） Ａ；シンジオタクチック１，２ポリブタジエ
ン Ｂ；エチレン・酢酸ビニル共重合物 Ｃ；スチレン・ブタジエンブロソクホ リマー Ｄ；スチレン・イソプレンブロックポリ注−２）付着効
果 ○；効果あり。（プ四ツキングせず） △；やや効果あり ×；効果なし。（ブロッキン グする） 実施例−２，比較例−２ 実施例−１と同様の方法で評価した。
ン Ｂ；エチレン・酢酸ビニル共重合物 Ｃ；スチレン・ブタジエンブロソクホ リマー Ｄ；スチレン・イソプレンブロックポリ注−２）付着効
果 ○；効果あり。（プ四ツキングせず） △；やや効果あり ×；効果なし。（ブロッキン グする） 実施例−２，比較例−２ 実施例−１と同様の方法で評価した。
〈処理水温３０℃〉
実施例−３，比較例−３
実施例−１と同様の方法で評価した。
〈処理水温２０℃〉
第１頁の続き
０発 明 者 林洋
東京都中央区築地２丁目１１番２４
号日本合成ゴム株式会社内
Claims (1)
- 熱可塑性樹脂の粒子もしくはペレットの表面に炭素数８
〜２２の高級脂肪酸のアルカリ金属塩もしくはソルビト
ール縮合体とのエステル、ポリカルボン酸型高分子電解
質のアルカリ金属塩、およびオキシ−エチレン−オキシ
・プロピレンブロックポリマー系界面活性剤から選ばれ
た少なくとも１種を付着させたことを特徴とする熱可塑
性樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13163883A JPS6023449A (ja) | 1983-07-19 | 1983-07-19 | 熱可塑性樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13163883A JPS6023449A (ja) | 1983-07-19 | 1983-07-19 | 熱可塑性樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6023449A true JPS6023449A (ja) | 1985-02-06 |
Family
ID=15062732
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13163883A Pending JPS6023449A (ja) | 1983-07-19 | 1983-07-19 | 熱可塑性樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6023449A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5286771A (en) * | 1992-05-12 | 1994-02-15 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Ethylene/acid copolymers with improved block resistance |
| WO2002051916A3 (en) * | 2000-12-27 | 2003-01-30 | Du Pont | Surface treatment of ethylene copolymer pellets to improve blocking resistance |
| WO2003068849A1 (en) * | 2002-02-14 | 2003-08-21 | E.I. Du Pont De Nemours And Company | Surface treatment of ethylene-based polymer pellets to improve blocking resistance |
| US20150005100A1 (en) * | 2013-06-28 | 2015-01-01 | Acushnet Company | Non-ionomeric polymer compositions for golf ball constructions and methods relating thereto |
-
1983
- 1983-07-19 JP JP13163883A patent/JPS6023449A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5286771A (en) * | 1992-05-12 | 1994-02-15 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Ethylene/acid copolymers with improved block resistance |
| WO2002051916A3 (en) * | 2000-12-27 | 2003-01-30 | Du Pont | Surface treatment of ethylene copolymer pellets to improve blocking resistance |
| WO2003068849A1 (en) * | 2002-02-14 | 2003-08-21 | E.I. Du Pont De Nemours And Company | Surface treatment of ethylene-based polymer pellets to improve blocking resistance |
| US6756116B2 (en) | 2002-02-14 | 2004-06-29 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Surface treatment of ethylene-based polymer pellets to improve blocking resistance |
| US20150005100A1 (en) * | 2013-06-28 | 2015-01-01 | Acushnet Company | Non-ionomeric polymer compositions for golf ball constructions and methods relating thereto |
| US9199128B2 (en) * | 2013-06-28 | 2015-12-01 | Acushnet Company | Non-ionomeric polymer compositions for golf ball constructions and methods relating thereto |
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