JPH1192078A - 天井走行車の昇降台位置決め装置 - Google Patents
天井走行車の昇降台位置決め装置Info
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- JPH1192078A JPH1192078A JP27216497A JP27216497A JPH1192078A JP H1192078 A JPH1192078 A JP H1192078A JP 27216497 A JP27216497 A JP 27216497A JP 27216497 A JP27216497 A JP 27216497A JP H1192078 A JPH1192078 A JP H1192078A
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- Japan
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- elevator
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- Control Of Conveyors (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【解決手段】天井走行車Ｖの本体２に吊持された昇降台
６に取着されたガイド部材８に、昇降台側の位置決め部
材１０ｄが取着された昇降部材１０を昇降自在に配設す
るとともに、昇降台側の位置決め部材とステーションＳ
側の位置決め部材１３とによる昇降台の位置決め後、更
に、昇降台を下降させる天井走行車の昇降台位置決め装
置に関するものである。 【効果】天井走行車の本体に吊持された昇降台に取着さ
れたガイド部材に、昇降台側の位置決め部材が取着され
た昇降部材を昇降自在に配設するとともに、昇降台側の
位置決め部材とステーション側の位置決め部材とによる
昇降台の位置決め後、更に、昇降台を下降させるように
したので、物品の把持部材からの解除作業を確実に行う
ことができる。
６に取着されたガイド部材８に、昇降台側の位置決め部
材１０ｄが取着された昇降部材１０を昇降自在に配設す
るとともに、昇降台側の位置決め部材とステーションＳ
側の位置決め部材１３とによる昇降台の位置決め後、更
に、昇降台を下降させる天井走行車の昇降台位置決め装
置に関するものである。 【効果】天井走行車の本体に吊持された昇降台に取着さ
れたガイド部材に、昇降台側の位置決め部材が取着され
た昇降部材を昇降自在に配設するとともに、昇降台側の
位置決め部材とステーション側の位置決め部材とによる
昇降台の位置決め後、更に、昇降台を下降させるように
したので、物品の把持部材からの解除作業を確実に行う
ことができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、工場や倉庫等の天
井付近に配設されたレールに沿って自走するとともに、
物品の把持部材を有する昇降台をロープで吊持し、該ロ
ープを、本体に配設されたドラムに巻き上げたり、ドラ
ムから巻き戻すことにより、昇降台を昇降自在とした天
井走行車における昇降台位置決め装置に関するものであ
る。
井付近に配設されたレールに沿って自走するとともに、
物品の把持部材を有する昇降台をロープで吊持し、該ロ
ープを、本体に配設されたドラムに巻き上げたり、ドラ
ムから巻き戻すことにより、昇降台を昇降自在とした天
井走行車における昇降台位置決め装置に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来の天井走行車及び天井走行車の昇降
台位置決め装置について、図５を用いて説明する。
台位置決め装置について、図５を用いて説明する。
【０００３】天井付近に配設されたレール１の対向して
形成された水平部１ａに、天井走行車Ｖの本体２に配設
された走行車輪３を載置するとともに、本体２には、ロ
ープ４を、巻き上げ、或いは、巻き戻すことができる複
数のドラム５が配設されている。ドラム５に巻回されて
いるロープ４には、図示されていない把持部材により、
物品Ｗを把持した昇降台６が取着されている。昇降台６
には、複数の垂直なガイド孔６ａが穿設されており、物
品Ｗが載置されるステーション側には、昇降台６に穿設
されたガイド孔６ａに挿入可能な複数の垂直なポールｐ
が立設されている。
形成された水平部１ａに、天井走行車Ｖの本体２に配設
された走行車輪３を載置するとともに、本体２には、ロ
ープ４を、巻き上げ、或いは、巻き戻すことができる複
数のドラム５が配設されている。ドラム５に巻回されて
いるロープ４には、図示されていない把持部材により、
物品Ｗを把持した昇降台６が取着されている。昇降台６
には、複数の垂直なガイド孔６ａが穿設されており、物
品Ｗが載置されるステーション側には、昇降台６に穿設
されたガイド孔６ａに挿入可能な複数の垂直なポールｐ
が立設されている。
【０００４】ロープ４を巻き上げ、物品Ｗを把持部材に
より把持している昇降台６を、本体２に接近させた状態
で、天井走行車Ｖを走行させ、把持している物品Ｗを載
置する所定のステーションの上方で、天井走行車Ｖを停
止させる。その後、ロープ４をドラム５から巻き戻し
て、昇降台６を降下させる。そして、昇降台６に穿設さ
れたガイド孔６ａに、ステーション側に立設されたポー
ルｐを挿入させて、物品Ｗのステーションに対する位置
を規制し、物品Ｗを所定の位置に配置する。その後、物
品Ｗを把持している把持部材の把持を解除するととも
に、ドラム５にロープ４を巻き上げて、昇降台６を上昇
させる。天井走行車Ｖは、その後、他の物品Ｗを把持す
るために、他のステーションに向けて走行を開始する。
より把持している昇降台６を、本体２に接近させた状態
で、天井走行車Ｖを走行させ、把持している物品Ｗを載
置する所定のステーションの上方で、天井走行車Ｖを停
止させる。その後、ロープ４をドラム５から巻き戻し
て、昇降台６を降下させる。そして、昇降台６に穿設さ
れたガイド孔６ａに、ステーション側に立設されたポー
ルｐを挿入させて、物品Ｗのステーションに対する位置
を規制し、物品Ｗを所定の位置に配置する。その後、物
品Ｗを把持している把持部材の把持を解除するととも
に、ドラム５にロープ４を巻き上げて、昇降台６を上昇
させる。天井走行車Ｖは、その後、他の物品Ｗを把持す
るために、他のステーションに向けて走行を開始する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の天井走
行車の昇降台位置決め装置は、ステーション側に固定的
に立設されたポールｐを、下降してくる昇降台６に穿設
されたガイド孔６ａに挿入するようにしたものであるた
め、ポールｐが、下降してくる昇降台６より下方に位置
する物品Ｗの底部等に衝突し、物品Ｗが損傷する虞があ
った。
行車の昇降台位置決め装置は、ステーション側に固定的
に立設されたポールｐを、下降してくる昇降台６に穿設
されたガイド孔６ａに挿入するようにしたものであるた
め、ポールｐが、下降してくる昇降台６より下方に位置
する物品Ｗの底部等に衝突し、物品Ｗが損傷する虞があ
った。
【０００６】また、ポールｐが、下降してくる昇降台６
のガイド孔６ａに挿入されずに、昇降台６に、直接、衝
突した場合に、昇降台６の下降を続けると、昇降台６が
傾斜し、物品Ｗが把持部材から外れて落下する虞もあっ
た。このようなポールｐの昇降台６への衝突を防止する
ために、ガイド孔６ａを大きくすると、昇降台６の位置
決め精度が悪くなるという問題がある。
のガイド孔６ａに挿入されずに、昇降台６に、直接、衝
突した場合に、昇降台６の下降を続けると、昇降台６が
傾斜し、物品Ｗが把持部材から外れて落下する虞もあっ
た。このようなポールｐの昇降台６への衝突を防止する
ために、ガイド孔６ａを大きくすると、昇降台６の位置
決め精度が悪くなるという問題がある。
【０００７】更に、上述したポールｐの物品Ｗへの衝突
を防止するために、昇降台６の平面積を大きくし、昇降
台６のガイド孔６ａを、把持部材に把持されている物品
Ｗから離れた位置に穿設すると、昇降台６が大きくな
り、ひいては、天井走行車Ｖが大型化するという問題が
ある。
を防止するために、昇降台６の平面積を大きくし、昇降
台６のガイド孔６ａを、把持部材に把持されている物品
Ｗから離れた位置に穿設すると、昇降台６が大きくな
り、ひいては、天井走行車Ｖが大型化するという問題が
ある。
【０００８】本発明は、上述した従来の天井走行車の昇
降台位置決め装置が有する課題を解決することにある。
降台位置決め装置が有する課題を解決することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した目的
を達成するために、第１には、天井走行車の本体に吊持
された昇降台に取着されたガイド部材に、昇降台側の位
置決め部材が取着された昇降部材を昇降自在に配設する
とともに、昇降台側の位置決め部材とステーション側の
位置決め部材とによる昇降台の位置決め後、更に、昇降
台を下降させるようにしたものであり、第２には、昇降
台の位置決めを、半球状の嵌合凹部と半球状の嵌合突出
部との嵌め合いにより行うようにしたものであり、第３
には、昇降部材を二股アームに形成し、該二股アーム
が、ステーションに配設された通信装置を跨ぐようにし
たものである。
を達成するために、第１には、天井走行車の本体に吊持
された昇降台に取着されたガイド部材に、昇降台側の位
置決め部材が取着された昇降部材を昇降自在に配設する
とともに、昇降台側の位置決め部材とステーション側の
位置決め部材とによる昇降台の位置決め後、更に、昇降
台を下降させるようにしたものであり、第２には、昇降
台の位置決めを、半球状の嵌合凹部と半球状の嵌合突出
部との嵌め合いにより行うようにしたものであり、第３
には、昇降部材を二股アームに形成し、該二股アーム
が、ステーションに配設された通信装置を跨ぐようにし
たものである。
【００１０】
【実施例】以下に、図１〜図４を用いて本発明の実施例
について説明するが、本発明の趣旨を越えない限り何
ら、本実施例に限定されるものではない。なお、上述し
た従来の天井走行車の昇降台位置決め装置と同じ部材に
ついては、同一の符号を使用した。
について説明するが、本発明の趣旨を越えない限り何
ら、本実施例に限定されるものではない。なお、上述し
た従来の天井走行車の昇降台位置決め装置と同じ部材に
ついては、同一の符号を使用した。
【００１１】ロープ４に吊持された昇降台６には、複数
の回転軸７ａの下端部に、それぞれ取着された係合片７
ｂからなる把持部材７が配設されている。本実施例にお
いては、物品Ｗは、一例として、ウエハー等を収納し
た、略直方体状のケースとして構成されており、該ケー
スとしての物品Ｗには、垂直ロッドｗ１を介して保持プ
レートｗ２が取着されている。そして、図１に示されて
いるように、係合片７ｂが、互いに内側に向くように回
転軸７ａを回転させることにより、係合片７ｂにより、
物品Ｗの保持プレートｗ２を保持するように構成されて
いる。
の回転軸７ａの下端部に、それぞれ取着された係合片７
ｂからなる把持部材７が配設されている。本実施例にお
いては、物品Ｗは、一例として、ウエハー等を収納し
た、略直方体状のケースとして構成されており、該ケー
スとしての物品Ｗには、垂直ロッドｗ１を介して保持プ
レートｗ２が取着されている。そして、図１に示されて
いるように、係合片７ｂが、互いに内側に向くように回
転軸７ａを回転させることにより、係合片７ｂにより、
物品Ｗの保持プレートｗ２を保持するように構成されて
いる。
【００１２】８は、昇降台６に取着されたフレーム９に
垂下されたガイド部材であり、ガイド部材８には、中央
壁８ａを挟んで、所定の長さにわたって亘って一対の縦
溝８ｂが形成されている。１０は、水平断面形状が略Ｃ
字状の摺動ブロック１０ａと、該摺動ブロック１０ａに
取着された二股アーム１０ｂとからなる昇降部材であ
る。二股アーム１０ｂを形成する２つの垂直脚１０ｃの
下端には、開口が下に向いた、半球状の嵌合凹部１０ｄ
が形成されている嵌合ブロック１０ｅが取着されてい
る。そして、図２に示されているように、昇降部材１０
の水平断面形状が略Ｃ字状の摺動ブロック１０ａを、ガ
イド部材８に形成されている一対の縦溝８ｂに挿着する
ことにより、昇降部材１０が、ガイド部材８に沿って、
昇降するように構成されている。
垂下されたガイド部材であり、ガイド部材８には、中央
壁８ａを挟んで、所定の長さにわたって亘って一対の縦
溝８ｂが形成されている。１０は、水平断面形状が略Ｃ
字状の摺動ブロック１０ａと、該摺動ブロック１０ａに
取着された二股アーム１０ｂとからなる昇降部材であ
る。二股アーム１０ｂを形成する２つの垂直脚１０ｃの
下端には、開口が下に向いた、半球状の嵌合凹部１０ｄ
が形成されている嵌合ブロック１０ｅが取着されてい
る。そして、図２に示されているように、昇降部材１０
の水平断面形状が略Ｃ字状の摺動ブロック１０ａを、ガ
イド部材８に形成されている一対の縦溝８ｂに挿着する
ことにより、昇降部材１０が、ガイド部材８に沿って、
昇降するように構成されている。
【００１３】Ｓは、床に立設された垂直フレームｓ１
と、該垂直フレームｓ１に取着された物品載置台ｓ２と
からなるステーションである。物品載置台ｓ２上には、
物品Ｗの底部が進入可能な間隔をおいて平行に角材状の
案内部材１１、１２が取着されている。一方の案内部材
１１には、上述した昇降部材１０の２つの垂直脚１０ｃ
に取着された嵌合ブロック１０ｅに形成された半球状の
嵌合凹部１０ｄと同じ間隔をおいて取着された、一対の
半球状の嵌合突出部１３が取着されている。また、嵌合
突出部１３間には、載置される物品Ｗの識別や載置状況
等の物品Ｗに関する情報等を、図示されていない制御部
と交換するための通信装置１４が配設されている。な
お、角材状の案内部材１１、１２の相対する側の上部角
部を傾斜状に削除して、傾斜案内面１１ａ、１２ａを形
成することにより、下降する物品Ｗの底部を、上記傾斜
案内面１１ａ、１２ａにより誘導するように構成するこ
ともできる。
と、該垂直フレームｓ１に取着された物品載置台ｓ２と
からなるステーションである。物品載置台ｓ２上には、
物品Ｗの底部が進入可能な間隔をおいて平行に角材状の
案内部材１１、１２が取着されている。一方の案内部材
１１には、上述した昇降部材１０の２つの垂直脚１０ｃ
に取着された嵌合ブロック１０ｅに形成された半球状の
嵌合凹部１０ｄと同じ間隔をおいて取着された、一対の
半球状の嵌合突出部１３が取着されている。また、嵌合
突出部１３間には、載置される物品Ｗの識別や載置状況
等の物品Ｗに関する情報等を、図示されていない制御部
と交換するための通信装置１４が配設されている。な
お、角材状の案内部材１１、１２の相対する側の上部角
部を傾斜状に削除して、傾斜案内面１１ａ、１２ａを形
成することにより、下降する物品Ｗの底部を、上記傾斜
案内面１１ａ、１２ａにより誘導するように構成するこ
ともできる。
【００１４】次に、本発明の昇降台６のステーションＳ
に対する位置決め工程について説明する。
に対する位置決め工程について説明する。
【００１５】図１の下降途中にある昇降台６を更に下降
させると、図３に示されているように、昇降台６にフレ
ーム９を介して取着されたガイド部材８に対して、昇降
自在な昇降部材１０の嵌合ブロック１０ｅに形成された
半球状の嵌合凹部１０ｄに、ステーションＳに配設され
た案内部材１１に取着された一対の半球状の嵌合突出部
１３が嵌合し、位置決め作業が行われるとともに、物品
Ｗが、ステーションＳの物品載置台ｓ２上に載置され
る。
させると、図３に示されているように、昇降台６にフレ
ーム９を介して取着されたガイド部材８に対して、昇降
自在な昇降部材１０の嵌合ブロック１０ｅに形成された
半球状の嵌合凹部１０ｄに、ステーションＳに配設され
た案内部材１１に取着された一対の半球状の嵌合突出部
１３が嵌合し、位置決め作業が行われるとともに、物品
Ｗが、ステーションＳの物品載置台ｓ２上に載置され
る。
【００１６】物品Ｗの保持プレートｗ２の下面と把持部
材７の係合片７ｂの上面とが接触したままであったり、
或いは、未だ完全に、物品Ｗが、ステーションＳの物品
載置台ｓ２上に載置されておらず、把持部材７の係合片
７ｂに吊持されている状態では、回転軸７ａを回動させ
て、係合片７ｂを保持プレートｗ２の下面から外す、物
品Ｗの把持部材７からの解除作業がうまく行われないと
いうトラブルが発生することがある。そこで、昇降部材
１０の嵌合ブロック１０ｅの嵌合凹部１０ｄに、ステー
ションＳに配設された案内部材１１に取着された嵌合突
出部１３が嵌合した後、更に、図４に示されているよう
に、昇降台６を下降させて、物品Ｗの保持プレートｗ２
の下面と把持部材７の係合片７ｂの上面との間に所定の
間隙を形成する。このように、更に、昇降台６を下降さ
せても、ガイド部材８に対して、昇降部材１０が昇降自
在に構成されており、ガイド部材８のみが下降できるの
で、ガイド部材８や昇降部材１０が損傷を受けるような
ことがない。物品Ｗの保持プレートｗ２の下面と把持部
材７の係合片７ｂの上面との間に間隙が形成された後、
回転軸７ａを回動させて、係合片７ｂを保持プレートｗ
２の下面から外し、物品Ｗの把持部材７からの解除作業
が終了する。その後、ロープ４を、ドラム５に巻き上げ
ることにより、昇降台６を上昇させる。
材７の係合片７ｂの上面とが接触したままであったり、
或いは、未だ完全に、物品Ｗが、ステーションＳの物品
載置台ｓ２上に載置されておらず、把持部材７の係合片
７ｂに吊持されている状態では、回転軸７ａを回動させ
て、係合片７ｂを保持プレートｗ２の下面から外す、物
品Ｗの把持部材７からの解除作業がうまく行われないと
いうトラブルが発生することがある。そこで、昇降部材
１０の嵌合ブロック１０ｅの嵌合凹部１０ｄに、ステー
ションＳに配設された案内部材１１に取着された嵌合突
出部１３が嵌合した後、更に、図４に示されているよう
に、昇降台６を下降させて、物品Ｗの保持プレートｗ２
の下面と把持部材７の係合片７ｂの上面との間に所定の
間隙を形成する。このように、更に、昇降台６を下降さ
せても、ガイド部材８に対して、昇降部材１０が昇降自
在に構成されており、ガイド部材８のみが下降できるの
で、ガイド部材８や昇降部材１０が損傷を受けるような
ことがない。物品Ｗの保持プレートｗ２の下面と把持部
材７の係合片７ｂの上面との間に間隙が形成された後、
回転軸７ａを回動させて、係合片７ｂを保持プレートｗ
２の下面から外し、物品Ｗの把持部材７からの解除作業
が終了する。その後、ロープ４を、ドラム５に巻き上げ
ることにより、昇降台６を上昇させる。
【００１７】上述したように、ガイド部材８に対して、
昇降部材１０が昇降自在に構成されているので、位置決
めに失敗しても、上述した従来の天井走行車の昇降台位
置決め装置のように、昇降部材１０が傾斜するようなこ
とがない。
昇降部材１０が昇降自在に構成されているので、位置決
めに失敗しても、上述した従来の天井走行車の昇降台位
置決め装置のように、昇降部材１０が傾斜するようなこ
とがない。
【００１８】また、ガイド部材８に対して、昇降部材１
０が昇降自在に構成されているとともに、昇降部材１０
側の位置決め部材としての半球状の嵌合凹部１０ｄに対
応する、ステーションＳ側の位置決め部材が、半球状の
嵌合突出部１３に形成されているので、位置決めに失敗
して、物品Ｗの底部等が嵌合突出部１３に衝突しても、
物品Ｗが損傷するようなことがない。勿論、昇降部材１
０側の位置決め部材を、半球状の嵌合突出部とし、ま
た、ステーションＳ側の位置決め部材を、半球状の嵌合
凹部としてもよい。
０が昇降自在に構成されているとともに、昇降部材１０
側の位置決め部材としての半球状の嵌合凹部１０ｄに対
応する、ステーションＳ側の位置決め部材が、半球状の
嵌合突出部１３に形成されているので、位置決めに失敗
して、物品Ｗの底部等が嵌合突出部１３に衝突しても、
物品Ｗが損傷するようなことがない。勿論、昇降部材１
０側の位置決め部材を、半球状の嵌合突出部とし、ま
た、ステーションＳ側の位置決め部材を、半球状の嵌合
凹部としてもよい。
【００１９】更に、昇降部材１０を、二股アーム１０ｂ
に形成し、該二股アーム１０ｂに、半球状の嵌合凹部１
０ｄが形成された嵌合ブロック１０ｅを取着し、上記二
股アーム１０ｂが、ステーションＳに配設された通信装
置１４を跨ぐようにしたので、位置決め作業の際に、通
信装置１４の通信機能が損なわれたり、昇降部材１０に
当接して、通信装置１４が損傷するようなことがない。
に形成し、該二股アーム１０ｂに、半球状の嵌合凹部１
０ｄが形成された嵌合ブロック１０ｅを取着し、上記二
股アーム１０ｂが、ステーションＳに配設された通信装
置１４を跨ぐようにしたので、位置決め作業の際に、通
信装置１４の通信機能が損なわれたり、昇降部材１０に
当接して、通信装置１４が損傷するようなことがない。
【００２０】更にまた、本発明の位置決めは、半球状の
嵌合凹部１０ｄと半球状の嵌合突出部１３との嵌め合い
により行うように構成したので、嵌合凹部１０ｄと嵌合
突出部１３との位置関係に多少のずれがあっても、両者
の球状曲面に沿った相対的な移動により、容易に位置決
め位置が修正できるので、簡単で、精度の高い位置決め
を行うことができる。
嵌合凹部１０ｄと半球状の嵌合突出部１３との嵌め合い
により行うように構成したので、嵌合凹部１０ｄと嵌合
突出部１３との位置関係に多少のずれがあっても、両者
の球状曲面に沿った相対的な移動により、容易に位置決
め位置が修正できるので、簡単で、精度の高い位置決め
を行うことができる。
【００２１】
【発明の効果】本発明は、以上説明した構成を有してい
るので、以下に記載する効果を奏するものである。
るので、以下に記載する効果を奏するものである。
【００２２】天井走行車の本体に吊持された昇降台に取
着されたガイド部材に、昇降台側の位置決め部材が取着
された昇降部材を昇降自在に配設するとともに、昇降台
側の位置決め部材とステーション側の位置決め部材とに
よる昇降台の位置決め後、更に、昇降台を下降させるよ
うにしたので、物品の把持部材からの解除作業を確実に
行うことができる。
着されたガイド部材に、昇降台側の位置決め部材が取着
された昇降部材を昇降自在に配設するとともに、昇降台
側の位置決め部材とステーション側の位置決め部材とに
よる昇降台の位置決め後、更に、昇降台を下降させるよ
うにしたので、物品の把持部材からの解除作業を確実に
行うことができる。
【００２３】昇降台の位置決めを、半球状の嵌合凹部と
半球状の嵌合突出部との嵌め合いにより行うようにした
ので、位置決めのずれを容易に修正でき、従って、簡単
で、精度の高い位置決めを行うことができる。
半球状の嵌合突出部との嵌め合いにより行うようにした
ので、位置決めのずれを容易に修正でき、従って、簡単
で、精度の高い位置決めを行うことができる。
【００２４】昇降部材を二股アームに形成し、該二股ア
ームが、ステーションに配設された通信装置を跨ぐよう
にしたので、位置決め作業の際に、通信装置の通信機能
が損なわれたり、また、昇降部材に当接して通信装置が
損傷するようなことが防止できる。
ームが、ステーションに配設された通信装置を跨ぐよう
にしたので、位置決め作業の際に、通信装置の通信機能
が損なわれたり、また、昇降部材に当接して通信装置が
損傷するようなことが防止できる。
【図１】図１は本発明の天井走行車の昇降台位置決め装
置の要部正面図である。
置の要部正面図である。
【図２】図２は本発明の天井走行車の昇降台位置決め装
置の一部断面を含む要部斜視図である。
置の一部断面を含む要部斜視図である。
【図３】図３は図１と同様の本発明の天井走行車の昇降
台位置決め装置の要部正面図である。
台位置決め装置の要部正面図である。
【図４】図４は同じく図１と同様の本発明の天井走行車
の昇降台位置決め装置の要部正面図である。
の昇降台位置決め装置の要部正面図である。
【図５】図５は従来の天井走行車の昇降台位置決め装置
の概略斜視図である。
の概略斜視図である。
Ｖ・・・・・・・・・天井走行車 ２・・・・・・・・・本体 ６・・・・・・・・・昇降台 ７・・・・・・・・・把持装置 ８・・・・・・・・・ガイド部材 １０・・・・・・・・昇降部材 １０ｄ・・・・・・・嵌合凹部 １３・・・・・・・・嵌合突出部
Claims (3)
- 【請求項１】天井走行車の本体に吊持された昇降台に取
着されたガイド部材に、昇降台側の位置決め部材が取着
された昇降部材を昇降自在に配設するとともに、昇降台
側の位置決め部材とステーション側の位置決め部材とに
よる昇降台の位置決め後、更に、昇降台を下降させるこ
とを特徴とする天井走行車の昇降台位置決め装置。 - 【請求項２】昇降台の位置決めを、半球状の嵌合凹部と
半球状の嵌合突出部との嵌め合いにより行うことを特徴
とする請求項１に記載の天井走行車の昇降台位置決め装
置。 - 【請求項３】昇降部材を二股アームに形成し、該二股ア
ームが、ステーションに配設された通信装置を跨ぐよう
にしたことを特徴とする請求項１又は請求項２に記載の
天井走行車の昇降台位置決め装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09272164A JP3120759B2 (ja) | 1997-09-18 | 1997-09-18 | 天井走行車の昇降台位置決め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09272164A JP3120759B2 (ja) | 1997-09-18 | 1997-09-18 | 天井走行車の昇降台位置決め装置 |
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|---|---|---|---|---|
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-
1997
- 1997-09-18 JP JP09272164A patent/JP3120759B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2373496A (en) * | 2001-02-22 | 2002-09-25 | Daifuku Kk | Article storage system |
| GB2373496B (en) * | 2001-02-22 | 2004-04-14 | Daifuku Kk | Article storage system |
| JP2009046212A (ja) * | 2007-08-15 | 2009-03-05 | Asyst Technologies Japan Inc | 搬送システム |
| CN109279243A (zh) * | 2017-07-20 | 2019-01-29 | 米哈伊尔·沃洛斯科夫 | 用于三维仓库系统的穿梭器 |
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