JPH1192002A - シート移送装置 - Google Patents

シート移送装置

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JPH1192002A
JPH1192002A JP25498197A JP25498197A JPH1192002A JP H1192002 A JPH1192002 A JP H1192002A JP 25498197 A JP25498197 A JP 25498197A JP 25498197 A JP25498197 A JP 25498197A JP H1192002 A JPH1192002 A JP H1192002A
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JP
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sheet
holding area
rotating body
sheet holding
receiving portion
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JP25498197A
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English (en)
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Takeo Sugimoto
建男 杉本
Yoshio Kitano
美雄 北野
Hiroshi Horio
博志 堀尾
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OM Ltd
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OM Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シートの処理を高速化し得るシート供給装置
を提供する。 【解決手段】 回転軸を中心に回転し且つ外周のシート
保持エリア(28)(28)にシート保持手段(49)(49)が設けら
れた回転体と、前記回転体の回転に伴って前記シート保
持エリア(28)(28)が移動する移動軌跡に沿った方向に間
隔をおいて位置するシート受容部(17)及びシート排出部
(51)とを具備し、前記シート保持手段(47)(47)は、前記
シート保持エリア(28)(28)が前記シート受容部(17)に位
置するときに該シート受容部(17)から供給されるシート
(10)を保持する一方、前記シート保持エリア(28)(28)が
前記シート排出部(51)に到達したときに該シート排出部
(51)に対して前記シート(10)を排出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシート移送装置、特
に、高速処理を可能にしたシート移送装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来のシート移送装置を示す概
略図である。コンベア(61)の下流端近傍の上方には、該
コンベア(61)の走行方向と直角な鉛直面内で回動する吸
引パイプ(62)が設けられている。このものでは、切断シ
ート(10)がコンベア(61)の下流端近傍まで移送される
と、これが吸引パイプ(62)の下端の吸着口(63)で吸着さ
れ、その後、吸引パイプ(62)が上端近傍の回動支点(P)
を支点に回動すると共にその下端の吸着口(63)が同図の
想像線で示すようにトレー(65)等のシート排出部の上方
に到達したときに、上記吸引パイプ(62)の吸引力がを解
除される。すると、上記切断シート(10)がトレー(65)内
に落下する。この動作を繰り返すとトレー(65)内に所定
枚数の切断シート(10)(10)が集積される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものでは、吸引パイプ(62)を往復回動させながら切
断シート(10)(10)をコンベア(61)からトレー(65)に移送
するから、コンベア(61)とトレー(65)に対応する夫々の
位置で吸引パイプ(62)を停止させる分だけ処理速度が遅
くなるという問題があった。
【0004】本発明は係る点に鑑みてなされたもので、
請求項1及び請求項2の発明は、上記従来のものに比べ
て切断シート(10)(10)の処理を高速化し得るシート供給
装置を提供することを課題とする。請求項3の発明は、
請求項1又は請求項2のシート供給装置を用いて切断シ
ート(10)(10)を所定場所に集積する場合に、これら切断
シート(10)(10)が整然と集積されるようにすることをそ
の課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決する
為に請求項1の発明が採用した技術的手段は、『回転軸
を中心に回転し且つ外周のシート保持エリアにシート保
持手段が設けられた回転体と、前記回転体の回転に伴っ
て前記シート保持エリアが移動する移動軌跡に沿った方
向に間隔をおいて位置するシート受容部及びシート排出
部とを具備し、前記シート保持手段は、前記シート保持
エリアが前記シート受容部に位置するときに該シート受
容部から供給されるシートを保持する一方、前記シート
保持エリアが前記シート排出部に到達したときに該シー
ト排出部に対して前記シートを排出する』ことである。
【0006】上記発明では、回転体はその回転軸を中心
に回転し、この回転時には回転体の外周のシート保持エ
リアがその移動軌跡中に設けられたシート受容部とシー
ト排出部を通過する。回転体の上流側からシート受容部
に所定寸法のシートが供給されると、該シートは前記シ
ート受容部を通過するシート保持エリアのシート保持手
段で保持される。この状態で回転体が回転して上記シー
ト保持エリアがシート排出部に到達すると、上記シート
保持手段に保持されたシートがシート排出部に排出され
る。
【0007】前述した課題を解決する為に請求項2の発
明が採用した技術的手段は、『回転軸を中心に回転し且
つ外周のシート保持エリアに一端が開放する吸着孔を具
備する回転体と、前記回転体の回転に伴って前記シート
保持エリアが移動する移動軌跡に沿った方向に間隔をお
いて位置するシート受容部及びシート排出部と、前記シ
ート受容部から前記シート排出部に回転移動する途中の
前記シート保持エリアに繋がっている前記吸着孔の内部
を雰囲気圧より減圧する減圧手段と、前記シート排出部
に到達した前記シート保持エリアに繋がっている前記吸
着孔の内部を雰囲気圧より加圧する加圧手段とを備え
た』ことである。
【0008】上記発明では、請求項1の発明と同様に回
転体の回転時には該回転体の外周のシート保持エリアが
その移動軌跡中に設けられたシート受容部とシート排出
部を通過する。回転体の上流側からシート受容部に所定
寸法のシートが供給されると、該シートは前記シート受
容部を通過するシート保持エリアに吸着保持される。即
ち、シート保持エリアに一端が開放する吸着孔が減圧手
段によって雰囲気圧より減圧されることから、上記シー
ト保持エリアにシートが吸着保持されるのである。この
状態で回転体が回転して上記シート保持エリアがシート
排出部に到達すると、上記吸着孔内が加圧手段で加圧さ
れ、シート保持エリアに吸着されたシートが上記吸着孔
から噴出する空気によってシート排出部に排出される。
【0009】請求項1又は請求項2の発明において、
『前記シート保持エリアの前記回転移動方向の隣接部に
は、移送対象たるシートの厚みより大きな突出高さを有
する突起が設けられている』もの(請求項3の発明)で
は、シート排出部にシート排出の障害となる物があって
も、該障害物に上記突起が当接して該障害物を排除する
ことができる。従って、例えば、シート排出部にシート
を集積する場合、既に集積されているシートがシート集
積の障害になっても、これを上記突起で押し付けなが
ら、新たなシートを集積することができる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1及び請求
項2の発明によれば、回転体の回転によってシートをシ
ート受容部からシート排出部に移送するから、これらシ
ート受容部とシート排出部に対応する夫々の位置で吸引
パイプ(62)が停止する既述従来のものに比べて処理を高
速化することができる。
【0011】請求項3の発明によれば、上記効果に加
え、例えばシート排出部にシートを集積する場合、既に
集積されているシートを突起で押し付けながら新たなシ
ートを集積することができるから、これらシートを整然
と集積することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、上記発明の実施の形態を説
明する。図1は、本実施の形態に係るシート移送装置が
組み込まれたシート切断・集積装置の要部の側面図であ
る。このシート切断・集積装置では、元ロール(18)から
連続シート(19)を引き出すフィードローラ(11)と、該フ
ィードローラ(11)から供給される連続シート(19)から一
定長の切断シート(10)を切り出すロータリーカッタ(12)
と、切断された前記切断シート(10)を移送する第1移送
コンベア(15)と、該第1移送コンベア(15)で移送された
切断シート(10)(10)の相互間隔を広げる第2移送コンベ
ア(17)とを具備し、該第2移送コンベア(17)の下流側に
は、本願発明の対象たるシート移送装置(3) が配設され
ている。
【0013】次に、上記各部の詳細について説明する。 [フィードローラ(11),ロータリーカッタ(12)等につい
て]上下に当接するフィードローラ(11)(11)の間には連
続シート(19)が供給されるようになっており、該フィー
ドローラ(11)(11)の下流側隣接部には、後述のロータリ
ーカッタ(12)の切断部に連続シート(19)を案内するガイ
ドテーブル(13)が配設されている。
【0014】上記ガイドテーブル(13)の下流側隣接部に
配設されたロータリーカッタ(12)は、上下に配設された
回転ドラム(121) (122) と、これらの外周に突設された
切断刃(123) (124) を具備しており、これら回転ドラム
(121) (122) は同期回転するようになっている。上記ロ
ータリーカッタ(12)の下流側には、該ロータリーカッタ
(12)で切り出された切断シート(10)(10)を第1移送コン
ベア(15)上に案内するガイドテーブル(13)が設けられて
いる。 [第2移送コンベア(17)について]第2移送コンベア(1
7)は、上下に重なるように配設された上側丸ベルト(17
1)と下側丸ベルト(172) を具備すると共に、図2に示す
ように、これら各丸ベルト(171) (712) は、水平方向に
間隔を置いて二組配設されている。具体的には、一対の
上側丸ベルト(171) (171) は第1移送コンベア(15)の幅
方向に間隔を置いて配設されていると共に、これと同様
に下側丸ベルト(172) (172) も第1移送コンベア(15)の
幅方向に間隔を置いて配設されている。尚、上記第2移
送コンベア(17)は、後述するシート移送装置(3) 用のモ
ータ(24)に図示しない伝動機構を介して連結されてい
る。又、この実施の形態では第2移送コンベア(17)の下
流端部が回転体(31)のシート受容部となっている。 [シート移送装置(3) について]下側丸ベルト(172) (1
72) 間の下流端近傍には、図1〜図3に示すように、シ
ート移送装置(3) を構成する短い円筒状の回転体(31)の
上端外周部が侵入した状態になっている。
【0015】上記回転体(31)の外周には既述突起として
の三角状の鋸刃状突起(32)(32)(32)が所定ピッチで配列
した状態になっており、これら鋸刃状突起(32)(32)(32)
の間がシート保持エリア(28)(28)となっている。又、上
記鋸刃状突起(32)の突出高さは、処理対象となる切断シ
ート(10)の厚みよりも大きく設定されている。図3に示
すように、回転体(31)の中心部には回転軸(33)が貫通す
るスリーブ(30)が設けられていると共に、これら回転体
(31)とスリーブ(30)は、回り止めネジ(34)で相対回動不
能状態に結合されている。そして、上記回転軸(33)の一
端は、装置の底板(41)から起立する支持板(42)に具備さ
せた軸受部(43)にベアリング(44)(44)を介して回転自在
に支持されている。
【0016】上記回転体(31)の片面には、回転軸(33)に
ベアリング(45)を介して外嵌された固定円板(36)を収容
する為の円柱状凹部(35)が形成されており、上記固定円
板(36)の外周面と円柱状凹部(35)の内周面は気密状態で
接触していると共に、回転体(31)は固定円板(36)に対し
て回転自在になっている。図4に示すように、固定円板
(36)の外周にはその頂部から約90度の範囲で吸気溝(3
7)が形成されていると共に、図3に示すように、該吸気
溝(37)に接続された吸引パイプ(39)は固定円板(36)の背
面から外部に突出しており、該吸引パイプ(39)には図示
しない空気吸引装置が接続されている。従って、この実
施の形態では、上記吸気溝(37)と吸引パイプ(39)と空気
吸引装置の集合が請求項2の発明の減圧手段に対応す
る。
【0017】又、図4に示すように、上記吸気溝(37)に
対して回転体(31)の回転方向(同図に於いて時計方向)
に隣接する部分には、排気溝(38)が形成されている。そ
して、該排気溝(38)は、後述するシート集積コンベア(5
1)の上面に対応する部分に設けられている。尚、上記排
気溝(38)には、上記吸気溝(37)と同様に、図示しない圧
力空気供給装置に繋がる排気パイプ(46)が接続されてい
る。従って、この実施の形態では、上記排気溝(38)と排
気パイプ(46)と圧力空気供給装置の集合が請求項2の発
明の加圧手段に対応する。
【0018】上記固定円板(36)に外嵌する回転体(31)に
は、その外周のシート保持エリア(28)から円柱状凹部(3
5)内に繋がる吸着孔(47)(47)が貫通しており、該吸着孔
(47)(47)の大気開放側端部は図3のように回転体(31)の
厚み方向に3つに分岐している。従って、吸気溝(37)に
対応する吸着孔(47)(47)内は雰囲気圧としての大気圧よ
り減圧されて後述の切断シート(10)を回転体(31)の外周
に吸着保持する機能を発揮する一方、排気溝(38)に対応
する吸着孔(47)(47)内は雰囲気圧力としての大気圧より
加圧状態になって切断シート(10)を回転体(31)の外周か
ら離反させる機能を発揮する。尚、この実施の形態で
は、上記吸着孔(47),吸気溝(37),吸引パイプ(39),空
気吸引装置,排気溝(38),排気パイプ(46),圧力空気供
給装置の集合が請求項1の発明のシート保持手段に対応
している。
【0019】上記回転軸(33)の端部には従動側スプロケ
ット(21)が外嵌固定されていると共に、その近傍はベア
リング(48)を具備する軸受部(49)を介して支持板(40)で
支持されている。上記モータ(24)の出力軸(25)に外嵌固
定された駆動側スプロケット(22)と従動側スプロケット
(21)の間にはチェーン(26)が架設されていると共に、モ
ータ(24)は上記支持板(40)に固定されている。
【0020】図4,図5に示すように、回転体(31)の下
部は、間隔を置いて同軸状に配設された従動側スプロケ
ット(56)(56)の間に侵入した状態になっており、これら
従動側スプロケット(56)(56)と駆動側スプロケット(57)
(57)の間には搬送チェーン(55)(55)が各別に架設されて
いる。そして、駆動側スプロケット(57)(57)は、装置の
底板(41)から起立する支持板(54)に取付けられたパルス
モータ(58)の出力軸(59)に外嵌固定されている。 [シート切断・集積装置の動作]次に、上記シート切断
・集積装置の動作を説明する。
【0021】図1に示すように、元ロール(18)からの連
続シート(19)はフィードローラ(11)で引き出されてロー
タリーカッタ(12)に供給され、該ロータリーカッタ(12)
で一定長さの切断シート(10)(10)が切り出される。この
切断シート(10)(10)は第1移送コンベア(15)で第2移送
コンベア(17)部分まで移送されると共に、該切断シート
(10)は、その両側辺近傍が上側丸ベルト(171) (171) と
下側丸ベルト(172) (172) で挟圧された状態でシート移
送装置(3) 側に移送される。このとき、第2移送コンベ
ア(17)の走行速度は第1移送コンベア(15)の走行速度よ
り大きく設定されており、これにより、第1移送コンベ
ア(15)上では密に整列している切断シート(10)(10)が第
2移送コンベア(17)では間隔が広げられた状態となる。
そして、シート受容部たる第2移送コンベア(17)の下流
端から切断シート(10)がシート移送装置(3) 側に供給さ
れる。第2移送コンベア(17)を構成する各丸ベルト(17
1)(171) (712) (172) と回転体(31)は同一の駆動源たる
モータ(24)で駆動されるようになっており、これによ
り、第2移送コンベア(17)に於ける切断シート(10)(10)
の中心間距離だけ該第2移送コンベア(17)が走行する間
に回転体(31)が鋸刃状突起(32)(32)の配設ピッチだけ回
転するように成っている。又、回転体(31)の外周速度は
第2移送コンベア(17)を構成する上側丸ベルト(171) (7
12) の走行速度より若干遅く設定されており、これによ
り、図6に示すように、回転体(31)の外周に形成された
各シート保持エリア(28)に切断シート(10)が供給される
と共に、該切断シート(10)の先端が各鋸刃状突起(32)の
垂直起立面(320) に当接せしめられて確実に位置決めさ
れる。即ち、回転体(31)の外周速度より若干高速の第2
移送ベルト(17)によって切断シート(10)の先端が鋸刃状
突起(32)の垂直起立面(320) に突き当てられる。
【0022】切断シート(10)が第2移送コンベア(17)か
ら回転体(31)のシート保持エリア(28)に供給されると、
図示しない空気吸引装置に接続された吸引パイプ(39)の
空気吸引力が、吸気溝(37)から上記シート保持エリア(2
8)に伝達される。これにより、上記吸着孔(47)(47)内が
大気圧より減圧状態になって切断シート(10)がシート保
持エリア(28)に吸着される。
【0023】更に回転体(31)が回転すると、図4に現れ
る吸引パイプ(39)→吸気溝(37)→吸着孔(47)(47)の経路
で伝達される空気吸引力によって切断シート(10)(10)が
シート保持エリア(28)(28)に吸着保持された状態でシー
ト集積コンベア(51)側に移動する。そして、切断シート
(10)がシート排出部たるシート集積コンベア(51)の特定
の区画羽根(53)(53)の対向部まで移動すると、該切断シ
ート(10)を保持しているシート保持エリア(28)の吸着孔
(47)(47)が、図4に示すように排気溝(38)に一致する。
すると、排気パイプ(46)から供給される加圧空気によっ
て切断シート(10)がシート保持エリア(28)から離反せし
められ、これに対向している区画羽根(53)(53)側に切断
シート(10)が排出される。すると、パルスモータ(58)が
1ピッチ回転し、区画羽根(53)(53)が切断シート(10)の
厚み分だけ移動する。この動作が所定回数繰り返される
と、シート集積コンベア(51)の回転方向に隣接する区画
羽根(53)(53)の間に所定枚数の切断シート(10)(10)が集
積され、これが、シート集積コンベア(51)で下流側に運
ばれて適宜取り出される。このものによれば、連続回転
する回転体(31)によって切断シート(10)をシート受容部
たる第2コンベア(17)からシート排出部たるシート集積
コンベア(51)へ移送するから、シート受容部とシート排
出部に対応する状態で吸引パイプ(62)を停止させる既述
従来のものに比べて切断シート(10)の処理を高速にする
ことができる。
【0024】そして、シート保持エリア(28)上の切断シ
ート(10)がシート集積コンベア(51)側の区画羽根(53)(5
3)上に集積される場合には、該区画羽根(53)(53)上に既
に集積されている最も上層の切断シート(10)の端部(10
0) が図7の如く多少カールしていたり表面が波打った
りしていてシート集積の障害となっている場合であって
も、前記カールしている端部(100) 等を鋸刃状突起(32)
が押し付けて平面状に整形しながら、新たな切断シート
(10)を集積する。従って、切断シート(10)(10)が整然と
集積される利点がある。
【0025】尚、上記実施の形態では、吸着孔(47)で切
断シート(10)を吸着保持するようにしたが、鋸刃状突起
(32)の垂直起立面(320) の近傍に設けたクリップで切断
シート(10)の先端を挟持するようにしてもよく、又、上
記鋸刃状突起(32)自体を上記クリップにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願の発明の実施の形態に係るシート移送装置
(3) を組み込んだシート切断・集積装置の概略側面図
【図2】図1に現れる第2移送コンベア(17)近傍の平面
【図3】図1に現れるガイドテーブル(13)部分の縦断面
【図4】図3に於けるガイドテーブル(13)を、その回転
軸と直角な面で切断した切断部近傍の説明図
【図5】シート集積コンベア(51)の縦断面図
【図6】本願の発明の実施の形態に係るシート移送装置
(3) の作用説明図
【図7】本願の発明の実施の形態に係るシート移送装置
(3) の作用説明図
【図8】従来例の説明図
【符号の説明】
(3) ・・・シート移送装置 (10)・・・切断シート (15)・・・第1移送コンベア (17)・・・第2移送コンベア (32)・・・鋸刃状突起 (47)・・・吸着孔 (51)・・・シート集積コンベア

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸を中心に回転し且つ外周のシート
    保持エリアにシート保持手段が設けられた回転体と、 前記回転体の回転に伴って前記シート保持エリアが移動
    する移動軌跡に沿った方向に間隔をおいて位置するシー
    ト受容部及びシート排出部とを具備し、 前記シート保持手段は、前記シート保持エリアが前記シ
    ート受容部に位置するときに該シート受容部から供給さ
    れるシートを保持する一方、前記シート保持エリアが前
    記シート排出部に到達したときに該シート排出部に対し
    て前記シートを排出するシート移送装置。
  2. 【請求項2】 回転軸を中心に回転し且つ外周のシート
    保持エリアに一端が開放する吸着孔を具備する回転体
    と、 前記回転体の回転に伴って前記シート保持エリアが移動
    する移動軌跡に沿った方向に間隔をおいて位置するシー
    ト受容部及びシート排出部と、 前記シート受容部から前記シート排出部に回転移動する
    途中の前記シート保持エリアに繋がっている前記吸着孔
    の内部を雰囲気圧より減圧する減圧手段と、 前記シート排出部に到達した前記シート保持エリアに繋
    がっている前記吸着孔の内部を雰囲気圧より加圧する加
    圧手段とを備えたシート移送装置。
  3. 【請求項3】 前記シート保持エリアの前記回転移動方
    向の隣接部には、移送対象たるシートの厚みより大きな
    突出高さを有する突起が設けられている請求項1又は請
    求項2のシート移送装置。
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