JPH1191569A - 交通情報提供装置、交通情報提供方法、記録媒体および情報提供センタ - Google Patents

交通情報提供装置、交通情報提供方法、記録媒体および情報提供センタ

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JPH1191569A
JPH1191569A JP25348397A JP25348397A JPH1191569A JP H1191569 A JPH1191569 A JP H1191569A JP 25348397 A JP25348397 A JP 25348397A JP 25348397 A JP25348397 A JP 25348397A JP H1191569 A JPH1191569 A JP H1191569A
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JP
Japan
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information
time
point
timetable
database
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JP25348397A
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English (en)
Inventor
Masahiro Iwaki
雅汎 岩木
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者にほぼ正確に列車の乗換案内を行う。 【解決手段】この列車乗換案内装置は、鉄道の路線上に
存在するいくつかの駅の時刻表情報および運行所要時間
情報を保存したデータベースを有し、検索用画面にて乗
車駅、下車駅および乗車時刻が入力されると、パソコン
本体1は乗車駅、下車駅に対応する時刻表データがデー
タベースにあるか否かを判定し、時刻表データが有る場
合、入力された乗車時刻とデータベースの乗車駅、下車
駅の時刻表データに基づき乗車駅の発車時刻および下車
駅の到着時刻を確定表示する。また時刻表データが無い
場合は、その乗車駅を含む路線上の前の駅の時刻表デー
タとそこから乗車駅、下車駅までの所要時間とに基づ
き、乗車駅の発車時刻と下車駅の到着時刻を算出し、そ
の時刻を推定表示(△付きで表示)する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば鉄道、バ
ス、モノレール、船、飛行機などといった交通機関を利
用する利用者に乗り降りのための情報を提供する交通情
報提供装置、交通情報提供方法、記録媒体および情報提
供センタに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータの低価格
化、高機能化によって、交通情報提供装置、例えば出発
駅と目的駅を入力することで、出発駅から目的駅までの
経路と所要時間、料金などを表示する列車乗車案内装置
などが利用されるようになった。 従来の列車乗車案内
装置の場合、出発駅から目的駅までの所要時間を表示す
るにあたっては、実際の列車の運行データを用いるので
は無く、駅間の所要時間を加算する計算を行って出発駅
から目的駅までの時間を求めている。したがって、利用
者が出発駅で列車に乗車してから目的駅に着くまでの時
間は比較的正確に調べることができる。
【0003】しかしながら、この場合、実際に列車が運
行されている時刻表などのデータを用いていないことか
ら、利用者が出発駅で実際に列車に乗れるかどうかはま
ったく保証されていない。
【0004】また、出発駅から目的駅までの間に路線の
変更、つまり列車の乗継ぎ(乗換え)が必要な場合は、
列車乗車案内装置側に乗換えのための時間というものが
設定させているものの、この時間は乗換え要する移動時
間であり、実際に乗り継ぐ列車の発車時刻のデータでは
ないことが多く、乗り継ぐ列車の発車時刻が思いも寄ら
ず遅いこともあり、乗り換え以降に示されるデータがほ
とんどあてにならない。 そこで、この欠点を改良する
ために、すべての路線のすべての駅における列車の運行
データ(時刻表)と乗換えに要する時間とを列車乗車案
内装置に記憶しておき、列車の発車時刻、乗り継ぎ時
刻、到着時刻を検索のみで表示するようにもできるが、
この場合、列車乗車案内装置側に膨大な情報量のデータ
ベースを持つ必要であり現実的ではない。またデータベ
ースの情報量が多いと、交通機関のダイヤ改正などがあ
った場合に膨大な情報修正を余儀なくされることから列
車乗車案内装置側の対応が遅延するという欠点もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように上述した従
来の列車乗車案内装置、つまり交通情報提供装置では、
駅間の所要時間を加算して出発駅から目的駅までの所要
時間を求めているだけであり、利用者は出発駅で実際に
列車に乗れるかどうかが解らないということと、出発駅
から目的駅までの間に乗換えがある場合、乗換え以降の
データはほとんどあてにならないという問題があった。
【0006】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、利用者が利用する交通機関の情報をほ
ぼ正確に知ることのできる交通情報提供装置、交通情報
提供方法、記録媒体および情報提供センタを提供するこ
とを目的としている。
【0007】また、本発明はデータベース作成のために
使う記録資源を節約すると共に、交通機関のダイヤ改正
にも迅速に対応することができる。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、請求項1記載の発明は、交通機関に利用者が乗
り降りするための情報を提供する交通情報提供装置にお
いて、前記交通機関の路線上に存在するいくつかの地点
の時刻表情報および運行所要時間情報を保存したデータ
ベースと、前記データベースに保存された前記交通機関
の時刻表情報に基づき、発時刻または着時刻を求める第
1の手段と、前記データベースに保存された前記時刻表
情報と前記運行所要時間情報とに基づき、発時刻または
着時刻を求める第2の手段と、前記第1および第2の手
段で求められたそれぞれの発時刻または着時刻を異なる
形態で案内する案内手段とを具備している。
【0009】請求項2記載の発明は、交通機関に利用者
が乗り降りするための情報をデータベースの情報に基づ
き提供する交通情報提供方法において、前記データベー
スにある前記交通機関の時刻表情報に基づき、発時刻ま
たは着時刻を求めるステップと、前記データベースにあ
る前記時刻表情報と運行所要時間情報とに基づき、発時
刻または着時刻を求めるステップと、前記各ステップで
求められたそれぞれの発時刻または着時刻を異なる形態
で案内するステップとを有している。
【0010】請求項3記載の発明の記録媒体は、コンピ
ュータに、交通機関の時刻表情報に基づき、発時刻また
は着時刻を求めさせる処理と、前記時刻表情報と運行所
要時間情報とに基づき、発時刻または着時刻を求めさせ
る処理と、前記各処理で求められたそれぞれの発時刻ま
たは着時刻を異なる形態で案内させる処理とを実行させ
るプログラムを前記コンピュータが読取り可能に記録し
たことを特徴としている。
【0011】請求項4記載の発明は、通信網を通じて受
信された情報提供要求に対して、前記情報提供要求の発
信元に情報を提供する情報提供センタにおいて、前記交
通機関の路線上に存在するいくつかの地点の時刻表情報
および運行所要時間情報を保存したデータベースと、前
記通信網を通じて前記利用者からの情報提供要求を受信
する受信手段と、前記受信手段により受信された前記情
報提供要求に対して前記データベースに保存された前記
交通機関の時刻表情報から発時刻または着時刻を求める
第1の手段と、前記情報提供要求に対して前記データベ
ースに保存された前記時刻表情報と前記運行所要時間情
報とから発時刻または着時刻を求める第2の手段と、前
記第1および第2の手段で求められたそれぞれの発時刻
または着時刻を異なる形態で案内する情報を前記発信元
に前記通信網を通じて返信する返信手段とを具備してい
る。
【0012】請求項5記載の発明は、交通機関に利用者
が乗り降りするための情報を提供する交通情報提供装置
において、前記交通機関の路線上に存在するいくつかの
地点の時刻表情報および運行所要時間情報を保存したデ
ータベースと、前記交通機関に乗り降りする地点の情報
と前記地点での乗降いずれかの時刻情報を入力する入力
手段と、前記入力手段により入力された前記乗り降りす
る地点の情報に対応する時刻表情報が前記データベース
にあるか否かを判定する判定手段と、前記乗り降りする
地点の時刻表情報が有る場合、前記入力手段により入力
された前記時刻情報と前記データベースの前記時刻表情
報に基づき前記乗り降りする地点の発時刻または着時刻
を求める第1の手段と、前記乗り降りする地点の時刻表
情報が無い場合、前記地点を含む前記路線上の他の地点
の時刻表情報と前記運行所要時間情報とに基づき、前記
乗り降りする地点の発時刻または着時刻を求める第2の
手段と、前記第1および第2の手段で求められたそれぞ
れの発時刻または着時刻を異なる形態で案内する案内手
段とを具備している。
【0013】請求項6記載の発明は、交通機関に利用者
が乗り降りするための情報を提供する交通情報提供方法
において、前記交通機関に乗り降りする地点の情報と前
記地点での乗降いずれかの時刻情報を入力するステップ
と、前記乗り降りする地点の情報と前記地点での乗降い
ずれかの時刻情報が入力された場合、前記乗り降りする
地点の情報に対応する時刻表情報がデータベースにある
か否かを判定するステップと、前記乗り降りする地点の
時刻表情報が有る場合、前記入力手段により入力された
前記時刻情報と前記データベースの前記時刻表情報に基
づき前記乗り降りする地点の発時刻または着時刻を求め
るステップと、前記乗り降りする地点の時刻表情報が無
い場合、前記地点を含む前記路線上の他の地点の時刻表
情報と前記運行所要時間情報とに基づき、前記乗り降り
する地点の発時刻または着時刻を求めるステップと、前
記各ステップで求められたそれぞれの発時刻または着時
刻を異なる形態で案内するステップとを有している。
【0014】請求項7記載の発明の記録媒体は、コンピ
ュータに、乗り降りする地点の情報と前記地点での乗降
いずれかの時刻情報が入力された場合、前記地点の情報
に対応する時刻表情報がデータベースにあるか否かを判
定させる処理と、前記乗り降りする地点の時刻表情報が
有る場合、入力された前記時刻情報と前記データベース
の前記地点の時刻表情報に基づき前記乗り降りする地点
の発時刻または着時刻を求めさせる処理と、前記乗り降
りする地点の時刻表情報が無い場合、前記地点を含む前
記路線上の他の地点の時刻表情報と前記運行所要時間情
報とに基づき、前記乗り降りする地点の発時刻または着
時刻を求めさせる処理と、前記各処理で求められたそれ
ぞれの発時刻または着時刻を異なる形態で案内させる処
理とを行わせるプログラムを前記コンピュータが読み取
り可能に記録したことを特徴としている。
【0015】請求項8記載の発明は、通信網を通じて受
信された情報提供要求に対して、前記情報提供要求の発
信元に情報を提供する情報提供センタにおいて、前記交
通機関の路線上に存在するいくつかの地点の時刻表情報
および運行所要時間情報を保存したデータベースと、前
記通信網を通じて前記利用者が前記交通機関に乗り降り
する地点の情報と前記地点での乗降いずれかの時刻情報
を含む情報提供要求を受信する受信手段と、前記受信手
段により受信された前記情報提供要求に対して、前記乗
り降りする地点の時刻表情報が前記データベースにある
か否かを判定する判定手段と、前記地点の時刻表情報が
有る場合、入力された前記時刻情報と前記データベース
の前記地点の時刻表情報に基づき前記乗り降りする地点
の発時刻または着時刻を求める第1の手段と、前記地点
の時刻表情報が無い場合、前記地点を含む前記路線上の
他の地点の時刻表情報と前記運行所要時間情報とに基づ
き、前記乗り降りする地点の発時刻または着時刻を求め
る第2の手段と、前記第1および第2の手段で求められ
たそれぞれの発時刻または着時刻を異なる形態で案内す
る情報を前記発信元に前記通信網を通じて返信する返信
手段とを具備している。 請求項9記載の発明は、交通
機関に利用者が乗り降りするための情報を提供する交通
情報提供装置において、前記交通機関の路線上に存在す
るいくつかの地点の時刻表情報、運行所要時間情報、乗
換え情報を保存したデータベースと、前記乗り降りする
地点の情報と前記地点での乗降いずれかの時刻情報を検
索情報として入力する入力手段と、前記入力手段により
入力された検索情報を基に、前記データベースを検索し
て前記交通機関に乗り降りする経路を求める経路検索手
段と、前記経路検索手段により検索された経路を乗換え
地点で小経路に分割する経路分割手段と、前記経路分割
手段により分割されたそれぞれの小経路について、始
点、終点および乗換え地点の時刻表情報があるか否かを
判定する判定手段と、前記データベースに前記時刻表情
報が有る場合、前記入力手段により入力された前記時刻
情報と前記データベースの情報に基づき前記各始点、終
点および乗換え地点の発時刻または着時刻を求める第1
の手段と、前記データベースに前記時刻表情報の情報が
無い場合、前記入力手段により入力された前記時刻情報
と前記各小経路上の他の地点の時刻表情報と前記運行所
要時間情報とに基づき、前記始点、終点および乗換え地
点の発時刻または着時刻を求める第2の手段と、前記第
1および第2の手段で求められたそれぞれの発時刻また
は着時刻を異なる形態で案内する案内手段とを具備して
いる。
【0016】請求項10記載の発明は、交通機関を利用
する利用者に乗り降りのための情報を提供する交通情報
提供方法において、前記乗り降りする地点の情報と前記
地点での乗降いずれかの時刻情報を検索情報として入力
するステップと、前記検索情報が入力された場合、前記
データベースを検索して前記交通機関に乗り降りする経
路を求めるステップと、検索された経路を乗換え地点で
小経路に分割するステップと、分割されたそれぞれの小
経路について、始点、終点および乗換え地点の時刻表情
報があるか否かを判定するステップと、前記データベー
スに前記時刻表情報が有る場合、前記時刻情報と前記デ
ータベースの情報に基づき前記各始点、終点および乗換
え地点の発時刻または着時刻を求めるステップと、前記
データベースに前記時刻表情報の情報が無い場合、前記
時刻情報と前記各小経路上の他の地点の時刻表情報と前
記運行所要時間情報とに基づき、前記始点、終点および
乗換え地点の発時刻または着時刻を求めるステップと、
前記各ステップで求められたそれぞれの発時刻または着
時刻を異なる形態で案内するステップとを有している。
【0017】請求項11記載の発明の記録媒体は、コン
ピュータに、検索情報が入力された場合、データベース
を検索して交通機関に乗り降りする経路を求めさせる処
理と、検索された経路を乗換え地点で小経路に分割させ
る処理と、分割されたそれぞれの小経路について、始
点、終点および乗換え地点の時刻表情報があるか否かを
判定させる処理と、前記データベースに前記時刻表情報
が有る場合、前記時刻情報と前記データベースの情報に
基づき前記各始点、終点および乗換え地点の発時刻また
は着時刻を求めさせる処理と、前記データベースに前記
時刻表情報の情報が無い場合、前記時刻情報と前記各小
経路上の他の地点の時刻表情報と前記運行所要時間情報
とに基づき、前記始点、終点および乗換え地点の発時刻
または着時刻を求めさせる処理と、前記各処理で求めら
れたそれぞれの発時刻または着時刻を異なる形態で案内
させる処理とを行わせるプログラムを前記コンピュータ
が読み取り可能に記録したことを特徴としている。
【0018】請求項12記載の発明は、通信網を通じて
受信された情報提供要求に対して、前記情報提供要求の
発信元に情報を提供する情報提供センタにおいて、前記
交通機関の路線上に存在するいくつかの地点の時刻表情
報、運行所要時間情報および乗換え情報を保存したデー
タベースと、前記通信網を通じて前記利用者から乗り降
りする地点の情報と前記地点での乗降いずれかの時刻情
報を含む情報提供要求を受信する受信手段と、前記受信
手段により受信された前記情報提供要求に対して、前記
データベースを検索して前記交通機関に乗り降りする経
路を求める経路検索手段と、前記経路検索手段により検
索された経路を乗換え地点で小経路に分割する経路分割
手段と、前記経路分割手段により分割されたそれぞれの
小経路について、始点、終点および乗換え地点の時刻表
情報があるか否かを判定する判定手段と、前記データベ
ースに前記時刻表情報が有る場合、前記入力手段により
入力された前記時刻情報と前記データベースの情報に基
づき前記各始点、終点および乗換え地点の発時刻または
着時刻を求める第1の手段と、前記データベースに前記
時刻表情報の情報が無い場合、前記入力手段により入力
された前記時刻情報と前記各小経路上の他の地点の時刻
表情報と前記運行所要時間情報とに基づき、前記始点、
終点および乗換え地点の発時刻または着時刻を求める第
2の手段と、前記第1および第2の手段で求められたそ
れぞれの発時刻または着時刻を異なる形態で案内する情
報を前記発信元に前記通信網を通じて返信する返信手段
とを具備している。
【0019】請求項13記載の発明は、コンピュータが
交通機関の時刻表に基づき求めた発時刻または着時刻
と、前記時刻表と各駅間の所要時間とに基づき求めた発
時刻または着時刻とをそれぞれ異なる形態で出力した情
報を電気的または磁気的に記録する記録手段と、前記記
録手段に記録されている情報を読み出し前記各発時刻ま
たは着時刻をそれぞれ異なる形態で案内する案内手段と
を具備している。
【0020】請求項14記載の発明は、交通機関の時刻
表情報に基づき、発時刻または着時刻を求めるステップ
と、前記交通機関の前記時刻表情報と運行所要時間情報
とに基づき、発時刻または着時刻を求めるステップと、
前記各ステップで求められたそれぞれの発時刻または着
時刻を異なる形態で案内するステップとを有している。
本発明の場合、交通機関に乗り降りする経路、料金、
所要時間などといった情報ばかりではなく、発時刻また
は着時刻が異なる形態で案内されるので、利用者は自分
が乗り降りする交通機関の情報をほぼ正確に知ることが
できる。
【0021】また本発明では、データベースにいくつか
の地点、例えば主な駅の発着時刻表のデータを保存して
おくだけで、この主な駅の発車時刻表と運行所要時間と
から路線内にある各駅の列車の発車時刻、到着時刻を算
出しそれを推定表示し、時刻表から検索のみで直接求め
た発時刻または着時刻との表示形態を変えるので、利用
者はそれぞれの表示内容から交通機関の情報の正確さを
把握することができる。 この結果、利用者にほぼ正確
に列車の乗換案内を行うことができる。
【0022】また、データベース作成のために使う記録
資源を節約すると共に、交通機関のダイヤ改正にも迅速
に対応することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
【0024】図1は本発明の交通情報提供装置に係る一
つの実施形態の列車乗換案内装置の構成を示す図であ
る。
【0025】同図において、1はパーソナルコンピュー
タ本体(以下パソコン本体と称す)である。このパソコ
ン本体1には、キーボード2、モニタ3などの入出力装
置が接続されている。このパソコン本体1には、内部に
CPU、RAM、ROMなどを搭載したメインボード、
ハードディスク装置、CD−ROMドライブなどが設け
られいる。ハードディスク装置には、所定のオペレーシ
ョンシステム(OS)がインストールされている。
【0026】この列車乗換案内装置の場合、パソコン本
体1のCD−ROMドライブに、OS対応の列車乗換案
内のソフトウェアを電気的に記録したCD−ROM4を
装着すると、自動的にセットアップが開始され、CPU
がCD−ROMドライブを駆動してCD−ROM4に記
録された列車乗換案内のソフトウェアをRAM、ハード
ディスク装置などにインストールする。そして、キーボ
ード2から処理実行操作(指示)を行うことにより、C
PUが上記OS環境の基で列車乗換案内の処理を実行す
るようになる。
【0027】列車乗換案内のソフトウェアは、交通機関
として例えば鉄道などの路線上に存在するいくつかのポ
イント、つまり主要な駅の発車または到着などの時刻表
データ、運行所要時間情報としての標準所要時間および
乗換えのための移動時間などのデータを保存したデータ
ベースを備えており、パソコン本体1のCPUに、乗車
駅または下車駅の情報とそれぞれの駅での乗降いずれか
の時刻情報を入力する画面(検索用画面)を表示させる
処理と、この検索用画面にて利用者が利用する乗車駅ま
たは下車駅の情報とその駅での乗降いずれかの時刻情報
が入力(指示)された場合、入力された駅の情報に対応
する時刻表データがデータベースにあるか否かを判定さ
せる処理と、駅の時刻表データが有る場合、入力された
時刻データとデータベースの駅の時刻表データに基づき
乗車駅または下車駅の発車時刻または到着時刻を求めさ
せる処理と、駅の時刻表情報が無い場合、その駅を含む
路線上の他の駅、例えばいくつか前の主要駅などの時刻
表データと主要駅からの標準所要時間のデータとに基づ
き、乗車駅の発車時刻および下車駅の到着時刻を求めさ
せる処理と、各処理で求められたそれぞれの発車時刻ま
たは到着時刻とを異なる形態で案内させる処理とを行わ
せるプログラムである。なお、乗換えのための移動時間
のデータは、利用者が例えば急ぎ、ゆっくり乗換えなど
といった場合分けをして独自に設定することもできる。
また、この列車乗換案内のソフトウェアには、終電案内
の機能もある。
【0028】以下、図2〜図6を参照してこの列車乗換
案内装置(CPU)の動作を説明する。図2、図3はこ
の列車乗換案内装置の動作を示すフローチャート、図4
はモニタに表示された検索用画面、図5、図6は検索結
果の表示内容を示す図である。
【0029】この列車乗換案内装置の場合、処理実行操
作(指示)により列車乗換案内のソフトウェアを起動さ
せると、モニタ3の表示画面上に、図4に示すような検
索用の画面(検索用画面20)が表示される(図2のS1
01)。
【0030】この検索用画面20のデェフォルト値とし
ては、乗車駅と下車駅は空欄、検索時の優先順位として
時間、曜日指定としては平日(平)、出発・到着時間の
指定として現在の時刻(時、分など)、出発などが既に
マーキングまたは設定されており、利用者が平日に検索
時点から出発するのであれば、乗車駅と下車駅を入力
し、検索アイコン21をクリックするだけで検索を開始
できる。
【0031】ここで、利用者が乗車駅として例えば虎ノ
門、下車駅として例えば川崎などと入力し、検索アイコ
ン21をクリックすると、CPUに上記デェフォルトの
値とと乗車駅(虎ノ門)と下車駅(川崎)などの検索情
報が入力される(S102)。
【0032】すると、CPUは検索情報を基にデータベ
ースを検索し、虎ノ門から川崎への路線、乗換え駅など
を含めた経路の検索動作を開始する(S103)。
【0033】この検索結果、図5に示すように、例えば
一つの経路として虎ノ門から営団地下鉄銀座線(営団銀
座線)で新橋、新橋からJR東海道線で川崎という経路
[1]と、他の経路として虎ノ門から営団銀座線で新
橋、新橋からJR京浜東北線で川崎という経路[2]の
ような二つの経路が検索される。
【0034】経路検索が済むと、続いて、CPUは、
[1]、[2]それぞれの経路を、虎ノ門から新橋まで
の小経路と、新橋から川崎までの小経路という2つの小
経路(路線毎)に分割する(S104)。
【0035】そして、虎ノ門から新橋までの小経路(営
団銀座線)について、始点、つまり乗車駅である虎ノ門
という駅と終点、つまり乗換え駅である新橋という駅と
を求める(S105)。
【0036】次に、CPUは、データベース上に、虎ノ
門駅の列車の時刻表データがあるどうかを検索する(S1
06)。
【0037】データベース上に虎ノ門駅の時刻表データ
がある場合(S107のYes )、つまりデータベースが虎ノ
門駅の時刻表データを持っている場合、その時刻表デー
タから指定された時間付近における列車の発車時刻を求
める(S108)。例えば9:55、9:59、10:01
などというデータがある場合、その中から10:01を
取り出す。そして、求めた虎ノ門駅の発車時刻(10:
01)を確定表示する(S109)。
【0038】一方、データベース上に虎ノ門駅の時刻表
データがない場合、つまりデータベースが虎ノ門駅の時
刻表データを持っていない場合(S107のNo)は、営団銀
座線の路線上の虎ノ門駅よりも前の駅の中で時刻表デー
タを持つ駅を検索する。
【0039】ここで、例えば渋谷駅の時刻表データがあ
ると、虎ノ門駅から渋谷駅までの所要時間データ(例え
ば8分など)をデータベースから取得して逆算(引算)
によって虎ノ門駅を10時付近に発車する列車の渋谷駅
の発車時刻を求める。例えば渋谷駅の時刻表データとし
て、9:48、9:52、9:54などというデータが
ある場合、その中から9:52を取り出し、これに所要
時間の8分を加算して10:00と算出し(S110)、算
出した時刻を推定表示(△10:00)する(S111)。
なおこのデータは、渋谷駅を発車した列車が虎ノ門駅に
到着する到着時刻であり、列車が虎ノ門駅を発車する発
車時刻とは限らない。列車の停車時間などは、通常、30
秒から1分程度あり、また虎ノ門駅で発車時刻の時間調
整を行う場合もあり、このため求めた時刻の前に△を付
して推定表示とし、上記S108で時刻表から検索したデー
タとは区別している。
【0040】次に、CPUは、終点駅である新橋駅の列
車の到着時刻をデータベースから検索する(S112)。
【0041】この検索結果、データベースに新橋駅の時
刻表データがある場合(S113のYes)、つまりデータベ
ースが新橋駅の到着時刻表データを持っている場合、虎
ノ門駅の発車時刻と新橋駅の時刻表データとから列車の
到着時刻を求める(S114)。例えば虎ノ門駅の発車時刻
が10:00であり、新橋駅の時刻表データが10:0
2、10:04、10:08などがあれば、その中から
10:02を取り出す。そして、この求めた新橋駅の到
着時刻(10:02)を確定表示する(S115)。 一
方、データベースに新橋駅の時刻表データがない場合、
つまりデータベースが新橋駅の時刻表データを持ってい
ない場合(S113のNo)は、虎ノ門駅の発車時刻と、虎ノ
門駅から新橋駅までの所要時間のデータとから列車が新
橋駅に到着する時刻を算出する(S116)。例えば虎ノ門
駅の発車時刻が10:00であり、新橋駅まての所要時
間が2分であれば、10:00に2分を加算して10:
02を算出する。
【0042】そして、この算出した新橋駅の到着時刻1
0:02を推定表示(△10:02)する(S117)。な
お、この場合、S108の処理で虎ノ門駅での発車時刻が確
定していても、列車が新橋駅に到着する時刻は所要時間
のデータからの算出値であるため、新橋駅の到着時刻の
表示は推定表示となる。
【0043】到着時刻の検索が終了すると、CPUは、
この小経路(営団銀座線)に続く次の小経路の有無を確
認する(S118)。
【0044】今回のように次の小経路(JR東海道線ま
たはJR京浜東北線)がある場合は、小経路間の乗換え
時間のデータをデータベースから呼び出して到着時刻
(10:02)に加算し、JR線における乗換え時刻を
算出する(S119)。
【0045】そして、S106の処理ステップへ戻り、以
降、小経路がなくなるまで処理を繰り返す。
【0046】ここで、図6にモニタ3に表示した検索結
果の一例を示し、その内容を説明する。この場合、同図
に示すように、検索結果として、[1]、[2]の二つ
の経路を表示する。[1]は虎ノ門から営団銀座線を利
用して新橋へ行き、新橋からJR東海道線で川崎駅へ行
く経路であり、この経路における路線利用合計料金(3
70円)、所要時間(30分)などが表示される。また
[2]は虎ノ門から営団銀座線を利用して新橋へ行き、
新橋からJR京浜東北線で川崎駅へ行く経路であり、こ
の経路における路線利用合計料金(370円)、所要時
間(26分)などが表示される。
【0047】そして、[1]の経路の詳細情報として、
△付きの時刻は列車発車時刻とは所要時間を使って計算
した推定時刻です。▲付きの時刻は架空の列車発車時刻
です。 ☆虎ノ門(△10:00)−(営団銀座線)−新橋(△
10:02) 料金160円 ☆新橋(10:14)−(JR東海道線)−川崎(1
0:30) 料金210円 また、[2]の経路の詳細情報として、△付きの時刻は
列車発車時刻とは所要時間を使って計算した推定時刻で
す。▲付きの時刻は架空の列車発車時刻です。 ☆虎ノ門(△10:00)−(営団銀座線)−新橋(△
10:02) 料金160円 ☆新橋(10:06)−(JR京浜東北線)−川崎(1
0:26) 料金210円 と表示される。
【0048】したがって、モニタ3に表示された各
[1]、[2]の詳細情報を利用者が見れば、JR東海
道線の方が列車に乗ってからの所要時間は短いものの、
新橋駅での乗換えの際に列車の発車まで12分程度待つ
(乗換えのための移動時間を含む)ことから、JR京浜
東北線を利用したほうが良いことが判る。
【0049】なお、▲付きの時刻表示について、この実
施形態では示していないが、例えばデータベース上に下
車駅へ行く路線は確かにありその路線に列車は走ってい
るものの、その路線内のすべての駅の時刻表データが一
切不明な場合に表示するものである。
【0050】続いて、この列車乗換案内装置の終電案内
の機能について説明する。
【0051】この終電案内機能は、例えば検索用画面2
0にて入力された出発時間が遅く、乗り継ぎの駅でそこ
からの列車の発車時刻(終電時刻)を過ぎてしまうよう
な列車が検索された場合や、列車の乗り継ぎがなくとも
下車駅までの間の途中駅で運行を終了してしまうような
列車が検索された場合、下車駅への到着は不可能と表示
するのではなく、データベースから下車駅に最も近くま
でたどり着ける最終駅名(到着可能駅)を検索し、その
駅の到着時刻、乗車駅の乗車時刻、乗車駅から到着可能
駅までの所要時間、利用料金などを表示する機能であ
る。
【0052】このようにこの実施形態の列車乗換案内装
置によれば、一般的な交通機関の乗り降りの経路、料
金、所要時間ばかりでなく、乗車駅での列車の発車時
刻、乗換え駅での列車の到着時刻と発車時刻、下車駅へ
の列車の到着時刻が確定表示と推定表示とに別けて表示
されるので、利用者は列車の発車時刻(乗車時間)、列
車の乗換時刻(乗換時間)、列車の到着時刻(下車時
間)などをほぼ正確に知ることができる。
【0053】また、この実施形態の列車乗換案内装置に
よれば、求めた列車の発車時刻または到着時刻について
推定表示と確定表示とに表示形態を別けて表示すること
により、例えば発車時刻の表示形態が推定表示ならば、
利用者が「少し早めに出かけた方が良い」とすぐに分か
るので、利用する側が心理的に安心できるなどの心理面
での効果もある。
【0054】さらに、この実施形態の列車乗換案内装置
によれば、データベースとしては、各路線上のいくつか
の主要駅の時刻表データを持っていれば良く、CD−R
OMなどの記録媒体で供給するソフトウェアの場合、記
録量を節約できると共に、その節約分、限られた記録領
域を有効に利用することができる。さらに、数か月単位
で行われる交通機関のダイヤ改正にも迅速に対応するこ
とができる。
【0055】また、下車時刻に下車駅に終電が到着しな
いような場合は、下車駅への到着は不可能と表示するの
ではなく、終電案内機能によって、データベースから下
車駅に最も近くまでたどり着ける最終駅を検索し、その
最終駅の到着時刻、乗車駅の乗車時刻、乗車駅から最終
駅までの所要時間、利用料金などを表示するので、利用
者の利便性をさらに向上することができる。
【0056】なお、上記実施形態では、ソフトウェアの
記録媒体としてCD−ROMなどを例にあけたが、これ
以外にも、例えばDVD−ROM、MO、PD、MD、
磁気テープ、フラッシュメモリなどでも良い。
【0057】また、上記実施形態では、CD−ROMか
らパーソナルコンピュータ本体に列車乗換案内のソフト
ウェアをインストールする形態で説明したが、この以外
にも本発明を実現する形態は考えられる。
【0058】例えばインターネット上に報提供センタ
(サイト)を開設し、利用者のブラウザソフトウェアを
備えたパーソナルコンピュータや携帯型端末などを公衆
回線などの有線通信あるいは無線通信を利用してインタ
ーネット上の情報提供センタ(サイト)と接続し、上記
列車乗換案内のソフトウェアをダウンロードすることに
より、CD−ROMドライブを備えていないパーソナル
コンピュータでも本願発明を実現することができる。
【0059】また、情報提供センタ自体に上記データベ
ースを構築し、上記ブラウザソフトを備えたパーソナル
コンピュータや携帯型端末などをインターネットに接続
し、乗車駅、下車駅および乗車または下車時刻の情報を
含む情報提供要求を情報提供センタに送り、この情報提
供要求に対して情報提供センタがデータベースを検索し
た結果、つまり列車乗換案内の情報をパーソナルコンピ
ュータや携帯型端末などで受け取るようにしても良い。
【0060】また、上記実施形態では、パーソナルコン
ピュータ本体に検索結果を表示するのみであったが、検
索結果をメモリなどの記録媒体に記録し、利用者が列車
などで移動中に携帯型端末にてメモリの内容を読み取ら
せた上で表示させて、利用者が実際に乗車した列車や時
刻などを確認するようにもできる。
【0061】さらに、上記実施形態では、交通機関とし
て鉄道を例にあげたが、この他、例えばバスやモノレー
ル、船、飛行機などでも良い。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、一
般的な交通機関の利用経路、料金、所要時間ばかりでな
く、乗車時刻、乗換え時刻および降車時刻を表示すると
共に、それぞれの時刻を検索処理の内容に応じて表示形
態を変えて表示するので、利用者は利用する交通機関の
情報をほぼ正確に知ることができる。
【0063】また、データベースには各路線のいくつか
のポイントについての時刻表情報を保存しておけば良
く、データベース作成のために使う記録資源を節約でき
ると共に、交通機関のダイヤ改正にも迅速に対応するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施形態の列車乗換案内装置の
概要構成を示す図。
【図2】この列車乗換案内装置の動作を示すフローチャ
ート。
【図3】この列車乗換案内装置の動作を示すフローチャ
ート。
【図4】この列車乗換案内装置においてモニタに表示さ
れる検索用画面を示す図。
【図5】この列車乗換案内装置による経路検索結果を示
す図。
【図6】この列車乗換案内装置による検索結果の画面の
一例を示す図。
【符号の説明】
1…パーソナルコンピュータ本体(パソコン本体)、2
…キーボード、3…モニタ、4…CD−ROM。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交通機関に利用者が乗り降りするための
    情報を提供する交通情報提供装置において、 前記交通機関の路線上に存在するいくつかの地点の時刻
    表情報および運行所要時間情報を保存したデータベース
    と、 前記データベースに保存された前記交通機関の時刻表情
    報に基づき、発時刻または着時刻を求める第1の手段
    と、 前記データベースに保存された前記時刻表情報と前記運
    行所要時間情報とに基づき、発時刻または着時刻を求め
    る第2の手段と、 前記第1および第2の手段で求められたそれぞれの発時
    刻または着時刻を異なる形態で案内する案内手段とを具
    備したことを特徴とする交通機関案内装置。
  2. 【請求項2】 交通機関に利用者が乗り降りするための
    情報をデータベースの情報に基づき提供する交通情報提
    供方法において、 前記データベースにある前記交通機関の時刻表情報に基
    づき、発時刻または着時刻を求めるステップと、 前記データベースにある前記時刻表情報と運行所要時間
    情報とに基づき、発時刻または着時刻を求めるステップ
    と、 前記各ステップで求められたそれぞれの発時刻または着
    時刻を異なる形態で案内するステップとを有することを
    特徴とする交通機関案内方法。
  3. 【請求項3】 コンピュータに、 交通機関の時刻表情報に基づき、発時刻または着時刻を
    求めさせる処理と、 前記時刻表情報と運行所要時間情報とに基づき、発時刻
    または着時刻を求めさせる処理と、 前記各処理で求められたそれぞれの発時刻または着時刻
    を異なる形態で案内させる処理とを実行させるプログラ
    ムを前記コンピュータが読取り可能に記録したことを特
    徴とする記録媒体。
  4. 【請求項4】 通信網を通じて受信された情報提供要求
    に対して、前記情報提供要求の発信元に情報を提供する
    情報提供センタにおいて、 前記交通機関の路線上に存在するいくつかの地点の時刻
    表情報および運行所要時間情報を保存したデータベース
    と、 前記通信網を通じて前記利用者からの情報提供要求を受
    信する受信手段と、 前記受信手段により受信された前記情報提供要求に対し
    て前記データベースに保存された前記交通機関の時刻表
    情報から発時刻または着時刻を求める第1の手段と、 前記情報提供要求に対して前記データベースに保存され
    た前記時刻表情報と前記運行所要時間情報とから発時刻
    または着時刻を求める第2の手段と、 前記第1および第2の手段で求められたそれぞれの発時
    刻または着時刻を異なる形態で案内する情報を前記発信
    元に前記通信網を通じて返信する返信手段とを具備した
    ことを特徴とする情報提供センタ。
  5. 【請求項5】 交通機関に利用者が乗り降りするための
    情報を提供する交通情報提供装置において、 前記交通機関の路線上に存在するいくつかの地点の時刻
    表情報および運行所要時間情報を保存したデータベース
    と、 前記交通機関に乗り降りする地点の情報と前記地点での
    乗降いずれかの時刻情報を入力する入力手段と、 前記入力手段により入力された前記乗り降りする地点の
    情報に対応する時刻表情報が前記データベースにあるか
    否かを判定する判定手段と、 前記乗り降りする地点の時刻表情報が有る場合、前記入
    力手段により入力された前記時刻情報と前記データベー
    スの前記時刻表情報に基づき前記乗り降りする地点の発
    時刻または着時刻を求める第1の手段と、 前記乗り降りする地点の時刻表情報が無い場合、前記地
    点を含む前記路線上の他の地点の時刻表情報と前記運行
    所要時間情報とに基づき、前記乗り降りする地点の発時
    刻または着時刻を求める第2の手段と、 前記第1および第2の手段で求められたそれぞれの発時
    刻または着時刻を異なる形態で案内する案内手段とを具
    備したことを特徴とする交通機関案内装置。
  6. 【請求項6】 交通機関に利用者が乗り降りするための
    情報を提供する交通情報提供方法において、 前記交通機関に乗り降りする地点の情報と前記地点での
    乗降いずれかの時刻情報を入力するステップと、 前記乗り降りする地点の情報と前記地点での乗降いずれ
    かの時刻情報が入力された場合、前記乗り降りする地点
    の情報に対応する時刻表情報がデータベースにあるか否
    かを判定するステップと、 前記乗り降りする地点の時刻表情報が有る場合、前記入
    力手段により入力された前記時刻情報と前記データベー
    スの前記時刻表情報に基づき前記乗り降りする地点の発
    時刻または着時刻を求めるステップと、 前記乗り降りする地点の時刻表情報が無い場合、前記地
    点を含む前記路線上の他の地点の時刻表情報と前記運行
    所要時間情報とに基づき、前記乗り降りする地点の発時
    刻または着時刻を求めるステップと、 前記各ステップで求められたそれぞれの発時刻または着
    時刻を異なる形態で案内するステップとを有することを
    特徴とする交通機関案内方法。
  7. 【請求項7】 コンピュータに、 乗り降りする地点の情報と前記地点での乗降いずれかの
    時刻情報が入力された場合、前記地点の情報に対応する
    時刻表情報がデータベースにあるか否かを判定させる処
    理と、 前記乗り降りする地点の時刻表情報が有る場合、入力さ
    れた前記時刻情報と前記データベースの前記地点の時刻
    表情報に基づき前記乗り降りする地点の発時刻または着
    時刻を求めさせる処理と、 前記乗り降りする地点の時刻表情報が無い場合、前記地
    点を含む前記路線上の他の地点の時刻表情報と前記運行
    所要時間情報とに基づき、前記乗り降りする地点の発時
    刻または着時刻を求めさせる処理と、 前記各処理で求められたそれぞれの発時刻または着時刻
    を異なる形態で案内させる処理とを行わせるプログラム
    を前記コンピュータが読み取り可能に記録したことを特
    徴とする記録媒体。
  8. 【請求項8】 通信網を通じて受信された情報提供要求
    に対して、前記情報提供要求の発信元に情報を提供する
    情報提供センタにおいて、 前記交通機関の路線上に存在するいくつかの地点の時刻
    表情報および運行所要時間情報を保存したデータベース
    と、 前記通信網を通じて前記利用者が前記交通機関に乗り降
    りする地点の情報と前記地点での乗降いずれかの時刻情
    報を含む情報提供要求を受信する受信手段と、 前記受信手段により受信された前記情報提供要求に対し
    て、前記乗り降りする地点の時刻表情報が前記データベ
    ースにあるか否かを判定する判定手段と、 前記地点の時刻表情報が有る場合、入力された前記時刻
    情報と前記データベースの前記地点の時刻表情報に基づ
    き前記乗り降りする地点の発時刻または着時刻を求める
    第1の手段と、 前記地点の時刻表情報が無い場合、前記地点を含む前記
    路線上の他の地点の時刻表情報と前記運行所要時間情報
    とに基づき、前記乗り降りする地点の発時刻または着時
    刻を求める第2の手段と、 前記第1および第2の手段で求められたそれぞれの発時
    刻または着時刻を異なる形態で案内する情報を前記発信
    元に前記通信網を通じて返信する返信手段とを具備した
    ことを特徴とする情報提供センタ。
  9. 【請求項9】 交通機関に利用者が乗り降りするための
    情報を提供する交通情報提供装置において、 前記交通機関の路線上に存在するいくつかの地点の時刻
    表情報、運行所要時間情報、乗換え情報を保存したデー
    タベースと、 前記乗り降りする地点の情報と前記地点での乗降いずれ
    かの時刻情報を検索情報として入力する入力手段と、 前記入力手段により入力された検索情報を基に、前記デ
    ータベースを検索して前記交通機関に乗り降りする経路
    を求める経路検索手段と、 前記経路検索手段により検索された経路を乗換え地点で
    小経路に分割する経路分割手段と、 前記経路分割手段により分割されたそれぞれの小経路に
    ついて、始点、終点および乗換え地点の時刻表情報があ
    るか否かを判定する判定手段と、 前記データベースに前記時刻表情報が有る場合、前記入
    力手段により入力された前記時刻情報と前記データベー
    スの情報に基づき前記各始点、終点および乗換え地点の
    発時刻または着時刻を求める第1の手段と、 前記データベースに前記時刻表情報の情報が無い場合、
    前記入力手段により入力された前記時刻情報と前記各小
    経路上の他の地点の時刻表情報と前記運行所要時間情報
    とに基づき、前記始点、終点および乗換え地点の発時刻
    または着時刻を求める第2の手段と、 前記第1および第2の手段で求められたそれぞれの発時
    刻または着時刻を異なる形態で案内する案内手段とを具
    備したことを特徴とする交通機関案内装置。
  10. 【請求項10】 交通機関を利用する利用者に乗り降り
    のための情報を提供する交通情報提供方法において、 前記乗り降りする地点の情報と前記地点での乗降いずれ
    かの時刻情報を検索情報として入力するステップと、 前記検索情報が入力された場合、前記データベースを検
    索して前記交通機関に乗り降りする経路を求めるステッ
    プと、 検索された経路を乗換え地点で小経路に分割するステッ
    プと、 分割されたそれぞれの小経路について、始点、終点およ
    び乗換え地点の時刻表情報があるか否かを判定するステ
    ップと、 前記データベースに前記時刻表情報が有る場合、前記時
    刻情報と前記データベースの情報に基づき前記各始点、
    終点および乗換え地点の発時刻または着時刻を求めるス
    テップと、 前記データベースに前記時刻表情報の情報が無い場合、
    前記時刻情報と前記各小経路上の他の地点の時刻表情報
    と前記運行所要時間情報とに基づき、前記始点、終点お
    よび乗換え地点の発時刻または着時刻を求めるステップ
    と、 前記各ステップで求められたそれぞれの発時刻または着
    時刻を異なる形態で案内するステップとを有することを
    特徴とする交通機関案内方法。
  11. 【請求項11】 コンピュータに、 検索情報が入力された場合、データベースを検索して交
    通機関に乗り降りする経路を求めさせる処理と、 検索された経路を乗換え地点で小経路に分割させる処理
    と、 分割されたそれぞれの小経路について、始点、終点およ
    び乗換え地点の時刻表情報があるか否かを判定させる処
    理と、 前記データベースに前記時刻表情報が有る場合、前記時
    刻情報と前記データベースの情報に基づき前記各始点、
    終点および乗換え地点の発時刻または着時刻を求めさせ
    る処理と、 前記データベースに前記時刻表情報の情報が無い場合、
    前記時刻情報と前記各小経路上の他の地点の時刻表情報
    と前記運行所要時間情報とに基づき、前記始点、終点お
    よび乗換え地点の発時刻または着時刻を求めさせる処理
    と、 前記各処理で求められたそれぞれの発時刻または着時刻
    を異なる形態で案内させる処理とを行わせるプログラム
    を前記コンピュータが読み取り可能に記録したことを特
    徴とする記録媒体。
  12. 【請求項12】 通信網を通じて受信された情報提供要
    求に対して、前記情報提供要求の発信元に情報を提供す
    る情報提供センタにおいて、 前記交通機関の路線上に存在するいくつかの地点の時刻
    表情報、運行所要時間情報および乗換え情報を保存した
    データベースと、 前記通信網を通じて前記利用者から乗り降りする地点の
    情報と前記地点での乗降いずれかの時刻情報を含む情報
    提供要求を受信する受信手段と、 前記受信手段により受信された前記情報提供要求に対し
    て、前記データベースを検索して前記交通機関に乗り降
    りする経路を求める経路検索手段と、 前記経路検索手段により検索された経路を乗換え地点で
    小経路に分割する経路分割手段と、 前記経路分割手段により分割されたそれぞれの小経路に
    ついて、始点、終点および乗換え地点の時刻表情報があ
    るか否かを判定する判定手段と、 前記データベースに前記時刻表情報が有る場合、前記入
    力手段により入力された前記時刻情報と前記データベー
    スの情報に基づき前記各始点、終点および乗換え地点の
    発時刻または着時刻を求める第1の手段と、 前記データベースに前記時刻表情報の情報が無い場合、
    前記入力手段により入力された前記時刻情報と前記各小
    経路上の他の地点の時刻表情報と前記運行所要時間情報
    とに基づき、前記始点、終点および乗換え地点の発時刻
    または着時刻を求める第2の手段と、 前記第1および第2の手段で求められたそれぞれの発時
    刻または着時刻を異なる形態で案内する情報を前記発信
    元に前記通信網を通じて返信する返信手段とを具備した
    ことを特徴とする情報提供センタ。
  13. 【請求項13】 コンピュータが交通機関の時刻表に基
    づき求めた発時刻または着時刻と、前記時刻表と各駅間
    の所要時間とに基づき求めた発時刻または着時刻とをそ
    れぞれ異なる形態で出力した情報を電気的または磁気的
    に記録する記録手段と、 前記記録手段に記録されている情報を読み出し前記各発
    時刻または着時刻をそれぞれ異なる形態で案内する案内
    手段とを具備したことを特徴とする交通機関案内装置。
  14. 【請求項14】 交通機関の時刻表情報に基づき、発時
    刻または着時刻を求めるステップと、 前記交通機関の前記時刻表情報と運行所要時間情報とに
    基づき、発時刻または着時刻を求めるステップと、 前記各ステップで求められたそれぞれの発時刻または着
    時刻を異なる形態で案内するステップとを有することを
    特徴とする交通情報提供方法。
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