JPH1190447A - 浴水循環装置 - Google Patents

浴水循環装置

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Publication number
JPH1190447A
JPH1190447A JP9275192A JP27519297A JPH1190447A JP H1190447 A JPH1190447 A JP H1190447A JP 9275192 A JP9275192 A JP 9275192A JP 27519297 A JP27519297 A JP 27519297A JP H1190447 A JPH1190447 A JP H1190447A
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JP
Japan
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bath water
bath
electrolytic
electric current
chlorine
Prior art date
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Pending
Application number
JP9275192A
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English (en)
Inventor
Bunya Kobayashi
文弥 小林
Tatsuhiko Yamada
建彦 山田
Yoshinori Imamura
吉徳 今村
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Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】浴水循環装置における浴水の循環回路中に電解
槽を配置し、浴水を電解することにより発生する次亜塩
素酸イオンや塩素イオンを利用した電解殺菌システムに
係る。 【解決手段】浴水を吸水する吸水口と、吐出口と、この
間に浴水を循環させるポンプと、浴水浄化装置と、浴水
加熱装置とを備え、浴水の殺菌装置として電解槽を備え
た浴水循環装置であって、電解電流値を可変とした電源
スイッチを備えたことを特徴とする浴水循環装置。 10‥浴槽、11‥浴水、20‥浴水循環装置、21‥
吸水口、22‥吐出口、23‥循環ポンプ、24‥浴水
浄化装置、25‥加熱装置、26‥電解槽、27‥切換
バルブ、28‥残留塩素濃度センサ−、29‥電解槽電
源。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はいわゆる24時間風
呂と称する常時入浴可能な浴水循環装置における浴水の
殺菌に関するものであり、更に言えば、浴水の循環回路
中に電解槽を配置し、浴水を電解することにより発生す
る次亜塩素酸イオンや塩素イオンを利用した電解殺菌シ
ステムに係るものである。
【0002】
【従来の技術】浴水循環装置における浴水の殺菌手段と
して塩素を投入する方法があるが、特に浴水循環回路中
に電解槽を配置して浴水を電解し、これによって発生す
る次亜塩素酸イオンや塩素イオンによって浴水を殺菌す
る手段が提案されている。しかるに、通常の浴水循環装
置における浴水にあっては塩素要求量が各家庭によって
マチマチであり、電解殺菌システムによる塩素添加量が
過剰になったり、不足したりする場合がある。
【0003】しかるに、従来の電解殺菌システムでは各
家庭によって浴水にバラツキがあるために、一般には塩
素発生量が過剰にならないように電解条件を低めに設定
し、電源や制御条件を一定にしていた。そのため、浴水
の状態によっては塩素要求量を満たさない場合が生じ殺
菌性能が充分でないケ−スもあった。
【0004】即ち、浴水中の塩分(塩素イオン濃度)が
少ないと電解による塩素発生量は少なく、塩分が多いと
電解による塩素発生量が多いということになり、電解条
件が同じ場合には、浴水の性質によって塩素発生量が大
きくばらつき、塩素の添加が過剰となる家庭と不足する
家庭が生じてしまう。
【0005】特に、入浴者の体内から分泌するアンモニ
ア性窒素量の多少によって浴水の塩素要求量が異なるも
のであり、かかるアンモニア性窒素量が多いと塩素の要
求量も多くなり、その分本来ならば電解によって塩素発
生量を多くしなくてはならない。しかしながら、前記し
たように一般に電解殺菌システムで同一電解条件に設定
してあるため常に安定した殺菌性能を有することは難し
かった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上のような
従来の課題を解決しようとするものであり、電解条件の
電解電流値を可変にし、浴水状態によって塩素発生量を
適切な量に調整しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の課題を解
決するためになされたものであって、その要旨は、浴水
を吸水する吸水口と、吐出口と、この間に浴水を循環さ
せるポンプと、浴水浄化装置と、浴水加熱装置とを備
え、浴水の殺菌装置として電解槽を備えた浴水循環装置
であって、電解電流値を可変とした電源スイッチを備え
たことを特徴とする装置である。そして、電源スイッチ
が浴水の塩素要求量に従って電解電流値を可変とするも
のであり、電源スイッチが電解槽に流れる電解電流値に
対応した印加電圧を可変としたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の浴水循環装置は配管経路
に浴水を電解して次亜塩素酸イオンや塩素イオンを発生
する電解槽を設けて浴水の殺菌を行い、かつ、この電解
槽の電源にスイッチを設け、電解電流値を例えば5段階
選択できるようにしたものである。
【0009】この電解電流値の選択は浴水によって異な
り、浴水の塩素要求量が高い場合には電流値を高く、塩
素要求量が低い浴水の場合には電流値を低くする。電解
電流の大きさは電解時間を一定とすると、ファラデ−の
法則に従い例えば次亜塩素酸イオンの生成量に比例す
る。尚、電流値は電極における電流密度1〜2A/dm
2 の範囲である。
【0010】本発明にあっては、各家庭の浴水の塩素イ
オン濃度、残留塩素濃度、塩素要求量等を測定し、その
浴水に必要な塩素量を発生するように電流を選択するも
のであり、電源スイッチによって電解槽に出力する電流
に対応した電圧(設定値)を切り替える。そして、本発
明の電源スイッチでは電解電流値のみ可変させ、電解時
間は変化させない。
【0011】浴水の電解中は高濃度の次亜塩素酸イオン
や塩素イオンが生成されるために、生物浄化を行ってい
る浄化装置に直接導入しないようにバイパスを設ける必
要がある。
【0012】
【実施例】以下、本発明の浴水循環装置を図面をもって
更に詳細に説明する。図1は本発明の装置の全体を示す
概念図であり、浴槽10中に浴水11が貯められてい
る。そして符号20は浴水循環装置であって、浴水11
中に没して吸水口21と吐出口22とが配置され、この
間の浴水循環回路に循環ポンプ23、浴水浄化装置2
4、加熱装置25が備えられ、浴水の殺菌を司る電解槽
26が浴水浄化装置24と並列に配置されている。図
中、27は切換バルブである。
【0013】浴水11は吸水口21より回路内に入り、
浄化装置24内にて主として生物浄化が行われ、加熱装
置25にて適温とされて吐出口22より浴水11中に戻
される。そして殺菌装置しての電解槽26は浄化装置2
4とは並列に配置され、切換バルブ27によって殺菌の
際には浴水が浄化装置24内に流れ込まないようにする
のが好ましい。これは浄化装置24内の浄化菌が殺菌さ
れてしまうことことがないようにするためである。図
中、28は浴水中の残留塩素濃度センサ−であり、29
は電解槽電源である。
【0014】さて、この電解槽電源のブロック図を図2
に示す。電解槽26における浴水中の電解質の分解はフ
ァラデ−の法則により電流x時間に比例するところ、通
常の装置においては分解時間は一定に設定されている。
従って電解による生成物(次亜塩素酸イオン、塩素イオ
ン)の増減は電流の増減をさせる必要がある。
【0015】このため定電流回路30に電解槽電源スイ
ッチ40を付加し、これによって印加電圧を変化させ、
出力電流即ち電解槽に加えられる電流の増減をなすもの
である。この電解槽電源スイッチ40は人手によって行
うものであって、例えば浴水中の塩素要求量が多いと判
断した場合には印加電圧を変化させ、電解槽26の電極
に流れる電流を制御するものである。この塩素要求量は
各家庭の浴水によって、又、入浴の前後によっても異な
るため、例えば残留塩素濃度センサ−等をもって塩素要
求量の程度を判断することとなる。
【0016】
【発明の効果】以上の構造を有する本発明の浴水循環装
置にあっては、各家庭の浴水に適した電解条件が選択で
きる。このため、浴水のバラツキを全て網羅した装置・
制御をする必要がなく、電源・制御装置が簡素化でき、
浴水の各家庭間バラツキの影響を受けずに電解の塩素発
生量を可変できるので安定した殺菌性能が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の装置の全体を示す概念図であ
る。
【図2】図2は電解槽電源のブロック図である。
【符号の説明】
10‥‥浴槽、 11‥‥浴水、 20‥‥浴水循環装置、 21‥‥吸水口、 22‥‥吐出口、 23‥‥循環ポンプ、 24‥‥浴水浄化装置、 25‥‥加熱装置、 26‥‥電解槽、 27‥‥切換バルブ、 28‥‥残留塩素濃度センサ−、 29‥‥電解槽電源、 30‥‥定電流回路、 40‥‥電解槽電源スイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C02F 1/50 540 C02F 1/50 540B 550 550D 550L 560 560F 1/76 1/76 A F24H 9/00 F24H 9/00 W

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴水を吸水する吸水口と、吐出口と、こ
    の間に浴水を循環させるポンプと、浴水浄化装置と、浴
    水加熱装置とを備え、浴水の殺菌装置として電解槽を備
    えた浴水循環装置であって、電解電流値を可変とした電
    源スイッチを備えたことを特徴とする浴水循環装置。
  2. 【請求項2】 電源スイッチが浴水の塩素要求量に従っ
    て電解電流値を可変とした請求項第1項記載の浴水循環
    装置。
  3. 【請求項3】 電源スイッチが電解槽に流れる電解電流
    値に対応した印加電圧を可変とした請求項第1項記載の
    浴水循環装置。
JP9275192A 1997-09-22 1997-09-22 浴水循環装置 Pending JPH1190447A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002090266A1 (fr) * 2001-04-27 2002-11-14 Sanyo Electric Co., Ltd. Dispositif de traitement d'eau
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US6699381B2 (en) 2000-10-27 2004-03-02 Omega Co., Ltd. Water purification/sterilization method and device therefor
KR100421256B1 (ko) * 2001-07-12 2004-03-09 주식회사 이림테크 인공 해수 수영장 살균 처리 장치
KR100794732B1 (ko) 2007-05-14 2008-01-15 한울이앤씨 주식회사 살균제 농도조절부가 구비된 전해살균 시스템

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