JPH1190290A - 塗装装置 - Google Patents

塗装装置

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Publication number
JPH1190290A
JPH1190290A JP27221197A JP27221197A JPH1190290A JP H1190290 A JPH1190290 A JP H1190290A JP 27221197 A JP27221197 A JP 27221197A JP 27221197 A JP27221197 A JP 27221197A JP H1190290 A JPH1190290 A JP H1190290A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating
coating roll
roll
width
coated
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP27221197A
Other languages
English (en)
Inventor
Motoji Kinoshita
元二 木下
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National House Industrial Co Ltd
Original Assignee
National House Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by National House Industrial Co Ltd filed Critical National House Industrial Co Ltd
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Publication of JPH1190290A publication Critical patent/JPH1190290A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 塗装ロールを取り替えること無く、塗装幅を
変化させることが容易な塗装装置を提供する。 【解決手段】 長手方向に角度自在に湾曲する塗装ロー
ル1を両端が回転自在となるよう支持した塗装装置を用
い、塗装ロール1を湾曲させる強制手段により塗装ロー
ル1を長手方向に自在に湾曲させて塗装を行う。この塗
装ロール1は、中心にはバネからなる芯材が設ける事が
好ましい。これらの塗装装置によると、塗装ロールを自
在に湾曲させる事が出来るため、塗装ロールの曲率を変
化させて被塗装体に塗装ロールが接触する面積を容易に
変化させることが出来、塗装ロールを交換することなく
種々の塗装幅の塗装を行う事が出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、湾曲する塗装ロー
ルを用いて、塗装ロールを交換することなく塗装幅を変
化させて塗装を行うことができる塗装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来工場塗装において、平面状の被塗装
物に塗装を行うには、スプレー塗装のように塗料が飛散
することなく塗料の無駄が少ないうえ、工場の環境を悪
化させにくいことから、筒状の塗装ロール21を用いた
塗装が行われている。従来の塗装装置の塗装ロール21
は、金属製パイプ等の芯材の外面をスポンジ、ゴム等で
被覆して形成されており、その塗装ロール21に塗料を
含ませ、塗装ロール全長を被塗装体22の表面に当接す
ると共に塗装ロールを転がすことにより塗装を行ってい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の塗装装置におい
ては、塗装幅Wが塗装ロール全長Lと同一となるため、
塗装幅を変化させるには幅の異なる塗装ロールに交換し
なければならず、その工程に時間を要するうえ、交換後
の塗装ロールをその都度洗浄しなければならず塗装幅を
変更することが容易でなかった。また、要求される塗装
幅と同一長さの塗装ロールを複数準備しなければ成らな
い上、塗装幅と一致する塗装ロールが無いときには、よ
り幅広の塗装ロールを用いていたため塗料の無駄が発生
していた。そこで、本発明は塗装幅を変化させることが
容易な塗装装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め本発明では、長手方向に湾曲自在の塗装ロールを回転
自在となるよう両端を支持した塗装装置を用い、塗装ロ
ールを湾曲させる強制手段により塗装ロールを長手方向
に湾曲させて塗装を行う。この塗装ロールは、中心には
バネからなる芯材が設ける事が好ましい。この塗装装置
によると、塗装ロールを自在に湾曲させる事が出来るた
め、塗装ロールの曲率を変化させて被塗装体に塗装ロー
ルが接触する面積を容易に変化させることが出来、塗装
ロールを交換することなく種々の塗装幅の塗装を行う事
が出来る。また、塗装ロールにバネからなる芯材が設け
られているときには、バネの弾性により塗装ロールを柔
軟に湾曲させることが可能である。
【0005】また、両端から突出する突出軸を塗装ロー
ルに設け、強制手段の両突出軸相互の角度を規制する機
構により塗装ロールを湾曲させて塗装を行ってもよい。
この塗装ロールによると塗装ロールの曲率を容易に変化
させることができるとともに塗装ロールの形状を一定に
保つことが容易である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を示す図
面に基づき説明する。塗装ロール1は中心にバネからな
る芯材2を設け、芯材2の外周にはスポンジ、ゴム等の
弾力性を有するライニング3を設ける。ライニング3は
被塗装体の表面の組成、塗料の性質等によって種々選択
しうる。芯材2の両端付近には、ライニング3のずれを
防止する鍔体4が設けられ、両鍔体4,4間にライニン
グ3が設けられる。また、両端の鍔体4の外側には芯材
2に直結した突出軸5が設けられる。尚、図2において
は、バネの形状を模式的に示したが、バネはコイル状の
ものが適しており、またコイル相互の間隔が密なものを
用いることも好ましい。
【0007】塗装装置は突出軸5の角度を一定に保つ強
制手段を有している。強制手段は、先端に塗装ロール1
の突出軸5が貫通して塗装ロール1を回転自在に保持す
る支持腕6と、その支持腕6基端の間隔を調整する調整
装置からなる。
【0008】支持腕6は、先端にボールベアリングから
なる軸受けを有し、軸受けには突出軸5が貫通すると共
に脱落しないように保持されている。支持腕6基端は、
ヒンジ7を介して調整装置に連結されている。
【0009】調整装置は、支持腕6の基端をヒンジ7を
介して保持する一対のベースプレート8と、ベースプレ
ート8を貫通するガイドシャフト9、ボールネジ10等
から構成される。ベースプレート8には平行に配列され
たガイドシャフト9とボールネジ10が直角に貫通して
おり、ボールネジ10が貫通する孔はネジ孔となってい
る。ボールネジ10は長手方向中央を境に逆ネジとなっ
ており、ボールネジ10端部に連結されたハンドルをに
よりボールネジ10を回転させることによりベースプレ
ート8相互の間隔を変化させることができる。ガイドシ
ャフト9により、ベースプレート8を一定の角度に保持
することができ、ベースプレート8はスムーズに水平移
動可能となっている。
【0010】ベースプレート8の間隔を変化させると、
ベースプレート8にヒンジ7を介して連結された支持腕
6の角度が変化し、塗装ロール1両端の角度が規制さ
れ、塗装ロール1が湾曲する。したがってボールネジ1
0を回転させることで、塗装ロール1の曲率を変化させ
ることができ、塗装幅の変更はその作業のみで行うこと
が出来る。従って図1(a)においては、塗装ロール1
の全長が塗装幅Wとなるが、図1(b)塗装ロール1を
湾曲させた時には塗装ロール1の被塗装体に接触する幅
が塗装幅Wとなる。
【0011】本発明の塗装装置の使用方法について説明
する。先ず塗装ロール1のライニング3に塗料を含浸さ
せる。次にボールネジ10に連結されたハンドルを操作
し、塗装ロール1の接触面の幅が要求される塗装幅と一
致するよう塗装ロール1を湾曲させ、塗装ロール1を被
塗装体に接触させる。次に、被塗装体を一方向にスライ
ドさせると両端のボールベアリングからなる軸受けによ
って塗装ロール1が回転し、塗装ロール1のライニング
3の塗料が被塗装体に付着し、塗装を行うことが出来
る。塗装ロール1が中心にバネからなる芯材2を有する
場合には、被塗装体に接触する部分の塗装ロール1が圧
力で変形して被塗装体表面に沿う形状となり、良好に塗
装を行うことが出来る。
【0012】連続して塗装を行う場合には塗装ロール1
の芯材2部分に塗料を供給し、塗料がライニング3に連
続してしみ出すようにしてもよい。また、塗装ロール1
を湾曲させると塗装ロール1先端が被塗装体の方向に移
動するため、塗装装置と被塗装体の間隔が一定の場合に
は塗装ロール1先端と被塗装体とが接近しすぎる場合が
ある。そこで、塗装ロール1の湾曲に応じて塗装装置を
シフトさせる機構を設けることが好ましい。
【0013】
【発明の効果】本発明は以上の通りであり、本発明の塗
装装置によると塗装ロールの曲率を変化させることで被
塗装体に塗装ロールが接触する面積を容易に変化させる
ことが出来、塗装ロールを交換することなく種々の塗装
幅の塗装を行う事が出来る。これにより塗装ロールの交
換が不要となり、種々の塗装幅の塗装を効率よく行うこ
とが出来る。
【0014】また、塗装ロールにバネからなる芯材が設
けられているときには、バネの弾性により塗装ロールを
柔軟に湾曲させることが可能である。
【0015】また、両端から突出する突出軸を塗装ロー
ルに設け、強制手段の両突出軸相互の角度を規制する機
構により塗装ロールを湾曲させて塗装を行ってもよい。
この塗装ロールによると塗装ロールの曲率を容易に変化
させることができるとともに塗装ロールの形状を一定に
保つことが容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す正面図である。
【図2】本発明の塗装ロールを示す断面図である。
【図3】従来の塗装工程を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 塗装ロール 2 芯材 5 突出軸

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塗装ロールが回転自在となるよう両端を
    支持した塗装装置であって、塗装ロールは長手方向に湾
    曲自在であり、塗装ロールを湾曲させる強制手段を具え
    ている事を特徴とする塗装装置。
  2. 【請求項2】 塗装ロールの中心にはバネからなる芯材
    が設けられていることを特徴とする請求項1記載の塗装
    装置。
  3. 【請求項3】 両端から突出する突出軸を塗装ロールに
    設け、強制手段が両突出軸相互の角度を規制する機構を
    有することを特徴とする請求項1または2記載の塗装装
    置。
JP27221197A 1997-09-17 1997-09-17 塗装装置 Withdrawn JPH1190290A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27221197A JPH1190290A (ja) 1997-09-17 1997-09-17 塗装装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27221197A JPH1190290A (ja) 1997-09-17 1997-09-17 塗装装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1190290A true JPH1190290A (ja) 1999-04-06

Family

ID=17510668

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27221197A Withdrawn JPH1190290A (ja) 1997-09-17 1997-09-17 塗装装置

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JP (1) JPH1190290A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100868243B1 (ko) 2007-05-10 2008-11-11 최진국 접착제 도포용 롤러 장치
CN116550540A (zh) * 2023-07-12 2023-08-08 山东盛都节能科技有限公司 一种保温板生产用表面涂胶装置

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100868243B1 (ko) 2007-05-10 2008-11-11 최진국 접착제 도포용 롤러 장치
CN116550540A (zh) * 2023-07-12 2023-08-08 山东盛都节能科技有限公司 一种保温板生产用表面涂胶装置
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20041207