JPH118902A - 磁石ベルト駆動式車両の線路構造 - Google Patents

磁石ベルト駆動式車両の線路構造

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JPH118902A
JPH118902A JP9171208A JP17120897A JPH118902A JP H118902 A JPH118902 A JP H118902A JP 9171208 A JP9171208 A JP 9171208A JP 17120897 A JP17120897 A JP 17120897A JP H118902 A JPH118902 A JP H118902A
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JP
Japan
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band
concrete
pair
support
magnet belt
Prior art date
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Pending
Application number
JP9171208A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumi Matsui
一三 松井
Kenichi Sanada
健一 真田
Shoji Sasaki
昭司 佐々木
Koji Iwata
光司 岩田
Masaharu Nakamura
正治 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanwa Tekki Corp
Magnetic Transportation System Engineering Co
Original Assignee
Sanwa Tekki Corp
Magnetic Transportation System Engineering Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
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Publication of JPH118902A publication Critical patent/JPH118902A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的建設が容易で大きなコストを要しない
磁石ベルト駆動式車両の線路構造を提供する。 【解決手段】 磁石ベルト駆動式車両31の磁石ベルト
32が吸着する鉄製レール1の延長方向に所定の間隔を
おいて左右一対ずつ円柱状のコンクリート支柱2を地上
に立設する。このコンクリート支柱2の上端部にバンド
金具組立体3を巻き締め、このバンド金具組立体3に支
持金具4の両端を結合すると共に、支持金具4の中間部
をコンクリート支柱2の上端面上に載置する。このバン
ド金具組立体3に、支持梁5の両端を結合し、これを左
右のコンクリート支柱2,2間に水平に架設し、この支
持梁5上に鉄製レール1を支持する。コンクリート支柱
2との組合せにより、バンド金具組立体3は、取付けが
容易であると共に、確実に支持梁5の両端を支持するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄製レールの左右
両側面に一対の磁石ベルトを吸着させて走行する磁石ベ
ルト駆動式車両の線路を支持する構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】起伏が多く、かつ面積の広大なダムの建
設現場等において、土石や資材、人員を運搬する設備と
して、磁石ベルト駆動式車両が好都合である。従来の磁
石ベルト駆動式車両の線路は、そのような設置環境に適
した構造ではなく、建設に長時間と大きなコストを要す
る難点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、比較的建設
が容易で大きなコストを要しない磁石ベルト駆動式車両
の線路構造を提供することを課題としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
おいては、磁石ベルト駆動式車両31の磁石ベルト32
が吸着する鉄製レール1の延長方向に所定の間隔をおい
て左右一対ずつ円柱状のコンクリート支柱2を地上に立
設する。このコンクリート支柱2の上端部にバンド金具
組立体3を巻き締める。このバンド金具組立体3に支持
金具4の両端を結合すると共に、支持金具4の中間部を
コンクリート支柱2の上端面上に載置する。バンド金具
組立体3に、支持梁5の両端を結合することにより、こ
れを左右のコンクリート支柱2,2間に水平に架設す
る。そして、この支持梁5上に鉄製レール1を支持する
構造を採用した。コンクリート支柱2との組合せによ
り、バンド金具組立体3は、極めて取付けが容易である
と共に、確実に支持梁5の両端を支持することができ
る。
【0005】請求項2に記載の発明においては、バンド
金具組立体3を第1の半部8と第2の半部9とから構成
する。各半部8,9に、コンクリート支柱2の外周に沿
うようにほぼ半円形に湾曲した主体部10と、この主体
部10の両端から半径方向に外方へ延出した突合せ部1
1とを設ける。第1の半部8と第2の半部9の突合せ部
11を互いに対向させ、コンクリート支柱2を巻いてボ
ルト12にて結合できるようにする。さらにバンド金具
組立体3の第1の半部8には、突合せ部11からほぼ9
0°離れた位置において上下の縁から夫々水平に相対向
して一対の水平支持片13を延出させる。また、これら
水平支持片13の間に垂直支持片14を垂直に延出させ
る。支持金具4には、対向一対の垂直支持板16と、そ
れの上端間を結合する水平支持板15とを設ける。水平
支持板15をコンクリート支柱2の上端面上に配置し、
垂直支持板16をバンド金具組立体3の対向する突合せ
部11,11間に介在させてボルト12を貫通させる。
支持梁5は、H型鋼材で構成し、上下のフランジ17を
水平支持片13に沿わせると共に、ウエブ18を垂直支
持片14に突き合せ、継板19を介在させてボルト20
で垂直支持片14に結合する。バンド金具組立体3の水
平支持片13にH型鋼材から成る支持梁5の上下のフラ
ンジ17を沿わせて支持し、また垂直のウエブ18を継
板19を介して垂直支持片14に結合するので組み付け
作業が容易で、しかも確実に固定することができる。ま
た、支持金具4の垂直支持板16を突合せ部11,11
の間に挾んで第1、第2の半部8,9をボルト12で締
め付けることで、バンド金具組立体3を容易に支持金具
4に結合することができる。
【0006】請求項3に記載の本発明においては、バン
ド金具組立体3を上下に勝手違いの同一構造一対の上部
バンド金具6と下部バンド金具7とで構成する。これら
のバンド金具6,7を夫々第1及び第2の2つの半部
8,9から構成する。各半部8,9には、夫々ほぼ半円
形に湾曲した主体部10と、この主体部10の両端から
半径方向に外方へ延出した突合せ部11とを設ける。突
合せ部11を互いに対向させて、第1及び第2の2つの
半部8,9をコンクリート支柱2に巻き、ボルト12に
て結合できるようにする。バンド金具6,7の第1の半
部8には、突合せ部11からほぼ90°離れた位置の上
下の縁から夫々水平に相対向して延出する水平支持片1
3を設けると共に、この水平支持片13,13の間に垂
直に延出する垂直支持片14を設ける。上下に勝手違い
に配置された上部バンド金具6と下部バンド金具7とで
H型鋼材から成る支持梁5の端部を上下に挾んで継板1
9で結合することにより、バンド金具組立体3と支持梁
5との結合作業が容易になる。
【0007】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施形態
を説明する。図1は線路の正面図、図2は線路の側面
図、図3は線路の支持構造を示す一部の分解斜視図であ
る。
【0008】磁石ベルト駆動式車両31は、鉄製のレー
ル1の左右両側面に左右一対の磁石ベルト32を吸着さ
せて走行する。
【0009】レール1は、その延長方向に所定の間隔を
おいて左右一対ずつ地上に立設された円柱状のコンクリ
ート支柱2上に支持されている。
【0010】このコンクリート支柱2の上端部には、支
持金具4とバンド金具組立体3が取り付けられ、バンド
金具組立体3に支持梁5が水平に支持されている。支持
金具4は、両端においてこのバンド金具組立体3に結合
され、中間部がコンクリート支柱2の上端面上に載置さ
れている。そして、レール1は、支持梁5上に支持され
ている。
【0011】バンド金具組立体3は、上下に勝手違いに
取り付けられる同一構造の一対の上部バンド金具6と下
部バンド金具7とを具備する。これらのバンド金具6,
7は、コンクリート支柱を2包囲して互いに結合される
第1の半部8と第2の半部9とを有する。各半部8,9
は、半円形に湾曲した主体部10と、この主体部10の
両端から半径方向に外方へ延出した突合せ部11とを備
え、突合せ部11を互いに対向させて、コンクリート支
柱2を巻くようにボルト12にて結合される。第1の半
部8は、水平支持片13と垂直支持片14とを有する。
水平支持片13は、突合せ部11からほぼ90°離れた
位置において主体部10の上又は下の縁から水平に半径
方向へ延出している。垂直支持片14は、主体部10の
外周に軸線方に伸びて半径方向へ延出しており、一端が
水平支持片13の中間部にT字状に接合している。
【0012】支持金具4は、水平支持板15と垂直支持
板16とを有する。水平支持板15は、コンクリート支
柱2の上端面上に、これを横断するように載せられる。
垂直支持板16は、水平支持板15の両端部の下面か
ら、コンクリート支柱2の外周面に沿って軸線方向に下
方へ垂直に伸びるように延出している。水平支持板15
は、コンクリート支柱2を包囲するバンド金具6,7の
突合せ部11,11間に挾まれるように配置され、貫通
するボルト12でバンド金具6,7に結合される。
【0013】支持梁5は、H型鋼材から成り、上下のフ
ランジ17をバンド金具6,7の水平支持片13に沿わ
せると共に、ウエブ18を垂直支持片14に突き合せ、
継板19を介在させてボルト20で垂直支持片14に結
合されている。
【0014】
【発明の効果】以上のように、本発明においては、磁石
ベルト駆動式車両31の磁石ベルト32が吸着する鉄製
レール1の延長方向に所定の間隔をおいて左右一対ずつ
円柱状のコンクリート支柱2を地上に立設し、このコン
クリート支柱2の上端部にバンド金具組立体3を巻き締
め、このバンド金具組立体3に支持金具4の両端を結合
すると共に、支持金具4の中間部をコンクリート支柱2
の上端面上に載置し、このバンド金具組立体3に、支持
梁5の両端を結合し、これを左右のコンクリート支柱
2,2間に水平に架設し、この支持梁5上に鉄製レール
1を支持する構造を採用したため、比較的建設が容易で
大きなコストを要しない磁石ベルト駆動式車両の線路構
造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】線路の正面図である。
【図2】線路の側面図である。
【図3】線路の支持構造を示す一部の分解斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 鉄製レール 2 コンクリート支柱 3 バンド金具組立体 4 支持金具 5 支持梁 6 上部バンド金具 7 下部バンド金具 8 第1の半部 9 第2の半部 10 主体部 11 突合せ部 12 ボルト 13 水平支持片 14 垂直支持片 15 水平支持板 16 垂直支持板 17 フランジ 18 ウエブ 19 継板 20 ボルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 昭司 東京都品川区南品川6丁目5番19号 三和 テッキ株式会社内 (72)発明者 岩田 光司 東京都品川区南品川6丁目5番19号 三和 テッキ株式会社内 (72)発明者 中村 正治 東京都品川区南品川6丁目5番19号 三和 テッキ株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄製レールの延長方向に対する左右両側
    面に左右一対の磁石ベルトを吸着させて走行する磁石ベ
    ルト駆動式車両の線路構造であって、 前記レールの延長方向に所定の間隔をおいて左右一対ず
    つ地上に立設された円柱状のコンクリート支柱と、 このコンクリート支柱の上端部を巻き締めるバンド金具
    組立体と、 両端においてこのバンド金具組立体に結合され、中間部
    が前記コンクリート支柱の上端面上に載置された支持金
    具と、 両端において前記バンド金具組立体に結合され、左右の
    前記コンクリート支柱間に水平に架設された支持梁と、 この支持梁上に支持された前記鉄製レールとを具備する
    ことを特徴とする磁石ベルト駆動式車両の線路構造。
  2. 【請求項2】 前記バンド金具組立体は、前記コンクリ
    ート支柱の外周に沿うようにほぼ半円形に湾曲した主体
    部と、この主体部の両端から半径方向に外方へ延出した
    突合せ部とを備え、突合せ部を互いに対向させて、前記
    コンクリート支柱を巻いてボルトにて結合される第1及
    び第2の半部を有し、 前記バンド金具組立体の第1の半部は、前記突合せ部か
    らほぼ90°離れた位置において上下の縁から夫々水平
    に相対向して延出する一対の水平支持片と、これら水平
    支持片の間に位置して垂直に延出する垂直支持片とを具
    備し、 前記支持金具は、前記コンクリート支柱を包囲する前記
    バンド金具組立体の対向する突合せ部間に前記ボルトを
    貫通させて介在する対向一対の垂直支持板と、前記コン
    クリート支柱の上端面上を横断するように、前記一対の
    垂直支持板の上端間に結合された水平支持板とを具備
    し、 前記支持梁は、H型鋼材から成り、上下のフランジを前
    記水平支持片に沿わせると共に、ウエブを前記バンド金
    具組立体の垂直支持片に突き合せ、継板を介在させてボ
    ルトで垂直支持片に結合されていることを特徴とする請
    求項1に記載の磁石ベルト駆動式車両の線路構造。
  3. 【請求項3】 前記バンド金具組立体は、上下に勝手違
    いに取り付けられる同一構造一対の上部バンド金具と下
    部バンド金具とを具備し、 これらのバンド金具は、夫々ほぼ半円形に湾曲した主体
    部と、この主体部の両端から半径方向に外方へ延出した
    突合せ部とを備え、突合せ部を互いに対向させて、前記
    コンクリート支柱を巻いてボルトにて結合される第1及
    び第2の半部を有し、 前記バンド金具の第1の半部は、前記突合せ部からほぼ
    90°離れた位置において上下の縁から夫々水平に相対
    向して延出する一対の水平支持片と、これら水平支持片
    の間に位置して垂直に延出する垂直支持片とを具備する
    ことを特徴とする請求項2に記載の磁石ベルト駆動式車
    両の線路構造。
JP9171208A 1997-06-13 1997-06-13 磁石ベルト駆動式車両の線路構造 Pending JPH118902A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107007937A (zh) * 2017-05-18 2017-08-04 南京晶云化工有限公司 一种治疗肩周炎的护理器具
CN108749613A (zh) * 2018-06-05 2018-11-06 浙江中科正方电子技术有限公司 公交车远程充电管理装置及控制方法

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