JPH1188033A - アンテナ装置 - Google Patents

アンテナ装置

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JPH1188033A
JPH1188033A JP9237372A JP23737297A JPH1188033A JP H1188033 A JPH1188033 A JP H1188033A JP 9237372 A JP9237372 A JP 9237372A JP 23737297 A JP23737297 A JP 23737297A JP H1188033 A JPH1188033 A JP H1188033A
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JP
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antenna
antenna device
balanced
antenna element
conductive member
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JP9237372A
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Tatsuaki Taniguchi
龍昭 谷口
Kazuo Shigeta
一生 重田
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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    • G01S19/01Satellite radio beacon positioning systems transmitting time-stamped messages, e.g. GPS [Global Positioning System], GLONASS [Global Orbiting Navigation Satellite System] or GALILEO
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    • G01S19/35Constructional details or hardware or software details of the signal processing chain
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アンテナの性能を損なうことなく取り付けの
容易なアース構造を提案する。 【解決手段】 平衡アンテナ素子20と、このアンテナ
装置を自動車の車体に取り付けたときに、平衡アンテナ
素子20と 車体の電気導体100との間に配置される
遮蔽板30と、支持部材25とを有し、この遮蔽板30
は、電気導体100からの平衡アンテナ素子20への電
気的結合を遮断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車両用のア
ンテナ装置に関し、例えば車載用ナビゲーション装置の
GPSアンテナなどの、平衡アンテナ構造の車両用アン
テナに関する。
【0002】
【従来の技術】車載用アンテナとしては一般的に非平衡
アンテナが用いられている。例えば、特開平5−220
30号、5−192912号、実開平5−6380号
は、非平衡アンテナとしてのマイクロストリップアンテ
ナを開示する。この非平衡アンテナにおいては、地板に
平行に設けられるアンテナ板は、受信しようとする周波
数λに対して、一辺がλ/2以上の大きさを必要とし、
このために、アンテナ構造が大型化する。
【0003】非平衡アンテナの大きさを極小とすべく、
特開平5−192912は、アンテナ板と地板との間に
誘電体を挿入配置している。ところが、この誘電体は、
その材質故に、原料コスト、加工コストがきわめて高
く、アンテナを高価にする原因になっていた。低価格で
小型化が達成できるものとしては平衡アンテナが注目さ
れる。
【0004】平衡アンテナでは、特にループアンテナで
は、受信しようとする周波数λに対して、ループ一周の
長さをλに一致させてよいため、高価な誘電体を用いな
くても小型化が達成できるという利点を持つ。又、平衡
アンテナは非平衡アンテナのようなアース(地板)を持
つ必要がなく、例えば車両への組み付けなど、具体的な
設置時には、アースを取る必要がないという利点も持
つ。
【0005】第1A図,第1B図に従来のループアンテ
ナの構成を示す。尚、第1A図はアンテナ素子の平面図
を、第1B図は側面図を示す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一般的に、第1A図の
ような形状を有する平衡アンテナ10は、自由空間中
(実質的近傍に金属導体がない場合)では、第2I図の
ような指向性を有する。尚、第2I図の測定は第1D図
に示すように球座標表示に従って行った。また第2I図
において受信感度を示すEθ(小さな菱形で示す),E
Φ(小さな矩形で示す)は、第1E図,第1D図の定義
に従う。即ち、Eθ(Φ=90度)は、第1E図に示す
ように、測定対象のループアンテナ10を水平面に平行
にして原点上におき、電波の発信源であるダイポールア
ンテナをアンテナ10の有効素子片に対して90度にな
るように配置して測定した受信感度である。例えば、θ
=90度ではダイポールアンテナは、アンテナ10の有
効片に対して直交し更に水平面に対して垂直に向く。ま
た、θ=0度では、アンテナ10の有効片に対して直交
するがダイポールアンテナは水平面に平行である。EΦ
(Φ=90度)は、第1F図に示すように、測定対象の
ループアンテナ10を水平面に平行にして原点上にお
き、電波の発信源であるダイポールアンテナをアンテナ
10の有効素子片に対して常に平行になるように配置し
て測定した受信感度である。例えば、θが0度,45
度,90度でもダイポールアンテナは有効素子片に対し
て平行である。
【0007】本発明の発明者たちは、第1図,第1B図
に示したループアンテナ10を、第1C図に示すような
環境で実験を行った。即ち、アンテナ10の近傍にアン
テナ10に平行にな金属導体100を距離Dで配置し
た。この金属導体100は具体的には車両内のハーネス
やボディの金属に相当する。第1C図の実験の結果、ア
ンテナ10の性能は、車両内のハーネスやボディなどの
周囲の導体(即ち、導体100)の影響を受けてしま
い、その指向性が第2I図の特性から大きく変化すると
いう面を持つことがわかった。
【0008】第2A図〜第2H図は、無限の大きさを有
する地板として働く金属導体100に第1A図のループ
型平衡アンテナ10を距離Dだけ離間させて配置した場
合において、Dの長さを色々と変化させたときの指向特
性の変化を示す。尚、第2A図〜第2H図中の受信感度
の表記は前述の第2I図のそれと同じである。第2A図
〜第2H図によると、平衡型アンテナは、第2D図,第
2E図のように、比較的良好な特性を示す場合もある
が、第2A図〜第2C図,第2F図〜第2H図に示すよ
うに、実質的には指向特性が金属導体100の影響を受
けて実用性がないことが多い。
【0009】また、指向性は、導体100の位置が若干
ずれたり、アンテナの取付位置が若干ずれたりするだけ
であっても、影響を受けて大きく変わってしまい、例え
ばGPSアンテナのように、特定方向の指向性(GPS
アンテナの場合は上方)が必要なアンテナの場合におい
ては、導体の影響を受けて、目的の指向性を得ることが
できない。
【0010】特に、GPSアンテナを車輌に取り付ける
場合には、インパネメンバーやハーネスなどの金属導体
が多いインパネ内に平衡アンテナ素子を配置する必要が
あるために、この問題が極めて深刻になる。本件の出願
人は、先に、特開平3−72702号において、反射器
を有する平衡アンテナを提案したが、その反射器は、平
衡アンテナからの電波が乗員に到達するのを規制するこ
とを目的とするものであって、上記問題を解決するもの
とはいえない。
【0011】そこで、本発明は斯かる従来技術の問題点
に鑑みてなされたもので、その目的は、良好な指向性を
確保しながら、小型で低コストのアンテナ装置であっ
て、外部の電気導体からの影響を排除することが容易な
アンテナ装置を提案することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成すべ
く、本発明のアンテナ装置は、平衡アンテナ素子と、前
記平衡アンテナ素子を外部装置に取り付けたときに前記
平衡アンテナ素子と前記外部装置の電気導体との間に配
置され、前記電気導体からの上記平衡アンテナ素子への
電気的結合を遮断するアンテナ部材とを備えたことを特
徴とする。
【0013】平衡アンテナを用いることにより、低コス
トで小型化を達成でき、更に、良好なアンテナ指向性を
達成できる。しかも、アンテナ部材は、アンテナ素子の
指向性に影響することなく、外部の電気導体の影響を排
除できる。本発明の好適な一態様に拠れば、前記平衡ア
ンテナ素子はGPS信号を受信する。アンテナ部材はア
ンテナ素子側の指向性に影響を与えないので、一方向の
指向性が要求されるGPSアンテナに好適である。
【0014】本発明の好適な一態様に拠れば、前記平衡
アンテナ素子はループ形状を有するアンテナ素子であ
る。ループアンテナを用いることによりアンテナの小型
化が達成できる。本発明の好適な一態様に拠れば、上記
アンテナ部材は、前記平衡アンテナとは独立して設けら
れた面状導電性部材を有することにより、更に良好なア
ンテナ指向性を達成できる。
【0015】本発明の好適な一態様に拠れば、前記アン
テナ部材と上記電気導体とをアースするアース部材を有
する。アンテナ部材をアースすることにより、更に良好
なアンテナ指向性を達成できる。また、例えば車体側の
導体に直接取り付けできるという付随的効果を達成でき
る。本発明の好適な一態様に拠れば、前記面状導電性部
材の、この部材から前記外部装置に向かう方向に垂直な
実効面積が、前記平衡アンテナの前記方向に垂直な実効
面積よりも大き句することにより、アンテナ部材(面状
導電性部材)の効果を担保することができる。
【0016】本発明の好適な一態様に拠れば、前記アン
テナ部材は、前記面状導電性部材を上記平衡アンテナと
所定距離離間させて絶縁保持する保持部材を有する。車
両への取り付け方に左右されずに、更に良好なアンテナ
指向性を達成できる。本発明の好適な一態様に拠れば、
前記アンテナ部材は、前記面状導電性部材を上記平衡ア
ンテナと所定距離離間させて絶縁保持する保持部材を有
し、上記保持部材は、上記平衡アンテナと上記面状導電
性部材との間に絶縁物を埋設することを特徴とする。簡
単な構造で所定距離を離間させることができる。
【0017】本発明の好適な一態様に拠れば、上記保持
部材は上記面状導電性部材と上記平衡アンテナとを略平
行に保持することにより、装置の小型化に寄与する。本
発明の好適な一態様に拠れば、前記面状電導部材を金属
板とすることにより、低コスト、軽量化を達成できる。
本発明の好適な一態様に拠れば、前記面状電導部材を金
属メッシュで形成することにより軽量化に寄与する。
【0018】本発明の好適な一態様に拠れば、上記金属
メッシュのメッシュ単位の大きさを、対象とする電波の
波長λの略の10分の1よりも小さく設定する。更に良
好なアンテナ指向性を達成できる。本発明の好適な一態
様に拠れば、上記面状電導部材の実効面積は、対象とす
る電波の波長をλとすると、9λ2/64よりも大きく
設定されている。面状電導部材の面積を所定値に設定す
ることにより、面状電導部材の形状の自由度を広げるこ
とができる。
【0019】本発明の好適な一態様に拠れば、上記面状
電導部材は一辺が3λ/8以上の四角形状である。更に
良好なアンテナ指向性を達成できる。本発明の好適な一
態様に拠れば、上記面状電導部材は正方形状である。更
に良好なアンテナ指向性を達成できる。本発明の好適な
一態様に拠れば、更に前記アンテナ部材を車両に取付け
る取付部材を備える。車両への取り付け場所に付いての
広い自由度を確保できる。また、取付場所に左右されず
に更に良好なアンテナ指向性を達成できる。特に、取り
付け位置に制限の多いGPSアンテナに好適である。
【0020】本発明の好適な一態様に拠れば、上記取付
部材は、上記アンテナ部材が上記平衡アンテナの下方に
位置するように、上記アンテナ部材を取り付ける。上方
の指向性を確保しながら、より大きな取り付けの自由度
を確保することができる。本発明の好適な一態様に拠れ
ば、上記アンテナ部材は電気的結合を遮蔽する機能を有
する電導部材を有し、上記取付部材は、この電導部材と
上記外部装置の電気導体とを絶縁させるように上記アン
テナ部材を取り付けることを特徴とする。車両側と電気
的アースを取る必要がなく、取付の自由度が高まる。
【0021】本発明の好適な一態様に拠れば、前記取付
部材は接着層を有することにより、アンテナ装置を簡単
な構成で取りつけことができる。本発明の好適な一態様
に拠れば、上記アンテナ部材を覆うカバーを備える。平
衡アンテナが車両側の導体に短絡する危険性を無くせ
る。そのために、車両への取付時に気を使わなくてもよ
い。
【0022】本発明の好適な一態様に拠れば、上記アン
テナ部材は車両のインパネ内に配置される。インパネ内
にアンテナを配置する場合でも、良好なアンテナ指向性
を達成できる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
第1実施形態として、本発明のアンテナ装置を自動車用
に適用した例を、さらには、第2実施形態として、遮蔽
板として機能する金属メッシュを用いた例を、さらには
GPS受信用アンテナに適用した例(第3実施形態)を
説明する。
【0024】〈第1実施形態〉第3A図,第3B図,第
3D図に第1実施形態のアンテナ装置を示す。第3A図
は平面図を、第3B図は側面図を、第3D図は斜視図を
示す。尚、第3D図においては図示の便宜上支持部材2
5を省略した。第1実施形態のアンテナ装置は、実質的
に矩形形状を有しループアンテナとして機能するアンテ
ナ素子20と、アンテナ素子20の成す平面と平行に離
間されて配置された金属平板(遮蔽板)30と、アンテ
ナ素子20と遮蔽板30とに挟まれこれらを指示する機
能を有する支持部材(本例では発泡スチロール)25と
を有する。
【0025】第1実施形態のアンテナ素子20の大きさ
は、実質的にアンテナとして機能する部分の、図面の縦
方向長さは58.25mm、同じく横方向長さは45mmで
ある。尚、リード線として機能する長さ10mmの導体片
20e,20fが夫々素子片20d,20aに接続して
いる。遮蔽板30の形状について説明する。原則的に
は、遮蔽板30はアンテナ素子20と平行であることが
好ましく、少なくとも、アンテナ素子20を覆う程度の
広がり(大きさ又は面積)を有する必要がある。第1実
施形態の第3B図に示された遮蔽板30は、一例とし
て、縦横ともに80mmの大きさを有する。
【0026】遮蔽板30のアンテナ素子20に対する位
置関係は、障害となり得る金属導体が無限の広がりを有
するように実質的に機能する大きさをもっている場合に
は、遮蔽板30の平面に垂直な方向における遮蔽板30
の正射影がアンテナ素子20全体を覆うように、遮蔽板
30を配置する。第4I図に、第3A図,第3B図,第
3D図のアンテナ素子20の自由空間中における指向特
性を示す。尚、アンテナ素子20と遮蔽板30との間隔
を一例として15mmに設定して第4I図の指向特性を得
た。
【0027】第4I図に示された自由区間中の指向性特
性は、従来のアンテナ素子(即ち、遮蔽板30を有さな
いアンテナ素子)の自由空間中での指向特性(第2I図
を参照)に比して遜色はない。本発明のアンテナ装置
は、第3C図に示すように、アンテナ素子20の近傍に
金属導体100(本実施形態は車輌に適用しているの
で、以下、車輌金属導体と呼ぶ)が存在するときにその
効力を発揮する。第4A図〜第4H図は、アンテナ素子
20と遮蔽板30との距離を15mm(=D1)に設定
し、遮蔽板30と車輌金属導体100との間の距離D1
を色々と変更したときの指向性特性を示す。
【0028】第4A図〜第4H図の特性を、従来のアン
テナ素子の特性である第2A図〜第2H図と比較すれ
ば、第1実施形態の遮蔽板30が、ループアンテナ素子
20への車輌金属導体100による影響を除去する効果
を高めたのは明らかである。また、第4A図〜第4H図
は、第1実施形態のアンテナ装置(アンテナ素子20を
水平に平行に配置)が垂直方向に高い指向性を有するこ
とを示しており、特にGPSアンテナに好適であること
が分かる。
【0029】遮蔽板30は、車輌金属導体100の電磁
的影響をアンテナ素子20に及ぼさないようにするもの
であるから、遮蔽板30とアンテナ素子20との配置
は、車輌金属導体100の位置との関係を考慮しなけれ
ばならない。もし、車輌金属導体100が有限の広がり
を有するものとして機能する場合には、第5A図或いは
第5B図のように、遮蔽板30の位置を偏位させても良
い。
【0030】〈アンテナ素子と遮蔽板との距離の関係〉
発明者たちは、第5C図に示すように、アンテナ素子2
0と遮蔽板との間隔D 2を色々変えながら、第1実施形
態のアンテナ装置の指向特性を測定した。第6A図〜第
6L図に、波長に対する間隔D2の比(=D2/λ)を
色々変えて測定した指向特性図を示す。尚、1000M
Hz,2000MHz,4000MHz,6000MH
zに対する波長(λ)及び1/2波長(=λ/2)は以
下の表のようである。
【0031】 第6A図(D/λ=0.03)及び第6C図(D/λ=1)
に示された指向特性を考慮すると、 D2を、D/λが
0.03以下(D/λ≦0.03)となるような間隔に設定
すること、または、D/λが1以上(≧1)となるよう
な間隔に設定することは必ずしも好ましい特性を得るこ
とに結びつかないことが分かる。従って、第6B図〜第
6K図に示された特性が好ましいと考えれば、間隔D2
は、 λ/25〜λ/2 の範囲に設定すべきである。
【0032】〈遮蔽板の大きさの影響〉発明者たちは、
遮蔽板の大きさを色々と変えて、第1実施形態のアンテ
ナ装置の指向特性を測定した。第7A図,第7B図に、
測定に用いたアンテナ装置50の構成を示す。このアン
テナ装置50は、前述のアンテナ素子20に相当するア
ンテナ素子50aと、遮蔽板30に相当する遮蔽板50
bと、部材25に相当する支持部材50cとを有する。
アンテナ素子50aは、縦=60.75mm、横=38mm
に設定した。遮蔽板50bの大きさを変えて測定するに
際して、アンテナ素子50aと遮蔽板50bとの間隔D
2を30mmに固定した。
【0033】第8A図,第8B図,第8C図,第8D
図,第8E図,第8F図,第8G図,第8H図は、導体
遮蔽板50bの大きさ(以下、遮蔽板の大きさをGPと
呼ぶ)を、受信電波の周波数f=1575.42MHz
で、Φ=90度の場合において、それぞれ、GP=無限
大に、GP=100mm×100mmに、 GP=90mm×
90mmに、 GP=80mm×80mmに、 GP=70mm×
70mmに、 GP=60mm×60mmに、 GP=50mm×
50mmに、 GP=40mm×40mmに設定して測定した
ときの特性図である。
【0034】第8A図乃至第8H図の測定結果を評価す
ると、GPを60mm×60mm以下に設定すると、第8F
図,第8G図,第8H図を考慮すれば、下側の領域(グ
ラフで90度〜270度の範囲)での受信感度が向上し
ていることから、 GPSアンテナとしてのようとを考
えれば、GPを60mm×60mm以下とすることが遮蔽板
50bの効果を減殺することに繋がることが分かる。一
方、第8A図〜第8E図のグラフでは良好な指向特性を
得ていることに鑑みれば、略GP=70mm×70mm(即
ち、第8E図のGP=3λ/8)の大きさまでが遮蔽板
の効果を保証する限界であることが了解できる。
【0035】但し、上記大きさは、面積で実質的に効い
てくるので、面積が9λ2/64(={3λ/8}2)以
下であれば、一片の大きさが3λ/8以上でも未満であ
っても構わない。第9A図,第9B図のアンテナ装置6
0は、第7A図,第7B図のアンテナ装置50に比し
て、アンテナ素子と遮蔽板との間隔を短くしたものであ
る。即ち、第7A図,第7B図のアンテナ装置50はD
230mmであったの対して、第9A図,第9B図のア
ンテナ装置60はD2=15mmである。このアンテナ装
置のアンテナ素子60aは、縦×横=59mm×43.5
mmの大きさを有する。また、支持部材60cも、前記例
の部材と同じ材料(発泡スチロール)を用いた。
【0036】第10A図〜第10H図は、前記測定と同
じように、第9図のアンテナ装置60を用いて、間隔D
2を15mmに固定しておいて、GPを色々と変えなが
ら、指向特性を測定したグラフである。但し、遮蔽板6
0bの大きさGPを、80mm×80mmに設定したときの
測定(第10D図)と、70mm×70mmに設定したとき
の測定(第10E図)とでは、遮蔽板60の縦方向長さ
を58.25mmに、横方向長さを45mmに変更した。
【0037】第10A図乃至第10H図は第9図のアン
テナ装置を用いた実験の結果を示す。これらのグラフか
ら明らかなように、D2を15mmに設定しても、D2=3
0mmの場合と同様の好ましいを得ることができる。 〈第2実施形態〉第11図は、第2実施形態にかかるア
ンテナ装置の構成を示す。第2実施形態の特徴は、第1
実施形態の金属遮蔽板が平板金属で形成されているのに
対して、第2実施形態は金属メッシュの遮蔽板70を有
している点で相違している。この金属メッシュの遮蔽板
70は接着剤などにより支持部材75に固定されてい
る。また、アンテナ素子20(又は、アンテナ素子50
又は60)も部材75の上面に接着剤などにより固定さ
れている。
【0038】モノポールアンテナの特性を評価するに際
して、自動車の車体形状を格子状の線状導体モデルで近
似して解析することが知られている。この近似モデルを
使えば、モノポールアンテナに対して、格子間隔を0.
1λ程度とし、線上導体半径を0.005λ程度とする
と、実用上満足できるモノポールアンテナが実現できる
とされている。
【0039】この理論を第2実施形態のアンテナ装置
(第11図)に適用すれば、遮蔽板70のメッシュの間
隔は、λ/10程度にすれば、ループアンテナ素子は最
適に動作することになる。 〈GPSアンテナへの適用〉…第3実施形態 前述したように、GPSアンテナは、インパネメンバー
やハーネスなどの金属導体が多いインパネ内に平衡アン
テナ素子を配置する必要がある。このような環境内での
アンテナ装置には、本発明のアンテナ装置は好適であ
る。
【0040】第1実施形態のアンテナ装置は、ループア
ンテナ素子20(50a,60a)をその面が水平にな
るように配置すると、上方に強い指向性を有する。ま
た、遮蔽板30(又は50b,60b)を車輌の金属導
体側に配置すると、その導体からの悪影響を遮蔽する効
果があることが分かった。そこで、本発明の具体的な応
用例としての第3実施形態は、上方からの電波に対して
指向性を有し、下方にある金属導体からの悪影響を遮蔽
する効果を有するGPS用アンテナ装置である。
【0041】第12図は、第1実施形態もしくは第2実
施形態のアンテナ装置を、アンテナ装置170として、
インパネ内に取り付け、そのアンテナ装置の端子をナビ
ゲーション装置160に接続した時の配置を示す。尚、
150はアンテナフィーダ線である。第13図は、この
アンテナ装置170の詳細な構成を示す。
【0042】アンテナ装置170は、矩形形状のループ
アンテナ素子173と、金属から成る遮蔽板180と、
素子173と遮蔽板180により挟まれこれらが接着固
定されている支持部材175(発泡スチロール製)と、
フィーダ取り付け用コネクタ151とから成る。アンテ
ナ素子173の2本のリード線173a,173bは、
コネクタ151の位置において、フィーダ線15の夫々
の端子に接続されている。
【0043】第13図のアンテナ装置170は、金属遮
蔽板180が効果を発揮するように、金属遮蔽板180
を挟んで、アンテナ素子173と車輌の金属導体(第1
3図には不図示)が対抗する位置関係におかなければな
らない。その取り付けの具体例を第14図,第15図を
用いて説明する。第14図のアンテナ装置は、第13図
のアンテナ装置170において、遮蔽板180を取り付
け金具として利用するために、遮蔽板180に留め具1
91(ビス孔付)とフランジ193を設けたものであ
る。遮蔽板180は、留め具191とフランジに設けら
れたビス孔190により、取り付け用ブラケット195
にビス留めされる。第15図に示すように、このブラケ
ット195を介して本アンテナ装置組体を車輌のインパ
ネ内に固定する。
【0044】遮蔽板180をビスなどを介してブラケッ
ト195に取り付け、このブラケット195を車輌の金
属部分に取り付けると、遮蔽板180がアースされる効
果がある。 〈変形例〉尚、本発明のアンテナ装置は、自動車の用途
に限定されず、およそ車輌であればいかなるモノでも適
用可能である。
【0045】また、本発明のアンテナ装置の対象を上記
実施例ではGPS受信用としていたが、本発明のアンテ
ナ装置は他の用途にも適用可能である。また、ループア
ンテナの形状、遮蔽板の形状は矩形に限定されず、例え
ば、円形或いは楕円形であっても良い。上記実施形態で
は、支持部材として発泡スチロールを用いたが、他の材
料(例えば誘電性材料)であっても構わない。
【0046】本発明のアンテナ装置の遮蔽板の位置は、
アンテナ素子の指向性の発揮を考慮した場合には、アン
テナ素子が目的の指向性を発揮するようにアンテナ素子
の位置を決定し、このアンテナ素子の例えば自動車への
取り付け位置に応じて遮蔽板の位置を決定することが好
ましい。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
平衡アンテナ素子と、電気的結合の遮断機能を有したア
ンテナ部材を、該平衡アンテナ素子と外部装置の電気導
体間に配置することにより、良好な指向性を確保しなが
ら、小型で低コストのアンテナ装置であって、外部電気
導体からの影響を排除することが容易なアンテナ装置を
提供できた。
【図面の簡単な説明】
【図1A】 従来のループ型アンテナ素子の形状を示す
平面図。
【図1B】 従来のループ型アンテナ素子の形状を示す
側面図。
【図1C】 発明者による実験に用いられたアンテナ装
置の構成を示す図。
【図1D】 第1C図の実験(さらには実施形態のアン
テナ装置の実験)における「角度方向」の定義を示す
図。
【図1E】 Eθの定義を示す図。
【図1F】 EΦの定義を示す図
【図2A】 従来のアンテナ装置の指向性を示すグラフ
(D=10mm)。
【図2B】 従来のアンテナ装置の指向性を示すグラフ
(D=20mm)。
【図2C】 従来のアンテナ装置の指向性を示すグラフ
(D=30mm)。
【図2D】 従来のアンテナ装置の指向性を示すグラフ
(D=40mm)。
【図2E】 従来のアンテナ装置の指向性を示すグラフ
(D=50mm)。
【図2F】 従来のアンテナ装置の指向性を示すグラフ
(D=100mm)。
【図2G】 従来のアンテナ装置の指向性を示すグラフ
(D=150mm)。
【図2H】 従来のアンテナ装置の指向性を示すグラフ
(D=200mm)。
【図2I】 従来のアンテナ装置の自由空間における指
向性を示すグラフ。
【図3A】 第1実施形態のアンテナ装置の形状を示す
平面図。
【図3B】 第1実施形態のアンテナ装置の形状を示す
側面図。
【図3C】 第1実施形態のアンテナ装置と車輌の金属
導体との関係を示す側面図。
【図3D】 第1実施形態のアンテナ装置の斜視図。
【図4A】 第1実施形態のアンテナ装置の指向性を示
すグラフ(D=10mm)。
【図4B】 第1実施形態のアンテナ装置の指向性を示
すグラフ(D=20mm)。
【図4C】 第1実施形態のアンテナ装置の指向性を示
すグラフ(D=30mm)。
【図4D】 第1実施形態のアンテナ装置の指向性を示
すグラフ(D=40mm)。
【図4E】 第1実施形態のアンテナ装置の指向性を示
すグラフ(D=50mm)。
【図4F】 第1実施形態のアンテナ装置の指向性を示
すグラフ(D=100mm)。
【図4G】 第1実施形態のアンテナ装置の指向性を示
すグラフ(D=150mm)。
【図4H】 第1実施形態のアンテナ装置の指向性を示
すグラフ(D=200mm)。
【図4I】 第1実施形態のアンテナ装置の自由空間に
おける指向性を示すグラフ。
【図5A】 第1実施形態のアンテナ装置におけるアン
テナ素子20,遮蔽板30,電気導体100の配置関係
の変形を説明する図。
【図5B】 第1実施形態のアンテナ装置におけるアン
テナ素子20,遮蔽板30,電気導体100の配置関係
の変形を説明する図。
【図5C】 第1実施形態のアンテナ装置において素子
と遮蔽板との間隔を変更したときのアンテナ装置の側面
図。
【図6A】 第1実施形態のアンテナ装置において、ア
ンテナ素子と遮蔽板の距離(D/λ)を0.03に設定
したときの指向特性グラフ。
【図6B】 第1実施形態のアンテナ装置において、ア
ンテナ素子と遮蔽板の距離(D/λ)を0.04に設定
したときの指向特性グラフ。
【図6C】 第1実施形態のアンテナ装置において、ア
ンテナ素子と遮蔽板の距離(D/λ)を0.05に設定
したときの指向特性グラフ。
【図6D】 第1実施形態のアンテナ装置において、ア
ンテナ素子と遮蔽板の距離(D/λ)を0.06に設定
したときの指向特性グラフ。
【図6E】 第1実施形態のアンテナ装置において、ア
ンテナ素子と遮蔽板の距離(D/λ)を0.07に設定
したときの指向特性グラフ。
【図6F】 第1実施形態のアンテナ装置において、ア
ンテナ素子と遮蔽板の距離(D/λ)を0.08に設定
したときの指向特性グラフ。
【図6G】 第1実施形態のアンテナ装置において、ア
ンテナ素子と遮蔽板の距離(D/λ)を0.09に設定
したときの指向特性グラフ。
【図6H】 第1実施形態のアンテナ装置において、ア
ンテナ素子と遮蔽板の距離(D/λ)を0.1に設定し
たときの指向特性グラフ。
【図6I】 第1実施形態のアンテナ装置において、ア
ンテナ素子と遮蔽板の距離(D/λ)を0.15に設定
したときの指向特性グラフ。
【図6J】 第1実施形態のアンテナ装置において、ア
ンテナ素子と遮蔽板の距離(D/λ)を0.25に設定
したときの指向特性グラフ。
【図6K】 第1実施形態のアンテナ装置において、ア
ンテナ素子と遮蔽板の距離(D/λ)を0.5に設定し
たときの指向特性グラフ。
【図6L】 第1実施形態のアンテナ装置において、ア
ンテナ素子と遮蔽板の距離(D/λ)を1.0に設定し
たときの指向特性グラフ。
【図7A】 アンテナ素子と遮蔽板との距離を30mmに
設定した第1実施形態のアンテナ装置50の形状を示す
平面図。
【図7B】 アンテナ素子と遮蔽板との距離を30mmに
設定した第1実施形態のアンテナ装置50の形状を示す
側面図。
【図8A】 図7Aのアンテナ装置において、遮蔽板の
大きさを無限大に設定したときの指向特性を示すグラ
フ。
【図8B】 図7Aのアンテナ装置において、遮蔽板の
大きさを100mm×100mmに設定したときの指向特性
を示すグラフ。
【図8C】 図7Aのアンテナ装置において、遮蔽板の
大きさを90mm×90mmに設定したときの指向特性を示
すグラフ。
【図8D】 図7Aのアンテナ装置において、遮蔽板の
大きさを80mm×80mmに設定したときの指向特性を示
すグラフ。
【図8E】 図7Aのアンテナ装置において、遮蔽板の
大きさを70mm×70mmに設定したときの指向特性を示
すグラフ。
【図8F】 図7Aのアンテナ装置において、遮蔽板の
大きさを60mm×60mmに設定したときの指向特性を示
すグラフ。
【図8G】 図7Aのアンテナ装置において、遮蔽板の
大きさを50mm×50mmに設定したときの指向特性を示
すグラフ。
【図8H】 図7Aのアンテナ装置において、遮蔽板の
大きさを40mm×40mmに設定したときの指向特性を示
すグラフ。
【図9A】 遮蔽板と導体との距離を15mmに設定した
第1実施形態のアンテナ装置60の形状を示す平面図。
【図9B】 遮蔽板と導体との距離を15mmに設定した
第1実施形態のアンテナ装置60の形状を示す側面図。
【図10A】 図9Aのアンテナ装置において、遮蔽板
の大きさを無限大に設定したときの指向特性を示すグラ
フ。
【図10B】 図9Aのアンテナ装置において、遮蔽板
の大きさを100mm×100mmに設定したときの指向特
性を示すグラフ。
【図10C】 図9Aのアンテナ装置において、遮蔽板
の大きさを90mm×90mmに設定したときの指向特性を
示すグラフ。
【図10D】 図9Aのアンテナ装置において、遮蔽板
の大きさを80mm×80mmに設定したときの指向特性を
示すグラフ。
【図10E】 図9Aのアンテナ装置において、遮蔽板
の大きさを70mm×70mmに設定したときの指向特性を
示すグラフ。
【図10F】 図9Aのアンテナ装置において、遮蔽板
の大きさを60mm×60mmに設定したときの指向特性を
示すグラフ。
【図10G】 図9Aのアンテナ装置において、遮蔽板
の大きさを50mm×50mmに設定したときの指向特性を
示すグラフ。
【図10H】 図9Aのアンテナ装置において、遮蔽板
の大きさを40mm×40mmに設定したときの指向特性を
示すグラフ。
【図11】 第2実施形態のアンテナ装置の斜視図。
【図12】 第3実施形態にかかるアンテナ装置の自動
車(インパネ)への取り付け状態を説明する図。
【図13】 図12のアンテナ装置の構成を示す図。
【図14】 図12のアンテナ装置の車体への取り付け
手段を説明する図。
【図15】 図12のアンテナ装置の車体への取り付け
状態を説明する図。

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平衡アンテナ素子と、 前記平衡アンテナ素子を外部装置に取り付けたときに前
    記平衡アンテナ素子と前記外部装置の電気導体との間に
    配置され、前記電気導体からの上記平衡アンテナ素子へ
    の電気的結合を遮断するアンテナ部材とを備えたことを
    特徴とするアンテナ装置。
  2. 【請求項2】 前記平衡アンテナ素子はGPS信号を受
    信することを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装
    置。
  3. 【請求項3】 前記平衡アンテナ素子はループ形状を有
    するアンテナ素子であることを特徴とする請求項1また
    は2に記載のアンテナ装置。
  4. 【請求項4】 上記アンテナ部材は、前記平衡アンテナ
    とは独立して設けられた面状導電性部材を有することを
    特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のアンテナ
    装置。
  5. 【請求項5】 前記アンテナ部材と上記電気導体とをア
    ースするアース部材を有することを特徴とする請求項1
    乃至4のいずれかに記載のアンテナ装置。
  6. 【請求項6】 前記面状導電性部材の、この部材から前
    記外部装置に向かう方向に垂直な実効面積が、前記平衡
    アンテナの前記方向に垂直な実効面積よりも大きいこと
    を特徴とする請求項4に記載のアンテナ装置。
  7. 【請求項7】 前記アンテナ部材は、前記面状導電性部
    材を上記平衡アンテナと所定距離離間させて絶縁保持す
    る保持部材を有することを特徴とする請求項5または6
    に記載のアンテナ装置。
  8. 【請求項8】 前記アンテナ部材は、前記面状導電性部
    材を上記平衡アンテナと所定距離離間させて絶縁保持す
    る保持部材を有し、上記保持部材は、上記平衡アンテナ
    と上記面状導電性部材との間に絶縁物を埋設することを
    特徴とする請求項4,6又は7に記載のアンテナ装置。
  9. 【請求項9】 上記保持部材は上記面状導電性部材と上
    記平衡アンテナとを略平行に保持することを特徴とする
    請求項7に記載のアンテナ装置。
  10. 【請求項10】 前記面状電導部材は金属板であること
    を特徴とする請求項4に記載のアンテナ装置。
  11. 【請求項11】 前記面状電導部材は金属メッシュで形
    成されていることを特徴とする請求項4に記載のアンテ
    ナ装置。
  12. 【請求項12】 上記金属メッシュのメッシュ単位の大
    きさは、対象とする電波の波長λの略の10分の1より
    も小さく設定されていることを特徴とする請求項11に
    記載のアンテナ装置。
  13. 【請求項13】 上記面状電導部材の実効面積は、対象
    とする電波の波長をλとすると、9λ2/64よりも大
    きく設定されていることを特徴とする請求項4に記載の
    アンテナ装置。
  14. 【請求項14】 上記面状電導部材は一辺が3λ/8以
    上の四角形状であることを特徴とする請求項4に記載の
    アンテナ装置。
  15. 【請求項15】 上記面状電導部材は正方形状であるこ
    とを特徴とする請求項14に記載のアンテナ装置。
  16. 【請求項16】 更に前記アンテナ部材を車両に取付け
    る取付部材を備えることを特徴とする請求項1または7
    に記載のアンテナ装置。
  17. 【請求項17】 上記平衡アンテナ素子はGPS信号を
    受信することを特徴とする請求項16に記載のアンテナ
    装置。
  18. 【請求項18】 上記取付部材は、上記アンテナ部材が
    上記平衡アンテナの下方に位置するように、上記アンテ
    ナ部材を取り付けることを特徴とする請求項16または
    17に記載のアンテナ装置。
  19. 【請求項19】 上記アンテナ部材は電気的結合を遮蔽
    する機能を有する電導部材を有し、上記取付部材は、こ
    の電導部材と上記外部装置の電気導体とを絶縁させるよ
    うに上記アンテナ部材を取り付けることを特徴とする請
    求項16または17に記載のアンテナ装置。
  20. 【請求項20】 前記取付部材は接着層を有することを
    特徴とする請求項16に記載のアンテナ装置。
  21. 【請求項21】 上記アンテナ部材を覆うカバーを備え
    ることを特徴とする請求項1乃至20のいずれかに記載
    のアンテナ装置。
  22. 【請求項22】 上記アンテナ部材は車両のインパネ内
    に配置されることを特徴とする請求項1乃至21のいず
    れかに記載のアンテナ装置。
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