JP3046815U - Gps電波受信用アンテナ構造 - Google Patents
Gps電波受信用アンテナ構造Info
- Publication number
- JP3046815U JP3046815U JP1997007837U JP783797U JP3046815U JP 3046815 U JP3046815 U JP 3046815U JP 1997007837 U JP1997007837 U JP 1997007837U JP 783797 U JP783797 U JP 783797U JP 3046815 U JP3046815 U JP 3046815U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- metal plate
- loop
- antenna device
- radio wave
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Support Of Aerials (AREA)
- Details Of Aerials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 小型低コストで良好なGPSアンテナ性能の
アンテナ構造を提案する。 【解決手段】 ループアンテナ(20)とこれとは独立
して設けられた金属板(30)と、この金属板がループ
アンテナ(20)のループ面と略平行となるように金属
板(30)を絶縁保持する保持部材(25)とを有する
GPSアンテナ。金属板の面積≧ループアンテナ(2
0)のループ面積である。また、金属板(30)はルー
プアンテナ(20)をそのループ面に対して垂直方向か
ら見てカバーするように設けられている。
アンテナ構造を提案する。 【解決手段】 ループアンテナ(20)とこれとは独立
して設けられた金属板(30)と、この金属板がループ
アンテナ(20)のループ面と略平行となるように金属
板(30)を絶縁保持する保持部材(25)とを有する
GPSアンテナ。金属板の面積≧ループアンテナ(2
0)のループ面積である。また、金属板(30)はルー
プアンテナ(20)をそのループ面に対して垂直方向か
ら見てカバーするように設けられている。
Description
【0001】
本考案は、例えば車両に搭載されるGPS電波を受信するためのアンテナ装置 に関する。
【0002】
車載用アンテナとしては一般的に非平衡アンテナが用いられている。 例えば、特開平5−22030号、5−192912号、実開平5−6380 号は、非平衡アンテナとしてのマイクロストリップアンテナを開示する。 この非平衡アンテナにおいては、地板に平行に設けられるアンテナ板は、受信 しようとする周波数λに対して、一辺がλ/2以上の大きさを必要とし、このた めに、アンテナ構造が大型化する。
【0003】 非平衡アンテナの大きさを極小とすべく、特開平5−192912は、アンテ ナ板と地板との間に誘電体を挿入配置している。ところが、この誘電体は、その 材質故に、原料コスト、加工コストがきわめて高く、アンテナを高価にする原因 になっていた。 低価格で小型化が達成できるものとしては平衡アンテナが注目される。
【0004】 平衡アンテナでは、特にループアンテナでは、受信しようとする周波数λに対 して、ループ一周の長さをλに一致させてよいため、高価な誘電体を用いなくて も小型化が達成できるという利点を持つ。又、平衡アンテナは非平衡アンテナの ようなアース(地板)を持つ必要がなく、例えば車両への組み付けなど、具体的 な設置時には、アースを取る必要がないという利点も持つ。
【0005】 第1A図,第1B図に従来のループアンテナの構成を示す。尚、第1A図はア ンテナ素子の平面図を、第1B図は側面図を示す。
【0006】
一般的に、第1A図のような形状を有する平衡アンテナ10は、自由空間中( 実質的近傍に金属導体がない場合)では、第2I図のような指向性を有する。 尚、第2I図の測定は第1D図に示すように球座標表示に従って行った。また 第2I図において受信感度を示すEθ(小さな菱形で示す),EΦ(小さな矩形 で示す)は、第1E図,第1D図の定義に従う。即ち、Eθ(Φ=90度)は、 第1E図に示すように、測定対象のループアンテナ10を水平面に平行にして原 点上におき、電波の発信源であるダイポールアンテナをアンテナ10の有効素子 片に対して90度になるように配置して測定した受信感度である。例えば、θ= 90度ではダイポールアンテナは、アンテナ10の有効片に対して直交し更に水 平面に対して垂直に向く。また、θ=0度では、アンテナ10の有効片に対して 直交するがダイポールアンテナは水平面に平行である。EΦ(Φ=90度)は、 第1F図に示すように、測定対象のループアンテナ10を水平面に平行にして原 点上におき、電波の発信源であるダイポールアンテナをアンテナ10の有効素子 片に対して常に平行になるように配置して測定した受信感度である。例えば、θ が0度,45度,90度でもダイポールアンテナは有効素子片に対して平行であ る。
【0007】 本考案の考案者たちは、第1図,第1B図に示したループアンテナ10を、第 1C図に示すような環境で実験を行った。即ち、アンテナ10の近傍にアンテナ 10に平行にな金属導体100を距離Dで配置した。この金属導体100は具体 的には車両内のハーネスやボディの金属に相当する。 第1C図の実験の結果、アンテナ10の性能は、車両内のハーネスやボディな どの周囲の導体(即ち、導体100)の影響を受けてしまい、その指向性が第2 I図の特性から大きく変化するという面を持つことがわかった。
【0008】 第2A図〜第2H図は、無限の大きさを有する地板として働く金属導体100 に第1A図のループ型平衡アンテナ10を距離Dだけ離間させて配置した場合に おいて、Dの長さを色々と変化させたときの指向特性の変化を示す。尚、第2A 図〜第2H図中の受信感度の表記は前述の第2I図のそれと同じである。 第2A図〜第2H図によると、平衡型アンテナは、第2D図,第2E図のよう に、比較的良好な特性を示す場合もあるが、第2A図〜第2C図,第2F図〜第 2H図に示すように、実質的には指向特性が金属導体100の影響を受けて実用 性がないことが多い。
【0009】 また、指向性は、導体100の位置が若干ずれたり、アンテナの取付位置が若 干ずれたりするだけであっても、影響を受けて大きく変わってしまい、例えばG PSアンテナのように、特定方向の指向性(GPSアンテナの場合は上方)が必 要なアンテナの場合においては、導体の影響を受けて、目的の指向性を得ること ができない。
【0010】 特に、GPSアンテナを車輌に取り付ける場合には、インパネメンバーやハー ネスなどの金属導体が多いインパネ内に平衡アンテナ素子を配置する必要がある ために、この問題が極めて深刻になる。 本件の出願人は、先に、特開平3−72702号において、反射器を有する平 衡アンテナを提案したが、その反射器は、平衡アンテナからの電波が乗員に到達 するのを規制することを目的とするものであって、上記問題を解決するものとは いえない。
【0011】 そこで、本考案は斯かる従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、その目的 は、小型で低コストでありながら、良好なGPSアンテナ性能を確保したアンテ ナ構造を提案することにある。
【0012】
上記の目的を達成すべく、本考案のGPS電波受信用のアンテナ構造は、 ループアンテナと、 前記ループアンテナとは独立して設けられた金属板と、 前記金属板を前記ループアンテナに対して所定距離だけ離間させ、前記金属板 が上記ループアンテナのループ面と略平行となるように前記金属板を絶縁保持す る保持部材とを有するGPSアンテナとを具備し、 前記金属板とループアンテナとは、この金属板の面積が前記ループアンテナの ループ面積と略同一か又は大きく、且つ、前記金属板が前記ループアンテナをそ のループ面に対して垂直方向から見てカバーするように設けられたことを特徴と する。
【0013】 ループアンテナの採用はアンテナ構造を小型化する。また、この金属板の面積 が前記ループアンテナのループ面積と略同一か又は大きく設定されているので、 金属板がループアンテナのループ面を完全にカバーすることとなり、良好なGP Sアンテナ性能を確実に達成することができる。 本考案の好適な一態様に拠れば、前記所定距離は、対象とする電波の波長λの 、25分の1よりも大きく、2分の1よりも小さく設定されている。略垂直方向 の指向性が得られることにより、好適なGPSアンテナ性能を得ることができる 。
【0014】 本考案の好適な一態様に拠れば、前記金属板の面積は、対象とする電波の波長 をλとすると、(λ/4)×(λ/4)よりも実質的に大きく設定されている。 本考案の好適な一態様に拠れば、前記金属板は、その一辺がλ/4以上の四角 形状を有することを特徴とする請求項3に記載のGPS電波受信用アンテナ構造 。
【0015】 本考案の好適な一態様に拠れば、前記金属板を前記ループアンテナの下方に位 置させるための、車体への取り付け部材を更に具備することにより、上方の指向 性と取り付けの容易性が同時に達成できる。 上記課題を達成するための他の構成になるアンテナ構造は、 ループアンテナと、 前記ループアンテナとは独立して設けられた金属板と、 前記金属板が上記ループアンテナのループ面と略平行となるように前記金属板 を絶縁保持する保持部材とを有するGPSアンテナを具備し、 前記金属板は前記ループアンテナから、対象とする電波の波長λの、25分の 1よりも遠く、2分の1よりも近く離間していることを特徴とする。
【0016】 ループアンテナの採用はアンテナ構造を小型化する。また、前記金属板が前記 ループアンテナから、λ/20以上でλ/2以下に離間させることにより、良好 なGPSアンテナ性能を確実に達成することができる。 本考案の好適な一態様に拠れば、前記金属板の面積は、対象とする電波の波長 をλとすると、(λ/4)×(λ/4)よりも実質的に大きく設定されている。
【0017】 本考案の好適な一態様に拠れば、前記金属板は、その一辺がλ/4以上の四角 形状を有することを特徴とする請求項3に記載のGPS電波受信用アンテナ構造 。 本考案の好適な一態様に拠れば、前記金属板を前記ループアンテナの下方に位 置させるための、車体への取り付け部材を更に具備することにより、上方の指向 性と取り付けの容易性が同時に達成できる。
【0018】 本考案の好適な一態様に拠れば、前記金属板とループアンテナとは、この金属 板の面積が前記ループアンテナのループ面積と略同一か又は大きくなるように設 定されていることにより、更に、金属板の効果が助長される。
【0019】
以下、添付図面を参照しながら、第1実施形態として、本考案のアンテナ装置 を自動車用に適用した例を、さらには、第2実施形態として、遮蔽板として機能 する金属メッシュを用いた例を、さらにはGPS受信用アンテナに適用した例( 第3実施形態)を説明する。
【0020】 〈第1実施形態〉 第3A図,第3B図,第3D図に第1実施形態のアンテナ装置を示す。第3A 図は平面図を、第3B図は側面図を、第3D図は斜視図を示す。尚、第3D図に おいては図示の便宜上支持部材25を省略した。 第1実施形態のアンテナ装置は、実質的に矩形形状を有しループアンテナとし て機能するアンテナ素子20と、アンテナ素子20の成す平面と平行に離間され て配置された金属平板(遮蔽板)30と、アンテナ素子20と遮蔽板30とに挟 まれこれらを指示する機能を有する支持部材(本例では発泡スチロール)25と を有する。
【0021】 第1実施形態のアンテナ素子20の大きさは、実質的にアンテナとして機能す る部分の、図面の縦方向長さは58.25mm、同じく横方向長さは45mmである 。尚、リード線として機能する長さ10mmの導体片20e,20fが夫々素子片 20d,20aに接続している。 遮蔽板30の形状について説明する。原則的には、遮蔽板30はアンテナ素子 20と平行であることが好ましく、少なくとも、アンテナ素子20を覆う程度の 広がり(大きさ又は面積)を有する必要がある。第1実施形態の第3B図に示さ れた遮蔽板30は、一例として、縦横ともに80mmの大きさを有する。
【0022】 遮蔽板30のアンテナ素子20に対する位置関係は、障害となり得る金属導体 が無限の広がりを有するように実質的に機能する大きさをもっている場合には、 遮蔽板30の平面に垂直な方向における遮蔽板30の正射影がアンテナ素子20 全体を覆うように、遮蔽板30を配置する。 第4I図に、第3A図,第3B図,第3D図のアンテナ素子20の自由空間中 における指向特性を示す。尚、アンテナ素子20と遮蔽板30との間隔を一例と して15mmに設定して第4I図の指向特性を得た。
【0023】 第4I図に示された自由区間中の指向性特性は、従来のアンテナ素子(即ち、 遮蔽板30を有さないアンテナ素子)の自由空間中での指向特性(第2I図を参 照)に比して遜色はない。 本考案のアンテナ装置は、第3C図に示すように、アンテナ素子20の近傍に 金属導体100(本実施形態は車輌に適用しているので、以下、車輌金属導体と 呼ぶ)が存在するときにその効力を発揮する。第4A図〜第4H図は、アンテナ 素子20と遮蔽板30との距離を15mm(=D1)に設定し、遮蔽板30と車輌 金属導体100との間の距離D1を色々と変更したときの指向性特性を示す。
【0024】 第4A図〜第4H図の特性を、従来のアンテナ素子の特性である第2A図〜第 2H図と比較すれば、第1実施形態の遮蔽板30が、ループアンテナ素子20へ の車輌金属導体100による影響を除去する効果を高めたのは明らかである。 また、第4A図〜第4H図は、第1実施形態のアンテナ装置(アンテナ素子2 0を水平に平行に配置)が垂直方向に高い指向性を有することを示しており、特 にGPSアンテナに好適であることが分かる。
【0025】 遮蔽板30は、車輌金属導体100の電磁的影響をアンテナ素子20に及ぼさ ないようにするものであるから、遮蔽板30とアンテナ素子20との配置は、車 輌金属導体100の位置との関係を考慮しなければならない。 もし、車輌金属導体100が有限の広がりを有するものとして機能する場合に は、第5A図或いは第5B図のように、遮蔽板30の位置を偏位させても良い。
【0026】 〈アンテナ素子と遮蔽板との距離の関係〉 考案者たちは、第5C図に示すように、アンテナ素子20と遮蔽板との間隔D 2 を色々変えながら、第1実施形態のアンテナ装置の指向特性を測定した。 第6A図〜第6L図に、波長に対する間隔D2の比(=D2/λ)を色々変えて 測定した指向特性図を示す。尚、1000MHz,2000MHz,4000M Hz,6000MHzに対する波長(λ)及び1/2波長(=λ/2)は以下の 表のようである。
【0027】 表 λ λ/2 1000MHz 30cm 15cm 2000MHz 15cm 7.5cm 4000MHz 7.5cm 3.75cm 6000MHz 5cm 2.5cm 第6A図(D/λ=0.03)及び第6C図(D/λ=1)に示された指向特性を 考慮すると、 D2を、D/λが0.03以下(D/λ≦0.03)となるような間隔 に設定すること、または、D/λが1以上(≧1)となるような間隔に設定する ことは必ずしも好ましい特性を得ることに結びつかないことが分かる。従って、 第6B図〜第6K図に示された特性が好ましいと考えれば、間隔D2は、 λ/25〜λ/2 の範囲に設定すべきである。
【0028】 〈遮蔽板の大きさの影響〉 考案者たちは、遮蔽板の大きさを色々と変えて、第1実施形態のアンテナ装置 の指向特性を測定した。 第7A図,第7B図に、測定に用いたアンテナ装置50の構成を示す。このア ンテナ装置50は、前述のアンテナ素子20に相当するアンテナ素子50aと、 遮蔽板30に相当する遮蔽板50bと、部材25に相当する支持部材50cとを 有する。アンテナ素子50aは、縦=60.75mm、横=38mmに設定した。遮 蔽板50bの大きさを変えて測定するに際して、アンテナ素子50aと遮蔽板5 0bとの間隔D2を30mmに固定した。
【0029】 第8A図,第8B図,第8C図,第8D図,第8E図,第8F図,第8G図, 第8H図は、導体遮蔽板50bの大きさ(以下、遮蔽板の大きさをGPと呼ぶ) を、受信電波の周波数f=1575.42MHzで、Φ=90度の場合において 、それぞれ、GP=無限大に、GP=100mm×100mmに、 GP=90mm× 90mmに、 GP=80mm×80mmに、 GP=70mm×70mmに、 GP=60m m×60mmに、 GP=50mm×50mmに、 GP=40mm×40mmに設定して測 定したときの特性図である。
【0030】 第8A図乃至第8H図の測定結果を評価すると、GPを60mm×60mm以下に 設定すると、第8F図,第8G図,第8H図を考慮すれば、下側の領域(グラフ で90度〜270度の範囲)での受信感度が向上していることから、 GPSア ンテナとしてのようとを考えれば、GPを60mm×60mm以下とすることが遮蔽 板50bの効果を減殺することに繋がることが分かる。一方、第8A図〜第8E 図のグラフでは良好な指向特性を得ていることに鑑みれば、略GP=70mm×7 0mm(即ち、第8E図のGP=3λ/8)の大きさまでが遮蔽板の効果を保証す る限界であることが了解できる。
【0031】 但し、上記大きさは、面積で実質的に効いてくるので、面積が9λ2/64( ={3λ/8}2)以下であれば、一片の大きさが3λ/8以上でも未満であって も構わない。 第9A図,第9B図のアンテナ装置60は、第7A図,第7B図のアンテナ装 置50に比して、アンテナ素子と遮蔽板との間隔を短くしたものである。即ち、 第7A図,第7B図のアンテナ装置50はD2=30mmであったの対して、第9 A図,第9B図のアンテナ装置60はD2=15mmである。このアンテナ装置の アンテナ素子60aは、縦×横=59mm×43.5mmの大きさを有する。また、 支持部材60cも、前記例の部材と同じ材料(発泡スチロール)を用いた。
【0032】 第10A図〜第10H図は、前記測定と同じように、第9図のアンテナ装置6 0を用いて、間隔D2を15mmに固定しておいて、GPを色々と変えながら、指 向特性を測定したグラフである。但し、遮蔽板60bの大きさGPを、80mm× 80mmに設定したときの測定(第10D図)と、70mm×70mmに設定したとき の測定(第10E図)とでは、遮蔽板60の縦方向長さを58.25mmに、横方 向長さを45mmに変更した。
【0033】 第10A図乃至第10H図は第9図のアンテナ装置を用いた実験の結果を示す 。これらのグラフから明らかなように、D2を15mmに設定しても、D2=30mm の場合と同様の好ましいを得ることができる。 〈第2実施形態〉 第11図は、第2実施形態にかかるアンテナ装置の構成を示す。第2実施形態 の特徴は、第1実施形態の金属遮蔽板が平板金属で形成されているのに対して、 第2実施形態は金属メッシュの遮蔽板70を有している点で相違している。この 金属メッシュの遮蔽板70は接着剤などにより支持部材75に固定されている。 また、アンテナ素子20(又は、アンテナ素子50又は60)も部材75の上面 に接着剤などにより固定されている。
【0034】 モノポールアンテナの特性を評価するに際して、自動車の車体形状を格子状の 線状導体モデルで近似して解析することが知られている。この近似モデルを使え ば、モノポールアンテナに対して、格子間隔を0.1λ程度とし、線上導体半径 を0.005λ程度とすると、実用上満足できるモノポールアンテナが実現でき るとされている。
【0035】 この理論を第2実施形態のアンテナ装置(第11図)に適用すれば、遮蔽板7 0のメッシュの間隔は、λ/10程度にすれば、ループアンテナ素子は最適に動 作することになる。 〈GPSアンテナへの適用〉…第3実施形態 前述したように、GPSアンテナは、インパネメンバーやハーネスなどの金属 導体が多いインパネ内に平衡アンテナ素子を配置する必要がある。このような環 境内でのアンテナ装置には、本考案のアンテナ装置は好適である。
【0036】 第1実施形態のアンテナ装置は、ループアンテナ素子20(50a,60a) をその面が水平になるように配置すると、上方に強い指向性を有する。また、遮 蔽板30(又は50b,60b)を車輌の金属導体側に配置すると、その導体か らの悪影響を遮蔽する効果があることが分かった。そこで、本考案の具体的な応 用例としての第3実施形態は、上方からの電波に対して指向性を有し、下方にあ る金属導体からの悪影響を遮蔽する効果を有するGPS用アンテナ装置である。
【0037】 第12図は、第1実施形態もしくは第2実施形態のアンテナ装置を、アンテナ 装置170として、インパネ内に取り付け、そのアンテナ装置の端子をナビゲー ション装置160に接続した時の配置を示す。尚、150はアンテナフィーダ線 である。 第13図は、このアンテナ装置170の詳細な構成を示す。
【0038】 アンテナ装置170は、矩形形状のループアンテナ素子173と、金属から成 る遮蔽板180と、素子173と遮蔽板180により挟まれこれらが接着固定さ れている支持部材175(発泡スチロール製)と、フィーダ取り付け用コネクタ 151とから成る。アンテナ素子173の2本のリード線173a,173bは 、コネクタ151の位置において、フィーダ線15の夫々の端子に接続されてい る。
【0039】 第13図のアンテナ装置170は、金属遮蔽板180が効果を発揮するように 、金属遮蔽板180を挟んで、アンテナ素子173と車輌の金属導体(第13図 には不図示)が対抗する位置関係におかなければならない。その取り付けの具体 例を第14図,第15図を用いて説明する。 第14図のアンテナ装置は、第13図のアンテナ装置170において、遮蔽板 180を取り付け金具として利用するために、遮蔽板180に留め具191(ビ ス孔付)とフランジ193を設けたものである。遮蔽板180は、留め具191 とフランジに設けられたビス孔190により、取り付け用ブラケット195にビ ス留めされる。第15図に示すように、このブラケット195を介して本アンテ ナ装置組体を車輌のインパネ内に固定する。
【0040】 遮蔽板180をビスなどを介してブラケット195に取り付け、このブラケッ ト195を車輌の金属部分に取り付けると、遮蔽板180がアースされる効果が ある。 〈変形例〉 尚、本考案のアンテナ装置は、自動車の用途に限定されず、およそ車輌であれ ばいかなるモノでも適用可能である。
【0041】 また、本考案のアンテナ装置の対象を上記実施例ではGPS受信用としていた が、本考案のアンテナ装置は他の用途にも適用可能である。 また、ループアンテナの形状、遮蔽板の形状は矩形に限定されず、例えば、円 形或いは楕円形であっても良い。 上記実施形態では、支持部材として発泡スチロールを用いたが、他の材料(例 えば誘電性材料)であっても構わない。
【0042】 本考案のアンテナ装置の遮蔽板の位置は、アンテナ素子の指向性の発揮を考慮 した場合には、アンテナ素子が目的の指向性を発揮するようにアンテナ素子の位 置を決定し、このアンテナ素子の例えば自動車への取り付け位置に応じて遮蔽板 の位置を決定することが好ましい。
【0043】
以上説明したように、本考案によれば、ループアンテナと、このループアンテ ナと所定の関係にある金属板とを具備することにより、小型で低コストでありな がら、良好なGPSアンテナ性能を確保したアンテナ構造が提供できた。
【図1A】 従来のループ型アンテナ素子の形状を示す
平面図。
平面図。
【図1B】 従来のループ型アンテナ素子の形状を示す
側面図。
側面図。
【図1C】 考案者による実験に用いられたアンテナ装
置の構成を示す図。
置の構成を示す図。
【図1D】 第1C図の実験(さらには実施形態のアン
テナ装置の実験)における「角度方向」の定義を示す
図。
テナ装置の実験)における「角度方向」の定義を示す
図。
【図1E】 Eθの定義を示す図。
【図1F】 EΦの定義を示す図
【図2A】 従来のアンテナ装置の指向性を示すグラフ
(D=10mm)。
(D=10mm)。
【図2B】 従来のアンテナ装置の指向性を示すグラフ
(D=20mm)。
(D=20mm)。
【図2C】 従来のアンテナ装置の指向性を示すグラフ
(D=30mm)。
(D=30mm)。
【図2D】 従来のアンテナ装置の指向性を示すグラフ
(D=40mm)。
(D=40mm)。
【図2E】 従来のアンテナ装置の指向性を示すグラフ
(D=50mm)。
(D=50mm)。
【図2F】 従来のアンテナ装置の指向性を示すグラフ
(D=100mm)。
(D=100mm)。
【図2G】 従来のアンテナ装置の指向性を示すグラフ
(D=150mm)。
(D=150mm)。
【図2H】 従来のアンテナ装置の指向性を示すグラフ
(D=200mm)。
(D=200mm)。
【図2I】 従来のアンテナ装置の自由空間における指
向性を示すグラフ。
向性を示すグラフ。
【図3A】 第1実施形態のアンテナ装置の形状を示す
平面図。
平面図。
【図3B】 第1実施形態のアンテナ装置の形状を示す
側面図。
側面図。
【図3C】 第1実施形態のアンテナ装置と車輌の金属
導体との関係を示す側面図。
導体との関係を示す側面図。
【図3D】 第1実施形態のアンテナ装置の斜視図。
【図4A】 第1実施形態のアンテナ装置の指向性を示
すグラフ(D=10mm)。
すグラフ(D=10mm)。
【図4B】 第1実施形態のアンテナ装置の指向性を示
すグラフ(D=20mm)。
すグラフ(D=20mm)。
【図4C】 第1実施形態のアンテナ装置の指向性を示
すグラフ(D=30mm)。
すグラフ(D=30mm)。
【図4D】 第1実施形態のアンテナ装置の指向性を示
すグラフ(D=40mm)。
すグラフ(D=40mm)。
【図4E】 第1実施形態のアンテナ装置の指向性を示
すグラフ(D=50mm)。
すグラフ(D=50mm)。
【図4F】 第1実施形態のアンテナ装置の指向性を示
すグラフ(D=100mm)。
すグラフ(D=100mm)。
【図4G】 第1実施形態のアンテナ装置の指向性を示
すグラフ(D=150mm)。
すグラフ(D=150mm)。
【図4H】 第1実施形態のアンテナ装置の指向性を示
すグラフ(D=200mm)。
すグラフ(D=200mm)。
【図4I】 第1実施形態のアンテナ装置の自由空間に
おける指向性を示すグラフ。
おける指向性を示すグラフ。
【図5A】 第1実施形態のアンテナ装置におけるアン
テナ素子20,遮蔽板30,電気導体100の配置関係
の変形を説明する図。
テナ素子20,遮蔽板30,電気導体100の配置関係
の変形を説明する図。
【図5B】 第1実施形態のアンテナ装置におけるアン
テナ素子20,遮蔽板30,電気導体100の配置関係
の変形を説明する図。
テナ素子20,遮蔽板30,電気導体100の配置関係
の変形を説明する図。
【図5C】 第1実施形態のアンテナ装置において素子
と遮蔽板との間隔を変更したときのアンテナ装置の側面
図。
と遮蔽板との間隔を変更したときのアンテナ装置の側面
図。
【図6A】 第1実施形態のアンテナ装置において、ア
ンテナ素子と遮蔽板の距離(D/λ)を0.03に設定
したときの指向特性グラフ。
ンテナ素子と遮蔽板の距離(D/λ)を0.03に設定
したときの指向特性グラフ。
【図6B】 第1実施形態のアンテナ装置において、ア
ンテナ素子と遮蔽板の距離(D/λ)を0.04に設定
したときの指向特性グラフ。
ンテナ素子と遮蔽板の距離(D/λ)を0.04に設定
したときの指向特性グラフ。
【図6C】 第1実施形態のアンテナ装置において、ア
ンテナ素子と遮蔽板の距離(D/λ)を0.05に設定
したときの指向特性グラフ。
ンテナ素子と遮蔽板の距離(D/λ)を0.05に設定
したときの指向特性グラフ。
【図6D】 第1実施形態のアンテナ装置において、ア
ンテナ素子と遮蔽板の距離(D/λ)を0.06に設定
したときの指向特性グラフ。
ンテナ素子と遮蔽板の距離(D/λ)を0.06に設定
したときの指向特性グラフ。
【図6E】 第1実施形態のアンテナ装置において、ア
ンテナ素子と遮蔽板の距離(D/λ)を0.07に設定
したときの指向特性グラフ。
ンテナ素子と遮蔽板の距離(D/λ)を0.07に設定
したときの指向特性グラフ。
【図6F】 第1実施形態のアンテナ装置において、ア
ンテナ素子と遮蔽板の距離(D/λ)を0.08に設定
したときの指向特性グラフ。
ンテナ素子と遮蔽板の距離(D/λ)を0.08に設定
したときの指向特性グラフ。
【図6G】 第1実施形態のアンテナ装置において、ア
ンテナ素子と遮蔽板の距離(D/λ)を0.09に設定
したときの指向特性グラフ。
ンテナ素子と遮蔽板の距離(D/λ)を0.09に設定
したときの指向特性グラフ。
【図6H】 第1実施形態のアンテナ装置において、ア
ンテナ素子と遮蔽板の距離(D/λ)を0.1に設定し
たときの指向特性グラフ。
ンテナ素子と遮蔽板の距離(D/λ)を0.1に設定し
たときの指向特性グラフ。
【図6I】 第1実施形態のアンテナ装置において、ア
ンテナ素子と遮蔽板の距離(D/λ)を0.15に設定
したときの指向特性グラフ。
ンテナ素子と遮蔽板の距離(D/λ)を0.15に設定
したときの指向特性グラフ。
【図6J】 第1実施形態のアンテナ装置において、ア
ンテナ素子と遮蔽板の距離(D/λ)を0.25に設定
したときの指向特性グラフ。
ンテナ素子と遮蔽板の距離(D/λ)を0.25に設定
したときの指向特性グラフ。
【図6K】 第1実施形態のアンテナ装置において、ア
ンテナ素子と遮蔽板の距離(D/λ)を0.5に設定し
たときの指向特性グラフ。
ンテナ素子と遮蔽板の距離(D/λ)を0.5に設定し
たときの指向特性グラフ。
【図6L】 第1実施形態のアンテナ装置において、ア
ンテナ素子と遮蔽板の距離(D/λ)を1.0に設定し
たときの指向特性グラフ。
ンテナ素子と遮蔽板の距離(D/λ)を1.0に設定し
たときの指向特性グラフ。
【図7A】 アンテナ素子と遮蔽板との距離を30mmに
設定した第1実施形態のアンテナ装置50の形状を示す
平面図。
設定した第1実施形態のアンテナ装置50の形状を示す
平面図。
【図7B】 アンテナ素子と遮蔽板との距離を30mmに
設定した第1実施形態のアンテナ装置50の形状を示す
側面図。
設定した第1実施形態のアンテナ装置50の形状を示す
側面図。
【図8A】 図7Aのアンテナ装置において、遮蔽板の
大きさを無限大に設定したときの指向特性を示すグラ
フ。
大きさを無限大に設定したときの指向特性を示すグラ
フ。
【図8B】 図7Aのアンテナ装置において、遮蔽板の
大きさを100mm×100mmに設定したときの指向特性
を示すグラフ。
大きさを100mm×100mmに設定したときの指向特性
を示すグラフ。
【図8C】 図7Aのアンテナ装置において、遮蔽板の
大きさを90mm×90mmに設定したときの指向特性を示
すグラフ。
大きさを90mm×90mmに設定したときの指向特性を示
すグラフ。
【図8D】 図7Aのアンテナ装置において、遮蔽板の
大きさを80mm×80mmに設定したときの指向特性を示
すグラフ。
大きさを80mm×80mmに設定したときの指向特性を示
すグラフ。
【図8E】 図7Aのアンテナ装置において、遮蔽板の
大きさを70mm×70mmに設定したときの指向特性を示
すグラフ。
大きさを70mm×70mmに設定したときの指向特性を示
すグラフ。
【図8F】 図7Aのアンテナ装置において、遮蔽板の
大きさを60mm×60mmに設定したときの指向特性を示
すグラフ。
大きさを60mm×60mmに設定したときの指向特性を示
すグラフ。
【図8G】 図7Aのアンテナ装置において、遮蔽板の
大きさを50mm×50mmに設定したときの指向特性を示
すグラフ。
大きさを50mm×50mmに設定したときの指向特性を示
すグラフ。
【図8H】 図7Aのアンテナ装置において、遮蔽板の
大きさを40mm×40mmに設定したときの指向特性を示
すグラフ。
大きさを40mm×40mmに設定したときの指向特性を示
すグラフ。
【図9A】 遮蔽板と導体との距離を15mmに設定した
第1実施形態のアンテナ装置60の形状を示す平面図。
第1実施形態のアンテナ装置60の形状を示す平面図。
【図9B】 遮蔽板と導体との距離を15mmに設定した
第1実施形態のアンテナ装置60の形状を示す側面図。
第1実施形態のアンテナ装置60の形状を示す側面図。
【図10A】 図9Aのアンテナ装置において、遮蔽板
の大きさを無限大に設定したときの指向特性を示すグラ
フ。
の大きさを無限大に設定したときの指向特性を示すグラ
フ。
【図10B】 図9Aのアンテナ装置において、遮蔽板
の大きさを100mm×100mmに設定したときの指向特
性を示すグラフ。
の大きさを100mm×100mmに設定したときの指向特
性を示すグラフ。
【図10C】 図9Aのアンテナ装置において、遮蔽板
の大きさを90mm×90mmに設定したときの指向特性を
示すグラフ。
の大きさを90mm×90mmに設定したときの指向特性を
示すグラフ。
【図10D】 図9Aのアンテナ装置において、遮蔽板
の大きさを80mm×80mmに設定したときの指向特性を
示すグラフ。
の大きさを80mm×80mmに設定したときの指向特性を
示すグラフ。
【図10E】 図9Aのアンテナ装置において、遮蔽板
の大きさを70mm×70mmに設定したときの指向特性を
示すグラフ。
の大きさを70mm×70mmに設定したときの指向特性を
示すグラフ。
【図10F】 図9Aのアンテナ装置において、遮蔽板
の大きさを60mm×60mmに設定したときの指向特性を
示すグラフ。
の大きさを60mm×60mmに設定したときの指向特性を
示すグラフ。
【図10G】 図9Aのアンテナ装置において、遮蔽板
の大きさを50mm×50mmに設定したときの指向特性を
示すグラフ。
の大きさを50mm×50mmに設定したときの指向特性を
示すグラフ。
【図10H】 図9Aのアンテナ装置において、遮蔽板
の大きさを40mm×40mmに設定したときの指向特性を
示すグラフ。
の大きさを40mm×40mmに設定したときの指向特性を
示すグラフ。
【図11】 第2実施形態のアンテナ装置の斜視図。
【図12】 第3実施形態にかかるアンテナ装置の自動
車(インパネ)への取り付け状態を説明する図。
車(インパネ)への取り付け状態を説明する図。
【図13】 図12のアンテナ装置の構成を示す図。
【図14】 図12のアンテナ装置の車体への取り付け
手段を説明する図。
手段を説明する図。
【図15】 図12のアンテナ装置の車体への取り付け
状態を説明する図。
状態を説明する図。
Claims (10)
- 【請求項1】 ループアンテナと、 前記ループアンテナとは独立して設けられた金属板と、 前記金属板を前記ループアンテナに対して所定距離だけ
離間させ、前記金属板が上記ループアンテナのループ面
と略平行となるように前記金属板を絶縁保持する保持部
材とを有するGPSアンテナとを具備し、 前記金属板とループアンテナとは、この金属板の面積が
前記ループアンテナのループ面積と略同一か又は大き
く、且つ、前記金属板が前記ループアンテナをそのルー
プ面に対して垂直方向から見てカバーするように設けら
れたことを特徴とするGPS電波受信用アンテナ構造。 - 【請求項2】 前記所定距離は、対象とする電波の波長
λの、25分の1よりも大きく、2分の1よりも小さく
設定されていることを特徴とする請求項1に記載のGP
S電波受信用アンテナ構造。 - 【請求項3】 前記金属板の面積は、対象とする電波の
波長をλとすると、(λ/4)×(λ/4)よりも実質
的に大きく設定されていることを特徴とする請求項1に
記載のGPS電波受信用アンテナ構造。 - 【請求項4】 前記金属板は、その一辺がλ/4以上の
四角形状を有することを特徴とする請求項3に記載のG
PS電波受信用アンテナ構造。 - 【請求項5】 前記金属板を前記ループアンテナの下方
に位置させるための、車体への取り付け部材を更に具備
することを特徴とする請求項1に記載のGPS電波受信
用アンテナ構造。 - 【請求項6】 ループアンテナと、 前記ループアンテナとは独立して設けられた金属板と、 前記金属板が上記ループアンテナのループ面と略平行と
なるように前記金属板を絶縁保持する保持部材とを有す
るGPSアンテナとを具備し、 前記金属板は前記ループアンテナから、対象とする電波
の波長λの、25分の1よりも遠く、2分の1よりも近
く離間していることを特徴とするGPS電波受信用アン
テナ構造。 - 【請求項7】 前記金属板の面積は(λ/4)×(λ/
4)よりも実質的に大きく設定されていることを特徴と
する請求項6に記載のGPS電波受信用アンテナ構造。 - 【請求項8】 前記金属板は、その一辺がλ/4以上の
四角形状を有することを特徴とする請求項7に記載のG
PS電波受信用アンテナ構造。 - 【請求項9】 前記金属板を前記ループアンテナの下方
に位置させるための、車体への取り付け部材を更に具備
することを特徴とする請求項6に記載のGPS電波受信
用アンテナ構造。 - 【請求項10】 前記金属板とループアンテナとは、こ
の金属板の面積が前記ループアンテナのループ面積と略
同一か又は大きくなるように設定されていることを特徴
とする請求項6に記載のGPS電波受信用アンテナ構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997007837U JP3046815U (ja) | 1997-09-03 | 1997-09-03 | Gps電波受信用アンテナ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997007837U JP3046815U (ja) | 1997-09-03 | 1997-09-03 | Gps電波受信用アンテナ構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3046815U true JP3046815U (ja) | 1998-03-24 |
Family
ID=43181137
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997007837U Expired - Lifetime JP3046815U (ja) | 1997-09-03 | 1997-09-03 | Gps電波受信用アンテナ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3046815U (ja) |
-
1997
- 1997-09-03 JP JP1997007837U patent/JP3046815U/ja not_active Expired - Lifetime
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10096893B2 (en) | Patch antennas | |
JP3285299B2 (ja) | 小型アンテナおよび光ビーコン、電波ビーコン共用車載フロントエンド | |
US20050219140A1 (en) | Antenna construction | |
CA2329458C (en) | Planar antenna device | |
US7031762B2 (en) | Mobile terminal including first and second housings and an antenna | |
JPH09260925A (ja) | アンテナ装置 | |
JP2001177326A (ja) | アンテナ装置、通信システム | |
WO2006103820A9 (ja) | 車載用アンテナ | |
JP3046815U (ja) | Gps電波受信用アンテナ構造 | |
JP2003347838A (ja) | アンテナ装置 | |
CN206742497U (zh) | 多频带mimo车辆天线组件、贴片天线及叠置贴片天线组件 | |
JP2003298340A (ja) | 無線機器用アンテナ | |
JPH1188033A (ja) | アンテナ装置 | |
JP4697595B2 (ja) | 天井埋め込み型アンテナ | |
EP1271687A1 (en) | Terminal device | |
US6999029B2 (en) | Antenna apparatus including a flat-plate radiation element and improved in radiation characteristic | |
JP3050849B2 (ja) | 多周波用アンテナ | |
JP3772785B2 (ja) | 車載アンテナ装置 | |
EP2827447A1 (en) | Antenna device | |
JPH05167345A (ja) | アンテナ | |
JP3927727B2 (ja) | アンテナ装置 | |
JP2001332920A (ja) | アンテナユニット | |
EP1796206A1 (en) | Antenna device | |
JP4461069B2 (ja) | 複合アンテナ装置 | |
JP3059388U (ja) | 移動無線機用アンテナのラジアル装着構造 |