JPH1187565A - 半導体装置 - Google Patents
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- JPH1187565A JPH1187565A JP23929597A JP23929597A JPH1187565A JP H1187565 A JPH1187565 A JP H1187565A JP 23929597 A JP23929597 A JP 23929597A JP 23929597 A JP23929597 A JP 23929597A JP H1187565 A JPH1187565 A JP H1187565A
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- H01L2224/01—Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/42—Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/47—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
- H01L2224/48—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
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- H01L2224/481—Disposition
- H01L2224/48151—Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive
- H01L2224/48221—Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked
- H01L2224/48245—Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being metallic
- H01L2224/48247—Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being metallic connecting the wire to a bond pad of the item
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- Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 半導体装置におけるパッケ−ジ表面に設けら
れるパッケ−ジ方向表示マ−クや1ピン表示マ−クの視
認性を向上させ、認識誤りによる逆捺印防止や工程内で
の逆搬送等の防止をする。 【解決手段】 半導体装置2の方向表示マ−ク4や1ピ
ン表示マ−ク6の表面をパッケ−ジ表面の他の部分に比
べて平滑、特に鏡面状態とした。また表示マーク部分を
パッケージ表面と同一の高さとし、あるいは低くもしく
は高く形成した。更に、表示マークを半球状の凹状とし
たり、あるいは所定の角度で傾斜させ、表面を鏡面仕上
げとした。 【効果】 目視外観での判別がし易くなり誤認がなくな
り、また画像認識による識別でも反射光の照度が向上す
ることにより認識精度の向上が図れる。また、反射がよ
り鮮明となり、所定の角度に受光部を設置でき、認識機
構の設置、及び受光を容易にすることができる。
れるパッケ−ジ方向表示マ−クや1ピン表示マ−クの視
認性を向上させ、認識誤りによる逆捺印防止や工程内で
の逆搬送等の防止をする。 【解決手段】 半導体装置2の方向表示マ−ク4や1ピ
ン表示マ−ク6の表面をパッケ−ジ表面の他の部分に比
べて平滑、特に鏡面状態とした。また表示マーク部分を
パッケージ表面と同一の高さとし、あるいは低くもしく
は高く形成した。更に、表示マークを半球状の凹状とし
たり、あるいは所定の角度で傾斜させ、表面を鏡面仕上
げとした。 【効果】 目視外観での判別がし易くなり誤認がなくな
り、また画像認識による識別でも反射光の照度が向上す
ることにより認識精度の向上が図れる。また、反射がよ
り鮮明となり、所定の角度に受光部を設置でき、認識機
構の設置、及び受光を容易にすることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置に関
し、特に樹脂封止型半導体装置の表面に形成される表示
マークの形状に関する。
し、特に樹脂封止型半導体装置の表面に形成される表示
マークの形状に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体装置の中でとりわけ樹脂封
止型半導体装置は、近年高集積化や高密度化に伴わな
い、ピン数の増加や半導体装置容器(以下、パッケ−ジ
と記す)の薄型化の必然性が生じたため、LQFP(L
ow Profile QuadFlat Packa
ge)やTSOP(Thin Small Outl−
ine Package)等厚さが1mm程度の新型パ
ッケ−ジが生産されるようになった。一般に樹脂封止型
の半導体装置2は、図5に示すように、まず半導体素子
塔載部12に導電性ペ−スト等のろう材を介在させて半
導体素子14を搭載し、しかる後に半導体素子14上に
設けられた各電極部と各リ−ド10とを機械的かつ電気
的接続を得るためにボンディング線16で接続し、その
後、トランスファ−樹脂封止法でパッケ−ジ8を形成
し、リ−ドフレ−ムから各半導体装置を個片化して、最
後にリ−ド10を所定の形状(本例ではガルウィング
型)に加工して完成する。
止型半導体装置は、近年高集積化や高密度化に伴わな
い、ピン数の増加や半導体装置容器(以下、パッケ−ジ
と記す)の薄型化の必然性が生じたため、LQFP(L
ow Profile QuadFlat Packa
ge)やTSOP(Thin Small Outl−
ine Package)等厚さが1mm程度の新型パ
ッケ−ジが生産されるようになった。一般に樹脂封止型
の半導体装置2は、図5に示すように、まず半導体素子
塔載部12に導電性ペ−スト等のろう材を介在させて半
導体素子14を搭載し、しかる後に半導体素子14上に
設けられた各電極部と各リ−ド10とを機械的かつ電気
的接続を得るためにボンディング線16で接続し、その
後、トランスファ−樹脂封止法でパッケ−ジ8を形成
し、リ−ドフレ−ムから各半導体装置を個片化して、最
後にリ−ド10を所定の形状(本例ではガルウィング
型)に加工して完成する。
【0003】ここで図8に示すように、従来の半導体装
置22のパッケ−ジ表面には一般に、半導体装置22の
方向を認識するための方向表示マ−ク24や1番ピンを
認識するための1ピン表示マ−ク26がパッケ−ジ8の
表面に設けられている。これらの表示マ−クは、一般的
に円形又は半円形状の凹部となるようにパッケ−ジ8の
表面に形成されている(従来例1)。この凹部の形状
は、パッケ−ジ8の厚さやボンディング線16のル−プ
高さ(図5参照)から決定され、先述のTSOP等薄型
パッケ−ジでは40μm程度の深さが一般的である。
置22のパッケ−ジ表面には一般に、半導体装置22の
方向を認識するための方向表示マ−ク24や1番ピンを
認識するための1ピン表示マ−ク26がパッケ−ジ8の
表面に設けられている。これらの表示マ−クは、一般的
に円形又は半円形状の凹部となるようにパッケ−ジ8の
表面に形成されている(従来例1)。この凹部の形状
は、パッケ−ジ8の厚さやボンディング線16のル−プ
高さ(図5参照)から決定され、先述のTSOP等薄型
パッケ−ジでは40μm程度の深さが一般的である。
【0004】また、第2の従来例として実開昭64−1
3135号公報に示す考案がある。この従来例2は、図
11に示すように半導体装置32のパッケ−ジ8の表面
に凹部34を設け、ここに金属薄膜を形成し、レ−ザ加
工機等を用いて製品情報や製造情報およびピン配置情報
等のデジタルデ−タが記入してある。
3135号公報に示す考案がある。この従来例2は、図
11に示すように半導体装置32のパッケ−ジ8の表面
に凹部34を設け、ここに金属薄膜を形成し、レ−ザ加
工機等を用いて製品情報や製造情報およびピン配置情報
等のデジタルデ−タが記入してある。
【0005】第3の従来例として特開昭60−5976
0号公報に示す発明がある。この従来例3は、図12に
示すようにピン番号を容易に認識するためにパッケ−ジ
8の該当リ−ド付近のエッジに切欠36を入れたり、図
13に示すようにラインマ−ク38を印刷したり、図1
4に示すように該当リ−ド部の第1曲げ部に切欠40を
入れたりしていた。
0号公報に示す発明がある。この従来例3は、図12に
示すようにピン番号を容易に認識するためにパッケ−ジ
8の該当リ−ド付近のエッジに切欠36を入れたり、図
13に示すようにラインマ−ク38を印刷したり、図1
4に示すように該当リ−ド部の第1曲げ部に切欠40を
入れたりしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術において第
1の問題点は、パッケ−ジ8の表面にある方向表示マ−
クや1ピン表示マ−クの凹部加工深さが浅いため、これ
らを認識することが困難なことである。
1の問題点は、パッケ−ジ8の表面にある方向表示マ−
クや1ピン表示マ−クの凹部加工深さが浅いため、これ
らを認識することが困難なことである。
【0007】その理由は、従来例1で説明したように、
TSOP等の薄型パッケ−ジにおいては、パッケ−ジ厚
さが1.0mm程度であり、ボンディング線16のル−
プ高さの制限から、各マークの加工深さが約40μm
と、余り深く設けることができないためである(図9、
図10参照)。
TSOP等の薄型パッケ−ジにおいては、パッケ−ジ厚
さが1.0mm程度であり、ボンディング線16のル−
プ高さの制限から、各マークの加工深さが約40μm
と、余り深く設けることができないためである(図9、
図10参照)。
【0008】第2の問題点は、パッケ−ジ8の表面にあ
る方向表示マ−クや1ピン表示マ−ク部分の反射状態が
パッケ−ジ8の表面と同等のため、認識が困難であるこ
とである。
る方向表示マ−クや1ピン表示マ−ク部分の反射状態が
パッケ−ジ8の表面と同等のため、認識が困難であるこ
とである。
【0009】その理由は、パッケ−ジ表面と表示マ−ク
の凹部表面荒さが図9、図10に示すように共に10μ
m程度の梨地表面で同じになっているため、同様な反射
となり光を照射した場合でも両者の区別がつきにくくな
っているからである。
の凹部表面荒さが図9、図10に示すように共に10μ
m程度の梨地表面で同じになっているため、同様な反射
となり光を照射した場合でも両者の区別がつきにくくな
っているからである。
【0010】第3の問題点は、実開昭64−13135
号公報に記載の考案のようにパッケ−ジ8の表面に形成
した凹部に金属薄膜を設け、さらにそこに情報のデジタ
ルデ−タとなるピットを設けた場合には、新たな工程が
追加になり加工費の上昇が生じることと、上述した薄型
パッケ−ジ表面に金属薄膜を設けることにより、ボンデ
ィング線16との電気的ショ−ト等の不具合を生じる恐
れがあることである。
号公報に記載の考案のようにパッケ−ジ8の表面に形成
した凹部に金属薄膜を設け、さらにそこに情報のデジタ
ルデ−タとなるピットを設けた場合には、新たな工程が
追加になり加工費の上昇が生じることと、上述した薄型
パッケ−ジ表面に金属薄膜を設けることにより、ボンデ
ィング線16との電気的ショ−ト等の不具合を生じる恐
れがあることである。
【0011】第4の問題点は、特開昭60−59760
号公報に記載の発明のように、ピン番号表示マ−クとし
て、パッケ−ジ8に切欠36を設けた場合には、製造工
程における樹脂充てん性が困難となり、また充てん性に
問題が無くてもその後の工程搬送時に切欠36の周辺部
が破損し易い等の不具合を招き易くなるためであり、ま
た、リ−ド10の曲げ部に切欠40を設けた場合には、
曲げ部精度が劣り、かつリ−ド10の強度不足やリ−ド
10の破損を招く恐れがあることである。
号公報に記載の発明のように、ピン番号表示マ−クとし
て、パッケ−ジ8に切欠36を設けた場合には、製造工
程における樹脂充てん性が困難となり、また充てん性に
問題が無くてもその後の工程搬送時に切欠36の周辺部
が破損し易い等の不具合を招き易くなるためであり、ま
た、リ−ド10の曲げ部に切欠40を設けた場合には、
曲げ部精度が劣り、かつリ−ド10の強度不足やリ−ド
10の破損を招く恐れがあることである。
【0012】(発明の目的)本発明は、半導体装置にお
けるパッケ−ジ表面に設けられるパッケ−ジ方向表示マ
−クや1ピン表示マ−クの視認性を向上させ、認識誤り
による逆捺印防止や工程内での逆搬送等の防止を目的と
するものである。
けるパッケ−ジ表面に設けられるパッケ−ジ方向表示マ
−クや1ピン表示マ−クの視認性を向上させ、認識誤り
による逆捺印防止や工程内での逆搬送等の防止を目的と
するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置は、
パッケ−ジの方向表示マ−クや1ピン表示マ−クの表面
をパッケ−ジ表面の他の部分に比べて平滑、特に鏡面状
態として、上記目的を達成することとした。この場合表
示マーク部分をパッケージ表面と同一の高さとしても、
あるいは低くもしくは高く形成してもよい。
パッケ−ジの方向表示マ−クや1ピン表示マ−クの表面
をパッケ−ジ表面の他の部分に比べて平滑、特に鏡面状
態として、上記目的を達成することとした。この場合表
示マーク部分をパッケージ表面と同一の高さとしても、
あるいは低くもしくは高く形成してもよい。
【0014】また、表示マークを半球状の凹状とした
り、あるいは所定の角度で傾斜させた傾斜面とした。こ
の場合も表面は平滑な、好ましくは鏡面仕上げとした。
尚、半球状は必ずしも球形状の一部でなく、楕円、その
他緩やかなくぼみ形状でよく、更に、凸状でもよい。
り、あるいは所定の角度で傾斜させた傾斜面とした。こ
の場合も表面は平滑な、好ましくは鏡面仕上げとした。
尚、半球状は必ずしも球形状の一部でなく、楕円、その
他緩やかなくぼみ形状でよく、更に、凸状でもよい。
【0015】(作用)半導体装置のパッケ−ジ表面に設
けられたパッケ−ジ方向表示マ−クや1ピン表示マ−ク
は、マ−クの表面が他のパッケ−ジ表面と平滑さが異な
った鏡面状態であるため、目視外観でパッケージの方向
や1ピンを判別した場合、目視外観での判別がし易くな
り誤認がなくなり、また画像認識機構において識別した
場合であっても、反射光の照度が向上することにより認
識精度の向上が図れる。また、表示マークを凹状に形成
することにより反射がより鮮明となり、また傾斜させる
ことにより、所定の角度に受光部を設置でき、認識機構
の設置、及び受光を容易にすることができる。
けられたパッケ−ジ方向表示マ−クや1ピン表示マ−ク
は、マ−クの表面が他のパッケ−ジ表面と平滑さが異な
った鏡面状態であるため、目視外観でパッケージの方向
や1ピンを判別した場合、目視外観での判別がし易くな
り誤認がなくなり、また画像認識機構において識別した
場合であっても、反射光の照度が向上することにより認
識精度の向上が図れる。また、表示マークを凹状に形成
することにより反射がより鮮明となり、また傾斜させる
ことにより、所定の角度に受光部を設置でき、認識機構
の設置、及び受光を容易にすることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明にかかる半導体装置の一実
施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図5
に、半導体装置2の断面図を示す。半導体装置2は、従
来の技術の欄で説明したように、まず半導体素子搭載部
12上に導電性ペ−ストを介して搭載された半導体素子
14の各電極部とリ−ド10とをAu等のボンディング
線16で接続し、トランスファモ−ルド法にてエキポシ
樹脂で封止して、さらにリ−ド10を所定の形状に加工
して製造される。
施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図5
に、半導体装置2の断面図を示す。半導体装置2は、従
来の技術の欄で説明したように、まず半導体素子搭載部
12上に導電性ペ−ストを介して搭載された半導体素子
14の各電極部とリ−ド10とをAu等のボンディング
線16で接続し、トランスファモ−ルド法にてエキポシ
樹脂で封止して、さらにリ−ド10を所定の形状に加工
して製造される。
【0017】ここでエポキシ樹脂封止によるパッケ−ジ
8の成形工程の断面図を図4に示す。これは、図1にお
ける半導体装置2を側面から示すものであり、パッケ−
ジ8の成形時には、ボンディング済みリ−ド10をモ−
ルド封止上金型5とモ−ルド封止下金型7とでクランプ
し、一定の温度下でプランジャ9の押圧でエポキシ樹脂
を流入させ、ゲ−ト11を通してパッケ−ジ8となるキ
ャビティ部に樹脂を充てんすることでパッケ−ジ8を形
成する。この時点で、同時に方向表示マーク4(図1図
示)及び1ピン表示マーク6をパッケージ8の外表面に
形成する。更に本発明では、このモ−ルド樹脂封止上金
型12のキャビティ部分の表面荒さを2通りとし、方向
表示マーク4及び1ピン表示マーク6部分の表面を鏡面
仕上げ(0〜5μm)とし、他の部分の表面を梨地(1
5〜25μm)とした。
8の成形工程の断面図を図4に示す。これは、図1にお
ける半導体装置2を側面から示すものであり、パッケ−
ジ8の成形時には、ボンディング済みリ−ド10をモ−
ルド封止上金型5とモ−ルド封止下金型7とでクランプ
し、一定の温度下でプランジャ9の押圧でエポキシ樹脂
を流入させ、ゲ−ト11を通してパッケ−ジ8となるキ
ャビティ部に樹脂を充てんすることでパッケ−ジ8を形
成する。この時点で、同時に方向表示マーク4(図1図
示)及び1ピン表示マーク6をパッケージ8の外表面に
形成する。更に本発明では、このモ−ルド樹脂封止上金
型12のキャビティ部分の表面荒さを2通りとし、方向
表示マーク4及び1ピン表示マーク6部分の表面を鏡面
仕上げ(0〜5μm)とし、他の部分の表面を梨地(1
5〜25μm)とした。
【0018】次に、半導体装置2における1ピン表示マ
−ク6やパッケ−ジ方向表示マ−ク4の認識動作を説明
する。
−ク6やパッケ−ジ方向表示マ−ク4の認識動作を説明
する。
【0019】上記表示マ−クの認識方法としては、図5
に示すようにLED光等の光源ユニット13から半導体
装置2に照射し、その反射光を受光センサ15で読み取
る。この場合、受光センサ15の感度レベルが低くて
も、表示マークは鏡面仕上げであることから反射光の照
度が高く容易に読み取れるため、誤認識がない。
に示すようにLED光等の光源ユニット13から半導体
装置2に照射し、その反射光を受光センサ15で読み取
る。この場合、受光センサ15の感度レベルが低くて
も、表示マークは鏡面仕上げであることから反射光の照
度が高く容易に読み取れるため、誤認識がない。
【0020】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
【0021】図4に、トランスファモ−ルド法にて樹脂
封止を行うための成形工程の断面図を示す。パッケ−ジ
8の表面状態は、モ−ルド樹脂封止上金型5の表面で決
定されており、2通りの表面荒さをキャビティ部は有し
ている。これらは、放電加工条件の違いで容易に変更で
き、図2、図3に示すように方向表示マーク4及び1ピ
ン表示マーク6等の表示マ−ク部の表面を認識精度から
考えて5μm以下の鏡面仕上げとし、その他の部分の表
面を15μm程度の凹凸表面としてある。
封止を行うための成形工程の断面図を示す。パッケ−ジ
8の表面状態は、モ−ルド樹脂封止上金型5の表面で決
定されており、2通りの表面荒さをキャビティ部は有し
ている。これらは、放電加工条件の違いで容易に変更で
き、図2、図3に示すように方向表示マーク4及び1ピ
ン表示マーク6等の表示マ−ク部の表面を認識精度から
考えて5μm以下の鏡面仕上げとし、その他の部分の表
面を15μm程度の凹凸表面としてある。
【0022】次に、半導体装置2を用いたパッケ−ジ方
向表示マ−ク4や1ピン表示マ−ク6の認識動作につい
て説明する。上記マ−ク認識時には、図5に示すように
LED光等を光源ユニット13から発し、表面荒さが5
μm以下のパッケ−ジ方向表示マ−ク4や1ピン表示マ
−ク6で反射され、他のパッケ−ジ表面部分より3倍以
上の高い照度の反射光が得られる。この高い照度が得ら
れた反射光を受光センサ15で読み取るため、誤認識す
ることなくマ−ク判別が可能となる。
向表示マ−ク4や1ピン表示マ−ク6の認識動作につい
て説明する。上記マ−ク認識時には、図5に示すように
LED光等を光源ユニット13から発し、表面荒さが5
μm以下のパッケ−ジ方向表示マ−ク4や1ピン表示マ
−ク6で反射され、他のパッケ−ジ表面部分より3倍以
上の高い照度の反射光が得られる。この高い照度が得ら
れた反射光を受光センサ15で読み取るため、誤認識す
ることなくマ−ク判別が可能となる。
【0023】次に、本発明の第2の実施の形態について
図面を参照して説明する。
図面を参照して説明する。
【0024】図6は、本発明の第2の実施の形態である
半導体装置2の上面図である。この例は、方向表示マ−
ク4が、1mm程度の大きさのマ−クで、深さが40μ
mのほぼ円弧状の凹みとなっている。これにより、マ−
ク認識の際には、光の反射率が向上し、反射光の照度が
向上するため、マ−ク認識精度が向上する。
半導体装置2の上面図である。この例は、方向表示マ−
ク4が、1mm程度の大きさのマ−クで、深さが40μ
mのほぼ円弧状の凹みとなっている。これにより、マ−
ク認識の際には、光の反射率が向上し、反射光の照度が
向上するため、マ−ク認識精度が向上する。
【0025】さらに、第3の実施の形態について、図7
を参照して説明する。この例は、方向表示マ−ク4が直
径2mmのマ−クで、パッケ−ジ外側へ向かって10°
程度の傾きを有するマ−クとした。このように、表示マ
−クをパッケ−ジ表面部に対して所定の傾きを持たせる
ことにより、認識時の受光センサ部15を斜めの位置に
設けることができ、認識精度向上およびマ−ク認識の受
光センサ部15が半導体装置2の上方部に位置しないた
め、ピックアップ動作の妨げにならないという利点を有
する。
を参照して説明する。この例は、方向表示マ−ク4が直
径2mmのマ−クで、パッケ−ジ外側へ向かって10°
程度の傾きを有するマ−クとした。このように、表示マ
−クをパッケ−ジ表面部に対して所定の傾きを持たせる
ことにより、認識時の受光センサ部15を斜めの位置に
設けることができ、認識精度向上およびマ−ク認識の受
光センサ部15が半導体装置2の上方部に位置しないた
め、ピックアップ動作の妨げにならないという利点を有
する。
【0026】
【発明の効果】第1の効果は、パッケ−ジの方向等の認
識が容易、かつ、誤認識が無くなるということである。
これより、半導体装置の工程内での逆搬送や逆捺印防止
ができるようになる。
識が容易、かつ、誤認識が無くなるということである。
これより、半導体装置の工程内での逆搬送や逆捺印防止
ができるようになる。
【0027】その理由は、方向認識マ−クや1ピン表示
マ−ク表面の認識精度が向上するからである。
マ−ク表面の認識精度が向上するからである。
【0028】第2の効果は、薄型パッケ−ジにおいて信
頼性を損なわずに、かつ製造コストを上昇させることな
く、マ−ク認識精度を向上できるということである。
頼性を損なわずに、かつ製造コストを上昇させることな
く、マ−ク認識精度を向上できるということである。
【0029】その理由は、パッケ−ジ表面への切欠きや
リ−ドへの切欠き、又は印刷法での表示マ−クの形成を
用いず、パッケージの成型により表示マークを形成した
からである。
リ−ドへの切欠き、又は印刷法での表示マ−クの形成を
用いず、パッケージの成型により表示マークを形成した
からである。
【図1】本発明にかかる半導体装置の一実施の形態を示
す図である。
す図である。
【図2】図1に示す半導体装置の部分断面図である。
【図3】図1に示す半導体装置の部分断面図である。
【図4】本発明にかかる半導体装置の製造工程を示す図
である。
である。
【図5】半導体装置の側面図である。
【図6】本発明にかかる半導体装置の他の例を示す断面
図である。
図である。
【図7】本発明にかかる半導体装置の他の例を示す断面
図である。
図である。
【図8】半導体装置を示す図である。
【図9】従来の半導体装置を示す部分断面図である。
【図10】従来の半導体装置を示す部分断面図である。
【図11】従来の半導体装置を示す図である。
【図12】従来の半導体装置を示す図である。
【図13】従来の半導体装置を示す図である。
【図14】従来の半導体装置を示す図である。
2 半導体装置 4、24 方向表示マ−ク 5 モ−ルド封止上金型 6、26 1ピン表示マ−ク 7 モ−ルド封止下金型 8 パッケ−ジ 9 プランジャ− 10 リ−ド 11 ゲ−ト 12 半導体素子塔載部 13 光源ユニット 14 半導体素子 15 受光センサ 16 ボンディング線 22、32 半導体装置 34 凹部 36 パッケ−ジ切欠き 38 ラインマ−ク 40 リ−ド切欠き
Claims (5)
- 【請求項1】 樹脂封止型半導体装置において、該半導
体装置本体上に形成される表示マ−クの表面を鏡面仕上
げとしたことを特徴とした半導体装置。 - 【請求項2】 樹脂封止型半導体装置において、該半導
体装置本体上に形成される表示マ−クを半球状の凸みと
し、かつ該表示マ−クの表面を鏡面仕上げとしたことを
特徴とした半導体装置。 - 【請求項3】 樹脂封止型半導体装置において、該半導
体装置本体上に形成される表示マ−クが前記半導体装置
に対して傾斜しており、かつ該表示マ−クの表面を鏡面
仕上げとしたことを特徴とした半導体装置。 - 【請求項4】 前記表示マ−クは、前記半導体装置の方
向を示す方向表示マ−クあるいはピン番号を表す表示マ
−クであることを特徴とした請求項1から3のいずれか
1項に記載の半導体装置。 - 【請求項5】 前記表示マ−クの表面を、表面荒さが5
μm以下としたことを特徴とした請求項1から3のいず
れか1項に記載の半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23929597A JPH1187565A (ja) | 1997-09-04 | 1997-09-04 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23929597A JPH1187565A (ja) | 1997-09-04 | 1997-09-04 | 半導体装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1187565A true JPH1187565A (ja) | 1999-03-30 |
Family
ID=17042615
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23929597A Pending JPH1187565A (ja) | 1997-09-04 | 1997-09-04 | 半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1187565A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6861282B2 (en) | 2001-04-13 | 2005-03-01 | Yamaha Corporation | Semiconductor package and semiconductor package mounting method |
US7407832B2 (en) | 2005-09-12 | 2008-08-05 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Method for manufacturing semiconductor package |
JP2009188423A (ja) * | 2009-04-16 | 2009-08-20 | Sanyo Electric Co Ltd | 半導体装置およびその製造方法 |
-
1997
- 1997-09-04 JP JP23929597A patent/JPH1187565A/ja active Pending
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