JPH1187380A - 半導体装置の製造方法と製造装置 - Google Patents

半導体装置の製造方法と製造装置

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JPH1187380A
JPH1187380A JP23973997A JP23973997A JPH1187380A JP H1187380 A JPH1187380 A JP H1187380A JP 23973997 A JP23973997 A JP 23973997A JP 23973997 A JP23973997 A JP 23973997A JP H1187380 A JPH1187380 A JP H1187380A
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JP
Japan
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semiconductor device
mold
resin
cavity
circuit board
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JP23973997A
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English (en)
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Akira Takashima
晃 高島
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 TAPE−BGAタイプ半導体装置の製造方
法と製造装置に関し、製造工数の削減と製造装置の低価
格化の実現でて生産性向上を図る。 【構成】 回路基板52の片面に実装された半導体チッ
プ21を該片面に位置させたランナを通して樹脂封止し
た後、上記回路基板52を樹脂封止領域の周辺で切断す
る半導体装置の製造方法において、樹脂封止前の上記回
路基板52の上記ランナと対応する領域に金属膜52a
を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は可撓基板からなる底
面がバンプ・グリッドアレイに形成されてなるパッケー
ジタイプの半導体装置(以下TAPE−BGAタイプ半
導体装置とする)の製造方法と製造装置に係わり、特に
製造工数の削減と製造装置の低価格化とを実現して生産
性の向上を図った半導体装置の製造方法と製造装置に関
する。
【0002】近年の半導体装置分野においては、高密度
実装用のパーケージとしてポリイミドテープの如き可撓
性を有する回路基板(以下可撓回路基板とする)上に半
導体チップを実装した状態で該可撓回路基板が底面とな
るように樹脂パッケージさせてなるTAPE−BGAタ
イプの半導体装置(以下半導体装置とする)が実用化さ
れるようになってきているが、可撓回路基板上の成形樹
脂のランナ部除去工数削減と半導体製造装置としての射
出成形金型の低価格化とが強く望まれている。
【0003】
【従来の技術】図12は半導体装置の製造工程を概略的
に説明する図であり、図13は図12における基板完成
体を製造方法と共に説明する図、図14は図12におけ
る射出成形金型を説明する図(その1)、図15は図1
2における射出成形金型を説明する図(その2)、図1
6は半導体装置集合体を説明する図、図17は図12に
おける基板完成体での問題点を説明する図である。
【0004】なお、図ではいずれも一回の樹脂射出成形
工程で4個の半導体装置を形成する場合を例として説明
する。図12で本発明で対象とする半導体装置の基本的
な製造工程を順を追って説明する。
【0005】半導体装置1は、(12−1)で示す如
く、半導体チップ11が例えばポリイミド樹脂からなる
可撓回路基板12に実装された基板完成体13を主要部
材とし、該基板完成体13の各半導体チップ対応領域を
樹脂封止してパッケージ形成するものである。
【0006】すなわち上記基板完成体13を、矢印A1
の如く表裏反転させた状態で、(12−2)で示す射出
成形金型15における下型151の所定位置に位置決め
して載置した後、固定された上記上型152と密着する
まで該下型151を上昇させる。
【0007】なお該下型151の上記半導体チップ11
と対応するそれぞれの領域には、上記TAPE−BGA
タイプ半導体装置のパッケージを形成するためのキャビ
ティ151aが、上記可撓回路基板12をその貫通孔1
2aで貫通して上記上型152のホッパ152aに繋が
るランナ151bを介して形成されている。
【0008】そこで、上記ホッパ152aからの樹脂投
入による通常の射出成形技術で上記キャビティ151a
に充填樹脂14を注入した後上記下型151を降下さ
せ、更に該下型側に位置する基板完成体13を該下型1
51から取り出して矢印A2 のように再び上下反転させ
ることで、可撓回路基板12の片面にランナ部15aで
繋がった4個の半導体装置半完成体1′が形成されてな
る半導体装置集合体1″を(12−3)で示すように得
ることができる。
【0009】次いで上記半導体装置集合体1″における
各半導体装置半完成体1′をその周辺で切断して(12
−4)に示す如く個々の半導体装置半完成体1′とし、
更に該各半導体装置半完成体1′における各電極と対応
するように上記可撓回路基板12に形成されている電極
孔12bに例えばはんだ球を配置して加熱する等の手段
を経ることで、可撓回路基板面から突出するはんだバン
プ1aを備えたTAPE−BGAタイプ半導体装置1を
(12−5)で示すように構成するようにしている。
【0010】以下図13乃至図15で、従来の半導体装
置における製造工程と製造装置を詳細に説明する。従来
の基板完成体を説明する図13で、(13−1)は構成
を示しまた(13−2)は完成時の状態を示したもので
ある。
【0011】すなわち図の(13−1)で従来の基板完
成体23は、半導体チップ21と該半導体チップ21を
実装するポリイミド樹脂からなる可撓回路基板22とか
らなるものである。
【0012】そしてこの場合の半導体チップ21は、そ
の片面の周辺に沿って図示されない内部回路に繋がる複
数の電極21aが形成されてなるものである。また平面
視角形の可撓回路基板22の片面には、ほぼ中心対称の
方形位置4箇所に上記半導体チップ21を搭載するステ
ージ22aがパターン形成されていると共に、該各ステ
ージ周辺外側近傍で上記電極21aのそれぞれと対応す
る位置には所定長さで外側に延びるアウタリード22b
がパターン形成されているものである。
【0013】そして、該可撓回路基板22の各アウタリ
ード外側端部近傍には該領域を抽出した拡大図(a)に
示す如く該基板のみを貫通する電極孔22cが形成され
ていると共に、上記ステージ22aと該各アウタリード
22bの表面には例えば金(Au)の如く導電性に優れた金
属からなるめっき層が形成されている。
【0014】なお該可撓回路基板22の中心位置近傍に
は成形樹脂を通過させる貫通孔22dが形成され、その
四隅近傍には後述する射出成形金型に対する位置決め孔
22eが形成されている。
【0015】そこで上記半導体チップ21を、その電極
形成面が表面になるように上記ステージ22aに接着剤
等で固定し、該半導体チップ21の各電極21aとそれ
に対応するアウタリード22bの内側端部近傍とを通常
のワイヤボンディング接続技術で接続することで、各半
導体チップ21が実装された所要の基板完成体23を
(13−2)で示すように構成することができる。
【0016】なお各半導体チップ21の実装域周辺を取
り囲む破線Cは、後述する射出成形金型におけるキャビ
ティ351cの大きさ換言すれば前記半導体装置1の外
形サイズと対応する領域を示している。
【0017】また、従来の射出成形金型を説明する図1
4で射出成形金型3は、ホッパ31に繋がる固定型32
と、該固定型32の下面321aに密着し得る上面35
1aを備えて該固定型32の下側に配置され図示されな
い機構部に係合して該固定型32に対して上下動し得る
可動型35とで構成されているものである。
【0018】そして上記固定型32と該可動型35と
は、可動型35の上記上面351aから突出する複数
(図では4個)のガイドポール351bと固定型の該ガ
イドポール対応位置に設けたガイド孔321bとの嵌合
で、上記下面321aと上面351aとが密着しまたは
開離するように構成されている。
【0019】ここで射出成形金型としての構成を理解し
易くするため、先に図15でその詳細を説明する。すな
わち図15で、(15−1)は図14における射出成形
金型3を樹脂ランナ部と上記基板完成体中心線とを通る
矢印a〜a′で切断して示した図であり、また(15−
2)は可動型35の上記上面351a、すなわちパーテ
ィング面を斜視した図である。
【0020】そして固定型32を構成する固定型筐体3
21には、上記ホッパ31の樹脂射出孔31aから上記
下面321aに到る樹脂流路321cが形成されている
と共に、図13で説明した基板完成体23の可撓回路基
板22が沈ませ得る大きさの凹部321dが形成され、
更に該凹部321dには上記基板完成体23における位
置決め孔22eと対応するそれぞれの位置に該位置決め
孔とほぼ等しい大きさの凹穴が図示されない状態で形成
されている。
【0021】また可動型35を構成する可動型筐体35
1の上述した上面351aには、上記凹部321dに位
置する基板完成体23の各位置決め孔22eと対応する
それぞれの位置に該位置決め孔22eと嵌合する径の突
起351jが設けられ、該突起351jで位置決めされ
た上記基板完成体23の各半導体チップ21と対応する
それぞれの位置には該半導体チップ21をアウタリード
22bの領域までを含めてパッケージ化させるためのキ
ャビティ351cがゲート351dと共に形成されてい
る。
【0022】なおこの場合のキャビティ351cは、成
形後の金型からの取り出し容易化を図るため、例えば断
面形状が逆梯形台状をなすように抜きテーパを備えて形
成されている。
【0023】そして、前記樹脂流路321cと対応する
位置から上記ゲート351dまでの間には樹脂流路とな
るランナ351eが設けられ、また上記樹脂流路321
cと対応する位置には成形品押し出し用のカル351f
が設けられている。
【0024】従って上記固定型32に可動型35を密着
させたときに、上述した半導体チップ21がアウタリー
ド22bの領域までを含めて樹脂パッケージされる空隙
が相互間を繋ぐランナ部と共に形成されるようになって
いる。
【0025】そこで、固定型32に可動型35を当接さ
せた状態すなわち下面321aと上面351aとを密着
させた図の状態で、ホッパ31から溶融状態にある樹脂
を射出させることで、樹脂流路321cとランナ351
e,ゲート351dを経た成形樹脂を上記キャビティ3
51c内に充填させることができる。
【0026】一方、可動型35に内設されて上下方向に
往復動し得るエジェクタ36は、図示されない駆動機構
に繋がるエジェクタロッド36aと、該エジェクタロッ
ド36aと一体化して上記下面351aと平行を保った
まま該下面に接近または開離する方向に移動し得る駆動
板37と、該駆動板37に立てて固定した複数のエジェ
クトピン38とからなるものである。
【0027】そして該駆動板37は、可動型筐体351
の底壁351gの内面側に突出して形成されているガイ
ドポール351hと駆動板37のガイド孔37aとの嵌
合で位置決めされた状態のまま往復動し得るようになっ
ている。
【0028】なおこの場合のエジェクトピン38の長さ
は、該エジェクタ36を樹脂注入前の初期位置に位置せ
しめた図示の状態で、例えば上記キャビティ351cの
領域に配置されている第1のエジェクトピン38-1はそ
の先端がキャビティ351cの底面351c′と同一面
をなすように設定され、また上記カル351fに対応し
て位置する第2のエジェクトピン28-2はその先端が該
カル351fの下面と同一面をなすように設定されてい
る。
【0029】従って図14の如く可動型35と固定型3
2とが開離した状態で、図13で説明した前記基板完成
体23をその位置決め孔22eと上記可動型35の突起
351jとの嵌合で位置決めして該可動型35上に載置
した後、該可動型35を上昇させて固定型32に密着さ
せる。
【0030】次いで、上述したようにホッパ31から溶
融樹脂を注入するとランナ351eとゲート351dを
介して上記キャビティ351cに該溶融樹脂を充填させ
ることができる。
【0031】ここで該可動型25を矢印D方向すなわち
下方に降下させると、図16の(16−1)で示す如く
上記ランナ351eに対応するランナ部で連結された4
個の半導体装置半完成体1′が可撓回路基板22上に形
成された半導体装置集合体1″が上記カル351fでの
可動型35に対する噛み合いによって該可動型35と共
に降下する。
【0032】この状態で、図示されない駆動機構に繋が
る上記エジェクタ36を矢印Eの如く固定型側に上昇さ
せると、第1のエジェクトピン38-1が成形品領域を突
き出すと同時に第2のエジェクトピン28-2がカル35
1fを突き出すこととなる。
【0033】従って、結果的に固定型32の樹脂流路3
21cに対応する流路ランナ部15a′と該固定型32
のランナ351eに対応するランナ部15a″とが一体
化された半導体装置集合体1″を図12の(12−3)
ひいては図16の(16−1)で示す状態で下型35か
ら取り出すことができる。
【0034】次いで、該半導体装置集合体1″の半導体
装置形成面側を図示されない治具で固定した状態で、上
記流路ランナ部15a′の先端域を図12の矢印Bのよ
うに押し上げて該流路ランナ部15a′と上記ランナ部
15a″とを共に該ランナ部15a″のゲート域での折
損によって可撓回路基板22から除去することで、平板
状の半導体装置集合体1″を(16−2)に示すように
得ることができる。
【0035】その後、各半導体装置半完成体1′をそれ
ぞれの周辺で切断することで、個々に分離された所要の
半導体装置半完成体1′を図12の(12−4)ひいて
は図16の(16−3)で示す状態にすることができ
る。
【0036】従って、以後図12の(12−5)で説明
した工程を経ることで、所要の半導体装置を容易に得る
ことができる。かかる構成になる従来の半導体装置の製
造方法では、一度に複数の成形品が形成できるメリット
がある。
【0037】一方、上記射出成形金型3で半導体装置と
しての樹脂成形技術を繰り返し行うと金型のキャビティ
面に例えば微細な異物が付着する等のことから該キャビ
ティ領域に汚れが発生し、半導体装置としての品質低下
を来すこととなる。
【0038】従って上記射出成形金型を所定時間毎にク
リーニングする必要があるが、この場合には上述した成
形樹脂の代わりに例えば“ニカレット樹脂(日本カーバ
イト株式会社製)”の如きメラミン樹脂を使用する成形
工程の繰り返しでキャビティ面に付着した異物を該メラ
ミン樹脂成形品に吸着させることで、所要のクリーニン
グを行うようにしている。
【0039】
【発明が解決しようとする課題】図12における基板完
成体を使用したときの問題点を説明する図17で、(1
7−1)は図16の(16−1)で示した状態を示し、
(17−2)と(17−3)はランナ部除去工程途中の
状態をそれぞれ示したものである。
【0040】すなわち図の(17−1)で、半導体装置
集合体1″は上述したように可撓回路基板22の片面に
ランナ部15a″で繋がった4個の半導体装置半完成体
1′が形成されてなるものである。
【0041】そこで、上述した流路ランナ部15a′で
の押し上げで該流路ランナ部15a′を上記ランナ部1
5a″と共に除去するが、該ランナ部15a″の領域は
可撓回路基板22と密着した状態にある。
【0042】従って、該ランナ部15a″が可撓回路基
板22に対して剥離し難い場合があることから該ランナ
部15a″がそのゲート域で切除されず、(17−2)
や(17−3)で示すように該ランナ部15a″が可撓
回路基板上に残留したりゲート域での切除が不完全にな
って、結果的に爾後の各半導体装置半完成体周辺での切
断による個々の半導体装置半完成体分離工程に支障をき
たすことがあると言う問題(第1の問題点)があった。
【0043】また上述した射出成形金型3では、エジェ
クタ36が第1のエジェクトピン38-1と第2のエジェ
クトピン38-2とを備えているため金型としての構成が
複雑になって顧客の低価格化要請に対応しきれないこと
があると言う問題(第2の問題点)があった。
【0044】更に上述した射出成形金型のクリーニング
手段では、クリーニング用樹脂による複数回の樹脂成形
工程を必要とするため、半導体装置成形用樹脂とクリー
ニング用成形樹脂の交換やクリーニング用成形回数の増
に多くの時間がかかって生産性の向上を期待することが
できないと言う問題点(第3の問題点)があった。
【0045】
【課題を解決するための手段】上記課題は、回路基板の
片面に実装された半導体チップを該片面に位置させたラ
ンナを通して樹脂封止した後、上記回路基板を樹脂封止
領域の周辺で切断する半導体装置の製造方法であって、
樹脂封止前の上記回路基板の上記ランナと対応する領域
を金属膜で覆う半導体装置の製造方法によって解決され
る。
【0046】また、ホッパに繋がる固定型と、キャビテ
ィを備えて該固定型に対して垂直方向に移動する可動型
とからなり、該可動型は、上記キャビティの周壁を形成
する孔と該キャビティの底面を形成したまま該底面に沿
って往復動し得るスライドコアとを備え、該スライドコ
アの往復動が上記可動型の固定型に対する上記移動によ
ってなされる半導体装置の製造装置によって解決され
る。
【0047】更に、上記キャビティのクリーニングを、
不活性ガスによるスパッタリングで行う半導体装置の製
造方法によって解決される。成形樹脂の可撓回路基板面
に対する密着力は該可撓回路基板面を金属面に変えるこ
とによって低くすることができる。
【0048】そこで本願発明では、上述した第1の問題
点への対応策として、上記可撓回路基板22の上記ラン
ナ部15a″と対応する領域のみに金属膜を設けて可撓
回路基板を構成するようにしている。
【0049】このことは、図16で説明した流路ランナ
部15a′を押し上げたときに該流路ランナ部15a′
に繋がるランナ部15a″が可撓回路基板面から容易に
剥離し得ることから該ランナ部15a″がゲート域で容
易に折損できて除去し得ることを示している。
【0050】従って、図17の(17−2)や(17−
3)で示したランナ部15a″の可撓回路基板面への残
留が抑制できて、爾後の各半導体装置半完成体の分離工
程の確実化と効率化を実現することができる。
【0051】また、射出成形金型のエジェクタに設ける
エジェクトピンを少なくすると金型としての構成が簡略
化できると共に、樹脂成形後にキャビティ底面を移動さ
せると該成形品をキャビティから浮き上がらせることが
できる。
【0052】そこで本願発明では、上述した第2の問題
点への対応策として、射出成形金型のエジェクタに設け
るエジェクトピンをカルに対応する第2のエジェクトピ
ンのみにすると共に、可動型の上下動作に対応してキャ
ビティ底面を移動させるように射出成形金型を構成する
ようにしている。
【0053】このことは、樹脂成形後の可動型の降下で
成型品がキャビティから浮き上げられると同時に成型品
がそのカル領域でのエジェクトのみで容易且つ確実に取
り出せることを示している。
【0054】従って、射出成形金型としての低価格化を
実現することができる。更に、射出成形金型としてのク
リーニングにスパッタリング技術を利用すると、クリー
ニング工数を削減することができる。
【0055】そこで本願発明では、上述した第3の問題
点への対応策として、所定時間毎に行う射出成形金型の
クリーニング工程をアルゴンガスの活性化によるスパッ
タリング技術で行うようにしている。
【0056】このことは従来行っていた複数回の樹脂成
形工程からなるクリーニングが一回のスパッタリング工
程で得られることを示している。従って、クリーニング
時間の削減による生産性向上を実現することができる。
【0057】
【発明の実施の形態】図1は本発明になる基板完成体を
説明する図であり、図2は図1の基板完成体における可
撓回路基板を説明する図、図3は図1の基板完成体の製
造方法を説明する図、図4は図1の基板完成体を使用し
た半導体装置集合体での作用を効果と共に説明する図、
図5は本発明になる射出成形金型を概略的に説明する
図、図6は図5の射出成形金型の構成を説明する図、図
7は図6におけるスライドコアを説明する図、図8は図
5の射出成形金型による半導体装置集合体の成形品取り
出し状態を工程的に説明する図、図9は図7におけるス
ライドコアの応用例を説明する図、図10は図9のスラ
イドコアによる作用を効果と共に説明する図、図11は
半導体装置の他の製造方法として射出成形金型のクリー
ニング方法を説明する図である。
【0058】なお図1乃至図10ではいずれも図8で説
明した半導体装置集合体や図9,図10で説明した射出
成形金型に本発明を適用させる場合を例としているの
で、図8乃至図10と同じ対象部材や部位には同一の記
号を付すと共に重複する説明についてはそれを省略す
る。
【0059】図1で本発明になる基板完成体53は、図
8で説明した半導体チップ21と該半導体チップ21を
実装するポリイミド樹脂からなる可撓回路基板52とか
らなるものである。
【0060】そしてこの場合の可撓回路基板52は、図
2で示す如く、図8で説明した可撓回路基板22に、そ
の貫通孔22dの周辺と図7で説明した各破線C領域の
該貫通孔側コーナ(図示CP 点)との間が繋がるような
金属パターン52aを追加して形成したものである。
【0061】なおこの場合の金属パターン52aは、上
記可撓回路基板22におけるステージ22aやアウタリ
ード22bと同工程で同時に形成することができる。そ
こで図3で示す如く、前記半導体チップ21をその電極
形成面が表面になるように上記ステージ22aに接着剤
等で固定し、該半導体チップ21の各電極21aとそれ
に対応するアウタリード22bの内側端部近傍とを通常
のワイヤボンディング接続技術で接続することで、図8
同様に各半導体チップ21が実装された所要の基板完成
体53を図1で示すように構成することができる。
【0062】かかる基板完成体53を図9の射出成形金
型3で樹脂成形して半導体装置集合体5″を構成する
と、該射出成形金型3の各ランナ351eと対応するラ
ンナ部15a″が上記金属パターン52a上に位置する
と共に該ランナ部15a″に繋がる流路ランナ部15
a′が上記可撓回路基板52の貫通孔22dを貫通して
形成され、図4の(4−1)に示す状態となる。
【0063】そしてこの場合のランナ部15a″は可撓
回路基板上の上記金属パターン52aから剥離し易い状
態にある。そこで、図12で説明したように流路ランナ
部15a′の先端域を図12同様に矢印Bの如く押し上
げると、該流路ランナ部15a′に繋がる上記ランナ部
15a″が(4−2)に示す如く金属パターン52aか
ら容易に剥離するので該ランナ部15a″の変位応力が
ゲート域に集中して折れ易くなり、結果的に流路ランナ
部15a′とランナ部15a″とを(4−3)で示すよ
うに容易且つ確実に切除することができる。
【0064】従って、ランナ部15a″の図12で説明
した如き基板完成体側への残留をなくすことができる。
図5で本発明になる射出成形金型6は、図10で説明し
たホッパ31に繋がる固定型61と、図10同様に図示
されない機構部に係合して該固定型61の下面321a
に密着し得る上面351aを備えて該固定型61に対し
て往復動し得る可動型62とからなるものである。
【0065】そしてこの場合の固定型61は、図10で
説明した固定型32の下面321aに先端が該固定型の
外側に向くように傾けて該下面から突出させたアンギュ
ラピン611を追加して設けたものであり、その他の構
成は上記固定型32と同等である。
【0066】また可動型62には、上記固定型61に対
する上下動に追従してその上面351aと平行を保って
上記アンギュラピン611の傾き方向に往復動し得るス
ライドコア622が装着されてなるものである。
【0067】ここで射出成形金型としての構成を理解し
易くするため、先に図6と図7でその詳細を説明する。
すなわち図6で、(6−1)は図10の(10−1)と
同様に断面視した図であり、(6−2)は(6−1)に
おけるキャビティ領域とアンギュラピン領域が理解し得
るように一部断面視した側面図である。
【0068】図6で射出成形金型6は、上述したように
固定型61と可動型62とからなるものである。そして
この場合の固定型61には、上記アンギュラピン611
が設けられており、該アンギュラピン611の先端は固
定型62に移動可能に装着された上記スライドコア62
2をほぼ貫通する長さに形成されている。
【0069】一方可動型62は、図10で説明した可動
型35におけるキャビティ形成域の各キャビティ底面と
対応する領域に、(6−2)に示す上記アンギュラピン
611に対応する径の貫通孔622aを備えたスライド
コア622が該アンギュラピン611の傾き方向に移動
可能に追加して装着されているものである。
【0070】そしてこの場合の可動型62では、上記可
動型35の可動型筐体351における各キャビティ35
1cが、可動型筐体621の各キャビティ対応位置に設
けた該キャビティ351cと等しいキャビティ周壁62
1aと上記スライドコア622の上面622c′とで形
成されるようになっている。
【0071】更に該可動型62では、上記可動型35に
おけるエジェクタ36をその各キャビティ351cの領
域に配置した前記第1のエジェクトロッド38-1を削除
して前記第2のエジェクトロッド38-2のみにしたエジ
ェクタ63に変えたものである。
【0072】そして上記スライドコア622は、該スラ
イドコアを抽出して示した図7の斜視図(7−1)に示
す如く、平面視がコ字形でその連結域622bには前記
アンギュラピン611に対応する上記貫通孔622aが
形成されていると共に、該連結域622bに繋がる両脚
部622cは該連結域622bよりも低い凹の段差面に
なっている。
【0073】そして上記連結域622bの幅方向両側面
には該側面から突出するあり622dが上記脚部先端ま
で形成されており、該スライドコア622をそのあり6
22dの上記可動形62の可動型筐体621に設けたあ
り溝621bへの嵌入で該可動形62に装着したとき
に、上記連結域622bの上面622b′は該可動形6
2の前記上面351aと一致しまた上記脚部622cの
上面622c′が該可動形62の可動型筐体621にお
ける上記キャビティ周壁621aの底面をなして前記キ
ャビティ351cと同じキャビティが形成されるように
なっている。
【0074】なお上記各脚部622cの上面622c′
における破線域C′は、該可動形62を固定形61に密
着させたときの上記キャビティ底面と対応する位置を示
している。
【0075】そこで該スライドコア622をそのあり6
22dの上記あり溝62aへの嵌合で該可動形62に装
着し、該可動型62の上下動で固定型61の上記アンギ
ュラピン611を該スライドコア622の貫通孔622
aに挿入させた後、該可動形62を上昇せしめて固定型
61に密着させることで、所要の射出成形金型6を図6
で示すように構成することができる。
【0076】半導体装置集合体の成形品取り出し状態を
工程的に説明する図8で、(8−1)は半導体装置集合
体の樹脂成形時の状態を示し、(8−2)は可動型を効
果させたときの状態を、また(8−3)はエジェクタを
動作させたときの状態をそれぞれ示している。
【0077】すなわち図の(8−1)で、射出成形金型
6の可動型62における上記キャビティ周壁621aと
スライドコア622の脚部上面622c′とで形成され
るキャビティ対応域には樹脂が充填された状態にあり、
該キャビティによって半導体装置半完成体1′が構成さ
れている。
【0078】そこで、図示されない機構部との係合で可
動型62を固定型61に対して矢印Dのように降下させ
ると、前記アンギュラピン611に嵌合するスライドコ
ア622が可動型62に対して該アンギュラピン611
の傾き方向すなわち矢印E1方向に移動するが、このこ
とは図(8−2)に示す如く、上記キャビティ領域の底
面を形成する該スライドコア622の脚部上面622
c′も同時に移動することを意味する。
【0079】従って、該キャビティ内の半導体装置半完
成体1′の上記上面622c′と接する面換言すれば半
導体装置半完成体1′の頂面が上記上面622c′と摺
動することから、該半導体装置半完成体1′の頂面は上
記脚部上面622c′から剥がれることとなる。
【0080】次いで、該射出成形金型6のエジェクタ6
3の動作で図10で説明した第2のエジェクトロッド3
-2を上昇させて所要の半導体装置集合体1″を該可動
型62から取り出すことができるが、このときの各半導
体装置半完成体1′の頂面領域が上記したようにスライ
ドコア622の脚部上面622c′から剥がされている
ことと可動型62のキャビティ周壁621aが少なくと
も抜きテーパを備えた逆梯形台状になっていることか
ら、結果的に半導体装置半完成体1′としての可動型6
2からの剥離力を小さくすることができる。
【0081】従って、射出成形金型としての構成の簡略
化とエジェクタ63としての動作力の軽減化を図った上
で、図(8−3)に示すように半導体装置半完成体1′
ひいては半導体装置集合体1″としての可動型62から
の取り出しの容易化を実現することができる。
【0082】なお、該可動型62を固定型方向に移動
(図では上昇)させると、固定型側のアンギュラピン6
11と可動型に装着されたスライドコア622の貫通孔
622aとの摺動で該スライドコア622が矢印E2
向に移動して(8−1)に示す状態に戻る。
【0083】スライドコアとしての応用例を示した図9
で、(9−1)は全体斜視図でありまた(9−2)は矢
印d〜d′で切断した断面図である。図9でこの場合の
スライドコア625は、上記スライドコア622の図7
で説明した各破線域C′それぞれの内側に、球状凹部6
25aを追加して形成したものである。
【0084】かかるスライドコア625を備えた射出成
形金型を図6の(6−2)同様に一部断面視して示した
図10で、(10−1)は樹脂成形時の状態を示しまた
(10−2)は可動型を降下させたときの状態を示した
ものである。
【0085】すなわち図の(10−1)で射出成形金型
7は、上述した固定型61と可動型71とからなるもの
である。そしてこの場合の可動型71は、図5で説明し
た可動型62における可動型筐体621に上記スライド
コア625を装着したものであり、その他の構成は上記
可動型62と同等である。
【0086】そこで、基板完成体53を該射出成形金型
7に装着した状態で充填樹脂を注入と、上記スライドコ
ア625の球状凹部625aの領域にも樹脂が充填され
て図(10−1)の状態になる。
【0087】次いで上記可動型71を降下させると、該
可動型71の降下に追従して上記スライドコア625が
移動するが、このとき該スライドコア625の球状凹部
625aに充填された樹脂が該球状凹部625aからず
れることから、半導体装置半完成体1′が強制的にキャ
ビティ領域から浮き上がって図示状態となる。
【0088】従って、爾後のエジェクタ36の押し上げ
動作によって半導体装置半完成体1′ひいては半導体装
置集合体1″としての可動型71からの取り出しを実現
することができる。
【0089】かかるスライドコア625を備えた射出成
形金型7では、キャビティとしての抜きテーパが小さい
半導体装置でも確実な可動型からの取り出しが実現でき
るメリットがある。
【0090】なお上記球状凹部625aの代わりに、図
7で説明した各破線域C′のそれぞれの領域に、可動型
71の降下に追従して前記上面622c′が徐々に上昇
する斜面を設けても、該球状凹部625aと同等の効果
を得ることができる。
【0091】本発明になる半導体装置の他の製造方法と
して射出成形金型のクリーニング方法を説明する図11
で、(11−1)は射出成形金型のクリーニング領域を
説明する図であり、また(11−2)はクリーニング方
法を装置と共に説明する図である。
【0092】なお図では図5の射出成形金型6をクリー
ニングする場合について説明する。図の(11−1)で
射出成形金型6は前述したようにホッパ31に繋がる固
定型61と図示されない機構部に係合して固定型61に
対して上下動する可動型62とからなる。
【0093】この内固定型61は、上記ホッパ21に繋
がる固定部61-1と、該固定部61 -1にねじ止め等の手
段で固定される上型61-2とから構成されている。なお
該上型61-2は、樹脂成形する半導体装置の種類によっ
て適宜交換し得るようになっている。
【0094】また可動型62は、図示されない機構部に
繋がる基台部62-1と、該基台部62-1にねじ止め等の
手段で固定される下型62-2とから構成されている。な
お該下型62-2は、上記上型に対応して適宜交換し得る
ようになっている。
【0095】一方クリーニング装置8は、図の(11−
2)に示す如く、下部電極台81と上部電極板82とが
対面して位置するように密閉チャンバ83の内部に装着
されてなるものである。
【0096】そこで先ず、上記固定型61の固定部61
-1から取り外された上記上型61-2と上記可動型62の
基台部62-1から取り外された上記下型62-2とを、上
記密閉チャンバ83内の下部電極台81上に載置する。
【0097】次いで、RF(高周波)電力が所定値にな
るように下部電極台81と上部電極板82の間に電位を
付与すると同時に、密閉チャンバ内の圧力を所定値まで
減圧する。
【0098】この状態で、密閉チャンバ83に設けたガ
ス注入孔83aから所定量の不活性ガスとしてのアルゴ
ンガスを注入すると、活性化されたガスイオンの上記上
型61-2の表面と下型62-2の表面への衝突で該上型と
下型の各表面に付着した微細な異物が除去される。
【0099】従って、該密閉チャンバ83のガス注入孔
対面方向に設けた排気孔83bから上記注入ガスを排気
することで、上記上型と下型をクリーニングすることが
できる。
【0100】例えば、RF電力を450W 密閉チャンバ内圧力を60 Torr アルゴンガスの流量を14 sccm とすると、5分程度の時間で上述した上型と下型がクリ
ーニングできることを実験的に確認している。
【0101】従って、複数回のメラミン樹脂成形でクリ
ーニングする従来のクリーニング方法よりも短時間でク
リーニングし得ることから、クリーニング工数削減によ
る生産性向上を実現することができる。
【0102】
【発明の効果】上述の如く本発明により、半導体装置と
しての製造工数の削減と半導体製造装置としての射出成
形金型の低価格化とを実現して生産性の向上を図った半
導体装置の製造方法と製造装置を提供することができ
る。
【0103】なお本発明の説明では、一度に4個の半導
体装置をパッケージ成形する場合を例としているが、4
個に限定されるものでなく一度に如何なる数の半導体装
置をパッケージ成形する場合にも、本発明を適用するこ
とで同等の効果を得ることができる。
【0104】また本発明では射出成形金型が縦型である
場合を例としているが、横型の射出成形金型でも同等の
効果が得られることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明になる基板完成体を説明する図であ
る。
【図2】 図1の基板完成体における可撓回路基板を説
明する図である。
【図3】 図1の基板完成体の製造方法を説明する図で
ある。
【図4】 図1の基板完成体を使用した半導体装置集合
体での作用を効果と共に説明する図である。
【図5】 本発明になる射出成形金型を概略的に説明す
る図である。
【図6】 図5の射出成形金型の構成を説明する図であ
る。
【図7】 図6におけるスライドコアを説明する図であ
る。
【図8】 図5の射出成形金型による半導体装置集合体
の成形品取り出し状態を工程的に説明する図である。
【図9】 図7におけるスライドコアの応用例を説明す
る図である。
【図10】 図9のスライドコアによる作用を効果と共
に説明する図である。
【図11】 半導体装置の他の製造方法として射出成形
金型のクリーニング方法を説明する図である。
【図12】 半導体装置の製造工程を概略的に説明する
図である。
【図13】 図12における基板完成体を製造方法と共
に説明する図である。
【図14】 図12における射出成形金型を説明する図
(その1)である。
【図15】 図12における射出成形金型を説明する図
(その2)である。
【図16】 半導体装置集合体を説明する図である。
【図17】 図12における基板完成体での問題点を説
明する図である。
【符号の説明】
1′,5′ 半導体装置半完成体 5″ 半導体装置集合体 6,7 射出成形金型 8 クリーニング装置 15a′ 流路ランナ部 15a″ ランナ部 21 半導体チップ 21a 電極 22a ステージ 22b アウタリード 22d 貫通孔 31 ホッパ 38-2 第2のエジェクトピン 52 可撓回路基板 52a 金属パターン 53 基板完成体 61 固定型 61-1 固定部 61-2 上型 62 可動型 62-1 基台部 62-2 下型 63 エジェクタ 71 可動型 81 下部電極台 82 上部電極板 83 密閉チャンバ 83a ガス注入孔 83b ガス排出孔 321a 下面 321b ガイド孔 351a 上面 351b ガイドポール 611 アンギュラピン 621 可動型筐体 621a 周壁 621b あり溝 622 スライドコア 622a 貫通孔 622b 連結域 622c 脚部 622c′ 上面 622d あり 625 スライドコア 625a 球状凹部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路基板の片面に実装された半導体チッ
    プを該片面に位置させたランナを通して樹脂封止した
    後、上記回路基板を樹脂封止領域の周辺で切断する半導
    体装置の製造方法であって、 樹脂封止前の上記回路基板の上記ランナと対応する領域
    を金属膜で覆うことを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 ホッパに繋がる固定型と、キャビティを
    備えて該固定型に対して垂直方向に移動する可動型とか
    らなり、 該可動型は、上記キャビティの周壁を形成する孔と該キ
    ャビティの底面を形成したまま該底面に沿って往復動し
    得るスライドコアとを備え、 該スライドコアの往復動が、上記可動型の固定型に対す
    る上記移動によってなされることを特徴とする半導体装
    置の製造装置。
  3. 【請求項3】 前記スライドコアの往復動が、 固定型に設けたアンギュラピンと、該アンギュラピンに
    対応するように上記スライドコアに設けられた孔、とに
    よってなされることを特徴とする請求項2記載の半導体
    装置の製造装置。
  4. 【請求項4】 前記スライドコアが、 樹脂封止時のキャビティ底面と対応する領域に、樹脂封
    止直後の該スライドコアの移動で該キャビティでの樹脂
    封止品を押し上げる手段を有していることを特徴とする
    請求項2記載の半導体装置の製造装置。
  5. 【請求項5】 前記の樹脂封止品を押し上げる手段が、 球状凹部であることを特徴とする請求項4記載半導体装
    置の製造装置。
  6. 【請求項6】 請求項2記載のキャビティのクリーニン
    グを、不活性ガスによるスパッタリングで行うことを特
    徴とする半導体装置の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100369396B1 (ko) * 1999-10-26 2003-01-29 앰코 테크놀로지 코리아 주식회사 회로기판 및 이를 이용한 반도체패키지의 제조방법
JP2006150671A (ja) * 2004-11-26 2006-06-15 Meiki Co Ltd 成形品の離型方法
CN117279222A (zh) * 2023-11-10 2023-12-22 荣耀终端有限公司 电路板制备方法、电路板及电子设备

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