JPH1187274A - 半導体ウエハメッキ装置 - Google Patents
半導体ウエハメッキ装置Info
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- JPH1187274A JPH1187274A JP25282497A JP25282497A JPH1187274A JP H1187274 A JPH1187274 A JP H1187274A JP 25282497 A JP25282497 A JP 25282497A JP 25282497 A JP25282497 A JP 25282497A JP H1187274 A JPH1187274 A JP H1187274A
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
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- H01L21/02—Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
- H01L21/04—Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 半導体ウエハ表面に設けた複数の微細溝や微
細孔の中に確実にメッキ液を侵入できてメッキでき、し
かも各微細溝や微細孔を均一にメッキできる半導体ウエ
ハメッキ装置を提供する。 【解決手段】 メッキ液11中で半導体ウエハ100を
回転させるとともに半導体ウエハ100をカソードとす
るウエハ電気接点35を設けたウエハ固定台30と、ア
ノード51を半導体ウエハ100の表面近傍に沿って往
復動動作せしめる移動アノード機構50とを備える。ま
た半導体ウエハ100表面に平行に対峙する面に、複数
のメッキ液噴射ノズル71を設置する。半導体ウエハ1
00を回転させながらアノード51を移動し、同時に各
メッキ液噴射ノズル71からメッキ液を噴射すること
で、半導体ウエハ100表面をメッキする。
細孔の中に確実にメッキ液を侵入できてメッキでき、し
かも各微細溝や微細孔を均一にメッキできる半導体ウエ
ハメッキ装置を提供する。 【解決手段】 メッキ液11中で半導体ウエハ100を
回転させるとともに半導体ウエハ100をカソードとす
るウエハ電気接点35を設けたウエハ固定台30と、ア
ノード51を半導体ウエハ100の表面近傍に沿って往
復動動作せしめる移動アノード機構50とを備える。ま
た半導体ウエハ100表面に平行に対峙する面に、複数
のメッキ液噴射ノズル71を設置する。半導体ウエハ1
00を回転させながらアノード51を移動し、同時に各
メッキ液噴射ノズル71からメッキ液を噴射すること
で、半導体ウエハ100表面をメッキする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体ウエハ表面に
設けた複数の微細溝や微細孔の中に均一且つ確実にメッ
キ処理を行なうのに好適な半導体ウエハメッキ装置に関
するものである。
設けた複数の微細溝や微細孔の中に均一且つ確実にメッ
キ処理を行なうのに好適な半導体ウエハメッキ装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体デバイスの配線形成は、ア
ルミニウムスパッタにエッチバックを用いるにしても、
配線部分に銅材を埋めたものに化学機械研摩(CMP)
を用いるにしても、スパッタが多く行なわれていた。
ルミニウムスパッタにエッチバックを用いるにしても、
配線部分に銅材を埋めたものに化学機械研摩(CMP)
を用いるにしても、スパッタが多く行なわれていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら半導体デ
バイスが微細化しその配線の幅が更に小さくなり、ステ
ップカバレッジが大きくなるに従い、従来行なわれてい
たスパッタによる溝や孔へのメタル埋込には限界があ
り、空孔が出来易い。
バイスが微細化しその配線の幅が更に小さくなり、ステ
ップカバレッジが大きくなるに従い、従来行なわれてい
たスパッタによる溝や孔へのメタル埋込には限界があ
り、空孔が出来易い。
【0004】即ち図4(a)に示す配線211やプラグ
213を形成するための溝203やコンタクトホール2
01等の孔の幅は、半導体素子の集積化による微細化の
ためますます狭小なもの、例えば0.18μmから0.
13μm程度の幅のものが要求されている。
213を形成するための溝203やコンタクトホール2
01等の孔の幅は、半導体素子の集積化による微細化の
ためますます狭小なもの、例えば0.18μmから0.
13μm程度の幅のものが要求されている。
【0005】このように微細化した溝203やコンタク
トホール201等にスパッタによるメタル埋め込みを行
なうことは不可能であり、一方ただ単純にウエット処理
で該埋め込みを行おうとしても、該溝203やコンタク
トホール201内にあった空気が表面張力などによって
そのまま残留してしまう恐れが増大する。特にコンタク
トホール201などはその幅に対して深さが深いので
(例えばそのアスペクト比〔深さ/幅〕≒5等)、内部
に空気が残留し易い。
トホール201等にスパッタによるメタル埋め込みを行
なうことは不可能であり、一方ただ単純にウエット処理
で該埋め込みを行おうとしても、該溝203やコンタク
トホール201内にあった空気が表面張力などによって
そのまま残留してしまう恐れが増大する。特にコンタク
トホール201などはその幅に対して深さが深いので
(例えばそのアスペクト比〔深さ/幅〕≒5等)、内部
に空気が残留し易い。
【0006】適切なウエット処理、例えばメッキを行う
ためには、溝や孔の内部表面をメッキ液で十分濡らすこ
とが必要なので、もし空気が残留してしまうと該溝20
3やコンタクトホール201内部にメッキ液が浸入する
ことを阻害する結果、メッキによって該溝や孔内部に銅
を埋め込むことができなくなってしまう。
ためには、溝や孔の内部表面をメッキ液で十分濡らすこ
とが必要なので、もし空気が残留してしまうと該溝20
3やコンタクトホール201内部にメッキ液が浸入する
ことを阻害する結果、メッキによって該溝や孔内部に銅
を埋め込むことができなくなってしまう。
【0007】一方溝203やコンタクトホール201内
にメッキ液が充填されたとしても、該メッキ液がそのま
まそこに滞留した場合は、滞留したメッキ液中のメタル
イオンがメッキに利用された後はメッキが進まなくなっ
てしまう。そこで溝203やコンタクトホール201内
のメッキ液を新たなものと入れ代える必要もある。
にメッキ液が充填されたとしても、該メッキ液がそのま
まそこに滞留した場合は、滞留したメッキ液中のメタル
イオンがメッキに利用された後はメッキが進まなくなっ
てしまう。そこで溝203やコンタクトホール201内
のメッキ液を新たなものと入れ代える必要もある。
【0008】また半導体ウエハ100表面上の溝203
やコンタクトホール201は多数個あり、これら全ての
内部を均一にメッキしていくことは困難であった。
やコンタクトホール201は多数個あり、これら全ての
内部を均一にメッキしていくことは困難であった。
【0009】本発明は上述の点に鑑みてなされたもので
ありその目的は、半導体ウエハ表面に設けた複数の微細
溝や微細孔の中に確実にメッキ液を侵入できてメッキで
き、しかも各微細溝や微細孔を均一にメッキできる半導
体ウエハメッキ装置を提供することにある。
ありその目的は、半導体ウエハ表面に設けた複数の微細
溝や微細孔の中に確実にメッキ液を侵入できてメッキで
き、しかも各微細溝や微細孔を均一にメッキできる半導
体ウエハメッキ装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め本発明は、半導体ウエハの表面に設けた微細溝や微細
孔の中にメッキ処理を行なう半導体ウエハメッキ装置に
おいて、メッキ液中で半導体ウエハを回転させるととも
に該半導体ウエハをカソードとする電気接点を設けたウ
エハ固定台と、アノードを半導体ウエハの表面近傍に沿
って往復動動作又は回転動動作せしめる移動アノード機
構とを備え、半導体ウエハを回転させながらアノードを
移動することで、半導体ウエハ表面をメッキすることと
した。また本発明は、前記半導体ウエハ表面に平行に対
峙する面に、複数のメッキ液噴射ノズルを設置すること
とした。
め本発明は、半導体ウエハの表面に設けた微細溝や微細
孔の中にメッキ処理を行なう半導体ウエハメッキ装置に
おいて、メッキ液中で半導体ウエハを回転させるととも
に該半導体ウエハをカソードとする電気接点を設けたウ
エハ固定台と、アノードを半導体ウエハの表面近傍に沿
って往復動動作又は回転動動作せしめる移動アノード機
構とを備え、半導体ウエハを回転させながらアノードを
移動することで、半導体ウエハ表面をメッキすることと
した。また本発明は、前記半導体ウエハ表面に平行に対
峙する面に、複数のメッキ液噴射ノズルを設置すること
とした。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態に
かかる半導体ウエハメッキ装置を示す全体概略構成図で
ある。同図に示すようにこの装置は、メッキ処理槽10
内に、ウエハ固定台30と、移動アノード機構50と、
メッキ液噴射ノズルユニット70とを収納して構成され
ている。以下各構成部材について説明する。なおこの実
施形態では前記図4(a)に示す半導体ウエハ100の
溝203やコンタクトホール201(以下の実施形態で
は「微細溝や微細孔101」とする)内を銅メッキで埋
める例を説明している。
基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態に
かかる半導体ウエハメッキ装置を示す全体概略構成図で
ある。同図に示すようにこの装置は、メッキ処理槽10
内に、ウエハ固定台30と、移動アノード機構50と、
メッキ液噴射ノズルユニット70とを収納して構成され
ている。以下各構成部材について説明する。なおこの実
施形態では前記図4(a)に示す半導体ウエハ100の
溝203やコンタクトホール201(以下の実施形態で
は「微細溝や微細孔101」とする)内を銅メッキで埋
める例を説明している。
【0012】メッキ処理槽10はその内部に電解メッキ
用のメッキ液11を収納している。メッキ液11は配管
13によって循環槽15及びポンプ17に接続されてお
り、ポンプ17の吐出側に接続された配管13はメッキ
液噴射ノズルユニット70に接続されている。なおメッ
キ液11としては例えばCuSO4・5H2Oと硫酸と添
加剤と塩素イオンを含む水溶液を用いる。
用のメッキ液11を収納している。メッキ液11は配管
13によって循環槽15及びポンプ17に接続されてお
り、ポンプ17の吐出側に接続された配管13はメッキ
液噴射ノズルユニット70に接続されている。なおメッ
キ液11としては例えばCuSO4・5H2Oと硫酸と添
加剤と塩素イオンを含む水溶液を用いる。
【0013】ウエハ固定台30は円板状の半導体ウエハ
100の外周を把持することで固定するウエハ固定部3
1と、該ウエハ固定部31の下面中央に取り付けられた
回転駆動軸33とを具備している。回転駆動軸33は図
示しない回転駆動機構によって矢印B方向に回転駆動さ
れる。
100の外周を把持することで固定するウエハ固定部3
1と、該ウエハ固定部31の下面中央に取り付けられた
回転駆動軸33とを具備している。回転駆動軸33は図
示しない回転駆動機構によって矢印B方向に回転駆動さ
れる。
【0014】なおウエハ固定台30には陰極側からの電
気回路によってウエハ電気接点35が設けられており、
このウエハ固定台30に半導体ウエハ100をセットし
た際に、半導体ウエハ100に電圧を印加してカソード
にする。
気回路によってウエハ電気接点35が設けられており、
このウエハ固定台30に半導体ウエハ100をセットし
た際に、半導体ウエハ100に電圧を印加してカソード
にする。
【0015】ここで図2は移動アノード機構50と半導
体ウエハ100の位置関係を示す平面図である。同図及
び図1に示すように移動アノード機構50は棒状のアノ
ード51を具備し、該アノード51には陽極側からの電
気回路が接続されている。このアノード51の長さは半
導体ウエハ100の直径よりも長く形成されており、ま
た図示しない駆動機構によって図示の矢印A方向、即ち
半導体ウエハ100の表面に沿ってその端から端まで往
復動動作するように構成されている。なおアノード51
の下面と半導体ウエハ100表面とはかなり接近してい
る。
体ウエハ100の位置関係を示す平面図である。同図及
び図1に示すように移動アノード機構50は棒状のアノ
ード51を具備し、該アノード51には陽極側からの電
気回路が接続されている。このアノード51の長さは半
導体ウエハ100の直径よりも長く形成されており、ま
た図示しない駆動機構によって図示の矢印A方向、即ち
半導体ウエハ100の表面に沿ってその端から端まで往
復動動作するように構成されている。なおアノード51
の下面と半導体ウエハ100表面とはかなり接近してい
る。
【0016】次に図1に示すメッキ液噴射ノズルユニッ
ト70は半導体ウエハ100と略同一径の円板状であっ
て内部は空洞になっている。そしてその下面には所定間
隔毎にメッキ液噴射ノズル71が形成されており、また
メッキ液噴射ノズルユニット70の上面中央には配管1
3に接続される接続管73が取り付けられている。この
メッキ液噴射ノズルユニット70はその下面が前記半導
体ウエハ100表面に平行に対峙するように配置されて
いる。
ト70は半導体ウエハ100と略同一径の円板状であっ
て内部は空洞になっている。そしてその下面には所定間
隔毎にメッキ液噴射ノズル71が形成されており、また
メッキ液噴射ノズルユニット70の上面中央には配管1
3に接続される接続管73が取り付けられている。この
メッキ液噴射ノズルユニット70はその下面が前記半導
体ウエハ100表面に平行に対峙するように配置されて
いる。
【0017】次にこの半導体ウエハメッキ装置の操作手
順を説明すると、まず図1に図示するようにウエハ固定
台30の上に半導体ウエハ100を把持して固定したも
のをメッキ液11中に浸漬し、その上にアノード51と
メッキ液噴射ノズルユニット70とをセットする。そし
てポンプ17を駆動してメッキ処理槽10内のメッキ液
11を循環し、各メッキ液噴射ノズル71からメッキ液
を噴射することでメッキ液を半導体ウエハ100表面に
均一に吹きかけながら、ウエハ固定台30を矢印B方向
に回転駆動する。
順を説明すると、まず図1に図示するようにウエハ固定
台30の上に半導体ウエハ100を把持して固定したも
のをメッキ液11中に浸漬し、その上にアノード51と
メッキ液噴射ノズルユニット70とをセットする。そし
てポンプ17を駆動してメッキ処理槽10内のメッキ液
11を循環し、各メッキ液噴射ノズル71からメッキ液
を噴射することでメッキ液を半導体ウエハ100表面に
均一に吹きかけながら、ウエハ固定台30を矢印B方向
に回転駆動する。
【0018】そしてアノード51と半導体ウエハ100
間に電界を印加して半導体ウエハ100上に電解メッキ
を開始すると同時に、アノード51を半導体ウエハ10
0上で矢印A方向に往復動動作させる。
間に電界を印加して半導体ウエハ100上に電解メッキ
を開始すると同時に、アノード51を半導体ウエハ10
0上で矢印A方向に往復動動作させる。
【0019】以上のように各部材を動作させることによ
って以下のような作用が生じる。即ち、アノード51を
半導体ウエハ100に接近させた状態で往復動させる
と、図3に示すように半導体ウエハ100表面に設けた
微細溝や微細孔101は、アノード51が接近する際
(実線で示す)は加圧されてメッキ液11が押し込まれ
るように作用し、アノード51が離れていく際(点線で
示す)は減圧されてメッキ液11が吐き出されるように
作用する。従って該微細溝や微細孔101内に残ってい
た気泡もこの押し込み吐き出し作用によって外部に吐き
出されるばかりか、該微細溝や微細孔101内に満たさ
れていたメッキ液も該作用によって外部のメッキ液と入
れ替えられる。つまりアノード51自体にスキージ作用
をさせるのである。
って以下のような作用が生じる。即ち、アノード51を
半導体ウエハ100に接近させた状態で往復動させる
と、図3に示すように半導体ウエハ100表面に設けた
微細溝や微細孔101は、アノード51が接近する際
(実線で示す)は加圧されてメッキ液11が押し込まれ
るように作用し、アノード51が離れていく際(点線で
示す)は減圧されてメッキ液11が吐き出されるように
作用する。従って該微細溝や微細孔101内に残ってい
た気泡もこの押し込み吐き出し作用によって外部に吐き
出されるばかりか、該微細溝や微細孔101内に満たさ
れていたメッキ液も該作用によって外部のメッキ液と入
れ替えられる。つまりアノード51自体にスキージ作用
をさせるのである。
【0020】またアノード51を移動することは半導体
ウエハ100表面の各部に均等にアノード51が接近す
ることとなるので、各微細溝や微細孔101のメッキの
均一化も促進できる。
ウエハ100表面の各部に均等にアノード51が接近す
ることとなるので、各微細溝や微細孔101のメッキの
均一化も促進できる。
【0021】次にこの実施形態ではアノード51を往復
動させてメッキの均一化を図っているが、更に厳密に言
うと図2に示す矢印C方向と矢印D方向でメッキの状態
が異なってしまう恐れがある。しかしながらこの実施形
態ではアノード51の往復動と同時に半導体ウエハ10
0を矢印B方向に回転しているので、半導体ウエハ10
0の複数の微細溝や微細孔101のメッキの状態をさら
に均一化できる。また半導体ウエハ100を回転するこ
とでその表面に接触するメッキ液を撹拌するので、前記
アノード51のスキージ作用との相乗作用で各微細溝や
微細孔101内部の液の入れ替え作用が促進される。
動させてメッキの均一化を図っているが、更に厳密に言
うと図2に示す矢印C方向と矢印D方向でメッキの状態
が異なってしまう恐れがある。しかしながらこの実施形
態ではアノード51の往復動と同時に半導体ウエハ10
0を矢印B方向に回転しているので、半導体ウエハ10
0の複数の微細溝や微細孔101のメッキの状態をさら
に均一化できる。また半導体ウエハ100を回転するこ
とでその表面に接触するメッキ液を撹拌するので、前記
アノード51のスキージ作用との相乗作用で各微細溝や
微細孔101内部の液の入れ替え作用が促進される。
【0022】さらにこの実施形態では各メッキ液噴射ノ
ズル71からメッキ液を噴射することでメッキ液を半導
体ウエハ100表面に吹きかけているので、半導体ウエ
ハ100表面のメッキによって欠乏するメタルイオン
(この実施形態では銅イオン)の補給が促進され、メッ
キが促進される(メッキ液の拡散層を薄くできる)。ま
たメッキ時に発生するガスの早期離脱が促進される。
ズル71からメッキ液を噴射することでメッキ液を半導
体ウエハ100表面に吹きかけているので、半導体ウエ
ハ100表面のメッキによって欠乏するメタルイオン
(この実施形態では銅イオン)の補給が促進され、メッ
キが促進される(メッキ液の拡散層を薄くできる)。ま
たメッキ時に発生するガスの早期離脱が促進される。
【0023】以上のことから、半導体ウエハ100表面
に設けた各微細溝や微細孔101内を確実且つ均一且つ
速やかにメッキできることとなる。
に設けた各微細溝や微細孔101内を確実且つ均一且つ
速やかにメッキできることとなる。
【0024】なお上記半導体ウエハ100は、上記半導
体ウエハメッキ装置によって図4(b)に示すように半
導体ウエハ100表面と微細溝や微細孔(図3の場合は
配線用の溝203及びコンタクトホール201)内に銅
メッキされるが、微細溝や微細孔(203,201)内
に埋め込んだメッキを残してそれ以外の半導体ウエハ1
00表面のメッキを化学機械研摩によって除去すること
で図4(c)に示すように配線211やプラグ213が
形成できる。なお202はSiO2絶縁層、205はバ
リア層、221は導電層である。
体ウエハメッキ装置によって図4(b)に示すように半
導体ウエハ100表面と微細溝や微細孔(図3の場合は
配線用の溝203及びコンタクトホール201)内に銅
メッキされるが、微細溝や微細孔(203,201)内
に埋め込んだメッキを残してそれ以外の半導体ウエハ1
00表面のメッキを化学機械研摩によって除去すること
で図4(c)に示すように配線211やプラグ213が
形成できる。なお202はSiO2絶縁層、205はバ
リア層、221は導電層である。
【0025】以上本発明の1実施形態を詳細に説明した
が本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、例
えば以下のような種々の変形が可能である。 上記実施形態ではアノードを半導体ウエハの表面に沿
って往復動動作させたが、その代りに回転動動作させて
も良い。またアノードの形状も円板形状など、他の種々
の形状への変更が可能である。
が本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、例
えば以下のような種々の変形が可能である。 上記実施形態ではアノードを半導体ウエハの表面に沿
って往復動動作させたが、その代りに回転動動作させて
も良い。またアノードの形状も円板形状など、他の種々
の形状への変更が可能である。
【0026】ウエハ固定台による半導体ウエハの固定
機構や、半導体ウエハに電気接点を接続する構造や、複
数のメッキ液噴射ノズルを設置する構造などは種々の変
形が可能である。
機構や、半導体ウエハに電気接点を接続する構造や、複
数のメッキ液噴射ノズルを設置する構造などは種々の変
形が可能である。
【0027】上記実施形態では半導体ウエハに銅メッ
キを施す例を示したが、本発明は銅メッキに限られず、
他の種々の材質によるメッキにも利用できる。また本発
明は半導体ウエハに配線やプラグを形成するため以外の
目的で半導体ウエハにメッキする場合にも利用できるこ
とは言うまでもない。
キを施す例を示したが、本発明は銅メッキに限られず、
他の種々の材質によるメッキにも利用できる。また本発
明は半導体ウエハに配線やプラグを形成するため以外の
目的で半導体ウエハにメッキする場合にも利用できるこ
とは言うまでもない。
【0028】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば以下のような優れた効果を有する。 アノードを半導体ウエハの表面近傍に沿って往復動動
作又は回転動動作せしめるように構成したので、半導体
ウエハ表面に設けた微細溝や微細孔には、メッキ液11
が押し込まれる作用と吐き出される作用(スキージ作
用)が生じ、微細溝や微細孔内に残っていた気泡が外部
に吐き出されるばかりか、微細溝や微細孔内に満たされ
ていたメッキ液も外部のメッキ液と入れ替えられてメッ
キが確実且つ迅速に行なわれる。同時に各微細溝や微細
孔を均一にメッキ出来るようになる。
ば以下のような優れた効果を有する。 アノードを半導体ウエハの表面近傍に沿って往復動動
作又は回転動動作せしめるように構成したので、半導体
ウエハ表面に設けた微細溝や微細孔には、メッキ液11
が押し込まれる作用と吐き出される作用(スキージ作
用)が生じ、微細溝や微細孔内に残っていた気泡が外部
に吐き出されるばかりか、微細溝や微細孔内に満たされ
ていたメッキ液も外部のメッキ液と入れ替えられてメッ
キが確実且つ迅速に行なわれる。同時に各微細溝や微細
孔を均一にメッキ出来るようになる。
【0029】アノードを往復動動作又は回転動動作さ
せると同時にウエハ固定台によって半導体ウエハを回転
しているので、半導体ウエハの複数の微細溝や微細孔の
メッキの状態をさらに均一化でき、また半導体ウエハを
回転することでその表面に接触するメッキ液を撹拌する
ので、前記アノードのスキージ作用との相乗効果で各微
細溝や微細孔の液の入れ替え作用が促進できる。
せると同時にウエハ固定台によって半導体ウエハを回転
しているので、半導体ウエハの複数の微細溝や微細孔の
メッキの状態をさらに均一化でき、また半導体ウエハを
回転することでその表面に接触するメッキ液を撹拌する
ので、前記アノードのスキージ作用との相乗効果で各微
細溝や微細孔の液の入れ替え作用が促進できる。
【0030】複数のメッキ液噴射ノズルからメッキ液
を噴射することでメッキ液を半導体ウエハ表面に吹きか
けるので、半導体ウエハ表面のメッキによって欠乏する
メタルイオンの補給が促進され、メッキが促進され、ま
たメッキ時に発生するガスの早期離脱が促進される。
を噴射することでメッキ液を半導体ウエハ表面に吹きか
けるので、半導体ウエハ表面のメッキによって欠乏する
メタルイオンの補給が促進され、メッキが促進され、ま
たメッキ時に発生するガスの早期離脱が促進される。
【図1】本発明の一実施形態にかかる半導体ウエハメッ
キ装置を示す全体概略構成図である。
キ装置を示す全体概略構成図である。
【図2】移動アノード機構50と半導体ウエハ100の
位置関係を示す平面図である。
位置関係を示す平面図である。
【図3】アノード51による半導体ウエハ100表面に
設けた微細溝や微細孔101へのスキージ作用を説明す
るための図である。
設けた微細溝や微細孔101へのスキージ作用を説明す
るための図である。
【図4】半導体ウエハ100表面に配線211とプラグ
213を絶縁層の穴埋めと化学機械研摩法の組合せで形
成する方法を示す図である。
213を絶縁層の穴埋めと化学機械研摩法の組合せで形
成する方法を示す図である。
10 メッキ処理槽 11 メッキ液 30 ウエハ固定台 35 ウエハ電気接点(電気接点) 50 移動アノード機構 51 アノード 70 メッキ液噴射ノズルユニット 71 メッキ液噴射ノズル 100 半導体ウエハ 101 微細溝や微細孔
Claims (2)
- 【請求項1】 半導体ウエハの表面に設けた微細溝や微
細孔の中にメッキ処理を行なう半導体ウエハメッキ装置
において、 メッキ液中で半導体ウエハを回転させるとともに該半導
体ウエハをカソードとする電気接点を設けたウエハ固定
台と、 アノードを半導体ウエハの表面近傍に沿って往復動動作
又は回転動動作せしめる移動アノード機構とを備え、 半導体ウエハを回転させながらアノードを移動すること
で、半導体ウエハ表面をメッキすることを特徴とする半
導体ウエハメッキ装置。 - 【請求項2】 前記半導体ウエハ表面に平行に対峙する
面に、複数のメッキ液噴射ノズルを設置したことを特徴
とする請求項1記載の半導体ウエハメッキ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25282497A JPH1187274A (ja) | 1997-09-01 | 1997-09-01 | 半導体ウエハメッキ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25282497A JPH1187274A (ja) | 1997-09-01 | 1997-09-01 | 半導体ウエハメッキ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1187274A true JPH1187274A (ja) | 1999-03-30 |
Family
ID=17242726
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25282497A Pending JPH1187274A (ja) | 1997-09-01 | 1997-09-01 | 半導体ウエハメッキ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1187274A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11238704A (ja) * | 1998-02-23 | 1999-08-31 | Ideya:Kk | 半導体基板の配線溝メッキ方法およびメッキ装置 |
JP2001023932A (ja) * | 1999-07-07 | 2001-01-26 | Nec Corp | 半導体素子製造方法及び製造装置 |
WO2001007687A1 (en) * | 1999-07-26 | 2001-02-01 | Tokyo Electron Limited | Plating method and device, and plating system |
KR100293239B1 (ko) * | 1999-06-23 | 2001-06-15 | 김무 | 반도체 기질 도금장치 및 방법 |
KR100325974B1 (ko) * | 1999-06-24 | 2002-03-07 | 한수철 | 반도체용 웨이퍼의 니켈 도금장치 |
JP2004342644A (ja) * | 2003-05-13 | 2004-12-02 | Renesas Technology Corp | 半導体装置の製造方法および半導体製造装置 |
EP1612855A3 (en) * | 2004-06-28 | 2010-12-01 | Lam Research Corporation | Method and apparatus for plating semiconductor wafers |
-
1997
- 1997-09-01 JP JP25282497A patent/JPH1187274A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US6607650B1 (en) | 1999-07-26 | 2003-08-19 | Tokyo Electron Ltd. | Method of forming a plated layer to a predetermined thickness |
JP2004342644A (ja) * | 2003-05-13 | 2004-12-02 | Renesas Technology Corp | 半導体装置の製造方法および半導体製造装置 |
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US8048283B2 (en) | 2004-06-28 | 2011-11-01 | Lam Research Corporation | Method and apparatus for plating semiconductor wafers |
KR101127777B1 (ko) | 2004-06-28 | 2012-03-26 | 램 리써치 코포레이션 | 반도체 웨이퍼를 도금하는 방법 및 장치 |
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