JPH1186665A - 点字用小突起部を有するボタンパネルとその製造方法 - Google Patents

点字用小突起部を有するボタンパネルとその製造方法

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JPH1186665A
JPH1186665A JP26785097A JP26785097A JPH1186665A JP H1186665 A JPH1186665 A JP H1186665A JP 26785097 A JP26785097 A JP 26785097A JP 26785097 A JP26785097 A JP 26785097A JP H1186665 A JPH1186665 A JP H1186665A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 点字用小突起部の破れや変形、スイッチの誤
動作が起こりにくいボタンパネルとその製造方法を提供
する。 【解決手段】 ボタン隆起部1と、その近傍の点字用小
突起部2とを有するインサートシート3の裏面のうち、
ボタン隆起部1を除いた箇所に、成形樹脂からなる支持
板4が一体化接着されたボタンパネルにおいて、点字用
小突起部2の内部に支持板4の小突起部5嵌まり込んで
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、炊飯器、洗濯機
などの家電製品、ヒーターコントロールパネルなどの自
動車部品などに使用できるボタンパネルであって、ボタ
ン部を有するインサートシートと支持板とが、支持板の
成形と同時に一体化接着された、点字用小突起部を有す
るボタンパネルとその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、炊飯器、洗濯機などの家電製品に
用いられている点字用小突起部を有するボタンパネル
は、まず、0.08mm〜0.2mm程度の透明プラスチック
シートの表面に印刷絵柄などを形成し、透明プラスチッ
クシートにボタン隆起部と点字用小突起部とを形成する
金属製のプレス金型を用いたプレス加工により、透明プ
ラスチックシートの一部にプレス金型を押し込んで、ボ
タン隆起部を形成し、同時に、ボタン隆起部の表面にプ
レス金型を押し込んで点字用小突起部を形成する。透明
プラスチックシートのボタン隆起部の表面に重ねて点字
用小突起部が形成されることになる。次に、透明プラス
チックシートに形成された点字用小突起部からプレス金
型を引き抜く。ボタン隆起部は、例えば、直径約8〜5
0mm、高さ約0.3〜2mmの面積が広いなだらかな
隆起からなっている。点字用小突起部は、直径約1〜2
mm、高さ約0.5〜2mmの突起からなっている。次
に、ボタン隆起部の表面に重ねて点字用小突起部が形成
された透明プラスチックシートの裏面と、前記ボタン隆
起部に対応する部分が打ち抜かれた支持板とを接着剤で
貼り合わせて得たものがある。
【0003】
【解決しようとする課題】従来は、金属製の鋭利な突起
部を有するプレス金型によって、透明プラッスチックシ
ートに点字用小突起部を形成するため、透明プラスチッ
クシートはプレス金型の突起部による突き刺しを受けな
がら、無理やり小凹部に押し込まれることになる。よっ
て、透明プラスチックシートのボタン隆起部の点字用小
突起部が破れやすかった。
【0004】また、透明プラスチックシートに形成され
た点字用小突起部の内部からプレス金型を引き抜くの
で、点字用小突起部が内側に引っ張られて突起部の立体
形状が崩れることがあった。また、点字用小突起部から
プレス金型を引き抜いた後は、点字用小突起部の内部が
空洞となるので、点字用小突起部の透明プラスチックシ
ートは内側から支えられるものがないため収縮する。し
たがって、点字用小突起部の立体形状が小さくなってし
まうなどの変形をするので、点字用小突起部の規格にあ
わなくなることがあった。
【0005】また、ボタン隆起部の表面に重ねて点字用
小突起部が形成されているため、押ボタン隆起部を指に
よって押す動作が何度も繰り返されることによって、ボ
タン隆起部の変形と、点字用小突起部の変形とが同時に
何度も繰り返されることになるので、点字用小突起部も
ボタン隆起部も同時に疲労しやすくなる。したがって、
点字用小突起部もボタン隆起部も、共倒れ的につぶれた
り破れたりしやすかった。小凹部に押し込まれた透明プ
ラスチックシートの点字用小突起部は、他の部分よりフ
ィルムの厚みが薄いので、特につぶれたり破れたりしや
すかった。
【0006】また、ボタン隆起部の表面に重ねて点字用
小突起部が形成されているため、点字用小突起部を手探
りする手による接触や、点字を認識するために触ってい
る手の加重などによって、誤ってボタン隆起部を押して
しまい、操作者の意に反してスイッチがON/OFFし
てしまうなどの誤動作がおこることがあった。
【0007】この発明の目的は、点字用小突起部の破れ
や変形、スイッチの誤動作が起こりにくいボタンパネル
とその製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明の点字用小突起部を有するボタンパネル
は、ボタン隆起部と、その近傍の点字用小突起部とを有
するインサートシートの裏面のうち、ボタン隆起部を除
いた箇所に、成形樹脂からなる支持板が一体化接着され
たボタンパネルにおいて、点字用小突起部の内部に支持
板の小突起部が嵌まり込んでいるものである。
【0009】この発明の点字用小突起部を有するボタン
パネルの製造方法は、ボタン隆起部に対応する大凹部を
有するとともに大凹部の近傍に点字用小突起部に対応す
る小凹部を有する金型Aと、金型Aの大凹部に嵌まり込
む突出部を有するとともにキャビティ形成凹部を有する
金型Bとからなる金型Bとからなる射出成形用金型を用
い、インサートシートを前記射出成形用金型内に装着
し、射出成形用金型を型閉めした後、成形樹脂の射出圧
力によってインサートシートの一部を金型Aの小凹部に
押し込んで、インサートシートの裏面に成形樹脂を一体
化接着させるとともに点字用小突起部を形成するもので
ある。上記製造方法においては、射出成形用金型を型閉
めする際に、金型Bの突出部の押しつけによってインサ
ートシートの一部を金型Aの大凹部に押し込み、ボタン
隆起部をインサートシートに形成するものでもよい。ま
た、上記製造方法においては、インサートシートを射出
成形用金型に装着する際に、予め形成されたインサート
シートのボタン隆起部を、キャビティ形成面の大凹部に
嵌め込むものでもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながらこの発
明を詳しく説明する。この発明の点字用小突起部を有す
るボタンパネルは、ボタン隆起部1と、その近傍の点字
用小突起部2とを有するインサートシート3の裏面のう
ち、ボタン隆起部1を除いた箇所に、成形樹脂13から
なる支持板4が一体化接着されたボタンパネルにおい
て、点字用小突起部2の内部に支持板4の小突起部5が
嵌まり込んでいるものである。
【0011】インサートシート3は、ボタン隆起部1
と、その近傍の点字用小突起部2とを有する。インサー
トシート3としては、基体フィルム6上に絵柄層7、接
着層8が形成されたものがある(図6参照)。インサー
トシート3のボタン隆起部1の周囲には、リング状突起
部19が形成されていてもよい(図7参照)。リング状
突起部19は、点字用小突起部2を手探りする手が誤っ
てボタン隆起部1を押してしまわないようにするため
に、リング状突起部19のリング内はボタン領域である
ことを手探りする手に伝える機能を有することもできる
(図8参照)。基体フィルム6の材質としては、ポリエ
ステル系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、塩化ビニル樹
脂、ポリエチレン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹
脂、ポリカーボネート樹脂、ナイロン樹脂、ビニロン樹
脂、アセテート樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリアミド
系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂な
どの透明なプラスチックフィルム、プラスチックシート
を使用する。基体フィルム6の膜厚としては、10μm
〜250μmのものを使用することができる。基体フィ
ルム6の絵柄層7が形成される側の表面にヘアライン目
の意匠を形成したり、顔料インキで凹凸層を形成しマッ
ト意匠を形成したりして艶消し表面を形成してもよい。
ヘアライン目の意匠やマット意匠は部分的に形成しても
よい。
【0012】絵柄層7は、例えば、オーディオやテレ
ビ、洗濯機などのフロントパネル、あるいは、自動車の
メーターパネルやオーディオパネルなどの表面に形成さ
れる、文字、数字、図形、記号、模様などを表現する層
である。絵柄層7は、樹脂バインダー、着色剤としての
顔料または染料、および添加剤などを含むインキを用い
たものがある。絵柄層7は、樹脂バインダー、メタリッ
ク粉、パール顔料などのメタリック発色するものもあ
る。顔料や染料は各種の色がある。絵柄層7は、樹脂バ
インダーと透明顔料などからなる透明インキ部を有して
もよい。絵柄層7は、樹脂バインダーと隠蔽性のある金
属顔料や無機顔料などを用いて形成した遮光性インキ部
を有してもよい。絵柄層7は、金属、金属酸化物、金属
フッ化物、金属ハロゲン化物、金属窒化物、金属硫化物
などの金属材料を用いて、真空蒸着やスパッタリング、
イオンプレーティングなどによって形成した金属色部を
形成してもよい。
【0013】接着層8は、後述する成形樹脂を射出した
後冷却固化した樹脂成形品18の表面に上記の各層を一
体化接着する層である。樹脂成形品18をポリアクリル
系樹脂で成形すると同時に樹脂成形品18の表面に前記
インサートシート3を密着させる場合は、接着層8とし
てポリアクリル系樹脂を用いるとよい。また、射出され
る成形樹脂13の材質がポリフェニレンオキシド・ポリ
スチレン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、スチレン共
重合体系樹脂、ポリスチレン系ブレンド樹脂の場合は、
これらの樹脂と親和性のあるポリアクリル系樹脂、ポリ
スチレン系樹脂、ポリアミド系樹脂などを使用すればよ
い。接着層8の形成方法としては、グラビアコート法、
ロールコート法、コンマコート法などのコーティング
や、グラビア印刷、スクリーン印刷法などの印刷があ
る。接着層8の乾燥膜厚は、1μm〜5μmとするのが
一般的である。
【0014】成形樹脂からなる支持板4は、インサート
シート3の裏面のうち、ボタン隆起部を除いた箇所に一
体化接着されている。支持板4には、インサートシート
3のボタン隆起部1に対応した貫通孔9が形成されてい
る。また、支持板4には、インサートシート3の点字用
小突起部2に嵌まり込む小突起部5が形成されている。
また、支持板4には、インサートシート3のリング状突
起部19に嵌まり込む突起部20が形成されていてもよ
い(図8参照)。支持板4は、ポリフェニレンオキシド
・ポリスチレン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、スチ
レン共重合体系樹脂、ポリスチレン系ブレンド樹脂、ポ
リスチレン系樹脂、アクリロニトリル・スチレン樹脂、
アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂などの樹
脂からなる。
【0015】この発明の点字用小突起部を有するボタン
パネルの製造方法は、ボタン隆起部1に対応する大凹部
10を有するとともに大凹部10の近傍に点字用小突起
部2に対応する小凹部11を有する金型Aと、金型Aの
大凹部10に嵌まり込む突出部21を有するとともにキ
ャビティ形成凹部16を有する金型Bとからなる射出成
形用金型を用い、インサートシート3を前記射出成形用
金型内に装着し、射出成形用金型を型閉めした後、成形
樹脂13の射出圧力によってインサートシート3の一部
を金型Aの小凹部11に押し込んで、インサートシート
3の裏面に成形樹脂13を一体化接着させるとともに点
字用小突起部2を形成するものである。具体例を以下に
示す。まず、前記インサートシート3を射出成形金型内
に装着する。インサートシート3としては、例えば、前
記したものと同様のものを使用するとよい。射出成形金
型としては、例えば、インサートシート3のボタン隆起
部1に対応する大凹部10を有するとともに大凹部10
の近傍に点字用小突起部2に対応する小凹部11をキャ
ビティ形成面12に有する金型A(以下、可動型14を
例にとって説明する。)と、大凹部10に嵌まり込む突
出部21を有するとともに樹脂射出口15とキャビティ
形成凹部16を有する金型B(以下、固定型17を例に
とって説明する。)とからなる射出成形金型を用いるこ
とができる。大凹部10は、成形樹脂が射出されない金
型部分に形成するとよい。インサートシート3に予めボ
タン隆起部1を形成しておき、インサートシート3のボ
タン隆起部1を射出成形金型のキャビティ形成面12の
大凹部10に嵌め込んでもよい。可動型14は、インサ
ートシート3のリング状突起部19に対応する突起部2
0(図7参照)を形成するための凹部をキャビティ形成
面12に有していてもよい。なお、金型Aは固定型であ
ってもよい。金型Bは可動型であってもよい。
【0016】次に、可動型14と固定型17とを型閉め
して、成形樹脂が射出されるキャビティを形成し、樹脂
射出口からキャビティ内に成形樹脂13を射出すること
によって、樹脂成形品18を成形すると同時に樹脂成形
品18とインサートシート3を接着させ一体化する(図
6)。キャビティ形成面12に形成されている点字用の
小凹部11に位置するインサートシート3は、成形樹脂
13の熱によって軟化し変形可能となり、射出圧によっ
て点字用の小凹部11の内部に押し込まれる。成形樹脂
13は、突出部21が嵌まり込んだ大凹部10には流入
しない。成形樹脂13は、点字用の小凹部11の内部に
充填されたままで固化する。可動型14と固定型17と
を型閉めする際に、型閉め力を利用して金型表面によっ
てインサートシート3の一部を射出成形用金型の大凹部
10に押し込み、ボタン隆起部1をインサートシート3
に形成してもよい。成形樹脂13としては、アクリル樹
脂やポリカーボネート樹脂などの射出成形用樹脂を用い
るとよい。インサートシート3に形成された点字用小突
起部2は、内部に固化した成形樹脂13が詰まっている
ので、インサートシート3の厚みが薄くても、手触り感
は硬いものとなる。
【0017】
【発明の効果】この発明の点字用小突起部を有するボタ
ンパネルの製造方法は、インサートシートは、溶融した
流動状態の成形樹脂によって金型の小凹部に押し込まれ
るため、金属製の突起部による突き刺しを受けなくて済
む。よって、インサートシートの点字用小突起部が破れ
にくい。
【0018】また、この発明の点字用小突起部を有する
ボタンパネルの製造方法は、成形樹脂の射出圧力によっ
てインサートシートの一部を金型の小凹部に押し込ん
で、インサートシートに点字用小突起部を形成するとと
もに、インサートシートの裏面に成形樹脂を一体化接着
させた状態で、ボタンパネルの完成品となるので、固化
した成形樹脂を点字用小突起部の内部から引き抜くこと
はない。よって、点字用小突起部が内側に引っ張られて
突起部の立体形状が崩れることはない。また、インサー
トシートの点字用小突起部の内部は固化した成形樹脂に
よって支えられるめ、点字用小突起部が収縮して小さく
なってしまうこともない。
【0019】この発明の点字用小突起部を有するボタン
パネルは、ボタン隆起部の形成位置と、点字用小突起部
の形成位置とが重ならないようにしている。このため、
押ボタン隆起部を押す動作を何度繰り返しても、点字用
小突起部には何の影響もないため、点字用小突起部がつ
ぶれたり、破れたりしない。また、点字用小突起部を認
識する動作を何度繰り返しても、押ボタン隆起部には何
の影響もないため、押ボタン隆起部がつぶれたり、破れ
たりしない。また、点字用小突起部とボタン隆起部とは
位置的に距離があって区別できるものとなり、スイッチ
に誤動作が起こることはない。
【0020】また、この発明の点字用小突起部を有する
ボタンパネルは、また、ボタン隆起部の内部には固化し
た成形樹脂が一体化接着しないため、手触りの感触が柔
らかいが、点字用小突起部の内部には固化した成形樹脂
が一体化接着するため手触りの感触が比較的硬い。この
ため、点字用小突起部とボタン隆起部とは、手触りの感
触においても区別できるものとなる。したがって、点字
用小突起部を手探りする手による接触や、点字を認識す
るために触っている手の加重などによって、ボタン隆起
部を押してしまうことが避けられるため、スイッチに誤
動作がおこることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の点字用小突起部を有するボタンパ
ネルの一例を示す断面図である。
【図2】 従来の点字用小突起部を有するボタンパネル
の一例を示す断面図である。
【図3】 この発明の点字用小突起部を有するボタンパ
ネルの製造方法の一例の一工程を示す断面図である。
【図4】 この発明の点字用小突起部を有するボタンパ
ネルの製造方法の一例の一工程を示す断面図である。
【図5】 この発明の点字用小突起部を有するボタンパ
ネルの製造方法の一例の一工程を示す断面図である。
【図6】 この発明の点字用小突起部を有するボタンパ
ネルの一例を示す断面図である。
【図7】 この発明の点字用小突起部を有するボタンパ
ネルの一例を示す断面図である。
【図8】 この発明の点字用小突起部を有するボタンパ
ネルの一例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 ボタン隆起部 2 点字用小突起部 3 インサートシート 4 支持板 5 小突起部 6 基体フィルム 7 絵柄層 8 接着層 9 貫通孔 10 大凹部 11 小凹部 12 キャビティ形成面 13 成形樹脂 14 可動型 15 樹脂射出口 16 キャビティ形成凹部 17 固定型 18 樹脂成形品 19 リング状突起部 20 突起部 21 突出部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボタン隆起部と、その近傍の点字用小突
    起部とを有するインサートシートの裏面のうち、ボタン
    隆起部を除いた箇所に、成形樹脂からなる支持板が一体
    化接着されたボタンパネルにおいて、点字用小突起部の
    内部に支持板の小突起部が嵌まり込んでいることを特徴
    とする点字用小突起部を有するボタンパネル。
  2. 【請求項2】 ボタン隆起部に対応する大凹部を有する
    とともに大凹部の近傍に点字用小突起部に対応する小凹
    部を有する金型Aと、金型Aの大凹部に嵌まり込む突出
    部を有するとともにキャビティ形成凹部を有する金型B
    とからなる射出成形用金型を用い、インサートシートを
    前記射出成形用金型内に装着し、射出成形用金型を型閉
    めした後、成形樹脂の射出圧力によってインサートシー
    トの一部を金型Aの小凹部に押し込んで、インサートシ
    ートの裏面に成形樹脂を一体化接着させるとともに点字
    用小突起部を形成することを特徴とする点字用小突起部
    を有するボタンパネルの製造方法。
  3. 【請求項3】 射出成形用金型を型閉めする際に、金型
    Bの突出部の押しつけによってインサートシートの一部
    を金型Aの大凹部に押し込み、ボタン隆起部をインサー
    トシートに形成する請求項2に記載の点字用小突起部を
    有するボタンパネルの製造方法。
  4. 【請求項4】 インサートシートを射出成形用金型に装
    着する際に、予め形成されたインサートシートのボタン
    隆起部を、キャビティ形成面の大凹部に嵌め込む請求項
    2に記載の点字用小突起部を有するボタンパネルの製造
    方法。
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KR100403449B1 (ko) * 2001-04-06 2003-10-30 금능정밀(주) 전기·전자 제품용 패널, 이의 제조에 사용되는 사출금형

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