JPH1186311A - 光ピックアップ - Google Patents
光ピックアップInfo
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- JPH1186311A JPH1186311A JP9249993A JP24999397A JPH1186311A JP H1186311 A JPH1186311 A JP H1186311A JP 9249993 A JP9249993 A JP 9249993A JP 24999397 A JP24999397 A JP 24999397A JP H1186311 A JPH1186311 A JP H1186311A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical
- fixing hole
- base
- fixing
- resin
- Prior art date
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- Pending
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- Optical Head (AREA)
Abstract
射がしやすく、UV硬化樹脂の未硬化部分の残存による
信頼性低下をきたすことのない光学部品固定孔を有した
光ピックアップを提供する。 【解決手段】 光学部品を配置する光学ベースと、この
光学ベース上に紫外線硬化樹脂で固定される前記光学部
品と、前記光学ベースを貫通して形成され、前記光学ベ
ースの外部から前記光学部品の固定面に前記紫外線硬化
樹脂を注入するための固定孔とを備える光ピックアップ
において、前記固定孔を、外部に向けて大径となる形状
に形成する。
Description
V(紫外線)硬化樹脂で接着固定するタイプの光ピック
アップに関する。
スク記録/再生装置に使用される光ピックアップ1は、
光学ベース2と、対物レンズ3−1やトラッキングコイ
ル及びフォーカシングコイルを備えたレンズホルダ3
と、ダンパベース4と、レンズホルダ3およびダンパベ
ース4を収容するアクチュエータベース5等を備える。
るレーザ部11から出力されたレーザ光は、回折格子、
ビームスプリッタ、コリメータレンズ、対物レンズ3−
1を通して光ディスクに照射される。この光ディスクか
らの反射光は、対物レンズ3−1、コリメータレンズ、
ビームスプリッタを通して受光装置に入射する。
学部品は光学ベース2に保持されている。光学ベース2
の側面には、回路基板15が固定されている。回路基板
15は、それに接続されたフレキシブルケーブル16に
より光ディスクドライブの他の回路要素に電気的に接続
される。
は、複数のサスペンションワイヤ6で連結され、これら
の組立体がアクチュエータベース5に収容されている。
アクチュエータベース5の一部は、ヨーク7となってお
り、このヨーク7にはマグネットが組み合わされてい
る。
形された略枠状体の一端側にダンパベース4の受け入れ
部を有する。この受け入れ部には、ダンパベース4を固
定するための支持ブロック5−1を有する。支持ブロッ
ク5−1は、アクチュエータベース5に一体に成形され
ている。更に、略枠状体の両側壁には、光学ベース2に
設けられた支持部2−1で支持される略半円形状の突部
5−2が設けられている。
形されたダンパベースカバー4−2が取り付けられてお
り、その後部にはサスペンションワイヤ6の一端を固定
するための固定部4−1が設けられ、ダンパベース4と
ダンパベースカバー4−2との間の空間にサスペンショ
ンワイヤ6の振動を抑制するための制振材が注入されて
いる。
に先のサスペンションワイヤ6の端部と半田付け接続す
るためのフレキシブル配線基板8が設けられている。ダ
ンパベース4は、アクチュエータベース5の両側壁と支
持ブロック5−1との間のスペースに挿入された状態に
て固定される。
ック5−1とダンパベース4とを挟み付けるようにして
取り付けられ、ダンパベース4をネジ9を中心として回
動可能としている。これはスキュー調整するためであ
る。ダンパベース4をアクチュエータ5の固定する前
に、ダンパベース4にはサスペンションワイヤ6が取り
付けられている。即ち、レンズホルダ3とダンパベース
4とは、複数のサスペンションワイヤ6で連結された組
立体の状態にてアクチュエータベース5に収容され固定
される。
的なシステム構成例を示す図である。図中、LDはレー
ザダイオード(図4のレーザ部11に相当)、GRTは
回折格子、PBSは偏光ビームスプリッタ、CLはコリ
メータレンズ、QWPは1/4波長板、MIRは立ち上
げミラー、OLは対物レンズ(図4の対物レンズ3−1
に相当)であり、LD−GRT−PBS−CL−QWP
−MIRを通過した対物レンズOLの出力光が光ディス
クDISCに照射される。SLはセンサーレンズ、PD
は受光素子であり、光ディスクDISCからの反射光が
OL−MIR−QWP−CL−PBS−SLを通して受
光素子PDで受光される。
である。光学ベース2には複数の調整孔20A、20B
と複数の固定孔30A、30Bとが形成されている。調
整孔20Aは回折格子GRTの取付位置調整用の治具挿
入孔であり、調整孔20BはセンサレンズSLの取付位
置調整用の治具挿入孔である。
固定するためにUV(紫外線)硬化樹脂を注入する孔で
あり、固定孔30BはコリメータレンズCLを固定する
ためにUV硬化樹脂を注入する孔である。
固定孔30の拡大断面図である。同図において、40は
ビームスプリッタPBSあるいはコリメータレンズCL
等の光学部品、41は位置決め用バネ、42は固定孔3
0に注入されたUV硬化樹脂である。
は円柱状であるため、(1)UV硬化樹脂42の注入効
率が悪い、(2)ファイバーを使用したスポット照射を
しないと、UV光が十分に透過しない、(3)UV硬化
樹脂に未硬化部分が残り、光学部品40がその後の環境
変化で位置ズレを起こし、光ピックアップの性能を劣化
させる、という問題がある。これらが本発明で解決しよ
うとする課題である。
照射がしやすく、しかもUV硬化樹脂の未硬化部分の残
存による信頼性低下をきたすことのない光学部品固定孔
を有した光ピックアップを提供することを目的としてい
る。
学部品を配置する光学ベースと、この光学ベース上に紫
外線硬化樹脂で固定される前記光学部品と、前記光学ベ
ースを貫通して形成され、前記光学ベースの外部から前
記光学部品の固定面に前記紫外線硬化樹脂を注入するた
めの固定孔とを備え、前記固定孔を、外部に向けて大径
となる形状に形成してなる光ピックアップで達成でき
る。
なる形状に形成されていると、(1)UV硬化樹脂の注
入効率が良く、(2)UV光が十分に透過するので、ス
ポット照射等の特別の治具を必要とせずに硬化でき、
(3)UV光が多方向から照射できるので、UV硬化樹
脂に未硬化部分が残りにくく、信頼性が向上する。
照して、本発明を詳細に説明する。図1は、本発明の一
実施形態を示す断面図である。図中、2は光学ベース、
50は本発明に係る光学部品固定孔、40は光学部品、
41は位置決め用バネ、42はUV硬化樹脂である。
側、即ち光学部品40の固定面側での径は従来と同様に
L1であるのに対し、外側の径L2をL1より大きくす
るように、テーパを付けて形成してある。
V硬化樹脂42の注入効率が良く、作業性が向上する。
また、UV光が十分に透過するので、スポット照射等の
特別の治具を必要とせずに硬化でき、ランプタイプのU
V照射器でも硬化できるので、コストダウンを図ること
ができる。更に、UV光が多方向から照射できるので、
UV硬化樹脂42に未硬化部分が残りにくく、その後の
環境変化で光学部品40が位置ズレすることを防止で
き、信頼性が向上する。
硬化樹脂の注入およびUV照射がしやすく、UV硬化樹
脂の未硬化部分の残存による信頼性低下をきたすことの
ない光学部品固定孔を有した光ピックアップを提供する
ことができる。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 光学部品を配置する光学ベースと、 この光学ベース上に紫外線硬化樹脂で固定される前記光
学部品と、 前記光学ベースを貫通して形成され、前記光学ベースの
外部から前記光学部品の固定面に前記紫外線硬化樹脂を
注入するための固定孔とを備え、 前記固定孔を、外部に向けて大径となる形状に形成して
なることを特徴とする光ピックアップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9249993A JPH1186311A (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 光ピックアップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9249993A JPH1186311A (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 光ピックアップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1186311A true JPH1186311A (ja) | 1999-03-30 |
Family
ID=17201252
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9249993A Pending JPH1186311A (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 光ピックアップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1186311A (ja) |
-
1997
- 1997-08-29 JP JP9249993A patent/JPH1186311A/ja active Pending
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Legal Events
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