JPH1186144A - 進行前方にある階段、段差等の危険回避装置 - Google Patents

進行前方にある階段、段差等の危険回避装置

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Publication number
JPH1186144A
JPH1186144A JP9252779A JP25277997A JPH1186144A JP H1186144 A JPH1186144 A JP H1186144A JP 9252779 A JP9252779 A JP 9252779A JP 25277997 A JP25277997 A JP 25277997A JP H1186144 A JPH1186144 A JP H1186144A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stairs
steps
controller
information
person
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9252779A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Yoshinuma
将博 吉沼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YOSHINUMA MUSEN KK
Original Assignee
YOSHINUMA MUSEN KK
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Filing date
Publication date
Application filed by YOSHINUMA MUSEN KK filed Critical YOSHINUMA MUSEN KK
Priority to JP9252779A priority Critical patent/JPH1186144A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 進行前方に階段、段差がある場合又は障害物
等を事前に知らせる危険回避装置の提供。 【解決手段】 階段4に入る前の人を感知する階段前セ
ンサ1(1A,1B)、階段の各段にも人を感知する階
段センサ2(2A,2B,2C)を設置する。コントロ
ーラ3は階段に入る前の下と上に進行してきた人に対し
て、これから昇降する階段情報を知らせるコントローラ
3Aと3B、昇降中の階段情報を知らせるコントローラ
3Cからなる。階段、段差等の手前で階段等の情報を知
らせることにより、心の準備を整えてから進行すること
ができ、危険に遭遇する確率を少なくできる。また階段
の昇降中には現在位置から何段残っているかを知らせる
ことにより、階段があると思って踏み出してしまうこと
がなくなり、階段昇降の安全性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、進行前方にある階
段、段差、障害物を事前に知らせて、前方の状況を認識
させかつ安全歩行の注意を促すための危険回避装置に関
する。
【0002】
【従来の技術とその課題】従来、道路、建物等の公共施
設において、階段や段差を安全に歩行する為の標識等の
表示が行われている。階段を利用する際、目が不自由だ
ったり、老眼鏡等を使用したり、あるいは物を持つ等し
て前方が良く見えない時などの階段の上がり、降りが不
安になったり、階段につまずいたり、段を踏み違えて落
下したりすることがある。例えば、特開平5−2722
06号公報には階段の手摺に点字情報を貼付けて目の不
自由な人が階段の状況を明確に把握し、安全に階段を昇
降できるようにした表示装置が提案されている。
【0003】しかし、従来の階段表示装置は階段域内の
手摺に設けられている為、その階段を昇降する前、つま
り現在位置から階段までの距離や階段の高さ等を知るこ
とができず、また昇降中に残りの階段数を知ることがで
きない。本発明の目的は、進行前方に存在する階段、段
差又は障害物等の情報を事前に知らせる危険回避装置を
提供することにある。また他の目的は、階段を昇降中
に、残りの階段数を事前に知らせる危険回避装置を提供
することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1の発明に係る危険回避装置は階段、段差等
の手前に配置された、人を感知するセンサと、該センサ
からの信号に基づいて進行前方に階段、段差等のあるこ
とを知らせるコントローラとを具備した構成にある。ま
た請求項2の発明は、請求項1の発明において、階段の
各段に配置された、人を感知する階段センサを備え、階
段を昇降しているとき、コントローラは予め記憶した階
段数と階段センサからの信号に基づいて昇降と残りの階
段数を計算し、該残りの階段数を知らせることを特徴と
する。更に請求項3の発明は、請求項1又は2の発明に
おいて、階段、段差、階段数等の進行前方情報を音、振
動、光によって知らせることを特徴とする。
【0005】
【発明の作用・効果】請求項1の構成によれば、階段、
段差等の手前で階段等の情報が知らされるので、心の準
備を整えて進行することができ、危険に遭遇する確率を
少なくすることができる。また階段の昇降中には現在位
置から何段残っているかを知らせてくれるので、階段が
あると思って踏み出してしまうことがなくなり、階段昇
降の安全性が向上される。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図面を参照し
ながら説明する。図1は本発明の危険回避装置を階段に
適用したシステム構成図である。階段4に入る前の人を
感知する階段前センサ1(1A,1B)を設置し、階段
の各段にも人を感知する階段センサ2(2A,2B,・
・・,2N)を設置する。センサ1及び2は、圧力、
熱、赤外線等により人を感知するもので、既知の足踏み
によりスイッチ動作を行う感圧スイッチやホトトランジ
スタから発せられる光を人に反射させて受光素子で受け
て感知する光センサなどが用いられる。
【0007】コントローラ3は階段に入る前の下と上に
進行してきた人に対して、これから昇降する階段情報を
知らせるコントローラ3Aと3B、及び昇降中の階段情
報を知らせるコントローラ3Cから構成されている。コ
ントローラ3Aはセンサ1Aとセンサ2Aの信号に基づ
いて階段が無くなったこと、あるいは上り階段があるこ
とを知らせる。またコントローラ3Bはセンサ1Bとセ
ンサ2Cにより階段が無くなったこと、あるいは下り階
段があることを知らせる。コントローラ3Cは予め階段
数を記憶しており、センサ1Aと1Bからの信号により
階段の昇降を判定するとともに、センサ2A〜2Cの信
号により現在の階段位置から残りの上り階段及び下り階
段の数を求め、判定した昇降に応じて上り階段又は下り
階段の残り階段数を知らせる。階段の昇降はセンサ2A
〜2Cの信号の内容からでも判断することができる。
【0008】階段情報を知らせる手段としては音、音
声、光を発生させる手段をコントローラ3Cに組込み、
コントローラから報知するように構成したり、あるいは
センサ(1A,1B,2A,・・・)に振動、光、音を
発する手段を組込み、センサ自体を振動させたり、光や
音を発するように構成する。更に、残りの段数や段の違
い(高さ等)を知らせる為に音色や振動数の変化又は発
光色に変化をつけることも有効である。階段情報を必要
な人のみに提供する場合は、例えば発信器を杖に組込ん
だり、身体に装着したりすることによりこの発信器の電
波を受信することでコントローラを動作させることもで
きる。
【0009】上記の実施形態では階段に適用したシステ
ムで説明したが、この階段はマンションや一個建ての住
宅の階段であっても構わない。段差や障害物を事前に知
らせるシステムにおいて、段差の場合は段差までの距
離、高さを知らせることにより安心して進行することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る危険回避装置のシステム構成の
一例を示す模式図である。
【符号の説明】
1…階段前センサ、2…階段センサ、3…コントロー
ラ、4…階段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 階段、段差等の手前に配置された、人を
    感知するセンサと、 該センサからの信号に基づいて進行前方に階段、段差等
    のあることを知らせるコントローラとからなる危険回避
    装置。
  2. 【請求項2】 階段の各段に配置された、人を感知する
    階段センサを備え、階段を昇降しているとき、コントロ
    ーラは予め記憶した階段数と前記階段センサからの信号
    に基づいて昇降と残りの階段数を計算し、該残りの階段
    数を知らせることを特徴とする請求項1記載の危険回避
    装置。
  3. 【請求項3】 階段、段差、階段数等の進行前方情報を
    音、振動、光によって知らせることを特徴とする請求項
    1又は2記載の危険回避装置。
JP9252779A 1997-09-01 1997-09-01 進行前方にある階段、段差等の危険回避装置 Pending JPH1186144A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9252779A JPH1186144A (ja) 1997-09-01 1997-09-01 進行前方にある階段、段差等の危険回避装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9252779A JPH1186144A (ja) 1997-09-01 1997-09-01 進行前方にある階段、段差等の危険回避装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1186144A true JPH1186144A (ja) 1999-03-30

Family

ID=17242170

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9252779A Pending JPH1186144A (ja) 1997-09-01 1997-09-01 進行前方にある階段、段差等の危険回避装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH1186144A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102520877B1 (ko) * 2022-06-20 2023-04-14 (주)디에이그룹엔지니어링종합건축사사무소 공동주택 건축물의 계단 안전 시스템 및 그 시공방법

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102520877B1 (ko) * 2022-06-20 2023-04-14 (주)디에이그룹엔지니어링종합건축사사무소 공동주택 건축물의 계단 안전 시스템 및 그 시공방법

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