JPH1185858A - 物品管理システム - Google Patents

物品管理システム

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JPH1185858A
JPH1185858A JP24064597A JP24064597A JPH1185858A JP H1185858 A JPH1185858 A JP H1185858A JP 24064597 A JP24064597 A JP 24064597A JP 24064597 A JP24064597 A JP 24064597A JP H1185858 A JPH1185858 A JP H1185858A
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Withdrawn
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JP24064597A
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English (en)
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Kimiyoshi Machii
君吉 待井
Toshifumi Arai
俊史 荒井
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Priority to TW087111616A priority patent/TW494311B/zh
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Priority to KR1019980036410A priority patent/KR19990029523A/ko
Priority to EP98116818A priority patent/EP0901090A3/en
Publication of JPH1185858A publication Critical patent/JPH1185858A/ja
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F15/00Digital computers in general; Data processing equipment in general
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/10Office automation; Time management

Abstract

(57)【要約】 【課題】物品とこの物品に関連する情報とを組み合わせ
て、より高度に物品を管理するための物品管理システム
を提供する。 【解決手段】管理対象物に付与されたカードに記憶され
た情報を読み取るための複数の読取装置と、状況に対す
る処理内容を記憶する記憶装置と、状況に応じて実行す
る処理を設定するための条件設定部と、読取装置から読
み取られた情報と条件設定部により設定された内容に基
づいて処理を実行する状態監視部と、管理対象物を管理
するためのカードに格納する識別番号を管理するための
管理部と、状態監視部により実行された処理を知らせる
ための表示手段から物品管理システムを構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、実世界の状況変化
を用いた計算機システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】Olivitti Research Limited Technical
Report 92−2の“Active Badgesand Personal Inter
active Computing Objects”には、人にバッジをつけさ
せ、そのバッジの識別番号を読み取るためのセンサーを
各部屋に設置したシステムActive Badgeが記載されてい
る。これは、人がつけているバッジからユニークなID
番号が含まれる赤外線の信号が発せられ、センサーがそ
の信号を読み取り、そのバッジを付けている人物の居場
所がわかるようになっている。
【0003】また特開平7−81725号公報には、倉庫等に
おける物品の在庫を管理するシステムについて記載され
ている。これは、IDタグ付き伝票を物品につけること
により、倉庫等に備えられたリーダの傍らを通過するこ
とにより、物品の入出庫の管理を行うものである。
【0004】また、特開平7−85145号公報には、施設内
の職員・来客の所在を正確に把握するための所在管理シ
ステムについて記載されている。これは、施設内の職員
にIDタグを内蔵したカードを所持させておき、電話回
線に設置したリーダから読み取られた情報に基づいて施
設内の職員の所在を管理するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
技術は、物品又は人にIDタグを付したカード等を付与
して、物品又は人を管理することについて記載されてお
り、単体の物品または人を管理することしか考えられて
いない。
【0006】つまり、物品を管理する者にとっては、こ
の物品がどこにあるかといった所在の他に、この物品は
どういった内容のものであるか等、物品に関連する情報
も合わせて管理する必要がある。更に、これらの物品を
倉庫から搬出しようとした場合に、単に物品の移動を管
理するだけでは、不十分である。例えば、倉庫から物品
を搬出する場合に、倉庫の持ち主や物品の持ち主が搬出
する場合とこの物品とは全く関連がない者が搬出する場
合とを区別して管理する場合には、単に物品にIDタグ
を付けるだけでは不可能である。
【0007】またより高度に物品等の管理を行う場合に
は、物品や人に付与するためのIDタグを効率よく発行
しなければ、物品を管理するシステムを効率よく稼働す
ることができない。
【0008】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、物品とこの物品に関連する情報とを組み合わ
せて、より高度に物品を管理するための物品管理システ
ムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的は、カードに記
憶された情報を非接触で読み取り可能な読取装置と、記
憶装置と、管理の対象となる物品の情報及びこの物品に
関連する情報を入力するための入力装置と、新たな識別
番号を発生させ、入力装置から入力された管理の対象と
なる物品の情報及びこの物品に関連する情報とを対応づ
けて記憶装置に記憶し、読取装置から読まれた識別番号
に基づいて、記憶装置から関連する物品の情報を読み出
す処理装置と、新たな識別番号をカードに記憶するため
のカード発行装置と、記憶装置から読み出された物品に
関連する情報を表示する表示装置とを有することにより
達成することができる。
【0010】また、上記目的は管理対象物に付与された
カードに記憶された情報を読み取るための複数の読取装
置と、状況に対する処理内容を記憶する記憶装置と、状
況に応じて実行する処理を設定するための条件設定部
と、読取装置から読み取られた情報と条件設定部により
設定された内容に基づいて処理を実行する状態監視部
と、管理対象物を管理するためのカードに格納する識別
番号を管理するための管理部と、状態監視部により実行
された処理を知らせるための表示手段とを有することに
より達成することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施例について、以下図
面に従って説明する。本発明は、実物の周辺状況を用い
て、実物を管理したり、適切な計算機処理を起動したり
することを目的としている。実物の周辺状況とは、当該
実物の近くにいる人物、当該実物がある場所、そのとき
の日時の組合せで表される。すなわち、実物に対するア
クセス履歴、実物の移動履歴を基に、実物を管理する。
また、実物の周辺状況をキーにして、当該実物に関連す
る情報を検索することを可能にすることも目的の一つで
ある。例えば、「○○さんが事務室で昨日使っていたワ
ープロ」を探したりすることを可能にする。
【0012】図1は、物品管理システムの全体構成を示
したものである。なお、図1において、矢印はデータの
流れを示している。また、実在する実物には、タグ11
0が添付(貼付)され、タグ110の情報はリーダ10
9によって読まれる。また、実物だけでなく、人間がタ
グ110を携帯していることもある。タグ110の情報
がリーダ109によって読まれるとき、タグ110とリ
ーダ109は必ずしも接触している必要はない。タグ1
10には、少なくともID番号が格納されており、同一
のID番号を持つタグが複数存在することはない。した
がって、タグ110に格納されているID番号を読みと
れば、そのタグが添付(貼付)されている実物が何であ
るかがわかることになる。
【0013】リーダ109は、実世界の任意の複数箇所
に設置されている。リーダ109にもID番号が付けら
れており、タグ110と同様に、同一のID番号を持つ
リーダが複数存在することはない。したがって、リーダ
109でタグ110が読まれた場合、リーダ109のI
D番号がわかれば、当該タグが読まれた場所がわかるこ
とになる。
【0014】以上のように、あらゆる実物にタグ110
を添付(貼付)し、あらゆる場所にリーダ109を設置
すると、タグ110が添付(貼付)されている実物を持
って、リーダ109が設置されている場所に近づくだけ
でその実物に関する情報を得ることができる。
【0015】タグ110の情報が読まれると、その情報
はホスト計算機100に送られる。ホスト計算機100
は、その情報を受け取って、処理を起動する。ここでホ
スト計算機100の動作について次に述べる。
【0016】タグ110の情報が読まれると、一旦、そ
の情報はIDバッファ108に蓄えられる。それと同時
に、その情報を読んだリーダのID番号もIDバッファ
108に蓄えられる。次に、これらの情報は、物状態DB
106に格納されると同時に、状態監視手段107に送
られる。
【0017】物状態DB106には、タグ110あるい
はリーダ109に付けられたID番号に対応して、タグ
110が付けられた実物に関する情報あるいはリーダ1
09が設置されている場所に関する情報が格納されてい
る。当該情報とは、当該実物がいずれかのリーダ109
によって検知された履歴のことである。すなわち、当該
実物がアクセスされた履歴と考えてよい。
【0018】ここで、物状態DB106のデータ構造の
一例を、図11に示す。IDリスト1101は、当該I
D番号を持つ実物が検知された履歴情報1102へのポ
インタである。図11の例では、ID番号0の実物の履
歴情報を示している。履歴情報1102は、物品の名称
1103,場所ID1104,日時1105,With1106,前履
歴1107から構成される。物品の名称1103は、当
該実物の名前である。場所ID1104は、当該実物が検知さ
れた場所のIDを示す。但し、場所の名前を示してもよ
い。日時1105は、当該実物が検知された日時を示
す。With1106は、当該実物と一緒に検知された実物のI
D番号を示す。図11の例では一つだけであるが、複数
の実物と一緒に検知されることも考えられる。したがっ
て、With1106には、複数のID番号が格納されるように
記憶領域を確保する必要がある。前履歴1107は、そ
の前に当該実物が検知された履歴へのポインタである。
こうすることによって、新しい順に履歴が並ぶ。古い順
に履歴を並べてもよいが、新たな履歴情報1102を追
加する際、前履歴1107(この場合は、次の履歴への
ポインタ)がnullになっている履歴情報を検索する手間
がかかることを考慮する必要がある。
【0019】一方、状態監視手段107は、タグ110
の情報とその情報を読んだリーダ109の情報を受け取
って実物の周囲の状況がどうなっているかを判定する。
同時に、その状況に応じて処理を起動する必要があるか
どうかを判定する。この判定には、条件DB105を用
いる。尚、条件DB105には、周囲の状況に対応して
処理内容が記述されている。条件DB105の詳細につ
いては後述する。状態監視手段107は、処理を起動す
る必要があると判断した場合は、適切な処理を起動し、
システムメッセージIF101に処理結果を表示する。
【0020】これまでは、主にシステムの動作について
述べてきた。次に、システムとユーザとのインタフェー
スについて述べる。システムとユーザとのインタフェー
スとして、条件設定手段102,ID管理手段103,
問合せ手段104を設けている。ここでは、それぞれに
ついて簡単に述べておき、詳細は後述する。
【0021】条件設定手段102は、周囲の状況に応じ
て起動する処理をユーザが設定するためのユーザインタ
フェースである。ID管理手段103は、タグ110に
対してID番号を発行したり、ID番号が不要になった
ときにそのID番号を無効にしたり、紛失または故障等
によってタグ110が使えなくなったときに、ID番号
を再発行したりする。問合せ手段104は、物の状態を
システムに問い合わせるためのユーザインタフェースで
ある。例えば、物がどこにあるか、誰が持っているか、
また、いつ持ち出されたかなど、実物の周辺状況を問い
合わせるユーザインタフェースである。
【0022】本発明においては、従来の計算機インタフ
ェースであるキーボード,マウスなどの専用デバイスに
よる入力だけでなく、物と人、さらには日時や時間など
の情報を組み合わせた条件によって動作させることも可
能になる。これによって、従来の計算機インタフェース
に比べて、より直感的な計算機操作が可能になる。
【0023】図3は、本発明を実現したシステムの概観
を示している。これは汎用のパーソナルコンピュータの
構成と変わりはない。すなわち、ディスプレイ304,
ホスト計算機100,キーボード2608,マウス26
07から構成される。図3では図示していないが、ホス
ト計算機100には、複数のリーダ109が接続されて
いる。
【0024】ディスプレイ304には、ホスト計算機1
00を操作する際に最初に現れるウィンドウ301が表
示されている。ウィンドウ301は、従来のウィンドウ
システムにおけるメインウィンドウである。ユーザは、
キーボード2608やマウス2607を用いてウィンド
ウ301を操作することによって、実物に関する情報を
問い合わせることができる。例えば、ある実物を探して
いる場合、当該実物がどこにあるかを表示する。
【0025】従来のウィンドウシステムにおいては、電
子ファイルをアイコンで表現し、マウスなどでダブルク
リックすると、当該電子ファイルが開く仕掛けになって
いる。本発明においては、計算機で作成された電子ファ
イルだけでなく、計算機の外の世界に存在する実物を計
算機で扱えるようにする。ウィンドウ301では、計算
機で作成されたテキストファイルを表すアイコン302
の横に、計算機の外の世界に存在する実物を表す実物ア
イコン303が表示されている。従来のウィンドウシス
テムでは、アイコン302をダブルクリックすると、当
該アイコンが表しているファイルが開く。それと同様
に、実物アイコン303をダブルクリックすると、当該
アイコンが表している実物に関連する情報が表示され
る。例えば、当該実物が現在どこにあるか、誰が使って
いるか、などの情報を得ることができる。つまり、計算
機上で作成された電子ファイルも、計算機の外の世界に
存在する実物も、同じインタフェースで扱えるようにす
る。
【0026】アイコンには、絵ではなく、そのアイコン
が示す実物や人物の写真を用いてもよい。そうすること
によって、ユーザはそのアイコンがどんな実物を表して
いるかが直感的にわかる。
【0027】また、物・人物を表すアイコン以外にも、
場所を示すアイコンがあってもよい。場所を表すアイコ
ンをダブルクリックすると、その場所のレイアウト図が
現れ、ある場所を指定する(例えば、キャビネットが設
置されている場所をクリックする)と、その場所に保管
されている実物のアイコンが現れたりする。これに関し
ては後述する。
【0028】次に、このシステムを提供した物品の管理
について図2を用いて説明する。図2は、各部屋に保管
してある実物の持出しを管理する例を示している。各部
屋の出入口202にはリーダ109が設置されている。
各部屋のリーダ109は、すべてホスト計算機100に
つながっている(図2(a))。上記したように、それ
ぞれのリーダ109には、ユニークなID番号が付けら
れている。ホスト計算機100は、図1で示した各構成
要素を備えている。
【0029】ここで、部屋204にいるユーザ205
が、物品201を持って出入口202から出ていこうと
している場合、出入口202の近くに設置されているリ
ーダ109は、物品201に添付されているタグ110
−oと、ユーザ205が携帯しているタグ110−uと
を読み込んで、読み込んだタグに含まれるデータと、自
分自身のID番号とをホスト計算機100に送信する。
そのデータを受け取ったホスト計算機100は、「ユー
ザ205が部屋204で物品201にアクセスした」と
いう情報を、物状態DB106に格納する。それと同時
に、状態監視手段107を参照して、起動すべき処理を
判断する。この結果、ユーザ205が、物品201を部
屋204から持ちだせないことがわかった場合、ホスト
計算機100は例えば出入口202をロックして、ユー
ザ205が部屋204の外に出られないようにする(図
2(b))。また、それと同時に、出入口202の近く
にスピーカ206を設置しておき、「持ちだしてはいけ
ません」のような音声メッセージを流してもよい。さら
に、スピーカ206の代わりにディスプレイを用いて前
記したメッセージを表示してもよいし、警告灯を用いる
こともできる。これらを併用することも可能である。こ
れらのデバイスは、システムメッセージIF101とし
て用いることができる。
【0030】図2で示した例は、物品の貸出し管理等に
応用することが可能である。例えば、図書館における図
書の貸出し管理を考える。従来は、借り主の認証と借り
る本の識別という2つの動作が必要であった。しかし、
本発明を応用すると、借り主が借りたい本を持って出入
り口を通過するだけで、誰が何を借りたという記録を残
しておくことができる。もしその本が禁帯出であった場
合は、上記のような方法で、借り主が外に出られないよ
うにすることが可能である。
【0031】以上で挙げた以外にも、日時(何月何日何
時何分など)・時間(今から何分間など)の条件を設定
することができる。上記の例では、物を持ちだしてよい
人物に関する条件であったが、「何月何日の何時何分か
ら何時何分まで、○○さんは部屋に入れない」などのよ
うな条件を設定することも可能である。これは、例えば
場所の予約等に応用することができる。
【0032】あるいは、上記の例に、日時や時間の条件
を加えて「雑誌は、1日以内なら持ち出せる」のような
条件にしてもよい。但し、雑誌を持ち出す時点における
条件だけではなく、1日経過した時点における処理が問
題になる。「1日以内なら持ち出せる」ということは、
「1日経過したら戻さなければならない」ということで
ある。
【0033】もし、1日経過しても雑誌が戻されなかっ
た場合には、何らかの方法で、持ち出した人物に督促す
る必要がある。または、雑誌を戻すように仕向ける必要
がある。例えば、雑誌が置いてある部屋から出るときに
雑誌を持っていなければ、出入り口がロックされるなど
のようにしてもよい。また、雑誌を持って部屋から出る
ことができた場合、雑誌を返さない限り、元の部屋に戻
れなかったり、他の部屋に入れなかったりするようにし
てもよい。
【0034】以下、本発明を、持出し管理,物の場所の
検索に適用した場合について詳細に説明する。まず、ユ
ーザはリーダ109を各部屋に設置する。そのリーダ1
09の位置を基に、その場所に存在する実物の位置を求
めることができる。持出し管理システムの場合、リーダ
109は少なくとも部屋の出入り口に設置する必要があ
る。もちろん、各部屋の複数の箇所に設置してもよい。
例えば、ファイルキャビネットに設置し、キャビネット
からの持出しを管理することもできる。あるいは、机に
設置し、机上に置かれている実物の持出しを管理するこ
ともできる。ここでは、部屋からの持出し、キャビネッ
トからの持出し、机からの持出しに絞って説明する。
【0035】また、当該リーダ109と当該リーダ10
9の設置場所とを関連づけなければならない。その方法
についても述べる。
【0036】図19(a)は、部屋1901の断面図を
示したものである。部屋の両端にキャビネット1906
が設置してあり、部屋1901の中央には、机1905
と座席群1904が設置してある。ここでは、部屋19
01にリーダ109を設置している。
【0037】ユーザ1907は、部屋1901の各所に
リーダ109を設置する。ユーザ1907は、実物が置
かれると推定される場所にリーダ109を設置するのが
望ましい。図19(a)の例では、キャビネット190
6,机1905,座席群1904にリーダ109を設置
している。リーダ109はそれぞれ、ホスト計算機10
0に接続されている。さらに、ユーザ1907は、部屋
1901の天井に画像入力装置1903と、位置検出発
信装置1902を設置する。これらはそれぞれ、ホスト
計算機100に接続する必要がある。
【0038】ユーザ1907は、リーダ109を設置し
終えると、リーダ情報を管理するためのリーダ情報管理
手段をホスト計算機100上で起動し、位置検出受信装
置付きのタグ1908を持って部屋1901の内部を歩
き回る。位置検出発信装置1902は常にタグ1908
の位置を計測している。そのとき、ユーザ1907がリ
ーダ109の近くに来ると、リーダ109はタグ190
8を読み込み、自分のリーダIDをホスト計算機100
に送信する。それと同時に、位置検出発信装置1902
で計測したタグ1908の位置をリーダIDとリンクさ
せることによって、どのリーダがどこにあるかがわか
る。
【0039】さらに、天井に設置された画像入力装置1
903が部屋1901の内部を撮影しており、撮影され
た画像を処理することによって、部屋1901の内部に
存在する実物の形がわかる。これは、例えば抽出した物
体の輪郭抽出を施したりすることで可能になる。
【0040】ホスト計算機100のリーダ情報管理手段
を起動すると、図19(b)のようなウィンドウ191
0が開く。ウィンドウ1910は、部屋1901を上か
ら見た様子を示し、さらにリーダ109の位置を表示す
る。
【0041】図19(b)では、リーダ109の位置だ
けを表示している。それを例えば、図20(a)のよう
に、リーダ109の位置が表示されたウィンドウ191
0に重ねて、それぞれの実物の場所と形を表示する。ウ
ィンドウ2001に表示するものは、表示メニュー20
02で任意に設定することができる。この表示メニュー
2002によって、リーダ位置だけ、実物の位置だけ、
あるいはそれら両方を表示させることが可能になる(図
20(b))。図20(b)の例では、メニュー200
2で“すべて表示”を選択しているので、リーダ位置と
実物位置の両方を表示している。
【0042】ここで、ウィンドウ2001上でリーダ位
置をダブルクリックすると、図21に示すウィンドウ2
101が現れ、それぞれのリーダ109に関する情報を
入力することができる。ウィンドウ2101において、
位置入力フィールド2102は、リーダの位置を入力す
るものである。また、属性フィールド2105では、当
該リーダの属性を指定する。情報を入力し終えてOKボ
タン2103をクリックすると、リーダに関する情報の
設定が終了し、ウィンドウ2101が消滅する。Cancel
ボタン2104をクリックすると、リーダ情報は設定さ
れず、ウィンドウ2101が消滅する。また、ウィンド
ウ2001上で、実物位置をダブルクリックすると、上
記と同様な方法で、実物位置に注釈を付けることができ
る。
【0043】情報を入力し終えた後、ユーザは保存メニ
ュー2106を選択し、リーダ位置や注釈などの情報を
物状態DB106に格納する。それと同時に、部屋アイ
コンが作成される。図16に、部屋アイコン1601を
示す。部屋アイコン1601の使い方については、後述
する。
【0044】あるいは、当該情報はファイルに格納し、
そのファイル名とリーダIDとをリンクし、物状態DB
106には、ファイル名とリーダIDだけを格納しても
よい。
【0045】また、リーダ109の位置を知るために、
上記の方法だけでなく、リーダ109に位置検出受信機能
を設けておくことも可能である。
【0046】あるいは、位置検出受信装置付きタグ19
08に画像入力装置を取り付け、リーダ109が設置さ
れている場所の画像を保存しておいてもよい。これによ
り、例えば、図17(a)に示したウィンドウ1708
において、キャビネット1708をクリックすると、キャビ
ネット1708に格納してある実物を表すアイコンを表
示するだけでなく、キャビネット1708の画像を表示
することができるようになる。ウィンドウ1701のよ
うに、レイアウトを表示しただけでは、ユーザにとって
わかりやすいとは言えないこともある。しかし、その場
所の画像を見せることによって、ユーザにとってわかり
やすくなる。
【0047】次にユーザは、実物に添付(貼付)するタ
グ110と当該実物と当該実物に関する情報とを関連づ
ける手続きを実施する。これには、ID管理手段103
を用いる。ID管理手段103の役割には、タグ110
にID番号を格納して発行すること以外にも、発行され
たタグ110が不要になった場合に当該タグのID番号
を無効にすること、発行されたタグ110が故障・紛失
などによって使えなくなった場合にそれに代わるタグを
再発行することがある。ここでは、タグ110にID番
号を格納して発行する機能について述べる。
【0048】ユーザは、図5(a)のウィンドウ301
から、アイコン504をダブルクリックする。すると、
図5(b)に示すウィンドウ501がディスプレイ30
4に表示される。ウィンドウ501は、ホスト計算機1
00に格納されている電子ファイルを扱うためのユーザ
インタフェースである。そのメニューに、「ID発行」の
項目を設けている。ID発行メニュー503を選ぶと、
タグ110にID番号を格納したものを発行することが
できる。ウィンドウ501は従来、ファイルを消去した
り、コピーしたりするためのものであるが、これに、タ
グ110を発行するための機能を加えている。
【0049】ウィンドウ501からメニュー502を表
示させ、ID発行メニュー503を選ぶ。すると、図5
(c)に示すウィンドウ601が現れる。ウィンドウ6
01には、実物に関する情報を入力するフィールドが設
けられており、ユーザはウィンドウ601から、実物に
関連する情報を入力することができる。名称フィールド
602は、実物の名称を入力するフィールドである。所
有者フィールド603は、実物の所有者を入力するフィ
ールドである。日時フィールド604は、現在の日時を
入力するフィールドである。場所フィールド605は、
入力している人物の現在地を入力するフィールドであ
る。コメントフィールド606は、実物に関する注釈を
入力するフィールドである。コメントフィールド606
には、必ずしも入力する必要はなく、空欄でも構わな
い。
【0050】ここで、所有者フィールド603には、入
力している人物が携帯しているタグ110−uのデータ
を読み込んで、当該人物の名前や所属を自動的に入力す
ることも可能である。このように、ユーザの意図的な入
力によらず、人物名や当該人物の所属を自動的に入力す
ることによって、所有者を入力する手間が省け、しか
も、入力誤りも発生しない。所有者フィールド603に
は、人名が入るとは限らない。当該人物が所属している
組織の名前が入ることもありうる。これについては後述
する。また、作成日時は、ホスト計算機100が計時し
ておけば、ユーザが入力せずに、ウィンドウ601が現
れてからホスト計算機100が自動的に表示することが
できる。また、当該実物に関連する情報をテキストで入
力するだけでなく、当該実物のイメージを入力するため
の画像入力装置があってもよい。
【0051】必要な情報がすべて入力されると、ユーザ
はOKボタン607をクリックする(図6)。ホスト計
算機100は空いているID番号を一つ選び、当該ID
番号を持つタグ110を発行すると同時に、入力された
情報と当該IDとをリンクする。入力された情報は、物
状態DB106に格納される。あるいは、当該情報を一
つの電子ファイルに格納し、当該電子ファイルと当該I
D番号とをリンクする。この場合、物状態DB106に
は、当該情報の代わりに当該電子ファイル名が格納され
る。タグを発行せずに処理を終えたい場合は、Cancelボ
タン608をクリックする。
【0052】図7は、所有者フィールド603の入力に
ついて示したものである。所有者フィールド603の右
端にあるボタン702をクリックすると、入力している
人物の所属が所属フィールド701に現れる。当該人物
の所属は一つとは限らない。一人の人物の所属は、所属
フィールド701に示すように、「○井×夫さんは、○
×株式会社の関東支社の総務部の勤労課の所属である」
などのように表される。当該人物が所有する物であって
も、勤労課の所有,総務部の所有,関東支社の所有、○
×株式会社の所有、ということが考えられる。したがっ
て、誰が所有する物かを指定する必要がある。
【0053】これを指定することによって、例えば勤労
課の人なら使ってよい、総務部の人なら持ちだしてよ
い、などのように、物に対するアクセスを、その人物だ
けでなく、所属する組織に対して許可するようなことが
可能になる。
【0054】以上のタグ発行の手続きを、図13に示
し、再度説明する。ユーザは、ウィンドウ501のタグ
発行メニュー503を選択し(ステップ1301)、実
物情報エディタ601を起動する(ステップ130
2)。ユーザは、実物情報エディタ601を用いて、実
物の名称等を入力する(ステップ1303)。その間、
ホスト計算機100に備えられたリーダ109が、ユー
ザが携帯しているタグ110の情報を読み取ったりする
など、実物の周辺状況を識別する(ステップ1304)。
ユーザが関連情報を入力し終えると、ユーザはOKボタ
ン607またはCancelボタン608をクリックする(ス
テップ1305)。Cancelボタン608がクリックされ
れば、タグを発行せずに処理を終了する。OKボタン6
07がクリックされると、ホスト計算機100は未使用
のID番号を1つ検索し、実物情報エディタ601から
入力された情報と実物の周辺状況の情報と当該ID番号
とをリンクし(ステップ1306)、それを物状態DB
106に格納する(ステップ1307)。最後に当該ID番号
を付与されたタグ110を出力する(ステップ130
8)。図26は、タグ110を発行する環境の一例を示
したものである。机2601には、リーダ109が設置
されており、リーダ109は、PC2603に接続されてい
る。ユーザ2602は、タグ110−uを携帯してい
る。タグ110−uには、少なくともID番号が格納さ
れており、当該ID番号は他のタグのID番号と重複す
ることはない。ユーザ2602の頭上には画像入力装置
2605が設置されており、机2601上の様子を撮影
する。
【0055】ここで、ユーザ2602が、机2601上
にある辞書2604に添付するタグ110を発行しよう
としている場面を想定する。ディスプレイ2606に
は、実物情報エディタ601が表示されており、ユーザ
2602は、キーボード2608やマウス2607を用い
て、辞書2604に関する情報を入力する。画像入力装
置2605は、辞書2604の画像を撮影し、その画像
を一時的にPC2603内部のバッファに格納する。
【0056】ユーザ2602がタグ110を発行する操
作の途中で、リーダ109はタグ110−uの情報を読
み込む。これによって、PC2603は、タグ110を発行し
ようとしている人物を特定することができる。その情報
は、一時的にPC2603内部のバッファに格納される。
【0057】ユーザ2602が、実物情報エディタ60
1で、必要な情報を入力し終え、OKボタン607をク
リックすると、PC2603は、辞書2604の画像,入力し
ている人物の情報、実物情報エディタ601から入力さ
れた情報をリンクし、さらにそれらの情報にタグ110
のID番号をリンクして物状態DB106に格納する。
このように、物状態DB106には、ユーザ2602が
キーボード2608やマウス2607によって意図的に
入力された情報以外に、タグ110を発行する際の実物
周辺状況をも当該情報にリンクして格納することができ
る。こうすることによって、ユーザ2602が入力した
情報以外にも、タグ110を発行した際の実物周辺状況
を、実物を検索するためのキーとして用いることが可能
になる。
【0058】また、画像入力装置2605とリーダ10
9が一体になっていてもよい。
【0059】タグの発行については、図8のように、ラ
ベルワープロにも応用することができる。これについて
次に述べる。
【0060】図8は、ユーザ801が、ラベルワープロ
800を用いてラベル805を作成する場面を示してい
る。ユーザ801はタグ802を携帯しており、そのタ
グ802には、ID番号とユーザ801に関する情報が
格納されている。例えば、所属,氏名,年令,性別等が
含まれる。あるいは、タグ802にはタグのID番号だ
けが格納されており、ユーザ801に関連する情報はラ
ベルワープロ800とは別のホスト計算機(図示しな
い)に保管されていてもよい。ここで、ユーザ801
は、研究報告書類を綴じてあるファイルの背表紙に貼る
ためのラベルを作っているものと想定している。
【0061】ユーザ801は、キーボード807から
「研報ファイル」という文字列を入力し、当該文字列が
表示手段806に表示されている。この文字列は、ラベ
ルに印刷するための文字列である。文字列を入力し終え
ると、ユーザ801は、発行ボタン808を押す。この
とき、当該文字列が印刷されたラベル805が、ラベル
ワープロ800から出力される。それと同時に、ユーザ
801が携帯しているタグ802の情報を、リーダ80
3が読み取り、当該文字列を入力した人物を特定する。
その後、タグ804には、ユーザ801の名前と、実物
の名前が保存され、これらの情報はタグのID番号とリ
ンクされる。あるいは、ID番号とユーザ801の人名
・実物名との関連を表すリストを前記ホスト計算機に保
存しておき、タグにはID番号だけを格納しておいても
よい。
【0062】ユーザ801は、ラベル805をファイル
に貼り、さらにタグ804もファイルに添付する。ある
いは、ラベル805にタグ804が添付されて出力され
てもよい。
【0063】以上のようにして発行されたタグを、管理
したい実物それぞれに添付(貼付)する。本発明におけ
る初期設定は、以上で終了である。
【0064】ユーザは、リーダ設置とタグ発行という初
期設定を終えると、本発明を用いたシステムを利用する
ことができる。ユーザは、実物に関する情報を問い合わ
せることができる。次に、タグ110を添付された実物
に関する情報の問合せについて述べる。
【0065】実物に関する情報の問合せには、計算機を
用いるインタフェースを用いることができる。計算機は
単に計算機情報を扱うだけでなく、実物に関する情報を
も計算機上で扱うことを可能にする。
【0066】詳細を説明する前に、図27を用いて、実
物に関する情報の問合せの概略について述べる。図27
は、実物の検索が必要となる場面を示したものである。
部屋2702でユーザ2704がワープロ2703を使
っている。一方、部屋2705には、普段は部屋2705に
あるはずのワープロ2705を探しているユーザ2706が
いる。ここで、ワープロ2703にはタグ110が添付
されているものとする。
【0067】ワープロ2703は、部屋2702でユー
ザ2704が使っている。ここで、部屋2702にはリ
ーダ109が設置されているとし、ユーザ2704は、
タグ110を携帯しているとする。リーダ109は、ユ
ーザ2704が携帯しているタグ110と、ワープロ2
703に添付されているタグ110とを読み込んで、そ
のデータをホスト計算機100に送信する。ホスト計算
機100の内部にあるIDバッファ108に蓄えられ
る。その後の処理は、図1の説明で述べた通りである。
図27の場合、ユーザ2704とワープロ2703が一
緒にいたことを物状態DB106に格納する。
【0068】ユーザ2706は、問合せ手段104によ
って、ワープロ2703の所在を問い合わせることがで
きる。このとき、「ワープロ2706を探している」と
いう検索方法だけではなく、「普段は部屋2705にあ
る」という事柄をキーにしてもよい。問合せ手段104
については後述する。
【0069】また、「普段は部屋2705にある」とい
う事柄は、ワープロ2704の属性としてユーザが指定
してもよいが、ホスト計算機100が学習してもよい。
これには、例えばワープロ2704が部屋2705に置
いてあった時間の長さを用いることができる。この学習
についても後述する。
【0070】次に、実物に関する情報の問合せについて
もう少し詳しく述べる。図4(a)は、ホスト計算機1
00を操作するためのメインウィンドウ301を示して
いる。
【0071】ウィンドウ301の実物アイコン303の
上にマウスカーソルを合わせ、マウスの右ボタンをクリ
ックすると、メニュー403が表示され、ユーザは当該
実物情報に対する操作を選択することができる。これを
図4(b)に示す。実物に関する情報を参照するには、
参照メニュー404を選択すればよい。参照メニュー4
04を選択すると、図4(c)に示す実物情報ブラウザ
401が表示される。あるいは、実物情報ブラウザ40
1を表示するには、実物アイコン303をダブルクリッ
クしてもよい。
【0072】実物情報ブラウザ401は、実物に関連す
る情報を表示する。図4(c)は、実物情報ブラウザ4
01が特許ファイルに関する情報を表示している例を示
す。ユーザは、実物情報ブラウザ401を見ることによ
って、この特許ファイルは○×グループが所有している
ものであり、会議室キャビネットに保管されていること
を示している。所有者や場所に関する情報だけでなく、
当該実物に関する情報をコメントとして格納してもよ
く、このコメントがユーザの記憶を呼び起こす助けとな
り、実物の検索が容易になる。さらに、所有者や保管場
所に関する情報だけでなく、実物の画像も表示してよ
い。実物情報ブラウザ401を閉じるには、OKボタン
402をクリックすればよい。
【0073】以上のように、実物に関する情報を示すア
イコンを用いることによって、計算機を扱う従来のユー
ザインタフェースによって実物を検索することができ
る。
【0074】次に、実物アイコンを用いずに実物に関す
る情報を参照する方法について述べる。図29は、その
手続きにおける画面の変化を示している。まず、図29
(a)に示すウィンドウ301内のアイコン504をダブ
ルクリックする。すると、図29(b)に示すウィンド
ウ501が表示される。ウィンドウ501は、電子ファ
イルを扱うためのユーザインタフェースである。このウ
ィンドウ501から、検索メニュー2901を選択する
と、さらにサブメニュー2902が現れる。サブメニュ
ー2902からは、“実物”または“ファイル”を選択
できるようになっており、実物と電子ファイルの両者を
検索することができる。
【0075】実物に関連する情報を参照するには、ユー
ザは実物検索メニュー2902を選択する。このとき、
図29(c)に示す実物検索ウィンドウ2910が表示
される。名称フィールド2911は、当該実物の名称を
入力するフィールドである。所有者フィールド2912
は、当該実物の所有者を入力するフィールドである。場
所フィールド2913は、当該実物の格納場所を入力す
るフィールドである。日時フィールド2914は、当該
実物に添付されているタグ110が発行された日時を入
力するフィールドである。これらの情報はすべて入力さ
れる必要はなく、いずれか1つの情報が入力されていれ
ばよい。
【0076】ユーザが検索開始ボタン2915をクリッ
クすると、ホスト計算機291はウィンドウ2910に
入力された情報をキーにして、当該実物の情報を検索す
る。終了ボタン2916をクリックすると、ウィンドウ
2910が消滅する。
【0077】検索した結果は、図29(d)に示す検索
結果ウィンドウ2920の実物選択フィールド2922
に表示される。実物選択フィールド2922に表示され
るのは、実物の名称である。ユーザが、目的の実物名称
を実物選択フィールド2922から選択すると、名称フィー
ルド2921に当該実物の名称が表示される。その後、
OKボタン2923をクリックすると、実物情報ブラウ
ザ401が起動され、名称フィールド2921に表示さ
れている実物に関する情報が表示される。終了ボタン2
924がクリックされると、ウィンドウ2920が消滅
する。
【0078】実物の検索に関して、図10を参照しなが
ら更に述べる。実物を検索するための検索条件を入力す
るための手段として、実物検索ウィンドウ1000では
なく、検索条件入力ウィンドウ1001を表示してもよ
い。ウィンドウ1001では、検索したい実物の属性で
はなく、当該実物に対するアクセスの履歴を検索のキー
として入力することができる。
【0079】ウィンドウ1001において、フィールド
1002には検索項目を入力し、フィールド1003に
は当該検索項目の対象を入力する。図10の例では、第
1のフィールド1002に「〜と一緒」と入力されてお
り、第1のフィールド1003には「佐藤さん」と入力
されている。この2つで、「佐藤さんと一緒」という条
件を表現している。これを条件1とする。また、第2の
フィールド1002に「時刻」と入力されており、第2
のフィールド1003には「12:00〜13:00」
と入力されている。この2つで「12:00から13:
00の間」という条件を表現している。これを条件2と
する。なお、フィールド1004が、検索条件の番号を
示している。
【0080】検索条件を入力し終えたら、フィールド1
005に、それらの検索条件の組み合わせ方(条件式)
を入力する。図10の例では、「1*2」と入力されて
いる。したがって、条件1と条件2の論理積を表現して
おり、「12:00〜13:00に佐藤さんと一緒にい
た」という条件を表現している。
【0081】最後に、ユーザはOKボタン1006をク
リックする。すると、入力した条件に適合する実物や人
物を検索する。検索した結果は、図29(d)に示す検
索結果ウィンドウ1010の実物選択フィールド101
2に表示される。実物選択フィールド1012に表示さ
れるのは、実物の名称である。ユーザが、目的の実物名
称を実物選択フィールド1012から選択すると、名称
フィールド1011に当該実物の名称が表示される。そ
の後、OKボタン1013をクリックすると、実物情報
ブラウザ401が起動され、名称フィールド1011に
表示されている実物に関する情報が表示される。Cancel
ボタン1007がクリックされると、ウィンドウ100
1が消滅し、検索が実行されずに処理が終了する。
【0082】上記以外にも、部屋のマップを表示してマ
ップ中の任意の場所を指定して、そこにある実物に関連
する情報を得ることもできる。図17は、その手続きに
おける画面の変化を示している。
【0083】部屋アイコン1700は、ある部屋に関連
する情報にリンクされている。部屋アイコン1700
は、図19,図20,図21で示した手続きにしたがっ
て作られる。
【0084】まず、ユーザが部屋アイコン1700をダ
ブルクリックすると、部屋アイコン1700が表してい
る場所のレイアウトを示すウィンドウ1701が現れ
る。ウィンドウ1701は、図20のウィンドウ200
1と同等のものである。あるいは、マウスカーソルをア
イコン1700に合わせて右ボタンをクリックしてメニ
ューを表示させ、参照メニュー1709を選択しても、
上記と同様にウィンドウ1701が現れる(図17
(b))。ウィンドウ1701は、会社の居室のレイア
ウトを示している。座席群1702〜1705には、そ
こに座席がある人物の名前が表示されている。また、こ
の事務室には、電話1706,プリンタ1707,キャビネ
ット1708もある。
【0085】ユーザはその場所にある実物を知りたい場
合、ウィンドウ1701上でその場所を指定する。例え
ばキャビネット1708の任意の部分を指定する。する
と、ウィンドウ1710が現れ、事務室のキャビネット
1708に格納されている実物を示すアイコン171
1,1712がウィンドウ1710内に表示される(図
17(c))。アイコン1711あるいはアイコン17
12をダブルクリックすると、上記で説明したように、
アイコンが示している実物に関連する情報を見ることが
できる。
【0086】同様に、座席群1702〜1705の任意
の場所をクリックすると、その場所に存在する物を示す
アイコンが、ウィンドウ1710に表示される。
【0087】また、実物に関連する情報を表示するウィ
ンドウ401の任意の情報を指定し、それに関連する情
報を表示させることもできる。図18にその一例を示
す。図18では、探している実物の位置を示すマップを
表示させる例である。ウィンドウ401を見ると、特許
ファイルが会議室のキャビネットにあることはわかる
が、そのキャビネットの位置がわからなければ探してい
る実物にアクセスすることはできない。
【0088】ユーザは、ウィンドウ501内のアイコン
303を用いて、ウィンドウ401を開く(図18
(b))。これは、図4で説明した通りである。このウ
ィンドウ401では、特許ファイルが会議室のキャビネ
ットに保管されていることを示す。
【0089】ユーザは、当該キャビネットがどこにある
かを知らなければ、特許ファイルにアクセスすることは
できない。そこで、当該キャビネットの位置を知るため
に、ウィンドウ401の「会議室キャビネット」という
文字列1801をクリックする。すると、図18(c)に
示すウィンドウ1802が開く。ウィンドウ1802は
会議室のレイアウトを示しており、その中にあるキャビ
ネット1803を反転表示する。こうすることによっ
て、ユーザはキャビネットの位置を知ることができ、探
している実物にアクセスすることが容易になる。
【0090】また、ウィンドウ1802上で任意の場所
をクリックすれば、図17に示したのと同様に、その場
所に存在する実物のアイコンが別のウィンドウに表示さ
れる。
【0091】次に、タグ110を再発行する処理につい
て述べる。この処理は、発行されたタグ110が故障・
紛失などによって使えなくなった場合に、それに代わる
タグを再発行する処理である。
【0092】ユーザがアイコン303にマウスカーソル
を合わせ、右ボタンをクリックするとメニュー403が
表示される(図12(b))。これは、図4(b)や図9
(b)の場合と同様である。このとき、メニュー403か
ら再発行メニュー1201を選択する。
【0093】メニュー1201を選択すると、確認ウィ
ンドウ1202が表示される(図12(c))。フィー
ルド1203には、タグを再発行する対象となる実物の
名称が表示される。当該実物の名称は、物状態DB10
6を参照することによって得られる。フィールド120
4には再発行者が表示される。再発行者は、再発行の操
作をしている人物が携帯しているタグ110の情報を読
み取ることによって特定することができる。フィールド
1205には、その時点における日時が表示される。
【0094】ここで、ユーザがOKボタン1206をク
リックすると、ホスト計算機100は、空いているID
番号を検索して当該ID番号と当該実物の関連情報とを
リンクして物状態DB106に格納する。当該情報は、
旧ID番号が付けられていたときの情報をそのまま使用
する。但し、ウィンドウ1202に表示された情報も、
新しいID番号とリンクされて物状態DB106に格納
される。それと同時に、当該ID番号を持つタグ110
を発行する。また、ホスト計算機100は、古いID番
号と当該実物情報とのリンクを切る。但し、古いID番
号を無効にした履歴は残しておく。当該履歴には、少な
くとも古いID番号を無効にした人物とその日時が含ま
れる。Cancelボタン608がクリックされると、処理が
中断される。
【0095】この処理の流れについて、図15のフロー
チャートを参照しながらもう一度述べる。まず、ユーザ
は再発行したい実物を表すアイコンにマウスカーソルを
合わせ、右ボタンをクリックし、メニュー403を表示
させる。ユーザは、メニュー403からID再発行メニ
ュー1201を選択する(ステップ1501)。次に、
ホスト計算機100がユーザが携帯しているタグ110
を読み取り、ユーザを識別する(ステップ1502)。
次に、その時点における日時を計時する(ステップ15
03)。これが終わると、確認ウィンドウ1202が表
示され、物の名称,ユーザ名,日時を表示する(ステッ
プ1504)。ここで、ユーザはOKボタン1206ま
たはCancelボタン1207をクリックする(ステップ1
505)。Cancelボタン1207がクリックされれば、
何もせずに終了する。
【0096】OKボタン1206がクリックされれば、
当該実物についていたタグ110のID番号と、当該実
物の関連情報とのリンクを切り離す(ステップ150
6)。次に、ステップ1506の履歴を物状態DB10
6に保存する(ステップ1507)。当該履歴には、誰が
いつステップ1506の手続きをしたかという情報が含
まれる。次に、ホスト計算機100は未使用のID番号
を検索し、当該実物の関連情報と当該ID番号とをリン
クする(ステップ1508)。このとき、ID番号の発
行者は、古いID番号の発行者ではなく、再発行した人
物になる。また、発行した日時も同様に、再発行した日
時になる。この情報を物状態DB106に格納し(ステ
ップ1510)、最後に当該ID番号を付けられたタグ
110を出力して、タグ発行の手続きを終了する。
【0097】次に、条件設定手段102について述べ
る。条件設定手段102は、実世界の状況に応じて起動
する処理をユーザによって設定するためのユーザインタ
フェースである。すなわち、ある処理を起動するための
条件を設定する手段である。
【0098】ユーザは、ウィンドウ301内の場所アイ
コン1700を探す。次に、アイコン1700にマウス
カーソルを合わせ、マウスの右ボタンを押すと、起動メ
ニュー2201が現れる(図22(b))。次にユーザ
は、起動メニュー2201から“条件設定”を選択する
と、条件設定のためのウィンドウ2202が現れる(図
22(c))。ウィンドウ2202は、条件とその条件
が成立した場合に起動する処理を設定するためのユーザ
インタフェースである。
【0099】図22の例では、会社における居室に対す
る条件を設定することを想定している。場所に対する条
件設定は、例えば、ある物を持っていなければ入室でき
ない,ある物を持っていると入室できない,ある時間帯
には入室できない、などが考えられる。図22(c)で
は、「佐藤さんが事務室に入るには、研究資料を持って
いなければならない。しかも、時間は12:00〜1
3:00。違反した場合は警告音を発する」場合につい
ての条件設定例を示している。これについて次に説明す
る。
【0100】まず、物設定フィールド2203で、「研
究資料」と指定する。この指定の際には、キーボード等
で直接「研究資料」と入力してもよいし、参照ボタン22
04をクリックして物リスト(図示しない)を表示さ
せ、そこから選択してもよい。次に、「佐藤さん」をフ
ィールド2206に入力する。これも、キーボード等で
直接入力してもよいし、参照ボタン2207−1をクリ
ックして、人物リスト(図示しない)を表示させ、そこ
から選択してもよい。次に、この「佐藤さん」について
の条件を入力する。これは、フィールド2205−1に
「〜と一緒」という条件を入力する。この条件の入力
は、フィールド2205−1の右端のボタンをクリック
して、プルダウンメニューを表示させ、そこから選択す
る。これにより、「研究資料」に対する条件として「佐
藤さんと一緒」という条件の入力が終了したことにな
る。この「佐藤さんと一緒」という条件を、条件1とす
る。なお、フィールド2206−1とフィールド220
5−1の入力順序は上記と逆順であってもよい。
【0101】次に、「12:00〜13:00の間」と
いう条件を入力する。これは上記の場合と同様、フィー
ルド2206−2に、「12:00〜13:00」と入
力する。次に、フィールド2205−2に「時刻」と入
力する。フィールド2205−2への入力は、右端のボ
タンをクリックしてプルダウンメニューを表示させて、
そこから選択する。この「時刻は12:00〜13:0
0」という条件を条件2とする。なお、フィールド22
12が条件の番号を示している。
【0102】次に、フィールド2208に、条件1と条
件2との関係を論理式で入力する。この場合は、「佐藤
さんと一緒」という条件と「時刻は12:00〜13:
00」という2つの条件が揃ったときに入室を許可する
ということであるから、フィールド2208には「1*
2」と記述する。
【0103】最後に、フィールド2209に、上記で指
定した条件が揃った場合における動作を入力する。ここ
では、「警告音」と入力する。これは、フィールド22
09の右端にあるボタンをクリックし、プルダウンメニ
ューを表示させて、そこから選択する。
【0104】条件と動作を入力し終えたところで、OK
ボタン2210をクリックすると、条件と動作がリンク
されて条件DB105に格納され、ウィンドウ2202
が消滅する。Cancelボタン2211をクリックすると、
条件と動作の設定を中断し、ウィンドウ2202が消滅
する。
【0105】こうして設定された条件は、状態監視手段
によって参照される。ここで、状態監視手段107の動
作について、図23を参照しながら述べる。状態監視手
段107は、タグ110の情報とその情報を読んだリー
ダ109の情報を受け取って、実世界の状況を判断す
る。同時に、その状況に応じて何らかの処理を起動する
必要があるかどうかを判定する。
【0106】タグ110の情報が読まれると、その情報
と、その情報を読んだリーダ109の情報は、IDバッ
ファ108に送られる。状態監視手段107は、ステッ
プ2301で、IDバッファ108にある情報を読み取
る。この情報には、少なくともタグ110のID番号と
そのタグを読んだリーダ109のID番号とを含んでい
る。次に、タグ110のID番号とリーダ109のID
番号をキーにして、物状態DB106を参照し、何がど
こにあるかを特定する(ステップ2302)。次に、ス
テップ2303で、現在の日時を取得する。次に、条件
DB105を参照し(ステップ2304)、現在の状況
が条件DB105に記述されている条件に合致するかど
うかを判定する(ステップ2305)。もし条件に合致
していれば、その条件にリンクされている動作を実行す
る(ステップ2306)。
【0107】条件DB105に格納される条件は、ユー
ザが条件設定手段102で入力したものだけでなくても
よい。例えば、実物の「普通の状態」を学習し、それと
かけ離れた状況が生じた場合に、何らかの処理を起動す
るという方法も考えられる。これについて次に述べる。
【0108】図24(a)は、物どうし,物と人物、あ
るいは物や人物とリーダが近づいた履歴を示すテーブル
2401を示している。テーブル2401中、例えばセ
ル2402は、ID1とID3が10回近づいたことを
示す。例えばID1が「本」であり、ID3が「木村さ
ん」であったとすると、「木村さんが本に10回アクセ
スした」ということである。また、ID1が「事務室」
で、ID3が「ファイル」であったとすると、事務室に
設置されているリーダ109が10回「ファイル」を読
み取ったということである。IDは、物や人物について
いるタグ110のID番号だけではなく、リーダ109
についているID番号も含んでいる。
【0109】テーブル2401のデータは、物どうし,
物と人物,物や人物とリーダが近づいた回数だけではな
く、その日時や時刻も保存しておく必要がある。図24
(b)に示すテーブル2404は、セル2403における
発生日時・時刻を示したものである。
【0110】テーブル2401へのデータ格納について
もう少し述べる。例えば、「鈴木さんが参考書を持って
会議室の出入り口を通った」という場合を考える。鈴木
さんはタグ110を携帯しており、参考書にもタグ11
0が添付されている。また、出入り口にはリーダ109
が設置されている。このとき、鈴木さん,参考書,会議
室の出入り口のID番号をそれぞれ10,20,30と
する。まず、鈴木さんと参考書が一緒にいることから、
テーブル2401の(10,20)成分をインクリメン
トする。次に、鈴木さんが出入り口のリーダ109に読
まれたことから、テーブル2401の(10,30)成
分をインクリメントする。また、参考書が出入り口のリ
ーダ109に読まれたことから、テーブル2401の
(20,30)成分をインクリメントする。このよう
に、3つ以上の物,人物,場所の関係を、2つのものど
うしの関係に分解してテーブル2401に格納する。
【0111】このようにして得られたテーブル2401
の中で、値が大きいところを「普通の状態」とすればよ
い。例えば、「参考書」を使う頻度は「鈴木さん」がも
っとも高いという場合、「鈴木さん」以外の人物がアク
セスできないようにシステムを設定してもよい。しか
し、一時期だけアクセス頻度が高く、それ以降はまった
くアクセスがない実物もある。一時的なアクセス頻度を
永久的に用いることは必ずしも適切ではないこともあ
る。そこで、一定時間過ぎた履歴を削除するようにして
もよい。
【0112】また、学習した「普通の状態」とは異なる
状況が頻繁に起こっている場合、それをユーザに知らせ
るようにしてもよい。例えば、Aさんが頻繁に使ってい
る実物をBさんが頻繁に使うようになった場合、図25
のウィンドウ2501を表示して、Bさんを利用者とし
てよいかどうかを尋ねるようにしてもよい。ユーザがYe
s ボタン2502をクリックすると、当該実物にBさん
が近づいても警告等をしないように設定することができ
る。Noボタンをクリックすれば、このような設定はでき
ない。
【0113】テーブル2401の実現の際は、近づいた
回数、その発生日時をメンバとする構造体の2次元配列
を定義すればよい。
【0114】最後に、実物に添付されているタグ110
を使わなくなった場合の処理について述べる。この処理
が必要になるのは、当該実物を管理する必要がなくなっ
た場合、例えば当該実物を廃棄した場合、誰かに譲った
場合等がある。このとき、そのID番号を持つタグを使
わなくなったときに、そのID番号を無効にする必要が
ある。そうすると、そのID番号を持つタグを添付した
実物に関しては検索対象から外し、リーダ109でその
タグが読まれても、ホスト計算機100は何の処理も起
動しない。
【0115】ユーザが実物アイコン303にマウスカー
ソルを合わせ、マウスの右ボタンをクリックすると、メ
ニュー403が現れる(図9(b))。メニュー403
から廃棄メニュー901を選択すると、実物アイコン3
03が示す実物に添付されたタグ110を無効にするこ
とができる。
【0116】このとき、リーダ109は、タグ消去の操
作をしているユーザが携帯しているタグ110のデータ
を読み込み、この操作をしているユーザを把握する。も
し当該ユーザがこの操作を許可されている場合、図9
(c)に示す確認ウィンドウ1101が表示される。当
該ユーザがYes ボタン1103をクリックすると、当該
ID番号は管理の対象外となる。すなわち、リーダ10
9が当該ID番号を読み取っても、システム側からは何
も応答しなくなる。但し、物状態DB106には、当該
ユーザが当該ID番号を管理の対象外としたという履歴
は残しておく。もしCancelボタン608をクリックすれ
ば、当該ID番号はこれまで通りに使える。
【0117】物によっては、ID番号の消去は、ある特
定の人物にしか許可されていない場合もある。もし、当
該ユーザがID番号の消去を許可されていない場合、ウ
ィンドウ1104(図9(d))が現れ、当該ユーザが
ID消去を許可されていないことを通知する。当該ユー
ザがOKボタン1105をクリックすると、ウィンドウ
1104は消滅する。あるいは、マウスの右ボタンをク
リックした時点でユーザが携帯しているタグ110の情
報を読み込んでおき、ID消去を許可されていないユー
ザであった場合に、廃棄メニュー901を選択できない
ようにしておいてもよい。このときには、廃棄メニュー
901をハーフトーンで表示しておいてもよい。
【0118】このID番号消去の手続きを図14に示
し、再度説明する。ユーザは、実物アイコンにマウスカ
ーソルを合わせて右ボタンをクリックし、メニュー40
3から廃棄メニュー901を選択する(ステップ140
1)。次に、ホスト計算機100は、リーダ109によっ
てユーザが携帯しているタグ110を読み取り、ユーザ
を識別する(ステップ1402)。ユーザを識別した
後、ホスト計算機100は、当該ユーザが当該ID番号
の消去を許可されているかどうかを判定する(ステップ
1403)。もし許可されていなければ、警告ウィンド
ウ1104を表示し(ステップ1404)、当該ID番
号を消去できない旨をユーザに通知する。ユーザはOK
ボタン1105をクリックし(ステップ1405)、当
該ID番号は消去されずに処理が終了する。当該ユーザ
が当該ID番号の消去を許可されていれば、確認ウィン
ドウ1101を表示する。ここで、ユーザがNoボタン1
102をクリックすれば、当該ID番号は消去されずに
処理が終了する。一方、Yes ボタン1103がクリック
されると、当該ID番号と当該実物の関連情報とのリン
クが切られ(ステップ1408)、その履歴が物状態D
B106に保存される(ステップ1409)。
【0119】タグ110を廃棄する場合、廃棄したいタ
グが添付されている実物そのものを指定することも可能
である。これについて、図26を参照しながら述べる。
例えば、辞書2604に添付されているタグ110を廃
棄する場合、机2601に埋め込まれているリーダ10
9が、辞書2604に添付されているタグ110を読み
込む。すると、ホスト計算機100は、机2601に辞
書2604が置かれたことを認識する。この場合、画像
入力装置2605はあっても無くてもよいが、もしあれ
ば、画像入力装置2605から得られた画像を処理する
ことによって、辞書2604を検知してもよい。
【0120】次に、辞書2604を表すアイコン280
1をディスプレイ2606に表示する(図28
(a))。もし画像入力装置2605があれば、辞書2
604の位置がわかる。そこで、辞書2604が置かれ
た位置に応じてディスプレイ2606上における表示位
置を決定してもよい。例えば、辞書2604が机260
1の右端に置かれた場合には、アイコン2801をディ
スプレイ2606の右端に表示するようにしてもよい。
【0121】アイコン2801が表示されてからの操作
は、上記と同様である。マウスカーソルをアイコン28
01に合わせ、右ボタンをクリックすると、メニュー4
03が現れ、廃棄メニュー901を選択すれば、タグを
廃棄することができる。
【0122】また、タグを廃棄するだけでなく、実物に
関する情報を参照する場合にも、このような操作を用い
ることができる。例えば、辞書2604に関する情報を
参照する場合、机2601上に辞書2604を置き、ア
イコン2801を表示させた後に、メニュー403を表
示させ、“参照”を選択する。すると、物情報ブラウザ
401が現れ、辞書2604に関する情報を参照するこ
とができる。
【0123】
【発明の効果】以上の発明により、実物や人物の周辺状
況をキーにした実物検索が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示したものである。
【図2】本発明の適用例を示したものである。
【図3】本発明を実現した計算機におけるメイン画面を
示したものである。
【図4】実物情報を参照するための一連の操作を示した
ものである。
【図5】実物に付与する識別子を発行するための一連の
操作を示したものである。
【図6】実物の関連情報を入力するためのエディタを示
したものである。
【図7】実物の所有者を入力する方法を示したものであ
る。
【図8】実物に付与する識別子を発行する場面を示した
ものである。
【図9】実物に付与された識別子を無効にするための一
連の操作を示したものである。
【図10】実物を検索するためのキーを入力するための
ウィンドウを示したものである。
【図11】物状態DBのデータ構造を示したものであ
る。
【図12】実物に付与された識別子を再発行する一連の
操作を示したものである。
【図13】実物に付与する識別子を発行する手順を示す
フローチャートである。
【図14】実物に付与された識別子を無効にする手順を
示すフローチャートである。
【図15】実物に付与された識別子を再発行する手順を
示すフローチャートである。
【図16】場所を示すアイコンの一例を示したものであ
る。
【図17】場所に関する情報を参照するための一連の操
作を示したものである。
【図18】指定した場所をレイアウト図上で表示してい
るところを示したものである。
【図19】リーダの設置場所を把握するための方法例を
示したものである。
【図20】リーダ位置と実物の位置を表示するウィンド
ウを示したものである。
【図21】リーダに関する情報を入力するウィンドウを
示したものである。
【図22】処理の起動条件を入力する一連の操作を示し
たものである。
【図23】処理を起動するための手順を示すフローチャ
ートである。
【図24】物が他の物と同時に検知された履歴を示した
ものである。
【図25】物の定常状態と異なる状態が発生したことを
ユーザに知らせるウィンドウを示したものである。
【図26】実物に付与する識別子を発行する場面を示し
たものである。
【図27】本発明が必要となる場面の一例を示したもの
である。
【図28】実物に付与された識別子を無効にするための
最初の操作を示したものである。
【図29】実物に関する情報を参照するための一連の操
作を示したものである。
【符号の説明】
101…システムメッセージIF、102…条件設定手
段、103…ID管理手段、104…問合せ手段、10
5…条件DB、106…物状態DB、107…状態監視
手段、108…IDバッファ、109…リーダ、110
…タグ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カードに記憶された情報を非接触で読み取
    り可能な読取装置と、 記憶装置と、 管理の対象となる物品の情報及びこの物品に関連する情
    報を入力するための入力装置と、 新たな識別番号を発生させ、上記入力装置から入力され
    た管理の対象となる物品の情報及びこの物品に関連する
    情報とを対応づけて上記記憶装置に記憶し、上記読取装
    置から読まれた識別番号に基づいて、上記記憶装置から
    関連する物品の情報を読み出す処理装置と、 上記新たな識別番号をカードに記憶するためのカード発
    行装置と、 上記記憶装置から読み出された上記物品に関連する情報
    を表示する表示装置とを有することを特徴とする物品管
    理システム。
  2. 【請求項2】請求項1において、 上記処理装置は、上記読取装置から読み取られた情報と
    識別番号とを対応づけて上記記憶装置に記憶することを
    特徴とする物品管理システム。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、 上記物品管理システムは、上記管理の対象となる物品の
    情報をラベルに印刷するための印刷機を有することを特
    徴とする物品管理システム。
  4. 【請求項4】請求項1において、上記物品管理システム
    は、複数の読取装置を有し、 それぞれの読取装置と読取装置の設置場所とを対応させ
    て上記記憶装置に記憶し、 上記発行されたカードの情報を上記読取装置で読み取ら
    れた場合に、上記物品に関する情報と上記読取装置の設
    置場所とを上記表示装置に表示することを特徴とする物
    品管理システム。
  5. 【請求項5】請求項4において、 上記表示装置は、上記複数の読取装置が設置されている
    場所を表示することを特徴とする物品管理システム。
  6. 【請求項6】請求項1において、 上記入力装置は、少なくとも画像読取装置から構成さ
    れ、 上記処理装置は、上記画像読取装置により読み取られた
    画像と上記識別番号とを対応づけて上記記憶装置に記憶
    することを特徴とする物品管理システム。
  7. 【請求項7】管理対象物に付与されたカードに記憶され
    た情報を読み取るための複数の読取装置と、 状況に対する処理内容を記憶する記憶装置と、 状況に応じて実行する処理を設定するための条件設定部
    と、 上記読取装置から読み取られた情報と上記条件設定部に
    より設定された内容に基づいて処理を実行する状態監視
    部と、 上記管理対象物を管理するためのカードに格納する識別
    番号を管理するための管理部と、 上記状態監視部により実行された処理を知らせるための
    表示手段とを有することを特徴とする物品管理システ
    ム。
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