JP2017199080A - 情報処理端末、情報提供装置、企業の情報を提供するための方法、情報処理端末に情報を提供するための方法、および、当該方法をコンピュータに実現させるためのプログラム - Google Patents

情報処理端末、情報提供装置、企業の情報を提供するための方法、情報処理端末に情報を提供するための方法、および、当該方法をコンピュータに実現させるためのプログラム Download PDF

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俊紀 山本
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Abstract

【課題】商流を容易に表示できる情報処理端末を提供する。【解決手段】情報処理端末が実行する処理は、モニタに表示されているアイコンへのクリック操作に基づいて、リレーションシップポータルのアプリケーションプログラムを起動するステップ(S410)と、企業の選択の入力を受け付けるステップ(S420)と、選択された企業を中心とする商流図をモニタに表示するステップ(S430)と、モニタに対するタッチ操作に基づいて命令の入力を検知するステップ(S440)と、当該命令が他の企業の商流を見るための操作である場合に(ステップS450にてYES)、当該他の企業を中心とする商流図をモニタに表示するステップ(S460)と、当該命令がその他の命令である場合に(ステップS450にてNO)、入力された他の命令についての割込指示の内容に応じた処理を実行するステップ(S470)とを含む。【選択図】図4

Description

本開示は、情報処理に関し、より特定的には、相互に関連のある企業の情報を表示する技術に関する。
平成26年、内閣府「まち・ひと・しごと創生本部」は、地方創生での金融機関の積極的な関与を求め、地域金融機関には、地元域内の経済を支える「中核企業」や一次下請け・二次下請けといった関連企業への支援を、事業性評価による融資やコンサルティングを通じて行うことを要求している。
例えば、金融機関における「事業性評価」では、まず、対象企業のSWOT(Strength Weakness Opportunity Threatens)分析等の手法を利用するが、そのうち外部要因の分析には商流の把握が不可欠である。
商流に関し、たとえば、特開2013−200622号公報(特許文献1)は、「銀行における資金融資等の判断の円滑化を図ることのできる商流図作成表示システム」を開示している([要約]参照)。特許文献1に開示された商流図作成表示システムは、「商流把握システム200が勘定系システム100から例えば企業Aの振込に関する複数の入出金データを受信し、その複数の入出金データに基づき企業Aの振込金額および振込件数を所定期間ごと且つ取引先ごとに集計し、顧客Aをあらわす顧客アイコン1と、前記所定期間に企業Aから振込があった各取引先をあらわす複数の取引先アイコン2とを担当者端末300の表示装置320に表示させ、さらに、前記集計の結果に基づいた太さおよび長さの矢印を前記顧客アイコン1と各取引先アイコン2との間に表示させる。」というものである。
特開2013−200622号公報
時代の趨勢および国・監督官庁からの要請に基づくものとして、金融機関においては、以下のような場面で「商流図」が必要とされる。
第一に、業績が好調な業種・企業があり、当該企業とは直接的な金融取引はなくても、取引の上流(例えば、仕入先等)、取引の下流(例えば、販売先等)の企業の中に域内の企業が含まれる場合がある。また、現在の商流にはないが、ビジネスマッチング等で商流に参加可能な域内の企業はないのかなど、金融機関としてどのような企業支援を行うのか、事業性評価に即した活動の契機となる。
第二に、上記の逆の場合で、企業の不祥事や業績の悪化、倒産などの影響を直接被る域内企業が何社あるのかなど、商流図を利用すれば該当企業の特定が迅速に行なうことができ、この種の負の場面での対策、企業支援の方法の検討が即座に可能となる。
企業の属する業界の状況や、その中での立ち位置などを該当企業を深く理解するため、「商流図」には、該当企業の直接の仕入や販売等の取引先だけでなく、それら企業の取引のさらに上流あるいは下流にある企業およびその状況が、容易な操作で参照可能とする技術が必要とされている。
本開示は上述の様な問題点を解決するためになされたものであって、ある局面における目的は、企業の取引関係およびその状況が、容易な操作で参照できる解決策を提供することである。
一実施の形態に従う情報処理端末は、メモリと、メモリに電気的に接続されたプロセッサと、プロセッサに電気的に接続されたモニタとを備える。プロセッサは、情報が求められている企業の選択を受け付け、データベースにアクセスして、選択された企業の1つ以上の仕入先および1つ以上の販売先の各データを検索し、選択された企業の1つ以上の仕入先をそれぞれ表す仕入先画像をモニタに表示し、選択された企業の1つ以上の販売先をそれぞれ表す販売先画像をモニタに表示し、選択された企業と、当該選択された企業の1つ以上の仕入先の各々との関係をモニタに表示し、選択された企業と、当該選択された企業の1つ以上の販売先の各々との関係をモニタに表示するように構成されている。
この発明の上記および他の目的、特徴、局面および利点は、添付の図面と関連して理解されるこの発明に関する次の詳細な説明から明らかとなるであろう。
ある局面に従うシステム100の構成を表わす図である。 ある局面に従う情報処理端末130のハードウェア構成を表わすブロック図である。 サーバ110または外部サーバ120を実現するためのコンピュータ300のハードウェア構成を表わすブロック図である。 情報処理端末130が備えるCPU20が実行する一連の処理の一部を表わすフローチャートである。 仕入先の削除という割込指示の内容に応じてCPU20が実行する処理の一部を表すフローチャートである。 仕入先の追加という割込指示の内容に応じてCPU20が実行する処理の一部を表すフローチャートである。 モニタ35に表示されるリレーションシップポータルの一例を表わす図である。 情報処理端末130が備えるフラッシュメモリ27におけるデータの一時的な格納の一態様を概念的に表わす図である。 情報処理端末130のモニタ35に表示されるリレーションシップポータルによって実現可能な機能の一部を表わす図である。 リレーションシップポータルの商流図が動的に遷移することを表わす図である。 モニタ35が表示する商流図の企業情報の内容を表わす図である。 モニタ35が表示する画面の一態様を表わす図である。 モニタ35が表示する画面の一態様を表わす図である。 モニタ35が表示する画面の一態様を表わす図である。 モニタ35が表示する画面の一態様を表わす図である。 モニタ35が表示する画面の一態様を表わす図である。 商流図の追加と削除を表わす図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
[技術思想]
まず、本開示に係る技術思想について説明する。ある局面に従うシステムは、金融機関の営業支援システムや融資支援システム等のCRM(Customer Relationship Management)システム、CRMシステム管理配下の外部調査機関情報である顧客属性、商流情報、財務情報、株主役員情報等の顧客情報と通信するための通信装置と、企業間取引の商流図を描画して表示装置に表示するための制御装置とを備える。処理装置は、情報の呼出口(以下、「ポータル」ともいう。)を主たる表示情報とする情報ボックス(以下、「企業ボックス」ともいう。)を表示装置に表示し、企業ボックス間を関係線で結び、企業ボックス間のサプライチェーンを商流図として表示装置に表示する。係る構成によると、当該システムは、商流図の中心に配置される企業ボックスを中心にして、仕入先、販売先、取引金融機関、グループ企業、競合先、役員・株主を表示装置の画面上に表示することができる。また、画面上に表示された周辺の企業ボックスについても同様である。企業ボックスは、情報のポータルとして機能し、金融機関の職員その他のユーザは、金融機関内で管理されている各種情報、および関係する外部情報の詳細を参照することができることになる。
別の局面に従うと、上記の構成において、制御装置は、ある企業を中心とした商流図が表示された画面内で、当該企業の取引において上流に位置する企業(仕入先等)および当該取引において下流に位置する企業(販売先等)を中心とした商流図を表示装置にさらに描画する。係る構成によると、ユーザが、商流図に表示されている周辺の企業ボックス内の特定のアイコンを選択するだけで、システムは、動的かつ瞬時に、中心への企業の配置を実現できる。これにより、ユーザは、再描画する対象先を企業選択画面から入力する必要がなく、商流図の企業ボックスに対して、取引の上流に位置する企業もしくは下流に位置する企業を商流図の中心となる企業として、商流図を瞬時に再度表示させることができる。
別の局面に従うと、システムは、仕入先または販売先の商流図への追加、および商流図からの仕入先または販売先の削除を、商流図が表示された画面に対する指示に基づいて直接行なうように構成されている。係る構成によると、既にCRMシステムの管理下にある企業の場合には、商流図への仕入先または販売先の追加は、追加用の子画面より当該企業の名称を入力後、案内される選択候補からユーザが当該企業を選択または登録することで、ポータル機能を有する企業ボックスとして商流図に追加することができる。なお、登録の記録は、履歴情報としてシステムに保存されるので、ユーザは、商流図の画面にて、当該履歴情報を読み出す操作を行なうことにより、当該履歴情報を参照できる。
別の局面に従うと、システムは、商流図が表示された画面の中心に配置された企業ボックスと削除の対象となる企業ボックスとを結ぶ関係線を選択する(例えば、ダブルタップする)ことで、商流図から、仕入先または販売先を削除できる。これにより、仕入先または販売先は、当該商流図に表示されなくなる。なお、削除の記録は、履歴情報としてシステムに保存されるので、ユーザは、商流図が表示された画面にてアクセスするための操作を行なうことにより、当該履歴情報を参照できる。
別の局面に従うと、仕入先および販売先の変化は、上記の直接入力によるものの他、外部調査機関情報の更新によるものを含め、商流の変化として、例えば、営業担当者が把握すべき事象である。そこで、ある局面に従うシステムは、上記追加または削除の対象となった企業の情報を保存し、ブックマーク登録している担当者が使用する情報処理端末にアラームとして通知することができる。
別の局面に従うと、CRMシステムの管理下にある外部調査機関情報と金融機関の内部管理情報の位置づけ、および、商流図上への情報反映については、外部調査機関情報を営業エリア内における企業ボックス、および、仕入・販売の関係線を生成するための母集団として使用可能である。また、システムは、金融機関の内部管理情報については、上記で生成された企業ボックスに対して、営業現場での経験則より、営業推進上あるいは融資審査上の判断材料とされる情報を、企業ボックスの背景色、枠線、企業ボックス内の記号(例えば、→(矢印))等にて表示装置に表示してもよい。なお、当該システムは、営業エリア内に限ることなく、個別に入手された仕入先や販売先に該当する外部調査機関情報についても、企業ボックスを生成してもよい。
さらに別の局面に従うと、外部調査機関情報の鮮度は、調査機関の調査タイミングに依存するため、金融機関営業担当者の個別訪問によるヒアリング内容と不整合が生じることがある。このことは、営業エリアの違い(例.大都市圏と地方市町村)による営業担当者の訪問密度の差により、外部調査機関情報の価値が相対的に変化することを意味する。このため、外部調査機関情報と金融機関内部管理情報における情報内容の重複部分の取扱については、別の局面に従うシステムは、調査基準日や融資有無等の顧客属性による優先順位の自動判定にもとづくデフォルト表示機能に加え、データ表示の切り替えを可能とし得る。
商流図は、一般的には、金融機関内の企業間取引情報、例えば、入出金情報や手形データの受入れ、払出し情報、訪問活動によるヒアリング情報をもとに、外部調査機関の企業概要や評価情報(これらは、一定期間は情報固定)を加味して描画されるものであり、その時点での企業の活動実態を表すものとして必要である。
一方、商流図は、一企業を扱うものでなく、その企業が属する業界のサプライチェーンを面で捉え、「当該企業がどのような位置付けにいるか」を確認できなければ、企業内容や活動実態を正しく把握できない。
そのため、金融機関に必要とされる「商流図」は、単に金融機関の取引先を中心とした仕入先や販売先である企業との結合だけではなく、金融機関の保有データに留まらず、未取引先を含む地域を網羅する外部データをもとにサプライチェーンが描画されたものでなければならない。
また、商流図は、単に分析の道具だけでなく、営業担当者の日々の営業活動を効果的に推進する役割も担うべきあり、タブレット端末でのワンクリック(ワンタップ)による操作や、ブックマーク先に対するアラーム表示機能等、商流図の利用に際しては、ICT(Information and Communication Technology)をフルに活用し、ネイティブスマホ世代に対応する「モバイルファースト」の考え方での運用が必要となる。
[システム構成]
次に、図1を参照して、本実施の形態に係るシステム100について説明する。図1は、ある局面に従うシステム100の構成を表わす図である。システム100は、サーバ110と、1つ以上の外部サーバ120−1,120−2・・・120−nと、携帯可能な1つ以上の情報処理端末130−1,130−2・・・130−nとを備える。1つ以上の外部サーバ120−1,120−2・・・120−nを総称する時は、外部サーバ120という。1つ以上の情報処理端末130−1,130−2・・・130−nを総称する時は、情報処理端末130という。
サーバ110と外部サーバ120とは、互いにインターネットその他のネットワーク(図示しない)によって互いに接続されている。当該ネットワークは、有線通信ネットワークおよび無線通信ネットワークのいずれをも含み得る。情報処理端末130は、移動体通信のための無線基地局(図示しない)を介してサーバ110と通信可能である。
サーバ110と外部サーバ120とは、周知の構成を有するコンピュータによって構成される。情報処理端末130は、タブレット端末、スマートフォン、ノートブック型コンピュータその他の携帯可能な情報処理通信端末によって実現される。
[情報処理端末130の構成]
図2を参照して、情報処理端末130について説明する。図2は、ある局面に従う情報処理端末130のハードウェア構成を表わすブロック図である。情報処理端末130は、CPU20と、アンテナ23と、通信装置24と、操作スイッチ25と、カメラ26と、フラッシュメモリ27と、RAM(Random Access Memory)28と、ROM(Read Only Memory)29と、メモリカード駆動装置30と、マイク32と、スピーカ33と、音声信号処理回路34と、モニタ35と、LED(Light Emitting Diode)36と、データ通信インターフェイス37と、バイブレータ38と、加速度センサ39とを備える。メモリカード駆動装置30には、メモリカード31が装着され得る。
アンテナ23は、基地局によって発信される信号を受信し、または、基地局を介して他の通信装置と通信するための信号を送信する。アンテナ23によって受信された信号は、通信装置24によってフロントエンド処理が行なわれた後、処理後の信号は、CPU20に送られる。
操作スイッチ25は、情報処理端末130に対する操作を受け付ける。操作スイッチ25は、例えば、ハードキー、タッチパネルモニタに表示されるソフトキーとして実現される。操作スイッチ25は、操作を受け付けると、その時の情報処理端末130の動作モードに応じた信号をCPU20に送出する。
CPU20は、情報処理端末130に対して与えられる命令に基づいて情報処理端末130の動作を制御するための処理を実行する。情報処理端末130が信号を受信すると、CPU20は、通信装置24から送られた信号に基づいて予め規定された処理を実行し、処理後の信号を音声信号処理回路34に送出する。音声信号処理回路34は、その信号に対して予め規定された信号処理を実行し、処理後の信号をスピーカ33に送出する。スピーカ33は、その信号に基づいて音声を出力する。
マイク32は、情報処理端末130に対する発話を受け付けて、発話された音声に対応する信号を音声信号処理回路34に対して送出する。音声信号処理回路34は、その信号に基づいて通話のために予め規定された処理を実行し、処理後の信号をCPU20に対して送出する。CPU20は、その信号を送信用のデータに変換し、変換後のデータを通信装置24に対して送出する。通信装置24は、そのデータを用いて送信用の信号を生成し、アンテナ23に向けてその信号を送出する。
フラッシュメモリ27は、CPU20によって実行される処理に必要なデータを一時的に格納する。また、CPU20は、フラッシュメモリ27に一時的に格納されているデータを読み出し、そのデータを用いて予め規定された処理を実行する。
RAM28は、操作スイッチ25に対して行なわれた操作に基づいてCPU20によって生成されるデータを一時的に保持する。ROM29は、情報処理端末130に予め定められた動作を実行させるためのプログラムあるいはデータを格納している。CPU20は、ROM29から当該プログラムまたはデータを読み出し、情報処理端末130の動作を制御する。
メモリカード駆動装置30は、メモリカード31に格納されているデータを読み出し、CPU20に送出する。メモリカード駆動装置30は、CPU20によって出力されるデータを、メモリカード31の空き領域に書き込む。
音声信号処理回路34は、上述のような通話のための信号処理を実行する。なお、図2に示される例では、CPU20と音声信号処理回路34とが別個の構成として示されているが、他の局面において、CPU20と音声信号処理回路34とが一体として構成されていてもよい。
モニタ35は、例えば、タッチパネル式の液晶表示装置または有機EL(Electro Luminescence)表示装置であるが、タッチパネルの機構は特に限られない。モニタ35は、CPU20から取得されるデータに基づいて、当該データによって規定される画像を表示する。例えば、モニタ35は、フラッシュメモリ27に一時的に格納されているデータに基づいて、リレーションシップポータルの中に表示される企業ボックス、様々なマーク等を表示する。
LED36は、CPU20からの信号に基づいて発光する。データ通信インターフェイス37は、データ通信用のケーブルの装着を受け付ける。データ通信インターフェイス37は、CPU20から出力される信号を当該ケーブルに対して送出する。あるいは、データ通信インターフェイス37は、当該ケーブルを介して受信されるデータを、CPU20に対して送出する。バイブレータ38は、CPU20から出力される信号に基づいて、予め定められた周波数で発振動作を実行する。加速度センサ39は、情報処理端末130に作用する加速度の方向を検出する。検出結果は、CPU20に入力される。
[具体的な構成例]
より具体的には、本開示に係る情報処理端末130は、例えば、以下のように構成され得る。
(第1の構成例)
ある局面において、情報処理端末130のCPU20は、モニタ35に対するタッチ操作に基づいて、情報が求められている企業の選択を受け付ける。CPU20は、フラッシュメモリ27に一時的に保存されているデータベースにアクセスして、選択された企業の1つ以上の仕入先および1つ以上の販売先の各データを検索する。CPU20は、選択された企業の1つ以上の仕入先をそれぞれ表す仕入先画像をモニタ35に表示する。CPU20は、選択された企業の1つ以上の販売先をそれぞれ表す販売先画像をモニタ35に表示する。CPU20は、選択された企業と、当該選択された企業の1つ以上の仕入先の各々との関係をモニタ35に表示する。CPU20は、選択された企業と、当該選択された企業の1つ以上の販売先の各々との関係をモニタ35に表示するように構成されている。
係る構成によると、情報処理端末130のユーザが企業を選択すると、その選択された企業を中心とした商流図がモニタ35に表示される。商流図は、例えば、その企業の取引先(仕入先、販売先)と当該企業との関係を示す。係る構成によると、ユーザは、企業の商流を容易に確認することができる。
(第2の構成例)
好ましくは、CPU20は、各データを検索するために、選択された企業のデータセットから、当該選択された企業の仕入先として登録されている企業を検索する。また、CPU20は、データベースに格納されている全企業のデータセットから、選択された企業が販売先として登録されている企業を検索する。CPU20は、仕入先として登録されている企業の画像および選択された企業が販売先として登録されている企業の画像を、仕入先画像として、モニタ35に表示する。CPU20は、仕入先の各々との関係を表示するために、仕入先として登録されている企業および選択された企業が販売先として登録されている企業と、選択された企業とを関係付ける線をモニタ35に表示する。
係る構成によると、例えば、仕入先の企業の取引高が当該選択された企業にとって少額であるために、その仕入先の企業が、当該選択された企業のデータベースに取引先(仕入先)として登録されていない場合があり得る。このような場合であっても、当該仕入先の企業のデータベースに当該選択された企業が販売先として登録されていれば、当該仕入先と当該選択された企業とが関係付けられるので、リレーションシップポータルにおいて当該企業の関係が正確に表示される。
(第3の構成例)
好ましくは、CPU20は、選択された企業のデータセットから、当該選択された企業の販売先として登録されている企業を検索する。さらに、CPU20は、フラッシュメモリ27のデータベースに一時的に格納されている全企業のデータセットから、選択された企業が仕入先として登録されている企業を検索する。CPU20は、販売先として登録されている企業の画像および選択された企業が仕入先として登録されている企業の画像を、販売先画像としてモニタ35に表示する。CPU20は、販売先として登録されている企業および選択された企業が仕入先として登録されている企業と、選択された企業とを関係付ける線をモニタ35に表示する。
係る構成によると、例えば、販売先の企業の取引高が当該選択された企業にとって少額であるために、その販売先の企業が、当該選択された企業のデータベースに取引先(販売先)として登録されていない場合があり得る。このような場合であっても、当該販売先の企業のデータベースに当該選択された企業が仕入先として登録されていれば、当該販売先と当該選択された企業とが関係付けられるので、リレーションシップポータルにおいて当該企業の関係が正確に表示される。
(第4の構成例)
好ましくは、CPU20は、各企業についてグローバルに固有な統一コード(例えば、所謂法人マイナンバー)に基づいて、又は、各データベースにおいて固有な企業コードに基づいて、企業を検索する。
係る構成によると、統一コードまたは企業コードがデータセットに含まれていれば、CPU20は、企業を検索できるので、検索の範囲が拡張される。
(第5の構成例)
好ましくは、CPU20は、商流図の中心企業として選択されてモニタ35に表示されている企業と異なる企業の選択を受け付ける。例えば、CPU20は、モニタ35に表示されている企業ボックスがクリックされたことを検知すると、当該企業ボックスで表示される企業が新たに選択されたと判断する。CPU20は、新たに選択された企業と、当該企業の1つ以上の仕入先との関係をモニタ35に表示する。また、CPU20は、当該異なる企業と、当該異なる企業の1つ以上の販売先との関係をモニタ35に表示する。例えば、CPU20は、これらの関係を示す画像(例えば、実線その他の線、ポップアップ形式の表など)をモニタ35に表示する。
係る構成によれば、ある企業の商流図がモニタ35に表示されている場合に、情報処理端末130のユーザは、他の企業の商流図を容易にモニタ35に表示させることができるので、必要な情報を速やかに得ることができる。
(第6の構成例)
好ましくは、既に選択されている企業の仕入先または販売先として表示されている画像(例えば、企業ボックス)が、当該異なる企業が選択された場合に表示される場所として予め定められた領域(例えば、モニタ35の表示領域の中心部分)にドラッグされると、CPU20は、そのドラッグされた企業を中心とした商流図をモニタ35に表示する。あるいは、当該画像を選択するための操作(例えば、タッチ、長押し、クリック等)が行なわれると、CPU20は、当該画像に関連付けられた企業を中心とした商流図をモニタ35に表示する。
係る構成によると、ユーザは、商流を確認したい企業の商流図を簡易な操作でモニタ35に表示させることができる。
(第7の構成例)
好ましくは、フラッシュメモリ27は、情報処理端末130のユーザのスケジュール情報を一時的に保持している。スケジュール情報は、例えば、当該ユーザが訪問する企業(例えば、融資先その他の取引先、新規開拓中の企業)等の名前と、訪問日時とを含む。CPU20は、そのようなスケジュール情報にアクセスし、スケジュール情報から訪問予定のある企業を抽出し、ユーザが選択可能な形式でその抽出した企業の名前をモニタ35に表示する。ユーザが選択可能な形式は、例えば、プルダウン形式、リスト形式等を含む。ユーザが企業を選択すると、CPU20は、選択された企業の1つ以上の仕入先の各々との関係をモニタ35に表示する。また、CPU20は、選択された企業の1つ以上の販売先の各々との関係をモニタ35に表示する。なお、別の局面において、ある日の訪問先の企業が一社のように選択の余地がない場合には、CPU20は、スケジュール情報に基づいて、ユーザの選択を待つことなく、その企業についての仕入先あるいは販売先との関係をモニタ35に表示してもよい。このような構成によると、ユーザの操作が省略されるので、利便性が向上し得る。
係る構成によると、例えば、ユーザによる訪問する予定日時の予め定められた時間前になると、情報処理端末130は、その訪問先の企業を中心とした商流図をモニタ35に表示する。これにより、ユーザは、その企業を訪問する前に、その企業の取引関係などを速やかに確認することができる。また、別の局面において、情報処理端末130は、商流図を表示する前に、ブックマークを表示する。ユーザが、表示されたブックマークを選択するためのタッチ操作を行なうと、当該ブックマークに関連付けられた企業を中心とした商流図が表示される。
[サーバのハードウェア構成]
図3を参照して、本実施の形態に係るコンピュータ300について説明する。図3は、サーバ110または外部サーバ120を実現するためのコンピュータ300のハードウェア構成を表わすブロック図である。
コンピュータ300は、主たる構成要素として、プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)1と、コンピュータ300のユーザによる指示の入力を受けるマウス2およびキーボード3と、CPU1によるプログラムの実行により生成されたデータ、又はマウス2若しくはキーボード3を介して入力されたデータを一時的に格納するRAM4と、データを不揮発的に格納するハードディスク5と、光ディスク駆動装置6と、通信インターフェイス(インターフェイス)7と、モニタ8とを備える。各構成要素は、バスによって互いに接続されている。光ディスク駆動装置6には、CD−ROM9その他の光ディスクが装着される。通信インターフェイス7は、USB(Universal Serial Bus)インターフェイス、有線LAN(Local Area Network)、無線LAN、Bluetooth(登録商標)インターフェイス等を含むが、これらに限られない。
コンピュータ300における処理は、ハードウェアと、CPU1により実行されるソフトウェアとによって実現される。このようなソフトウェアは、ハードディスク5に予め格納されている場合がある。また、ソフトウェアは、CD−ROM9その他のコンピュータ読み取り可能な不揮発性のデータ記録媒体に格納されて、プログラム製品として流通している場合もある。あるいは、当該ソフトウェアは、インターネットその他のネットワークに接続されている情報提供事業者によってダウンロード可能なプログラム製品として提供される場合もある。このようなソフトウェアは、光ディスク駆動装置6その他のデータ読取装置によってデータ記録媒体から読み取られて、あるいは、通信インターフェイス7を介してダウンロードされた後、ハードディスク5に一旦格納される。そのソフトウェアは、CPU1によってハードディスク5から読み出され、RAM4に実行可能なプログラムの形式で格納される。CPU1は、そのプログラムを実行する。
図3に示されるコンピュータ300を構成する各構成要素は、一般的なものである。したがって、本実施の形態に係る最も本質的な部分は、コンピュータ300に格納されたプログラムであるともいえる。コンピュータ300のハードウェアの動作は周知であるので、詳細な説明は繰り返さない。
なお、データ記録媒体としては、CD−ROM、FD(Flexible Disk)、ハードディスクに限られず、磁気テープ、カセットテープ、光ディスク(MO(Magnetic Optical Disc)/MD(Mini Disc)/DVD(Digital Versatile Disc))、IC(Integrated Circuit)カード(メモリカードを含む)、光カード、マスクROM、EPROM(Electronically Programmable Read-Only Memory)、EEPROM(Electronically Erasable Programmable Read-Only Memory)、フラッシュROMなどの半導体メモリ等の固定的にプログラムを担持する不揮発性のデータ記録媒体でもよい。
ここでいうプログラムとは、CPUにより直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム形式のプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含み得る。
[サーバにおける具体的な構成例]
(サーバの第1構成例)
別の局面において、情報処理端末130において行なわれる検索処理は、サーバ110においても実行され得る。より具体的には、情報処理端末130に情報を提供するためのサーバ110のCPU1は、情報処理端末130から、情報が求められている企業を識別するデータを受信する。CPU1は、ハードディスク5のデータベースにアクセスして、企業の1つ以上の仕入先および1つ以上の販売先の各データを検索する。CPU1は、企業の1つ以上の仕入先をそれぞれ表す仕入先画像を情報処理端末130に表示させ、企業の1つ以上の販売先をそれぞれ表す販売先画像を情報処理端末130に表示させ、企業と、当該企業の1つ以上の仕入先の各々との関係を情報処理端末130に表示させ、企業と、当該企業の1つ以上の販売先の各々との関係を情報処理端末130に表示させるように構成されている。
(サーバの第2構成例)
ある局面において、CPU1は、選択された企業のデータセットから、当該選択された企業の仕入先として登録されている企業を検索し、データベースに格納されている全企業のデータセットから、選択された企業が販売先として登録されている企業を検索する。
(サーバの第3構成例)
ある局面において、CPU1は、選択された企業のデータセットから、当該選択された企業の販売先として登録されている企業を検索し、データベースに格納されている全企業のデータセットから、選択された企業が仕入先として登録されている企業を検索する。
[制御構造]
図4〜図6を参照して、情報処理端末130の制御構造について説明する。図4は、情報処理端末130が備えるCPU20が実行する一連の処理の一部を表わすフローチャートである。図5は、仕入先の削除という割込指示の内容に応じてCPU20が実行する処理の一部を表すフローチャートである。図6は、仕入先の追加という割込指示の内容に応じてCPU20が実行する処理の一部を表すフローチャートである。
まず、図4を参照して、ステップS410にて、CPU20は、情報処理端末130のモニタ35に表示されているアイコンへのクリック操作に基づいて、フラッシュメモリ27からプログラムを読み出して命令を実行し、リレーションシップポータルのアプリケーションプログラムを起動する。モニタ35は、リレーションシップポータルの画面を表示する。また、情報処理端末130は、リレーションシップポータルのアプリケーションプログラムの起動に応答して、サーバ110との通信を確立する。別の局面において、情報処理端末130とサーバ110との通信は、情報処理端末130の電源スイッチがオンになった時から確立されていてもよい。
ステップS420にて、CPU20は、タッチパネル式のモニタ35に対する操作に基づいて、表示の対象となる企業の選択の入力を受け付ける。例えば、ユーザが選択の画面を開いて入力欄に企業名を入力すると、CPU20は、フラッシュメモリ27に予めダウンロードされて一時的に保存されているデータベースから企業を抽出する。
ステップS430にて、CPU20は、選択された企業を中心とする商流図をモニタ35に表示する。例えば、まず、CPU20は、リレーションシップポータルを表示するために必要なデータをRAM28に展開し、選択された企業に関連付けられている情報をデータベースから抽出し、展開したデータと、抽出された情報と、予め保持されているデータとに基づいて、選択された企業についてのリレーションシップポータルをモニタ35に表示する。このとき、CPU20は、当該企業についてのリレーションシップポータルを表示するためのデータセットをRAM28で保持する。当該データセットは、ある局面において、例えば、関係データベースの態様で構成され得る。
ステップS440にて、CPU20は、モニタ35に対するタッチ操作に基づいて命令の入力を検知する。
ステップS450にて、CPU20は、当該命令が商流図に含まれる他の企業(販売先または仕入先)の商流を見るための操作であるか否かを判断する。この判断は、例えば、モニタ35に表示されている商流図においてタッチ操作が行なわれた場所と当該場所に関連付けられている操作の種類との比較に基づいて行なわれる。タッチ操作が行なわれる場所とは、例えば、企業、仕入先、取引先等を表す企業ボックス、各企業ボックスを結ぶ関係線図、各企業ボックスに含まれる1つ以上のマーク(例えば、アイコン)等を含み得る。当該1つ以上のマークは、例えば、各企業ボックスで特定される企業、仕入先、取引先等に固有な情報に関連付けられている。CPU20は、当該命令が他の企業の商流を見るための操作であると判断すると(ステップS450にてYES)、制御をステップS460に切り換える。そうでない場合には(ステップS450にてNO)、CPU20は、制御をステップS470に切り換える。
ステップS460にて、CPU20は、当該他の企業を中心とする商流図をモニタ35に表示する。より具体的には、CPU20は、フラッシュメモリ27に一時的に保存されているデータに基づいて、あるいは通信装置24を介してサーバ110から新たに取得したデータに基づいて、当該商流図を表示する。その後、制御はステップS440に戻され、他の命令が入力されるまで、CPU20は表示を継続する。
ステップS470にて、CPU20は、入力された他の命令についての割込指示の内容に応じた処理を実行する。処理の一例は、後述する。
[割込指示の内容に応じた処理(仕入先の削除)]
図5を参照して、ステップS510にて、CPU20は、当該割込指示の内容が、仕入先を削除する処理であると判断する。この判断は、割込指示が与えられたタッチ操作が行なわれた場所と、表示されている商流図のアイコンに対して規定されている命令の内容との比較に基づいて行なわれる。CPU20は、仕入先を削除する処理が指示されたと判断すると、情報処理端末130の動作モードを、モニタ35に表示されている仕入先を削除するモードに切り替える。
ステップS520にて、CPU20は、モニタ35に対するタッチ操作に基づいて表示されている関係線が選択されたことを検知する。当該関係線は、商流図を表示するために選択された企業を表す企業ボックスと、当該企業の仕入先を表す企業ボックスとを結んでいる。この検知に応答して、CPU20は、当該関係線と、関係線がつながっている仕入先の企業ボックスとをモニタ35から削除する。
ステップS530にて、CPU20は、当該関係線に繋がる仕入先を非表示に設定して、当該企業の商流図のデータベース(フラッシュメモリ27)を更新する。このとき、当該データベースを構成するデータセットを取得したマスターとなるデータベースのデータは、更新されなくてもよい。例えば、ユーザによる仕入先の削除が錯誤に基づくものである場合には、その情報処理端末130から仕入先が削除されても、マスターとなるデータベースに基づいて、再度、正確な取引関係を復活させることができる。
ステップS540にて、CPU20は、設定が「表示」になっている仕入先をモニタ35の表示領域において再配置する。例えば、CPU20は、モニタ35において予め定められた表示場所を表す場所情報と、各仕入先の識別情報とを関連付けることにより、削除されていない仕入先を再配置する。その後、処理はメイン処理に戻される。
なお、図5では、仕入先の削除という割込指示の内容に応じてCPU20が実行する処理が例示されたが、販売先の削除についても同様の処理により実現される。
[割込指示の内容に応じた処理(仕入先の追加)]
図6を参照して、ステップ610にて、CPU20は、割込指示の内容が仕入先を追加する処理であると判断する。例えば、当該割込指示が与えられたタッチ操作が行なわれた場所がモニタ35に表示されている商流図の画面において仕入先の追加の命令を与える場所であるとき、CPU20は、仕入先を追加する指示が与えられたと判断し、情報処理端末130の動作モードを、仕入先を追加するモードに切り替える。
ステップS620にて、CPU20は、追加される仕入先の入力を検知する。例えば、CPU20は、当該商流図が表示されている企業の仕入先のリストを表示する命令がモニタ35のタッチパネルに与えられたこと、および、当該リストから商流図に追加可能な仕入先が選択されたことを検知する。
ステップS630にて、CPU20は、追加対象として指定された仕入先を示す企業ボックスを商流図に追加する。さらに、CPU20は、当該企業ボックスと、その商流図の中心を構成する企業を示す企業ボックスとを結びつける関係線をモニタ35に表示する。
ステップS640にて、CPU20は、追加された仕入先のデータを用いてデータベースを更新する。より具体的には、CPU20は、商流図を表示するために構成されているデータベースにおいて、当該商流図の中心となる企業の識別情報(例えば企業コード)と、指定された仕入先の識別情報(例えば企業コード)との関係線の表示のステータスを「有効」に設定する。その後、処理は、メイン処理に戻される。
なお、図6では、仕入先の追加という割込指示の内容に応じてCPU20が実行する処理が例示されたが、販売先の追加についても同様の処理により実現される。
[リレーションシップポータルの一例]
図7を参照して、本実施の形態に係る情報処理端末130における画面の表示態様について説明する。図7は、モニタ35に表示されるリレーションシップポータルの一例を表わす図である。
ある局面において、モニタ35は、リレーションシップポータル700を表示する。リレーションシップポータル700は、具体的には、企業ボックス701,710,711,712,713,730,731,732,740,750,761,762と、各企業ボックスを結ぶ関係線720,740,750,770を表示する。
企業ボックス701は、情報処理端末130のユーザによって入力された企業(X社)を表す。企業ボックス701は、当該企業の概要を表わす情報を含む。当該概要は、例えばX社が関係する業種、本社の所在地、売上高、当期利益、従業員数、貸付金残高、預金残高、店舗数、評価、格付けなどを含む。さらに、ある局面において、CPU20は、フラッシュメモリ27に一時的に保存されている当該企業のデータベースを用いて、X社の業績の経過(例えば、過去数年の売上高や利益等の推移や売上高や利益等の増減を表す画像または企業)を表示し得る。
企業ボックス710,711,712,713は、企業ボックス701として表示された企業と取引がある金融機関(AA銀行、AB銀行、AC銀行、AD銀行)を表わす。この取引関係は、関係線720によって示されている。
企業ボックス730,731,732は、企業(X社)から見た仕入先(BA社、BB社、BC社)を表わす。X社と企業ボックス730,731,732によって示される各企業との関係は、関係線740によって示されている。仕入先についても、X社と同様の情報が表示されてもよい。例えば、企業ボックス730,731,732は、当該企業の概要を表わす情報を含み得る。概要は、例えば当該企業が関係する業種、本社の所在地、売上高、当期利益、従業員数、貸付金残高、預金残高、店舗数、評価、格付けなどを含み得る。さらに、ある局面において、CPU20は、フラッシュメモリ27に一時的に保存されている当該企業のデータベースを用いて、仕入先各社の業績の経過(例えば、過去数年の売上高や利益等の推移や売上高や利益等の増減を表す画像または企業)を表示し得る。
企業ボックス740は、X社の役員情報を表わす。企業ボックス740がX社の役員であるという関係は、関係線750と企業ボックス740の内部に表示されている情報とによって示されている。この情報の表示は、例えば、フラッシュメモリ27に一時的に構築された株主情報データベースによって実現される。株主情報データベースは、リレーションポータルのアプリケーションプログラムが起動されるときに、サーバから最新のデータセットがダウンロードされて更新され得る。
企業ボックス760,761,762は、X社の販売先(CA社、CB社、CC社)を表わす。X社と企業ボックス760,761,762で示される各企業との関係は、関係線770によって示されている。販売先についても、X社と同様の情報が表示されてもよい。例えば、企業ボックス760,761,762は、当該企業の概要を表わす情報を含み得る。概要は、例えば当該企業が関係する業種、本社の所在地、売上高、当期利益、従業員数、貸付金残高、預金残高、店舗数、評価、格付けなどを含み得る。さらに、ある局面において、CPU20は、フラッシュメモリ27に一時的に保存されている当該企業のデータベースを用いて、販売先各社の業績の経過(例えば、過去数年の売上高や利益等の推移や売上高や利益等の増減を表す画像または企業)を表示し得る。
さらに、別の局面において、CPU20は、フラッシュメモリ27に一時的に格納されているデータベースに基づいて、X社の競合先をモニタ35に表示してもよい。係る構成によれば、ユーザは、商流が示されている企業(X社)の競合先の存在を容易に認識することができる。
なお、商流図の階層は、当該企業(例えば,X社)の直接の仕入先および販売先、すなわち、1階層に限られない。2階層以上の仕入先または販売先が表示されてもよい。例えば、情報処理端末130の画面をスクロールすることにより、あるいは、左右あるいは上下方向に表示内容を移動させることに応答して、情報処理端末130は、仕入先の仕入先あるいは販売先の販売先を表示してもよい。あるいは、別の局面において、情報処理端末130のモニタ35が大型の場合、複数の階層が一度に表示されてもよい。このようにすると、X社の仕入先の仕入先、あるいは、X社の販売先の販売先が一つの商流図に表示されるので、対象企業(X社)の分析において、より多くの情報を考慮することができる。
[データ構造]
図8を参照して、情報処理端末130のデータ構造について説明する。図8は、情報処理端末130が備えるフラッシュメモリ27におけるデータの格納の一態様を概念的に表わす図である。ある局面において、フラッシュメモリ27は、テーブル810,820,830,840を一時的に保持している。
テーブル810は、属性_組織に関するデータを含む。具体的には、テーブル810は、要素番号と基準日と、顧客番号と、企業番号と、メインフラグと補正フラグなどを含む。企業番号は、各企業についてグローバルに固有な統一コード、および、各データベースにおいて固有な企業コードのいずれであってもよく、少なくとも、企業番号は、当該リレーションシップポータルのアプリケーションプログラムにおいて対応が正確なコードであればよい。
テーブル820は、要素を規定している。具体的には、テーブル820は、要素番号、基準日、漢字名称、要素区分、漢字住所、および補正フラグなどを含み得る。
テーブル830は、関係を規定している。テーブル830は、具体的には、中心要素番号と、接続先IDと、関係と、基準日と、関係生成データと、補正フラグなどを含み得る。
テーブル840は、属性_個人に関するデータを規定している。具体的には、テーブル840は、要素番号、基準値、顧客番号、企業番号、メインフラグ、補正フラグ等を含み得る。
図8に示されるように、例えば、テーブル810とテーブル820とテーブル840とは、要素番号をキーとして互いに関係付けられている。また、テーブル810とテーブル820とテーブル830とテーブル840とは、それぞれ基準日をキーとして互いに関連付けられている。テーブル820とテーブル830とは、要素番号と中心要素番号と接続先IDとによって互いに関連付けられている。
[リレーションシップポータルの機能]
図9を参照して、本実施の形態に係るリレーションシップポータルの機能について説明する。図9は、情報処理端末130のモニタ35に表示されるリレーションシップポータルによって実現可能な機能の一部を表わす図である。
(関係情報の更新履歴の表示)
ステップS910として示されるように、ある局面において、情報処理端末130のユーザがリレーションシップポータル700に表示されている関係線をクリックすると、情報処理端末130は、そのクリックに応答して関係情報の更新履歴をモニタ35に表示する。関係情報の更新履歴は、例えば、仕入先または販売先として新たに取引が始まった経緯、取引内容に変更が生じた経緯などを含み得る。
(ウェブ検索情報に基づくホームページの表示)
ステップS920として示されるように、別の局面において、ユーザが企業ボックスの中に示された企業の名称をクリックすると、モニタ35は別のウインドウを開き、当該企業をウェブ上で検索した結果を表示する。当該結果は、例えば、その企業のホームページのリンク、その企業に関連するニュースの検索結果等を含み得る。
(地図の表示)
ステップS930として示されるように、別の局面において、ユーザがリレーションシップポータル700に表示されている企業の企業ボックスに含まれている住所をクリックすると、モニタ35は、別のウインドウを開く。CPU20は、インターネットまたはイントラネットのような通信ネットワークを介して、予め設定された地図サイトにアクセスし、当該住所を含む周辺の地図を表示する。これにより、情報処理端末130のユーザは、その企業を訪問する場所を事前に確認できる。
(金融機関の取引先の表示)
ステップS940として示されるように、別の局面において、企業ボックス941が金融機関である場合には、ユーザが、その企業ボックスに表示された金融機関を示すマーク942をクリックすると、CPU20は、モニタ35に別ウインドウを開き、フラッシュメモリ27に一時的に保存されているデータベースにアクセスして、そのマークに対応する金融機関の取引先を一覧として表示し得る。
(営業支援システムとの連携)
ステップS950として示されるように、別の局面において、企業ボックス701のように示された企業のフォルダのアイコンをクリックすると、情報処理端末130は、ネットワークを介して営業支援システムとの通信を確立する。CPU20は、営業支援システムから当該企業のデータをダウンロードし、当該企業の詳細な情報を表示する。
(取引先情報の表示)
ステップS960として示されるように、別の局面において、ユーザが、リレーションシップポータル700に表示されたマークをクリックすると、そのクリックに応答して、CPU20は、別のウインドウをモニタ35に開き、フラッシュメモリ27に一時的に保存されているデータベースに基づいて、当該企業(X社)の取引先についての情報を表示する。
別の局面において、ユーザが、別のアイコン、例えば、履歴を示唆するようなアイコン(例えば、時計)をクリックすると、CPU20は、別のウィンドウをモニタ35に開き、当該企業(X社)の関係情報の更新履歴をそのウインドウに表示し得る。
(メモ情報の登録など)
ステップS970として示されるように、別の局面において企業ボックス701が、例えば吹出しを表わすアイコンを含んでいる場合には、ユーザがそのアイコンをクリックすると、CPU20は、別のウインドウをモニタ35に開く。CPU20は、モニタ35に、当該企業のメモ情報を表示するので、ユーザはそのメモ情報を閲覧可能となる。CPU20は、さらに、テキスト入力を待機するモードに移行し、ユーザは、当該企業についてのメモ情報を入力あるいは削除することができる。
[画面の遷移]
図10を参照して、本実施の形態に係るリレーションシップポータルの画面の遷移について説明する。図10は、リレーションシップポータルの商流図が動的に遷移することを表わす図である。
ステップS1000にて、情報処理端末130のCPU20は、モニタ35に表示される検索画面において対象となる企業が選択されたことを検知する。例えば、ユーザが条件を指定して検索ボタンを押下し、検索結果として表示される明細の中にある名称部分をクリックすると企業が選択される。
ステップS1010にて、CPU20は、フラッシュメモリ27に一時的に保存されているデータベースに基づいて、選択された企業を中心とする商流図を構成し、その商流図をモニタ35に表示する(図7参照)。
より具体的には、CPU20は、データベースに保存されているデータのうち、選択された企業のデータセットから、当該選択された企業の仕入先として登録されている企業を検索する。また、CPU20は、データベースに格納されている全企業のデータセットから、選択された企業が販売先として登録されている企業を検索する。これらの検索結果に基づき、CPU20は、仕入先として登録されている企業の画像および選択された企業が販売先として登録されている企業の画像を、仕入先画像として、モニタ35に表示する。さらに、CPU20は、仕入先として登録されている企業および選択された企業が販売先として登録されている企業と、選択された企業とを関係付ける線をモニタ35に表示する。
さらに、CPU20は、選択された企業のデータセットから、当該選択された企業の販売先として登録されている企業を検索し、全企業のデータセットから、選択された企業が仕入先として登録されている企業を検索する。これらの検索結果に基づき、CPU20は、販売先として登録されている企業の画像および選択された企業が仕入先として登録されている企業の画像を、販売先画像としてモニタ35に表示する。CPU20は、販売先として登録されている企業および選択された企業が仕入先として登録されている企業と、選択された企業とを関係付ける線をモニタ35に表示する。
(上流の商流の表示)
ステップS1020にて、CPU20は、販売先(上流)の商流を見るための操作の入力を検知する。例えば、ユーザが、商流図の中心に表示されている企業の1つ以上の販売先を示す企業ボックスのうちのいずれかの企業ボックスの一部分をタッチすると、CPU20は、その企業が選択されて、その企業の商流図を作成するべき旨の指示が与えられたと判断する。当該一部分は、例えば、商流を表示する命令を受け付ける画像として予め規定されている。CPU20は、そのような指示に応答して、データベースにアクセスして、その選択された企業についての仕入先と、販売先とを検索する。この場合も、CPU20は、ステップS1010において行なった処理と同様の検索処理を実行し得る。
ステップS1030にて、CPU20は、ステップS1020における処理の結果に基づいて商流図を表示するためのデータを構成し、そのデータを用いて、新たに選択された企業(企業ボックス760)の商流図をモニタ35に表示する。
ステップS1040にて、CPU20は、販売先(上流)の商流を見るための操作が行なわれたことをさらに検知する。この検知に応答して、CPU20は、データベースにアクセスして、その新たに選択された上流の企業についての仕入先と販売先とを検索する。この場合も、CPU20は、ステップS1010において行なった処理と同様の検索処理を実行し得る。
ステップS1050にて、CPU20は、検索の結果に基づいて商流図を表示するためのデータを構成し、そのデータに基づいて販売先の商流図(すなわち企業ボックス750で規定される企業の販売先)を表示する。情報処理端末130は、さらに上流の商流図も、同様の処理によって表示し得る。
(下流の商流の表示)
ステップS1060にて、CPU20は、企業ボックス701によって示される企業(X社)の仕入先(下流)の商流を見るための操作が行なわれたことを検知する。例えば、ユーザがX社の下流の商流を見るため企業ボックス701に繋がる企業ボックス730(BA社)に含まれる錨マークを押下すると、CPU20は、BA社の仕入先を商流図の中心とする指示が入力されたと判断する。この検知に応答して、CPU20は、データベースにアクセスして、その新たに選択された下流の企業(BA社)についての仕入先と販売先とを検索する。この場合も、CPU20は、ステップS1010において行なった処理と同様の検索処理を実行し得る。
ステップS1070にて、CPU20は、検索の結果に基づいて、仕入先(BA社)についての商流図を表示するためのデータを構成し、そのデータに基づいて、仕入先の商流図を表示する。
ステップS1080にて、CPU20は、さらに仕入先(下流)の商流を見るための操作が行なわれたことを検知する。例えば、選択された企業ボックス730の仕入先として新たに関係線によって接続されている他の企業の商流が選択されると、CPU20は、さらに下流の企業についての商流図の表示が指示されたと判断する。この検知に応答して、CPU20は、データベースにアクセスして、その新たに選択された下流の企業についての仕入先と販売先とを検索する。この場合も、CPU20は、ステップS1010において行なった処理と同様の検索処理を実行し得る。
ステップS1090にて、CPU20は、検索の結果に基づいて商流図を表示するためのデータを構成し、当該データに基づいて、当該下流の企業の商流図を表示する。情報処理端末130は、さらに下流の商流図も、同様の処理によって表示し得る。
図11を参照して、情報処理端末130の画面の表示態様についてさらに説明する。図11は、モニタ35が表示する商流図の企業情報の内容を表わす図である。
ある局面において、モニタ35は、企業名と当該企業の所在地と、業種と、住所と、各情報に関連付けられたアイコンと、売上高と当期利益と、従業員数と、貸付残高と、預金残高とを表示する。
図12に示されるように、別の局面において、モニタ35は、取引情報を表示する。取引情報は、具体的には、企業名と、店番−CIFと、仮名氏名と、名称と、設立年月日と、業種名と、格付けと、セグメントと、預金残高と融資残高などを含む。
図13に示されるように、モニタ35は、リレーションシップポータルにおいて企業の選択を受け付けるための画面を表示する。例えば、ユーザは、検索画面において検索したい企業としてA株式会社の名前を入力する。
図14に示されるように、企業名(A株式会社)が選択されたことに応答して、CPU20は、モニタ35にA社を表わす企業ボックス1410と、当該企業の仕入先(X社、XA社、XB社、XC社)と、販売先(BA社とBB社とBC社とBD社)とを表わす各企業ボックスを表示する。さらにモニタ35は、A社に関係する企業(AB社、AC社)を表示する。選択された企業(A社)と仕入先および販売先とは関係線によって結ばれている。
ある局面において、ユーザは企業ボックス1420をタッチする。
図15に示されるように、CPU20は、企業ボックス1420がタッチされたことに応答して、企業ボックス1420をモニタ35の中心に表示する。さらに、CPU20は、企業ボックス1420で特定される企業(BC社)の仕入先(A社、AX社、AY社)を表わす企業ボックス1510,1520,1530と、販売先を表わす企業ボックス1540,1550,1560を表示する。
選択された企業(BC社)を示す企業ボックス1420と企業ボックス1510,1520,1530とは、関係線によって互いに接続されている。同様に、企業ボックス1420と企業ボックス1540,1550,1560とは、互いに関係線で結ばれている。これにより、新たに選択された企業の仕入先と販売先とが表示される。
情報処理端末130が図5に示されるようなリレーションシップポータルを表示されている場合において、ユーザが企業ボックス1540を選択すると、図16に示されるように、CPU20は、企業ボックス1540をモニタ35の中心に表示する。
さらに、CPU20は、企業ボックス1540によって特定される企業(CA社)の仕入先(BC社、BX社、BY社、BZ社)をそれぞれ示す企業ボックス1420,1610,1620,1630と、CA社の取引先を示す企業ボックス1640,1650とをそれぞれ表示する。企業ボックス1420,1610,1620,1630と企業ボックス1540とは、互いに関係線によって関連付けられている。企業ボックス1540と企業ボックス1640,1650とは互いに関係線によって関連付けられている。
図17を参照して、本実施の形態に係るリレーションシップポータルにおける企業の追加と削除とについて説明する。図17は、商流図の追加と削除を表わす図である。
状態(A)に示されるように、ある局面において、モニタ35は、リレーションシップポータルを表示している。このリレーションシップポータルの商流図においては、企業ボックス1701によって特定される企業を中心とした仕入先と販売先とが表示されている。例えば、仕入先に相当する企業ボックス1710,1720,1730,1740が企業ボックス1701に接続する形で示されている。ここで、ユーザが例えば企業ボックス1730を選択して削除命令を与えると、状態(B)に示されるように、CPU20は、企業ボックス1730の表示を止めて、企業ボックス1710,1720,1740を企業ボックス1701によって特定される企業の仕入先として表示する。また、状態Aにおいて示されていた4つの企業ボックスのうち途中の企業ボックスが削除されたことに応答して、CPU20は、削除された企業ボックス以降の企業ボックスをずらすことにより表示を整える。
状態(B)において、ユーザが企業を追加する指示を与える場合があり得る。例えば、企業ボックス1701によって特定される企業の仕入先の追加というコマンドを情報処理端末130に与えると、モニタ35は、追加可能な候補の一覧を表示する。ユーザは、表示された一覧の中から追加したい企業(例えばC社)を選択すると、CPU20は、その選択に応答してC社に対応する企業ボックス1730を表示する。具体的には、状態(C)に示されるように、モニタ35は、企業ボックス1730を表示する。ここで、企業ボックス1730によって特定される企業(C社)と企業ボックス1740によって特定される企業(D社)とについて例えば企業番号あるいは登録された日時の順に従って表示される。そこで、状態(B)に示されるように3つの仕入先が表示されている場合において新たに仕入先が追加されたとき、その追加された企業の番号が優位である場合にはその企業ボックス1730は途中に表示される。
以上、情報処理端末130がリレーションシップポータル700を表示する処理を実現するための構成について詳述してきたが、リレーションシップポータル700を表示するための処理の一部は、サーバ110その他の情報処理装置においても実現される。たとえば、複数の情報処理端末に対してリレーションシップポータル700に関する情報を提供する事業の運営者が、アカウントを有するユーザがログインした情報処理装置において、リレーションシップポータル700の表示が実現されてもよい。
[まとめ]
以上より、本開示に係る技術思想の一局面は、以下のように要約され得る。
(1)リレーションシップポータルを表示するためのシステムは、金融機関の営業支援システムや融資支援システム等のCRMシステム、および顧客属性、商流情報、財務情報、株主役員情報などCRMシステム管理配下の外部調査機関情報と通信し、商流図の「中心」に位置する企業を検索・選択し、選択された企業の商流図および関連情報を表示する。
(2)上記選択された企業に対して、システムは、外部調査機関から得られたデータを用いて商流図を描画し、商流図内に表示される各企業に対して、金融機関がCRMシステムで保有する企業情報を商流図に反映させる。
(3)システムは、商流図を構成する企業の情報を企業ボックスとして表示する。商流図は、企業ボックス間の結合により描画される。企業ボックス内には、営業現場での経験則より、営業推進上、あるいは、融資審査上の判断材料とされる情報に限定し、記号化されて表示され、詳細な情報は、企業ボックスのポータル機能を使用して、ユーザが企業ボックス内に配置された目的別のアイコンを選択すれば、当該システムは、CRMシステムに連動し、地図やホームページのウェブサイトに接続し、その内容を商流図内にサブ画面として表示する。
(4) ユーザが、商流図に表示されている企業ボックス内にある所定のアイコンを選択すると、システムは、データベースにアクセスして、該当する企業の上流および下流のデータを検索し、その企業を中心にした商流図を同一画面内に動的に描画し、同時に、当該企業の上流、下流企業の企業ボックスの内容を更新する。
(5) 金融機関の担当者が企業訪問等により入手した情報を用いて、ユーザは、商流図が表示された画面内で上流に位置する企業や下流に位置する企業として直接に登録(または、削除)を行うことができる。このような機能により、システムは、外部調査機関からの企業データを補完してデータベースに蓄積し、その時点での実態に即した企業間取引を商流図に反映できる。
(6) ある局面において、当該システムは、営業支援システムと連携したブックマーク機能による企業選択や、ポータル機能による処理機能選択を実現し、モバイル端末での操作を前提とした画面構成や画面遷移を実現できる。
さらに別の局面において、情報処理端末130がGPS(Global Positioning System)モジュールその他の測位機能を有する場合には、情報処理端末130の位置として検出された場所の付近にある企業が、商流図の中心として表示されてもよい。このようにすると、情報処理端末130のユーザが訪問先に到着した場合に、速やかに情報を確認することができるので、利便性が向上し得る。
なお、上述の実施の形態においては、商流図を構成する企業ボックスに関連付けられるデータは、ある局面において、様々なデータベースに存在している場合があるが、これらのデータは、常に、特定のデータベースに存在していなくてもよい。少なくとも、各データが企業ボックスに関連付けられるように、ハードディスク5その他の記憶装置に保持されていればよい。たとえば、金融機関において使用される汎用の情報データベースは、それ自体が必須ではなく、本実施の形態において言及された管理項目が抽出されるシステムがあれば、当該システムが情報データベースの代わりに用いられてもよい。例えば、個々のデータベースから各管理項目を抽出するためのインターフェイスを、当該データベースとリレーションシップポータルとの間に設けることにより、リレーションシップポータルは、金融機関において使用される汎用の情報データベース単独で提供されるデータと同じデータを使用することができる。
以上の実施の形態では、一例として、金融機関の視点からみた企業の商流図が説明されていた。しかしながら、本開示に係る技術思想が適用される業種は金融に限られない。例えば、商社、メーカーその他サプライチェーンが関係する業種に適用可能である。また、原材料、仕掛品、部品、製品のような物品に限られず、データ(情報)その他の価値が流れるバリューチェーンに対しても、本開示に係る技術思想は適用可能である。したがって、当該技術思想は、いわゆるビッグデータの処理にも適用することができる。
また、上述の実施の形態では、商流図が情報処理端末130に表示される態様について説明したが、さらに、商流図が情報処理端末130から出力される構成が用いられてもよい。例えば、別の実施の形態として、情報処理端末130は、ユーザによる出力指示に応答して、モニタ35に表示される商流図を構成するデータを出力してもよい。データの出力形式は特に限定されず、商流図の内容は、例えば、テキストデータ、MS−EXCEL(登録商標)その他の表計算ソフトで利用可能なデータ、あるいは、PDF(Portable Document Format)ファイルとして出力されてもよい。さらに、出力されるデータは、商流図を構成する各企業のデータにアクセスするためのリンク(例えば、URL(Universal Resource Locator)を含んでもよい。
さらに別の局面において、情報処理端末130は、商流図のデータ形式と同じデータ形式のデータファイルを読み込んで、そのデータファイルに基づいて商流図を表示可能に構成されてもよい。このような構成によれば、他の情報処理端末もその商流図を表示することができる。あるいは、さらに別の局面において、例えば、出力された商流図のデータの一部が変更された場合に、情報処理端末130は、変更されたデータを含むデータファイルを読み込んで、その読み込んだ内容に基づいて商流図を表示してもよい。このような構成によれば、例えば、シミュレーション目的でデータを変更した仮想的な商流図を使用することができる。
なお、情報処理端末130がデータファイルを読み込むとき、そのデータファイルが情報処理端末130の外部から読み込まれたことを示すフラグを当該データファイルに関連付けてもよい。このようにすると、実データと異なるデータに基づいて仮想的な商流図がシミュレーション目的で作成された場合等において、実データに基づく商流図との混同が防止され得る。
また、情報処理端末130は、リレーションシップポータルを表示する処理を終了した後に、そのリレーションシップポータルに関するデータをフラッシュメモリ27その他の記憶装置から消去するのが好ましい。例えば、ユーザがリレーションシップポータルのアプリケーションプログラムを終了すると、CPU20は、フラッシュメモリ27に保存されていたデータを消去する。あるいは、当日のスケジュールによって規定された企業への訪問時間が終了すると、CPU20は、当該企業についてのリレーションシップポータルのデータを消去する。あるいは、別の局面において、CPU20は、情報処理端末130に最初にログインした真正のユーザと異なるユーザによるログインが試みられたことを検知すると、フラッシュメモリ27に保存されているデータを消去してもよい。仮に、データが消去されても、真正のユーザが再度ログインしてアプリケーションプログラムを実行することにより、情報処理端末130は、リレーションシップポータルの表示に必要なデータを再度ダウンロードし得る。このようにすれば、情報処理端末130が不正に使用されたとしても、企業情報の漏えいというリスクを回避することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
2 マウス、3 キーボード、4,28 RAM、5 ハードディスク、6 光ディスク駆動装置、7 通信インターフェイス、8,35 モニタ、9,29 ROM、23 アンテナ、24 通信装置、25 操作スイッチ、26 カメラ、27 フラッシュメモリ、30 メモリカード駆動装置、31 メモリカード、32 マイク、33 スピーカ、34 音声信号処理回路、37 データ通信インターフェイス、38 バイブレータ、39 加速度センサ、100 システム、110 サーバ、120 外部サーバ、130 情報処理端末、300 コンピュータ、700 リレーションシップポータル、701,710,711,712,713,730,731,732,740,750,760,761,762,941,1410,1420,1510,1520,1530,1540,1550,1560,1610,1620,1630,1640,1650,1701,1710,1720,1730,1740 企業ボックス、720,740,750,770 関係線、810,820,830,840 テーブル、942 マーク。

Claims (21)

  1. 情報処理端末であって、
    メモリと、
    前記メモリに電気的に接続されたプロセッサと、
    前記プロセッサに電気的に接続されたモニタとを備え、
    前記プロセッサは、
    情報が求められている企業の選択を受け付け、
    データベースにアクセスして、前記選択された企業の1つ以上の仕入先および1つ以上の販売先の各データを検索し、
    前記選択された企業の1つ以上の仕入先をそれぞれ表す仕入先画像を前記モニタに表示し、
    前記選択された企業の1つ以上の販売先をそれぞれ表す販売先画像を前記モニタに表示し、
    前記選択された企業と、当該選択された企業の1つ以上の仕入先の各々との関係を前記モニタに表示し、
    前記選択された企業と、当該選択された企業の1つ以上の販売先の各々との関係を前記モニタに表示するように構成されている、情報処理端末。
  2. 前記各データを検索することは、
    前記選択された企業のデータセットから、当該選択された企業の仕入先として登録されている企業を検索することと、
    前記データベースに格納されている全企業のデータセットから、前記選択された企業が販売先として登録されている企業を検索することとを含み、
    前記仕入先画像を前記モニタに表示することは、前記仕入先として登録されている企業の画像および前記選択された企業が販売先として登録されている企業の画像を、前記仕入先画像として前記モニタに表示することを含み、
    前記仕入先の各々との関係を表示することは、前記仕入先として登録されている企業および前記選択された企業が販売先として登録されている企業と、前記選択された企業とを関係付けることを含む、請求項1に記載の情報処理端末。
  3. 前記各データを検索することは、
    前記選択された企業のデータセットから、当該選択された企業の販売先として登録されている企業を検索することと、
    前記データベースに格納されている全企業のデータセットから、前記選択された企業が仕入先として登録されている企業を検索することとを含み、
    前記販売先画像を前記モニタに表示することは、前記販売先として登録されている企業の画像および前記選択された企業が仕入先として登録されている企業の画像を、前記販売先画像として前記モニタに表示することを含み、
    前記販売先の各々との関係を表示することは、前記販売先として登録されている企業および前記選択された企業が仕入先として登録されている企業と、前記選択された企業とを関係付けることを含む、請求項1または2に記載の情報処理端末。
  4. 前記企業を検索することは、各企業についてグローバルに固有な統一コードに基づいて、又は、各前記データベースにおいて固有な企業コードに基づいて、企業を選択することを含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の情報処理端末。
  5. 企業の選択を受け付けることは、前記選択された企業と異なる企業の選択を受け付けることを含み、
    前記仕入先の各々との関係を表示することは、前記異なる企業と、当該異なる企業の1つ以上の仕入先との関係を表示することを含み、
    前記販売先の各々との関係を表示することは、前記異なる企業と、当該異なる企業の1つ以上の販売先との関係を表示することを含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の情報処理端末。
  6. 前記異なる企業の選択を受け付けることは、
    既に選択されている企業の仕入先または販売先として表示されている画像を、当該異なる企業が選択された場合に表示される場所として予め定められた領域にドラッグすること、または、当該画像を選択するための操作を受け付けることを含む、請求項5に記載の情報処理端末。
  7. 前記企業の選択を受け付けることは、
    スケジュール情報にアクセスすることと、
    前記スケジュール情報から訪問予定のある企業を抽出することとを含み、
    前記1つ以上の仕入先の各々との関係を表示することは、前記抽出された企業の1つ以上の仕入先の各々との関係を表示することを含み、
    前記1つ以上の販売先の各々との関係を表示することは、前記抽出された企業の1つ以上の販売先の各々との関係を表示することを含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載の情報処理端末。
  8. 情報処理端末に情報を提供するための情報提供装置であって、
    プロセッサと、
    前記情報処理端末と通信するためのインターフェイスとを備え、
    前記プロセッサは、
    前記情報処理端末から、情報が求められている企業を識別するデータを受信し、
    データベースにアクセスして、前記企業の1つ以上の仕入先および1つ以上の販売先の各データを検索し、
    前記企業の1つ以上の仕入先をそれぞれ表す仕入先画像を前記情報処理端末に表示させ、
    前記企業の1つ以上の販売先をそれぞれ表す販売先画像を前記情報処理端末に表示させ、
    前記企業と、当該企業の1つ以上の仕入先の各々との関係を前記情報処理端末に表示させ、
    前記企業と、当該企業の1つ以上の販売先の各々との関係を前記情報処理端末に表示させるように構成されている、情報提供装置。
  9. 前記各データを検索することは、
    前記選択された企業のデータセットから、当該選択された企業の仕入先として登録されている企業を検索することと、
    前記データベースに格納されている全企業のデータセットから、前記選択された企業が販売先として登録されている企業を検索することとを含み、
    前記仕入先画像を前記情報処理端末に表示させることは、前記仕入先として登録されている企業の画像および前記選択された企業が販売先として登録されている企業の画像を、前記仕入先画像として前記情報処理端末に表示させることを含み、
    前記仕入先の各々との関係を前記情報処理端末に表示させることは、前記仕入先として登録されている企業および前記選択された企業が販売先として登録されている企業と、前記選択された企業とを関係付けることを含む、請求項8に記載の情報提供装置。
  10. 前記各データを検索することは、
    前記選択された企業のデータセットから、当該選択された企業の販売先として登録されている企業を検索することと、
    前記データベースに格納されている全企業のデータセットから、前記選択された企業が仕入先として登録されている企業を検索することとを含み、
    前記販売先画像を前記情報処理端末に表示させることは、前記販売先として登録されている企業の画像および前記選択された企業が仕入先として登録されている企業の画像を、前記販売先画像として前記情報処理端末に表示させることを含み、
    前記販売先の各々との関係を前記情報処理端末に表示させることは、前記販売先として登録されている企業および前記選択された企業が仕入先として登録されている企業と、前記選択された企業とを関係付けることを含む、請求項8または9に記載の情報提供装置。
  11. 情報処理端末のプロセッサが企業の情報を提供するための方法であって、
    情報が求められている企業の選択を受け付けるステップと、
    データベースにアクセスして、前記選択された企業の1つ以上の仕入先および1つ以上の販売先の各データを検索するステップと、
    選択された企業の1つ以上の仕入先をそれぞれ表す仕入先画像を表示するステップと、
    前記選択された企業の1つ以上の販売先をそれぞれ表す販売先画像を表示するステップと、
    前記選択された企業と、当該選択された企業の1つ以上の仕入先の各々との関係を表示するステップと、
    前記選択された企業と、当該選択された企業の1つ以上の販売先の各々との関係を表示するステップとを含む、方法。
  12. 前記各データを検索するステップは、
    前記選択された企業のデータセットから、当該選択された企業の仕入先として登録されている企業を検索するステップと、
    前記データベースに格納されている全企業のデータセットから、前記選択された企業が販売先として登録されている企業を検索するステップとを含み、
    前記仕入先の各々との関係を表示するステップは、前記仕入先として登録されている企業および前記選択された企業が販売先として登録されている企業と、前記選択された企業とを関係付けるステップを含む、請求項11に記載の方法。
  13. 前記各データを検索するステップは、
    前記選択された企業のデータセットから、当該選択された企業の販売先として登録されている企業を検索するステップと、
    前記データベースに格納されている全企業のデータセットから、前記選択された企業が仕入先として登録されている企業を検索するステップとを含み、
    前記販売先の各々との関係を表示するステップは、前記販売先として登録されている企業および前記選択された企業が仕入先として登録されている企業と、前記選択された企業とを関係付けるステップを含む、請求項11または12に記載の方法。
  14. 前記企業を検索するステップは、各企業についてグローバルに固有な統一コードに基づいて、又は、各前記データベースにおいて固有な企業コードに基づいて、企業を選択することを含む、請求項11〜13のいずれか一項に記載の方法。
  15. 企業の選択を受け付けるステップは、前記選択された企業と異なる企業の選択を受け付けるステップを含み、
    前記仕入先の各々との関係を表示するステップは、前記異なる企業と、当該異なる企業の1つ以上の仕入先との関係を表示するステップを含み、
    前記販売先の各々との関係を表示するステップは、前記異なる企業と、当該異なる企業の1つ以上の販売先との関係を表示するステップを含む、請求項11〜14のいずれか一項に記載の方法。
  16. 前記異なる企業の選択を受け付けるステップは、
    既に選択されている企業の仕入先または販売先として表示されている画像を、当該異なる企業が選択された場合に表示される場所として予め定められた領域にドラッグすること、または、当該画像を選択するための操作を受け付けることを含む、請求項15に記載の方法。
  17. 前記企業の選択を受け付けるステップは、
    スケジュール情報にアクセスするステップと、
    前記スケジュール情報から訪問予定のある企業を抽出するステップとを含み、
    前記1つ以上の仕入先の各々との関係を表示するステップは、前記抽出された企業の1つ以上の仕入先の各々との関係を表示するステップを含み、
    前記1つ以上の販売先の各々との関係を表示するステップは、前記抽出された企業の1つ以上の販売先の各々との関係を表示するステップを含む、請求項11〜16のいずれか一項に記載の方法。
  18. 情報提供装置のプロセッサが情報処理端末に情報を提供するための方法であって、
    前記プロセッサが、前記情報処理端末から、情報が求められている企業を識別するデータを受信するステップと、
    前記プロセッサが、データベースにアクセスして、前記企業の1つ以上の仕入先および1つ以上の販売先の各データを検索するステップと、
    前記プロセッサが、前記企業の1つ以上の仕入先をそれぞれ表す仕入先画像を前記情報処理端末に表示させるステップと、
    前記プロセッサが、前記企業の1つ以上の販売先をそれぞれ表す販売先画像を前記情報処理端末に表示させるステップと、
    前記プロセッサが、前記企業と、当該企業の1つ以上の仕入先の各々との関係を前記情報処理端末に表示させるステップと、
    前記プロセッサが、前記企業と、当該企業の1つ以上の販売先の各々との関係を前記情報処理端末に表示させるステップとを含む、方法。
  19. 前記各データを検索するステップは、
    前記選択された企業のデータセットから、当該選択された企業の仕入先として登録されている企業を検索するステップと、
    前記データベースに格納されている全企業のデータセットから、前記選択された企業が販売先として登録されている企業を検索するステップとを含み、
    前記仕入先画像を前記情報処理端末に表示させるステップは、前記仕入先として登録されている企業の画像および前記選択された企業が販売先として登録されている企業の画像を、前記仕入先画像として前記情報処理端末に表示させるステップを含み、
    前記仕入先の各々との関係を前記情報処理端末に表示させるステップは、前記仕入先として登録されている企業および前記選択された企業が販売先として登録されている企業と、前記選択された企業とを関係付けるステップを含む、請求項18に記載の方法。
  20. 前記各データを検索するステップは、
    前記選択された企業のデータセットから、当該選択された企業の販売先として登録されている企業を検索するステップと、
    前記データベースに格納されている全企業のデータセットから、前記選択された企業が仕入先として登録されている企業を検索するステップとを含み、
    前記販売先画像を前記情報処理端末に表示させるステップは、前記販売先として登録されている企業の画像および前記選択された企業が仕入先として登録されている企業の画像を、前記販売先画像として前記情報処理端末に表示させるステップを含み、
    前記販売先の各々との関係を前記情報処理端末に表示させるステップは、前記販売先として登録されている企業および前記選択された企業が仕入先として登録されている企業と、前記選択された企業とを関係付けるステップを含む、請求項18または19に記載の方法。
  21. 請求項11〜20のいずれか一項に記載の方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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