JPH118504A - 誘電体線路装置 - Google Patents
誘電体線路装置Info
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- JPH118504A JPH118504A JP9159778A JP15977897A JPH118504A JP H118504 A JPH118504 A JP H118504A JP 9159778 A JP9159778 A JP 9159778A JP 15977897 A JP15977897 A JP 15977897A JP H118504 A JPH118504 A JP H118504A
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- dielectric
- line
- line device
- plates
- dielectric line
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01P—WAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
- H01P3/00—Waveguides; Transmission lines of the waveguide type
- H01P3/16—Dielectric waveguides, i.e. without a longitudinal conductor
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- Waveguides (AREA)
- Waveguide Aerials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 平面回路を構成する回路基板と誘電体線路と
の組立時の位置決め精度の問題などを解消して、特性の
向上および生産性の向上が図れる誘電体線路装置を提供
する。 【解決手段】 誘電体板１，２の外面に凸条部１ａ，２
ａを設けて、面状電極３，４で挟まれる凸条部における
領域を伝搬域とし、その他の領域を非伝搬域とするとと
もに、誘電体板２の内面に線路導体５ａ，５ｂなどの回
路パターンを形成し、電子部品６を実装する。
の組立時の位置決め精度の問題などを解消して、特性の
向上および生産性の向上が図れる誘電体線路装置を提供
する。 【解決手段】 誘電体板１，２の外面に凸条部１ａ，２
ａを設けて、面状電極３，４で挟まれる凸条部における
領域を伝搬域とし、その他の領域を非伝搬域とするとと
もに、誘電体板２の内面に線路導体５ａ，５ｂなどの回
路パターンを形成し、電子部品６を実装する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、ミリ波帯で用い
られる伝送路や集積回路などに適する誘電体線路装置に
関する。
られる伝送路や集積回路などに適する誘電体線路装置に
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、(a) 略平行に配設された導電
体板の間に誘電体ストリップを備えたノーマルタイプ、
(b) 導電体板にそれぞれ溝を形成して、その溝に誘電体
ストリップをはめ合わせたグルーブドタイプ、(c) ウィ
ングを有する誘電体ストリップの平面部に電極を形成し
て、誘電体ストリップ部分を対向させたウィングドタイ
プなどの各種誘電体線路が提案されている。また、本願
出願人は、誘電体線路に対する回路基板の実装性を高
め、回路基板上に形成する回路パターンの自由度を高
め、小型で集積度を容易に高められるようにした誘電体
線路装置として特願平７−１６９９４９号を出願してい
る。この出願に係る誘電体線路装置は、平行配置された
２つの導電体の間に誘電体ストリップを配設して誘電体
線路を構成し、導電体膜またはこれとともに回路素子を
設けた回路基板を、前記２つの導電体の間に略平行に配
設して、回路基板に設けた導電体膜または回路素子を誘
電体ストリップに近接または進入させて、回路基板の導
電体膜または回路素子を誘電体線路に結合させたもので
ある。
体板の間に誘電体ストリップを備えたノーマルタイプ、
(b) 導電体板にそれぞれ溝を形成して、その溝に誘電体
ストリップをはめ合わせたグルーブドタイプ、(c) ウィ
ングを有する誘電体ストリップの平面部に電極を形成し
て、誘電体ストリップ部分を対向させたウィングドタイ
プなどの各種誘電体線路が提案されている。また、本願
出願人は、誘電体線路に対する回路基板の実装性を高
め、回路基板上に形成する回路パターンの自由度を高
め、小型で集積度を容易に高められるようにした誘電体
線路装置として特願平７−１６９９４９号を出願してい
る。この出願に係る誘電体線路装置は、平行配置された
２つの導電体の間に誘電体ストリップを配設して誘電体
線路を構成し、導電体膜またはこれとともに回路素子を
設けた回路基板を、前記２つの導電体の間に略平行に配
設して、回路基板に設けた導電体膜または回路素子を誘
電体ストリップに近接または進入させて、回路基板の導
電体膜または回路素子を誘電体線路に結合させたもので
ある。
【０００３】また従来は、誘電体線路と誘電体共振器と
を含む誘電体線路装置を構成する場合、誘電体線路とは
別に作成した誘電体共振器を用い、この誘電体共振器と
誘電体線路とが平面上で所定の位置関係となるように配
置していた。
を含む誘電体線路装置を構成する場合、誘電体線路とは
別に作成した誘電体共振器を用い、この誘電体共振器と
誘電体線路とが平面上で所定の位置関係となるように配
置していた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記出願に係る誘電体
線路装置は、誘電体線路と回路基板とを有する装置を構
成する場合に、回路基板上の回路パターンの自由度が高
く、また、回路基板と誘電体線路とが別体であるため、
個々に調整や組み立てが可能である、という特徴を備え
ている。
線路装置は、誘電体線路と回路基板とを有する装置を構
成する場合に、回路基板上の回路パターンの自由度が高
く、また、回路基板と誘電体線路とが別体であるため、
個々に調整や組み立てが可能である、という特徴を備え
ている。
【０００５】ところが、平面回路を構成する回路基板と
誘電体線路とは別々に作成し組み立てることによって装
置を構成するものであるため、組み立ての際の位置決め
精度が問題となる。すなわち誘電体線路装置の特性とし
てばらつきの少ない所定の特性を得るためには、両者間
の組み立て時の位置決め精度が高くなければならず、そ
のための工夫が必要であった。
誘電体線路とは別々に作成し組み立てることによって装
置を構成するものであるため、組み立ての際の位置決め
精度が問題となる。すなわち誘電体線路装置の特性とし
てばらつきの少ない所定の特性を得るためには、両者間
の組み立て時の位置決め精度が高くなければならず、そ
のための工夫が必要であった。
【０００６】このことは誘電体共振器を設けた誘電体線
路装置を構成する場合にも同様であり、誘電体線路と誘
電体共振器との位置決め精度が特性に影響を与える。
路装置を構成する場合にも同様であり、誘電体線路と誘
電体共振器との位置決め精度が特性に影響を与える。
【０００７】この発明の目的は、上記の問題を解消し
て、特性の向上および生産性の向上が図れる誘電体線路
装置を提供することにある。
て、特性の向上および生産性の向上が図れる誘電体線路
装置を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】この発明の誘電体線路装
置は、２つの誘電体板の外面に面状電極が形成された２
つの誘電体板を積層して成る誘電体線路装置であって、
請求項１に記載のとおり、前記２つの誘電体板の外面に
凸条部を設けて、該凸条部における、前記２つの誘電体
板の外面の面状電極で挟まれる領域を伝搬域とし、その
他の領域を非伝搬域とするとともに、前記２つの誘電体
板のうち少なくと一方の誘電体板の内面に回路パターン
を形成する。
置は、２つの誘電体板の外面に面状電極が形成された２
つの誘電体板を積層して成る誘電体線路装置であって、
請求項１に記載のとおり、前記２つの誘電体板の外面に
凸条部を設けて、該凸条部における、前記２つの誘電体
板の外面の面状電極で挟まれる領域を伝搬域とし、その
他の領域を非伝搬域とするとともに、前記２つの誘電体
板のうち少なくと一方の誘電体板の内面に回路パターン
を形成する。
【０００９】このように、平面回路を構成する独立した
回路基板を用いるのではなく、２つの誘電体板の積層構
造において、その内面に回路パターンを形成したことに
より、誘電体線路に対する回路基板の位置精度の問題が
なくなり、特性のばらつきが抑えられ、生産性が向上す
る。
回路基板を用いるのではなく、２つの誘電体板の積層構
造において、その内面に回路パターンを形成したことに
より、誘電体線路に対する回路基板の位置精度の問題が
なくなり、特性のばらつきが抑えられ、生産性が向上す
る。
【００１０】また前記回路パターンとしては、請求項２
に記載のとおり、２つの誘電体板の外面の面状電極とと
もにトリプレート線路を構成し、前記伝搬域による誘電
体線路と結合して線路変換を行う。このように、誘電体
板の内面となる側に線路導体を形成するだけで、トリプ
レート線路を構成することができ、導体線路と誘電体線
路との線路変換が容易に行えるようになる。
に記載のとおり、２つの誘電体板の外面の面状電極とと
もにトリプレート線路を構成し、前記伝搬域による誘電
体線路と結合して線路変換を行う。このように、誘電体
板の内面となる側に線路導体を形成するだけで、トリプ
レート線路を構成することができ、導体線路と誘電体線
路との線路変換が容易に行えるようになる。
【００１１】また、請求項３に記載のとおり、前記少な
くとも一方の誘電体板の内面に回路パターンとともに電
子部品を実装すれば、例えば発振器や検波回路などのモ
ジュール化されたミリ波回路を容易に構成することがで
きる。
くとも一方の誘電体板の内面に回路パターンとともに電
子部品を実装すれば、例えば発振器や検波回路などのモ
ジュール化されたミリ波回路を容易に構成することがで
きる。
【００１２】さらに、請求項４に記載のとおり、前記誘
電体板とともに誘電体共振器を一体的に設ければ、誘電
体共振器を含む誘電体線路装置が容易に構成できる。請
求項５に記載のとおり、前記誘電体共振器を誘電体線路
の途中にフィルタとして設ければ、フィルタを含む誘電
体線路装置が容易に実現できる。また、請求項６に記載
のとおり前記誘電体共振器をアンテナの１次放射器とし
て設ければ、アンテナを内蔵する誘電体線路が容易に構
成できる。
電体板とともに誘電体共振器を一体的に設ければ、誘電
体共振器を含む誘電体線路装置が容易に構成できる。請
求項５に記載のとおり、前記誘電体共振器を誘電体線路
の途中にフィルタとして設ければ、フィルタを含む誘電
体線路装置が容易に実現できる。また、請求項６に記載
のとおり前記誘電体共振器をアンテナの１次放射器とし
て設ければ、アンテナを内蔵する誘電体線路が容易に構
成できる。
【００１３】ここで、請求項１〜３に係る誘電体線路装
置の構成例を図１に示す。図１の（Ａ）は一部破断斜視
図、（Ｂ）は断面図である。図１において１，２はそれ
ぞれ外面となる側に凸条部１ａ，２ａを有する誘電体板
であり、外面となる側に面状電極３，４をそれぞれ形成
している。この構造により、凸条部１ａ，２ａにおける
面状電極で挟まれる領域を伝搬域、その他の領域を非伝
搬域（遮断域）とする誘電体線路が構成される。誘電体
板２の上面（誘電体板１に対向する面）には５ａ，５ｂ
で示す線路導体を形成していて、この線路導体と面状電
極３，４および誘電体板１，２によってトリプレート線
路を構成する。６は半導体素子などの電子部品であり、
その電極を線路導体５ａ，５ｂに接続している。
置の構成例を図１に示す。図１の（Ａ）は一部破断斜視
図、（Ｂ）は断面図である。図１において１，２はそれ
ぞれ外面となる側に凸条部１ａ，２ａを有する誘電体板
であり、外面となる側に面状電極３，４をそれぞれ形成
している。この構造により、凸条部１ａ，２ａにおける
面状電極で挟まれる領域を伝搬域、その他の領域を非伝
搬域（遮断域）とする誘電体線路が構成される。誘電体
板２の上面（誘電体板１に対向する面）には５ａ，５ｂ
で示す線路導体を形成していて、この線路導体と面状電
極３，４および誘電体板１，２によってトリプレート線
路を構成する。６は半導体素子などの電子部品であり、
その電極を線路導体５ａ，５ｂに接続している。
【００１４】
【発明の実施の形態】この発明の第１の実施形態に係る
誘電体線路装置の構成を図２〜図４を参照して説明す
る。
誘電体線路装置の構成を図２〜図４を参照して説明す
る。
【００１５】図２は誘電体線路装置の分解斜視図であ
る。同図において１，２はそれぞれ外面となる側に凸条
部１ａ，２ａを有する誘電体板であり、外面となる側に
面状電極３，４をそれぞれ形成している。この構造によ
り、凸条部１ａ，２ａにおける面状電極で挟まれる領域
が伝搬域、その他の領域が非伝搬域（遮断域）となる誘
電体線路を構成している。誘電体板２の上面（誘電体板
１に対向する面）には５ａ，５ｂで示す線路導体を形成
していて、この線路導体と面状電極３，４および誘電体
板１，２によってトリプレート線路を構成している。６
は、ここではショットキーバリアダイオードであり、そ
の電極を線路導体５ａ，５ｂの一端に接続している。線
路導体５ａの他端はＲＦフィルタパターンを介して接地
している。また線路導体５ｂの他端にはＲＦフィルタパ
ターンを設けている。この部分に、図に示すようにＤＣ
バイアス回路が接続される。
る。同図において１，２はそれぞれ外面となる側に凸条
部１ａ，２ａを有する誘電体板であり、外面となる側に
面状電極３，４をそれぞれ形成している。この構造によ
り、凸条部１ａ，２ａにおける面状電極で挟まれる領域
が伝搬域、その他の領域が非伝搬域（遮断域）となる誘
電体線路を構成している。誘電体板２の上面（誘電体板
１に対向する面）には５ａ，５ｂで示す線路導体を形成
していて、この線路導体と面状電極３，４および誘電体
板１，２によってトリプレート線路を構成している。６
は、ここではショットキーバリアダイオードであり、そ
の電極を線路導体５ａ，５ｂの一端に接続している。線
路導体５ａの他端はＲＦフィルタパターンを介して接地
している。また線路導体５ｂの他端にはＲＦフィルタパ
ターンを設けている。この部分に、図に示すようにＤＣ
バイアス回路が接続される。
【００１６】誘電体ストリップ部１ａ，２ａの一方の端
部に相当する誘電体板１，２の対向面の所定箇所には窪
み２１，２２をそれぞれ設けていて、窪み２１，２２同
士の対向によって空胴部を構成している。誘電体ストリ
ップ部１ａ，２ａの端部はこの空胴部でオープン面を成
す。このオープン端と線路導体５ａとの間隔を所定距離
にすることによって、線路導体５ａを含むトリプレート
線路と誘電体線路とを結合させている。すなわちこの部
分で線路変換を行っている。この構造により、誘電体線
路を伝搬してきた電磁波はショットキーバリアダイオー
ド６に加えられ、検波される。図中の９，１０はキャビ
ティ、７，８は円柱形状の誘電体共振器であり、キャビ
ティ９，１０および誘電体共振器７，８は誘電体板１，
２とともに一体成形により構成している。
部に相当する誘電体板１，２の対向面の所定箇所には窪
み２１，２２をそれぞれ設けていて、窪み２１，２２同
士の対向によって空胴部を構成している。誘電体ストリ
ップ部１ａ，２ａの端部はこの空胴部でオープン面を成
す。このオープン端と線路導体５ａとの間隔を所定距離
にすることによって、線路導体５ａを含むトリプレート
線路と誘電体線路とを結合させている。すなわちこの部
分で線路変換を行っている。この構造により、誘電体線
路を伝搬してきた電磁波はショットキーバリアダイオー
ド６に加えられ、検波される。図中の９，１０はキャビ
ティ、７，８は円柱形状の誘電体共振器であり、キャビ
ティ９，１０および誘電体共振器７，８は誘電体板１，
２とともに一体成形により構成している。
【００１７】図３は図２に示した２つの誘電体板を積層
して構成した誘電体線路装置の斜視図、図４の（Ａ）は
図３におけるＡ−Ａ部分の断面図、（Ｂ）は図３におけ
るＢ−Ｂ部分の断面図である。キャビティ９，１０の外
面の略全面に面状電極を形成しているが、キャビティ９
の図における上面には、一部電極を形成せずにスロット
１１を設けている。このため、空間からこのスロット１
１を介して誘電体共振器の軸方向に電磁波が入射する
と、誘電体共振器が励振して、受信信号が誘電体線路を
ＬＳＭモードで伝搬することになる。このように誘電体
ストリップ部が誘電体線路として作用し、誘電体共振器
がアンテナの垂直１次放射器として作用する。この垂直
１次放射器は、このままでもアンテナとして用いること
ができるが、必要に応じて図における上方に誘電体レン
ズを配置する。
して構成した誘電体線路装置の斜視図、図４の（Ａ）は
図３におけるＡ−Ａ部分の断面図、（Ｂ）は図３におけ
るＢ−Ｂ部分の断面図である。キャビティ９，１０の外
面の略全面に面状電極を形成しているが、キャビティ９
の図における上面には、一部電極を形成せずにスロット
１１を設けている。このため、空間からこのスロット１
１を介して誘電体共振器の軸方向に電磁波が入射する
と、誘電体共振器が励振して、受信信号が誘電体線路を
ＬＳＭモードで伝搬することになる。このように誘電体
ストリップ部が誘電体線路として作用し、誘電体共振器
がアンテナの垂直１次放射器として作用する。この垂直
１次放射器は、このままでもアンテナとして用いること
ができるが、必要に応じて図における上方に誘電体レン
ズを配置する。
【００１８】次に第２の実施形態に係る誘電体線路装置
を図５〜図７を参照して説明する。この第２の実施形態
は、第１の実施形態で示した図２における誘電体線路の
途中（垂直１次放射器から線路導体５ａまでの間）に誘
電体フィルタを設けたものである。図５はその主要部の
分解斜視図であり、誘電体板１，２に誘電体ストリップ
部１ａ，２ａを設けて、外面となる面に面状電極３，４
を形成するとともに、内面となる面に１８，１９で示す
凹部をそれぞれ誘電体ストリップ部１ａ，２ａで挟まれ
る箇所に形成している。図中１２は誘電体フィルタであ
り、誘電体板１７の両主面に電極を形成することによっ
て誘電体フィルタを構成している。この誘電体フィルタ
１２を凹部１８，１９の内部に入れるとともに、誘電体
板１，２を積層することによって、誘電体フィルタを内
蔵する誘電体線路装置を構成する。
を図５〜図７を参照して説明する。この第２の実施形態
は、第１の実施形態で示した図２における誘電体線路の
途中（垂直１次放射器から線路導体５ａまでの間）に誘
電体フィルタを設けたものである。図５はその主要部の
分解斜視図であり、誘電体板１，２に誘電体ストリップ
部１ａ，２ａを設けて、外面となる面に面状電極３，４
を形成するとともに、内面となる面に１８，１９で示す
凹部をそれぞれ誘電体ストリップ部１ａ，２ａで挟まれ
る箇所に形成している。図中１２は誘電体フィルタであ
り、誘電体板１７の両主面に電極を形成することによっ
て誘電体フィルタを構成している。この誘電体フィルタ
１２を凹部１８，１９の内部に入れるとともに、誘電体
板１，２を積層することによって、誘電体フィルタを内
蔵する誘電体線路装置を構成する。
【００１９】図６は上記誘電体フィルタの構成を示す断
面図である。誘電体板１７の両主面には円形の電極非形
成部１５ａ，１５ｂと１６ａ，１６ｂとを対向させて電
極１３，１４を形成している。この構造によって、電極
非形成部１５ａ，１５ｂ，１６ａ，１６ｂで挟まれる領
域にそれぞれＴＥ０１０モードの誘電体共振器を構成す
る。
面図である。誘電体板１７の両主面には円形の電極非形
成部１５ａ，１５ｂと１６ａ，１６ｂとを対向させて電
極１３，１４を形成している。この構造によって、電極
非形成部１５ａ，１５ｂ，１６ａ，１６ｂで挟まれる領
域にそれぞれＴＥ０１０モードの誘電体共振器を構成す
る。
【００２０】図７は誘電体フィルタ部分における断面図
であり、（Ａ）は誘電体ストリップ部の電磁波伝搬方向
に沿った面での断面図、（Ｂ）はこれに直交する面での
断面図である。誘電体フィルタ１２は誘電体板１，２の
間で、且つ凹部１８，１９により構成される空間内に配
置している。誘電体板１，２の内面には、図５および図
７に示すように、誘電体フィルタ１２を空間内に位置さ
せるための切欠部を設けていて、この切欠部に誘電体フ
ィルタ１２を嵌め込むだけで位置決めできるようにして
いる。このように誘電体ストリップ部の途中に空間を形
成したことにより、その部分が遮断域となり、その遮断
域内に誘電体フィルタを設けた構造となる。これによ
り、誘電体線路と誘電体フィルタ上の誘電体共振器とが
磁界結合し、２つの誘電体線路を誘電体フィルタを介し
て接続した構造となり、誘電体フィルタを含む誘電体線
路装置が構成できる。
であり、（Ａ）は誘電体ストリップ部の電磁波伝搬方向
に沿った面での断面図、（Ｂ）はこれに直交する面での
断面図である。誘電体フィルタ１２は誘電体板１，２の
間で、且つ凹部１８，１９により構成される空間内に配
置している。誘電体板１，２の内面には、図５および図
７に示すように、誘電体フィルタ１２を空間内に位置さ
せるための切欠部を設けていて、この切欠部に誘電体フ
ィルタ１２を嵌め込むだけで位置決めできるようにして
いる。このように誘電体ストリップ部の途中に空間を形
成したことにより、その部分が遮断域となり、その遮断
域内に誘電体フィルタを設けた構造となる。これによ
り、誘電体線路と誘電体フィルタ上の誘電体共振器とが
磁界結合し、２つの誘電体線路を誘電体フィルタを介し
て接続した構造となり、誘電体フィルタを含む誘電体線
路装置が構成できる。
【００２１】次に第３の実施形態に係る誘電体線路装置
の構成を図８および図９を参照して説明する。
の構成を図８および図９を参照して説明する。
【００２２】この第３の実施形態も、第１の実施形態で
示した図２における誘電体線路の途中（垂直１次放射器
から線路導体５ａまでの間）に誘電体フィルタを設けた
ものである。図８はその主要部の斜視図である。この図
に示すように、誘電体板１，２に誘電体ストリップ部１
ａ，２ａを設けて、外面に面状電極３，４を形成すると
ともに、誘電体ストリップ部１ａの途中の上部に誘電体
フィルタを設けるとともに、その上部をカバー２０で覆
っている。
示した図２における誘電体線路の途中（垂直１次放射器
から線路導体５ａまでの間）に誘電体フィルタを設けた
ものである。図８はその主要部の斜視図である。この図
に示すように、誘電体板１，２に誘電体ストリップ部１
ａ，２ａを設けて、外面に面状電極３，４を形成すると
ともに、誘電体ストリップ部１ａの途中の上部に誘電体
フィルタを設けるとともに、その上部をカバー２０で覆
っている。
【００２３】図９は上記誘電体フィルタ部分の断面図で
あり、（Ａ）は誘電体ストリップ部の電磁波伝搬方向に
沿った面での断面図、（Ｂ）はこれに直交する面での断
面図である。同図に示すように、誘電体板１，２の誘電
体ストリップ部１ａ，２ａの途中には中央部に誘電体ス
トリップ部１ｂ，２ｂを設けるとともにその周囲に空胴
部を形成している。誘電体ストリップ部１ａの図におけ
る上面には開口部を形成していて、その部分に誘電体フ
ィルタ１２を載置し、更にその上部に金属板から成るカ
バー２０で覆っている。この誘電体フィルタ１２の構成
は図５に示したものと基本構造は同一であり、誘電体板
の両主面に所定パターンの電極を形成することによって
２つの共振器を設けたものである。図中の矢印は磁界の
分布を示すものであり、誘電体ストリップ部の途中に空
胴部を設けることによって、その部分が遮断域となり、
２つの誘電体ストリップが誘電体フィルタを介して接続
されることになり、誘電体フィルタを含む誘電体線路装
置が得られる。
あり、（Ａ）は誘電体ストリップ部の電磁波伝搬方向に
沿った面での断面図、（Ｂ）はこれに直交する面での断
面図である。同図に示すように、誘電体板１，２の誘電
体ストリップ部１ａ，２ａの途中には中央部に誘電体ス
トリップ部１ｂ，２ｂを設けるとともにその周囲に空胴
部を形成している。誘電体ストリップ部１ａの図におけ
る上面には開口部を形成していて、その部分に誘電体フ
ィルタ１２を載置し、更にその上部に金属板から成るカ
バー２０で覆っている。この誘電体フィルタ１２の構成
は図５に示したものと基本構造は同一であり、誘電体板
の両主面に所定パターンの電極を形成することによって
２つの共振器を設けたものである。図中の矢印は磁界の
分布を示すものであり、誘電体ストリップ部の途中に空
胴部を設けることによって、その部分が遮断域となり、
２つの誘電体ストリップが誘電体フィルタを介して接続
されることになり、誘電体フィルタを含む誘電体線路装
置が得られる。
【００２４】次に、第４の実施形態に係る誘電体線路装
置の構成を図１０〜図１２を参照して説明する。
置の構成を図１０〜図１２を参照して説明する。
【００２５】この第４の実施形態に係る誘電体線路装置
は誘電体共振器を誘電体板と一体に設けて誘電体フィル
タを内蔵するようにしたものであり、第１の実施形態で
示した図２における誘電体線路の途中（垂直１次放射器
から線路導体５ａまでの間）に誘電体フィルタを設けた
ものである。図１０はその誘電体フィルタ部分の分解斜
視図である。図１０において誘電体板１，２には、両者
の対向面側に開口する開口部とともに円柱形状の誘電体
共振器を配列形成している。
は誘電体共振器を誘電体板と一体に設けて誘電体フィル
タを内蔵するようにしたものであり、第１の実施形態で
示した図２における誘電体線路の途中（垂直１次放射器
から線路導体５ａまでの間）に誘電体フィルタを設けた
ものである。図１０はその誘電体フィルタ部分の分解斜
視図である。図１０において誘電体板１，２には、両者
の対向面側に開口する開口部とともに円柱形状の誘電体
共振器を配列形成している。
【００２６】図１１は図１０に示した２つの誘電体板
１，２を積層した状態での斜視図であり、図１２の
（Ａ）は図１１の誘電体ストリップ部に沿った面での断
面図、（Ｂ）はそれに直交する面での断面図である。こ
のように誘電体ストリップ部の途中に空胴部とともに誘
電体共振器７ａ，８ａ，７ｂ，８ｂを設けたことによ
り、これらの誘電体共振器はＴＥ０１１モードの共振器
として作用し、この例では２段の共振器から成る帯域通
過フィルタを含む誘電体線路装置が得られる。
１，２を積層した状態での斜視図であり、図１２の
（Ａ）は図１１の誘電体ストリップ部に沿った面での断
面図、（Ｂ）はそれに直交する面での断面図である。こ
のように誘電体ストリップ部の途中に空胴部とともに誘
電体共振器７ａ，８ａ，７ｂ，８ｂを設けたことによ
り、これらの誘電体共振器はＴＥ０１１モードの共振器
として作用し、この例では２段の共振器から成る帯域通
過フィルタを含む誘電体線路装置が得られる。
【００２７】尚、上述の実施形態ではアンテナおよび検
波回路を備えた誘電体線路装置について示したが、同様
にして増幅器や発振器を含む誘電体線路装置が構成でき
る。
波回路を備えた誘電体線路装置について示したが、同様
にして増幅器や発振器を含む誘電体線路装置が構成でき
る。
【００２８】
【発明の効果】請求項１に記載の発明によれば、平面回
路を構成する独立した回路基板を用いるのではなく、２
つの誘電体板の積層構造において、その内面に回路パタ
ーンを形成したことにより、誘電体線路に対する回路基
板の位置精度の問題がなくなり、特性のばらつきが抑え
られ、生産性が向上する。また、平面回路を構成するた
めの特別な回路基板が不要となるため、全体に小型化で
きる。
路を構成する独立した回路基板を用いるのではなく、２
つの誘電体板の積層構造において、その内面に回路パタ
ーンを形成したことにより、誘電体線路に対する回路基
板の位置精度の問題がなくなり、特性のばらつきが抑え
られ、生産性が向上する。また、平面回路を構成するた
めの特別な回路基板が不要となるため、全体に小型化で
きる。
【００２９】請求項２に記載の発明によれば、誘電体板
の内面となる側に線路導体を形成するだけで、トリプレ
ート線路を構成することができ、導体線路と誘電体線路
との線路変換が容易に行えるようになる。
の内面となる側に線路導体を形成するだけで、トリプレ
ート線路を構成することができ、導体線路と誘電体線路
との線路変換が容易に行えるようになる。
【００３０】請求項３に記載の発明によれば、誘電体線
路に対する電子部品の位置精度の問題がなくなり、特性
のばらつきが抑えられ、生産性が向上する。例えば発振
器や検波回路などのモジュール化された小型のミリ波回
路を容易に構成することができる。
路に対する電子部品の位置精度の問題がなくなり、特性
のばらつきが抑えられ、生産性が向上する。例えば発振
器や検波回路などのモジュール化された小型のミリ波回
路を容易に構成することができる。
【００３１】また、請求項４に記載の発明によれば、誘
電体線路に対する誘電体共振器の位置精度の問題がなく
なり、特性のばらつきが抑えられ、生産性が向上する。
また、個別部品としての誘電体共振器が不要となるため
全体に小型化できる。特に請求項５に記載の発明によれ
ば、フィルタを含む小型の誘電体線路装置が容易に実現
でき、請求項６に記載の発明によれば、アンテナを内蔵
する小型の誘電体線路が容易に構成できる。
電体線路に対する誘電体共振器の位置精度の問題がなく
なり、特性のばらつきが抑えられ、生産性が向上する。
また、個別部品としての誘電体共振器が不要となるため
全体に小型化できる。特に請求項５に記載の発明によれ
ば、フィルタを含む小型の誘電体線路装置が容易に実現
でき、請求項６に記載の発明によれば、アンテナを内蔵
する小型の誘電体線路が容易に構成できる。
【図１】この発明の誘電体線路装置の構成例を示す一部
破断斜視図および断面図である。
破断斜視図および断面図である。
【図２】第１の実施形態に係る誘電体線路装置の分解斜
視図である。
視図である。
【図３】同誘電体線路装置の斜視図である。
【図４】同誘電体線路装置の断面図である。
【図５】第２の実施形態に係る誘電体線路装置の分解斜
視図である。
視図である。
【図６】同誘電体線路装置で用いる誘電体フィルタの断
面図である。
面図である。
【図７】同誘電体線路装置の誘電体フィルタ部分の断面
図である。
図である。
【図８】第３の実施形態に係る誘電体線路装置の斜視図
である。
である。
【図９】同誘電体線路装置の部分断面図である。
【図１０】第４の実施形態に係る誘電体線路装置の分解
斜視図である。
斜視図である。
【図１１】同誘電体線路装置の斜視図である。
【図１２】同誘電体線路装置の部分断面図である。
１，２−誘電体板 １ａ，２ａ−誘電体ストリップ部（凸条部） １ｂ，２ｂ−誘電体ストリップ部 ３，４−面状電極 ５ａ，５ｂ−線路導体 ６−電子部品（ショットキーバリアダイオード） ７，８−誘電体共振器 ９，１０−キャビティ １１−スロット １２−誘電体フィルタ １３，１４−電極 １５ａ，１５ｂ，１６ａ，１６ｂ−電極非形成部 １７−誘電体板 １８，１９−凹部 ２０−カバー ２１，２２−窪み
Claims (6)
- 【請求項１】 ２つの誘電体板が積層され、該２つの誘
電体板の外面に面状電極が形成されて成る誘電体線路装
置であって、 前記２つの誘電体板の外面に凸条部を設けて、該凸条部
における、前記２つの誘電体板の外面の面状電極で挟ま
れる領域を伝搬域とし、その他の領域を非伝搬域とする
とともに、前記２つの誘電体板のうち少なくと一方の誘
電体板の内面に回路パターンを形成したことを特徴とす
る誘電体線路装置。 - 【請求項２】 前記回路パターンは前記２つの誘電体板
の外面の面状電極とともにトリプレート線路を構成し、
前記伝搬域による誘電体線路と結合して線路変換を行う
請求項１に記載の誘電体線路装置。 - 【請求項３】 前記少なくとも一方の誘電体板の内面に
前記回路パターンとともに電子部品を実装した請求項１
または２に記載の誘電体線路装置。 - 【請求項４】 前記誘電体板とともに誘電体共振器を一
体的に設けた請求項１〜３のうちいずれか１項に記載の
誘電体線路装置。 - 【請求項５】 前記誘電体共振器を前記伝搬域による誘
電体線路の途中にフィルタとして設けた請求項４に記載
の誘電体線路装置。 - 【請求項６】 前記誘電体共振器をアンテナの１次放射
器として設けた請求項４に記載の誘電体線路装置。
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|---|---|---|---|
| JP09159778A JP3120757B2 (ja) | 1997-06-17 | 1997-06-17 | 誘電体線路装置 |
| EP98111171A EP0886335B1 (en) | 1997-06-17 | 1998-06-17 | Dielectric waveguide |
| US09/098,870 US6031433A (en) | 1997-06-17 | 1998-06-17 | Dielectric waveguide |
| DE69830765T DE69830765T2 (de) | 1997-06-17 | 1998-06-17 | Dielektrische Wellenleiter |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09159778A JP3120757B2 (ja) | 1997-06-17 | 1997-06-17 | 誘電体線路装置 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH118504A true JPH118504A (ja) | 1999-01-12 |
| JP3120757B2 JP3120757B2 (ja) | 2000-12-25 |
Family
ID=15701066
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP09159778A Expired - Fee Related JP3120757B2 (ja) | 1997-06-17 | 1997-06-17 | 誘電体線路装置 |
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| EP (1) | EP0886335B1 (ja) |
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Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11056760B2 (en) * | 2010-12-10 | 2021-07-06 | Northrop Grumman Systems Corporation | Method of making a low mass foam electrical structure |
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|---|---|---|---|---|
| JP3221382B2 (ja) * | 1997-12-17 | 2001-10-22 | 株式会社村田製作所 | 非放射性誘電体線路およびその集積回路 |
| JP3563962B2 (ja) * | 1998-06-08 | 2004-09-08 | 株式会社村田製作所 | 逓倍器、誘電体線路装置および無線装置 |
| JP3531624B2 (ja) * | 2001-05-28 | 2004-05-31 | 株式会社村田製作所 | 伝送線路、集積回路および送受信装置 |
| JP3902072B2 (ja) * | 2001-07-17 | 2007-04-04 | 東光株式会社 | 誘電体導波管フィルタとその実装構造 |
| US6894654B2 (en) * | 2001-09-11 | 2005-05-17 | Hrl Laboratories, Llc | Waveguide for a traveling wave antenna |
| DE112009000911B4 (de) * | 2008-03-31 | 2015-06-18 | Kyocera Corp. | Hochfrequenzmodul und Verfahren zu seiner Herstellung und Sender, Empfänger, Sender-Empfänger und Radarvorrichtung, die das Hochfrequenzmodul umfassen |
| US10476164B2 (en) | 2015-10-28 | 2019-11-12 | Rogers Corporation | Broadband multiple layer dielectric resonator antenna and method of making the same |
| US11367959B2 (en) | 2015-10-28 | 2022-06-21 | Rogers Corporation | Broadband multiple layer dielectric resonator antenna and method of making the same |
| US10374315B2 (en) | 2015-10-28 | 2019-08-06 | Rogers Corporation | Broadband multiple layer dielectric resonator antenna and method of making the same |
| US10601137B2 (en) | 2015-10-28 | 2020-03-24 | Rogers Corporation | Broadband multiple layer dielectric resonator antenna and method of making the same |
| US10355361B2 (en) | 2015-10-28 | 2019-07-16 | Rogers Corporation | Dielectric resonator antenna and method of making the same |
| US10141623B2 (en) | 2016-10-17 | 2018-11-27 | International Business Machines Corporation | Multi-layer printed circuit board having first and second coaxial vias coupled to a core of a dielectric waveguide disposed in the circuit board |
| US11876295B2 (en) | 2017-05-02 | 2024-01-16 | Rogers Corporation | Electromagnetic reflector for use in a dielectric resonator antenna system |
| US11283189B2 (en) | 2017-05-02 | 2022-03-22 | Rogers Corporation | Connected dielectric resonator antenna array and method of making the same |
| CN110754017B (zh) | 2017-06-07 | 2023-04-04 | 罗杰斯公司 | 介质谐振器天线系统 |
| US10892544B2 (en) | 2018-01-15 | 2021-01-12 | Rogers Corporation | Dielectric resonator antenna having first and second dielectric portions |
| US11616302B2 (en) | 2018-01-15 | 2023-03-28 | Rogers Corporation | Dielectric resonator antenna having first and second dielectric portions |
| US10910722B2 (en) | 2018-01-15 | 2021-02-02 | Rogers Corporation | Dielectric resonator antenna having first and second dielectric portions |
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| JP2022510892A (ja) | 2018-12-04 | 2022-01-28 | ロジャーズ コーポレーション | 誘電体電磁構造およびその製造方法 |
| US11482790B2 (en) | 2020-04-08 | 2022-10-25 | Rogers Corporation | Dielectric lens and electromagnetic device with same |
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| JP2897678B2 (ja) * | 1995-03-22 | 1999-05-31 | 株式会社村田製作所 | 誘電体共振器及び高周波帯域通過フィルタ装置 |
| JP3042364B2 (ja) * | 1995-05-19 | 2000-05-15 | 株式会社村田製作所 | 誘電体アンテナ |
| JP3045046B2 (ja) * | 1995-07-05 | 2000-05-22 | 株式会社村田製作所 | 非放射性誘電体線路装置 |
| JP3166897B2 (ja) * | 1995-08-18 | 2001-05-14 | 株式会社村田製作所 | 非放射性誘電体線路およびその集積回路 |
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-
1997
- 1997-06-17 JP JP09159778A patent/JP3120757B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1998
- 1998-06-17 EP EP98111171A patent/EP0886335B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1998-06-17 US US09/098,870 patent/US6031433A/en not_active Expired - Fee Related
- 1998-06-17 DE DE69830765T patent/DE69830765T2/de not_active Expired - Fee Related
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|---|---|
| EP0886335B1 (en) | 2005-07-06 |
| JP3120757B2 (ja) | 2000-12-25 |
| EP0886335A2 (en) | 1998-12-23 |
| EP0886335A3 (en) | 1999-11-10 |
| DE69830765D1 (de) | 2005-08-11 |
| US6031433A (en) | 2000-02-29 |
| DE69830765T2 (de) | 2006-04-27 |
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