JP2998614B2 - 誘電体線路 - Google Patents
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Description
クロ波帯で用いられる伝送路や集積回路などに適する誘
電体線路に関する。
ド)の4つのタイプの構成を示す断面図である。(A)
はいわゆるノーマルタイプであり、平行に配設される金
属平板101と102の間に誘電体ストリップ100を
備える。(B)はいわゆるグルーブドタイプであり、金
属平板101と102とにそれぞれ溝(グルーブ)を形
成して、その溝に誘電体ストリップ100を嵌め合わせ
ている。(C)はいわゆるインシュレーティッドタイプ
であり、導電板105と106の間に低誘電率の誘電体
層103,104を介して誘電体ストリップ100を設
けている。(D)はいわゆるウイングドタイプであり、
それぞれウイング(つば)を有する誘電体ストリップ1
07,108の平面部に導電体109,110を形成
し、誘電体ストリップ部分を対向させている。
は、特公昭62−35281号公報に開示されている。
また、上記グルーブドタイプの誘電体線路は、実開昭5
9−183002号公報に開示されている。上記インシ
ュレーティッドタイプの誘電体線路は特公平1−512
02号公報に開示されている。さらに、上記ウイングド
タイプの誘電体線路は特開平6−260814号公報に
開示されている。
イプの誘電体線路は、それぞれの構造に応じた利点を有
する。これらの誘電体線路の伝送モードには、LSMモ
ードとLSEモードとがあるが、そのうち伝送損失の小
さいLSM01モードが一般に使用される。ここで両モー
ドの電磁界分布の例を図7に示す。(A)はLSM01モ
ードの電磁界分布、(B)はLSE01モードの電磁界分
布をそれぞれ示している。但し、同図においては誘電体
ストリップ100の上下に配置される金属平板などの導
電体を省略している。同図において実線は電気力線、破
線は磁力線である。ここで、従来のノーマルタイプの誘
電体線路とグルーブドタイプの誘電体線路について、そ
の分散曲線と計算モデルの例を図8および図9に示す。
両図からわかるように、LSE01モードが最低次モード
であり、使用モードであるLSM01モードは高次モード
となる。そのため、LSM01モードを利用する際にはそ
の周波数に関係なくLSE01モードが生じる場合があ
り、その場合にはLSE01モードによる影響を受けない
ようにしなければならなかった。
M01モードが横方向に非対称な誘電体ストリップ100
の不連続部に電磁波が入射した場合、LSE01モードが
発生する。(図27においては、上部の金属平板101
を分離して描いている。)このLSE01モードは遮断周
波数がLSM01モードより低いので誘電体ストリップを
伝搬し、不連続部において、LSM01モードの伝送電力
の一部がLSE01モードに変換され、再びその電力がL
SM01モードに完全に変換されるという過程を周期的に
繰り返す。従って、ベンドの終端で全電力がLSM01モ
ードに完全に変換されるようにベンドを設計すればベン
ド部における損失を最低限に抑えられる。しかし、上記
条件を満足する範囲は狭く、任意のベンド角および曲率
半径を持つベンド部を構成することはできなかった。
誘電体ストリップ100と2枚のフェライトディスク3
2を配置し、直流バイアス磁界HOCを印加することによ
ってサーキュレータを構成した場合、同図の(A)に示
すように、ポートP1からポートP2へLSM01モード
の電磁波を伝搬させる際、ポートP3方向へLSE01モ
ードが伝搬され、損失が増大することになる。図におい
て破線は磁界の分布を示している。尚、同図においては
上下の導電体平面を省略している。このようなLSE01
モードによる影響を防止するためには、同図の(B)に
示すように、各誘電体ストリップにモードサプレッサ1
09を配置するのが有効である。このモードサプレッサ
109は内部の中央部に図における鉛直方向に導電体を
設けていて、LSE01モードのみを減衰させるようにし
ている。しかし、このような構造ではモードサプレッサ
が新たに必要であり、そのための占有面積も増大する、
という問題があった。
交差する関係で通す必要がある場合、従来技術ではそれ
ぞれを伝搬する電磁波の影響が相互に及ばないように、
2つの誘電体ストリップを立体的に交差させなければな
らなかった。しかし、そのような構造では装置全体が大
型化する、という問題があった。
よる伝送損失を無くした誘電体線路を提供することにあ
る。
曲率半径を持つベンド部を容易に構成できるようにした
誘電体線路を提供することにある。
を用いることなく、LSE01モードによる影響をなくし
たサーキュレータを容易に構成できるようにした誘電体
線路を提供することにある。
体ストリップを交差する関係で通す場合に、2つの誘電
体ストリップを同一平面で交差させ、且つそれぞれを伝
搬する電磁波の影響が相互に及ばないようにして、装置
全体を容易に小型化できるようにした誘電体線路を提供
することにある。
は、略平行な2つの導電体平面の間に誘電体ストリップ
を配して誘電体ストリップの部分で電磁波を伝搬させる
伝搬域と、前記誘電体ストリップ以外の部分で前記電磁
波を遮断する非伝搬域とを設けた誘電体線路において、
ベンド部における上記モード変換による伝送損失を無く
すために、請求項1に記載の通りの構成とする。その例
を図1に示す。同図において1,2はそれぞれ導電体平
面であり、非伝搬域の導電体平面の間隔h2を伝搬域の
導電体平面の間隔h1より小さくするとともに、伝搬域
に介在する誘電体ストリップ15の誘電率をε1、非伝
搬域に介在する誘電体層の誘電率をε2として、伝搬域
において伝搬するLSM01モードの遮断周波数がLSE
01モードの遮断周波数より低くなり、且つ非伝搬域にお
いてLSM01モードおよびLSE01モードの電磁波を遮
断するようにh1,h2,ε1,ε2を定める。
電体平面の間に誘電体ストリップ以外に誘電体層を介在
させたものにおいて、ベンド部における上記モード変換
による伝送損失を無くすために、請求項2に記載の通り
の構成とする。その例を図2に示す。同図において6は
厚さ寸法t、誘電率がε3の回路基板などの誘電体層で
ある。同図の(A)に示すように、誘電体層6の上下に
誘電率がε1の誘電体ストリップ15,16を設ける
か、同図の(B)に示すように、誘電体ストリップ部分
は図1と同様とし、導電体平面1,2の間の非伝搬域に
のみ誘電体層6を設ける。そして、伝搬域において伝搬
するLSM01モードの遮断周波数がLSE01モードの遮
断周波数より低くなり、且つ非伝搬域において前記LS
M01モードおよびLSE01モードの電磁波を遮断する条
件で前記h1,h2,ε1,ε2,ε3およびtを定め
る。なお、このように2つの導電体平面の間に誘電体ス
トリップ以外の誘電体層を介在させた構造では、回路基
板を上記誘電体層として、例えば回路基板上にLSM01
モードの電磁界と結合するストリップライン8を設け
て、平面回路を備えた誘電体線路を構成することができ
る。
2つの導電体平面の間に誘電体を配して、伝搬域と非伝
搬域を設けた誘電体線路において、ベンド部における上
記モード変換による伝送損失を無くすために、請求項3
に記載の通りの構成とする。その例を図3に示す。同図
のように、非伝搬域の導電体平面の間隔h2を伝搬域の
導電体平面の間隔h1より小さくするとともに、2つの
導電体平面1,2の間に伝搬域から非伝搬域にわたって
誘電率ε1の誘電体3を介在させる。そして、伝搬域に
おいて伝搬するLSM01モードの遮断周波数がLSE01
モードの遮断周波数より低くなり、且つ非伝搬域におい
て前記LSM01モードおよびLSE01モードの電磁波を
遮断する条件で前記h1,h2およびε1を定める。
2つの導電体平面の間に誘電体を配して、伝搬域と非伝
搬域を設けた誘電体線路において、ベンド部における上
記モード変換による伝送損失を無くすために、請求項4
に記載の通りの構成とする。その例を図4に示す。同図
のように、非伝搬域の導電体平面の間隔h2を伝搬域の
導電体平面の間隔h1より小さくするとともに、2つの
導電体平面1,2の間に伝搬域から非伝搬域にわたって
誘電率ε1の誘電体3,4を介在させ、非伝搬域および
/または伝搬域に厚さ寸法がtで誘電率がε3の誘電率
層6を設ける。そして、伝搬域において伝搬するLSM
01モードの遮断周波数がLSE01モードの遮断周波数よ
り低くなり、且つ非伝搬域において前記LSM01モード
およびLSE01モードの電磁波を遮断する条件で前記h
1,h2,ε1,ε3およびtを定める。
2つの導電体平面の間に誘電体を配して、伝搬域と非伝
搬域を設けた誘電体線路において、ベンド部における上
記モード変換による伝送損失を無くすために、請求項5
に記載の通りの構成とする。その例を図5に示す。同図
のように、非伝搬域の導電体平面の間隔h2を伝搬域の
導電体平面の間隔h1より小さくするとともに、2つの
導電体平面1,2の間に伝搬域から非伝搬域にわたって
誘電率ε1であり、非伝搬域のつば部分の厚さ寸法がt
1である誘電体3および誘電率がε2の他の誘電体層5
を介在させる。そして、伝搬域において伝搬するLSM
01モードの遮断周波数がLSE01モードの遮断周波数よ
り低くなり、且つ非伝搬域において前記LSM01モード
およびLSE01モードの電磁波を遮断する条件で前記h
1,h2,ε1,ε2およびt1を定める。
2つの導電体平面の間に誘電体を配して、伝搬域と非伝
搬域を設けた誘電体線路において、ベンド部における上
記モード変換による伝送損失を無くすために、請求項6
に記載の通りの構成とする。その例を図6に示す。同図
のように、非伝搬域の導電体平面の間隔h2を伝搬域の
導電体平面の間隔h1より小さくするとともに、2つの
導電体平面1,2の間に伝搬域から非伝搬域にわたって
誘電率ε1であり、非伝搬域のつば部分の厚さ寸法がt
1である誘電体3および誘電率がε2の他の誘電体層5
を介在させ、さらに厚さ寸法がtで誘電率がε3の誘電
体層6を設ける。そして、伝搬域において伝搬するLS
M01モードの遮断周波数がLSE01モードの遮断周波数
より低くなり、且つ非伝搬域において前記LSM01モー
ドおよびLSE01モードの電磁波を遮断する条件で前記
h1,h2,ε1,ε2,ε3,tおよびt1を定め
る。
域と非伝搬域とを容易に構成できるようにするため、請
求項7に記載のとおり、前記導電体平面を樹脂またはセ
ラミクスの射出成形体に金属膜を被膜形成して構成す
る。
LSM01モードが最低時モードとなり、ベンド部におい
てLSM01モードからLSE01モードへのモード変換が
なく、そのモード変換に伴う伝送損失が無くなり、任意
のベンド角および曲率半径にベンド部を設計することが
可能となる。
誘電体線路の構成を図10〜図16を基に以下説明す
る。
の斜視図である。同図において9,10は導電体平面を
構成する金属平板、15は誘電体ストリップである。金
属平板9,10の対向面の所定位置にはそれぞれ溝を形
成していて、誘電体ストリップ15をそれらの溝に嵌め
込む構造としている。図14は図13に示した誘電体線
路の断面図である。同図に示すように、誘電体ストリッ
プ15の比誘電率をεr、その幅をw、高さをh1、非
伝搬域における金属平板9,10の高さをh2、溝の深
さをgとする。ここでh2(=h1−2g)は、使用す
る周波数の電磁波を非伝搬域において遮断させるため
に、使用する周波数の自由空間での波長をλoとすれ
ば、h2<λo/2とする。
ータを変化させた場合の分散曲線の幾つかの例を示して
いる。各図において、(B)は計算モデル、(A)はそ
の計算結果による分散曲線であり、横軸に周波数、縦軸
に位相定数βをとっている。
m、h1=2.25mm、h2=1.65mm、g=
0.3mmとしたときの例である。この場合、LSM01
モードは53.8GHz以上の帯域において伝搬し、L
SE01モードは55.6GHz以上の帯域で伝搬するた
め、53.8G〜55.6GHzの周波数範囲でLSM
01モードのみが伝搬されるようになる。
m、h1=2.25mm、h2=1.35mm、g=
0.45mmとしたときの例である。この場合、LSM
01モードは52.1GHz以上の帯域において伝搬し、
LSE01モードは57.5GHz以上の帯域で伝搬する
ため、52.1G〜57.5GHzの周波数範囲でLS
M01モードのみが伝搬されるようになる。
m、h1=2.1mm、h2=1.1mm、g=0.5
mmとしたときの例である。この場合、LSM01モード
は54.3GHz以上の帯域において伝搬し、LSE01
モードは61.5GHz以上の帯域で伝搬するため、5
4.3G〜61.5GHzの周波数範囲でLSM01モー
ドのみが伝搬されるようになる。
h1の値を変化させるとともに分散曲線を求め、LSM
01モードが最低次モードとなる条件を求めた結果であ
る。同図においてハッチング部分はLSM01モードが最
低次モードとなる条件である。例えばεr=2のときg
/h1が0.092以上であればLSM01モードが最低
次モードとなる。同様に例えばεr=4のとき、g/h
1=0.135以上のときLSM01モードが最低次モー
ドとなる。このようにハッチングで示す条件(但し図1
5においてg/h1=0.5は含まない。)の下では、
ベンド部においてもLSM01モードのみが伝搬すること
になる。
の曲率半径Rを9.6mm、周波数を60GHzに規定
して、ベンド角θと伝送損失との関係を従来に比較して
示した図である。図16の(A)において破線は図8の
(B)に示した計算モデルで求めた特性、実線は図12
の(B)に示した計算モデルで求めた特性である。この
ように従来構造ではベンド角θに応じて伝送損失が0〜
約4dBの範囲で変動し、例えばθ=75°を選んだ場
合には、伝送損失が4dBと大きくなる。これに対し、
本願発明に係る誘電体線路によるベンドでは、ベンド角
θに関係なく、損失は常に0dBである。但し、ここで
損失計算は誘電体部分と導体部分による損失を無視した
無損失系で行っている。
電体線路の2つの構成例を断面図として図17の(A)
と(B)に示す。いずれも図13および図14に示した
第1の実施形態と異なり、金属平板9,10の溝の角部
分をテーパー状に形成している。(B)ではさらに誘電
体ストリップ15の稜線部分を金属平板9,10の溝の
テーパー部に合わせて面取り形状としている。これによ
り、金属平板の溝に対する誘電体ストリップの嵌め込み
を容易にするとともに、位置ずれを確実に防止すること
ができる。
電体線路の構成を斜視図として図18に示す。同図にお
いて13,14はそれぞれ樹脂(合成樹脂)またはセラ
ミクスの射出成形からなる成形体板である。この成形体
板13,14の対向面には導電体平面として作用する導
電体膜11,12を設けている。
電体膜の形成手順を示す斜視図である。まず(A)に示
すように、誘電体ストリップを嵌め込むための溝を予め
有する成形体板14を作成し、その溝の形成面に銀また
は銅などの導電体膜12をメッキする。成形体板13お
よび導電体膜11についても同様にして作成し、図18
に示したように溝部分に誘電体ストリップ15を挟み込
む。このように射出成形体板に導電体膜を形成すること
によって生産性が向上する。また、誘電体ストリップと
同じか近似する線膨張係数を持つ樹脂またはセラミクス
によって成形体板を構成すれば、周囲環境に対して電気
的および機械的に安定した信頼性の高い誘電体線路が得
られる。
電体線路の斜視図を図20に示す。同図において3は誘
電体セラミクスまたは樹脂からなる一体成形品であり、
その図における上下の全面に導電体膜11,12を形成
している。誘電体3の上下に突出している、高さh1の
領域が伝搬域、高さh2の領域が非伝搬域となるよう
に、h1>λd/2、h2<λd/2とする。ここでλ
dは使用する周波数における誘電体内での波長である。
また、LSM01モードの遮断周波数がLSE01モードの
遮断周波数より低くなり、且つ使用周波数がLSE01モ
ードの遮断周波数とLSM01モードの遮断周波数との間
となる条件でh1,h2および誘電体3の誘電率ε1を
定める。
電体線路の構成を斜視図として図21に示す。同図にお
いて3,4はそれぞれ誘電体セラミクスまたは樹脂の成
形体であり、誘電体3の上面に導電体膜11,誘電体4
の下面に導電体膜12を形成している。誘電体3,4の
上下に突出している、高さh1の領域が伝搬域、高さh
2の領域が非伝搬域となるように、h1>λd/2、h
2<λo/2とする。ここでλdは使用する周波数にお
ける誘電体内での波長、λoは使用する周波数における
自由空間での波長である。また、LSM01モードの遮断
周波数がLSE01モードの遮断周波数より低くなり、且
つ使用周波数がLSE01モードの遮断周波数とLSM01
モードの遮断周波数との間となる条件でh1,h2,誘
電体3,4の非伝搬域における厚さ寸法t1および誘電
体3,4の誘電率ε1を定める。
M−CWレーダフロントエンド部の構成を図22に示
す。同図の(A)は上部金属平板9の内面を示す図、
(B)は下部の金属平板10に回路基板7を載置した状
態における平面図である。同図において、上下の金属平
板9,10の所定位置には互いに対向する鏡対称のパタ
ーンで誘電体ストリップ15a,15b,15c,15
d,15e,16a,16b,16c,16d,16e
を設けている。回路基板7はこの金属平板9,10間に
挟み込まれる。回路基板7には発振器,終端器およびミ
キサとしてそれぞれ作用させるための各種導電体膜パタ
ーンおよび抵抗体膜パターンを形成している。このうち
回路基板7の発振器部分およびミキサ部分にはRFチョ
ーク用導電体パターン、RF整合用導電体パターンおよ
びストリップラインなどの各種パターンを形成してい
て、発振器部分にはバラクタダイオードおよびガンダイ
オードを設け、ミキサ部分にはショットキーバリアダイ
オードを設けている。金属平板9,10にはその内側に
フェライトディスク32を、その外側には直流バイアス
磁界を印加するための磁石(不図示)をそれぞれ設けて
いて、誘電体ストリップ15d,15c,15e,16
d,16c,16e、フェライトディスク32および磁
石がサーキュレータを構成する。このサーキュレータと
誘電体ストリップ15e,16eおよび抵抗体膜30か
らなる終端器とによってアイソレータを構成する。誘電
体ストリップ15b,16bと15c,16c間および
誘電体ストリップ15b,16bと15a,16a間は
それぞれカプラとして作用する。この構成によって、発
振器からの信号は誘電体ストリップ15d,16d、サ
ーキュレータおよび誘電体ストリップ15c,16cを
介してアンテナへ伝送され、もう一つのアンテナより伝
送されてきた反射信号とカプラを介して伝搬される送信
信号との合成信号は誘電体ストリップ15a,16aを
伝搬してミキサ部において中間周波信号に変換される。
ここで各誘電体ストリップとその上下の金属平板9,1
0とによる誘電体線路はLSM01モードの遮断周波数が
LSE01モードの遮断周波数より低くなり、且つ使用周
波数がLSE01モードの遮断周波数とLSM01モードの
遮断周波数との間となる条件で、伝搬域の金属平板の間
隔、非伝搬域の金属平板の間隔、および誘電体ストリッ
プの誘電率を定めている。従って、誘電体ストリップ1
5b,16bの曲率半径には設計上の制限がないため、
これを十分小さくして、FM−CWレーダフロントエン
ド部全体を小型化することができる。また、誘電体スト
リップ15c,15d,15e,16c,16d,16
eには使用周波数においてLSE01モードの電磁波が伝
搬しないため、図28の(B)に示したようなモードサ
プレッサ109を設ける必要がなく、その分さらに全体
を小型化することができる。
電体線路の構成を斜視図として図23に示す。同図にお
いて誘電体3,4の非伝搬域の高さh2を伝搬域の高さ
h1より低く構成し、誘電体3の図における上面および
誘電体4の図における下面にはそれぞれ導電体膜11,
12を形成している。この2つの誘電体3,4の間に厚
さ寸法tの回路基板7を挟み込ませている。回路基板7
にはストリップラインを設けていて、このストリップラ
インと誘電体ストリップを伝搬するLSM01モードの電
磁波とを結合させるようにしている。この構造におい
て、伝搬域におけるLSM01モードの遮断周波数がLS
E01モードの遮断周波数より低くなり、且つ使用周波数
がLSE01モードの遮断周波数とLSM01モードの遮断
周波数との間となる条件でh1、h2、t、誘電体3,
4の誘電率および回路基板7の誘電率を定める。
電体線路の構成を斜視図として図24に示す。同図にお
いて誘電体3,4の非伝搬域の高さh2を伝搬域の高さ
h1より低く構成し、誘電体3,4の非伝搬域における
厚さ寸法をt1として、誘電体3の図における上面およ
び誘電体4の図における下面にはそれぞれ導電体膜1
1,12を形成している。この2つの誘電体3,4の間
に厚さ寸法tの回路基板7を挟み込ませている。回路基
板7にはストリップラインを設けていて、このストリッ
プラインと誘電体ストリップを伝搬するLSM01モード
の電磁波とを結合させるようにしている。この構造にお
いて、伝搬域におけるLSM01モードの遮断周波数がL
SE01モードの遮断周波数より低くなり、且つ使用周波
数がLSE01モードの遮断周波数とLSM01モードの遮
断周波数との間となる条件でh1、h2、t、t1、誘
電体3,4の誘電率および回路基板7の誘電率を定め
る。
電体線路の構成を図25を基に説明する。同図の(A)
はその分解斜視図である。図に示すように、金属平板
9,10の対向面にそれぞれ溝を形成していて、十字形
に交差した誘電体ストリップ15をそれらの溝に嵌め込
む構造としている。ここで、伝搬域におけるLSM01モ
ードの遮断周波数がLSE01モードの遮断周波数より低
くなり、且つ使用周波数がLSE01モードの遮断周波数
とLSM01モードの遮断周波数との間となる条件で誘電
体ストリップ15の誘電率と高さ、非伝搬域における金
属平板の間隔および溝の深さを設定している。図25の
(B)は誘電体ストリップ15の交差部の平面図であ
る。ここで、例えばポートP1からポートP3方向へL
SM01モードの電磁波を伝搬させた場合、その周波数で
は交差部からポートP2方向またはポートP4方向へは
LSE01モードの電磁波として伝搬しない。また、ポー
トP1←→ポートP3方向の誘電体ストリップとポート
P2←→ポートP4方向の誘電体ストリップとは直交し
ているため、ポートP1←→ポートP3方向へ伝搬する
電磁波が交差部からポートP2方向またはポートP4方
向へLSM01モードのまま伝搬することも勿論ない。上
述のことはポートP2←→ポートP4方向へLSM01モ
ードの電磁波を伝搬させた場合についても同様であり、
このようにして、ポートP1←→ポートP3方向へ伝搬
するLSM01モードの電磁波とポートP2←→ポートP
4方向へ伝搬するLSM01モードの電磁波とは互いに独
立して同一平面内を同時に伝搬させることができる。
路によれば、LSM01モードが最低時モードとなるた
め、使用周波数をLSE01モードの遮断周波数とLSM
01モードの遮断周波数との間にとれば、ベンド部におい
てLSM01モードからLSE01モードへのモード変換が
なく、そのモード変換に伴う伝送損失が無くなり、任意
のベンド角および曲率半径にベンド部を設計することが
可能となる。そのため、ベンド角を大きくしたり曲率半
径を小さくしてベンド部の占有面積を縮小して、装置全
体を容易に小型化することができる。また、サーキュレ
ータ部においてLSM01モードからLSE01モードへの
モード変換がないため、そのモード変換に伴う伝送損失
が無くなり、LSE01モードを抑制するモードサプレッ
サを用いる必要がなく、サーキュレータ部の占有面積を
縮小して、装置全体を容易に小型化することができる。
さらに、2つの誘電体ストリップを交差する関係で通す
場合に、2つの誘電体ストリップを同一平面で交差さ
せ、且つそれぞれを伝搬する電磁波の影響が相互に及ば
ないようにして、装置全体を容易に小型化することがで
きる。
路によれば、伝搬域における導電体平面の間隔と非伝搬
域における導電体平面の間隔との差を大きくしても、そ
の製造が容易となる。
を示す断面図である。
を示す断面図である。
を示す断面図である。
を示す断面図である。
を示す断面図である。
を示す断面図である。
を示す図である。
およびその計算モデルを示す図である。
線およびその計算モデルを示す図である。
およびその計算モデルの例を示す図である。
およびその計算モデルの例を示す図である。
およびその計算モデルの例を示す図である。
ある。
ある。
合せにおける使用領域を示す図である。
る。
ある。
ある。
を示す斜視図である。
ある。
ある。
ントエンド部の構成図である。
ある。
ある。
図および平面図である。
ある。
である。
成を示す斜視図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 略平行な2つの導電体平面の間に誘電体
ストリップを配して該誘電体ストリップの部分で電磁波
を伝搬させる伝搬域と、前記誘電体ストリップ以外の部
分で前記電磁波を遮断する非伝搬域とを設けた誘電体線
路において、 非伝搬域の導電体平面の間隔h2を伝搬域の導電体平面
の間隔h1より小さくするとともに、伝搬域に介在する
誘電体の誘電率をε1、非伝搬域に介在する誘電体層の
誘電率をε2として、 伝搬域において伝搬するLSM01モードの遮断周波数が
LSE01モードの遮断周波数より低くなり、且つ非伝搬
域において前記LSM01モードおよびLSE01モードの
電磁波を遮断する条件で前記h1,h2,ε1,ε2を
定めたことを特徴とする誘電体線路。 - 【請求項2】 請求項1に記載の誘電体線路において、
伝搬域に誘電率がε1の誘電体ストリップを介在させ、
非伝搬域に誘電率がε2の誘電体層を介在させるととも
に、非伝搬域および/または伝搬域に厚さ寸法がtで誘
電率がε3の誘電体層を更に設けて、 伝搬域において伝搬するLSM01モードの遮断周波数が
LSE01モードの遮断周波数より低くなり、且つ非伝搬
域において前記LSM01モードおよびLSE01モードの
電磁波を遮断する条件で前記h1,h2,ε1,ε2,
ε3およびtを定めたことを特徴とする誘電体線路。 - 【請求項3】 略平行な2つの導電体平面の間に誘電体
を配して、前記2つの導電体平面の間で電磁波を伝搬さ
せる伝搬域と、前記電磁波を遮断する非伝搬域とを設け
た誘電体線路において、 非伝搬域の導電体平面の間隔h2を伝搬域の導電体平面
の間隔h1より小さくするとともに、前記2つの導電体
平面の間に誘電率がε1の誘電体を介在させて、 伝搬域において伝搬するLSM01モードの遮断周波数が
LSE01モードの遮断周波数より低くなり、且つ非伝搬
域において前記LSM01モードおよびLSE01モード
の電磁波を遮断する条件で前記h1,h2およびε1を
定めたことを特徴とする誘電体線路。 - 【請求項4】 請求項3に記載の誘電体線路において、
非伝搬域および/または伝搬域に厚さ寸法がtで誘電率
がε3の誘電体層を更に設けて、 伝搬域において伝搬するLSM01モードの遮断周波数
がLSE01モードの遮断周波数より低くなり、且つ非伝
搬域において前記LSM01モードおよびLSE01モード
の電磁波を遮断する条件で前記h1,h2,ε1,ε3
およびtを定めたことを特徴とする誘電体線路。 - 【請求項5】 略平行な2つの導電体平面の間に誘電体
を配して、前記2つの導電体平面の間で電磁波を伝搬さ
せる伝搬域と、前記電磁波を遮断する非伝搬域とを設け
た誘電体線路において、 非伝搬域の導電体平面の間隔h2を伝搬域の導電体平面
の間隔h1より小さくするとともに、伝搬域に誘電率ε
1の誘電体を介在させ、非伝搬域に伝搬域から連続する
誘電率ε1の誘電体層および誘電率がε2の他の誘電体
層を介在させて、 伝搬域において伝搬するLSM01モードの遮断周波数が
LSE01モードの遮断周波数より低くなり、且つ非伝搬
域において前記LSM01モードおよびLSE01モードの
電磁波を遮断する条件で前記h1,h2,ε1,ε2お
よび非伝搬域における誘電率がε1の誘電体層の厚み寸
法をそれぞれ定めたことを特徴とする誘電体線路。 - 【請求項6】 請求項5に記載の誘電体線路において、
非伝搬域および/または伝搬域に厚さ寸法がtで誘電率
がε3の誘電体層を更に設けて、 伝搬域において伝搬するLSM01モードの遮断周波数が
LSE01モードの遮断周波数より低くなり、且つ非伝搬
域において前記LSM01モードおよびLSE01モードの
電磁波を遮断する条件を満たすように前記h1,h2,
ε1,ε2,ε3,tおよび非伝搬域における誘電率が
ε1の誘電体層の厚み寸法をそれぞれ定めたことを特徴
とする誘電体線路。 - 【請求項7】 前記導電体平面は樹脂またはセラミクス
の射出成形体に金属膜を被膜形成したものである請求項
1〜6のいずれかに記載の誘電体線路。
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