JP2003168906A - Nrdガイド用の方向性結合器 - Google Patents

Nrdガイド用の方向性結合器

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JP2003168906A
JP2003168906A JP2001369015A JP2001369015A JP2003168906A JP 2003168906 A JP2003168906 A JP 2003168906A JP 2001369015 A JP2001369015 A JP 2001369015A JP 2001369015 A JP2001369015 A JP 2001369015A JP 2003168906 A JP2003168906 A JP 2003168906A
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linear
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JP2001369015A
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Tsuyoshi Hamabe
部 剛 志 浜
Toshiaki Kuwabara
原 利 明 桑
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Nippon Valqua Industries Ltd
Nihon Valqua Kogyo KK
Original Assignee
Nippon Valqua Industries Ltd
Nihon Valqua Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ミリ波・NRD回路として、従来の方向性結
合器よりも、使用可能な周波数帯域幅が広く、しかも、
誘電体線路の厳密な位置調整が不要で、量産性が向上し
たNRDガイド用の方向性結合器を提供する。 【解決手段】 誘電体線路を上下の導体板より挟着して
構成したNRDガイド用の方向性結合器であって、直線
状の直線誘電体線路と、直線状の直線誘電体線路と一定
間隔離間して配設される平行線路部と、曲がり線路部と
を備えたベンド誘電体線路とを備え、直線誘電体線路と
ベンド誘電体線路との間に、少なくとも2個の誘電体小
片が配設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロ波・ミリ
波帯で用いられるNRDガイド(Non-RadiativeDiele
ctric Waveguide:非放射性誘電体線路)回路に用いる
NRDガイド用の方向性結合器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、回路内の実効波長が長く、作
業性が良好であり、原理的に損失がほとんどないので、
回路設計に自由度がとれるため、最近では、NRDガイ
ド回路が脚光を浴びている。すなわち、このようなNR
Dガイド100は、図14に示したように、平板状の金
属板102と金属板104とを互いに平行に配置し、こ
の金属板102,104との間に、誘電体線路106を
挟着するように構成している。
【0003】そして、この場合、金属板102、104
との間の間隔aが使用する電磁波の波長λ0の半波長以
下(a<λ0/2)という条件を満たすと、電磁波は金属
板102、104の遮断効果によって完全に抑制され
て、放射することなく誘電体線路106に沿って伝搬す
るようになっている。この場合、NRDガイド100の
伝送モードは、電界主成分が金属板と平行なLSMモー
ドと、電界主成分が金属板に垂直なLSEモードとがあ
り、これらのモードは、非放射性でNRDガイド中に存
在する。この場合、低損失の点からは動作モードとし
て、LSMモードを選択するのが有利である。
【0004】このようなNRDガイドの性質はミリ波帯
で特に有効であり、NRDガイドを用いたミリ波回路の
研究開発が盛んに進められ、例えば、車載レーダーや無
線LANなどの分野で応用が期待されている。このよう
な現状の中、NRDガイドの性質を生かした小型で高性
能なミリ波集積回路を形成するために、方向性結合器が
不可欠であり、このため、特開平8−8621号公報、
「非放射性誘電体線路を用いたミリ波集積回路」(電子
情報通信学会論文誌、C-1, Vol. J73-C-1, No. 3, pp.8
7-94, 1990年3月)などでは、各種の方向性結合器が提
案されている。
【0005】一般に方向性結合器では、結合部からの曲
がり線路や分岐線路を用いて結合出力などを取り出すも
のであり、NRDガイドでは、曲がり部での損失がない
ので、優れた特性の方向性結合器が提供できると言われ
ている。このような方向性結合器として、従来より、図
15〜図17に示した方向性結合器が提案されている。
なお、図中、説明の便宜のために上下の金属板を省略し
て示している。
【0006】図15のNRDガイドでは、ギャップgを
介して、例えば、60GHzの場合の無損失ベントとな
る曲率半径22.5mmの180°ベンドの2個のベン
ド誘電体線路112、114を対称に離間するように配
置して、結合した対称型方向性結合器110を示してい
る。また、図16のNRDガイドでは、ギャップgを介
して、直線誘電体線路122と曲率半径22.5mmの
180°ベンド誘電体線路124を離間するように配置
して、結合した非対称型方向性結合器120を示してい
る。
【0007】このような方向性結合器110、120で
は、入力ポート(1)から入力された信号が、結合部C
にて、出力ポート(2)へ出力される場合(S21)
と、入力ポート(1)から入力された信号が、結合部C
にて、出力ポート(3)へ出力される場合(S31)な
どを選択できるように構成されている。この場合、NR
Dガイドで使われるベンドはベンド部形状による損失が
ない無損失ベンドであるが、このような無損失ベンドを
構成するためには、誘電体線路を構成する材質による比
誘電率と、線路断面寸法(高さa、幅b)、ベンド角度
を決めると、特定のベンド角に対し、特定の量子化され
た曲率半径をとらなければならない。
【0008】従って、図15および図16に示したよう
な、方向性結合器110、120では、損失の少ない、
効率の良いNRDガイド用方向性結合器を作製しようと
すると、方向性結合器が大きくなってしまうことにな
る。このため、方向性結合器の大きさを小さくするため
に、図17に示したように、直線誘電体線路132と、
平行線路部134と曲がり線路部136とを備えたベン
ド誘電体線路138とを、直線誘電体線路132と平行
線路部134とが、ギャップgを介して離間するように
配置して、結合した非対称型方向性結合器130が提案
されている。なお、この平行線路部134の一端部には
終端器131が接続されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
図15〜図17に示したような従来の方向性結合器にお
ける高周波信号の周波数による透過特性を、図18に示
している。図18に示したように、例えば、使用する周
波数60GHzの高周波(f0)を入力ポート(1)か
ら入力すると、出力ポート(2)、(3)からほぼ同レ
ベルの高周波信号が2等分されて出力されるように調整
されている。すなわち、図18でS21の曲線は、入力
ポート(1)から出力ポート(2)へ出力される場合の
高周波信号の出力強度(出力レベル)を示し、S31の
曲線は、入力ポート(1)から入力された信号が、結合
部Cにて、出力ポート(3)へ出力される場合の高周波
信号の出力強度(出力レベル)を示しており、図18の
A点で示したように、出力ポート(2)、(3)からほ
ぼ同レベルの高周波信号が2等分されて出力されるよう
になっている。
【0010】しかしながら、図18に示したように、こ
のような出力強度S21、S31は、周波数60GHz
から、周波数が大きくずれると、大きく変化してしま
う。すなわち、出力ポート(2)、(3)からの出力強
度がほぼ等しくなるのは、S21の出力強度A部±1d
Bでは、結合量の帯域幅(Δf=fh−fl)は、高々
500MHz以下であり、1GHz以上の広い周波数帯
はとれなかった。例えば、図18に示したように、周波
数60GHzから、5GHzずれた65GHzの周波数
(f1)では、S21がB点、S31がC点のように、
出力強度が大きく変化してしまい、等分配結合器として
は使用できないことになる。
【0011】このため、図15〜図17に示した従来の
NRDガイドの方向性結合器では、使用可能な周波数の
帯域幅は、中心周波数f0前後の高々500MHz程度
の周波数域にとどまるため、広域周波数帯では使用でき
ない周波数特性に限定されているのが実情であり、その
汎用性に欠けることともなっていた。また、このような
従来のNRDガイドの方向性結合器では、誘電体線路の
間のギャップgが変動すると、出力強度S21、S31
が大きく変動するため、誘電体線路の配置、およびギャ
ップgの調整には、例えば、誤差10μm以下の精度の
厳密な位置調整が必要であり、ギャップgの組み立て再
現性が良くなく、大量生産を困難なものにしているのが
実情である。
【0012】本発明は、このような現状に鑑み、ミリ波
・NRD回路として、従来の方向性結合器よりも、小型
であり、使用可能な周波数帯域幅が広く、しかも、誘電
体線路の厳密な位置調整が不要で、量産性が向上したN
RDガイド用の方向性結合器を提供することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述したよう
な従来技術における課題及び目的を達成するために発明
なされたものであって、本発明のNRDガイド用の方向
性結合器は、誘電体線路を上下の導体板より挟着して構
成したNRDガイド用の方向性結合器であって、直線状
の直線誘電体線路と、前記直線状の直線誘電体線路と一
定間隔離間して配設される平行線路部と、曲がり線路部
とを備えたベンド誘電体線路とを備え、前記直線誘電体
線路とベンド誘電体線路との間に、少なくとも2個の誘
電体小片が配設されていることを特徴とする。
【0014】このように、直線誘電体線路とベンド誘電
体線路との間に、少なくとも2個の誘電体小片を配設す
ることによって、図5および図9に示したように、周波
数60GHz(f0)から、3GHz以上、例えば、周
波数(fl)から周波数(fh)までの広い範囲にわたっ
て、出力ポート(2)、(3)に各々一定レベルの2分
配された信号出力を得ることができる。
【0015】また、このように直線誘電体線路とベンド
誘電体線路との間に、少なくとも2個の誘電体小片を配
設することによって、誘電体線路の間のギャップgをこ
れらの誘電体小片によって位置決めすることができるた
め、誘電体線路の厳密な位置調整が不要である。従っ
て、従来の方向性結合器よりも、使用可能な周波数帯域
幅が広く、しかも、誘電体線路の厳密な位置調整が不要
で、量産性が向上したNRDガイド用の方向性結合器を
提供することができる。
【0016】また、本発明では、前記誘電体小片が、前
記直線誘電体線路とベンド誘電体線路との間に接合され
ていること特徴とする。このように構成することによっ
て、誘電体小片を介して、直線誘電体線路とベンド誘電
体線路とが接合されていることになるので、誘電体線路
の間のギャップgをこれらの誘電体小片によって正確に
位置決めすることができるため、誘電体線路の厳密な位
置調整が不要となる。
【0017】また、本発明では、前記誘電体小片が、前
記直線誘電体線路とベンド誘電体線路のいずれか一方に
接合されていること特徴とする。このように構成するこ
とによって、誘電体小片が、前記直線誘電体線路とベン
ド誘電体線路のいずれか一方に接合されているので、誘
電体線路の間のギャップgを誘電体線路のいずれか一方
に接合されている誘電体小片を基準として正確に位置決
めすることができるため、誘電体線路の厳密な位置調整
が不要となる。
【0018】また、本発明では、前記誘電体小片が、前
記直線誘電体線路とベンド誘電体線路とは離間して配設
されていること特徴とする。このように構成することに
よって、誘電体小片が、前記直線誘電体線路とベンド誘
電体線路との間に介在することになるので、この誘電体
小片を基準として、誘電体線路の間のギャップgをこれ
らの誘電体小片によって位置決めすることができるた
め、誘電体線路の厳密な位置調整が不要である。
【0019】また、本発明では、前記誘電体小片が、前
記直線誘電体線路とベンド誘電体線路の平行線路部との
間に配設されていることを特徴とする。このようにする
ことによって、誘電体小片を基準として、誘電体線路の
間のギャップgをこれらの誘電体小片によって、誘電体
線路の平行線路部を簡単に位置決めすることができるた
め、誘電体線路の厳密な位置調整が不要である。
【0020】また、本発明では、前記誘電体小片のうち
少なくとも1つが、前記直線誘電体線路とベンド誘電体
線路の平行線路部との間に配設されていることを特徴と
する。このようにすることによって、誘電体小片を基準
として、誘電体線路の間のギャップgを、この直線誘電
体線路とベンド誘電体線路の平行線路部との間に配設さ
れた誘電体小片によって、誘電体線路の平行線路部を簡
単に位置決めすることができるため、誘電体線路の厳密
な位置調整が不要である。
【0021】また、本発明では、前記誘電体小片のうち
少なくとも1つが、前記直線誘電体線路とベンド誘電体
線路の曲がり線路部との間に配設されていることを特徴
とする。この場合においても、広い範囲の周波数範囲に
わたって、出力ポート(2)、(3)に各々一定レベル
の出力強度の高周波信号を分配出力することができる。
【0022】また、本発明では、前記誘電体小片の幅方
向の寸法が、同一であることを特徴とする。このように
構成することによって、出力強度の曲線S21、S31
の傾斜がよりフラットになるため、より広い範囲の周波
数範囲にわたって、出力ポート(2)、(3)に各々一
定レベルの出力強度の高周波信号を分配出力することが
できる。
【0023】また、本発明では、前記誘電体小片の幅方
向の寸法が、異なることを特徴とする。この場合でも、
広い範囲の周波数範囲にわたって、出力ポート(2)、
(3)に各々一定レベルの出力強度の高周波信号を分配
出力することができる。また、本発明では、前記誘電体
小片の幅方向の寸法が、 λgLSE/2以下、 但し、λgLSEは、LSEモードの線路内の波長、 であることを特徴とする。
【0024】このような寸法に誘電体小片を構成するこ
とによって、使用する帯域の中央の周波数でのLSEモ
ードに対して、伝送損失が少なく、かつ帯域幅が広くと
れることになる。また、本発明では、前記誘電体小片同
士の間の距離が、 nλgLSE/4、またはmλgLSM/4、 但し、λgLSEは、LSEモードの線路内の波長、λgLSM
は、LSMモードの線路内の波長、n、mは任意の奇
数、 であることを特徴とする。
【0025】このように誘電体小片同士の間の距離を設
定することによって、一定レベルで結合する周波数の幅
を設定できることになるので、広い周波数範囲で使用で
きるNRDガイド用の方向性結合器を提供することがで
きる。また、本発明では、前記ベンド誘電体線路の曲が
り線路部が、一定の曲率半径のR部から形成されている
ことを特徴とする。
【0026】これによって、無損失ベンドを構成するこ
とができ、曲がり部での損失がないので、小型化でき、
優れた特性の方向性結合器が提供できる。また、本発明
では、前記ベンド誘電体線路の曲がり線路部を、平行線
路部と垂直となるように略三角形状の隅角部による折曲
がり線路から構成したことを特徴とする。
【0027】このように、構成することによって、上記
のようにR部によって、曲がり線路部を構成するより
も、90°ベンドをより占有面積を小さくして構成する
ことができるので、曲がり部での損失がなく、より小型
化でき、優れた特性の方向性結合器が提供できる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態(実施
例)を図面に基づいてより詳細に説明する。図1は、本
発明のNRDガイド用の方向性結合器の実施例の一部破
断して示す斜視図、図2は、図1のNRDガイド用の方
向性結合器を、説明の便宜のために上下の金属板を省略
して示した平面図である。
【0029】図1において、10は全体で、本発明のN
RDガイド用の方向性結合器(以下、「方向性結合器」
と言う)を示している。方向性結合器10は、平板状の
上下の導体板を構成する金属板11aと金属板11bと
を互いに平行に配置し、この金属板11a、11bとの
間に、誘電体線路12、14を挟着するように構成して
いる。
【0030】図2に示したように、誘電体線路12は、
直線状の直線誘電体線路12である。一方、誘電体線路
14は、直線誘電体線路12と一定間隔(ギャップg)
離間して配設される平行線路部14a(平行部長さL)
と、曲がり線路部14bとを備えたベンド誘電体線路1
4である。このベンド誘電体線路14では、平行線路部
14aに対して、曲がり線路部14bが90°湾曲した
90°ベンド誘電体線路14を構成している。そして、
この平行線路部14aの一端部には、3方向の方向性結
合器を構成するために、無反射終端器16が接続されて
いる。これにより、方向性結合器10は、非対称性方向
性結合器を構成している。
【0031】また、直線誘電体線路12とベンド誘電体
線路14の平行線路部14aとの間に、2個の四角柱状
の誘電体小片(接続チップ)18が、これらの間に接合
するように配設されている。この場合、これらの直線誘
電体線路12、ベンド誘電体線路14、および誘電体小
片18としては、誘電体であればよく、特に限定される
ものではなく、例えば、プラスチック樹脂などが使用可
能である。プラスチック樹脂としては、特に限定される
ものではないが、例えば、ポリテトラフルオロエチレン
(PTFE)、PFA(四フッ化エチレンーパーフルオ
ロアルコキシエチレン共重合樹脂)やFEP(フッ化エ
チレンプロピレンコポリマー)などのフッ素樹脂が、電
気特性上の優良性からすれば好ましい。
【0032】また、曲がり線路部14bは、一定の曲率
半径のR部から形成されている。この場合、無損失ベン
ドを構成するためには、誘電体線路を構成する材質によ
る比誘電率と、線路断面寸法(高さa、幅b)、ベンド
角度を決めると、特定のベンド角に対し、特定の量子化
された曲率半径としなければならない。例えば、誘電体
線路12,14を、PTFE樹脂で構成した場合には、
周波数を使用する周波数を60GHzとした場合には、
高さaが約2.3mm、幅bが、2.5mmとなり、9
0°ベンドの場合には、曲率22.5mmとなってい
る。
【0033】また、誘電体小片18の形状としては、特
に限定されるものではなく、この実施例のように四角柱
状のもの、図3に示したように、円柱形状のものなどが
使用可能であり、これらの誘電体小片18の寸法が、四
角柱状の場合には横幅b2の寸法が、円柱形状のものの
場合には、直径φが、使用する周波数の帯域センターの
周波数でのLSEモードに対して、伝送損失が少なく、
帯域幅が広くとれるような寸法となるように設定すれば
よい。
【0034】例えば、誘電体小片18の幅方向の寸法
(b2、φ)が、 λgLSE/2以下、 但し、λgLSEは、LSEモードの線路内の波長、 となるように設定すればよい。例えば、使用する周波数
が60GHz、直線誘電体線路12、ベンド誘電体線路
14、および誘電体小片18をPTFEで構成した場合
には、一例として、b2が0.5mm以下(b2≦0.
5mm)となるように設定すればよい。
【0035】また、誘電体小片18は、ベンド誘電体線
路14の平行線路部14aの平行部長さLにわたって、
少なくとも2個以上配置するのが好ましく、例えば、図
4に示したように、3個以上配設することも可能であ
る。この場合、誘電体小片18の幅方向の寸法b2が、
同一である(b2=b2‘=b2“)とするのが好まし
い。または、b2=b2“と両外側の2片のみ等しくす
るのが良い。
【0036】このように構成することによって、後述す
るように、出力強度の曲線S21、S31の傾斜がより
フラットになるため、より広い範囲の周波数範囲にわた
って、出力ポート(2)、(3)に各々一定レベルの出
力強度の高周波信号を分配出力することができる。な
お、誘電体小片18の幅方向の寸法b2が、異なってい
てもよく(b2≠b2‘≠b2“)、この場合でも、広
い範囲の周波数範囲にわたって、出力ポート(2)、
(3)に各々一定レベルの出力強度の高周波信号を分配
出力することができる。
【0037】また、この場合、誘電体小片18の誘電体
小片同士の間の距離d2としては、 nλgLSE/4、またはmλgLSM/4、 但し、λgLSEは、LSEモードの線路内の波長、λgLSM
は、LSMモードの線路内の波長、n、mは任意の奇
数、 であるのが好ましい。
【0038】このように誘電体小片18同士の間の距離
d2を設定することによって、広い周波数範囲にわたっ
て電磁結合する結合器となるので、広帯域特性をもつN
RDガイド用の方向性結合器を提供することができる。
さらに、この場合、誘電体小片18同士の間の距離d2
の距離としては、等間隔で配置することも、異なる間隔
で配置することも可能であり、配置間隔により対応する
周波数の広さを微調整することができる。
【0039】また、誘電体小片18を配置する位置、す
なわち、ベンド誘電体線路14の平行線路部14aの平
行部長さLの両端部からの位置d1、d3が、λgLSM/
4〜λgLSM/2となるように設定するのが望ましい。こ
のように構成される方向性結合器10によれば、図5に
示したように、周波数60GHz(f0)から、例え
ば、S21の出力強度A部±1dBでは、結合量の帯域
幅(Δf=fh−fl)は、Δfの周波数帯域が3GH
z以上、すなわち、周波数(fl)から周波数(fh)に
至るまでの広い周波数範囲にわたって、出力ポート
(2)、(3)に各々一定レベルの出力強度の高周波信
号が2分配されて出力されることになる。
【0040】また、このように直線誘電体線路12とベ
ンド誘電体線路14との間に、少なくとも2個の誘電体
小片18を配設することによって、誘電体線路12、1
4の間のギャップgをこれらの誘電体小片18によって
位置決めすることができるため、誘電体線路の厳密な位
置調整が不要となる。従って、従来の方向性結合器より
も、小型化できるとともに、使用可能な周波数帯域幅が
広く、しかも、誘電体線路の厳密な位置調整が不要で、
量産性が向上したNRDガイド用の方向性結合器を提供
することができる。
【0041】図6は、本発明のNRDガイド用の方向性
結合器の別の実施例を示す平面図である。この実施例の
方向性結合器は、基本的には、図1に示した実施例の方
向性結合器10と同様な構成であり、同じ構成部材には
同じ参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
【0042】この実施例の方向性結合器10では、誘電
体小片18が、直線誘電体線路12とベンド誘電体線路
14の平行線路部14aとの両方から離間して配設され
ている。このように構成することによって、誘電体小片
18が、直線誘電体線路12とベンド誘電体線路14の
平行線路部14aとの間に介在することになるので、こ
の誘電体小片18を基準として、誘電体線路12、14
の間のギャップgをこれらの誘電体小片18によって位
置決めすることができるため、誘電体線路の厳密な位置
調整が不要となる。
【0043】この場合、誘電体小片18と、直線誘電体
線路12との離間距離g1、ベンド誘電体線路14の平
行線路部14aとの離間距離g2は、必要とするS3
1、S21の電磁的結合分配量を考慮して微調整して用
いればよい。この場合でも、周波数帯域が3GHz以
上、すなわち、周波数(fl)から周波数(fh)に至る
までの広い周波数範囲にわたって、出力ポート(2)、
(3)に各々一定レベルの出力強度の高周波信号が2分
配されて出力されることになる。
【0044】図7は、本発明のNRDガイド用の方向性
結合器の別の実施例を示す平面図である。この実施例の
方向性結合器は、基本的には、図1に示した実施例の方
向性結合器10と同様な構成であり、同じ構成部材には
同じ参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
【0045】この実施例の方向性結合器10では、図7
(A)に示したように、誘電体小片18が、直線誘電体
線路12に結合されており、誘電体小片18が、ベンド
誘電体線路14の平行線路部14aとは離間して配設さ
れている。また、この実施例の方向性結合器10では、
図7(B)に示したように、誘電体小片18が、ベンド
誘電体線路14の平行線路部14aに接合されており、
誘電体小片18が、直線誘電体線路12とは離間して配
設されている。
【0046】このように、誘電体小片18が、直線誘電
体線路12とベンド誘電体線路14のいずれか一方に結
合されているので、誘電体線路12、14の間のギャッ
プgを誘電体線路12、14のいずれか一方に接合され
ている誘電体小片18を基準として正確に位置決めする
ことができるため、誘電体線路12、14の厳密な位置
調整が不要となる。
【0047】この場合、誘電体小片18と、直線誘電体
線路12との離間距離g1、ベンド誘電体線路14の平
行線路部14aとの離間距離g2としては、必要するS
21、S31の電磁的結合分配量を考慮して微調整して
用いればよい。図8は、本発明のNRDガイド用の方向
性結合器の別の実施例を示す平面図である。
【0048】この実施例の方向性結合器は、基本的に
は、図1に示した実施例の方向性結合器10と同様な構
成であり、同じ構成部材には同じ参照番号を付してその
詳細な説明を省略する。この実施例の方向性結合器10
では、誘電体小片18のうち少なくとも1つの誘電体小
片18aが、直線誘電体線路12とベンド誘電体線路1
4の平行線路部14aとの間に配設されている。そし
て、誘電体小片18のうち少なくとも1つの誘電体小片
18bが、直線誘電体線路12とベンド誘電体線路14
の曲がり線路部14bとの間に配設されている。
【0049】なお、図8(A)は、直線誘電体線路12
とベンド誘電体線路14の曲がり線路部14bとの間に
配設される誘電体小片18bが、直線誘電体線路12に
接合されており、誘電体小片18bが、ベンド誘電体線
路14の平行線路部14aとは離間して配設されてい
る。また、図8(B)は、直線誘電体線路12とベンド
誘電体線路14の曲がり線路部14bとの間に配設され
る誘電体小片18bが、直線誘電体線路12とベンド誘
電体線路14の曲がり線路部14bとの両方から離間し
て配設されている。
【0050】このように構成される方向性結合器10で
も、図9に示したように、周波数60GHz(f0)か
ら、例えば、S21の出力強度A部±1dBでは、結合
量の帯域幅(Δf=fh−fl)は、Δfの周波数帯域
が3GHz以上、すなわち、周波数(fl)から周波数
(fh)に至るまでの広い周波数範囲にわたって、出力
ポート(2)、(3)に各々一定レベルの出力強度の高
周波信号が2分配されて出力されることになる。
【0051】この場合、誘電体小片18bと、直線誘電
体線路12との離間距離g1、ベンド誘電体線路14の
曲がり線路部14bとの離間距離g2は、結合器の帯域
幅Δfの広さを調整するのに用いる。図10は、本発明
のNRDガイド用の方向性結合器の別の実施例を示す平
面図である。
【0052】この実施例の方向性結合器は、基本的に
は、図1に示した実施例の方向性結合器10と同様な構
成であり、同じ構成部材には同じ参照番号を付してその
詳細な説明を省略する。この実施例の方向性結合器10
では、ベンド誘電体線路14が、平行線路部14aと、
曲がり線路部14bが直線状であって、平行線路部14
aと垂直となるように略三角形状の隅角部14cで接続
されている。
【0053】なお、この場合にも、図4の実施例と同様
に、誘電体小片18は、ベンド誘電体線路14の平行線
路部14aの平行部長さLにわたって、少なくとも2個
以上配置するのが好ましく、例えば、図11に示したよ
うに、3個以上配設することも可能である。このよう
に、構成することによって、図1の実施例のようにR部
によって、曲がり線路部を構成するよりも、90°ベン
ドをより占有面積を小さくして構成することができるの
で、曲がり部での損失がなく、より小型化でき、優れた
特性の方向性結合器が提供できる。
【0054】図12は、本発明のNRDガイド用の方向
性結合器の別の実施例を示す平面図である。この実施例
の方向性結合器は、基本的には、図10に示した実施例
の方向性結合器10と同様な構成であり、同じ構成部材
には同じ参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
【0055】この実施例の方向性結合器10では、図1
0の実施例と同様に、ベンド誘電体線路14が、平行線
路部14aと、曲がり線路部14bが直線状であって、
平行線路部14aと垂直となるように略三角形状の隅角
部14cで接続されている。そして、図6の実施例と同
様に、誘電体小片18が、直線誘電体線路12とベンド
誘電体線路14の平行線路部14aとの両方から離間し
て配設されている。
【0056】図13は、本発明のNRDガイド用の方向
性結合器の別の実施例を示す平面図である。この実施例
の方向性結合器は、基本的には、図10に示した実施例
の方向性結合器10と同様な構成であり、同じ構成部材
には同じ参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
【0057】この実施例の方向性結合器10では、図1
0の実施例と同様に、ベンド誘電体線路14が、平行線
路部14aと、曲がり線路部14bが直線状であって、
平行線路部14aと垂直となるように略三角形状の隅角
部14cで接続されている。そして、図7の実施例と同
様に、図13(A)に示したように、誘電体小片18
が、直線誘電体線路12に接合されており、誘電体小片
18が、ベンド誘電体線路14の平行線路部14aとは
離間して配設されている。
【0058】また、この実施例の方向性結合器10で
は、図13(B)に示したように、誘電体小片18が、
ベンド誘電体線路14の平行線路部14aに接合されて
おり、誘電体小片18が、直線誘電体線路12とは離間
して配設されている。なお、上記実施例では、90°ベ
ンドのベンド誘電体線路についての構成にて説明した
が、他の角度のベンドのベンド誘電体線路にも適用でき
るなど本発明を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であ
る。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るNR
Dガイド回路によれば、直線誘電体線路とベンド誘電体
線路との間に、少なくとも2個の誘電体小片を配設する
ことによって、図5および図9に示したように、使用中
心周波数60GHz(f0)から、帯域帯で3GHz以
上、例えば、周波数(fl)から周波数(fh)までの広
い周波数範囲にわたって、出力ポート(2)、(3)に
各々一定レベルの出力強度の高周波信号が2分配されて
出力されることになる。
【0060】また、このように直線誘電体線路とベンド
誘電体線路との間に、少なくとも2個の誘電体小片を配
設することによって、誘電体線路の間のギャップgをこ
れらの誘電体小片によって位置決めすることができるた
め、誘電体線路の厳密な位置調整が不要である。従っ
て、従来の方向性結合器よりも、小型化できるととも
に、使用可能な周波数帯域幅が広く、しかも、誘電体線
路の厳密な位置調整が不要で、量産性が向上したNRD
ガイド用の方向性結合器を提供することができるなど幾
多の顕著で特有な作用効果を奏する極めて優れた発明で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明のNRDガイド用の方向性結合
器の実施例の一部破断して示す斜視図である。
【図2】図2は、図1のNRDガイド用の方向性結合器
を、説明の便宜のために上下の金属板を省略して示した
平面図である。
【図3】図3は、本発明のNRDガイド用の方向性結合
器の別の実施例を示す平面図である。
【図4】図4は、本発明のNRDガイド用の方向性結合
器の別の実施例を示す平面図である。
【図5】図5は、本発明のNRDガイド用の方向性結合
器における高周波信号の出力強度を示すグラフである。
【図6】図6は、本発明のNRDガイド用の方向性結合
器の別の実施例を示す平面図である。
【図7】図7は、本発明のNRDガイド用の方向性結合
器の別の実施例を示す平面図である。
【図8】図8は、本発明のNRDガイド用の方向性結合
器の別の実施例を示す平面図である。
【図9】図9は、本発明のNRDガイド用の方向性結合
器における高周波信号の出力強度を示すグラフである。
【図10】図10は、本発明のNRDガイド用の方向性
結合器の別の実施例を示す平面図である。
【図11】図11は、本発明のNRDガイド用の方向性
結合器の別の実施例を示す平面図である。
【図12】図12は、本発明のNRDガイド用の方向性
結合器の別の実施例を示す平面図である。
【図13】図13は、本発明のNRDガイド用の方向性
結合器の別の実施例を示す平面図である。
【図14】図14は、NRDガイドの原理を示す斜視図
である。
【図15】図15は、従来のNRDガイド用の方向性結
合器を示す平面図である。
【図16】図16は、従来のNRDガイド用の方向性結
合器を示す平面図である。
【図17】図17は、従来のNRDガイド用の方向性結
合器を示す平面図である。
【図18】図18は、従来のNRDガイド用の方向性結
合器における高周波信号の出力強度を示すグラフであ
る。
【符号の説明】
10 方向性結合器 11a 金属板 11b 金属板 12 直線誘電体線路 14 ベンド誘電体線路 14a 平行線路部 14b 折れ曲がり線路部 14c 隅角部 16 無反射終端器 18 誘電体小片 18a 誘電体小片 18b 誘電体小片 22 曲率半径 100 NRDガイド 102,104 金属板 106 誘電体線路 110 対称型方向性結合器 112 ベンド誘電体線路 120 非対称型方向性結合器 122 直線誘電体線路 124 ベンド誘電体線路 130 非対称型方向性結合器 131 終端器 132 直線誘電体線路 134 平行線路部 136 曲がり線路部 138 ベンド誘電体線路 a 間隔 g ギャップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桑 原 利 明 神奈川県横浜市緑区中山町306−15 パー ムビュービル3階 日本バルカー工業株式 会社横浜分室内 Fターム(参考) 5J014 HA06

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘電体線路を上下の導体板より挟着して
    構成したNRDガイド用の方向性結合器であって、 直線状の直線誘電体線路と、 前記直線状の直線誘電体線路と一定間隔離間して配設さ
    れる平行線路部と、曲がり線路部とを備えたベンド誘電
    体線路とを備え、 前記直線誘電体線路とベンド誘電体線路との間に、少な
    くとも2個の誘電体小片が配設されていることを特徴と
    するNRDガイド用の方向性結合器。
  2. 【請求項2】 前記誘電体小片が、前記直線誘電体線路
    とベンド誘電体線路との間に接合されていること特徴と
    する請求項1に記載のNRDガイド用の方向性結合器。
  3. 【請求項3】 前記誘電体小片が、前記直線誘電体線路
    とベンド誘電体線路のいずれか一方に接合されているこ
    と特徴とする請求項1から2のいずれかに記載のNRD
    ガイド用の方向性結合器。
  4. 【請求項4】 前記誘電体小片が、前記直線誘電体線路
    とベンド誘電体線路とは離間して配設されていること特
    徴とする請求項1から3のいずれかに記載のNRDガイ
    ド用の方向性結合器。
  5. 【請求項5】 前記誘電体小片のうち少なくとも1つ
    が、前記直線誘電体線路とベンド誘電体線路の平行線路
    部との間に配設されていることを特徴とする請求項1か
    ら4のいずれかに記載のNRDガイド用の方向性結合
    器。
  6. 【請求項6】 前記誘電体小片の幅方向の寸法が、同一
    であることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記
    載のNRDガイド用の方向性結合器。
  7. 【請求項7】 前記誘電体小片の幅方向の寸法が、 λgLSE/2以下、 但し、λgLSEは、LSEモードの線路内の波長、 であることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記
    載のNRDガイド用の方向性結合器。
  8. 【請求項8】 前記誘電体小片同士の間の距離が、 nλgLSE/4、またはmλgLSM/4、 但し、λgLSEは、LSEモードの線路内の波長、λgLSM
    は、LSMモードの線路内の波長、n、mは任意の奇
    数、 であることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記
    載のNRDガイド用の方向性結合器。
  9. 【請求項9】 前記ベンド誘電体線路の曲がり線路部
    を、平行線路部と垂直となるように略三角形状の隅角部
    による折曲がり線路から構成したことを特徴とする請求
    項1から8のいずれかに記載のNRDガイド用の方向性
    結合器。
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