JPH1184847A - 現像装置、及び、画像形成装置 - Google Patents

現像装置、及び、画像形成装置

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JPH1184847A
JPH1184847A JP9259298A JP25929897A JPH1184847A JP H1184847 A JPH1184847 A JP H1184847A JP 9259298 A JP9259298 A JP 9259298A JP 25929897 A JP25929897 A JP 25929897A JP H1184847 A JPH1184847 A JP H1184847A
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JP
Japan
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bag
developing device
sheet
shaped sheet
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JP9259298A
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English (en)
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Hiromitsu Takagaki
高垣  博光
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/0894Reconditioning of the developer unit, i.e. reusing or recycling parts of the unit, e.g. resealing of the unit before refilling with toner

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像剤貯蔵部が扁平な形状であっても、リ
サイクルを容易に行うことができ、且つ、低コストな現
像装置、及び、該現像装置を用いた画像形成装置を提供
する 【解決手段】ホッパー部50の内部において、袋状シー
ト5の開口部をホッパー部50の現像ローラ軸と平行な
内周面に、現像剤加圧板7を該袋状シート5の底部に、
それぞれ配設したので、扁平なホッパー部内に貯蔵され
ているトナーを良好に現像ローラー1側に搬送すること
ができる。特に、図示の例では、袋状シート5の開口部
がホッパー部50の中央部に配置することにより、最終
状態における該袋状シート5のシート縒れがないので、
ホッパー部50内のトナーを最後まで余すことなく搬送
することができる。また、ホッパー部50内のトナー貯
蔵スペースを最大限確保しつつ袋状シート7の長さを最
短にすることにより、該袋状シート7の使用量を最小に
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、プリンター等の画像形成装置、及び、画像形成装置
に用いられる現像装置に係り、詳しくは、現像剤貯蔵部
から現像剤担持体へ現像剤を搬送する現像剤搬送手段の
改良に関するものであり、特に、現像剤貯蔵部が偏平型
形状である場合に好適な現像剤搬送手段の改良に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】複写機、ファクシミリ、プリンター等の
画像形成装置においては、像担持体上に形成された潜像
を現像するために、現像剤担持体を有する現像器を用い
て現像剤を該像担持体上に付着させることが行われる。
このとき、潜像の現像に伴って上記現像剤担持体上の現
像剤が消費されるので、消費量に応じた新たな現像剤を
該現像剤担持体に逐次補給する必要がある。そこで、従
来より、現像剤を貯蔵する現像剤貯蔵部と、該現像剤貯
蔵部から上記現像剤担持体へ現像剤を補給する現像剤搬
送手段とを設けた現像装置が用いられている。
【0003】この種の現像装置における上記現像剤搬送
手段としては、現像剤貯蔵部内側をほぼ円筒状又は半円
筒状に構成し、複数の回動部材(以下アジテ−タと称す
る)を用いて現像剤を該円筒面に沿って移動させること
により現像剤貯蔵部内の現像剤を現像剤担持体側に搬送
する現像装置が提案されている(例えば特開昭63−2
86872号公報参照)。また、現像剤貯蔵部内側を櫛
歯状の突起に構成し、この櫛歯状の突起に沿って敷かれ
たシート状部材を巻き取ることにより、該シート状部材
上に貯蔵された現像剤を現像剤担持体側に搬送する現像
装置も提案されている(例えば特開昭64−52181
号公報参照)。
【0004】一方、近年、これらの現像装置における、
操作の複雑化及び現像剤補給時における現像剤の飛散等
の不具合を解決するために、現像剤貯蔵部内の現像剤が
なくなった時点で、現像装置全体を交換するディスポー
ザブル方式が多く採用されるようになった。このため、
現像剤貯蔵部内の現像剤貯蔵量をできる限り多くして、
現像可能回数を増やす必要が高まっている。また、画像
形成装置は小型化の傾向にあり、特に、フルカラー画像
形成装置においては、複数の現像器を効率良く配置する
必要性も高まっている。現像剤貯蔵量の増大、及び、複
数現像器の効率的な配置を同時に行う為には、現像剤貯
蔵部を扁平形状にするのが望ましい。
【0005】そこで、本出願人は、特開平5−2895
17号公報において、上記現像剤搬送手段を、現像剤貯
蔵部から現像剤担持体側に向かう方向に複数併設された
回動部材で構成し、これにより、個々の回動部材の回動
軌道の包絡線を現像剤貯蔵部の底部面形状に近付けるこ
とで、偏平形状の現像剤貯蔵部においても現像剤担持体
側に安定な現像剤供給ができる現像装置を提案した。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、複数
の現像器を用いるフルカラー画像形成装置の普及に伴
い、個々の現像器のコストをできるだけ低くする必要性
が高まっている。しかし、上記特開平5−289517
号公報の画像形成装置においては、高価な回動部材を複
数用いているので、現像装置全体の製造コストが高くな
るという不具合がある。
【0007】また、上記回動部材を用いる現像器におい
ては、カバー部材には軽量且つ安価な樹脂を、回動部材
には耐久性の強い金属を用いることが一般的であった。
従って、廃棄現像器をリサイクルするにあたっては、装
置全体を分解して上記2部材を分離する必要があり、面
倒であった。
【0008】本発明は、以上の問題点に鑑みなされたも
ので、その目的とするところは、現像剤貯蔵部が扁平な
形状であっても、リサイクルを容易に行うことができ、
且つ、低コストな現像装置、及び、該現像装置を用いた
画像形成装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、現像剤を貯蔵する現像剤貯蔵
部と、現像剤の薄層が形成される現像剤担持体と、該現
像剤貯蔵部の現像剤を該現像剤担持体に搬送する搬送部
材とを有する現像装置において、上記搬送部材を、上記
現像剤貯蔵部の内周面に開口部を取り付けられた袋状シ
ート部材と、該袋状シート部材の底部に貼り付けられ、
現像剤を加圧しながら現像剤担持体の方向へ移動する現
像剤加圧部材とで構成したことを特徴とするものであ
る。
【0010】請求項1の発明においては、潜像の現像に
伴って上記現像剤担持体の近傍の現像剤密度が減少する
と、上記現像剤加圧部材は、現像剤を加圧しながら該現
像剤担持体の方向へ移動する。この現像剤加圧部材の移
動により、現像剤貯蔵部内の現像剤は、上記袋状シート
部材を自在に変形させながら全体的に該現像剤担持体の
方向に移動する。このように、現像剤を加圧しながら現
像剤担持体の方向に移動する現像剤加圧部材と、袋状シ
ート部材とを利用することにより、扁平形状の現像剤貯
蔵部においても、上記搬送部材に回動部材等の複雑な構
造の部材を用いることなく現像剤を現像剤担持体へ搬送
する。
【0011】また、上記搬送部材は、構造がシンプルで
ある袋状シート部材及び現像剤加圧部材からなるので現
像剤貯蔵部内の構造が極めて簡単になる。
【0012】請求項2の発明は、請求項1の現像装置に
おいて、上記現像剤貯蔵部における上記袋状シート部材
の開口部取付内周面が、該現像剤貯蔵部の上記方向の中
央部近傍にあることを特徴とするものである。
【0013】請求項2の発明においては、上記現像剤貯
蔵部に現像剤を満載しているとき(以下初期状態と称す
る)には、現像剤貯蔵量の約半分に相当する現像剤は、
上記現像剤貯蔵部の内壁上に上記袋状シート部材を介し
て貯蔵され、残りの約半分量に相当する現像剤は、上記
現像剤貯蔵部の内壁上に直接接触する状態で貯蔵され
る。この初期状態では、上記現像剤加圧部材は、上記現
像剤貯蔵部における上記現像剤担持体と反対側の端部に
あり、上記袋状シート部材は、上記開口部を一端にして
該端部の方向に伸びきった状態にある。現像剤の消費に
伴って、上記現像剤加圧部材が上記現像剤担持体の方向
へ移動すると、上記袋状シート部材は、シートよれを形
成されながら同方向に押し縮められる。さらに、上記現
像剤加圧部材が上記袋状シート部材の開口部取付位置ま
で移動すると、上記袋状シート部材は、その裏表面が逆
転され、以降、上記現像剤加圧部材によって上記方向に
伸張される。そして、上記現像剤加圧部材が上記現像剤
貯蔵部における上記現像剤担持体側の端部、つまり、現
像剤の搬送を終える位置(以下、最終状態と称する)、
まで移動すると、上記袋状シート部材は、その開口部を
一端にして初期状態とは反対方向に、伸びきった状態と
なる。このようにして、上記袋状シート部材の開口部取
付位置を、上記現像剤貯蔵部の上記方向の中央部近傍に
設けることにより、該現像剤貯蔵部内に満載した現像剤
を搬送し、且つ、該袋状シート部材の同方向の長さを最
短にする。
【0014】また、上記袋状シート部材は、上記最終状
態では上記開口部を一端にして上記方向に伸びきったシ
ートよれのない状態になる。
【0015】請求項3の発明は、請求項1の現像装置に
おいて、上記現像剤貯蔵部の内周面に、上記方向に延び
る凸部を設けたことを特徴とするものである。
【0016】請求項3の発明においては、上記袋状シー
ト部材上の現像剤の荷重を、一部、上記方向に延びる凸
部で支えることにより、同方向における該袋状シート部
材と上記現像剤貯蔵部内面との接触面の摩擦抵抗を低下
させる。このため、上記袋状シート部材が前記方向に滑
り易くなり、該袋状シート部材の同方向への伸縮、及
び、上記現像剤加圧部材の同方向への移動が助長され
る。
【0017】また、上記現像剤貯蔵部内面の上記凸部に
よる段差は、上記袋状シート部材の上記現像剤担持体長
手方向に延びるシートよれの形成を助長させ、上記摩擦
抵抗の低下との相乗作用によって該シートよれの波数を
増加させる。このため、個々のシートよれの波長が短く
なり、これら個々のシートよれ部分に内包する現像剤の
量を少なくする。
【0018】請求項4の発明は、請求項3の現像装置に
おいて、上記現像剤加圧部材の外周面に水平方向に延び
る凹部を設け、該現像剤加圧部材を上記現像剤貯蔵部に
装着した際に、該現像剤加圧部材の外周面凹部と上記現
像剤貯蔵部の内周面凸部とが噛み合うように構成したこ
とを特徴とするものである。
【0019】請求項4の発明においては、上記現像剤加
圧部材の外周面に設けた水平方向に伸びる凹部を、上記
現像剤貯蔵部内周面に設けた凸部に噛み合わせること
で、該現像剤加圧部材の上下方向や上記現像剤担持体長
手方向への遊動を少なくする。
【0020】請求項5の発明は、請求項1の現像装置を
用いた画像形成装置において、該現像装置の脱着を操作
する脱着操作手段を、該現像装置を像担持体の方向へ付
勢する現像装置付勢手段と、上記現像剤加圧部材を付勢
する加圧部材付勢手段とに連動させるとともに、前記3
つの手段に一部の部品を共有させたことを特徴とするも
のである。
【0021】請求項5の発明においては、上記脱着操作
手段と、上記現像装置の付勢手段と、上記現像剤加圧部
材の付勢手段とに、一部の部品を共有させて画像形成装
置内の部品点数を少なくする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る現像装置の実
施例、及び、画像形成装置の実施形態について説明す
る。図1は本実施例に係る現像装置の概略構成図であ
る。本実施例の現像装置において、矢印反時計回りに回
転する現像ローラー1の表面を部分的に露出するための
開口部を備えた筐体である現像ケーシング4は、全体と
して扁平形状に構成されている。この現像ケーシング4
内は、前記開口部とは反対側(以下、奥側という)が現
像剤貯蔵部であるホッパ−50になっている。また、現
像ケーシング4内には、上記現像ローラー1の他に、現
像ローラ1に圧接して矢印時計回りに回転することによ
り現像ローラ1にトナーを供給する供給ローラー2、現
像ローラー1表面に圧接して該表面上のトナーを薄層化
する薄層化ブレード3、ホッパー50の中央部に接着若
しくは溶着され、袋状シート5の開口部端をケーシング
4内壁との間に挟み込んで固定する枠体6が、それぞ
れ、図1に示す位置に配置されている。ホッパー50内
に貯蔵現像剤が満載されている初期状態では、現像剤加
圧板7は、ホッパー50の奧側端部に、ホッパー部50
のほぼ中央に開口部を固定された袋状シート5は、該開
口部を一端にして現像剤加圧板7の方向に伸びきった状
態で貯蔵現像剤の約半分に相当する量を内包しながら、
それぞれ、図1の実線で示すように配置されている。
【0023】現像剤加圧板7は、図示を省略した加圧板
付勢手段により、傾倒を防止されながら矢印Aの方向に
付勢されている。この現像剤加圧板7の付勢によって、
ホッパー部50内の現像剤が同方向に加圧されている。
また、図示を省略した感光体上の潜像の現像に伴ってホ
ッパー50内の貯蔵現像剤の容積が減少すると、現像剤
加圧板7が、上記矢印Aの方向に付勢されることによっ
て同方向に滑動し、現像剤の加圧状態が維持される。こ
のとき、袋状シート5は、シートよれを形成されながら
矢印Aの方向に押し縮められ、このよれ部分に少量の現
像剤を内包する。
【0024】次に、袋状シート5は、現像剤加圧板7が
袋状シートの開口部取付位置としての枠体7の位置まで
滑動されるとその裏表面が逆転される。そして、以降、
袋状シート5は、現像剤加圧板7によって矢印A方向に
伸張されながらシートよれを解し、よれ部分に内包した
現像剤を現像ケーシング4上に放出する。このようにし
て、現像剤加圧板7がホッパー部50のトナー供給ロー
ラ側の端部まで滑動されると、袋状シート5は、その開
口部を一端にして初期状態とは反対方向に伸びきった状
態となる(図1の一点鎖線で示す状態、以下最終状態と
称する)。従って、前記最終状態では、袋状シート部材
5はシートよれの全くない状態であり、シートよれ部分
に現像ローラへ供給できない無駄な現像剤が内包されな
い。
【0025】図2(a)、(b)は、図1とは別の袋状
シート部材取付例であり、2種類の枠体を用いて一方の
枠体(6a、6c)を他方の枠体(6b、6d)に挟み
込むことにより、袋状シート部材の開口部をケーシング
4の内周面に固定する。これにより、枠体とケーシング
4とを接着もしくは溶着する手間が省け、更なるコスト
ダウンが実現される。
【0026】以上の構成において、ホッパー部50に貯
蔵されるトナーは、回動部材等の複雑な構造の部材を用
いることなく、現像ローラー1側へと搬送される。特
に、図示の例では、袋状シート5の開口部取付位置を、
ホッパ部50における現像剤加圧板7の移動方向の中央
部近傍に設けることにより、ホッパ部50内に満載した
現像剤を搬送し、且つ、袋状シート5の同方向の長さを
最短にする。また、上記袋状シート部材は、上記最終状
態では上記開口部を一端にして現像ローラ1の方向に伸
びきったシートよれのない状態にある。
【0027】以上の実施例によれば、回動部材等の複雑
な構造の部材を用いることなく、トナーを現像ローラ1
側へ搬送できるので、現像装置の製造コストを低くする
ことができる。また、ホッパ部50内部の構造が極めて
簡単であるので、ホッパ部50からの袋状シート5及び
現像剤加圧板7の取り外しが容易にできる。特に、図示
の例では、袋状シート5の開口部がホッパー部50の中
央部に配置することにより、加圧最終状態における該袋
状シート5のシートよれがないので、ホッパー部50内
のトナーを最後まで余すことなく搬送することができ
る。さらに、ホッパー部50内のトナー貯蔵スペースを
最大限確保しつつ袋状シート7の長さを最短にすること
により、該袋状シート7の使用量を最小にすることがで
きる。
【0028】次に、図3を用いて本発明の他の実施例に
ついて説明する。図3(a)は本実施例に係る現像装置
の現像ケーシング33を現像剤貯蔵部側から見た斜視
図、図3(b)は該現像ケーシング33を図3(a)の
矢印K方向から見た断面図である。図に示すように、現
像剤貯蔵部としてのホッパー部内面には矢印Kの方向に
伸びる凸部34が設けられている。この凸部34によっ
て袋状シート5と現像ケーシング33内面とが接触しな
い空気層40が凸部34に沿って形成され、凸部34の
突起コーナー34a、34bは、矢印K方向に延びる直
線で袋状シート5上のトナー荷重を支える。従って、袋
状シート5と現像ケーシング33との接触面における矢
印K方向に働く摩擦抵抗が、該接触面が現像ケーシング
33の内面に一様にある状態よりも低くなり、袋状シー
ト5は矢印K方向に滑動し易くなる。また、凸部34の
段差は、袋状シート5の図3(b)左右方向に延びるシ
ートよれの形成を助長し、上記摩擦抵抗の低下との相乗
作用によって該シートよれの波数を増加させる。このた
め、図3(c)に示すように、個々のシートよれの波長
が短くなって、これら個々のシートよれ部分に内包する
トナーの量が少なくなる。なお、本図では突起形状が底
板の周方向面に設けているが、少なくともトナーの荷重
がかかる底面側にのみ設けてあっても構わない。
【0029】以上の構成において、本実施例の現像装置
では、袋状シート5上の現像剤の荷重を、一部、現像ロ
ーラ軸方向に水平直交する方向に延びる凸部の突起コー
ナーで支えることにより、同方向における袋状シート5
とホッパー部内面との接触面の摩擦抵抗を低下させる。
このため、袋状シート5が前記方向に滑り易くなり、袋
状シート5の同方向への伸縮、及び、現像剤加圧板30
の同方向への滑動が助長される。また、ホッパー部内面
の凸部34による段差は、袋状シート5の現像ローラ軸
方向に延びるシートよれの形成を助長させ、上記摩擦抵
抗の低下との相乗作用によって該シートよれの波数を増
加させる。このため、個々のシートよれの波長が短くな
り、これら個々のシートよれ部分に内包する現像剤の量
を少なくする。
【0030】以上のように本実施例によれば、袋状シー
ト5の現像ローラ軸方向に水平直交する方向への伸縮、
及び、現像剤加圧板30の同方向への移動が助長される
ので、現像剤の搬送を安定して行うことができる。ま
た、袋状シート5の個々のシートよれ部分に内包する現
像剤の量を少なくするので、該シートよれにおける現像
剤内包部分が、現像剤加圧板30に引っ掛かることを防
止することができる。
【0031】次に、図4を用いて前記実施例とは別の実
施例について説明する。図4(a)、(b)は本実施例
に係るホッパー部及び現像剤加圧板の概略構成図であ
る。図に示すように現像剤加圧板30の外周方向面には
上記凸部34と噛み合うように凹部31が、また、該外
周方向面と現像ケーシング33内面との摺動抵抗を下げ
るために突起32がそれぞれ設けられている。これによ
り、現像剤加圧板30は、垂直方向及び図示を省略した
現像ローラ軸方向への遊動が少なくなり、現像ローラ側
へスムーズに可動する作用が得られる。この作用は、特
に、後述する画像形成装置の実施形態のように現像剤加
圧板が可動する方向と、現像剤加圧板が付勢される方向
とが微妙に異なる場合に有効である。
【0032】以上の構成において、本実施例の現像装置
では、現像剤加圧板30の外周面に設けた水平方向に伸
びる凹部を、ホッパー部内周面における上記現像剤担持
体長手方向に水平直交する方向に延びる凸部に噛み合わ
せることで、現像剤加圧板30の垂直方向や現像ローラ
軸方向への遊動を少なくする。
【0033】以上のように本実施例によれば、現像剤加
圧板30の外周面凹部とホッパー部の内周面凸部の噛み
合わせが、現像剤加圧板30の垂直方向や現像ローラ軸
方向への遊動を少なくするので、現像剤加圧板30が現
像ローラ軸に水平直交する方向へスムーズに滑動でき
る。
【0034】次に、前記実施例の現像装置を画像形成装
置に用いた実施形態について説明する。図5は、本実施
形態に係る画像形成装置の現像装置、及び、感光ドラム
の平面詳細図である。図に示すように、現像装置が現像
装置付勢手段によって矢印Hの方向に付勢されることに
より、ギャップコロ20が感光ドラム21に当接して現
像のための位置決めがなされる。図6は、本実施形態に
係る画像形成装置における、現像装置の付勢手段と加圧
板の付勢手段とを兼ね備えた付勢装置を上面から見た説
明図である。なお、本図において、現像装置脱着用操作
レバー9、カム11a、11b、レバー軸10は、実際
には、現像剤加圧板を付勢するアーム8a、8bより下
で、且つ、該レバー軸10の軸芯を矢印Iの延長線上に
重なるように平行移動したところに位置する。図に示す
ように、アーム8aはスプリング13aによって、ま
た、アーム8bはスプリング13bによって、それぞれ
軸材16a、16bを支軸にして矢印D、矢印Eの方向
に回動習性が付与されている。
【0035】図7(a)は上記付勢装置を操作レバー9
の側から見た側面図、図7(b)は上記付勢装置の組立
説明図である。図7(a)、(b)において、上側のブ
ラケット14aと下側のブラケット15aは、それぞれ
図示を省略した画像形成装置本体側板に固定されてい
る。また、図に示すように、スプリング13a及びアー
ム8aはブラケット14aとブラケット15bとの間に
挟まれた位置に、現像装置を付勢する板バネ23a及び
カム24aはブラケット14aの上側の位置に、蒲鉾状
の軸材16aを支軸にして連結されており、同様に、ス
プリング13b、アーム8b、板バネ23b、カム24
bは、軸材16bによって、上記画像形成装置本体側板
とは反対側の側板に固定されたブラケット14b及びブ
ラケット15b に連結されている。ここで、ブラケッ
ト14a、14b、15a、15b及び板バネ23a、
23bの軸受け面が正円形となっているのに対し、アー
ム8a、8b及びカム24a、24bの軸受け面は半円
状の形状となっている。このため、これらの部材のう
ち、蒲鉾状の軸材16a、16bと回転をともにするの
は、それぞれ、アーム8a、8b及びカム24a、24
bのみとなる。
【0036】現像装置を画像形成装置にセットした後、
脱着操作レバー9を図8に示す矢印Cの方向に回転させ
ると、前述の理由により、現像剤加圧板30の付勢操作
部材としてのカム11a、11bが、図7(a)に示す
矢印Bの方向に回転する。このとき、アーム8a、8b
のカム受け部12a、12bが、それぞれ、カム11
a、11bから解放されることにより、アーム8a、8
bはそれぞれ矢印D、矢印Eの方向へ回転する。このア
ーム8a、8bの回転により、現像剤加圧板30は、ア
ーム8a、8bのそれぞれの先端部で前記矢印の方向に
それぞれ付勢され、図示を省略した現像ローラ軸に水平
直交する方向に滑動する。さらに、アーム8a、8bの
回転力は、軸材16a、16bを介して、加圧カム24
a、24bに伝達され、加圧カム24aが矢印D方向、
加圧カム24bが矢印E方向にそれぞれ回転する。この
とき、加圧カム24a、24bの回転によって、板バネ
23a、23bが図7(b)に示す矢印Jの方向に移動
され、現像装置のカバー部材4を図5の感光体1の方向
へ付勢する。なお、本実施例では、上側のブラケット1
4a、14bに板バネ23a、23b、加圧カム24
a、24bを取付けているが、下側のブラケット15
a、15bに取付けてもよく、また上下両方に取付けて
も構わない。
【0037】以上の構成において、本実施例の画像形成
装置では、脱着操作レバー9と、現像装置の付勢部材と
しての板バネ23a、23bと、現像剤加圧板の付勢部
材としてのアーム8a、8bとを連動させて、現像装置
の脱着操作時の操作回数を少なくする。また、現像剤脱
着操作手段と、現像装置付勢手段と、現像剤加圧部材付
勢手段とに一部の部品を供給させて、画像形成装置の部
品点数を少なくする。
【0038】以上のように本実施例によれば、現像装置
の脱着操作時の操作回数を少なくするので、該脱着操作
時における操作性を向上させることができる。また、画
像形成装置の部品点数を少なくするので、画像形成装置
の製造コストを下げることができる。
【0039】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、扁平形状の現
像剤貯蔵部においても、上記搬送部材に回動部材等の複
雑な構造の部材を用いることなく現像剤を現像剤担持体
へ搬送するので、現像装置の製造コストを低くするとい
う優れた効果がある。
【0040】また、現像剤貯蔵部内の構造が極めて簡単
であるので、該現像剤貯蔵部からの上記袋状シート部材
及び上記現像剤加圧部材の取り外しが容易であるという
優れた効果がある。
【0041】請求項2の発明によれば、上記現像剤貯蔵
部内に満載した現像剤を搬送し、且つ、上記袋状シート
部材の移動方向の長さを最短にするので、該現像剤貯蔵
部内の現像剤貯蔵量を減らすことなく該袋状シート部材
の使用量を最小にすることができるという優れた効果が
ある。
【0042】また、上記袋状シート部材は、上記現像剤
加圧部材が現像剤の搬送を終える位置にある状態では、
上記開口部を一端にして上記現像剤担持体の方向に伸び
きったシートよれのない状態になるので、該シートよれ
内に上記現像剤担持体に供給できない現像剤を内包する
ことがないという優れた効果がある。
【0043】請求項3の発明によれば、上記袋状シート
部材の移動方向への伸縮、及び、上記現像剤加圧部材の
同方向への移動が助長されるので、現像剤の搬送を安定
して行うことができるという優れた効果がある。
【0044】また、上記袋状シート部材の個々のシート
よれに内包する現像剤の量を少なくするので、該シート
よれにおける現像剤内包部分と上記現像剤加圧部材とが
引っ掛かることを少なくすることができるという優れた
効果がある。
【0045】請求項4の発明によれば、上記現像剤加圧
部材の外周面凹部と上記現像剤貯蔵部の内周面凸部の噛
み合わせが、該現像剤加圧部材の垂直や上記現像剤担持
体長手方向への遊動を少なくするので、該現像剤加圧部
材が移動方向へスムーズに移動できるという優れた効果
がある。
【0046】請求項5の発明によれば、画像形成装置内
の部品点数を少なくするので、画像形成装置の製造コス
トを下げることができるという優れた効果がある。
【0047】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る現像装置の概略構成図。
【図2】(a)及び(b)は本発明に係る袋状シート部
材の取付例。
【図3】(a)は本発明に係る現像装置の現像ケーシン
グを現像剤貯蔵部側から見た斜視図。(b)は前記現像
ケーシングの断面図。
【図4】(a)及び(b)は本発明に係るホッパー部及
び現像剤加圧板の概略構成図。
【図5】本発明に係る画像形成装置の現像装置、及び、
感光ドラムの平面詳細図。
【図6】同画像形成装置における現像装置の付勢手段と
加圧板の付勢手段とを兼ね備えた付勢装置の説明図。
【図7】(a)は同付勢装置の側面図。(b)は同付勢
装置の組立説明図。
【図8】同画像形成装置における現像装置の脱着操作説
明図。
【符号の説明】
1 現像ローラ 2 トナー供給ローラ 3 薄層化ブレード 4、33 現像ケーシング 5 袋状シート 6 枠体 7、30 現像剤加圧板 8 アーム 9 脱着操作レバー 10 レバー軸 11 カム 12 カム受け部 13 スプリング 14 上側ブラケット 15 下側ブラケット 16 軸材 20 ギャップコロ 21 感光ドラム 23 板バネ 24 カム 31 加圧部材凹部 32 加圧部材突起 34 ケーシング凸部 40 空気層 41 トナー 50 ホッパー部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】現像剤を貯蔵する現像剤貯蔵部と、現像剤
    の薄層が形成される現像剤担持体と、該現像剤貯蔵部の
    現像剤を該現像剤担持体に搬送する搬送部材とを有する
    現像装置において、該搬送部材を、該現像剤貯蔵部の内
    周面に開口部を取り付けられた袋状シート部材と、該袋
    状シート部材の底部に貼り付けられ、現像剤を加圧しな
    がら該現像剤担持体の方向へ移動する現像剤加圧部材と
    で構成したことを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】請求項1の現像装置において、上記現像剤
    貯蔵部における上記袋状シート部材の開口部取付内周面
    が、該現像剤貯蔵部の上記方向の中央部近傍にあること
    を特徴とする現像装置。
  3. 【請求項3】請求項1の現像装置において、上記現像剤
    貯蔵部の内周面に、上記方向に延びる凸部を設けたこと
    を特徴とする現像装置。
  4. 【請求項4】請求項3の現像装置において、上記現像剤
    加圧部材の外周面に、水平方向に延びる凹部を設け、該
    現像剤加圧部材を上記現像剤貯蔵部に装着した際に、該
    現像剤加圧部材の外周面凹部と上記現像剤貯蔵部の内周
    面凸部とが噛み合うように構成したことを特徴とする現
    像装置。
  5. 【請求項5】請求項1の現像装置を用いた画像形成装置
    において、該現像装置の脱着を操作する脱着操作手段
    を、該現像装置を像担持体の方向へ付勢する現像装置付
    勢手段と、上記現像剤加圧部材を付勢する加圧部材付勢
    手段とに連動させるとともに、前記3つの手段に一部の
    部品を共有させたことを特徴とする画像形成装置。
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