JPH1055110A - 現像器、及び画像形成装置 - Google Patents

現像器、及び画像形成装置

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JPH1055110A
JPH1055110A JP8211137A JP21113796A JPH1055110A JP H1055110 A JPH1055110 A JP H1055110A JP 8211137 A JP8211137 A JP 8211137A JP 21113796 A JP21113796 A JP 21113796A JP H1055110 A JPH1055110 A JP H1055110A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像剤量規制部材が装着部の精度条件等の影
響を受けない現像剤量規制構造と、複数の現像器を用い
て選択的に現像する高速な画像形成装置を提供する。 【解決手段】 一端部に現像剤担持体21と摺接する摺
接部(軟弾性部材25a)を具備して他端部をピボット
支持手段26に支持された規制部材を有する現像器。及
び、複数の現像器の一部は一端部に現像剤担持体21と
摺接する摺接部(軟弾性部材25a)を具備し、他端部
を現像剤担持体の現像剤搬送方向上流側に配置したピボ
ット支持手段26に支持された規制部材を有し、像担持
体1に対向して配置されて潜像に選択的に現像する画像
形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンター、ビデ
オプリンター、ファクシミリ、複写機等の画像形成装置
構造に関する。また、その装置に用いる現像器構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の所定の極性に帯電させて潜像形成
された像担持体に現像剤貯蔵部の現像剤を担持搬送して
現像する現像剤担持体と、現像剤担持体に摺接して現像
剤担持体上の現像剤担持量を規制する規制手段を有する
現像器の代表的な例は特開昭60−51847号公報ま
たは特開昭64−57278号公報に示された如きの構
造が一般的に知られており、特開昭60−51847号
公報に於ける現像剤担持体に摺接して現像剤担持体上の
現像剤担持量を規制する規制手段は、現像剤担持体に対
向してシリコンやウレタン等のゴム素材またはステンレ
ス鋼等の金属素材等で形成した弾性部材を長手方向中央
部を支点にして回動自在に支持し、この弾性部材が自ら
の弾性変形力によって現像剤担持体に対して圧接する様
に配置され、弾性部材自身の弾性変形バランスが釣り合
った状態で摺接状態を構成し、現像剤担持体の搬送する
現像剤量を所望の量に規制する構造が開示されており、
一方、特開昭64−57278号公報に於ける現像剤担
持体に摺接して現像剤担持体上の現像剤担持量を規制す
る規制手段は、平板弾性体の一端にシリコンゴム等の軟
弾性体を具備し、この軟弾性体を現像剤担持体に圧接さ
せるべく平板弾性を弾性変形させて平板弾性体の他端部
を固定部に固定する構造が開示されている。
【0003】また、像担持体の潜像に対して現像剤を搬
送して現像する複数の現像器を配置して選択的に現像剤
を現像する画像形成装置の代表的な例は特公昭59−3
7506号公報に示された如きの構造が一般的に知られ
ており、特公昭59−37506号公報に於ては、複数
の現像器の内、選択された現像器を画像形成装置の所定
の現像位置へ回転移動によって入れ換えして現像する構
造が開示されている。
【0004】ところが、上記特開昭60−51847号
公報に示された弾性部材を長手方向中央部を支点にして
回動自在に支持して弾性部材が自らの弾性変形力によっ
て現像剤担持体に対して摺接し、現像剤担持体の搬送す
る現像剤量を所望の量に規制する構造では、現像剤担持
体の搬送する現像剤を均一な現像剤量に規制する為に、
現像剤担持体に摺接する弾性部材は、軸方向に均一で、
かつ、50g/cmレベルの線圧で現像剤担持体の表面
に摺接する事が必須であり、この線圧荷重は例えばA4
サイズの画像形成を可能にする現像器の場合は1Kg余
の総荷重になって、上記弾性部材を長手方向中央部で回
動自在に支持した支持部に於てはこの数十倍の反力を受
け持って荷重が一極集中するので、こじれ等によって回
動動作が不安定になり、この構造が狙いとする弾性部材
を現像剤担持体の表面に追従させて摺接させる事が不能
になるばかりでなく、支持部は一極集中した上記の荷重
を受け持つ相応の剛性を有した大型になり、高価な構成
であった。
【0005】更に、弾性部材が自らの弾性変形力によっ
て現像剤担持体に対して摺接した上記の反力を回動支持
部で一極集中支持する構成では、弾性部材を軸方向に均
一に弾性変形させる為に、高剛性な支持部材で弾性部材
を支持し、この支持部材を回動支持部に支持させて軸方
向に数μm程度のアンバランス範囲で弾性部材の弾性変
形を構成する事が必須条件になるが、上記の様な総荷重
反力を回動支持部近傍で一極集中して支持する構造で
は、高剛性な支持部材であっても回動支持部近傍から両
端部に向かった撓みを僅か数μm程度に構成することは
難しく、この支持部材に撓みが生じると、現像剤担持体
の表面に圧接した弾性部材の圧接力は、中央部は高圧で
両端部に向かうに従って徐々に圧接圧力が抵下して、軸
方向に不均一な分布荷重になり、現像剤担持体の搬送す
る現像剤量が相応の不均一に規制され、像担持体の潜像
に現像剤を現像したときに、この不均一状態がそのまま
顕像化される事があった。
【0006】そして、上記の現像剤量規制構造は、高剛
性に構成する必要性から現像剤担持体周辺に大きな空間
スペースを必要とするので、現像器構造は構成上の制約
条件に左右されるばかりでなく、大型なものになってし
まい、像担持体に対向して配置して潜像に選択的に現像
剤を現像する複数個の現像器を有する画像形成装置で
は、現像器の配置構造や選択手段が複雑で高価なものに
なっていた。
【0007】一方、特開昭64−57278号公報に示
された平板弾性体の一端にシリコンゴム等の軟弾性体を
具備し、この軟弾性体を現像剤担持体に圧接させるべく
平板弾性体を弾性変形させて平板弾性体の他端部を固定
部に固定して現像剤担持体の搬送する現像剤量を所望の
量に規制する構造では、現像剤担持体の搬送する現像剤
を均一な現像剤量に規制する為に、平板弾性体の一端に
具備したシリコンゴム等の軟弾性体の摺接部の真直度等
の精度は数μm程度の精度が必須であり、また、均一な
摺接状態を構成する為には同様にこの軟弾性体を現像剤
担持体に均一に圧接させるべく平板弾性体を均一に変形
させることが必須であるが、平板弾性体の一端にシリコ
ンゴム等の軟弾性体を具備した現像剤量規制部材は、軟
弾性体の具備に際して平板弾性体部分に変形をきたした
り、軟弾性体の具備部で熱伸縮寸法差によって反り等の
変形をきたして形状安定性に難があるばかりでなく、平
板弾性体を弾性変形させて固定する固定部の平面精度な
どを数μm程度の高精度に構成する事は容易ではなく、
現像剤量規制部材を固定部に装着すると、現像剤量規制
部材の平板弾性体部分は上記固定部の精度の影響を受け
て弾性変形量が不均一になって本来の機能を発揮できな
い場合が有り、現像剤担持体の搬送する現像剤量が不均
一に規制され、像担持体の潜像に現像剤を現像したとき
に、この不均一状態がそのまま顕像化さる事があった。
【0008】そして、上記の現像剤量規制構造は、平板
弾性体の弾性変形を安定させて軟弾性体を均一に現像剤
担持体に摺接させる為には、弾性定数を小さくする事が
有効であって現像剤担持体周辺に大きな空間スペースを
必要とするので、現像器構造は構成上の制約条件に左右
されるばかりでなく、大型なものになってしまい、像担
持体に対向して配置して潜像に選択的に現像剤を現像す
る複数個の現像器を有する画像形成装置では、現像器の
配置構造や選択手段が複雑で高価なものになっていた。
【0009】また、特公昭59−37506号公報に示
された像担持体の潜像に対して現像する複数の現像器を
配置し、複数の現像器の内、選択された現像器を画像形
成装置の所定の現像位置へ回転移動によって入れ換えし
て現像する画像形成装置構造では、現像器の選択構造が
複雑で高価なもので有るばかりでなく、選択された現像
器を所定の現像位置へ回転移動によって入れ換えるの
で、現像器を選択して現像可能な状態にする迄のアイド
ルタイムが長くなって、高速な画像形成装置を構成する
上でこの無駄なロスタイムが障害になっていた。
【0010】更に、選択された現像器を所定の現像位置
へ回転移動によって入れ換える構造は、例え回転移動モ
ーションにスローアップやスローダウン等の工夫をこら
しても機械的な運動エネルギーが大きくて装置全体に相
応のショックをきたすので、この現像器の回転移動中は
現像不能は当然であるが、更に、像担持体に潜像形成す
る露光手段等は潜像形成位置に支障が生じるので、現像
器の回転移動中の稼動は好ましくなく、画像形成装置全
体の稼動シーケンスにロスタイムが生じて高速な画像形
成装置を構成する上でこの無駄なロスタイムが障害にな
っていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上前述した様に従来
の技術では、現像剤量規制部材の形状安定性に難が有っ
たり、現像剤量規制部材を弾性変形させて装着部に装着
した時に装着部の精度や変形の影響を受けて現像剤担持
体への摺接力が不均一になったり、また、現像剤量規制
部材が現像剤担持体の表面に追従不充分な為に本来の機
能を発揮できない場合が有り、現像剤担持体の搬送する
現像剤量が不均一に規制され、像担持体の潜像に現像剤
を現像したときに、この不均一状態がそのまま顕像化さ
る事があった。
【0012】また、従来の現像剤量規制構造は、現像剤
担持体周辺に大きな空間スペースを必要とするので、現
像器構造は構成上の制約条件に左右されるばかりでな
く、大型なものになってしまい、カラー画像形成装置の
様に複数個の現像器を配置して選択稼動する画像形成装
置では、現像器の配置構造や選択手段が複雑で高価なも
のになっていた。
【0013】また、従来の像担持体の潜像に対して複数
の現像器を配置し、複数の現像器の内、選択された現像
器を画像形成装置の所定の現像位置へ回転移動によって
入れ換えして現像する画像形成装置構造では、現像器の
選択構造が複雑で高価なもので有るばかりでなく、現像
器を選択して現像可能な状態にする迄のアイドルタイム
が長くなたり、機械的な運動エネルギーが大きくて装置
全体に相応のショックをきたすので、この現像器の回転
移動中は像担持体に潜像形成する露光手段等は潜像形成
位置に支障が生じるので、現像器の回転移動中の稼動は
好ましくなく、画像形成装置全体の稼動シーケンスにロ
スタイムが生じて高速な画像形成装置を構成する上でこ
の無駄な時間が障害になっていた。
【0014】そこで、本発明は上記の様な課題を解決す
るもので、その目的とするところは、現像剤量規制部材
の形状安定性を図り、現像剤量規制部材を装着部に装着
しても装着部の精度や変形の影響を受ける事なく、ま
た、現像剤担持体に対して現像剤量規制部材を摺接させ
て所望の摺接圧力を構成する関係において、現像剤担持
体に対して現像剤量規制部材が追従して安定した摺接を
構成する機能と所望の摺接圧力を構成する機能とを分離
した構成にして、本来の機能を発揮して現像剤担持体の
搬送する現像剤量を均一に規制し、像担持体の潜像に安
定した顕像を現像するとともに、現像剤担持体周辺の空
間スペースを効率よく活用可能で構成上の制約条件を排
除して小型で安価な現像器を提供し、カラー画像形成装
置の様に複数個の現像器を配置して選択稼動する画像形
成装置の現像器の配置構造や選択手段を簡単で安価なも
のにする事にある。
【0015】また、上記カラー画像形成装置の様に複数
個の現像器を配置してこの現像器を選択的に稼動させて
所望の現像を行う画像形成装置において、現像器の選択
構造を簡単で安価な構成を可能にするとともに、現像器
を選択して現像可能な状態にする迄のアイドルタイム
や、現像器の切り換え時のショックを防止して現像器の
切り換え中であっても他のプロセス手段の稼動を可能に
し、画像形成装置全体の稼動シーケンスのロスタイムを
排除して高速な画像形成装置を提供する事にある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の現像器は、請求
項1記載の様に、現像剤を貯蔵する現像剤貯蔵部と、所
定の極性に帯電させて潜像形成された像担持体に現像剤
貯蔵部の現像剤を担持搬送して現像する現像剤担持体
と、現像剤担持体に摺接して現像剤担持体上の現像剤担
持量を規制する規制手段を有する現像器に於て、規制手
段は、一端部に現像剤担持体と摺接する摺接部を有して
他端部を支持された規制部材と、規制部材の摺接部が現
像剤担持体に密接移動可能にピボット支持するピボット
支持手段と、規制部材の摺接部を現像剤担持体に押圧付
勢する付勢手段とから構成した事を特徴とする。
【0017】本発明の画像形成装置は、請求項7記載の
様に、所定の電位に帯電されて潜像形成される像担持体
と、像担持体に対向して配置され、潜像に選択的に現像
剤を現像する複数個の現像器を有し、現像器の一部は、
現像剤を貯蔵する現像剤貯蔵部と、像担持体に現像剤貯
蔵部の現像剤を担持搬送して現像する現像剤担持体と、
現像剤貯蔵部の現像剤を攪拌するとともに現像剤担持体
方向に移送する現像剤移送手段と、一端部に現像剤担持
体と摺接する摺接部を有して他端部を支持された規制部
材と、規制部材の摺接部が現像剤担持体に密接移動可能
にピボット支持するピボット支持手段と、規制部材の摺
接部を現像剤担持体に押圧付勢する付勢手段とから構成
した事を特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図7を用いて本発明
の実施例を詳細に説明する。
【0019】尚、本実施例に於ては、像担持体を電子写
真方式の画像形成装置に搭載される感光体を例として説
明する。
【0020】図1は本発明の画像形成装置の適切な一実
施例を示し、画像形成部要部断面図であり、図2は本発
明の画像形成装置及び現像器の一部を詳細に示す要部詳
細断面図である。
【0021】図3は本発明の現像器の上方向からの要部
断面を示す要部上面断面を示し、図中1点鎖線から右側
は図2に於けるA−Aの半断面図である。
【0022】図4は本発明の現像器の後方向からの要部
後部断面を示し、図2に於ける略B−B断面図であり、
図5は本発明の現像器の後方向からの要部後部断面を示
し、図2に於ける略B−C断面図であり一部を変則断面
図示している。
【0023】図6は本発明の現像器の第1実施例を説明
する要部第1説明図であり、図7は本発明の現像器の極
部を詳細に説明する局部説明図であり、図3のP部を詳
細図示している。
【0024】まず、図1及び図2に基づいて本実施例の
画像形成装置及び現像器の画像形成部から説明する。
【0025】尚、図2は図1の複数の現像器の内から現
像器20cを拡大図示したものであり、複数の現像器は
細部では形状などが異なっているが基本構造については
共通なので現像器20cを代表して内部構造を説明す
る。
【0026】本実施例の画像形成装置及び現像器の構成
は、例えばアルミニューム素管の外周面に感光層が形成
されて図1中矢印1a方向に図示省略した駆動機構によ
って回転駆動される像担持体1の周辺に配置した複数の
現像器20a,20b,20c,20dを有する現像部
位と、転写部40,クリーナ部50,露光器60,帯電
部70の主要プロセス手段によって構成されている。
【0027】図1を参照して画像形成プロセス順に説明
すると、本実施例における帯電ローラ71は、例えばゴ
ム等の半導電性の弾性体で形成され、図中矢印1a方向
に回転する像担持体1に従動しながらDC(−)2kv
以下程度のバイアスを印加すると、像担持体1を(−)
600V〜(−)700Vの帯電電位に一様に帯電させ
る事が出来る構成である。
【0028】尚、帯電ローラ71はスプリング72等に
よって構成された押圧機構によって像担持体1に向かっ
て押圧支持され、略々1kgの総圧力で像担持体1に圧
接している。
【0029】次に、図示省略した半導体レーザ等の発光
素子から発射された光ビームを偏向走査する偏向走査手
段を2万数千rpmで回転するモータの出力軸に装着し
て回転し、この光ビームを像担持体1に向けて照射する
光路61を形成する反射ミラー62等を収納した露光器
60から照射されて入射する光ビームによって、像担持
体1は像露光されて潜像を形成し、この像露光部の電位
は(−)10V〜(−)150Vになる。
【0030】次に、複数の現像器20a,20b,20
c,20dを有する現像部位では、各々の現像器には各
々イエロー,マゼンタ,シアン,ブラックの異なった色
の現像剤を収容してあり、図示省略した制御部の司令に
基づいて選択的に上記潜像に対して現像可能状態になる
構成である。
【0031】図1中現像可能状態の現像器は20cであ
り、現像剤担持体21が像担持体1に近接した状態であ
って図示省略した駆動装置によって駆動される構成であ
る。
【0032】一方、他の現像器20a,20b,20d
は現像待機状態であり、各々の現像剤担持体21が像担
持体1から離れた状態であって同様に図示省略した駆動
装置によって駆動される構成である。
【0033】本実施例では像担持体1の外径をφ85で
構成してあり、この像担持体1の周囲に配置する複数の
現像器20a,20b,20c,20dは、所望量の現
像剤貯蔵を可能にするとともに互いの干渉を避けて上記
像担持体1の周囲に配置可能にする為に略近似した偏平
断面形状に構成されている。尚、この偏平断面形状に構
成した現像器構造については後で詳述する。
【0034】一方、現像剤担持体21を回転自在に支持
した各々の現像器は、現像器筐体23に包囲されて図中
クロスハッチングで図示した現像剤を貯蔵する現像剤貯
蔵部23aを有し、この現像剤は図示省略した駆動機構
によって回転駆動されて現像剤を攪拌するとともに移送
する複数のアジテータ24からなる現像剤移送手段の回
転によって、現像剤担持体21方向へと順次移送される
構成であり、この現像剤は図示省略した駆動機構によっ
て回転駆動される例えばウレタンゴムのフォーム材等か
ら形成されて現像剤担持体21と摺擦する構造に配置さ
れ、現像剤の担持搬送性に富んで弾性を有して図中矢印
22a方向に回転する現像剤供給ローラ22の回転によ
って上記の帯電電位と同極性に帯電可能な現像剤を図中
矢印21a方向に回転される現像剤担持体21の表面に
移送させ、現像剤担持体21と摺擦して現像剤をを
(−)極性に摩擦帯電させるとともに、現像剤担持体2
1の表面に現像剤ををコーティングさせる。
【0035】そして、図示省略した駆動機構によって回
転駆動される現像剤担持体21の表面に担持されて搬送
される現像剤は、現像剤担持体21に対向して押圧付勢
された規制部材としての規制ブレード25によって、所
望の搬送量に規制されるとともにより一層均一な(−)
極性に摩擦帯電して像担持体1まで搬送され、上記潜像
に現像される。
【0036】尚、本実施例の現像剤担持体21は、現像
剤の担持搬送性を向上させる目的として、その外周表面
をゴム材等で形成して所望の粗さを有する表面仕上げを
したり、また、アルミニュームやステンレス鋼等の金属
材の表面をサンブラストや化学研磨などの表面仕上げ手
段によって所望の粗さを構成していて、この現像剤担持
体21にはDC(−)200V〜(−)400V程度の
バイアスが印加されている。
【0037】複数の現像器の現像剤担持体21によって
現像された現像像は、図1中矢印1a方向に搬送され図
示省略した複数の駆動ローラ41に張架されて駆動され
る転写媒体42と合流し、図示省略した転写バイアス印
加手段の印加バイアスによって転写媒体42に転写され
て像担持体1の移動経路とは異なった方向にに搬送さ
れ、図示省略した次ぎのステップに用意されたプロセス
手段へと進行する。
【0038】この転写後に更に像担持体1は図1中矢印
1a方向に回転駆動され、転写残りの残留現像剤は、ク
リーニング装置50に配置した回転クリーニングブラシ
51に摺擦して除去され、更に、クリーニングブレード
52に摺擦して一掃除去され、図示省略した残留現像剤
貯蔵部に搬送されて貯蔵される。
【0039】更に移動する像担持体1の残留電荷は、除
電光照射手段80の発する除電光81の照射によって除
電されて最初の帯電手段70へと進行する構造である。
【0040】次ぎに、本実施例の現像器20cを詳細に
説明するが、前述した如く他の現像器20a,20b,
20dに関してもここで説明する構造は同様に適用され
る。
【0041】図2に於ける現像器は20cは、現像剤担
持体21が像担持体1に近接した状態であって現像可能
状態である。
【0042】そして、前述した如く所望量の現像剤貯蔵
を可能にするとともに現像器同士の互いの干渉を避けて
像担持体1の周囲に配置可能にする為に偏平断面形状に
構成されていて、図中クロスハッチングで図示した現像
剤貯蔵部23aの現像剤を複数のアジテータ24の回転
によって、現像剤を現像剤担持体21方向へと順次移送
し、図中矢印22a方向に回転する現像剤供給ローラ2
2の回転によって現像剤担持体21の表面に移送させ、
この現像剤は、現像剤担持体21に対向して押圧付勢さ
れた規制ブレード25によって、所望の搬送量に規制さ
れるとともにより一層均一な(−)極性に摩擦帯電して
像担持体1まで搬送されて潜像に現像される。
【0043】ここで、上記規制ブレード25の規制メカ
ニズムについて詳細に説明する。
【0044】本実施例の規制ブレード25は、一端部に
現像剤担持体21に現像剤を介して摺接して現像剤を所
望の搬送量に規制するとともに均一な摩擦帯電させる為
の例えば天然ゴム、ウレタンゴム、シリコンゴム、ブタ
ジエンゴム、クロロプレンゴム、ネオプレンゴム、NB
R等の軟弾性部材25aを接着等の固着手段または一体
成形等の形成手段によって具備し、もう一方の他端部で
はこの軟弾性部材25aが現像剤担持体21の表面に追
従して密接移動可能にピボット支持するピボット支持手
段26によって支持されている。
【0045】このピボット支持手段26は、規制ブレー
ド25と略平行に配置されて現像器筐体23の一部に固
定された支持部材27と協働して構成されている。
【0046】図3〜図5に示す如く支持部材27の軸方
向一端部に折曲部27a,軸方向略中央部に折曲部27
b,軸方向他端部に折曲部27cと、この折曲部に各々
対向してプロジェクション27d及び27e(図3では
プロジェクション27eは折曲部27cに対向した位置
のみに図示されているが折曲部27aに対向した位置に
も形成してある)を形成し、折曲部27aとプロジェク
ション27eの間,折曲部27cとプロジェクション2
7eの間、及び折曲部27bとプロジェクション27d
の間に規制ブレード25の一端部25bを共通して挿勘
させ、現像剤担持体21が回転して軟弾性部材25aを
摩擦力によって回転方向に移動付勢した時に、規制ブレ
ード25の一端部25bの挿勘状態は、折曲部27aと
プロジェクション27eの双方と隙間が形成され,折曲
部27cとプロジェクション27eの双方と隙間が形成
され,規制ブレード25の一端部25bと折曲部27b
とには隙間が形成されるがプロジェクション27dには
当接状態になる様に相対関係が構成されている。
【0047】即ち、規制ブレード25の軟弾性部材25
a側は、規制ブレード25の一端部25bとプロジェク
ション27dの当接部を支点にして図3中矢印25x方
向に回動可能な構造である。
【0048】一方、図5に図示する如く規制ブレード2
5の一端部25bは水平方向に於て、上記折曲部27a
の根元部27aa及び折曲部27cの根元部27ca
(図5では折曲部根本27aaのみ図示されているが折
曲部27cに対向した位置にも折曲部根本27caを形
成してある)とは隙間を有し、折曲部27bの折曲部根
本27ba及び27bbに対しては規制ブレード25の
一端部25bに形成したアール部25ba及び25bb
が当接していて、更に、アール部25baと25bbの
間に形成した突出部25cを折曲部根本27baと27
bbの間に所望のクリアランスを設けて挿勘せしめ、突
出部25cは図5中水平方向に位置規制されるが折曲部
根本27ba及び27bbに当接したアール部25ba
及び25bbはスイベル移動可能であり、規制ブレード
25は矢印25y方向に回動可能に構成してある。
【0049】尚、折曲部根本27ba及び27bbとア
ール部25ba及び25bbを当接させるとともに、軟
弾性部材25aを現像剤担持体21の表面に所望の圧力
で押圧付勢する押圧付勢手段として、図2に図示する如
く上記押圧付勢力を安定させる為に規制ブレード25の
一部と支持部材27の一部との間にピボット支持手段2
6より軟弾性部材25a側に寄った位置に複数の引っ張
りバネ28を張架してある。
【0050】上記押圧付勢手段としては、引っ張りバネ
28でなくても図示省略するが例えば圧縮バネや板状バ
ネであっても良いが、本実施例の如く偏平断面形状に構
成する現像器の場合は規制ブレード25より現像剤担持
体21寄りの空間部への配置に有効であり、また、弾性
定数を小さく設定可能で軟弾性部材25aを現像剤担持
体21の表面に押圧付勢する押圧力を安定させる為には
引っ張りバネが好ましい。
【0051】尚、図2では押圧付勢手段としての引っ張
りバネ28は、ピボット支持手段26を基準にして軟弾
性部材25a側に寄った位置に配置した構成になってい
るが、ピボット支持手段26の機能する姿勢方向を工夫
してピボット支持手段26を基準にして軟弾性部材25
aの反対側に配置する事も可能である。
【0052】以上が軟弾性部材25aが現像剤担持体2
1の表面に密接移動可能にピボット支持するピボット支
持手段26の一実施例の構造説明であり、次にこのピボ
ット支持手段26に支持された軟弾性部材25aが現像
剤担持体21の表面に追従して密接移動する状態を図6
に基づいて説明する。
【0053】図6では上記構造を模式的に示している
が、図中矢印21a方向に回転駆動される現像剤担持体
21に対して、一端部がピボット手段26によって支持
され他端部の軟弾性部材25a(図6では図示省略)が
当接した規制ブレード25は、図中実線で示す傾いた状
態で(図6では2次元の傾きしか表現出来ないが、この
傾きは図3の矢印25x方向と図5の矢印25y方向を
複合した3次元の傾きである)当接していて、現像剤担
持体21をローラ状に形成してあると、ピボット手段2
6からL量だけオフセットしたポイント29がその当接
部位になる。
【0054】そして、この状態で現像剤担持体21を図
中矢印21a方向に回転駆動すると、ポイント29では
規制ブレード25を矢印29a方向に移動付勢させる作
用力が作用し、ピボット手段26を中心にして上記L量
がゼロになる位置,即ち、図中2点鎖線で示す位置まで
規制ブレード25は矢印25xy方向に追従して回動移
動し、軟弾性部材25aが現像剤担持体21の表面に密
接して安定する構造である。
【0055】尚、図6では現像剤担持体21をローラ状
の形状で図示しているが、上記構成のメカニズムは現像
剤担持体21がローラ状の形状でなくても、例えば無端
ベルト状のものであっても同様なメカニズムで作用す
る。
【0056】上述の規制ブレード25をピボット手段2
6によって支持して軟弾性部材25aを現像剤担持体2
1に当接させて引っ張りバネ28の押圧付勢手段によっ
て所望の圧力で押圧付勢する構造は、現像剤担持体21
に対して軟弾性部材25aを摺接させて所望の摺接圧力
を構成する関係において、現像剤担持体21に対して軟
弾性部材25aが追従して安定した摺接を構成する機能
と所望の摺接圧力を構成する機能とを分離した構成であ
り、また、軟弾性部材25aの稜線と現像剤担持体21
の表面が当接する当接部とピボット手段26との所謂3
点支持によって規制ブレード25をフローティング状態
で支持する構造なので、現像剤担持体21に対して軟弾
性部材25aが追従して密接移動して安定した摺接関係
を構成するとともに摺接圧力も安定する。
【0057】そして、規制ブレード25の装着に際し
て、装着部の精度等によって従来例で前述した様な規制
ブレード25が変形する事もなく,また、装着状態が左
右される事もなく規制ブレード25が有する機能を有効
に発揮し、現像剤担持体21の搬送する現像剤量は均一
に規制されて像担持体1の潜像に良好な現像が可能であ
る。
【0058】尚、上記のメカニズムは、ピボット手段2
6を現像剤担持体21の現像剤搬送方向上流側に配置し
て現像器を偏平断面形状に構成した好ましい一実施例で
あるが、後で詳述するが現像器の構成が図1に図示する
現像器20aや20dの様に単純な偏平断面形状でなく
ても良い場合や、一部の突出形状を許容可能な場合は他
の構造も応用可能であるが、少なくとも、上記の現像剤
規制構造は、規制ブレード25が装着部の精度等によっ
て変形する事もなく規制ブレード25が有する機能を有
効に発揮し、像担持体1の潜像に良好な現像が可能であ
る。
【0059】一方、本実施例では、規制ブレード25の
基体は金属板をプレス加工手段等によって所定の形状に
形成してあり、軟弾性部材25aを接着等の固着手段ま
たは一体成形等の形成手段によってこの基体に固着させ
る際に、固着部の変形や,また、軟弾性部材25aの固
着部で基体と軟弾性部材25aの熱伸縮寸法差によって
反り等の変形をきたす事のない充分な剛性を有する剛体
で構成されていて、現像剤担持体21の表面に当接する
軟弾性部材25aの稜線真直度を数μmの高精度に容易
に形成可能であり、また、この高精度は例えば運搬等の
取り扱い上から生じるストレスなどによって変形される
事もなく安定した規制ブレード25を得る事が可能であ
り、量産性の良い構造である。
【0060】尚、上記条件を満たす範囲内であるならば
規制ブレード25の基体は、例えば厚さ0.2mm程度
のステンレス鋼等で弾性を有するものであっても良く、
この場合には軟弾性部材25aが現像剤担持体21の表
面に摺接する摺接圧力分布を均一化させる目的として、
押圧付勢手段としての引っ張りバネ28の配置数を増加
すれば良い。
【0061】また、本実施例の規制ブレード25の基体
は金属板をプレス加工手段等によって形成してあるが、
上記の様に軟弾性部材25aの稜線と現像剤担持体21
の表面が当接する当接部とピボット手段26との所謂3
点支持によって規制ブレード25をフローティング状態
で支持する構造では、規制ブレード25の基体は要部の
みの所望精度が保証されていれば機能する事を鑑みる
と、プラスチック成形などの成形手段で形成する事も可
能である。
【0062】次に本実施例に関わる部分の現像剤シール
構造について、図7も参照して説明する。
【0063】本実施例の現像器は、現像器筐体23の一
部に配設した軸受30によって現像剤担持体21を回転
自在に支持した軸受部を構成しており、この軸受部と現
像剤担持体21の軸方向端部の間に介在させて例えばフ
ォームもしくは表面にスキン層を有するフォーム材等か
ら形成して弾性を有するシール部材31を軸方向に圧縮
して配置し、前述の現像器筐体23に包囲された現像剤
貯蔵部23a内に貯蔵された現像剤の漏出を防止する構
造に構成してある。
【0064】そして、シール部材31と現像剤担持体2
1の軸方向端部の間に例えば弗素系の低摩擦材からなる
シート状の滑部材32を介在させて現像剤担持体21の
回転負荷を軽減しているが、この滑部材32は回転負荷
の軽減にとって効用を発揮するが、現像剤のシール機能
にとっては必須条件では無い。
【0065】一方、本実施例の現像剤規制構造は、図6
を参照して前述した如く現像剤担持体21に対して一端
部がピボット手段26によって支持されて他端部の軟弾
性部材25aが当接した規制ブレード25は、矢印25
xy方向に追従して回動移動し、軟弾性部材25aが現
像剤担持体21の表面に密接して安定する構造であっ
て、規制ブレード25の位置は一義的に決定付けられる
ものではないので、図7に詳細図示される様に規制ブレ
ード25の軟弾性部材25a部分は、現像剤担持体21
の軸方向端より突出した幅で構成して位置が一義的に決
定付けられなくても現像剤担持体21表面の現像剤を規
制可能に構成してあり、また、この突出した部分は弾性
変形可能なシール部材31に当接して相応の変形を与え
て現像剤シール機能を発揮するので、格別なシール構造
を構成する事なく安定した現像剤漏出防止が可能であ
る。
【0066】上記構成のシール構造は、現像剤担持体2
1の外周より小径なその軸方向端部でシール部材31と
摺接してシール機能を発揮しているので、現像剤担持体
21の回転駆動トルクが軽減され、現像器の剛性等が簡
略化されて小型化構成及び安価な構成が可能であり、特
にカラー画像形成装置の様に複数の現像器を搭載する場
合には装置全体の小型化、または安価な構成に一層の効
果をもたらす。
【0067】ところで、本実施例の規制ブレード25
は、一端部に現像剤担持体21に摺接する軟弾性部材2
5aを具備して他端部はピボット手段26によって支持
される構造を一例にして説明してきたが、現像剤担持体
21に対して規制ブレード25の摺接部が追従して安定
した摺接を構成する機能と所望の摺接圧力を構成する機
能とを分離した構成にして、摺接状態と摺接圧力の安定
化を図って現像剤担持体21の搬送する現像剤量を均一
に規制する本実施例の狙いから鑑みると、上記軟弾性部
材25aの具備は必須条件では無く、単純に規制ブレー
ド25の一部が現像剤担持体21の表面に摺接する摺接
部を有した構成であってもかまわず、この場合の現像剤
担持体21は、アルミニュームやステンレス鋼等の金属
材の表面をサンブラストや化学研磨などの表面仕上げ手
段によって所望の粗さを構成しても良いが、その外周表
面をゴム材等で形成して所望の粗さを有する表面仕上げ
をしておく事が好ましい。
【0068】また、本実施例のピボット手段26は、従
来例の特開昭60−51847号公報に示された弾性部
材を長手方向中央部を支点にして回動自在に支持して弾
性部材が自らの弾性変形力によって現像剤担持体に対し
て摺接し、回動自在に支持した支持部に弾性変形力反力
が一極集中する構造とは異なって、規制ブレード25の
摺接部の稜線と現像剤担持体21の表面が当接する当接
部とピボット手段26との所謂3点支持によって規制ブ
レード25をフローティング状態で支持する構造では、
規制ブレード25の摺接部を現像剤担持体21の表面に
押圧付勢する押圧付勢手段の作用力は、少なくも、上記
当接部とピボット手段26とで分散して受け持たれる構
成であり、極端な荷重の一極集中は無く、相応の剛性で
構成すれば機能発揮されるので小型で安価な構成に有効
である。
【0069】ここまでは主として現像器構造に関して説
明してきたが、以後は前述した如くに構成された複数個
の現像器を搭載してこの現像器を選択的に稼動させて現
像する画像形成装置について説明する。
【0070】上述したようにピボット手段26を現像剤
担持体21の現像剤搬送方向上流側に配置すると、偏平
断面形状の現像器構成が可能になり、図1に図示する如
く像担持体1の周囲にこの偏平断面形状に構成した複数
の現像器20a,20b,20c,20dが容易に配置
され、各々の現像器は配置された位置で図示省略した制
御部の司令に基づいて選択的に像担持体1の潜像に現像
可能状態にする事ができる。
【0071】即ち、複数の現像器の内、選択された現像
器を画像形成装置の所定の現像位置へ回転移動によって
入れ換えして現像する従来の画像形成装置構造とは異な
り、現像器の選択構造が簡単で安価になるばかりでな
く、選択された現像器は所定の配置位置で現像可能な状
態に移行可能であり、現像器切り換えのアイドルタイム
が短く、高速な画像形成装置を構成する上で有効であ
る。
【0072】更に、上記構造は現像器が現像可能状態に
移行する機械的な運動エネルギーが小さいので装置全体
のショックが小さく、現像器が現像可能状態に移行中で
あっても例えば像担持体に潜像形成する露光手段等の運
転が可能であり、画像形成装置全体の稼動シーケンスか
らロスタイムが排除されて高速な画像形成装置の構成に
とって有効である。
【0073】一方、上記の様に複数の現像器20a,2
0b,20c,20dを偏平断面形状に構成すると、現
像器内部に収納可能な現像剤量が少なくなってしまうの
で、本実施例では図1及び図2に図示する如く、クロス
ハッチングで図示した現像剤貯蔵部23aの現像剤を複
数のアジテータ24の回転によって、現像剤を現像剤担
持体21方向へと順次移送する構造に構成してあり、複
数のアジテータ24の現像剤移送構造によって、所望の
現像剤貯蔵量確保を可能にしている。
【0074】尚、上記複数のアジテータ24は、現像剤
を現像剤担持体21方向へと順次移送するのみならず、
現像剤貯蔵部23a内の現像剤を攪拌してブロッキング
等を防止している。
【0075】次に、複数の現像器20a,20b,20
c,20dから所望の現像器を選択して現像可能な状態
に移行する構造について図2に基づいて説明する。
【0076】図2の実線で図示する現像器20cは、像
担持体1に対して現像可能な状態に移行した状態を図示
していて、詳細図示は省略するが現像剤を収納した状態
の略々重心位置に揺動可能に支持する揺動支点35を軸
方向両端部に対向して有し、図示省略した支持部によっ
て図中2点鎖線で図示する姿勢に揺動移動可能に支持さ
れていて、図示省略した駆動機構によって揺動駆動され
る構造である。
【0077】そして、現像器20cが揺動支点35を支
点にして揺動移動した図中2点鎖線で図示する状態で
は、現像剤担持体21は像担持体1に対して1mm程度
離間して像担持体1に対して現像不能であり、逆方向に
揺動移動して図中実線で図示する状態では現像可能状態
である。
【0078】本実施例では、現像器の揺動移動中は像担
持体1と現像剤担持体21はともに回転動作中にして離
間時のショックや現像剤の挙動に無理が生じない様にし
ている。
【0079】尚、図1に図示する複数の現像器20a,
20b,20c,20dは各々揺動支点35を有して揺
動可能に支持され、図示省略した駆動機構によって独立
して揺動駆動可能であり、この揺動駆動によって現像可
能な現像器を選択する構成である。
【0080】上記の如く構成されて配置された複数の現
像器20a,20b,20c,20dは、各々僅かな揺
動移動量で現像可能な、または現像不能な状態に選択さ
れるので、選択タイムが短縮されて高速な画像形成装置
を構成する上で有効である。
【0081】更に、上記構造は現像器が現像可能状態ま
たは現像不能状態に移行する機械的な運動エネルギーが
小さいので装置全体のショックが小さく、画像形成装置
全体の稼動シーケンスからロスタイムが排除されて高速
な画像形成装置を構成にとって有効である。
【0082】更には、この現像器が現像可能状態または
現像不能状態に移行する機械的な運動エネルギーを局限
まで小さくする為に、本実施例では現像剤を収納した状
態の略々重心位置に揺動支点35を配置してあるので、
その効用は大きい。
【0083】一方、上記構成に於て本実施例では、像担
持体1に対して現像剤担持体21の一部が略2倍の周速
度で摺擦して回転する構成にしてあり、像担持体1に一
部が摺擦して略2倍の周速度回転する現像剤担持体21
は、摺擦摩擦の反力によって図2中矢印21b方向、即
ち、像担持体1と現像剤担持体21の摺接部に於ける共
通した接線方向に移動力が作用する。
【0084】従って、本実施例では像担持体1と現像剤
担持体21の双方が安定して回転可能にする為に、複数
の現像器20a,20b,20c,20dを各々独立し
て揺動可能に支持する揺動支点35と像担持体1の各々
の中心を結ぶ線に対して上記矢印21bは各々離れる方
向に作用する位置に各々の揺動支点35を配置して、各
々の現像剤担持体21の回転によって複数の現像器20
a,20b,20c,20dは各々揺動支点35を支点
にして現像剤担持体21が像担持体1から離れる方向に
移動習性が付与され、像担持体1に対して現像剤担持体
21がくさび状に食い込んで回転不安定になる事を防止
しているので、振動や回転トルク変動もなく極めて安定
した回転駆動が可能である。
【0085】尚、本実施例では図示省略するが上記複数
の現像器20a,20b,20c,20dは各々着脱自
在に構成され、上記各々の揺動支点35は、各々の現像
器20a,20b,20c,20dを駆動する図示省略
した駆動ギヤと各々の現像器20a,20b,20c,
20dに設けた被駆動ギヤの噛み合いポイント位置と略
同一の位置に配置して、駆動ギヤが被駆動ギヤを駆動す
る時の駆動反力によって各々の現像器20a,20b,
20c,20dが回動付勢される事を防止し、所定の方
向に揺動させる為の図示省略した揺動付勢手段を備えて
いて、極めて安定した駆動が可能である。
【0086】この揺動支点35の配置位置に関しては、
上記各々の現像器20a,20b,20c,20dを着
脱自在に構成した場合に好ましい構成であるが、着脱自
在では無い場合にも同様な機能及び効用を発揮する。
【0087】次に、図8及び図9に基づいて本発明の画
像形成装置及び現像器の第2の実施例について説明す
る。
【0088】図8は本発明の画像形成装置及び現像器の
一部を詳細に示す第2実施例要部詳細断面図であり、図
9は本発明の現像器の第2実施例を説明する要部第2説
明図である。
【0089】図8に図示する内容は図2で図示説明した
内容と共通部分が多いのでそれ等は割愛して新規な部分
についてのみ説明し、図2に図示した内容と同一な機能
を有する部分については図8に於ても同一の符号を用い
て説明する。
【0090】図8に於ける現像器は120は、現像剤担
持体21が像担持体1に近接した状態であって現像可能
状態である。
【0091】そして、図中クロスハッチングで図示した
現像剤貯蔵部23aの現像剤をアジテータ24の回転に
よって、現像剤を現像剤担持体21方向へと移送し、図
中矢印22a方向に回転する現像剤供給ローラ22の回
転によって現像剤担持体21の表面に移送させ、この現
像剤は、現像剤担持体21に対向して押圧付勢された規
制ブレード125によって、所望の搬送量に規制される
とともにより一層均一な(−)極性に摩擦帯電して像担
持体1まで搬送されて潜像に現像される。
【0092】ここで、上記規制ブレード125の規制メ
カニズムについて詳細に説明する。
【0093】本実施例の規制ブレード125は、一端部
に現像剤担持体21に現像剤を介して摺接して現像剤を
所望の搬送量に規制するとともに均一な摩擦帯電させる
為の例えば天然ゴム、ウレタンゴム、シリコンゴム、ブ
タジエンゴム、クロロプレンゴム、ネオプレンゴム、N
BR等の軟弾性部材25aを接着等の固着手段または一
体成形等の形成手段によって具備し、もう一方の他端部
ではこの軟弾性部材25aが現像剤担持体21の表面に
密接移動可能にピボット支持するピボット支持手段12
6によって支持されている。
【0094】このピボット支持手段126は、図2〜図
5で図示前述した同様な構成で構成されているので詳細
説明を割愛するが、図2〜図5で図示前述した内容と大
きく異なるところは、規制ブレード125と略平行に配
置されて現像器筐体23の一部に固定された支持部材1
27と協働して構成されたピボット支持手段126の配
置位置であり、本第2実施例ではピボット手段126を
現像剤担持体21の現像剤搬送方向下流側に配置した構
造である。
【0095】次にこのピボット支持手段126に支持さ
れた軟弾性部材125aが現像剤担持体21の表面に密
接移動する状態を図9に基づいて説明する。
【0096】図9では上記構造を模式的に示していて、
ピボット支持手段126は図2〜図5で図示前述したピ
ボット支持手段26と同様な機能を規制ブレード125
の軸方向中央部から各々L2量だけオフセットしたポイ
ント126a及び126bに配置して構成されている。
【0097】そして、図中矢印21a方向に回転駆動さ
れる現像剤担持体21に対して一端部がピボット手段1
26のポイント126aによって支持され、他端部の軟
弾性部材125a(図9では図示省略)が当接した規制
ブレード125は、図中実線で示す傾いた状態で(図9
では2次元の傾きしか表現出来ないが、この傾きは第1
実施例の図3の矢印25x方向と図5の矢印25y方向
を複合した方向と同様な3次元の傾きである)当接して
いて、現像剤担持体21をローラ状に形成してあると、
ピボット手段126からL1量だけオフセットしたポイ
ント129がその当接部位になる。
【0098】そして、この状態で現像剤担持体21を図
中矢印21a方向に回転駆動すると、ポイント129で
は規制ブレード25を矢印129a方向に移動付勢させ
る作用力が作用し、ピボット手段126のポイント12
6aを中心にして上記L1量がゼロになる位置,即ち、
図中2点鎖線で示す位置まで規制ブレード125は矢印
125xy方向に追従して回動移動し、軟弾性部材12
5aが現像剤担持体21の表面に密接して安定する構造
である。
【0099】尚、このメカニズムを達成させる為に本第
2実施例ではL2>L1なる関係に設定されている。
【0100】一方、図9では現像剤担持体21をローラ
状の形状で図示しているが、上記構成のメカニズムは現
像剤担持体21がローラ状の形状でなくても、例えば無
端ベルト状のものであっても同様なメカニズムで作用す
る。
【0101】上記構成の本第2実施例は第1実施例で前
述した内容と同様の機能及び効用を果たすので説明を割
愛するが、このピボット手段126を現像剤担持体21
の現像剤搬送方向下流側に配置した構造は、現像器を偏
平断面形状に構成するには若干不利な点もあるが、現像
器の構成が図1に図示する現像器20aや20dの様に
単純な偏平断面形状でなくても良い場合や、一部の突出
形状を許容可能な場合は有効であり、少なくとも、上記
の現像剤規制構造は、規制ブレード125が装着部の精
度等によって変形される事もなく規制ブレード125が
有する機能を有効に発揮し、像担持体1の潜像に良好な
現像が可能である。
【0102】
【発明の効果】以上述べた様に本発明の請求項1記載の
現像器によれば、規制部材の一端をピボット支持手段に
よって支持し、規制部材の他端部に有する摺接を現像剤
担持体に摺接させて押圧付勢し、現像剤担持体に対して
摺接部が追従して安定した摺接を構成する機能と所望の
摺接圧力を構成する機能とを分離して構成されていて、
摺接部の稜線と現像剤担持体の表面が摺接する摺接部と
ピボット支持手段との所謂3点支持によって規制部材を
フローティング状態で支持する構造であり、規制部材の
装着部への装着に際して、装着部の精度等の条件によっ
て規制部材が変形される事もなく,また、装着状態が左
右される事もなく規制部材が有する機能が有効に発揮さ
れ、現像剤担持体の搬送する現像剤量は均一に規制され
て像担持体の潜像に良好な現像が可能である。
【0103】また、本発明の請求項7記載の画像形成装
置によれば、一部の現像器はピボット支持手段を現像剤
担持体の現像剤搬送方向上流側に配置されていて、偏平
断面形状の現像器構成が可能になり、像担持体の周囲に
この偏平断面形状に構成した複数の現像器が容易に配置
され、各々の現像器は配置された位置で選択的に像担持
体の潜像に現像可能状態に移行する事ができる。
【0104】即ち、複数の現像器の内、選択された現像
器を画像形成装置の所定の現像位置へ入れ換えして現像
する必要が無いので、現像器の選択構造が簡単で安価で
あるばかりでなく、選択された現像器は、所定の配置位
置で現像可能な状態に移行可能であり、現像器切り換え
のアイドルタイムが短く、高速な画像形成装置を構成す
る上で有効である。
【0105】更に、現像器が現像可能状態に移行する機
械的な運動エネルギーが小さいので装置全体のショック
が小さく、現像器が現像可能状態に移行中であっても例
えば像担持体に潜像形成する露光手段等の運転が可能で
あり、画像形成装置全体の稼動シーケンスからロスタイ
ムが排除されて、高速な画像形成装置の構成にとって有
効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の画像形成部要部断面
図。
【図2】本発明の画像形成装置及び現像器の要部詳細断
面図。
【図3】本発明の現像器の要部上面断面図。
【図4】本発明の現像器の図2に於ける略B−B断面
図。
【図5】本発明の現像器の図2に於ける略B−C断面
図。
【図6】本発明の現像器の第1実施例を説明する要部第
1説明図。
【図7】本発明の現像器の局部説明図。
【図8】発明の画像形成装置及び現像器の第2実施例要
部詳細断面図。
【図9】本発明の現像器の第2実施例を説明する要部第
2説明図。
【符号の説明】
1 像担持体 20a,20b,20c,20d,120 現像器 21 現像剤担持体 23 現像器筐体 24 アジテータ 25,125 規制ブレード 25a,15a 軟弾性部材 26,126 ピボット支持手段 28 引っ張りバネ 30 軸受 31 シール部材 35 揺動支点 40 転写部 50 クリーナ部 60 露光部 70 帯電部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像剤を貯蔵する現像剤貯蔵部と、所定
    の極性に帯電させて潜像形成された像担持体に前記現像
    剤貯蔵部の現像剤を担持搬送して現像する現像剤担持体
    と、前記現像剤担持体に摺接して現像剤担持体上の現像
    剤担持量を規制する規制手段を有する現像器に於て、前
    記規制手段は、一端部に前記現像剤担持体と摺接する摺
    接部を有して他端部を支持された規制部材と、前記規制
    部材の摺接部が前記現像剤担持体に密接移動可能にピボ
    ット支持するピボット支持手段と、前記規制部材の摺接
    部を前記現像剤担持体に押圧付勢する付勢手段とから構
    成した事を特徴とする現像器。
  2. 【請求項2】 前記摺接部は、軟弾性部材を具備して構
    成したことを特徴とする請求項1記載の現像器。
  3. 【請求項3】 前記ピボット支持手段を前記現像剤担持
    体の現像剤搬送方向上流側に配置したことを特徴とする
    請求項1記載の現像器。
  4. 【請求項4】 前記規制部材は、剛体の板状部材によっ
    て形成した事を特徴とする請求項1記載の現像器。
  5. 【請求項5】 前記現像剤貯蔵部の一部を構成する筐体
    と、前記現像剤担持体を回転自在に支持する軸受部と、
    前記現像剤担持体の軸方向に前記現像剤をシールするシ
    ール部材を有し、前記シール部材は前記軸受部と前記現
    像剤担持体の軸方向端部との間に介在して配置するとと
    もに前記規制部材の軸方向端部に当接する構造に構成し
    た事を特徴とする請求項1記載の現像器。
  6. 【請求項6】 前記現像剤担持体の軸方向長さより前記
    規制部材の軸方向長さを大きく設定した事を特徴とする
    請求項1または5記載の現像器。
  7. 【請求項7】 所定の電位に帯電されて潜像形成される
    像担持体と、前記像担持体に対向して配置され、前記潜
    像に選択的に現像剤を現像する複数個の現像器を有し、
    前記現像器の一部は、現像剤を貯蔵する現像剤貯蔵部
    と、前記像担持体に前記現像剤貯蔵部の現像剤を担持搬
    送して現像する現像剤担持体と、前記現像剤貯蔵部の現
    像剤を攪拌するとともに前記現像剤担持体方向に移送す
    る現像剤移送手段と、一端部に前記現像剤担持体と摺接
    する摺接部を有して他端部を支持された規制部材と、前
    記規制部材の摺接部が前記現像剤担持体に密接移動可能
    にピボット支持するピボット支持手段と、前記規制部材
    の摺接部を前記現像剤担持体に押圧付勢する付勢手段と
    から構成した事を特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記現像器の現像剤移送手段は、複数連
    設して構成した事を特徴とする請求項7記載の画像形成
    装置。
  9. 【請求項9】 前記現像器は、揺動支軸部を支点にして
    揺動可能に支持され、揺動移動によって前記像担持体に
    対して接離する構造に構成した事を特徴とする請求項7
    または8記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記揺動支軸部は、前記現像器の略重
    心位置に配置して構成した事を特徴とする請求項9記載
    の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記像担持体に対して前記現像器が作
    用するときの反作用力の方向は、前記現像剤担持体が前
    記揺動支軸部を支点にして前記像担持体から離れる方向
    に揺動移動する方向に構成した事を特徴とする請求項9
    または10記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記現像器は、各々被駆動される被駆
    動ギヤを有して駆動ギヤから駆動され、前記揺動支軸部
    は、前記被駆動ギヤと駆動ギヤの噛み合いポイント位置
    と略同一の位置に配置して構成した事を特徴とする請求
    項9または10または11記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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