JP2002099144A - 現像剤規制部材、それを用いる一成分現像装置、ならびにそれを備えるプロセスカートリッジおよび画像形成装置 - Google Patents

現像剤規制部材、それを用いる一成分現像装置、ならびにそれを備えるプロセスカートリッジおよび画像形成装置

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JP2002099144A
JP2002099144A JP2000290152A JP2000290152A JP2002099144A JP 2002099144 A JP2002099144 A JP 2002099144A JP 2000290152 A JP2000290152 A JP 2000290152A JP 2000290152 A JP2000290152 A JP 2000290152A JP 2002099144 A JP2002099144 A JP 2002099144A
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Shuichi Endo
修一 遠藤
Osamu Endo
理 遠藤
Nobuhiko Umezawa
信彦 梅澤
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ローラ状の現像剤規制部材を用いる、画像形
成装置の一成分現像装置において、現像剤規制部材の形
状を規定することにより、現像剤規制部材のたわみに基
づき現像剤担持体との間に発生する隙間を小さくし、現
像剤担持体に対する接触を均一にして画像むらをなく
し、画像品質を向上する。 【解決手段】 画像形成装置の一成分現像装置におい
て、現像剤規制部材44をローラ状としてその外径D
を、軸方向の中央部44aで端部44bより大きくつく
り、中央で両側対称とする。そして、現像剤担持体を回
転しながら、その現像剤担持体で担持した非磁性一成分
現像剤を現像剤規制部材44で薄層化して後、像担持体
に付着してその像担持体上の潜像を可視像化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、現像剤担持体に
接触してその現像剤担持体が担持する一成分現像剤を薄
層化するローラ状の現像剤規制部材、それを用いて現像
剤を薄層化して後、像担持体に付着してその像担持体上
の潜像を可視像化する一成分現像装置、ならびにそのよ
うな一成分現像装置を備えるプロセスカートリッジ、お
よび複写機やプリンタやファクシミリ、またはそれらの
複合機などの画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真式の画像形成装置では、
帯電・書込み・現像・転写・クリーニングなどを繰り返
して像担持体上に逐次画像を形成し、その画像を直接転
写し、または中間転写体を介して転写して、用紙やOH
Pフィルム等の転写材に順次画像を記録する。
【0003】すなわち、このような画像形成装置では、
帯電・書込みにより像担持体上に静電潜像を形成し、そ
の像担持体に現像装置により現像剤を付着することによ
り前記静電潜像を現像し、像担持体上に画像を記録して
いた。
【0004】現像装置では、一成分現像剤を使用すると
き、例えば図22に示すように、ローラ状の現像剤担持
体1とともに同じくローラ状の現像剤供給部材2を回転
し、現像ケース3のホッパ4内の現像剤を供給して現像
剤担持体1の周面で現像剤を担持し、その担持した現像
剤を現像剤規制部材5で薄層化して後、不図示の像担持
体に付着してその像担持体上の潜像を可視像化してい
た。
【0005】その現像剤規制部材5としては、図示する
ようなブレード状のものをよく用い、先端側を現像剤担
持体1に接触して、担持する現像剤の層厚を規制する。
現像剤担持体1が金属や樹脂のようなハードローラであ
る場合にはウレタンゴムのような弾性を保有するものを
用い、基材がゴムのような弾性ローラの場合には金属を
用いていた。
【0006】しかし、このようなブレード状の現像剤規
制部材5を備える現像装置では、現像剤担持体1と現像
剤規制部材5とのニップ部分で現像剤を摩擦帯電する
が、時間の経過とともに現像剤の表面が削れ、帯電性が
劣化して現像剤の帯電電荷が減少し、地汚れを発生した
り、細かなドットが現像されなかったりする問題があっ
た。
【0007】また、現像剤担持体1と現像剤規制部材5
との間の摩擦熱で現像剤が溶融し、それが現像剤規制部
材5に固着して現像剤担持体1上にスジを発生し、転写
材上の画像にも白スジを生ずる問題があった。
【0008】さらには、ブレード状の現像剤規制部材5
の基端を現像ケース3で固定的に支持して先端側を現像
剤担持体1の周面に押し当てることから、現像剤担持体
1と現像剤規制部材5との間に異物が詰まり、転写材上
の画像にスジムラや地肌汚れを発生する問題もあった。
【0009】このような問題は比較的短時間のうちに発
生し、いったんそのような問題が発生したときには回復
がなかなか難しいことから、現像装置の寿命が短くなっ
て現像装置を頻繁に交換しなければならなくなり、ユー
ザの時間的および経済的な負担を大きくしていた。特
に、高速機にあっては、ブレード状の現像剤規制部材を
用いることは非現実的であった。
【0010】このようなことから、従来の現像装置の中
には、例えば特開平9−80905号公報や特開平11
−84867号公報などに記載されるように、現像剤規
制部材としてローラ状のものを用い、例えば図23に示
すように、現像剤規制部材6の軸7両端を軸受8で支持
し、その軸受8を付勢部材9で付勢して現像剤規制部材
6を現像剤担持体1に押し当て、現像剤担持体1の回転
に対してカウンタ方向に回転するように接触するものが
ある。
【0011】ローラ状の現像剤規制部材6を備えた現像
装置では、現像剤規制部材6を回転することから、現像
剤担持体1と現像剤規制部材6との間に異物が詰まった
り、摩擦熱が発生して現像剤規制部材6に現像剤が固着
したりするおそれを比較的少なくし、現像装置の寿命を
ながくしてユーザの時間的および経済的な負担を小さく
することができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところが、A3サイズ
の転写材も使用可能とする画像形成装置では、像担持体
とともに現像剤担持体1および現像剤規制部材6も長く
なるから、現像剤規制部材6の軸7両端を付勢部材で付
勢すると、現像剤規制部材6がたわみ、また現像剤担持
体1が回転すると、それに押し当てる現像剤規制部材6
がその現像剤担持体1の回転に引っ張られてさらに大き
くたわみ、例えば図24に示すように現像剤規制部材6
が軸方向の中央部で、現像剤担持体1との間に隙間δを
生ずることとなる。
【0013】そして、現像剤担持体1に対する押し当て
力が不均一となって図25に示すように現像剤担持体1
上の現像剤層が中央部で非常に厚くなり、また図26に
示すように現像剤帯電量が軸方向中央部で非常に低くな
ってかぶりを生じたり、現像剤飛散を生ずる問題があっ
た。
【0014】図24の隙間δを小さくするためには、軸
7の軸径を太くすればよいが、鋼製でもφ15mm以上
とする必要がある。よって、非常に重くなって現像装置
の現像ケース3自体の強度を高める必要があり、現像装
置全体が大型化する問題があった。
【0015】昨今は、画像形成装置の小型軽量化の要請
が強く、現像装置も小型軽量化することが求められ、特
に複数の現像装置を備えるカラー画像形成装置において
は、その現像装置で用いる現像剤規制部材もでき得る限
り芯金としての軸を細くして重量を軽くし、駆動力を小
さくすることが望まれるところである。
【0016】なお、以上のようなことは、現像剤規制部
材6の軸7両端を付勢部材9で付勢して現像剤担持体1
に押し付ける場合に限らず、現像剤規制部材を単に載せ
て現像剤担持体に重力で押し当てる場合にも、現像剤規
制部材の両端から突出する軸が荷重となって現像剤規制
部材の両端に加わり、現像剤規制部材をたわませて同様
な問題を生じた。
【0017】そこで、この発明の第1の課題は、ローラ
状の現像剤規制部材を用いる、画像形成装置の一成分現
像装置において、現像剤規制部材の形状を規定すること
により、現像剤規制部材のたわみに基づき現像剤担持体
との間に発生する隙間を小さくし、画像品質を向上する
ことにある。
【0018】第2の課題は、そのような一成分現像装置
において、さほどコスト高となることなく、現像剤規制
部材を加工可能とすることにある。
【0019】第3の課題は、そのような一成分現像装置
において、加工コストを高くすることなく、現像剤規制
部材を現像剤担持体に一層均一に押し当て、現像剤帯電
量を一定としてその部分的な低下を防止し、現像剤の飛
散を防いで地汚れをなくすとともに、現像剤担持体上の
現像剤層をできる限り均一として画像品質の向上を図る
ことにある。
【0020】第4の課題は、そのような一成分現像装置
において、加工コストを高くすることなく、現像剤規制
部材を現像剤担持体になお一層均一に押し当て、現像剤
帯電量を一定としてその部分的な低下を防止し、現像剤
の飛散を防いで地汚れをなくすとともに、現像剤担持体
上の現像剤層をできる限り均一として画像品質の向上を
図ることにある。
【0021】第5の課題は、そのような一成分現像装置
において、現像剤規制部材を現像剤担持体に理論上均一
に押し当てることにある。
【0022】第6の課題は、そのような一成分現像装置
において、現像剤規制部材を現像剤担持体に現実に合わ
せ一層均一に押し当てることにある。
【0023】第7の課題は、そのような一成分現像装置
において、加工コストを高くすることなく、現像剤規制
部材を現像剤担持体にさらに現実に合わせなお一層均一
に押し当てることにある。
【0024】第8の課題は、現像剤担持体に対する現像
剤規制部材の押し当てを安定化することにある。
【0025】第9の課題は、上記のような課題を解決し
た一成分現像装置を備えたプロセスカートリッジを得る
ことにある。
【0026】第10の課題は、上記のような課題を解決
した一成分現像装置を備えた画像形成装置を得ることに
ある。
【0027】
【課題を解決するための手段】そのため、請求項1に係
る発明は、上述した第1の課題を達成すべく、画像形成
装置の一成分現像装置で、現像剤担持体に接触してその
現像剤担持体が担持する一成分現像剤を薄層化するロー
ラ状の現像剤規制部材において、軸方向の中央部の外径
を両端部の外径よりも大きくし、中央で両側対称形状と
してなる、ことを特徴とする。
【0028】請求項2に係る発明は、上述した第1の課
題を達成すべく、現像剤担持体に接触してその現像剤担
持体が担持する一成分現像剤をローラ状の現像剤規制部
材で薄層化する画像形成装置の一成分現像装置におい
て、現像剤規制部材を、その軸方向中央部の外径を両端
部の外径よりも大きくし、中央で両側対称形状としてな
る、ことを特徴とする。
【0029】請求項3に係る発明は、上述した第2の課
題を達成すべく、請求項2に記載の一成分現像装置にお
いて、現像剤規制部材の外径を、その中央部から端部に
向けて各々漸次直線的に小さく変化してなる、ことを特
徴とする。
【0030】請求項4に係る発明は、上述した第3の課
題を達成すべく、請求項2に記載の一成分現像装置にお
いて、現像剤規制部材の外径を、中央部で一定幅等し
く、その中央部の両側から両端部に向けて各々漸次直線
的に小さく変化してなる、ことを特徴とする。
【0031】請求項5に係る発明は、上述した第4の課
題を達成すべく、請求項2に記載の一成分現像装置にお
いて、現像剤規制部材の軸方向の中央部から両端部に向
けて複数に分割し、その各分割ごとに外径を、端部に向
けて漸次直線的に小さくし、その直線的に小さくする外
径変化斜線が分割ごとに連続して順次傾斜が大きくなる
ように変化してなる、ことを特徴とする。
【0032】請求項6に係る発明は、上述した第4の課
題を達成すべく、請求項5に記載の一成分現像装置にお
いて、各分割位置での外径を同一2次曲線上に設けてな
る、ことを特徴とする。
【0033】請求項7に係る発明は、上述した第4の課
題を達成すべく、請求項5に記載の一成分現像装置にお
いて、各分割位置での外径を同一円弧曲線上に設けてな
る、ことを特徴とする。
【0034】請求項8に係る発明は、上述した第4の課
題を達成すべく、請求項5に記載の一成分現像装置にお
いて、隣り合う外径変化斜線の交点にRが付くように各
分割位置での外径を修正してなる、ことを特徴とする。
【0035】請求項9に係る発明は、上述した第4の課
題を達成すべく、請求項5に記載の一成分現像装置にお
いて、各分割ごとの外径変化斜線を同一2次曲線に接す
るように設けてなる、ことを特徴とする。
【0036】請求項10に係る発明は、上述した第4の
課題を達成すべく、請求項5に記載の一成分現像装置に
おいて、各分割ごとの外径変化斜線を同一円弧曲線に接
するように設けてなる、ことを特徴とする。
【0037】請求項11に係る発明は、上述した第4の
課題を達成すべく、請求項5に記載の一成分現像装置に
おいて、各分割位置での外径のいくつかを2次曲線上に
設けるとともに、その2次曲線上に各分割ごとの外径変
化斜線のいくつかを接するように設けてなる、ことを特
徴とする。
【0038】請求項12に係る発明は、上述した第4の
課題を達成すべく、請求項5に記載の一成分現像装置に
おいて、各分割位置での外径のいくつかを円弧曲線上に
設けるとともに、その円弧曲線上に各分割ごとの外径変
化斜線のいくつかを接するように設けてなる、ことを特
徴とする。
【0039】請求項13に係る発明は、上述した第5の
課題を達成すべく、請求項2に記載の一成分現像装置に
おいて、現像剤規制部材の外径を、その軸方向に4次曲
線で変化してなる、ことを特徴とする。
【0040】請求項14に係る発明は、上述した第6の
課題を達成すべく、請求項2に記載の一成分現像装置に
おいて、現像剤規制部材の外径を、その軸方向に2次曲
線で変化してなる、ことを特徴とする。
【0041】請求項15に係る発明は、上述した第6の
課題を達成すべく、請求項2に記載の一成分現像装置に
おいて、現像剤規制部材の外径を、その軸方向に円弧曲
線で変化してなる、ことを特徴とする。
【0042】請求項16に係る発明は、上述した第7の
課題を達成すべく、請求項13、14または15に記載
の一成分現像装置において、曲線の両側をその曲線の接
線として、現像剤規制部材の外径を、両端部で大きくな
るように修正してなる、ことを特徴とする。
【0043】請求項17に係る発明は、上述した第7の
課題を達成すべく、請求項13、14または15に記載
の一成分現像装置において、曲線の両側をその曲線に接
する曲線として、現像剤規制部材の外径を、両端部で大
きくなるように修正してなる、ことを特徴とする。
【0044】請求項18に係る発明は、上述した第8の
課題を達成すべく、請求項2、3、4、5、13、14
または15に記載の一成分現像装置において、現像剤規
制部材に弾性層を設ける形状としてなる、ことを特徴と
する。
【0045】請求項19に係る発明は、上述した第9の
課題を達成すべく、プロセスカートリッジにおいて、請
求項2、3、4、5、13、14または15に記載の一
成分現像装置を備え、画像形成装置本体に対して一括し
て着脱自在としてなる、ことを特徴とする。
【0046】請求項20に係る発明は、上述した第10
の課題を達成すべく、画像形成装置において、請求項
2、3、4、5、13、14または15に記載の一成分
現像装置を備えてなる、ことを特徴とする。
【0047】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、この発
明の実施の形態につき説明する。図1は、この発明の一
実施の形態を示すもので、カラーレーザープリンタの全
体概略構成図である。
【0048】図示カラーレーザープリンタのプリンタ装
置本体A内には、ほぼ中央に感光体装置10を備える。
感光体装置10には、複数のローラ11に掛け回して、
エンドレスベルト状の像担持体12を設ける。像担持体
12の表面には、有機感光層を形成してなる。
【0049】感光体装置10のまわりには、帯電装置1
4、書込み装置15、一成分現像装置16、中間転写装
置17、クリーニング装置18などを備える。
【0050】帯電装置14は、高電圧を印加することに
より像担持体12の表面を一様に帯電する。
【0051】書込み装置15は、たとえばコンピュータ
からのカラー画像信号に基づき不図示のレーザダイオー
ドからレーザ光を発し、そのレーザ光をポリゴンミラー
20、f/θレンズ21、反射ミラー22などを介して
出射してそれぞれブラック、シアン、マゼンタ、イエロ
の画像信号に対応した書込みを行い、像担持体12上に
静電潜像を形成する。
【0052】一成分現像装置16は、ブラック、シア
ン、マゼンタ、またはイエロの非磁性一成分現像剤を収
納し、それぞれ着脱自在に多段に備える。そして、選択
的に像担持体12に近接し、現像ケース24内に収納す
るローラ状の現像剤担持体25を像担持体12に接触す
るか近接可能とする。
【0053】中間転写装置17は、複数のローラ27に
掛け回して、中間転写ベルト28を有する。エンドレス
の中間転写ベルト28の表面には、像担持体12と同様
に有機感光層を形成する。そして、そのまわりには、転
写材搬送路30を挟んで中間転写ローラ31を備え、ま
た中間転写ベルト28のクリーニング装置32を備え
る。
【0054】像担持体12のクリーニング装置18は、
像担持体12にクリーニングブレードを押し当ててな
る。なお、中間転写ベルト28のクリーニング装置32
にも、同様に、中間転写ベルト28にそのクリーニング
ブレードを押し当ててなる。
【0055】ところで、このレーザプリンタのプリンタ
装置本体Aには、底部に、出し入れ自在に給紙カセット
34を取り付ける。給紙カセット34内の転写材は、給
紙コロ35の回転で繰り出して転写材搬送路30内に送
り込み、搬送コロ36で搬送し、レジストローラ37で
タイミングを取って中間転写ベルト28と中間転写ロー
ラ31間に向けて送り込む。
【0056】転写材搬送路30の下流には、定着装置3
8に続き、排紙ローラ39を設ける。また、プリンタ装
置本体A上には、記録済みの転写材をフェイスダウンで
スタックする排紙スタック部40を設けてなる。
【0057】さて、このレーザプリンタで記録を行うと
きは、ローラ11・27を回転して像担持体12および
中間転写ベルト28をそれぞれ図中矢示方向に回転搬送
するとともに、給紙コロ35を回転して転写材を転写材
搬送路30を通して中間転写ベルト28と中間転写ロー
ラ31間に送り込む。
【0058】そして、帯電装置14で像担持体12の表
面を帯電し、書込み装置15で書込みを行って像担持体
12上に逐次色ごとに静電潜像を形成する。次いで、現
像装置16で、静電潜像と逆の電荷に帯電された現像剤
を静電付着し、色別に可視像化する。その各色画像は、
現像剤と逆の電荷を印加することにより中間転写ベルト
28上に各色別に転写し、4色合成してカラー画像を形
成する。
【0059】中間転写ベルト28上に形成したカラー画
像は、中間転写ローラ31で、現像剤と逆の電荷を印加
することにより転写材に転写する。画像転写後の転写材
は、定着装置38で転写画像を定着後、排紙ローラ39
で排紙スタック部40上に排出してそこにスタックす
る。
【0060】画像転写後の像担持体12は、クリーニン
グ装置18のクリーニングブレードで転写残現像剤を除
去して次の画像形成に備える。また、画像転写後の中間
転写ベルト28も、クリーニング装置32のクリーニン
グブレードで転写残現像剤を除去して次の画像形成に備
える。
【0061】ところで、一成分現像装置16は、図2に
示すように、現像ケース24に開口43を設け、その開
口43を通して像担持体12と対向して現像剤担持体2
5を設ける。現像剤担持体25は、対向位置で像担持体
12と同方向に、線速比1.1〜2.0倍速で回転す
る。現像剤担持体25には、ローラ状の現像剤規制部材
44を押し当てる。
【0062】現像剤規制部材44は、図3に示すよう
に、軸45を軸受46を介して現像ケース24で支持
し、その軸受47を付勢部材47で付勢して現像剤担持
体25に押し当ててなる。そして、押し当て位置で、現
像剤担持体25に対してカウンタ方向に回転する。
【0063】現像剤規制部材44には、図2に示すよう
に、掻き落とし部材48の先端を押し当てる。掻き落と
し部材48は、現像剤規制部材44の表面に付着した現
像剤を掻き落とす。
【0064】現像剤担持体25には、また、現像剤供給
部材50を所定のニップをもって接触する。現像剤供給
部材50は、ローラ状とし、金属製の芯金51と、ポリ
ウレタン・シリコン・EPDM・ポリカーボネイトなど
の発泡材52とでつくる。そして、接触位置で、いずれ
の方向でもよいが、図示例では現像剤担持体25に対し
て相対線速差をもってカウンタ方向に回転する。現像剤
供給部材50の下には、仕切り板54を設ける。
【0065】現像ケース24の奥側(図中右側)には、ブ
ラック、シアン、マゼンタ、またはイエロの非磁性一成
分現像剤を収納するホッパ56を設ける。ホッパ56内
には、現像剤搬送部材57を複数備える。現像剤搬送部
材57は、いずれの方向に回転してもよいが、図示例で
はそれぞれ図中時計方向に回転する。
【0066】さて、この一成分現像装置16において、
現像剤担持体25としては、ハードタイプのものとソフ
トタイプのものを用いることができる。
【0067】ハードタイプのものとしては、 1)アルミニウムやSUSや鉄鋼等の金属ローラ、 2)そのような金属ローラの表面に、メラミン樹脂等の
樹脂コートをしたもの、 3)金属ローラの表面に、含フッ素樹脂等の高硬度のゴ
ム被覆をしたもの、 などがある。
【0068】また、ソフトタイプのものとしては、金属
ローラまたは軸の表面に、変形する硬度の弾性(ゴム)層
を設け、さらにその上にコート層を設けたものなどがあ
る。例えば鉄鋼軸の表面に、シリコンやNBRやヒドリ
ンやウレタンなどを設け、その上に含フッ素樹脂やグア
ナミン樹脂などを設けたものである。
【0069】現像剤担持体25がハードタイプのものの
場合には、現像剤規制部材44としては、金属ローラま
たは軸の表面に、変形する硬度の弾性(ゴム)層を設け、
さらにその上にコート層を設けたものを使用する。例え
ば鉄鋼軸の表面に、シリコンやNBRやヒドリンやウレ
タンなどを設け、その上に含フッ素樹脂やグアナミン樹
脂などを設けたものである。
【0070】一方、現像剤担持体25がソフトタイプの
ものの場合には、現像剤規制部材44としては、同じく
金属ローラまたは軸の表面に、変形する硬度の弾性(ゴ
ム)層を設け、さらにその上にコート層を設けたもの
と、金属ローラなどを使用する。例えば鉄鋼軸の表面
に、シリコンやNBRやヒドリンやウレタンなどを設
け、その上に含フッ素樹脂やグアナミン樹脂などを設け
たものである。SUS軸も可能である。これに窒化処理
を加えて表面硬化すれば、耐久性が高まる。
【0071】現像剤担持体25および現像剤規制部材4
4ともに、現像剤との帯電性、経時の安定性、対摩耗
性、現像剤固着を防止できる特性を持った材料を選択す
る必要がある。
【0072】そして、いまこの一成分現像装置16で像
担持体12上の潜像を現像するときは、現像剤搬送部材
57を回転して現像剤を攪拌しながら搬送し、仕切り板
54上に汲み上げて現像剤供給部材50に付着する。現
像剤供給部材50は、回転しながら、現像剤を擦り付け
て予備摩擦帯電し、クーロン力で付着して現像剤担持体
25に供給する。
【0073】現像剤担持体25は、回転しながら、現像
剤を担持し、その担持した現像剤を現像剤規制部材44
との摩擦で本帯電するとともに、その現像剤規制部材4
4で薄層化する。そして、像担持体12に付着してその
像担持体12上の潜像を可視像化する。
【0074】なお、図示例では、像担持体12としてベ
ルト状のものを用いるが、現像剤担持体25の表面硬度
を低く抑えれば、像担持体12としてドラム状のものを
用いることもできる。
【0075】ところで、この発明では、現像剤規制部材
44を、その軸方向中央部の外径を両端部の外径より大
きくし、中央で両側対称形状とする。例えば図4に示す
ように、現像剤規制部材44の外径Dを、その中央部4
4aから端部44bに向けて各々漸次直線的に小さく変
化する。図4では、判りやすいように中央部44aと端
部44bにおける外径差を大きくしてあるが、実際には
外径差は50〜数百μmである。
【0076】そして、現像剤規制部材44が付勢部材4
7の付勢力や、現像剤担持体25の回転により引っ張ら
れてたわんでも、現像剤担持体25との間の隙間を小さ
くし、周面が現像剤担持体25の周面に均一に押し当た
るようにする。
【0077】これにより、図5に示すように現像剤担持
体25上の現像剤層をでき得る限り均一にしてかぶりを
少なくすることができる。また、図6に示すように、現
像剤帯電量も、現像剤規制部材44の軸方向でばらつき
を小さくし、現像剤飛散をなくして画像品質を向上する
ことができる。そして、現像剤規制部材44を図4に示
すような形状とすれば、さほどコスト高となることな
く、現像剤規制部材44を加工可能とすることができ
る。
【0078】また、軸45を細くして現像剤規制部材4
4の重量を軽くし、ユーザの負担を軽くするとともに、
駆動トルクを小さくすることができる。
【0079】ここで、図4に示すような形状の現像剤規
制部材44では、現像剤帯電量が、図6から判るとお
り、現像剤規制部材44の軸方向でW形状となる。これ
は、像担持体25に対する押し当て力が中央部44aと
端部44bとで若干弱いことを示す。つまり、中央部4
4aと端部44bとで現像剤規制部材44の外径が細
い、ということである。
【0080】そこで、図7に示すように、現像剤規制部
材44の外径Dが、中央部44aで一定幅aの間は等し
く、その中央部44aの両側から両端部44bに向けて
各々漸次直線的に小さく変化するようにする。
【0081】このようにすると、中央部44aと端部4
4bの外径を大きくし、現像剤規制部材44を現像剤担
持体25に一層均一に押し当て、現像剤帯電量を一定と
してその部分的な低下を防止するとともに、現像剤担持
体上の現像剤層を均一として画像品質の向上を図ること
ができる。
【0082】しかし、現像剤規制部材44を図7に示す
ような形状としても、なお等しい径の中央部44a両側
から両端部44bに向けて傾斜をはじめる部分で圧力が
低下し、その部分で現像剤帯電量が低下し、画像にむら
が生ずる問題があった。
【0083】そこで、現像剤規制部材44の軸方向の中
央部44aから両端部44bに向けて複数に分割し、そ
の各分割ごとに外径Dを、端部44bに向けて漸次直線
的に小さくし、その直線的に小さくする外径変化斜線が
分割ごとに連続して順次傾斜が大きくなるように変化す
るようにする。
【0084】例えば図8に示すように、中央で両側対称
形状として、中央部44aから端部44bに向けてh・
i・jの3つに分割し、全長で6分割する。そして、そ
の各分割h・i・jごとに外径Dを、端部44bに向け
て漸次直線的に小さくし、その直線的に小さくする外径
変化斜線Mが分割ごとに段差なく連続して、かつ順次傾
斜がα・β・γと大きくなるようにする。
【0085】このように分割数を多くすると、現像剤規
制部材44を現像剤担持体25になお一層均一に押し当
て、現像剤帯電量を一定としてその部分的な低下を防止
するとともに、現像剤担持体上の現像剤層を均一として
画像品質の向上を図ることができる。
【0086】いま、ローラ状現像剤規制部材44のたわ
みを、等分布荷重のモデルで計算すると、 w=q*L/(24EI)*(x/L)*(1−2*(x/
L)+(x/L)) となる。
【0087】ここで、wは位置xにおけるたわみ量、q
は全荷重をローラ状現像剤規制部材44の長さで割った
値、Lはローラ状現像剤規制部材44の長さ、Eは軸4
5のヤング率、Iは断面2次モーメントでπ*d/6
4であり、dは軸45の直径である。
【0088】上記式から、wは、xの4乗に比例するこ
ととなる。そこで、現像剤規制部材44の外径Dを、そ
の軸方向に4次曲線で変化するようにすれば、現像剤規
制部材44を現像剤担持体25に理論上さらに一層均一
に押し当て、現像剤帯電量を一定としてその部分的な低
下を防止するとともに、現像剤担持体上の現像剤層を均
一として画像品質の向上を図ることができる。
【0089】ところが、実際には、現像剤は中央部44
aから端部44bへと押されていく流れが生じて、端部
44bの粉圧は中央部44aよりも上がる傾向にあり、
両端部44bの圧力は中央部44a付近よりも若干高く
する必要がある。
【0090】よって、さらに好ましくは、4次曲線より
も曲率が全体的に小さくなる2次曲線(図9参照)や円
弧曲線(図10参照)の方がよく、現像剤規制部材44
の外径Dを、その軸方向に2次曲線や円弧曲線で変化す
るようにするとよい。
【0091】図9および図10において、横軸は現像剤
規制部材44の軸方向位置を、縦軸はクラウン量として
半径差を示す。すなわち、現像剤規制部材44の長さが
300mmで中央外径がφ14mmのとき、端部44b
から150mmの中央部44aでクラウン量0.07m
mとすると、端部44bの外径は中央外径より0.14
mm小さいφ13.86mmとなる。
【0092】なお、当然のことながら、現像剤規制部材
44の両端の荷重が大きい場合には、中央部44aのク
ラウン量を大きくする必要がある。
【0093】図11には、トラバース研削やプランジ研
削などでつくり、外径Dを軸方向に円弧曲線で変化する
ローラ状現像剤規制部材44の具体例を示す。この例で
は、軸45の直径dを6mmとし、両端部44bの最小
外径を10mmとする。そして、外周を、軸方向に半径
Rが80〜100mmの円弧曲線で形成してなる。
【0094】さて、例えば図8に示すように、現像剤規
制部材44の軸方向の中央部44aから端部44bに向
けて複数に分割し、その各分割ごとに外径Dを、端部4
4bに向けて漸次直線的に小さくし、その直線的に小さ
くする外径変化斜線Mが分割ごとに連続して順次傾斜α
・β・γが大きくなるように変化するようにし、その分
割位置bでの外径Dを同一2次曲線上に設けるようにし
てもよい。
【0095】例えば図12に示すように、分割位置bで
の現像剤規制部材44の外径Dを、図中破線で示す2次
曲線上に設けるようにする。2次曲線上ではなく、図示
省略するが、同一円弧曲線上に設けるようにしてもよ
い。
【0096】また、同じく図示省略するが、現像剤規制
部材44の軸方向の中央部44aから端部44bに向け
て複数に分割し、その各分割ごとに外径Dを、端部44
bに向けて漸次直線的に小さくし、その直線的に小さく
する外径変化斜線Mが分割ごとに連続して順次傾斜α・
β・γが大きくなるように変化するようにし、隣り合う
外径変化斜線Mの交点にRが付くように各分割位置bで
の外径を修正するようにしてもよい。
【0097】さらに、例えば図13に示すように、各分
割ごとの外径変化斜線Mを、図中破線で示す同一2次曲
線に接するように設けるようにしてもよい。2次曲線上
ではなく、図示省略するが、同一円弧曲線上に接するよ
うにしてもよい。
【0098】またさらに、例えば図14に示すように、
各分割位置bでの外径のいくつかを図中eで示すよう
に、図中破線で示す2次曲線上に設けるとともに、その
2次曲線上に各分割ごとの外径変化斜線Mのいくつかを
図中fで示すように接するように設けるようにしてもよ
い。同様に、2次曲線上ではなく、図示省略するが、同
一円弧曲線でもよい。
【0099】上述したとおり、実際には、現像剤は中央
部44aから端部44bへと押されていく流れが生じ
て、端部44bの粉圧は中央部44aよりも上がる傾向
にあり、両端部44bの圧力は中央部44a付近よりも
若干高くする必要がある。そこで、曲線の両側をその曲
線の接線として、現像剤規制部材44の外径Dを、端部
44aで大きくなるように修正してもよい。
【0100】例えば図15に示すように、2次曲線など
の曲線の両側をその曲線の接線gとして、図16に示す
ように現像剤規制部材44の外径Dを、両端部44aで
破線から実線で示すような形状となるように修正する。
【0101】また、曲線の両側をその曲線に接する曲線
として、現像剤規制部材44の外径Dを、端部44aで
大きくなるように修正してもよい。例えば図17に示す
ように、2次曲線の両側をその曲線に接する曲線mとし
て、図18に示すように現像剤規制部材44の外径D
を、両端部44aで破線から実線で示すような形状とな
るように修正する。
【0102】曲線mは山が同じ向きであるが、例えば図
19に示すように、山が逆向きの曲線nを2次曲線の両
側に接するようにして、図20に示すように現像剤規制
部材44の外径Dを、両端部44aで破線から実線で示
すような形状となるように修正してもよい。
【0103】なお、上述した図示例では、図3に示すよ
うに、現像剤規制部材44の軸45を軸受46を介して
現像ケース24で支持し、その軸受47を付勢部材47
で付勢して現像剤担持体25に押し当てた。しかし、付
勢部材47で付勢しないで、現像剤担持体25上に現像
剤規制部材44を単に重力で載せる場合にも、現像剤規
制部材44はたわむことがあり、この発明は、そのよう
な構成の画像形成装置にも、同様に適用することができ
る。
【0104】ところで、上述した図示例では、カラーレ
ーザプリンタに適用した場合を示したが、この発明はカ
ラーに限らず、モノクロや2色の画像形成装置にも同様
に適用することができる。
【0105】例えば図21に示すように、ドラム状の像
担持体12のまわりに帯電装置14、書込み装置15、
一成分現像装置16、転写装置17、クリーニング装置
18を備え、この例のように例えば像担持体12と帯電
装置14と現像装置16とクリーニング装置18でプロ
セスカートリッジ60を構成し、画像形成装置本体に対
して一括して着脱自在とする画像形成装置にも同様に適
用することができる。
【0106】なお、図21において、符号25が一成分
現像装置16に備えるローラ状の現像剤担持体であり、
44がローラ状の現像剤規制部材である。また、37は
レジストローラであり、38は定着装置である。
【0107】
【発明の効果】以上説明したとおり、請求項1に係る発
明によれば、現像剤規制部材において、その軸方向中央
部の外径を両端部の外径よりも大きくし、中央で両側対
称形状とするから、現像剤規制部材が付勢部材の付勢力
を受けたり、現像剤担持体の回転により引っ張られた
り、また軸の重さを受けたりしてたわんでも、現像剤担
持体との間の隙間を小さくし、周面が現像剤担持体の周
面に均一に押し当たるようにする。
【0108】これにより、現像剤担持体上の現像剤層を
でき得る限り均一にしてかぶりを少なくすることができ
る。また、現像剤帯電量も、現像剤規制部材の軸方向で
ばらつきを小さくし、現像剤飛散をなくして画像品質を
向上することができる。また、軸を細くして現像剤規制
部材の重量を軽くし、ユーザの負担を軽くするととも
に、駆動トルクを小さくすることができる。
【0109】請求項2に係る発明によれば、そのような
効果を有する現像剤規制部材を用いた一成分現像装置を
得ることができる。
【0110】請求項3に係る発明によれば、現像剤規制
部材の外径を、その中央部から両端部に向けて各々漸次
直線的に小さく変化するから、さほどコスト高となるこ
となく、現像剤規制部材を加工可能とすることができ
る。
【0111】請求項4に係る発明によれば、現像剤規制
部材の外径を、中央部で一定幅等しく、その中央部の両
側から両端部に向けて各々漸次直線的に小さく変化する
から、加工コストを高くすることなく、現像剤規制部材
を現像剤担持体に一層均一に押し当て、現像剤帯電量を
一定としてその部分的な低下を防止するとともに、現像
剤担持体上の現像剤層を均一として画像品質の向上を図
ることができる。
【0112】請求項5に係る発明によれば、現像剤規制
部材の軸方向の中央部から両端部に向けて複数に分割
し、その各分割ごとに外径を、端部に向けて漸次直線的
に小さくし、その直線的に小さくする外径変化斜線が分
割ごとに連続して順次傾斜が大きくなるように変化する
から、分割数を多くして、現像剤規制部材を現像剤担持
体になお一層均一に押し当て、現像剤帯電量を一定とし
てその部分的な低下を防止するとともに、現像剤担持体
上の現像剤層を均一として画像品質の向上を図ることが
できる。
【0113】請求項6に係る発明によれば、各分割位置
での外径を同一2次曲線上に設けるから、同様な効果を
別の手段で達成することができる。
【0114】請求項7に係る発明によれば、各分割位置
での外径を同一2次曲線上に設けるから、同様な効果を
さらに別の手段で達成することができる。
【0115】請求項8に係る発明によれば、隣り合う外
径変化斜線の交点にRが付くように各分割位置での外径
を修正するから、同様な効果をまたさらに別の手段で達
成することができる。
【0116】請求項9に係る発明によれば、各分割ごと
の外径変化斜線を同一2次曲線に接するように設けるか
ら、同様な効果をまたさらに別の手段で達成することが
できる。
【0117】請求項10に係る発明によれば、各分割ご
との前記外径変化斜線を同一円弧曲線に接するように設
けるから、同様な効果をまたさらに別の手段で達成する
ことができる。
【0118】請求項11に係る発明によれば、各分割位
置での外径のいくつかを2次曲線上に設けるとともに、
その2次曲線上に各分割ごとの前記外径変化斜線のいく
つかを接するように設けから、同様な効果をまたさらに
別の手段で達成することができる。
【0119】請求項12に係る発明によれば、各分割位
置での外径のいくつかを円弧曲線上に設けるとともに、
その円弧曲線上に各分割ごとの前記外径変化斜線のいく
つかを接するように設けるから、同様な効果をまたさら
に別の手段で達成することができる。
【0120】請求項13に係る発明によれば、現像剤規
制部材の外径を、その軸方向に4次曲線で変化するか
ら、たわみ曲線に近付けて現像剤規制部材を現像剤担持
体に理論上均一に押し当て、現像剤帯電量を一定として
その部分的な低下を防止するとともに、現像剤担持体上
の現像剤層を均一として画像品質の向上を図ることがで
きる。
【0121】請求項14に係る発明によれば、端部での
粉圧上昇を考慮して、現像剤規制部材の外径を、その軸
方向に2次曲線で変化するから、現像剤規制部材を現像
剤担持体に現実に合わせて一層均一に押し当て、現像剤
帯電量を一定としてその部分的な低下を防止するととも
に、現像剤担持体上の現像剤層を均一として画像品質の
向上を図ることができる。
【0122】請求項15に係る発明によれば、同じく端
部での粉圧上昇を考慮して、現像剤規制部材の外径を、
その軸方向に円弧曲線で変化するから、同様に現像剤規
制部材を現像剤担持体に現実に合わせて一層均一に押し
当て、現像剤帯電量を一定としてその部分的な低下を防
止するとともに、現像剤担持体上の現像剤層を均一とし
て画像品質の向上を図ることができる。
【0123】請求項16に係る発明によれば、同じく端
部での粉圧上昇を考慮して、曲線の両側をその曲線の接
線として、現像剤規制部材の外径を、両端部で大きく修
正するから、同様に現像剤規制部材を現像剤担持体にさ
らに現実に合わせてなお一層均一に押し当て、現像剤帯
電量を一定としてその部分的な低下を防止するととも
に、現像剤担持体上の現像剤層を均一として画像品質の
向上を図ることができる。
【0124】請求項17に係る発明によれば、同じく端
部での粉圧上昇を考慮して、曲線の両側をその曲線に接
する曲線として、現像剤規制部材の外径を、両端部で大
きく修正するから、同様に現像剤規制部材を現像剤担持
体にさらに現実に合わせてなお一層均一に押し当て、現
像剤帯電量を一定としてその部分的な低下を防止すると
ともに、現像剤担持体上の現像剤層を均一として画像品
質の向上を図ることができる。
【0125】請求項18に係る発明によれば、現像剤規
制部材に弾性層を設ける形状とするから、弾性層の変形
が、現像剤担持体に対する押し当て方向と自身の軸方向
の双方に起こり、現像剤担持体に対する現像剤規制部材
の押し当てを安定化することができる。
【0126】請求項19に係る発明によれば、プロセス
カートリッジにおいて、請求項2、3、4、5、13、
14または15に記載の一成分現像装置を備え、画像形
成装置本体に対して一括して着脱自在とすることができ
る。
【0127】請求項20に係る発明によれば、画像形成
装置において、上述した請求項2、3、4、5、13、
14または15に係る発明による効果を有する一成分現
像装置を備えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態を示すもので、カラー
レーザープリンタの全体概略構成図である。
【図2】そのレーザプリンタで用いる、1の現像装置の
概略構成図である。
【図3】その現像装置における現像剤担持体に対する現
像剤規制部材の押し当て状態を示す側面図である。
【図4】その一例である現像剤規制部材の側面図であ
る。
【図5】その現像装置における現像剤担持体上位置と現
像剤層との関係を示す関係図である。
【図6】その現像装置における現像剤担持体上位置と現
像剤帯電量との関係を示す関係図である。
【図7】他例である現像剤規制部材の側面図である。
【図8】さらに他例である現像剤規制部材の側面図であ
る。
【図9】さらに他例である現像剤規制部材上の位置とク
ラウン量(半径差)との関係を示す関係図である。
【図10】またさらに他例である現像剤規制部材上の位
置とクラウン量(半径差)との関係を示す関係図である。
【図11】またさらに他例である現像剤規制部材上の位
置とクラウン量(半径差)との関係を示す関係図である。
【図12】外径を軸方向に円弧曲線に変化した現像剤規
制部材の側面図である。
【図13】またさらに他例である現像剤規制部材上の位
置とクラウン量(半径差)との関係を示す関係図である。
【図14】またさらに他例である現像剤規制部材上の位
置とクラウン量(半径差)との関係を示す関係図である。
【図15】またさらに他例である現像剤規制部材上の位
置とクラウン量(半径差)との関係を示す関係図である。
【図16】その現像剤規制部材の側面図である。
【図17】またさらに他例である現像剤規制部材上の位
置とクラウン量(半径差)との関係を示す関係図である。
【図18】その現像剤規制部材の側面図である。
【図19】またさらに他例である現像剤規制部材上の位
置とクラウン量(半径差)との関係を示す関係図である。
【図20】その現像剤規制部材の側面図である。
【図21】この発明の他の実施の形態を示す画像形成装
置の概略構成図である。
【図22】従来の現像装置の概略構成図である。
【図23】従来の現像装置における現像剤担持体に対す
る現像剤規制部材の押し当て状態を示す側面図である。
【図24】その現像剤規制部材がたわんだ状態を示す側
面図である。
【図25】その従来の現像装置における現像剤担持体上
位置と現像剤層との関係を示す関係図である。
【図26】その従来の現像装置における現像剤担持体上
位置と現像剤帯電量との関係を示す関係図である。
【符号の説明】
12 像担持体 16 一成分現像装置 25 現像剤担持体 44 現像剤規制部材 44a 中央部 44b 端部 D 現像剤規制部材の外径 M 外径変化斜線 b 分割位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梅澤 信彦 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2H077 AB18 AC04 AD06 AD14 AD32 BA09 EA14 EA15 EA16 GA12

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置の一成分現像装置で、現像
    剤担持体に接触してその現像剤担持体が担持する一成分
    現像剤を薄層化するローラ状の現像剤規制部材におい
    て、 軸方向の中央部の外径を両端部の外径よりも大きくし、
    中央で両側対称形状としてなる、現像剤規制部材。
  2. 【請求項2】 現像剤担持体に接触してその現像剤担持
    体が担持する一成分現像剤をローラ状の現像剤規制部材
    で薄層化する画像形成装置の一成分現像装置において、 前記現像剤規制部材を、その軸方向中央部の外径を両端
    部の外径よりも大きくし、中央で両側対称形状としてな
    る、一成分現像装置。
  3. 【請求項3】 前記現像剤規制部材の外径を、その中央
    部から両端部に向けて各々漸次直線的に小さく変化して
    なる、請求項2に記載の一成分現像装置。
  4. 【請求項4】 前記現像剤規制部材の外径を、中央部で
    一定幅等しく、その中央部の両側から両端部に向けて各
    々漸次直線的に小さく変化してなる、請求項2に記載の
    一成分現像装置。
  5. 【請求項5】 前記現像剤規制部材の軸方向の中央部か
    ら両端部に向けて複数に分割し、その各分割ごとに外径
    を、端部に向けて漸次直線的に小さくし、その直線的に
    小さくする外径変化斜線が分割ごとに連続して順次傾斜
    が大きくなるように変化してなる、請求項2に記載の一
    成分現像装置。
  6. 【請求項6】 各分割位置での外径を同一2次曲線上に
    設けてなる、請求項5に記載の一成分現像装置。
  7. 【請求項7】 各分割位置での外径を同一円弧曲線上に
    設けてなる、請求項5に記載の一成分現像装置。
  8. 【請求項8】 隣り合う前記外径変化斜線の交点にRが
    付くように各分割位置での外径を修正してなる、請求項
    5に記載の一成分現像装置。
  9. 【請求項9】 各分割ごとの前記外径変化斜線を同一2
    次曲線に接するように設けてなる、請求項5に記載の一
    成分現像装置。
  10. 【請求項10】 各分割ごとの前記外径変化斜線を同一
    円弧曲線に接するように設けてなる、請求項5に記載の
    一成分現像装置。
  11. 【請求項11】 各分割位置での外径のいくつかを2次
    曲線上に設けるとともに、その2次曲線上に各分割ごと
    の前記外径変化斜線のいくつかを接するように設けてな
    る、請求項5に記載の一成分現像装置。
  12. 【請求項12】 各分割位置での外径のいくつかを円弧
    曲線上に設けるとともに、その円弧曲線上に各分割ごと
    の前記外径変化斜線のいくつかを接するように設けてな
    る、請求項5に記載の一成分現像装置。
  13. 【請求項13】 前記現像剤規制部材の外径を、その軸
    方向に4次曲線で変化してなる、請求項2に記載の一成
    分現像装置。
  14. 【請求項14】 前記現像剤規制部材の外径を、その軸
    方向に2次曲線で変化してなる、請求項2に記載の一成
    分現像装置。
  15. 【請求項15】 前記現像剤規制部材の外径を、その軸
    方向に円弧曲線で変化してなる、請求項2に記載の一成
    分現像装置。
  16. 【請求項16】 前記曲線の両側をその曲線の接線とし
    て、前記現像剤規制部材の外径を、両端部で大きくなる
    ように修正してなる、請求項13、14または15に記
    載の一成分現像装置。
  17. 【請求項17】 前記曲線の両側をその曲線に接する曲
    線として、前記現像剤規制部材の外径を、両端部で大き
    くなるように修正してなる、請求項13、14または1
    5に記載の一成分現像装置。
  18. 【請求項18】 前記現像剤規制部材に弾性層を設けて
    なる、請求項2、3、4、5、13、14または15に
    記載の一成分現像装置。
  19. 【請求項19】 請求項2、3、4、5、13、14ま
    たは15に記載の一成分現像装置を備え、画像形成装置
    本体に対して一括して着脱自在としてなる、プロセスカ
    ートリッジ。
  20. 【請求項20】 請求項2、3、4、5、13、14ま
    たは15に記載の一成分現像装置を備えてなる、画像形
    成装置。
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