JPH1183461A - 物品種別認識システム - Google Patents

物品種別認識システム

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JPH1183461A
JPH1183461A JP9243977A JP24397797A JPH1183461A JP H1183461 A JPH1183461 A JP H1183461A JP 9243977 A JP9243977 A JP 9243977A JP 24397797 A JP24397797 A JP 24397797A JP H1183461 A JPH1183461 A JP H1183461A
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JP
Japan
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image
camera
recognition system
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JP9243977A
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Yutaka Mizokoshi
豊 溝越
Toshinao Ishii
俊直 石井
Toshitaka Sato
利隆 佐藤
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な装置でしかも様々な廃家電品の形状を
測定し、廃家電品の種類を高精度に認識する。 【解決手段】 廃家電品9を上面方向から上面カメラ5
と、廃家電品を側面方向から撮像する側面高カメラ6、
側面低カメラ7、これらカメラ6,7より得られた撮像
信号より廃家電品9の外形の3次元画像情報を形成し、
この3次元画像情報より廃家電品9の種別を判定する種
別認識装置10とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、リサイクル用途
の物品、特に廃家電品の種別をその受け入れ時に認識す
る物品種別認識システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種のシステムとして例えば、特
開平8−52453号公報に開示された廃棄物供給装置
があった。この装置は、廃棄家電品が廃棄処理目的で受
け入れ口よりベルトコンベアに搬入されると、ベルトコ
ンベアで形状判別装置に搬送される。そして、形状判別
装置により廃棄家電品の形状を測定し、測定形状から廃
棄家電装置の種類、例えば冷蔵庫、洗濯機、テレビ等に
分類する。分類された各廃家電品9はそれぞれ専用のス
トックヤードに送られ分解工程に入るまで貯蔵される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の装置は以上のよ
うに廃棄家電品の形状を測定してその種類を分類した
が、実際市場には大小様々でしかも多種類の形状の家電
品が流れているため、それらの形状を自動的に的確に把
握し、形状に合った分解作業工程を組むとなると、高度
な形状測定が要求されると共に、装置全体が高価になる
という問題点があった。
【0004】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、簡易な装置でしかも様々な物品
の形状を測定し、その種類を高精度に認識することがで
きる物品種別認識システムを得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る物
品種別認識システムは、物品を上面方向から撮像する第
1の撮像手段と、前記物品を側面方向から撮像する第2
の撮像手段と、これら撮像手段より得られた撮像信号よ
り前記物品の外形の3次元画像情報を得る信号処理手段
と、前記外形の3次元画像情報より物品の種別を判定す
る種別判定手段とを備えたものである。
【0006】請求項2の発明に係る物品種別認識システ
ムは、物品を上面方向から撮像する第1の撮像手段と、
前記物品を側面方向から撮像する第2の撮像手段と、こ
れら撮像手段より得られた撮像信号より前記物品の画像
情報を得る信号処理手段と、前記画像情報より直線線分
を抽出する直線線分抽出手段と、抽出した直線線分から
閉領域を形成する直線を抽出し物品の外形および寸法を
推定して前記物品の種別を判定する種別判定手段とを備
えたものである。
【0007】請求項3の発明に係る物品種別認識システ
ムにおける種別判定手段は、複数回の判定動作を通して
物品毎の特徴を学習して蓄積するものである。
【0008】請求項4の発明に係る物品種別認識システ
ムにおける種別判定手段は物品の外形情報と予め学習し
て蓄積した種別の特徴を基にニューラルネッワークを利
用して物品の種別の判定するものである。
【0009】請求項5の発明に係る物品種別認識システ
ムは、種別が既知な物品に対し、その外形画像から前記
物品の特定部位の位置を算出する算出手段を備えたもの
である。
【0010】請求項6の発明に係る物品種別認識システ
ムは、第2の撮像手段を所定間隔で縦方向に配置した複
数のカメラで構成し、これらカメラを物品の高さにより
選択して前記物品を撮影するものである。
【0011】請求項7の発明に係る物品種別認識システ
ムは、第2の撮像手段を単一のカメラで構成し、このカ
メラの撮影角度およびズームを物品の高さにより自動調
整して前記物品を撮影するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、この発明の実施の形態1を図につ
いて説明する。図1は本実施の形態に係る物品種別認識
システムの構成図である。図において、1はパレット8
に載置された廃家電品9を目的の場所、例えば種別対応
の仕分けラインに搬送する駆動装置付きのチェーンコン
ベア(以下、コンベアと記載する)、4はコンベア1を
両側から跨ぐように立設されたコ字形状のカメラ設置架
台であり、このカメラ設置架台4を構成する一方の垂直
のポールには視野を対向する他方のポールに向けた2台
のカメラ(側面高カメラ6、側面低カメラ7)が上下に
設置され、且つ、コンベア1の上方にある水平なポール
には視野をコンベア1の中心に向けた上面カメラ5が設
置されている。尚、ポールの上方に設けた側面高カメラ
6は背丈の高い廃家電品9を側面から撮影し、ポールの
下方に設けた側面低カメラ7は背丈の低い廃家電品9を
側面から撮影する。また、上面カメラ5は廃家電品9を
上面から撮影する。
【0013】P1はコンベア1の固定部に立設されたポ
ールであり、このポールP1はカメラ設置架台4に対し
てパレット8の入り側に設けられている。P2は同じく
コンベア1の固定部に立設されたポールであり、このポ
ールP2はカメラ設置架台4に対してパレット8の出側
に設けられている。各ポールP1,P2には搬送されて
くる廃家電品9を検知するセンサ(投光部と受光部より
なる)2、3が上下方向に2台設けられている。下方に
設けられたセンサ2は廃家電品9を検知し、上方に設け
られたセンサ3は背丈の高い廃家電品9を検知する。1
0は各カメラ5〜7からの映像信号を取り込んで搬送さ
れて来た廃家電品9の形状を測定し、種別を判定する種
別認識装置である。
【0014】図2は種別認識装置10の構成を示すブロ
ック図である。この種別認識装置10は、センサ2或い
は3より検知信号2S或いは3Sを入力すると廃家電品
9の認識を示す認識信号S2を出力すると共に、コンベ
ア停止のための停止信号S1を出力する廃家電品検出処
理部10a、廃家電品検出処理部10aより停止信号S
1を入力するとコンベア1に動作停止の制御信号S3を
出力すると共に、動作停止が確認されるとカメラ切り替
えのための切替信号S4を出力し、また後述する種別判
定処理部より種別判定の完了を示す種別信号S9が入力
されるとコンベア1に起動の制御信号S3を出力するコ
ンベア搬送制御処理部10b、コンベア搬送制御処理部
10bより切替信号S4と廃家電品検出処理部10aよ
り検知信号2S或いは3Sに応じた認識信号S2を入力
すると、映像信号を入力するカメラ5〜7を切り替え、
切り替えたカメラからの映像信号の取り込みを指示する
取込信号S5を出力するカメラ切替処理部10c、カメ
ラ切替処理部10cより出力されたアナログ映像情報で
ある映像信号を取込信号S5に応じて取り込み、ディジ
タル化し静止画として画像メモリ10gに取り込む画像
処理部10d、画像メモリ10gに格納された上面画像
と側面画像を画像処理して外形寸法等の特徴情報101
を抽出し、その特徴情報101を種別判定用の特徴情報
S8に処理して出力する画像特徴情報抽出処理部10
e、特徴情報S8を基に廃家電品9をテレビ、洗濯機、
冷蔵庫、エアコン室内機あるいはエアコン室外機等に種
別判定し、判定完了後に種別信号9をコンベア搬送制御
処理部10bに出力してコンベア1を再起動させる種別
判定処理部10fより構成される。尚、画像入力処理部
10dは廃家電品9の上面画像処理が完了したならば完
了信号S6をカメラ切替処理部10cへ出力してカメラ
を側面低カメラ7或いは側面高カメラ6に切り替えさせ
る。
【0015】次に、本実施の形態における種別認識処理
装置10の動作の概要を図3のフローチャートに従って
説明する。先ず、廃家電品検出処理11においてセンサ
2および3からの検出信号2S,3Sを読み取り、廃家
電品9の検出とその高低を判別すると共に停止信号S1
を出力する。コンベア停止処理12では停止信号S1の
入力に基づいてコンベア1を停止させる。
【0016】コンベア1が停止し、パレット8に載置さ
れた廃家電品9が上面カメラ5の視野に入ったならば、
上面カメラ切替処理13に入って撮像カメラを上面カメ
ラ5に切り替える。そして、上面画像入力処理14では
上面カメラ5からのアナログ映像情報をディジタルの静
止画像として画像メモリ10gに格納する。
【0017】更に、側面カメラ切替処理15では、低位
置のセンサ2のみからの検出信号2S或いは高位置のセ
ンサ3からも検出信号3Sが入力したかによって廃家電
品9の高さを判定し、高さに応じて側面低カメラ7或い
は側面高カメラ6からのアナログ映像情報の入力に切り
替える。側面画像入力処理16では側面カメラ6或いは
7からのアナログ映像情報をディジタルの静止画像とし
て画像メモリ10gに格納する。
【0018】画像メモリ10gに格納された上面画像と
側面画像はエッジ強調処理17でエッジが強調され、更
に直線抽出処理18では強調されたエッジを直線として
抽出し連結させる。そして、外形寸法推定処理19にお
いて、抽出された直線から閉領域を形成する直線を抽出
し、廃家電品9の外形および寸法を推定する。
【0019】このように抽出された直線情報および直線
からなる閉領域、推定された外形寸法より種別判定処理
20で廃家電品9の種別を判定する。種別判定後に、コ
ンベア起動処理21で廃家電品を種別対応の仕分けライ
ンに搬送すると共に、次の廃家電品9を種別認識場所に
搬送させるためコンベア1を再起動させる。
【0020】以下、本実施の形態の詳細な動作説明を図
3の処理工程に沿って図1、図2を参照して説明する。
搬入された廃家電品9は人手或いはマテリアルハンド装
置で1個ずつパレット8に載置されコンベア1で自動搬
送される。コンベア1の途中には廃家電品9の種別を認
識する場所があり、この場所を通過する際に低位置に設
置されたセンサ2或いは高位置に設置されたセンサ3も
同時に廃家電品9の存在を検出する。この時、背丈の低
い廃家電品9であればセンサ2の検出信号2SはON、
センサ3の検出信号3SはOFFとなり、また背丈の高
い廃家電品9であればセンサ2の検出信号2SはON、
センサ3の検出信号3SもONなる。
【0021】廃家電品検出処理部10aは検出信号2S
のONで廃家電品9の存在を検出し、検出信号3SのO
NかOFFで廃家電品9の高低(検出信号3SがONで
高、検出信号3SがOFFで低)を認識する。検出信号
2SのONで廃家電品9の存在を検出すると、廃家電品
検出処理部10aはコンベア搬送制御処理部10bにコ
ンベア1の停止を指示する停止信号S1を出力すると共
に、カメラ切替処理部10cに廃家電品9の高低認識結
果を通知する認識信号S2を出力する。
【0022】コンベア搬送制御処理部10bは停止信号
S1に従ってコンベア停止処理12に入り停止の制御信
号S3をコンベア1に出力して自動停止させる。そし
て、コンベア搬送制御処理部10bはコンベア1の停止
を確認した後にカメラ切替処理部10cにカメラ切替を
指示する切替信号S4を出力する。この結果、カメラ切
替処理部10cは上面カメラ切替処理13に入り、画像
入力処理部10dに対して廃家電品9の上面画像の取り
込みを指示する取込信号S5を出力する。
【0023】画像入力処理部10dは上記指示に応答し
てカメラ切替処理部10cを通して上面カメラ5からの
アナログ映像情報S4を取り込み、ディジタルの静止画
像に変換して画像メモリ10gに取り込む上面画像入力
処理14を行う。処理完了後にカメラ切替処理部10c
に処理の完了を通知する完了信号S6を出力する。
【0024】カメラ切り替え処理部10cは完了信号S
6を入力すると側面カメラ切替処理15に入り、先に入
力されていた認識信号S2による廃家電品9の高低情報
に応じて高の場合は側面高カメラ6、低の場合は側面低
カメラ7へと切り替え、画像入力処理部10dに対して
廃家電品9の側面画像の取り込みを取込信号S5にて指
示する。
【0025】画像入力処理部10dは上記指示に応答し
てカメラ切替処理部10cを通して側面カメラ5または
6からのアナログ映像情報を取り込み、ディジタルの静
止画像に変換して画像メモリ10gに取り込む側面画像
入力処理16を行い、画像特徴情報抽出処理部10eに
画像処理の開始を通知する処理開始信号S7を出力す
る。
【0026】ここで、上面カメラ5、側面高カメラ6、
側面低カメラ7をそれぞれ1台ずつ設置する理由につい
て説明する。上面と側面の2方向からの画像で廃家電品
9の高さ、幅、奥行きの外形寸法を計測したり、廃家電
品9の上面と側面画像の特徴を抽出するためである。こ
の結果、廃家電品9の三次元形状を認識するための情報
を得ることができる。
【0027】更に側面高カメラ(床より120cm〜2
00cmの高さに設置)6、側面低カメラ(床より12
0cm未満の高さに設置)7を設置することで、背丈の
高い廃家電品9に対しては側面高カメラ6に切り替えた
り、背丈の低い廃家電品9に対しては側面低カメラ7に
切り替える。この結果、背丈の低い廃家電品9の場合に
は側面低カメラ7に映る部分を大きくし、外形寸法の測
定精度を向上させることができる。
【0028】画像特徴情報抽出処理部10eは、画像メ
モリ10gに格納された廃家電品9の上面および側面の
画像に対してエッジ強調処理17、直線抽出処理18お
よび外形寸法推定処理19を行う。廃家電品9の特徴情
報抽出に直線を選択した理由は、廃家電品9の形状が直
線の組み合わせで構成されているという特徴によるもの
である。
【0029】エッジ強調処理17では、『森、板倉著
「画像認識の基礎〔II〕p103〜p107 オーム社
刊(1990)」』に示されているように、求める画素
の点(x,y)とその8近傍の輝度を以下のマトリック
スに示す。
【0030】
【数1】
【0031】この8近傍の輝度にSoberオペレータ
を掛けて足したものをエッジ強度とする輝度分布の微分
を全画素について実施する。エッジの近傍では、そのエ
ッジ強度の絶対値が大きくなる性質を持つ。
【0032】直線抽出処理18では、エッジ強調処理1
7でエッジが強調された画像の各画素のエッジ強度を、
その位置を通る直線線分の存在する確率と見做し、その
位置を通る特定の直線上に存在する画素に対してエッジ
強度を足し合わせ、その合計値が大きかった直線をその
点を通るエッジの直線とする。この手法は一般にHou
gh(ハフ)変換と呼ばれ、その詳細は『森、板倉著
「画像認識の基礎〔II〕の第III部 特徴抽出と表現II
11・2 直線検出 p6〜p8 オーム社刊(199
0)」』に示されている。
【0033】外形寸法推定処理19では、直線抽出処理
18で求めた直線線分の位置情報から複数の直線で取り
囲まれた部分を閉領域として抽出し、その一番外側を廃
家電品9の外形とする。この処理を上面と側面の画像に
対して実施し、上面画像からは廃家電品9の幅と奥行
き、側面画像から高さを求める。又、画像の特徴情報と
して外形寸法(高さ、幅、奥行き)、外形寸法比(高
さ:幅、奥行き:幅、高さ:奥行き)、上面画像の閉領
域数、上面各閉領域と外形の比(幅、奥行き)、側面画
像の閉領域数、側面各閉領域と外形の比(高さ、幅)と
する。
【0034】外形寸法推定処理19が完了すると種別判
定処理部10fに種別判定処理20の実施を要求する。
種別判定処理部10fでは、外形寸法推定処理19で算
出した画像の特徴情報S8を入力し、廃家電品9の種別
102をテレビ、洗濯機、冷蔵庫、エアコン(室内
機)、エアコン(室外機)を出力信号とするニューラル
ネットワークモデルの一種であるLVQ(Learni
ngq Vector Quanitization:
学習ベクトル量子化 久間、中山編著 ニューロコンピ
ュータ工学 第3章p62〜p65 工学調査会刊 1
992年)を介して判定する。
【0035】このようにニューラルネットワークモデル
を用いて廃家電品9の外形寸法より種別毎の特徴を学習
して蓄積すると共に、この蓄積された特徴と新たに得た
外形寸法より種別の決定を行うことで、種別判定処理回
数が増えるごとに判定精度が向上する。
【0036】種別判定処理20が完了すると種別判定処
理部10fからコンベア搬送制御処理部10bに当該廃
家電品9の種別を種別信号S9にて通知する。廃家電品
9の種別を受けたコンベア搬送制御処理部10bは制御
信号S3をコンベア1に出力してコンベア起動処理を行
い、廃家電品9を種別対応の仕分けラインに搬送すると
共に、次の種別判定待ち廃家電品9を種別認識場所に搬
送する。尚、種別判定後、例えば廃家電品9がテレビで
あれば、外形形状から分解に注意を要するCRTのサイ
ズ、その取り付け位置を容易に算出することができる。
【0037】実施の形態2.上記実施の形態1では側面
低カメラ7、側面高カメラ6を固定とし、廃家電品の高
さに応じて撮影するカメラを選択したが、側面カメラを
1台とし廃家電品9の高さに応じてカメラの撮影角度お
よびズームを自動調整させるようにカメラ切替処理部1
0cで制御し、適度な大きさの画像を得るようにしても
よい。また、撮影角度およびズームの調整量は画像入力
処理部10dの処理出力によるフィードバック制御であ
ってもよい。
【0038】実施の形態3.上記実施の形態では廃家電
品9の種別認識の場合について説明したが、対象物の大
きさにより仕分けが必要となる自動倉庫や駐車場の管理
にも本システムが適用でき、同様な効果を奏する。
【0039】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、物品を上面方
向から撮像する第1の撮像手段と、前記物品を側面方向
から撮像する第2の撮像手段と、これら撮像手段より得
られた撮像信号より前記物品の外形の3次元画像情報を
得る信号処理手段と、前記外形の3次元画像情報より物
品の種別を判定する種別判定手段とを備えたので、簡易
な構成で画像情報より物品の種別の判定を行うことがで
きるという効果がある。
【0040】請求項2の発明によれば、物品を上面方向
から撮像する第1の撮像手段と、前記物品を側面方向か
ら撮像する第2の撮像手段と、これら撮像手段より得ら
れた撮像信号より前記物品の画像情報を得る信号処理手
段と、前記画像情報より直線線分を抽出する直線線分抽
出手段と、抽出した直線線分から閉領域を形成する直線
を抽出し物品の外形および寸法を推定して前記物品の種
別を判定する種別判定手段とを備えたので、物品をより
詳細に種別することができるという効果がある。
【0041】請求項3の発明によれば、種別判定手段が
複数回の判定動作を通して物品毎の特徴を学習して蓄積
することで、物品の種別をより詳細に、しかも高精度に
行うことができるという効果がある。
【0042】請求項4の発明によれば、種別判定手段が
物品の外形情報と予め学習して蓄積した種別の特徴を基
にニューラルネッワークを利用して物品の種別の判定す
ることで、物品の種別認識速度を速めることができると
いう効果がある。
【0043】請求項5の発明によれば、種別が既知な物
品に対し、その外形画像から前記物品の特定部位の位置
を算出する算出手段を備えたので、物品の種別をより詳
細に行うことができるという効果がある。
【0044】請求項6の発明によれば、第2の撮像手段
を所定間隔で縦方向に配置した複数のカメラで構成し、
これらカメラを物品の高さにより選択して前記物品を撮
影することで、物品の画像情報をより正確に得ることが
できるという効果がある。
【0045】請求項7の発明によれば、第2の撮像手段
を単一のカメラで構成し、このカメラの撮影角度および
ズームを物品の高さにより自動調整して前記物品を撮影
することで、システムの構成を簡易化できるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る物品種別認識
システムの全体構成図である。
【図2】 本実施の形態に係る種別認識装置の構成図で
ある。
【図3】 本実施の形態に係る種別認識装置の認識処理
行程を説明したフローチャートである。
【符号の説明】
1 コンベア、10 種別認識装置、2,3 センサ、
5〜7 カメラ、廃家電品検出処理部、10c カメラ
切り替え処理部、10d 画像入力処理部、10e 画
像特徴情報抽出処理部、10f 種別判定処理部。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品を上面方向から撮像する第1の撮像
    手段と、前記物品を側面方向から撮像する第2の撮像手
    段と、これら撮像手段より得られた撮像信号より前記物
    品の外形の3次元画像情報を得る信号処理手段と、前記
    外形の3次元画像情報より物品の種別を判定する種別判
    定手段とを備えたことを特徴とする物品種別認識システ
    ム。
  2. 【請求項2】 物品を上面方向から撮像する第1の撮像
    手段と、前記物品を側面方向から撮像する第2の撮像手
    段と、これら撮像手段より得られた撮像信号より前記物
    品の画像情報を得る信号処理手段と、前記画像情報より
    直線線分を抽出する直線線分抽出手段と、抽出した直線
    線分から閉領域を形成する直線を抽出し物品の外形およ
    び寸法を推定して前記物品の種別を判定する種別判定手
    段とを備えたことを特徴とする物品種別認識システム。
  3. 【請求項3】 種別判定手段は複数回の判定動作を通し
    て物品毎の特徴を学習して蓄積することを特徴とする請
    求項1または2に記載の物品種別認識システム。
  4. 【請求項4】 種別判定手段は物品の外形情報と予め学
    習して蓄積した種別の特徴を基にニューラルネッワーク
    を利用して物品の種別の判定を行うことを特徴とする請
    求項3に記載の物品種別認識システム。
  5. 【請求項5】 種別が既知な物品に対し、その外形画像
    から前記物品の特定部位の位置を算出する算出手段を備
    えたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記
    載の物品種別認識システム。
  6. 【請求項6】 第2の撮像手段を所定間隔で縦方向に配
    置した複数のカメラで構成し、これらカメラを物品の高
    さにより選択して前記物品を撮影することを特徴とする
    請求項1ないし5のいずれかに記載の物品種別認識シス
    テム。
  7. 【請求項7】 第2の撮像手段を単一のカメラで構成
    し、このカメラの撮影角度およびズームを物品の高さに
    より自動調整して前記物品を撮影することを特徴とする
    請求項1ないし5のいずれかに記載の物品種別認識シス
    テム。
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Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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