JP2501076B2 - ファスナ―自動検査方法及び検査装置 - Google Patents

ファスナ―自動検査方法及び検査装置

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JP2501076B2
JP2501076B2 JP5107352A JP10735293A JP2501076B2 JP 2501076 B2 JP2501076 B2 JP 2501076B2 JP 5107352 A JP5107352 A JP 5107352A JP 10735293 A JP10735293 A JP 10735293A JP 2501076 B2 JP2501076 B2 JP 2501076B2
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清三 関口
章 松田
寛 大崎
均 木原
宏 河田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ファスナーの製造工
程において、ファスナー完成品の良否を検査するファス
ナー自動検査方法及びその検査装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ファスナー完成品においてファスナーの
前止め部、エレメント部及びスライダー部の装着状態が
悪い、または装着洩れがあれば、不良品として、ファス
ナーとして出荷することはできない。このため、従来フ
ァスナー製造工程において、ファスナー完成品の良否を
熟練作業員の目視による検査で判定を行なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
検査方法では、作業員の熟練度にバラツキがあるため、
信頼性の点で問題があった。
【0004】また、信頼性を上げようとすると判定作業
員の数を増やす、あるいは工程数を多くするなどの問題
が生じる。
【0005】この発明は上述した問題点を解消するため
になされたものにして、ファスナーの良否判定を容易に
且つ確実に行なえる検査方法及び装置を提供することを
その目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明のファスナー自
動検査方法は、良品のファスナーの画像を撮像装置で読
み取り、良品のファスナーのスライダーと前止め部とエ
レメントの夫々の形状の画像データ並びに位置を登録す
ると共に、スライダー部分と背景部分との平均輝度値に
基づいて算出した境界値を登録し、検査対象のファスナ
ーを撮像装置で読み取り、登録された境界値に基づき、
読み取った画像の輝度値の変化でスライダー位置を予測
し、予測したスライダー位置を基準として検査対象のフ
ァスナーの予測されるスライダー、前止め部及びエレメ
ントの位置の画像データと良品の対応する画像データと
のマッチングを取り、得られたマッチングの度合いの大
小により、良否の判定を行うことを特徴とする。更に、
この発明においては、ファスナーの上部より放射された
光の反射光とファスナーの下部から放射された光の透過
光を同時に撮像装置に取り込み、ファスナーの画像を読
み取るように構成すると良い。
【0007】また、この発明のファスナーの自動検査装
置は、良品のファスナーのスライダと前止め部とエレメ
ントの夫々の形状の画像データ並びに位置を記憶すると
ともに、スライダー部分と背景部分との平均輝度値に基
づいて算出された境界値を記憶する記憶手段と、検査対
象のファスナーを撮像し、輝度値並びに画像データを出
力する撮像手段と、この撮像手段装置からの輝度値と記
憶手段に記憶された境界値に基づき、スライダー位置を
予測する手段と、予測したスライダー位置を基準として
検査対象のファスナーの予測されるスライダー、前止め
部及びエレメント部分の位置の画像データと良品の対応
する画像データとのマッチングを取り、得られたマッチ
ングの度合いの大小により、良否の判定を行う判定手段
と、を備えたことを特徴とする。さらに、検査対象のフ
ァスナーの上部から照明する第1の照明装置と、前記フ
ァスナーの下部から照明する第2の照明装置とを備え、
第1の照明装置から放射されファスナーで反射された光
と、第2の照明装置から放射されファスナーを透過した
光とを同時に前記撮像手段に取り込むように構成すると
良い。
【0008】
【作用】この発明は、予め登録されたスライダー部分と
背景部分との平均輝度値に基づいて算出した境界値と撮
像装置により読み取った画像の輝度値の変化でスライダ
ー位置を予測し、予測したスライダー位置を基準として
撮像装置で取り込まれたファスナーの画像データと良品
のファスナーの画像データとをパターンマッチングによ
り相互相関を取ることにより、確実に良否を判定するこ
とができる。さらに、ファスナーの上部より放射された
光の反射光とファスナーの下部から放射された光の透過
光を同時に撮像装置に取り込み、ファスナーの画像を読
み取ることで、ファスナーと背景との境界線が鮮明にな
り、ファスナーの色調による画像データの変動が抑制で
きる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を、図面を参照して
説明する。この発明の概略構成は、図1に示すように、
ファスナーの製造工程において、ファスナー1の前止め
部、エレメント部及びスライダー部の装着状態の良、不
良の判定を画像処理装置2で行なうものである。
【0010】この発明の検査装置は、画像処理装置2、
CCDカメラ3、レンズ、取付け治具等の光学系3a、
ファスナー1を上部から照らす上部照明4、ファスナー
1を下部から照らすバックライト5、ファスナー1を挾
むチャッキング部材7、ファスナー製造機械のチャッキ
ング動作、ファスナーの良否判定に基づき、不良品のフ
ァスナーを区別するように制御するコントローラ6を備
える。
【0011】上部照明4から放射されたファスナー1で
反射された光と、バックライト5からの透過光を同時に
CCDカメラ3で取り込み、CCDカメラ3にて取り込
まれたファスナー画像が画像処理装置2へ送られる。こ
のように、上部照明4から放射され、ファスナー1で反
射された光と、バックライト5からの透過光とを同時に
取り込むことで、得られた画像におけるファスナーと背
景との境界線が鮮明になり、ファスナーの色調による画
像データの変動が抑制される。
【0012】CCDカメラ3として、標準シャッターモ
ードのCCDカメラを用いる場合には、画像入力時に画
像がブレないように、ファスナー1を一旦停止させて、
画像を取り込むように、コントローラ6がチャッキング
部7等を制御する。
【0013】また、CCDカメラ3として、高速シャッ
ターモードのCCDカメラを用いる場合には、ファスナ
ー1を停止させずに連続走行状態でセンサーを用いるこ
とにより画像入力位置をセンシングして画像取り込みを
行なうようにコントローラ6がチャッキング部7等を制
御する。
【0014】画像処理装置2は、CCDカメラから取り
込んだ検査画像と、あらかじめ良品の画像をテンプレー
トとして登録してある画像とをパターンマッチング法に
より比較し、マッチングの度合(相関値)の大小によ
り、良否の判断を行なう。その良否判定信号をファスナ
ー製造機械のコントローラ6に与え、コントローラ6は
不良品のファスナーを排除するように動作する。
【0015】また、上記画像処理装置2には、テンプレ
ートの登録等を行なうためのキーボードが設けられてお
り、モニター8に表示される表示に従い、操作を行なう
ように構成されている。
【0016】この発明の画像処理装置2には前述したよ
うに良品のファスナーの画像をテンプレートとして登録
している。
【0017】このテンプレートの登録について、図2な
いし図4を参照して説明する。ファスナーの種類によっ
て、テンプレートの登録、すなわち、検査対象とするフ
ァスナーの部位が相違する。図2に示すタイプのファス
ナーのテンプレート登録は、まず良品のファスナーをセ
ットし、CCDカメラ3でファスナー画像を読み込み、
画像処理装置2へその画像データを取り込み、モニター
8に図に示すように良品の画像データが表示される。
【0018】そして、画像処理装置2のキーボードで次
の手順でテンプレートの登録を行なう。
【0019】(1) 右側の前止め14の上にある右側
の第1のエレメント11の頂上部にテンプレートとして
登録する枠t1の中心位置をセットし、第1のエレメン
ト11の位置及び形状をテンプレートとして登録する。 (2) 左側の前止め16の上にある左側の第1のエレ
メント12の頂上部にテンプレートとして登録する枠t
2の中心位置をセットし、第1のエレメント12の位置
及び形状をテンプレートとして登録する。 (3) 右側の第1のエレメント11の上部に位置する
右側の第2のエレメント13の頂上部にテンプレートと
して登録する枠t3の中心位置をセットし、第2のエレ
メント13の位置及び形状をテンプレートとして登録す
る。 (4) 右前止め14の特徴部位、すなわち、上下の角
印がテンプレートとして登録する枠t4内にほぼ入るよ
うに枠t4の中心位置をセットし、右前止め14の位置
及び形状をテンプレートとして登録する。 (5) 左側の第1のエレメント12の上部に位置する
左側の第2のエレメント15の頂上部にテンプレートと
して登録する枠t5の中心位置をセットし、第2のエレ
メント15の位置及び形状をテンプレートとして登録す
る。 (6) 左前止め16の特徴部位、すなわち、上下の角
印がテンプレートとして登録する枠t6内にほぼ入るよ
うに枠t6の中心位置をセットし、左止め16の位置及
び形状をテンプレートとして登録する。 (7) スライダー17の頂上部にテンプレートとして
登録する枠t7の中心位置をセットし、スライダー17
の位置及び形状をテンプレートとして登録する。
【0020】なお、この図2においては、第2のエレメ
ント13、15の上側に第3のエレメント18、19が
存在しているように記載しているが、この実施例におい
ては、後述する良品、不良品の判定には、この第3のエ
レメント18、19が存在しないものを良品のファスナ
ーとし、存在するものは不良品として取り扱うようにし
ている。
【0021】次に、図3に示すタイプのファスナーのテ
ンプレート登録手順について、説明する。 (1) 右前止め14の上側にある第1のエレメント1
1の頂上部(このエレメントが存在しない場合には予測
位置)にテンプレートとして登録する枠t1の中心位置
をセットし、第1のエレメント11の位置及び形状をテ
ンプレートとして登録する。 (2) 左前止め16の上側にある第1のエレメント1
2の頂上部(このエレメントが存在しない場合には予測
位置)にテンプレートとして登録する枠t2の中心位置
をセットし、第1のエレメント12の位置及び形状をテ
ンプレートとして登録する。 (3) 右側の第1のエレメント11の上部に位置する
右側の第2のエレメント13の頂上部、図に示すように
このエレメントが存在しなければ予測位置にテンプレー
トとして登録する枠t3の中心位置をセットし、第2の
エレメント13の位置及び形状をテンプレートとして登
録する。 (4) この登録作業の際、画像処理装置2は、テープ
エッジライン33aとエレメントサーチライン33bを
表示し、ラインの傾きに問題がないことを確認した後、
エレメント34付近のテープエッジにテンプレートとし
て登録する枠t9の中心位置をセットし、テープエッジ
の位置をテンプレートとして登録する。 (5) 右前止め14の特徴部位、上下の角印がテンプ
レートとして登録する枠t4内にほぼ入るように、枠t
4の中心位置をセットし、右前止め14の位置及び形状
をテンプレートとして登録する。 (6) 左側の第1のエレメント12の上部に位置する
左側の第2のエレメント15の頂上部、図に示すよう
に、このエレメントが存在しなければ予測位置にテンプ
レートとして登録する枠t5の中心位置をセットし、第
2のエレメント15の位置及び形状をテンプレートとし
て登録する。 (7) この登録作業の際、画像処理装置2は、テープ
エッジライン35aとエレメントサーチライン35bを
表示し、ラインの傾きに問題がないことを確認した後、
エレメント36付近のテープエッジにテンプレートとし
て登録する枠t8の中心位置をセットし、テープエッジ
の位置をテンプレートとして登録する。 (8) 左前止め16の特徴部位、上下の角印がテンプ
レートとして登録する枠t6内にほぼ入るように、枠t
6の中心位置をセットし、左前止め16の位置及び形状
をテンプレートとして登録する。 (9) スライダー17の頂上部にテンプレートとして
登録する枠t7の中心位置をセットし、スライダー17
の位置及び形状をテンプレートとして登録する。
【0022】次に、図4に示すタイプのファスナーのテ
ンプレート登録手順について説明する。 (1) 右前止め14より下に2番目のエレメント41
をテンプレートの枠t1の中心位置がテープエッジに沿
うようにセットし、エレメント41の位置及び形状をテ
ンプレートとして登録する。 (2) 左前止め16より下に2番目のエレメント42
をテンプレートの枠t2の中心位置がテープエッジに沿
うようにセットし、エレメント42の位置及び形状をテ
ンプレートとして登録する。 (3) 右前止め14の上部で、テンプレート登録枠t
9の中心位置がテープエッジに沿うようにセットし、右
テープエッジ43の位置をテンプレートに登録する。 (4) 右前止め14をテンプレート登録枠t4の中心
枠(32×32画素)の四角が中に入るようとして右前
止め14の位置形状をテンプレートに登録する。 (5) テンプレートの登録枠t11の中心位置が右前
止め14と、テープの境界線にくるようにセットし、右
前止め14のねじれ検査位置をテンプレートに登録す
る。 (6) 左前止め16の上部で、テンプレート登録枠t
10の中心位置がテープエッジに沿うようにセットし、
左テープエッジ46の位置をテンプレートに登録する。 (7) 左前止め16をテンプレート登録枠t6の中心
枠(32×32画素)の四角のなかに入るようにセット
したが前止め16の位置形状をテンプレートに登録す
る。 (8)テンプレートの登録枠t12の中心位置が左前止
め16と、テープの境界線にくるようにセットし、左前
止め16のねじれ検査位置をテンプレートに登録する。 (9) スライダー17の頂上部にテンプレートとして
登録する枠t7の中心位置をセットし、スライダー17
の位置及び形状をテンプレートとして登録する。
【0023】上述したように、各ファスナーのタイプに
より夫々テンプレートに登録した後、ファスナーの良、
不良を判定するために、被検査対象のファスナーをチャ
ッキング部材7によりチャッキングし、CCDカメラ3
によりファスナー1の画像を取り込む。
【0024】この検査方法を図5のフロー図に示す。こ
のフロー図を参照してこの検査方法の概略を説明する
と、CCDカメラ3として、標準シャッターモードを用
いている場合には、ファスナー1を一旦停止させ、この
停止したことをコントローラ6が検出すると、画像処理
装置2へファスナー停止信号を送る(ステップS1)。
【0025】また、CCDカメラ3として高速シャッタ
ーモードを用いている場合には、ファスナーを停止させ
ずに連続走行状態で画像を取り込むため、センサにより
ファスナー1が画像入力位置に到達したことを検知する
と、コントローラ6がセンサー信号を画像処理装置へ与
える(ステップS1a)。
【0026】画像処理システムは、コントローラ6から
のファスナー停止信号またはセンサー信号のトリガー信
号が入力されるまで待機し(ステップS2)、トリガー
信号が入力されると、CCDカメラ3によりファスナー
1の画像が画像処理装置2に取り込まれる(ステップS
3)。このCCDカメラ3による画像取り込みの際、検
査対象のファスナー1は、上部照明4とバックライト5
により光を照射される。CCDカメラ3は、上部照明4
から放射され、ファスナー1で反射された光と、バック
ライト5からの透過光とを同時に取り込む。上述したよ
うに、このように双方からの光を取り込むことで、得ら
れた画像におけるファスナーと背景との境界線が鮮明に
なり、ファスナーの色調による画像データの変動が抑制
される。
【0027】CCDカメラ3として標準シャッターモー
ドのものを用いている場合には、画像取り込み終了信号
出力し(ステップS4)、コントローラ6に画像取り込
み終了信号が入力される(ステップS5)。
【0028】そして、テンプレートに登録されている良
品の画像と、検査対象のファスナー画像とをパターンマ
ッチング手法により比較し、マッチングの度合により良
品、不良品の検査を行なう(ステップS6)。
【0029】この検査結果をモニター8に表示し、コン
トローラ8に検査結果を出力する(ステップS7)。コ
ントローラ6は検査結果に基づき、不良のファスナーに
対しては、排除するように制御する。
【0030】検査部の動作につき、図6に従い更に説明
する。検査がスタートすると、まず、ステップS10に
おいて、スライダー検査を行なう。スライダー検査は図
7に示すように、まず最初にセンターラインセットで設
定した直線1aを基準にスライダーSの位置を予測す
る。この予測は、直線1a上を上から下へ移動しなが
ら、高輝度(白っぽい画像)から低輝度(黒っぽい画
像)へと変換する場所を探す。この高輝度と低輝度を区
別する境界値の初期値は、テンプレート登録時にバック
ライト部分(背景部分)とスライダー部分との平均輝度
値を計算し、テンプレートと一緒に登録されている。
【0031】そして、スライダー17が存在すると予測
されるサーチエリア2a内を予め登録してあるテンプレ
ートを用いてサーチする。
【0032】予め設定されたスレッショルドレベルと判
定値を比較し、判定値がスレッショルドレベルより大き
ければスライダー17が存在すると判断され、スレッシ
ョルドレベルより小さければスライダー17が装着され
ていないとして不良(NG)と判断され、NG出力がな
される。
【0033】また、スライダー片通しのチェックを更に
行なう場合には、直線3a上のテープ面の輝度値を調べ
ることによって行なう。直線3aは、スライダー17の
頂上部が検出された位置から、所定画素、例えば、10
画素以上であれば、スライダー片通しによる不良(N
G)と判断される。
【0034】このようにして、スライダー検査がなさ
れ、スライダー検査がOKの場合には、ステップS11
に進む。
【0035】ステップS11において、右前止めの検査
がパターンマッチングにより行なわれる。この検査は図
8に示すように、スライダー17が見つかった位置から
テンプレート登録時の相対位置より右前止め14が存在
すると予測されるサーチエリア1b内で予め登録してあ
るテンプレートで右前止め14をサーチする。その時の
判定値と予め設定しているスレッショルドレベルとを比
較し、判定値が設定値よりも大きい場合には、良品であ
ると判断し、設定値より小さい場合には、不良(NG)
として、NG出力を行なう。
【0036】続いて、ステップS13において、右エレ
メントの検査が行なわれる。エレメント検査は、ファス
ナーのタイプによって夫々若干相違する。まず、図2に
示すタイプのファスナーのエレメント検査について、図
9のフローチャートに従い説明する。
【0037】まず、前止め14が見つかった位置から、
テンプレート登録時の相対位置より第1、第2、第3エ
レメントが存在すると予測される各サーチエリア1c,
2c,3c内で予め登録してあるテンプレートで各エレ
メント11,13,18をサーチする。第1、第2エレ
メント11、13とも無い場合、第3のエレメント18
がある場合には、不良(NG)と判定し(ステップS2
1,S22)、NGを出力する。この時の画像処理装置
2では、夫々パターンマッチングによる相関値に基づく
判定値とスレッショルドレベルとを比較し、判定値がス
レッショルドレベルより大きければ有、小さければ無と
判断する。
【0038】更に、図11に示すように、エレメント上
方に1dを示すラインを引き、そのラインに沿って、ひ
げチェックを行なう(ステップS23)。サーチライン
上に設定値以上の障害物が存在すれば、エレメントとみ
なし、不良(NG)と判断する。
【0039】次に、図3に示すタイプのファスナーにお
けるエレメント検査につき、図12ないし図14を参照
して説明する。
【0040】まず、前止めが見つかった位置から、テン
プレート登録時の相対位置より図13に示す点線ライン
1d,2dに沿ってテープエッジの予備サーチが行なわ
れる。その後、テープエッジと判別された付近のサーチ
エリア内において、予め登録してあるテンプレートでテ
ープエッジをサーチし、その時の判定値が所定のスレッ
ショルドレベルより大きければ良品(OK)、小さけれ
ば不良(NG)と判定する(ステップS31)。ここで
算出した2つの座標を結ぶライン(テープエッジライ
ン)を利用して各エレメントの有無判定を行なう。
【0041】続いて、テープエッジサーチによって求め
られたテープエッドライン1eと平行にエレメントサー
チライン2eを所定の間隔(d)で内側に設定する。
【0042】そして、エレメントサーチライン2eの始
点は第1エレメント11、終点はエレメント34が存在
すると予測される位置で、ライン上の輝度値を調べ、エ
レメントの有無の判定を行なう。
【0043】その後、前述した方法と同様にしてひげチ
ェックを行なう(ステップS32)。
【0044】このようにして、各エレメントの検査が行
なわれ図6に示すステップS11〜S12において、右
側の前止め、及びエレメントの検査が行なわれ、その検
査が終了すると、左前止め、左エレメントの検査が引き
続き行なわれる(ステップS13,S14)。この検査
は、前述の右側の各部材の検査と右と左が相違するだけ
で処理自体は同様に行なわれるので、説明の重複を避け
るために、ここでは説明を省略する。
【0045】これら、各良否判定は、前述したように良
品の画像をテンプレートとして登録し、検査画像と比較
するパターンマッチングに好適な装置の実施例を後に説
明する。
【0046】また、図4に示すタイプのファスナーの良
否検査につき図15及び図16を参照して簡単に説明す
る。
【0047】まず、スライダーの予測位置51にてスラ
イダーサーチを行なう。そして、スライダー17が所定
位置にあると、次に右前止め14の予測位置52で右前
止め14のサーチを行なう。
【0048】右前止め14のサーチによって、OKと判
定されると、右テープエッジの予測位置53にて右テー
プエッジのサーチが行なわれる。右テープエッジのサー
チがOKと判定されると右エレメント41の予測位置5
4にて右エレメント41のサーチが行なわれる。右エレ
メント41のサーチがOKと判定されると、右側のひ
げ、前止め14のX方向離れ検査をサーチライン55に
て行なわれる。この検査がOKと判定されると、右側の
前止め14のY方向離れ検査がサーチライン56にて行
なわれる。この検査がOKと判定されると、右側の前止
め14の傾き検査がサーチライン57にて行なわれる。
この検査がOKと判定されると右前止め14のねじれ検
査がサーチエリア58にて行なわれる。
【0049】この検査がOKと判定されると左前止め1
6の予測位置59で左前止め16のサーチが行なわれ
る。
【0050】左前止め16のサーチによって、OKと判
定されると、左テープエッジの予測位置60にて左テー
プエッジのサーチが行なわれる。左テープエッジのサー
チがOKと判定されると左エレメント42の予測位置6
1にて左エレメント42のサーチが行なわれる。左エレ
メント42のサーチがOKと判定されると、左側のひ
げ、前止め16のX方向離れ検査をサーチライン62に
て行なわれる。この検査がOKと判定されると、左側の
前止め16のY方向離れ検査がサーチライン63にて行
なわれる。この検査がOKと判定されると、左側の前止
め16の傾き検査がサーチライン64にて行なわれる。
この検査がOKと判定されると左前止め16のねじれ検
査がサーチエリア65にて行なわれる。
【0051】全ての検査が終了し、全てOKの場合には
良品、と判断される。また各検査の中で1つでもNGと
判定されると、不良と判断される。図16に上記各動作
のフロー図を示す、このフロー図は、右または左の検査
手順を示し、右、左とも同様に行なわれる。
【0052】図17は、この発明における画像処理装置
2に用いて好適なパターンマッチング装置の具体例を示
すブロック図である。このパターンマッチング装置によ
り、前述した各検査のパターンマッチングを行ない、良
否判定を行なう。
【0053】先ず、本実施例で採用する正規化された相
互相関値の算出式について説明する。図19に示す如く
テンプレート画像tは、画素数が(M×N)の矩形領域に
設定されており、該領域内の任意位置(m,n)のテン
プレート画像データをt(m,n)で表す。このテンプ
レートに良品の夫々対応する各部材の画像データを与
え、テンプレート登録する。
【0054】一方、検査対象のファスナー画像(原画
像)fについては図20の如く、テンプレート画像を重
ねるべき演算対象領域(M×N)の画像を代表点(i,
j)で規定し、該代表点を原点とする任意位置(m,
n)の原画像データをfij(m,n)で表す。
【0055】この場合、正規化された相互相関値mij
(−1≦mij≦1)は、数1で表される。
【0056】
【数1】ここで、
【数2】 更にここで、
【数3】A=Σf,B=Σf2,C=Σft,T=Σt,K=
Σt2−(Σt)2/s
【0057】とおくと、相互相関値mijは数4によって
あらわされる。
【0058】
【数4】
【0059】上記数3の演算を行った後、数4の演算を
行う過程で少なくとも相互相関値が負の値となることが
判明すれば、その演算対象領域は検索の対象から外し、
不良と判定することができる。
【0060】即ち、上記数3に含まれる定数Kは常に正
の値をとるから、次の数5によって計算される値mij´
を定義し、この値の大小比較によって探索を進めればよ
い。
【0061】
【数5】
【0062】又、演算過程で、数5に含まれる(C−A
・T/s)の値が負となれば、数4のmijも必ず負とな
るから、数5についての以後の演算は不要となる。
【0063】図17は、上記数4の相互相関値mijの
算出及びマッチング位置の探索を行なうパターンマッチ
ング回路を示しており、このパターンマッチング回路を
この発明の画像処理装置2内に備えている。
【0064】このパターンマッチング回路のCPU21
にはバス22を介して、検査対象のファスナーの画像を
記憶すべき第1フレームメモリ23と、テンプレート画
像を記憶すべき第2フレームメモリ24が接続され、第
1フレームメモリ23には、画像データバスによって検
査対象のファスナーの画像データが接続される。
【0065】又、画像データバスにはゲート25を介し
て、第1、第2及び第3のマルチプライヤとアキュムレ
ータ26、27、28が接続され、これらのマルチプラ
イヤとアキュムレータ26、27、28の出力端は前記
バス22へ接続されている。第1マルチプライヤとアキ
ュムレータ26は、上記数3のAの値を算出するもので
あって、一方の入力端Xには”1”が接続され、他方の
入力端Yには、第1フレームメモリ23からゲート25
を経て送られてくる検査対象のファスナーの画像データ
fijが接続されている。
【0066】第2マルチプライヤとアキュムレータ27
は、上記数3のBの値を算出するものであって、両方の
入力端X,Yに、ゲート25を経た原画像データfijが
接続されている。
【0067】又、第3マルチプライヤとアキュムレータ
28は、数3のCの値を算出するものであって、一方の
入力端Xには第2フレームメモリ24からのテンプレー
ト画像データtが接続され、他方の入力端Yには原画像
データfijが接続されている。
【0068】上記3個のマルチプライヤとアキュムレー
タによる演算結果はバス22を経てCPUへ供給され
る。
【0069】図17に示すパターンマッチング回路の演
算手続きを図18に示す。先ず、演算に用いる3つの変
数MAX_M,MAX_X,MAX_Yを初期化した後
(ステップS51)、前記3つのマルチプライヤとアキ
ュムレータ26、27、28の並列処理によって、数3
のA,B,Cの値を算出する(ステップS2)。この結
果は、前記CPU21へ送られる。次に、(C−A・T
/s)の値が負であるか否かを判断(ステップS53)
し、NOであれば、数5によってmij´を算出する(ス
テップS54)。
【0070】そして、mij´がMAX_Mよりも大きい
か否かを判断し(ステップS55)、YES であればm
ij´の値と代表点位置(i,j)を記憶し、更に数式6
のようにおく(ステップS6)。
【0071】
【数6】MAX_X=mij´ MAX_X=i MAX_X=j
【0072】前記ステップS53にてYESと判断され
たとき、前記ステップS55にてNOと判断されたと
き、或いは前記ステップS56の処理終了後、全演算対
象領域についての演算が終了したか否かを判断し(ステ
ップS57)、NOであれば、テンプレート画像の位置
を1画素分だけ移動させて(ステップS58)、前記ス
テップS2へ戻る。
【0073】前記ステップS57にてYESと判断され
たときは、算出されたmij´の値の内、最大値に基づ
き、最大の相互相関値mijを算出する(ステップS5
9)。
【0074】そして、該最大相互相関値mij及びその最
大値が得られる代表点の座標を出力して(ステップS6
0)、手続きを終了する。
【0075】図17に示したパターンマッチング回路に
よれば、Σf,Σf2,Σftの演算が3つのマルチプライヤ
とアキュムレータ26、27、28の並列処理によって
実行されるので、演算時間は極めて速くできる。
【0076】更に、演算時間の短縮を図るためには、パ
ターンマッチング回路を構成する1組の第1、第2及び
第3のマルチプライヤとアキュムレータを例えば4組設
け、各組には遅延回路を経て水平方向に夫々1画素ずつ
遅延された原画像データを供給するようにし、演算を並
列処理するように構成する。この結果、前述したステッ
プによるA,B,Cの計算が4つの演算領域について同
時に実行でき、更に短縮化が図れる。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、撮像装置で取り込まれたファスナー画像データと良
品のファスナー画像データとをパターンマッチングによ
り相互相関をとることにより、ファスナーの良否を判定
することができ、ファスナーの良否判定が容易且つ確実
に行える。
【0078】また、上部照明から放射され、ファスナー
で反射された光と、下部からの透過光とを同時に取り込
むことで、得られた画像におけるファスナーと背景との
境界線を鮮明することができ、ファスナーの色調による
画像データの変動が抑制される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかるファスナー検査装置の全体構
成を示すブロック図である。
【図2】この発明の第1のファスナーのテンプレート登
録を説明する模式図である。
【図3】この発明の第2のファスナーのテンプレート登
録を説明する模式図である。
【図4】この発明の第3のファスナーのテンプレート登
録を説明する模式図である。
【図5】この発明のファスナー検査方法の概略を示すフ
ロー図である。
【図6】この発明のファスナー検査方法における検査部
の動作を説明するフロー図である。
【図7】この発明のファスナー検査方法におけるスライ
ダー部の検査を説明する模式図である。
【図8】この発明のファスナー検査方法における前止め
部の検査を説明する模式図である。
【図9】この発明のファスナー検査方法における図2に
示したファスナーのエレメント検査動作を説明するフロ
ー図である。
【図10】この発明のファスナー検査方法における図2
に示したファスナーのエレメント検査状態を説明する模
式図である。
【図11】この発明のファスナー検査方法における図2
に示したファスナーのエレメント検査状態を説明する模
式図である。
【図12】この発明のファスナー検査方法における図3
に示したファスナーのエレメント検査動作を説明するフ
ロー図である。
【図13】この発明のファスナー検査方法における図3
に示したファスナーのエレメント検査状態を説明する模
式図である。
【図14】この発明のファスナー検査方法における図3
に示したファスナーのエレメント検査状態を説明する模
式図である。
【図15】この発明のファスナー検査方法における図4
に示したファスナーのエレメント検査状態を説明する模
式図である。
【図16】この発明のファスナー検査方法における図4
に示したファスナーのエレメント検査動作を説明するフ
ロー図である。
【図17】この発明のファスナー自動検査装置における
画像処理装置に用いて好適なパターンマッチング装置の
具体例を示すブロック図である。
【図18】パターンマッチング装置の回路動作を説明す
るフロー図である。
【図19】テンプレート画像を説明する模式図である。
【図20】原画像を説明する模式図である。
【符号の説明】
1 ファスナー 2 画像処理装置 3 CCDカメラ 4 上部照明 5 バックライト 6 コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木原 均 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 河田 宏 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−76444(JP,A) 特開 平4−295748(JP,A) 実開 昭64−28110(JP,U) 特公 昭59−32124(JP,B2)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 良品のファスナーの画像を撮像装置で読
    み取り、良品のファスナーのスライダーと前止め部とエ
    レメントの夫々の形状の画像データ並びに位置を登録す
    ると共に、スライダー部分と背景部分との平均輝度値に
    基づいて算出した境界値を登録し、検査対象のファスナ
    ーを撮像装置で読み取り、登録された境界値に基づき、
    読み取った画像の輝度値の変化でスライダー位置を予測
    し、予測したスライダー位置を基準として検査対象のフ
    ァスナーの予測されるスライダー、前止め部及びエレメ
    ントの位置の画像データと良品の対応する画像データと
    のマッチングを取り、得られたマッチングの度合いの大
    小により、良否の判定を行うことを特徴とするファスナ
    ー自動検査方法。
  2. 【請求項2】 ファスナーの上部より放射された光の反
    射光とファスナーの下部から放射された光の透過光を同
    時に撮像装置に取り込み、ファスナーの画像を読み取る
    ことを特徴とする請求項1に記載のファスナーの自動検
    査方法。
  3. 【請求項3】 良品のファスナーのスライダと前止め部
    とエレメントの夫々の形状の画像データ並びに位置を記
    憶するとともに、スライダー部分と背景部分との平均輝
    度値に基づいて算出された境界値を記憶する記憶手段
    と、検査対象のファスナーを撮像し、輝度値並びに画像
    データを出力する撮像手段と、この撮像手段装置からの
    輝度値と記憶手段に記憶された境界値に基づき、スライ
    ダー位置を予測する手段と、予測したスライダー位置を
    基準として検査対象のファスナーの予測されるスライダ
    ー、前止め部及びエレメント部分の位置の画像データと
    良品の対応する画像データとのマッチングを取り、得ら
    れたマッチングの度合いの大小により、良否の判定を行
    う判定手段と、を備えたことを特徴とするファスナー自
    動検査装置。
  4. 【請求項4】 検査対象のファスナーの上部から照明す
    る第1の照明装置と、前記ファスナーの下部から照明す
    る第2の照明装置とを備え、第1の照明装置から放射さ
    れファスナーで反射された光と、第2の照明装置から放
    射されファスナーを透過した光とを同時に前記撮像手段
    に取り込むことを特徴とする請求項3に記載のファスナ
    ー自動検査装置。
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