JP2000013780A - 物体識別装置 - Google Patents

物体識別装置

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JP2000013780A
JP2000013780A JP10172643A JP17264398A JP2000013780A JP 2000013780 A JP2000013780 A JP 2000013780A JP 10172643 A JP10172643 A JP 10172643A JP 17264398 A JP17264398 A JP 17264398A JP 2000013780 A JP2000013780 A JP 2000013780A
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JP
Japan
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JP10172643A
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Inventor
Seiya Honda
誠也 本田
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カメラの撮像による画面に進入する物体を識
別する。 【解決手段】 カメラ1よりの映像信号をA/D変換部
2でディジタル信号に変換し、カメラ画面内に設定した
進入監視領域の輝度値を演算部3で算出する。比較部5
で演算部よりの現フレームと前フレームの輝度値を比較
し、差を識別部7に入力し、閾値記憶部6より読出した
進入識別基準の閾値と比較し閾値より大きい場合に物体
の進入を識別する。次いで比較部にて、演算部よりの物
体識別領域(進入監視領域内に設定)の輝度値をメモリ
4より読出した識別すべき物体の輝度値と比較し、差を
識別部に入力し、閾値記憶部よりの物体識別基準の閾値
と比較し、閾値より小さい場合、識別されるべき物体で
あるものと識別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は物体識別装置に係
り、テレビジョンカメラ(以降、カメラと略す)の画像
の輝度値により物体を識別するものに関する。
【0002】
【従来の技術】カメラを設置し、カメラによる画像で物
体を認識するものでは、例えば、画像を適宜の画素数
(例えば、16ライン×32ドット等)ずつのブロックに区
切り、各ブロックの平均輝度値を求め、現フレームと前
フレームの対応するブロックの平均輝度値を比較し、所
要の輝度差以上のブロックが所要数以上あるとき変化が
あったとするもので、前フレームと現フレームとの間に
物体の移動があったことは認識できるが、物体の種類の
識別等は困難なものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような点
に鑑み、カメラによる画面内に進入した物体の種類を識
別できるようにすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の物体識別装置においては、物体を撮像する
カメラと、識別すべき物体の輝度値を記憶するメモリ部
と、前記カメラよりの画像の進入監視領域の輝度値を算
出する演算部と、演算部よりの現フレームの輝度値と前
フレームの輝度値とを比較し第1の差を出力すると共
に、メモリ部よりの輝度値と前記演算部よりの輝度値と
を比較し第2の差を出力する比較部と、比較部よりの第
1の差のデータを第1閾値と比較し第1閾値より大きい
場合に物体の進入を識別すると共に、比較部よりの第2
の差のデータを第2閾値と比較し、第2閾値より小さい
場合に進入物体が識別されるべき物体であるものと識別
する識別部とを設けて構成する。
【0005】なお、前記カメラによる画面の進入監視領
域内に物体識別領域を設定し、演算部にてカメラよりの
画像の物体識別領域の輝度値を算出し、比較部にてメモ
リ部よりの輝度値を演算部よりの物体識別領域の輝度値
と比較し第3の差を出力し、識別部にて比較部よりの第
3の差のデータを第2閾値と比較し、第2閾値より小さ
い場合に進入物体が識別されるべき物体であるものと識
別するようにしてもよい。
【0006】また、識別すべき物体が複数種類ある場
合、識別すべき物体を種類別に異なる輝度値となるよう
に設定し、メモリ部に識別すべき物体の種類別の輝度値
を記憶し、物体識別領域を識別すべき物体の種類に対応
する数設け、演算部にて物体識別領域別にそれぞれの輝
度値を算出し、比較部にて演算部よりの各物体識別領域
の輝度値をメモリ部よりの種類別の各輝度値と比較し、
それぞれ第3の差のデータを出力すると共に、識別部に
より、比較部よりの第3の差のデータを第2閾値と比較
し、第2閾値より小さい場合に各物体識別領域に対応す
る識別されるべき物体であるものと識別するようにす
る。
【0007】そして、識別部にて物体の進入が識別さ
れ、かつ、比較部よりの第2の差のデータまたは第3の
差のデータを第2閾値と比較し、第2閾値より大きい場
合は進入物体が識別されるべき物体ではないことを識別
する。
【0008】また、進入監視領域および物体識別領域
は、それぞれ、カメラによる画像の所要画素数ずつの複
数のブロックで構成し、演算部にて各ブロック単位で全
画素の輝度の平均値を算出し、比較部により対象となる
領域のブロックの平均輝度値を比較するようにする。
【0009】なお、識別されるべき物体のカメラに対向
する面の所要範囲をメモリ部に記憶される識別すべき物
体の輝度値と同一の輝度値となるように設定するか、ま
たは、この輝度値となるように設定された識別片を貼付
するようにする。
【0010】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例に基づ
き図面を参照して説明する。図1は本発明による物体識
別装置の一実施例の要部ブロック図である。図におい
て、1は物体を撮像するカメラ、2はカメラ1よりの映
像信号をディジタル信号に変換するA/D変換部、3は
A/D変換部2よりの画像を所要画素数ずつのブロック
に区分し各区分の全画素の輝度値の平均値を基に各ブロ
ックの輝度値を算出する演算部、4は識別すべき物体の
輝度値を記憶するメモリ部、5は演算部3よりの輝度値
をメモリ部4より読出したデータと比較し差のデータを
出力する比較部、6は所要の閾値を記憶する閾値記憶
部、7は比較部5よりのデータを閾値記憶部6より読出
した閾値と比較し物体の進入を識別し識別されるべき物
体であることを識別する識別部、8は各部を制御する制
御部である。
【0011】次に、本発明による物体識別装置の動作を
図2に示すフローチャートおよび図3に示す物体識別装
置の概念図を用いて説明する。物体12は、例えば、段ボ
ール箱で、ベルトコンベア11上を矢印の向きに進む。物
体12の前面(カメラ1に対向する面)には予め設定され
た識別片(所定の輝度値となるラベルまたはシール)13
を貼付しておく。14はカメラ1の有効画面、15は進入物
体監視領域、16は物体識別領域である。物体識別領域16
は識別すべき物体の種類数に応じて設ける。図は識別す
べき物体が3種類ある場合で、それぞれの輝度値はA、
B、Cであり、各物体にはこれら輝度値A、B、Cとな
る識別片13を貼付しておく。
【0012】カメラ1よりの映像信号はA/D変換部2
でディジタル信号に変換され、演算部3に入力し、進入
監視領域15の各ブロック(点線で囲んだ四角形を単位と
する)の輝度を、ブロックを構成する画素(例えば、16
ライン×32ドット等)の輝度の平均値から算出し、制御
部8を介し比較部5に入力する。比較部5にて現フレー
ムの輝度値と前フレームの輝度値をブロック単位で比較
し(ステップ1、以降、ST1と略す)、差(第1の差)
のデータを制御部8を介し識別部7に入力し、閾値記憶
部6より読出した進入識別基準である第1閾値と比較す
る。物体12が進入監視領域15に入る前はフレーム間の輝
度値の差はゼロで、従って輝度値の差は第1閾値より小
さいが(ST2:No)、物体12の進入によりフレーム間の
輝度値の差は第1閾値より大きい値となり(ST2:Yes
)、進入監視領域11に物体が進入したものと識別する
(ST3)。
【0013】次いで、演算部3により物体識別領域16の
輝度値を算出し、比較部5に入力し、メモリ部4より読
出した輝度値と比較し、差(第2の差)のデータを識別
部7に入力し、閾値記憶部6より読出した物体識別基準
である第2閾値と比較する(ST4)。第2閾値より小さ
い場合(ST5:Yes )、識別されるべき物体であるもの
と識別し(ST6)、第2閾値以上の場合は(ST5:No)
識別されるべき物体ではないことを識別する(ST7)。
図3の物体12が左方に進み、ラベル13の位置が物体識別
領域16に入った場合、演算部3で算出された輝度値はメ
モリ部4より読出した輝度値と略同じになるので差(第
2の差)のデータは殆どゼロであり、識別部7による閾
値記憶部6よりの第2閾値との比較では第2閾値以下で
あるから物体12は識別されるべき物体であるものと識別
されることになる。
【0014】なお、識別すべき物体の種類が複数、例え
ば、図3のように輝度値A、輝度値B、輝度値Cの3種
類がある場合、上述のように物体を種類別に異なる輝度
値となるように設定する、例えば、前面に輝度値A、
B、Cの識別片13を貼付し、メモリ部4に三種類の輝度
値(A、B、C)を記憶すると共に、物体識別領域16を
A、B、Cの三箇所設け、演算部3にて物体識別領域別
にそれぞれ輝度値を算出し、比較部5にて演算部3より
の各物体識別領域の輝度値をメモリ部4よりの種類別の
各輝度値と比較し、それぞれ第3の差のデータを出力
し、識別部7により、比較部5よりの差(第3の差)の
データを閾値記憶部6よりの第2閾値と比較し、第2閾
値より小さい場合、それぞれが物体識別領域AまたはB
またはCに対応する物体であるものと識別するようにす
る。この識別部7よりの信号に連動して仕分け装置を作
動させることにより、自動的に仕分けることができる。
【0015】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明による物
体識別装置によれば、カメラによる画像にて識別すべき
物体の輝度値を算出し、予め記憶されている輝度値との
比較で物体を識別するものであるから、物体に種類別に
異なる輝度値の識別片を貼付することにより種類別の仕
分けが可能なもので、例えば、ベルトコンベア上の段ボ
ール箱を種類別に自動的に仕分ける装置等に用いる場合
等に有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による物体識別装置の一実施例の要部ブ
ロック図である。
【図2】本発明による物体識別装置の動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図3】物体識別装置の概念図である。
【符号の説明】
1 カメラ 2 A/D変換部 3 演算部 4 メモリ部 5 比較部 6 閾値記憶部 7 識別部 8 制御部 12 物体(被識別物体) 13 識別片 15 進入監視領域 16 物体識別領域

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体を撮像するテレビジョンカメラと、
    識別すべき物体の輝度値を記憶するメモリ部と、前記テ
    レビジョンカメラよりの画像の進入監視領域の輝度値を
    算出する演算部と、演算部よりの現フレームの輝度値と
    前フレームの輝度値とを比較し第1の差を出力すると共
    に、メモリ部よりの輝度値と前記演算部よりの輝度値と
    を比較し第2の差を出力する比較部と、比較部よりの第
    1の差のデータを第1閾値と比較し、第1閾値より大き
    い場合に物体の進入を識別すると共に、比較部よりの第
    2の差のデータを第2閾値と比較し、第2閾値より小さ
    い場合に進入物体が識別されるべき物体であるものと識
    別する識別部とを設けてなる物体識別装置。
  2. 【請求項2】 前記テレビジョンカメラによる画面の進
    入監視領域内に物体識別領域を設定し、前記演算部にて
    テレビジョンカメラよりの画像の物体識別領域の輝度値
    を算出し、前記比較部にてメモリ部よりの輝度値を演算
    部よりの物体識別領域の輝度値と比較し第3の差を出力
    すると共に、前記識別部にて比較部よりの第3の差のデ
    ータを前記第2閾値と比較し、第2閾値より小さい場合
    に進入物体が識別されるべき物体であるものと識別する
    ようにした請求項1記載の物体識別装置。
  3. 【請求項3】 識別すべき物体が複数種類ある場合、識
    別すべき物体を種類別に異なる輝度値となるように設定
    し、前記メモリ部に識別すべき物体の種類別の輝度値を
    記憶し、前記物体識別領域を識別すべき物体の種類に対
    応する数設けると共に、前記演算部にて物体識別領域別
    にそれぞれの輝度値を算出し、前記比較部にて演算部よ
    りの各物体識別領域の輝度値をメモリ部よりの種類別の
    各輝度値と比較し、それぞれ第3の差のデータを出力す
    ると共に、前記識別部により、比較部よりの第3の差の
    データを前記第2閾値と比較し、第2閾値より小さい場
    合に前記各物体識別領域に対応する識別されるべき物体
    であるものと識別するようにした請求項2記載の物体識
    別装置。
  4. 【請求項4】 前記識別部にて物体の進入が識別され、
    かつ、前記比較部よりの第2の差のデータまたは第3の
    差のデータを前記第2閾値と比較し、第2閾値より大き
    い場合は進入物体が識別されるべき物体ではないことを
    識別する請求項1、2または3記載の物体識別装置。
  5. 【請求項5】 前記進入監視領域および物体識別領域
    は、それぞれ、テレビジョンカメラによる画像の所要画
    素数ずつの複数のブロックで構成し、前記演算部にて各
    ブロックの全画素の輝度の平均値に基づき該ブロックの
    輝度値を算出し、前記比較部により対象となる領域のブ
    ロックの平均輝度値を比較するようにした請求項1、
    2、3または4記載の物体識別装置。
  6. 【請求項6】 前記識別すべき物体のテレビジョンカメ
    ラに対向する面の所要範囲を前記メモリ部に記憶される
    識別すべき物体の輝度値と同一の輝度値となるように設
    定するものでなる請求項1、2、3、4または5記載の
    物体識別装置。
  7. 【請求項7】 前記被識別物体のテレビジョンカメラに
    対向する面の所要範囲に前記メモリ部に記憶される識別
    すべき物体の輝度値と同一の輝度値となるように設定さ
    れた識別片を貼付するようにした請求項1、2、3、4
    または5記載の物体識別装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003030764A (ja) * 2001-07-12 2003-01-31 Noritz Corp 人体検出装置
KR20040035430A (ko) * 2002-10-22 2004-04-29 주식회사 이스턴정보통신 디지털 영상 기록장치의 무영상신호 검지 방법
CN107392931A (zh) * 2017-08-08 2017-11-24 南京敏光视觉智能科技有限公司 条烟品牌分类装置及方法

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