JPH1183457A - スペクトル干渉顕微鏡及び該顕微鏡を用いた表面形状測定方法 - Google Patents

スペクトル干渉顕微鏡及び該顕微鏡を用いた表面形状測定方法

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JPH1183457A
JPH1183457A JP24815297A JP24815297A JPH1183457A JP H1183457 A JPH1183457 A JP H1183457A JP 24815297 A JP24815297 A JP 24815297A JP 24815297 A JP24815297 A JP 24815297A JP H1183457 A JPH1183457 A JP H1183457A
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spectrum
light source
interference
microscope
voltage
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JP24815297A
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English (en)
Inventor
Shigeo Yago
栄郎 矢後
Yoshihiko Watanabe
嘉彦 渡邊
Atsushi Nakada
敦 中田
Tomotaka Wakabayashi
知敬 若林
Yoshihiko Tsuchiya
善彦 土屋
Takashi Kurokawa
隆志 黒川
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Yazaki Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置の大型化及び複雑化を伴うことがなく安
価であると共に、操作が容易で、高い分解能が得られる
こと。 【解決手段】 光源4からの出射光をビームスプリッタ
5で分割して試料面2aと参照面3aとに照射すると共
に前記両面でそれぞれ反射する反射光の重ね合わせによ
り複数の干渉縞を形成する干渉計光学系Aと、前記干渉
縞を光学顕微鏡8を介して光検出器9で観察する顕微鏡
光学系Bとを備えたスペクトル干渉顕微鏡1において、
干渉計光学系Aが、光源4として白色光源を用いると共
に、該白色光源とビームスプリッタ5との間に白色光源
の発する光を電圧の変化により波長の異なる複数の単色
光に選択して出射することができる電圧制御可変波長フ
ィルタ6を設けて構成し、同フィルタ6の印加電圧を制
御して波長を走査した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、干渉計光学系と
顕微鏡光学系とを備えたスペクトル干渉顕微鏡及び該顕
微鏡を用いた表面形状測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】スペクトル干渉顕微鏡は、試料面の表面
状態を微細に検査・測定を行うために用いられるもので
あって、例えば半導体ウエハの測定や、マスク基板や磁
気ディスク等の塗膜の膜厚測定、さらには磁気ヘッドの
形状測定等を行うために用いられる。
【0003】図15は、従来の干渉顕微鏡又はスペクト
ル干渉顕微鏡100の基本構造を示す。この基本構造は
光源101からの出射光をビームスプリッタ106で分
割して試料面102aと参照面103aとに反射させて
両反射光の重ね合わせにより複数の干渉縞を形成する干
渉計光学系Cと、前記干渉縞を光学顕微鏡104を介し
て光検出器105で観察する顕微鏡光学系Dとを備えて
構成されている。
【0004】干渉計光学系Cは、所謂マイケルソン干渉
計で構成されており、光源101からの出射光はビーム
スプリッタ106で透過光と反射光とに2分割され、透
過光は参照ミラー103の参照面103a及び反射光は
被測定物102の試料面102aでそれぞれ反射されて
再びビームスプリッタ106で合波されて光学顕微鏡1
04に入射するようになっている。顕微鏡光学系Dでは
前記合波により生じた干渉縞を光学顕微鏡104を介し
て光検出器105で観察することになり、これにより解
像度の高い干渉縞の観察を行うことができるようになっ
ている。
【0005】このような基本構造を有する従来の干渉顕
微鏡100の内第1のものは、光源101としてHe−
Neレーザが用いられており、出射光として632.8
nmの単色光が得られるようになっており、かつ参照ミ
ラー103がミラー駆動部107を備えて光源101に
対して進退動可能(図15中,a矢印方向)に取り付け
られて構成されている。これは、いわゆる位相シフト法
あるいは縞走査法と呼ばれる方法である。
【0006】また第2のものは、光源101として白色
光源が用いられており、かつ参照ミラー103が前記し
た第1のものと同様に光源101に対して進退動可能に
取り付けられて構成されている。これは、いわゆる走査
白色干渉法あるいはコヒーレンスレーダーと呼ばれる方
法である。
【0007】また第3のものは、光源101として波長
可変レーザダイオードが用いられており、かつ参照ミラ
ー103が固定的に取り付けられて構成されている。
【0008】さらに第4のものは、光検出器105の前
にグレーティング(図示せず)を配置し、干渉縞の分光
スペクトルをグレーティングを介して光検出器105で
観察するように顕微鏡光学系Dを構成し、かつ光路中に
可動構造を持つミラーを挿入し、光軸を振ることができ
るように構成されている。このように光軸を可動構造に
したのは、グレーティングによる分光は一次元方向しか
行えないので、一次元スキャンの繰り返しによって二次
元情報を得るためである。
【0009】このように構成された第1と第2の干渉顕
微鏡と第3と第4のスペクトル干渉顕微鏡100は、干
渉縞の縞形状から被測定物102の試料面102aに形
成されている凹凸に対応した位相差を求めて試料面10
2aの表面形状を観測することができる。
【0010】これらに類似する技術は、特開平6−27
3112号公報及び特公平8−3448号公報に開示さ
れている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の第
1と第2の干渉顕微鏡と第3と第4のスペクトル干渉顕
微鏡100は、次のような課題を有している。
【0012】すなわち第1のスペクトル干渉顕微鏡10
0は、光源101の出射光が単色光であるので、図16
で示す干渉縞m〜uが得られたとしても被測定物102
の試料面102aの段差xを挟む干渉縞m〜q群と干渉
縞r〜u群との関係が不明で、例えば干渉縞mと同じ高
さの干渉縞が干渉縞r〜u群の中のいずれの干渉縞に相
当するのか、あるいは相当する干渉縞がないのか判断で
きない。その上波長の整数倍の高低差をもつ場合、干渉
縞m〜uが同一の明るさとなり、これにより隣り合う干
渉縞のいずれが高くいずれが低いのか区別できないので
波長より大きな高さは測定できない。さらにはミラー駆
動部107を必要とするので、装置の大型化及び複雑化
を招き、ひいては価格の高騰を招く。
【0013】また第2の走査白色干渉顕微鏡100は、
光源101として白色光源を用いたので、ビームスプリ
ッタ106と参照面103a及び試料面102aとの各
光路長の差(光路差)L=0の場合のみ干渉が生じ、こ
れにより参照ミラー103を駆動させて前記光路差Lを
変化させながら二次元像を測定することによって被測定
物102の試料面102aの凹凸の分布を測定すること
ができる(この場合試料面102aに段差があっても形
状を測定でき、かつ波長より大きな高さも測定できる)
が、ミラー駆動部107を必要とするので、装置の大型
化及び複雑化を招き、ひいては価格の高騰を招く。
【0014】また第3の可変波長レーザーダイオードを
用いたスペクトル干渉顕微鏡100は、参照ミラー10
3を固定的にもうけるのでミラー駆動部107を不要と
するが、波長可変幅が狭いので分解能が低い。
【0015】さらに第4のスペクトル干渉顕微鏡100
は、二次元情報が一度では得られないので操作が面倒で
あるばかりで無く、グレーティングや光軸方向の変化の
ためのミラーなどの可動構造を必要とするので、装置の
大型化及び複雑化を招き、ひいては価格の高騰を招く。
【0016】そこで、この発明は、装置の大型化及び複
雑化を伴うことがなく安価であると共に、操作が容易
で、高い分解能が得られるスペクトル干渉顕微鏡及び該
顕微鏡を用いた表面形状測定方法を提供することを目的
としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1記載の発明は、光源からの出射光をビームスプ
リッタで分割して試料面と参照面とに照射すると共に前
記両面でそれぞれ反射する反射光の重ね合わせにより複
数の干渉縞を形成する干渉計光学系と、前記干渉縞を光
学顕微鏡を介して光検出器で観察する顕微鏡光学系とを
備えたスペクトル干渉顕微鏡において、前記干渉計光学
系が、前記光源として白色光源を用いると共に、該白色
光源と前記ビームスプリッタとの間に前記白色光源の発
する光を電圧の変化により波長の異なる複数の単色光に
選択して出射することができる電圧制御可変波長フィル
タを設けて構成されていることを特徴としている。
【0018】このため請求項1記載の発明では、光源と
して白色光源を用いたのでブロードなスペクトルを有す
る出射光を得ることができると共に、この出射光を電圧
を変化させた電圧制御可変波長フィルタに入射させて連
続的に選択波長の変化する単色光として出射することが
できる。このように連続的に選択波長を変化させると干
渉縞の位置が連続的に変化するので、観測光の波長より
も大きな段差でもその高さを測定することができる。
【0019】また、請求項2記載の発明は、請求項1に
記載のスペクトル干渉顕微鏡であって、前記電圧制御可
変波長フィルタが、透明電極を備えた液晶エタロンであ
ることを特徴としている。
【0020】このため請求項2記載の発明では、液晶分
子が大きな誘電異方性を持っているために、液晶に印加
する電圧を変えて液晶の屈折率を変化させることにより
液晶エタロンを電圧制御可変波長フィルタとして機能さ
せることができる。
【0021】また、請求項3記載の発明は、請求項1又
は2に記載のスペクトル干渉顕微鏡であって、前記参照
面が、光の照射方向に対して傾動可能に設けられている
ことを特徴としている。
【0022】このため請求項3記載の発明では、光の照
射方向に対して参照面を略垂直に配置することにより干
渉縞を検出することができ、かつ参照面を傾けて配置す
ることにより干渉縞を検出できないようにすることがで
きる。
【0023】また、請求項4記載の発明は、請求項1乃
至3のいずれか1項に記載のスペクトル干渉顕微鏡を用
いた表面形状測定方法であって、前記参照面を光の照射
方向に対して略垂直に配置すると共に前記電圧制御可変
波長フィルタの印加電圧を制御することにより波長を走
査して得た前記干渉縞の強度変化を示すスペクトル干渉
信号を前記光検出器の各画素について記録し、このスペ
クトル干渉信号をフーリェ変換して変換スペクトルを求
め、次いでこの変換スペクトルの特定ピークが有する波
数と光透過率との関係から波数と位相の直線関係を求
め、かつこの直線関係の傾きから高さを求め、この高さ
を全画素に亘って集計することにより前記試料面の凹凸
形状を測定することを特徴としている。
【0024】このため請求項4記載の発明では、光検出
器の各画素について記録されるスペクトル干渉信号は試
料面の凹凸形状に対応した位相差をもつ光の干渉によっ
てできた干渉縞なので、このスペクトル干渉信号から各
画素毎の高さを求めることができ、この高さを全画素に
亘って集計することにより前記試料面の凹凸形状を測定
することができる。このときスペクトル干渉信号は電圧
制御可変波長フィルタの印加電圧の制御により波長を走
査して得られるものであるから、観測光の波長より大き
い段差が試料面の凹凸形状に存在していたとしてもその
高さを測定することができる。
【0025】また、請求項5記載の発明は、請求項3に
記載のスペクトル干渉顕微鏡を用いた表面形状測定方法
であって、前記参照面を光の照射方向に対して略垂直に
配置すると共に前記電圧制御可変波長フィルタの印加電
圧を制御することにより波長を走査して得た前記干渉縞
の強度変化を示すスペクトル干渉信号を前記光検出器の
各画素について記録し、このスペクトル干渉信号をフー
リェ変換して第1の変換スペクトルを求め、かつ前記干
渉縞同志の間隔を前記光検出器の空間分解能より狭くな
るように前記参照面を光の照射方向に対して傾けて配置
して前記第1の変換スペクトルを求めたときと同様にし
て第2の変換スペクトルを求め、次に第1の変換スペク
トルから第2の変換スペクトルを差し引いて第3の変換
スペクトルを求め、この第3の変換スペクトルのピーク
データを逆フーリェ変換して求めた波数と光透過率との
関係から波数と位相の直線関係を求め、かつこの直線関
係の傾きから高さを求め、この高さを全画素に亘って集
計することにより前記試料面の凹凸形状を測定すること
を特徴としている。
【0026】このため請求項5記載の発明では、第1の
変換スペクトルの基礎となるスペクトル干渉信号は光源
自身の分光特性によるスペクトル強度変化が低周波成分
として混入して観測され、かつ第2の変換スペクトルの
基礎となるスペクトル信号は試料面と参照面の間の光路
差による干渉効果を取り除いた光源自身の分光特性とし
て観測される。この光源自身の分光特性の低周波成分
は、前記光路差が小さい(観測光の波長程度)ときの測
定精度を下げる。このため第1の変換スペクトルから第
2の変換スペクトルを差し引いて第3の変換スペクトル
を求めることによって、光源自身の分光特性の低周波成
分を除くことができ、該スペクトルの特定ピークのピー
クデータを逆フーリェ変換することにより前記低周波成
分が関与しない前記干渉効果のみの波数と光透過率との
関係を求めることができ、これにより試料面の凹凸形状
を精度良く再現することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づき説明する。
【0028】図1は、本発明の一実施形態としてのスペ
クトル干渉顕微鏡1を示す。この顕微鏡1は、試料2の
試料面2aと参照ミラー3の参照面3aの間の光路差に
より干渉縞を形成する干渉計光学系Aと、前記干渉縞を
観察する顕微鏡光学系Bとから大略構成されている。
【0029】干渉計光学系Aは、光源4,ビームスプリ
ッタ5,参照ミラー3及び試料2が所謂マイケルソン干
渉計で配列構成されており、かつ光源4とビームスプリ
ッタ5との間の光路7内に電圧制御可変波長フィルタ6
が配置されて全体構成されている。
【0030】光源4としては、白熱電球,発光ダイオー
ド,赤外発光ダイオード,ハロゲンランプ等の波長につ
いてブロードなスペクトルを持つ白色光源であればいず
れも用い得るが本実施形態では発光ダイオードを用い
た。
【0031】また電圧制御可変波長フィルタ6として
は、光源(白色光源)4の発する光を電圧の変化により
波長の異なる複数の単色光に選択して出射することがで
きるファブリペロー干渉計の原理に基づくフィルタであ
ればいずれも用い得るが本実施形態では透明電極を備え
た液晶エタロンを用いた。このフィルタ6は、図2に示
すようにガラス基板61上に透明電極62,誘電体ミラ
ー63,液晶配向膜64が積層形成され、液晶65がサ
ンドイッチされた構造を持ち、両透明電極62,62間
に電圧を印加できるように構成されている。このように
構成されたフィルタ6は、液晶65の液晶分子が大きな
誘電異方性を持っているために、液晶65に印加する電
圧を変えると液晶65の屈折率が変化して選択波長が異
なり、これにより電圧制御可変波長フィルタとして機能
することができる。なお図2において符号66はスペー
サを示し、符号67は電源を示す。
【0032】さらに参照ミラー3(参照面3a)は、光
の照射方向に対して略垂直(干渉縞が数本できる程度に
わずかに傾ける場合も含む)に固定配置することもでき
るが、好ましくは本実施形態のように光の照射方向に対
して傾動可能に設けられる。図1に参照ミラー3の垂直
配置を実線で、その傾動後の傾斜配置を2点鎖線で示
す。
【0033】顕微鏡光学系Bは、干渉計光学系Aに形成
された干渉縞を光学顕微鏡8を介して光検出器9で観察
することができるようにこれらをビームスプリッタ5の
上方位置に縦方向に直列配置して構成されている。
【0034】光学顕微鏡8は対物レンズ及び視野レンズ
を備えた通常の光学顕微鏡として構成されている。また
光検出器9としては、CCDカメラ,撮像管を備えたT
Vカメラ,MOS型撮像デバイス等の二次元像を撮像で
きるカメラであればいずれも用い得るが本実施形態では
CCDカメラを用いた。
【0035】以上のようにして構成されたスペクトル干
渉顕微鏡1は次のように作動する。すなわち発光ダイオ
ードを用いた光源4から発した光は、液晶エタロンから
なる電圧制御可変波長フィルタ6に垂直入射して選択さ
れた単色光として出射する。この単色光は次いでビーム
スプリッタ5で2つに別れ、透過光は参照ミラー3の参
照面3aで、反射光は試料2の試料面2aでそれぞれ反
射される。そしてこれら2つの反射光は再びビームスプ
リッタ5に戻り合波される。このときビームスプリッタ
5から参照面3aまでとビームスプリッタ5から試料面
2aまでとの光路差に対応して前記2つの反射光が干渉
して干渉縞を形成し、この干渉縞を光学顕微鏡8を介し
てCCDカメラからなる光検出器9で観察することがで
きる。
【0036】またこのとき電圧制御可変波長フィルタ6
の印加電圧を制御して同フィルタ6の選択波長を連続的
に変えると干渉縞の位置が連続的に変化するので、試料
面2aに観測光の波長より大きな段差があってもその段
差の高さを測定することができる。
【0037】次にこのスペクトル干渉顕微鏡1を用いた
表面形状測定方法について説明する。
【0038】この表面形状測定方法は、電圧制御可変波
長フィルタ6により波長を走査したときの干渉縞の強度
変化(スペクトル干渉信号)を光検出器9(CCDカメ
ラ)の各画素について記録し、この記録データをフーリ
ェ変換して試料面2aの表面形状を測定することを基本
としている。このときスペクトル干渉信号には光源4
(発光ダイオード)自身の分光特性によるスペクトル強
度変化が低周波成分として混入しており、この低周波成
分により試料面2aと参照面3aの間の光路差が小さい
(観測光の波長程度)ときの測定精度を下げている。
【0039】そこでこの表面形状測定方法は、前記低周
波成分の混入したままの状態で測定する第1測定方法
と、前記低周波成分を除いた状態で測定する第2測定方
法に分けることができる。以下この2つの測定方法につ
いて説明する。
【0040】先ず第1測定方法について説明する。この
第1測定方法は、参照面3aを光の照射方向に対して略
垂直に配置すると共に電圧制御可変波長フィルタ6の印
加電圧を制御することにより波長を走査して得た干渉縞
の強度変化を示すスペクトル干渉信号を光検出器9の各
画素について記録し、このスペクトル干渉信号をフーリ
ェ変換して変換スペクトルを求め、次いでこの変換スペ
クトルの特定ピークが有する波数と光透過率との関係か
ら波数と位相の直線関係を求め、この直線関係の傾きを
全画素に亘って集計することにより試料面2aの凹凸形
状を測定するように構成されている。具体的には次のよ
うにする。
【0041】スペクトル干渉顕微鏡1の各構成要素の分
光特性は、図3及び図4に示す通りとなっている。すな
わち図3において、符号αは光源4として用いた発光ダ
イオードの分光スペクトルであり、符号βは電圧制御可
変波長フィルタ6として用いた液晶エタロンの分光特性
である。図4は干渉計光学系Aの分光特性である。
【0042】そしてスペクトル干渉顕微鏡1は参照面3
aが光の照射方向に対して略垂直になるように参照ミラ
ー3を配置(図1に実線で示す)する。
【0043】このようなスペクトル干渉顕微鏡1におい
て、波数をσ(=1/λ)として光源4(発光ダイオー
ド)の分光スペクトルをS(σ)とし、電圧制御可変波
長フィルタ6(液晶エタロン)及び干渉計光学系A(マ
イケルソン干渉計)の分光強度透過率分布をそれぞれT
(σ;t),T(x.y;σ)とすれば、光検出器
9(CCDカメラ)で観測される光の強度分布I(x.
y;t)は、(1)式で表せる。
【0044】
【数1】 但し、(1)式中,L(x.y)は試料面2aと参照面
3aの間の光路差で、a(x.y;t),b(x.y;
t)はそれぞれ干渉縞のバックグラウンドとコントラス
トを表している。
【0045】そしてフィルタ6の分光強度透過率分布T
(σ;t)のピーク列の移動量が時間に対して線形に
なるように同フィルタ6の印加電圧を制御すれば、
(1)式より光路差によって決定される周期を持った、
例えば図5に示すような干渉縞の強度変化を示すスペク
トル干渉信号γが時間軸方向に得られる。
【0046】スペクトル干渉顕微鏡1では、このスペク
トル干渉信号γを光検出器9としてのCCDカメラの各
画素について記録する。記録されたスペクトル干渉信号
γをフーリェ変換すると、図6に示す変換スペクトルδ
を求めることができる。この図6の横軸を表わすサンプ
リング点数0〜1024は、波数軸上の周波数を示して
おり、図5の波数(μm-1)1.8〜2.4を1024
等分したという意味である(以下、図面上サンプリング
点数としたときは同趣旨で用いている)。この変換スペ
クトルδにはその両側部位に光源4自身の分光特性に起
因する低周波成分δ2 が現われている。
【0047】次にこの変換スペクトルδの特定ピーク
(図6の場合、サンプリング点数約150にあるピーク
δ1 )が有する波数と光透過率との関係から図7に示す
波数と位相の直線関係εを求める。この直線関係εはピ
ークδ1 の有するデータから位相アンラッピング後の位
相を波数に対してプロットして得た線図ζに重みつき最
小二乗推定法を適用して求められる。直線関係εは線図
ζのスペクトル干渉信号γに対応する線分ζ1 に沿うよ
うに求められる。
【0048】しかしてこの直線関係εの傾きから高さを
求めることができ、この高さを全画素に亘って集計する
ことにより試料面2aの凹凸形状を測定することができ
る。
【0049】次に第2測定方法について説明する。この
第2測定方法は、参照面3aを光の照射方向に対して略
垂直に配置すると共に電圧制御可変波長フィルタ6の印
加電圧を制御することにより波長を走査して得た干渉縞
の強度変化を示すスペクトル干渉信号を光検出器9の各
画素について記録し、このスペクトル干渉信号をフーリ
ェ変換して第1の変換スペクトルを求め、かつ干渉縞同
志の間隔を光検出器9の空間分解能より狭くなるように
参照面3aを光の照射方向に対して傾けて配置して前記
第1の変換スペクトルを求めたときと同様にして第2の
変換スペクトルを求め、次に第1の変換スペクトルから
第2の変換スペクトルを差し引いて第3の変換スペクト
ルを求め、この第3の変換スペクトルの特定ピークのピ
ークデータを逆フーリェ変換して求めた波数と光透過率
との関係から波数と位相の直線関係を求め、かつこの直
線関係の傾きから高さを求め、この高さを全画素に亘っ
て集計することにより試料面2aの凹凸形状を測定する
ように構成されている。具体的には次のようにする。
【0050】先ず第1測定方法と同様にしてスペクトル
干渉信号γから変換スペクトルδを求め、この変換スペ
クトルδを本測定方法では第1の変換スペクトルδとす
る。
【0051】次に干渉縞同志の間隔を光検出器9の分解
能より狭くなるように参照面3aを光の照射方向に対し
て傾けて配置して(図1に2点鎖線で示す)前記第1の
変換スペクトルδを求めたときと同様にして、図9に示
す第2の変換スペクトルeを求める。すなわち参照面3
aを前記したように傾斜配置することにより試料面2a
と参照面3aの間の光路差に起因する干渉効果を除くこ
とができ、このため第2の変換スペクトルeは、図8に
示す光源4自身の分光特性に基づくスペクトル信号fを
フーリェ変換して求められる。
【0052】そして第1の変換スペクトルδから第2の
変換スペクトルeを差し引いて図10に示す第3の変換
スペクトルgを求めることができる。この第3の変換ス
ペクトルgは、前記した差し引きにより光源4自身の分
光特性に起因する低周波成分が除かれたものとして求め
られる。
【0053】次にこの第3の変換スペクトルgを逆フー
リェ変換すると図11に示すスペクトル干渉信号hを求
めることができる。
【0054】以降、第1測定方法と同様にしてこのスペ
クトル干渉信号hの波数と光透過率との関係から図7に
示す波数と位相の直線関係εを求めると共に、この直線
関係εの傾きから高さを求めて試料面2aの凹凸形状を
再現することができる。
【0055】実際には第1,及び第2測定方法における
フィルタ6の分光強度透過率分布TF(σ;t)のピー
ク列の移動量は印加電圧に対して非線形であるため、こ
の影響を除去する必要がある。そこで得られた位相Φ
(x,y;t)(=2πL(x,y)σ(t))の時間
微分を考えると(2)式となり、
【数2】 同一時間軸上では波数σ(t)の変化は等しいという事
実から、基準位置の∂Φ(x,y;t)/∂tと同一時
間軸上の値との比をとれば、この基準位置に対する光路
差の比の分布を得ることができる。これによりもしCC
Dカメラの画面内に高さが既知の物体が存在すれば、こ
の物体を基準とすることにより実際の高さ分布を得るこ
とができる。
【0056】次にこれら第1及び第2測定方法のシミレ
ーション結果を図12乃至図14に示す。このシミレー
ションは試作した電圧制御可変波長フィルタ6のパラメ
ータを使った計算機シミレーションである。
【0057】このシミレーションによれば、CCDカメ
ラのある画素に図12に示すスペクトル干渉信号が記録
され、このスペクトル干渉信号を解析して全画素に亘っ
て集計することにより、図13に示す実空間形状とその
断面形状(図14)を測定することできることが解る。
従って第1及び第2測定方法は、図13及び図14に示
すような大きな段差を持つ物体の表面形状測定が可能で
ある。
【0058】また第2測定方法は、光源4自身の分光特
性に起因する低周波成分を除いた分、試料面2aと参照
面3aの間の光路差が小さい(観測光の波長程度)とき
の測定に当たって第1測定方法よりも測定精度が向上す
る。
【0059】またスペクトル干渉顕微鏡1の干渉計光学
系Aは、前記した実施形態ではマイケルソン干渉計で配
列構成したが、これに限定する趣旨では無くフィゾー干
渉計等の他の干渉計で配列構成したものであっても良
い。
【0060】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば次の効果を奏することができる。
【0061】すなわち、請求項1記載の発明によれば、
電圧制御可変波長フィルタの印加電圧を制御することに
より連続的に選択波長を変化させて干渉縞の位置を連続
的に変化させることができるので、参照面(参照ミラ
ー)の駆動部を必要とすること無く観測光の波長よりも
大きな段差でもその高さを測定することができ、これに
より装置の大型化及び複雑化を伴うことがなく安価であ
ると共に、操作が容易で、高い分解能が得られるスペク
トル干渉顕微鏡を提供することができる。
【0062】また、請求項2記載の発明によれば、電圧
制御可変波長フィルタを液晶エタロンで構成したので、
印加電圧の制御による波長選択機能を確実に行うことが
できる。
【0063】また、請求項3記載の発明によれば、参照
面を傾動させて干渉縞を検出,不検出とすることができ
るので、スペクトル干渉信号,及び光源自身のスペクト
ル信号が得られ、後処理による測定精度を向上させるこ
とができる。
【0064】また、請求項4記載の発明によれば、スペ
クトル干渉信号は電圧制御可変波長フィルタの印加電圧
の制御により波長を走査して得られるものであるから、
観測光の波長より大きい段差が試料面の凹凸形状に存在
していたとしてもその高さを測定することができ、これ
により操作性の良好な表面形状測定方法を提供すること
ができる。
【0065】また、請求項5記載の発明によれば、光源
自身の低周波成分が関与しない、試料面と参照面の間の
光路差に起因する干渉効果のみの波数と光透過率との関
係を求めることができ、これにより試料面の凹凸形状を
精度良く再現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としてのスペクトル干渉顕
微鏡の模式図である。
【図2】図1のスペクトル干渉顕微鏡に用いられる電圧
制御可変波長フィルタの断面図である。
【図3】図1のスペクトル干渉顕微鏡を構成する光源及
び電圧制御可変波長フィルタの分光特性図である。
【図4】図1のスペクトル干渉顕微鏡を構成する干渉計
光学系の分光特性図である。
【図5】図1のスペクトル干渉顕微鏡で得られるスペク
トル干渉信号を示すスペクトル図である。
【図6】図5のスペクトル干渉信号のフーリェ変換後の
変換スペクトル(第1の変換スペクトル)を示すスペク
トル図である。
【図7】図6の変換スペクトルから得られる波数と位相
の直線関係を示すグラフである。
【図8】図1のスペクトル干渉顕微鏡を構成する光源自
身のスペクトル干渉信号を示すスペクトル図である。
【図9】図8のスペクトル信号のフーリェ変換後の第2
の変換スペクトルを示すスペクトル図である。
【図10】図6の第1の変換スペクトルから図9の第2
の変換スペクトルを差し引いた後の第3の変換スペクト
ルを示すスペクトル図である。
【図11】図10の第3の変換スペクトルの逆フーリェ
変換後のスペクトル干渉信号を示すスペクトル図であ
る。
【図12】本発明のシミレーション時のスペクトル干渉
信号を示すスペクトル図である。
【図13】本発明のシミレーションで得られる実空間形
状の斜視図である。
【図14】図13の実空間形状の断面形状を示すグラフ
である。
【図15】従来のスペクトル干渉顕微鏡の模式図であ
る。
【図16】図15のスペクトル干渉顕微鏡で得られた干
渉縞の模式図である。
【符号の説明】
1 スペクトル干渉顕微鏡 2 試料 2a 試料面 3 参照ミラー 3a 参照面 4 光源 5 ビームスプリッタ 6 電圧制御可変波長フィルタ 8 光学顕微鏡 9 光検出器 62 透明電極 A 干渉計光学系 B 顕微鏡光学系 γ スペクトル干渉信号 δ 変換スペクトル(第1の変換スペクトル) ε 直線関係 e 第2の変換スペクトル f スペクトル信号 g 第3の変換スペクトル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中田 敦 静岡県裾野市御宿1500 矢崎総業株式会社 内 (72)発明者 若林 知敬 静岡県裾野市御宿1500 矢崎総業株式会社 内 (72)発明者 土屋 善彦 静岡県裾野市御宿1500 矢崎総業株式会社 内 (72)発明者 黒川 隆志 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源からの出射光をビームスプリッタで
    分割して試料面と参照面とに照射すると共に前記両面で
    それぞれ反射する反射光の重ね合わせにより複数の干渉
    縞を形成する干渉計光学系と、前記干渉縞を光学顕微鏡
    を介して光検出器で観察する顕微鏡光学系とを備えたス
    ペクトル干渉顕微鏡において、 前記干渉計光学系が、前記光源として白色光源を用いる
    と共に、該白色光源と前記ビームスプリッタとの間に前
    記白色光源の発する光を電圧の変化により波長の異なる
    複数の単色光に選択して出射することができる電圧制御
    可変波長フィルタを設けて構成されていることを特徴と
    するスペクトル干渉顕微鏡。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のスペクトル干渉顕微鏡
    であって、 前記電圧制御可変波長フィルタが、透明電極を備えた液
    晶エタロンであることを特徴とするスペクトル干渉顕微
    鏡。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のスペクトル干渉
    顕微鏡であって、 前記参照面が、光の照射方向に対して傾動可能に設けら
    れていることを特徴とするスペクトル干渉顕微鏡。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の
    スペクトル干渉顕微鏡を用いた表面形状測定方法であっ
    て、 前記参照面を光の照射方向に対して略垂直に配置すると
    共に前記電圧制御可変波長フィルタの印加電圧を制御す
    ることにより波長を走査して得た前記干渉縞の強度変化
    を示すスペクトル干渉信号を前記光検出器の各画素につ
    いて記録し、このスペクトル干渉信号をフーリェ変換し
    て変換スペクトルを求め、次いでこの変換スペクトルの
    特定ピークが有する波数と光透過率との関係から波数と
    位相の直線関係を求め、この直線関係の傾きを全画素に
    亘って集計することにより前記試料面の凹凸形状を測定
    することを特徴とするスペクトル干渉顕微鏡を用いた表
    面形状測定方法。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載のスペクトル干渉顕微鏡
    を用いた表面形状測定方法であって、 前記参照面を光の照射方向に対して略垂直に配置すると
    共に前記電圧制御可変波長フィルタの印加電圧を制御す
    ることにより波長を走査して得た前記干渉縞の強度変化
    を示すスペクトル干渉信号を前記光検出器の各画素につ
    いて記録し、このスペクトル干渉信号をフーリェ変換し
    て第1の変換スペクトルを求め、かつ前記干渉縞同志の
    間隔を前記光検出器の空間分解能より狭くなるように前
    記参照面を光の照射方向に対して傾けて配置して前記第
    1の変換スペクトルを求めたときと同様にして第2の変
    換スペクトルを求め、次に第1の変換スペクトルから第
    2の変換スペクトルを差し引いて第3の変換スペクトル
    を求め、この第3の変換スペクトルのピークデータを逆
    フーリェ変換して求めた波数と光透過率との関係から波
    数と位相の直線関係を求め、かつこの直線関係の傾きか
    ら高さを求め、この高さを全画素に亘って集計すること
    により前記試料面の凹凸形状を測定することを特徴とす
    るスペクトル干渉顕微鏡を用いた表面形状測定方法。
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