JP5428538B2 - 干渉装置 - Google Patents

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本発明は、非接触にて物体の位置、間隔もしくは形状を測定したり、物体を分光分析したりする干渉装置に関する。
光の干渉によって生ずる干渉縞を検出する干渉計が知られている。干渉計は、測定対象である2つの面に平行光を射出すると共に、この2つの面からの反射光によって形成される干渉縞の像を二次元イメージセンサ等の検出部で検出するよう構成されている。
コヒーレント長の短い広域スペクトル幅の光源(又は低コヒーレンシー光源とも言う。)や、複数の異なる波長からなる多波長光源が干渉計の光源として使用されることがある。例えば、特許文献1は、広域スペクトル幅の光源を使った干渉計を使って、平行平面ガラスの表面または裏面と基台との平行度を高精度に測定する計測装置を開示している。また、特許文献2は、広域スペクトル幅の赤外線光源を使った干渉計を使って、被検体の光物性或いは光吸収特性などの性質を評価する分光装置を開示している。
特開2004−069585号公報 特開2006−300792号公報
しかしながら、特許文献1で開示される干渉計を使った測定装置も、特許文献2で開示される干渉計を使った分光装置もともにピエゾ素子などを使って参照ミラー又は被検物などを光軸方向に移動させて位相変調を行っている。広い範囲を走査する場合には大ストロークのステージ装置が必要となり、広い範囲を精度良く走査させることは困難である。また、取得必要なデータ数も増大してしまいデータ処理に必要な時間も増大してしまう問題がある。
本発明は、参照ミラー又は被検物などを移動させる精密なステージ装置を不要とするとともに、より少ないデータ数で解析を可能とし短時間で解析可能とする干渉装置を提供することを目的とする。
第1の観点の干渉装置は、スペクトル幅の広い光を照射する広域スペクトル光源と、スペクトル幅内の第1波長領域と該第1波長領域と異なる第2波長領域とで位相を変える位相変調部と、位相変調部で変調された光束と変調されていない光束とを使って干渉光を形成する干渉光形成部と、を備える。
この構成により、参照ミラーなどを移動させる必要が無くなり、さらに異なる波長領域に対して任意の位相変調を行うことができる。
第2の観点の干渉装置は、スペクトル幅の広い光を照射する広域スペクトル光源と、広域スペクトル光源から光を分岐するビームスプリッターと、ビームスプリッターで分岐された一方の光を、スペクトル幅内の第1波長領域と該第1波長領域と異なる第2波長領域とで位相を変調する位相変調部と、位相が変調された光束を第1反射面に照射し、ビームスプリッターで分岐された他方の光を第2反射面に照射し、第1反射面で反射した第1反射光と第2反射面で反射した第2反射光を合成して合成光とする光分割合成部と、を備える。
この構成により、参照ミラーなどを移動させる精密な機械的な機構が不要となり、さらに異なる波長領域に対して任意の位相変調を行うことができるのでより少ないデータ数で干渉縞の解析を行うことができる。
本件の干渉装置は、従来の干渉装置のように位相変調をピエゾ素子等によって参照ミラーを光軸方向に等速に変位させる必要がなくなるため、干渉装置の機械的な機構を無くすことができる。
また、本件の干渉装置は、波長ごとに任意に位相変調することができる。このため、短時間にかつ、少ないデータ数で所望の測定を行うことが可能になる。
干渉装置を用いて被検物SA内の三次元形状を測定する面形状測定装置100の概略構成である。 干渉装置を用いて被検物SA内の材料などを分析する分光分析装置200の概略構成である。 複数の種類の位相変調部30(第1位相変調部30A、第2位相変調部30B)を示した概略図である。 複数の種類の位相変調部30(第3位相変調部30C、第4位相変調部30D)を示した概略図である。 空間位相変調器37が光束L2に与える位相変調幅である。 (a)は、図1で示した測定光(光束L1)と参照光(光束L2)との光路長差zが200μmのときの干渉信号I(t)を示した図である。 (b)は、図6(a)の干渉信号をフーリエ変換した結果である。 (a)は、光束L1と光束L2との光路長差zが400μmのときの干渉信号I(t)を示した図であり、検出部CDの検出結果である。 (b)は、図7(a)の干渉信号I(t)をフーリエ変換した結果である。 下段に異なる3つの代表波長と波長ごとの強度、上段に光源11の多数の波長に対する強度を示している。 下段に異なる3つの代表波長と波長ごとの強度、上段に光源11の多数の波長に対する強度を示している。
<実施形態1:面形状測定装置100の概要>
図1は、干渉装置を用いて被検物SA内の三次元形状を測定する面形状測定装置100の概略構成である。
面形状測定装置100は大きく分けて光源発生部10、干渉形成部20、位相変調部30及びコンピュータ40とから構成される。
光源発生部10は、光源11と、ビームスプリッターBSと、偏光板12,13,15と、レンズLEと、ミラーMRとから構成される。
干渉形成部20は、偏光ビームスプリッターPBSと、λ/4波長板21,23と、偏光板26と、対物光学系22,24と、結像光学系28と、参照ミラーRMRと、検出部CDとから構成される。
最初に光源発生部10について説明する。光源11は、スーパールミネッセンスダイオード(Super Luminescence Diode:SLD)などの発光素子から構成する。光源11は、低コヒーレンス性を有し、例えば600nm〜800nm程度の波長範囲から選択される。以下に説明する光源11は625nm〜655nmの波長を有している。なお、光源11は、例えば640nm、680nm、720nmの波長などを射出するマルチモード半導体レーザーを使用してもよく、スペクトルが連続的に分布する白色ハロゲンランプを使用してもよい。すなわち、面形状測定装置100は、多波長干渉計又は白色干渉計と呼ばれる低コヒーレンスの干渉装置を用いている。
光源11から射出された光束L0は、第1偏光板12で偏光される。この第1偏光板12は検出部CDに入射される干渉縞画像のコントラストが大きくなるように光軸を中心として回転できるように配置されている。第1偏光板12を透過したレーザー光束L0はビームスプリッターBSで光束L1と光束L2とに分離される。
分離された一方の光束L1は、第2偏光板13を通過して集光レンズLEによって反射ミラーMRの面上に集光する。反射ミラーMRで反射された光束L1は、再び集光レンズLEを通過して第2偏光板13に入射する。第2偏光板13で偏光した光束L1はビームスプリッターBSに入り、干渉形成部20の偏光ビームスプリッターPBSに向かう。分離された他方の光束L2は、第3偏光板15を通過して位相変調部30に入射する。位相変調部30は光束L2の位相を変調し、変調された光束L2を再び第3偏光板15に反射させる。第3偏光板15で偏光した光束L2はビームスプリッターBSで反射され、干渉形成部20の偏光ビームスプリッターPBSに向かう。
偏光ビームスプリッターPBSに向かう光束L1は、S偏光になるように第2偏光板13で調整されている。また偏光ビームスプリッターPBSに向かう光束L2は、P偏光になるように第3偏光板15で調整されている。なお、本実施形態では光束L1をS偏光に光束L2をP偏光にしたが、光束L1をP偏光に光束L2をS偏光にしてもよい。
次に干渉形成部20について説明する。光束L1は、偏光ビームスプリッターPBSを反射して、λ/4波長板21及び対物光学系22を経て、被検物SAの表面に到達する。被検物SAの表面からの反射光である光束L1は、再び対物光学系22及びλ/4波長板21を経てP偏光となり、偏光ビームスプリッターPBSを透過する。偏光ビームスプリッターPBSを通過した光束L1は、偏光板26及び結像光学系28を経て、二次元の検出器CDに到達する。
光束L2は、偏光ビームスプリッターPBSを透過して、λ/4波長板23及び対物光学系24を経て、参照ミラーRMRの参照面に到達する。参照ミラーRMRからの反射光は、再び対物光学系24及びλ/4波長板23を経てS偏光となり、偏光ビームスプリッターPBSで反射される。偏光ビームスプリッターPBSで反射された光束L2は、偏光板26及び結像光学系28を経て、二次元の検出器CDに結像する。偏光板26は光束L1のP偏光と光束L2のS偏光から同一偏光成分を取り出し、光束L1と光束L2とを干渉させる。つまり、被検物SAの表面からの光束L1と参照ミラーRMRの参照面からの光束L2とが干渉縞として二次元の検出器CDに結像される。検出器CDは干渉画像を取得する。
検出器CDは干渉画像を取得する際、位相変調部30が光束L2の位相変調を行っているので、検出器CDは時間的に変化する干渉画像を記録する。この連続する干渉画像群は、被検物SAの表面の三次元形状が反映されている。
なお、光源11は低コヒーレンシー光源であるため、干渉画像を得るために光束L1の距離と光束L2の距離とが波動光学的な光路長がほぼ一致するように設定されている。また、面形状測定装置100は参照ミラーRMR又は被検物SAを精密に光軸方向に移動させるピエゾなどを使ったステージ装置は設けられていない。つまり、位相変調時には、参照ミラーRMR及び被検物SAは固定されたままである。
干渉画像群はコンピュータ40へ入力される。コンピュータ40には形状解析処理のプログラムが予めインストールされ、コンピュータ40は形状算出部41を有している。その形状算出部41は入力された干渉画像群に対しフーリエ変換などの解析処理を施し、被検物SAの表面の三次元形状を算出する。
コンピュータ40には位置解析処理のプログラムが予めインストールされ、コンピュータ40は位置算出部42を有していてもよい。位置算出部42は入力された干渉画像群に対し解析処理を施し、被検物SAの表面の位置を算出する。被検物SAの位置を検出する際には、検出器CDが二次元の検出器でなくフォトダイオードなどであってもよい。
<実施形態2:分光分析装置200の概要>
図2は、干渉装置を用いて分光反射率や分光透過率などの分光特性を測定し、被検物SA内の材料などを分析する分光分析装置200の概略構成である。
分光分析装置200は大きく分けて光源発生部10、干渉形成部20、位相変調部30及びコンピュータ40とから構成される。光源発生部10は、基本的に実施形態1の構成と同じであるため説明を割愛する。
干渉形成部20は、偏光ビームスプリッターPBSと、λ/4波長板21,23と、偏光板26と、対物光学系22,24,27と,コリメータ光学系29と、参照ミラーRMRと、反射ミラーMRと、検出部CDとから構成される。
干渉形成部20において、光源発生部10からの光束L1は、偏光ビームスプリッターPBSを反射して、λ/4波長板21及び対物光学系22を経て、反射ミラーMRの表面に到達する。反射ミラーMRの表面からの反射光である光束L1は、再び対物光学系22及びλ/4波長板21を経てP偏光となり、偏光ビームスプリッターPBSを透過する。
偏光ビームスプリッターPBSを通過した光束L1は、偏光板26及び対物光学系27を経て被検物SAに向かう。
光束L2は、偏光ビームスプリッターPBSを透過して、λ/4波長板23及び対物光学系24を経て、参照ミラーRMRの参照面に到達する。参照ミラーRMRからの反射光は、再び対物光学系24及びλ/4波長板23を経てS偏光となり、偏光ビームスプリッターPBSで反射される。偏光ビームスプリッターPBSで反射された光束L2は、偏光板26及び対物光学系27を経て被検物SAに向かう。なお、実施形態1と同様に、参照ミラーRMR及び反射ミラーMRは固定されたままである。
対物光学系27は、偏光ビームスプリッターPBSで合成された光束L1と光束L2との干渉光を被検物SAに収束する。被検物SAを透過した拡大光束状の干渉光は、コリメータ光学系29で平行光に変換され検出部CDに到達し、検出器CDは干渉画像を取得する。その際、位相変調部30が光束L2の位相変調を行っているので、検出器CDは時間的に変化する干渉画像を記録する。干渉画像群はコンピュータ40へ入力される。コンピュータ40には分光分析処理のプログラムが予めインストールされ、コンピュータ40は分光測定部44を有している。
このように構成された分光分析装置200は、干渉光を被検物SAに照射させることにより,その被検物SAを透過した透過干渉光を検出器CDで検出する。そして,この検出された干渉光の輝度をコンピュータ40の分光測定部44でモニタリングし,所定のタイミングでサンプリングされたインターフェログラムデータ等をフーリエ変換することにより透過干渉光に応じたスペクトル情報が取得される。このスペクトル情報から、被検物SA内の材料などを解析する。なお,この実施形態2の分光分析装置200は,被検物SAを透過した透過干渉光を検出器CDで検出したが,被検物SAで反射した反射光を検出する反射型の分光分析装置でもよい。また、被検物SAは偏光ビームスプリッターPBSで合成された干渉光が入射する位置に配置されたが、被検物SAは光束L1のみが通過するλ/4波長板21と反射ミラーMRとの間に配置してもよい。
<位相変調部30の概要>
次に、光源発生部10の位相変調部30の構成を説明する。図3及び図4は複数の種類の位相変調部30(第1位相変調部30A、第2位相変調部30B、第3位相変調部30C、第4位相変調部30D)を示した概略図である。
図3(a)に示された第1位相変調部30Aは、波長分散素子の一つである回折格子31と、集光レンズ33と、空間位相変調器37と、この空間位相変調器37の背後に直接配置された反射ミラーMRとから構成される。
図3(a)において、ビームスプリッターBS(図1又は図2を参照)から第1位相変調部30Aへ入射した光束L2は、波長分散素子の一つである回折格子31に入射する。そこで、回折格子31は光束L2を波長ごとに異なる角度に回折し、波長ごとに回折された光束L2は集光レンズ33を経て空間位相変調器37へ入射する。光束L2は集光レンズ33によって空間位相変調器37に集光し、波長ごとに空間位相変調器37の異なるピクセルに入射する。空間位相変調器37はピクセルごとに異なった位相変調をかけることができる。空間位相変調器37で波長ごとに位相変調させられた光束L2は反射ミラーMRで反射され、集光レンズ33及び回折格子31に戻り、ビームスプリッターBSへと向かう。このような第1位相変調部30Aを用いることで、波長ごとに任意の位相変調をかけることができる。なお、空間位相変調器には、例えば液晶を利用した空間光変調器を用いることができる。
ここで、1つのピクセル内の波長幅に相当するコヒーレンス長は、波長λの光束L1及び光束L2の光路長差zに比べて長い必要がある。その条件は、△λ≪(λ×λ)/zであり、それを満たすだけの波長分解能が必要になる。図3(a)に示した第1位相変調部30Aでは、回折格子31には500line/mmの透過型回折格子を用い、集光レンズ33の焦点距離は270mmとし、波長625〜655nmのスペクトルを利用している。空間位相変調器37は、領域幅4mmで200ピクセルである。入射光束径はφ20mmとしている。
図3(b)に示された第2位相変調部30Bは、波長分散素子の一つである三角プリズムTPと、集光レンズ33と、空間位相変調器37と、この空間位相変調器37の背後に直接配置された反射ミラーMRとから構成される。
図3(b)に示される第2位相変調部30Bは、図3(a)に示された第1位相変調部30Aの回折格子31の代わりに三角プリズムTPを使用している点で異なっている。三角プリズムTPは光束L2を波長ごとに異なる角度に屈折し、波長ごとに屈折された光束L2は集光レンズ33を経て空間位相変調器37へ入射する。したがって空間位相変調器37は波長ごとに異なった位相変調をかけることができる。
図4(a)に示された第3位相変調部30Cは、波長分散素子の一つであるダイクロイックプリズムDPと、空間位相変調器37と、この空間位相変調器37の背後に直接配置された反射ミラーMRとから構成される。
図4(a)に示される第3位相変調部30Cは、図3(b)に示された第2位相変調部30Bの三角プリズムTPの代わりダイクロイックプリズムDPを使用している点で異なっている。ダイクロイックプリズムDPは光束L2を波長ごとに異なる角度に反射し、波長ごとに反射された光束L2は空間位相変調器37へ入射する。したがって空間位相変調器37は波長ごとに異なった位相変調をかけることができる。特に3つの波長を出力するマルチモード半導体レーザーを使用する際には好ましい。なお、ダイクロイックプリズムDPは屈折率の高い層と低い層を交互に10層〜20層真空蒸着したもので、光の色による波長ごとの屈折率の違いを利用して、特定の波長だけを入射させる機能を有している。なお、本形態では空間位相変調器を用いる必要はなく、ピクセル配列ではない位相変調素子で十分である。
図4(b)に示された第4位相変調部30Dは、波長分散素子の一つである回折格子31と、集光レンズ33と、空間位相変調器37と、光軸の向きを変えるミラーMR1及びMR2とから構成される。
図4(b)に示される第4位相変調部30Dと図3(a)に示された第1位相変調部30Aとは、空間位相変調器37の配置が異なっている。回折格子31は光束L2を波長ごとに異なる角度に回折し、波長ごとに回折された光束L2は集光レンズ33を経てミラーMR1へ入射する。集光した光束L2はミラーMR1で反射され空間位相変調器37に進む。光束L2は波長ごとに空間位相変調器37の異なるピクセルに入射する。空間位相変調器37はピクセルごとに異なった位相変調をかけることができる。空間位相変調器37で波長ごとに位相変調させられた光束L2はそのまま透過してミラーMR2で反射され、集光レンズ33及び回折格子31に戻り、ビームスプリッターBSへと向かう。
以上のように、位相変調部30は、光源11から射出されたある程度の幅のある波長範囲の光束L2を波長ごとに位相変調することができる。したがってこの位相変調した光束L2を使用することによって参照ミラーRMRを移動させる必要がなくなる。
図5は空間位相変調器37が光束L2に与える位相変調幅である。
空間位相変調器37に液晶を利用した空間光変調器を用いる場合、位相変調幅はある範囲に制限されている。このため、図5の点線矢印で示されるように、経過時間に応じて位相を直線状に限りなく変調させることができない。したがって、図5で示されるように、625nmの波長の光束L2に対して2πごとに位相を折り畳んだ形で位相変調を行い、650nmの波長の光束L2に対しても2πごとに位相を折り畳んだ形で位相変調を行う。この位相を折り畳んだ回数を記憶しておけば位相変調量を把握することができる。
図5において、単位時間当たりの625nmの波長の位相変調量と650nmの波長の位相変調量とが異なっている。つまり625nmの波長に対する単位時間当たりの線形の位相勾配が650nmの波長に対する単位時間当たりの線形の位相勾配と異なっている。この線形の位相勾配は、任意に設定することができる。
<位相変調部30の動作>
次に、実施形態1の面形状測定装置100における位相変調部30の動作について説明する。
光源11であるスーパールミネッセンスダイオードは、中心波長640nm、半値全幅10nmのガウス型スペクトルの光束L0を射出する。位相変調部30は、波長625nm〜655nmの範囲で、変調周波数f(k)が114/256〜14/256となるように空間位相変調器37を設定する。光束L2の中心波長640nmにおいて変調周波数f(k)が64/256となる。
図6(a)は、図1で示した測定光(光束L1)と参照光(光束L2)との光路長差zが200μmのときの干渉信号I(t)を示した図であり、検出部CDの検出結果である。形状算出部41は例えば、特許第2679876号等に開示されたフーリエ変換などの干渉縞の信号解析を行う。図6(b)は、図6(a)の干渉信号をフーリエ変換した結果である。図6(b)のスペクトル強度ピーク近傍、すなわち信号周波数64/256cycle近傍の位相勾配から光束L1と光束L2の光路長差zを決定できる。さらに、特定の周波数成分の位相値から、光路長差から波長の整数倍を除いた部分を精密に決定することができる。
図7(a)は、光束L1と光束L2との光路長差zが400μmのときの干渉信号I(t)を示した図であり、検出部CDの検出結果である。図7(b)は、図7(a)の干渉信号I(t)をフーリエ変換した結果である。図7(b)のスペクトル強度ピーク近傍の位相勾配から光束L1と光束L2の光路長差zを決定できる。
以上説明した内容の概略を、数式を用いて説明する。
位相変調部30が光束L2を位相変調する際の位相変調勾配2πf(k)、位相変調量φは、式(1)、式(2)のように表される。
2πf(k)=ak+b …式(1)
φ=2πf(k)t=(ak+b)t …式(2)
ここで、kは波数であり、f(k)は変調周波数であり、tは時間であり、a及びbは係数である。
スペクトル幅の広い光源11の中心波長の波数を基準波数kとすると、式(1)及び式(2)は以下のように書き換えることができる。
2πf=ak+b …式(3)
φ=a(k−k)t+2πft=a(k−k)t+φ …式(4)
ここで、fは基準波数kにおける変調周波数でありφは基準波数kにおける位相変調量である。
式(2)で示された位相変調を光束L2に与えると、干渉信号I(t)は以下の式(5)で表される。
…式(5)
ここで、S(k)は光源スペクトル、f(k)は変調周波数であり、zは光束L1(測定光)と光束L2(参照光)との光路長差である。
また、干渉信号I(t)は、エンベロープ関数G(τ)を使って式(6)で表わされる。
…式(6)
ここで、エンベロープ関数G(τ)は、τ=0でピークを持つ白色干渉信号のエンベロープ形状を表す。
式(6)から理解されるように、光源11のスペクトル幅内の基準波数kにおける変調周波数fを固定した状態でも、式(1)の係数aの設定によってエンベロープがピークとなる時刻を任意に変更できる。
位相変調部30によって、式(1)の係数a及び係数bを任意に設定することができる。
実施形態では、光束L2の波長による変調周波数の違いを大きくして、すなわち係数aを大きくしてエンベロープのピークが表れるまでの走行時間を短くした。また逆に、光束L2の波長による変調周波数の違いを小さくして、すなわち係数aを小さくして、エンベロープのピークが現れるまでの走査時間を長くすることも可能である。波長による変調周波数の違いを小さくすると、干渉信号I(t)の時間軸を拡大して検出できるので、位相解析などを行うことなく信号強度が最大となる点を探すだけで、光路長差zを高精度に決定することが可能になる。
<従来の干渉装置と実施形態との作用の違い>
特に位相変調部30の位相変調を使う場合の効果を明りょうにするために、参照ミラーを移動させる干渉装置と対比しながら説明する。図8及び図9は下段に異なる3つの代表波長と波長ごとの強度、上段に光源11の多数の波長に対する平均強度を示している。説明の都合上、光源11から射出され分岐された光束L2の波長のうち、3つの代表波長655nm、640nm、625nmを例に説明する。
まず、参照ミラーを移動させる従来の干渉装置において、参照ミラー面を等速に走査し中心波長(640nm)において256点のデータあたり64周期分の線形の走査を行う場合を考える。この位相変調方法の場合、変調周波数は波長に反比例するので、3つの代表波長の変調周波数は、概ね62.5/256(=64×(640/655)/256)、64/256(=64×(640/640)/256)、65.5/256(=64×(640/625)/256)となる。図8の下段はこの3つの代表波長に対する干渉強度の様子をシミュレーションしたものである。図8の上段の多数平均と記した曲線は、光束L2の3つの波長以外の波長も含めた多数の波長について平均をとったものである。図8は横軸に時間を採り縦軸に強度を示しており、時間は時刻ゼロから始まっているが、干渉信号のエンベロープがピーク周辺の時間のみを示している。初期状態(時刻ゼロ)での光路長差が50μmのときの様子を示したもので、走査量が50μm相当のとき(時刻312)に干渉信号のエンベロープがピークを有している。
これに対して、位相変調部30は、空間位相変調器37を制御することで、波長ごとに任意の変調周波数f(k)を与えることができる。このため、3つの代表波長655nm、640nm、625nmに対して変調周波数がそれぞれ14/256、64/256、114/256と大きな差を持つように設定する。別言すれば式(1)の係数aを大きくすることになる。
式(7)において、位相変調部30は、fc=64/256、fmin=14/256、fmax=114/256に設定する。
…式(7)
図9の下段は、位相変調部30の空間位相変調器37による位相変調により、光束L2の3つの代表波長に対する干渉強度の様子をシミュレーションしたものである。図9の上段の多数平均と記した曲線は、3つの波長以外の波長も含めた多数の波長について平均をとったものである。図9の下段に示されるように、3つの代表波長に対して位相が揃う時刻が存在し、その時にエンベロープにピークが現れている。この例では、初期状態(時刻ゼロ)から短時間(時刻17)で、干渉信号のエンベロープがピークになっている。
図8と図9とを比較して理解できるように、エンベロープのピークを短時間、別言すれば短い位相走査範囲で得ることができる。また、時間的に変化する干渉画像の記録量が少なくて済み、形状算出部41が形状を算出する時間も短くなる。
図9に示した実施形態では、波数(k)に対する変調周波数f(k)の違いを大きくして、干渉信号の走査時間を縮小した。しかし、逆に波長に対する変調周波数f(k)の違いを小さくして干渉信号の走査時間を拡大することも可能である。光源11が広いスペクトル幅で、そのスペクトル範囲での変調周波数f(k)の違いが小さくなるように位相変調部30を設定する。例えば、光源11が波長500nmから1000nmの波長を有し、この波長域で66/256〜62/256の変調周波数になるように設定すればよい。このようにすると、検出部CDは干渉信号の横軸を拡大して検出できるので、形状算出部41はフーリエ変換などを行うことなく、信号強度が最大となる点を探すだけで、光路長差、すなわち被検物SAの表面高さを高精度に決定することが可能になる。
これまでに説明した実施形態では、波長ごとに時刻tに比例した位相変調を与えているが、波長ごとの位相変調量が所定の関係になっていれば時刻tに比例していなくてもよい。その場合、波数k対する位相変調量φ(k、t)は、基準波数kにおける位相変調量φ(k、t)に対して式(8)の関係を満たすように制御する。αは一定の係数である。
φ(k,t)=φ(k、t){1+α(k−k)} …式(8)
時間tに比例した位相変調を行わない場合には、基準波数kの波長に対する位相変化量が等間隔になるようにサンプリングすることが望ましい。なお、基準波数kは、光源スペクトルの使用範囲の中心波数に設定するのが望ましい。
以上の実施形態においては、干渉装置を用いて面形状測定したり、分光分析したりしたが、これらの用途に限られるのではなく、光学素子の波面形状を測定する測定装置にも適用できる。
10 … 光源発生部
11 … 光源
12,13,15 … 偏光板
20 … 干渉形成部
21,23 … 波長板
26 … 偏光板
22,24,27 … 対物光学系
28 … 結像光学系
30(A〜D) … 位相変調部
31 … 回折格子
33 … 集光レンズ
37 … 空間位相変調器
40 … コンピュータ
41 … 形状算出部
42 … 位置算出部
44 … 分光測定部
100 … 面形状測定装置
200 … 分光分析装置
BS … ビームスプリッター
CD … 検出部
DP … ダイクロイックプリズム
LE … レンズ
L1,L2 … 光束
MR(1,2) … ミラー
PBS … 偏光ビームスプリッター
PS1,PS2 … 実線
PX … ピクセル
RMR … リファレンスミラー(参照ミラー)
SA … 被検物
TP … 三角プリズム

Claims (22)

  1. スペクトル幅の広い光を照射する広域スペクトル光源と、
    前記スペクトル幅内の第1波長領域と該第1波長領域と異なる第2波長領域とで位相を変える位相変調部と、
    前記位相変調部で変調された光束と変調されていない光束とを使って干渉光を形成する干渉光形成部と、を備え、
    前記位相変調部は、前記第1波長領域と前記第2波長領域とで単位時間当たりの線形の位相勾配を変えることができ、
    前記位相変調部は、前記第1波長領域の位相勾配と前記第2波長領域の位相勾配との違いを大きくすることを特徴とする干渉装置。
  2. スペクトル幅の広い光を照射する広域スペクトル光源と、
    前記スペクトル幅内の第1波長領域と該第1波長領域と異なる第2波長領域とで位相を変える位相変調部と、
    前記位相変調部で変調された光束と変調されていない光束とを使って干渉光を形成する干渉光形成部と、を備え、
    前記位相変調部は、前記第1波長領域と前記第2波長領域とで単位時間当たりの線形の位相勾配を変えることができ、
    前記位相変調部は、前記第1波長領域の位相勾配と前記第2波長領域の位相勾配との違いを小さくすることを特徴とする干渉装置。
  3. 前記位相変調部は、前記第1波長領域の位相変調量と前記第2波長領域の位相変調量とを所定の関係に制御することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の干渉装置。
  4. 前記所定の関係は、以下の式の関係であることを特徴とする請求項に記載の干渉装置。
    φ(k,t)=φ(kc、t){1+α(k−kc)}
    ここで、φ(k、t)は波数k対する位相変調量、φ(kc、t)は基準波数kcにおける位相変調量、αは一定の係数とする。
  5. 前記位相変調部は、波長分散素子と位相を変化できるピクセルを平面上に配列した空間位相変調器とを有することを特徴とする請求項1から請求項のいずれか一項に記載の干渉装置。
  6. 前記波長分散素子は、前記第1波長領域の光束と前記第2波長領域の光束とに空間分散させるプリズムを含むことを特徴とする請求項に記載の干渉装置。
  7. 前記波長分散素子は、前記第1波長領域の光束と前記第2波長領域の光束とに空間分散させる回折格子を含むことを特徴とする請求項に記載の干渉装置。
  8. 前記空間位相変調器は、印加電圧によって屈折率を変化できる液晶型ピクセルを有することを特徴とする請求項に記載の干渉装置。
  9. 前記広域スペクトル光源は前記第1波長領域と前記第2波長領域とを含む多数の特定波長を射出するマルチモード半導体レーザー光源であり、前記干渉装置は多波長干渉装置であることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか一項に記載の干渉装置。
  10. 前記広域スペクトル光源は前記第1波長領域と前記第2波長領域とを含む多数の波長を射出するスーパールミネッセンスダイオード又は白色ランプであり、前記干渉装置は白色干渉装置であることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか一項に記載の干渉装置。
  11. スペクトル幅の広い光を照射する広域スペクトル光源と、
    前記広域スペクトル光源から光を分岐するビームスプリッターと、
    前記ビームスプリッターで分岐された一方の光を、前記スペクトル幅内の第1波長領域と該第1波長領域と異なる第2波長領域とで位相を変調する位相変調部と、
    前記位相が変調された光束を第1反射面に照射し、前記ビームスプリッターで分岐された他方の光を第2反射面に照射し、前記第1反射面で反射した第1反射光と前記第2反射面で反射した第2反射光を合成して合成光とする光分割合成部と、を備え
    前記位相変調部は、前記第1波長領域と前記第2波長領域とで単位時間当たりの線形の位相勾配を変えることができ、
    前記位相変調部は、前記第1波長領域の位相勾配と前記第2波長領域の位相勾配との違いを大きくすることを特徴とする干渉装置。
  12. スペクトル幅の広い光を照射する広域スペクトル光源と、
    前記広域スペクトル光源から光を分岐するビームスプリッターと、
    前記ビームスプリッターで分岐された一方の光を、前記スペクトル幅内の第1波長領域と該第1波長領域と異なる第2波長領域とで位相を変調する位相変調部と、
    前記位相が変調された光束を第1反射面に照射し、前記ビームスプリッターで分岐された他方の光を第2反射面に照射し、前記第1反射面で反射した第1反射光と前記第2反射面で反射した第2反射光を合成して合成光とする光分割合成部と、を備え
    前記位相変調部は、前記第1波長領域と前記第2波長領域とで単位時間当たりの線形の位相勾配を変えることができ、
    前記位相変調部は、前記第1波長領域の位相勾配と前記第2波長領域の位相勾配との違いを小さくすることを特徴とする干渉装置。
  13. 前記位相変調部は、前記第1波長領域の位相変調量と前記第2波長領域の位相変調量とを所定の関係に制御することを特徴とする請求項11又は請求項12に記載の干渉装置。
  14. 前記所定の関係は、以下の式の関係であることを特徴とする請求項13に記載の干渉装置。
    φ(k,t)=φ(kc、t){1+α(k−kc)}
    ここで、φ(k、t)は波数k対する位相変調量、φ(kc、t)は基準波数kcにおける位相変調量、αは一定の係数とする。
  15. 前記第1反射面又は前記第2反射面は測定対象物であり、
    前記合成光により形成される干渉縞画像を検出する検出部と、
    前記干渉縞画像を解析して前記測定対象物の位置又は形状を算出する位置形状算出部と、
    を備えることを特徴とする請求項11又は請求項12に記載の干渉装置。
  16. 前記合成光が試料に照射されることによる干渉光を検出する検出部と、
    前記干渉光を解析して分光特性を測定する分光測定部と、
    を備えることを特徴とする請求項11又は請求項12に記載の干渉装置。
  17. 前記第1反射光又は前記第2反射光が試料に照射されることによる干渉光を検出する検出部と、
    前記干渉光を解析して分光特性を測定する分光測定部と、
    を備えることを特徴とする請求項11又は請求項12に記載の干渉装置。
  18. 前記位相変調部は、前記第1波長領域の位相変調量と前記第2波長領域の位相変調量とを任意に設定できることを特徴とする請求項11から請求項17に記載の干渉装置。
  19. 前記位相変調部は、波長分散素子と位相を変化できるピクセルを平面上に配列した空間位相変調器とを有することを特徴とする請求項11から請求項18のいずれか一項に記載の干渉装置。
  20. 前記波長分散素子は、前記第1波長領域の光束と前記第2波長領域の光束とに空間分散させるプリズムを含むことを特徴とする請求項19に記載の干渉装置。
  21. 前記波長分散素子は、前記第1波長領域の光束と前記第2波長領域の光束とに空間分散させる回折格子を含むことを特徴とする請求項19に記載の干渉装置。
  22. 前記空間位相変調器は、印加電圧によって屈折率を変化できる液晶型ピクセルを有することを特徴とする請求項19に記載の干渉装置。
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