JPH1182142A - 車載センサの出力電圧誤検出防止装置 - Google Patents

車載センサの出力電圧誤検出防止装置

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JPH1182142A
JPH1182142A JP24358997A JP24358997A JPH1182142A JP H1182142 A JPH1182142 A JP H1182142A JP 24358997 A JP24358997 A JP 24358997A JP 24358997 A JP24358997 A JP 24358997A JP H1182142 A JPH1182142 A JP H1182142A
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gnd
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throttle
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Koichi Kamimura
浩一 上村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 GNDラインのみにノイズが発生して電気微
変動が生じた場合におけるスロットルセンサ電圧の変動
を防止する。 【解決手段】 S1で現在のスロットル電圧値とGND
電圧値とをA/D変換器に取り込み、S2では現在と前
回のスロットル電圧値の差からスロットル電圧値の変化
量を算出する。次に、S3,S5,S7で増,減,一定
の電圧と判断した場合は夫々S4,S6,S8で増,
減,一定のフィルタ定数をセレクトする。S9ではGN
D電圧とGND基準電圧の差値からGND電圧変化量を
算出し、S10でGND電圧変化量に対して最大電圧変
化量の制限、つまりフィルタ処理を行い、S11ではS
10で算出した補正量によりスロットル電圧補正値を求
める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のエンジンや
アンチロックブレーキシステム(ABS)等の各種のシ
ステム制御に用いられる例えばスロットルセンサの出力
電圧誤検出防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来のセンサの出力電圧誤検出
防止装置としては、例えば特開平3−3944号公報等
に記載されているものが知られている。
【0003】一般に、ABSのコントロールユニット1
は、図7に示すようにスロットルセンサ2や前後Gセン
サ,横Gセンサ等の各種のセンサ類からの出力信号がA
/D変換器3や入力インターフェース4を介してマイク
ロコンピュータ5に入力され、ここで車輪のスリップ状
態を検出してアクチュエータ駆動回路6を介して増圧,
減圧用電磁弁7を開閉制御するようになっている。
【0004】そして、前記スロットルセンサ2は、図8
に示すようにエンジンコントロールユニット8に接続さ
れたスロットルセンサ信号ライン9とGNDライン10
を介してスロットルセンサ信号電圧とエンジン本体から
取り出されたスロットルセンサGND電圧(GND電
圧)とをABSのコントロールユニット1のA/D変換
器3へ出力している。そして、該コントロールユニット
1内のマイクロコンピュータCPUでGND電圧値とG
ND基準電圧値とを比較してGND変動量を求め、スロ
ットル電圧値にGND変動量を加えることによってスロ
ットル信号電圧値を補正するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来例にあっては、スロットルセンサ2のGND電圧をエ
ンジン本体から取り出す一方、GND基準電圧はABS
コントロールユニット1のハウジングから取り出すよう
になっているため、図6の(B)の欄に示すようにスロ
ットルセンサ信号ライン9ではノイズが発生せず、GN
Dライン10のみに外乱等によるノイズが発生した場合
(スロットルセンサ信号発生ライン近傍に、他の信号ラ
インが配設されている場合)はマイクロコンピュータC
PUはGND電圧変動が発生したと判断し、前述のよう
にGND変動量を算出してスロットル電圧値を補正して
しまう。つまり、図6(B)の入力電圧A/D変換値に
示すようなGND電圧変動とは逆位相の補正が行われて
しまい、スロットル操作が行われているものと判断され
てしまう(図6(B)欄スロットル電圧データ補正値
(従来例)参照)。
【0006】しかも、スロットル電圧値をGND変動量
に基づいてダイレクトな補正が行われるため、スロット
ル電圧とGND電圧のA/D変換器3の変換タイミング
のずれや誤差が生じ易くなり補正値の演算結果が微変動
してしまうおそれがある。A/D変換器3は、1チャン
ネル毎にアナログ−デジタル変換(以下A/D変換と称
す)を行うので、スロットル電圧をA/D変換した後、
GND電圧を変換することになる(シーケンシャル的に
変換する)。しかして、スロットル電圧とGND電圧と
の変換の時期がずれることとなる。スロットル電圧とG
ND電圧とに同相の比較的高周波ノイズが発生したと
き、上記変換時期のずれによってスロットル電圧の補正
値に誤差が生じてしまう。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記従来の実
情に鑑みて案出されたもので、請求項1の発明は、複数
のシステムを制御するために使用される車載センサの出
力電圧誤検出防止装置において、前記センサから出力さ
れた信号電圧の変化量を検出すると共に、該検出された
信号電圧変化量に応じて、予め設定されたテーブルデー
タを選択し、前記センサの現在のGND電圧値とGND
基準電圧値との差値によりセンサGND電圧変動量を所
定時間毎に検知し、前記選択されたデータをフィルタ係
数として前記GND電圧変動量に対してフィルタ処理を
行ってGND電圧補正量を求め、該GND電圧補正量と
前記選択されたデータの差値をセンサ電圧補正値とした
ことを特徴としている。
【0008】請求項2記載の発明は、前記センサを機関
のスロットル開度を検出するスロットル開度センサとし
たことを特徴としている。
【0009】請求項3記載の発明は、複数のシステムを
制御するために使用される車載センサの出力電圧誤検出
防止装置において、前記センサの現在のGND電圧値と
GND基準電圧値との差値により、GND電圧変動量を
検知すると共に、該GND電圧変動量に対して最大電圧
変化量の制限値を与えたフィルタ処理を行いGND電圧
補正量を算出し、かつGND電圧補正量に基づいてセン
サ電圧補正値を算出したことを特徴としている。
【0010】
【発明の実施形態】以下、本発明に係る車載センサの出
力電圧誤検出防止装置の実施形態を図面に基づいて説明
する。尚、本実施形態も従来例と同様にエンジンのスロ
ットル開度を検出するスロットルセンサに適用したもの
を示し、ABSコントロールユニットの駆動回路やスロ
ットルセンサのGND電圧及びGND基準電圧の取り出
し回路は図7及び図8に示すものと同様であるから説明
を省略する。
【0011】図1は、本発明の第1の実施形態を示し、
スロットルセンサ2の信号電圧とGND電圧補正プログ
ラムのフローチャート図である。
【0012】すなわち、まずステップS1では、現在の
スロットル電圧値とGND電圧値をABSコントロール
ユニット内に有するA/D変換器に取り込み、続いて、
ステップS2において、△TVO=現在のスロットル電
圧値−前回処理時のスロットル電圧値…の式からスロッ
トル電圧値の変化量を算出する。
【0013】次に、ステップS3では、ステップS2で
算出した電圧値の変化量が増加したか否かを判別し、増
加した(YES)と判断した場合はステップS4に進
み、ここで増加時のフィルタ定数をセレクトする。ステ
ップS3で増加してない(NO)と判断した場合は、ス
テップS5でスロットル電圧が減少したか否かを判別
し、減少した(YES)と判断した場合はステップS6
に進み、ここで減少時のフィルタ定数をセレクトする。
一方、減少しない(NO)と判断した場合は、ステップ
S7で所定時間△T経過したか否かを判別し、所定時間
経過後はステップS8でスロットル電圧が増減すること
なく一定であると判断して、一定時のフィルタ定数をセ
レクトする。
【0014】ステップS4,S6,S8では、スロット
ル電圧が変動した場合、フィルタの設定を弱くして(フ
ィルタによる位相遅れを少なくして)後述のステップ9
におけるGND電圧変動量(VGOFF)がスロットル
電圧に対して遅れないようにしている。
【0015】さらに、前記ステップS4,ステップS6
及びステップS8で増加時,減少時及び一定時のフィル
タ定数設定後は、ステップS9に進む。このステップS
9では、前記A/D変換に取り込まれたGND電圧値と
ABSコントロールユニットのハウジングで取り込んだ
スロットルのGND基準電圧値との減算式からその差値
を求め、この差値つまりGND電圧変化量(VGOF
F)として算出する。
【0016】次ぎに、ステップS10では、ステップS
5で算出したGND電圧変化量(VGOFF)に対して
最大電圧変化量(△VMAX)の制限を行う。つまり、
これによってフィルタ処理を行い、GND電圧補正量
(VGF)を算出する。前記最大電圧変化量(△VMA
X)は変数とし、ステップS3,S5,S7の増加,減
少,一定時に夫々対応したフィルタ定数をセットする。
具体的には、以下の(1)〜(3)の条件下における式
によって行う。
【0017】(1)VGOFF>前回処理時のGND電
圧補正量(VGF)のときは、 VGF=前回処理時のVGF+min{VGOFF−前回
処理時のVGF,△VMAX} (2)VGOFF<前回処理時のGND電圧補正量(V
GF)のときは、 VGF=前回処理時のVGF−max{VGOFF−前回
処理時のVGF−△VMAX} (3)VGOFF=前回処理時のGND電圧補正量(V
GF) VGF=前回処理時のVGF 前記ステップS10で補正量(VGF)を算出した後
は、ステップS11に進み、ここでは、ステップS10
で算出したGND電圧補正量(VGF)により以下の式
によりスロットル電圧補正値を求めてスロットル電圧を
補正する処理を行う。
【0018】スロットル電圧補正値=スロットル電圧値
−GND電圧補正量(VGF) また、前記ステップS7で所定時間△T経過していない
場合もステップS11にそのまま移行して前述のような
スロットル電圧補正値を求めてスロットル電圧を補正す
る。
【0019】図2はスロットル電圧とGND電圧とに同
相のノイズが発生した場合を示しており、これは前記ス
テップS4,S6でスロットル電圧値の変化量が増加,
減少に応じてフィルタ定数を変更した場合のタイムチャ
ート図である。スロットル電圧データ(値)の変化量が
異なる毎にフィルタ定数が変更されているから、スロッ
トル電圧データ,GND電圧データとがほぼ位相遅れを
生じることがない。したがって、GND電圧補正量が、
ノイズの発生したスロットル電圧とGND電圧との変動
量に近似する。
【0020】また、図3はステップS8でスロットル電
圧値の変化量が一定のときにセレクトされたフィルタ定
数である場合のタイムチャート図であって、スロットル
電圧データ変化がないため、GND電圧補正量はスロッ
トル電圧データ,GND電圧データの変化よりも緩やか
な波形変化を示し、スロットル電圧補正値はわずかに変
動する。
【0021】このように、本実施形態によれば、スロッ
トル電圧データのGND電圧補正量を、スロットル電圧
値の変化量に応じたフィルタ処理によるフィルタ定数を
用いて算出するようにしたため、GNDラインのみに外
乱によるノイズ等が発生し、電圧微変動が生じた場合で
もスロットル電圧補正値が敏感に変化することがなくな
り、スロットルセンサの高い検出精度が得られる。
【0022】また、スロットル電圧,GND電圧の入力
回路の異なる特性およびA/D変換タイミングの誤差な
どによるデータのばらつきが生じても、前記スロットル
電圧補正値が敏感に作用しないので、ABS制御への影
響が少なくなる。
【0023】さらに、GNDレベルの変動などにより、
スロットルセンサ信号ラインとGNDラインが同様の電
圧変動を起こした場合でも、応答遅れが発生することが
なく補正することができる。つまり、スロットル電圧デ
ータはフィルタがなく、GND電圧データにはフィルタ
が有るため、フィルタ定数を一定にした場合は、GND
電圧の補正量がスロットル電圧とGND電圧間の変動に
追従できなくなるため、スロットル電圧はGND電圧変
動に大きな影響を受けずに精度の高い検出が可能になる
のである。
【0024】図4は、本発明の第2の実施形態のフロー
チャート図を示し、第1の実施形態と基本的には同じで
あるが、異なるところは、スロットル電圧データの変化
量を求めてフィルタ処理をしないようになっている。
【0025】すなわち、まずステップS21では、現在
のスロットル電圧値とGND電圧値をABSのコントロ
ールユニット内のA/D変換器に取り込み図5のaに示
すようにABSのコンピュータにてGND電圧のA/D
変換値を算出する。続いて、ステップS22ではGND
補正量更新タイミングを判断し、所定時間△T毎にこの
ルーチンを行い、所定時間△T以外では後述するステッ
プS25においてスロットル電圧データの補正値を算出
する。
【0026】所定時間△T経過した場合は、ステップS
23に移行し、ここでは図5aに示すGND電圧値と図
5bに示すGND基準電圧値の差値を求め、この差値を
GND電圧変動量(VGOFF)とする。
【0027】さらに、ステップS24では、ステップS
23で算出したGND電圧変動量(VGOFF)に対し
て△Tにおける最大電圧変化量(△VMAX)の制限を
行うことによって、フィルタ処理を行って図5Cに示す
ようなGND電圧補正量(VGF)を算出する。具体的
には、以下の条件下における対応した式によって求め
る。
【0028】(1)VGOFF>△T前のGND電圧補
正量(VGFn-1)のとき GND電圧補正量(VGFn)=△T前のGND(VG
n-1)+min{VGOFF−△T前のGND電圧補正量
(VGFn-1),△VMAX} (2)VGOFF<△T前のGND電圧補正量(VGF
n-1)のとき GND電圧補正量(VGFn)=△T前のGNDの電圧
補正量(VGFn-1)−max{VGOFF−△T前のGN
D電圧補正量(VGFn-1),−△VMAX}(3)V
GOFF=△T前のGND電圧補正量(VGFn-1)の
とき GND電圧補正量(VGFn)=△T前のGND電圧補
正量(VGFn-1) ステップS24で電圧補正量(VGFn)を算出した後
は、ステップS25において、THVA=THV−VG
nの式から図5bに示すようなスロットル電圧データ
補正値THVAを算出する。つまり、前記スロットル電
圧値にGND電圧補正量(VGF)を加算して求める。
【0029】したがって、この実施形態においても、ス
ロットル電圧データのGND電圧補正量をフィルタ化し
たことにより、第1の実施形態と同様の作用効果が得ら
れると共に、スロットル信号にフィルタ処理がされずに
GND電圧補正量のみにフィルタ処理を行っているた
め、スロットル信号の生値が遅れることがない。つま
り、スロットル信号にもフィルタ処理を行うと、スロッ
トル信号に制限が加わって信号の立上り、立下り速度が
緩慢となり、信号の出力遅れが生じやすくなるが、GN
D電圧補正量のみのフィルタ処理であるから、信号出力
速度低下が防止される。
【0030】図6は、本実施形態と前記従来例の処理内
容を比較した波形図であって、(A)はGNDレベル変
動時を示し、(B)はGNDラインにノイズが発生した
場合を示し、(C)はA/D変換のタイミングずれが発
生した場合を示している。
【0031】この図から明らかなように、(A)のGN
Dレベル変動に伴い、スロットル変動が生じた場合は、
A/D変換値がGND電圧データとスロットル電圧デー
タが変動するため、従来例と本実施形態ではスロットル
電圧データ補正値によってスロットル電圧の変動をカッ
トしている。
【0032】一方、(B)のGNDラインに外乱による
ノイズが発生した場合は、従来例ではスロットル電圧補
正によってそのままスロットル電圧がA/D変換値とは
逆位相のノイズ波形が発生してしまうのに対し、本実施
形態では前述のフィルタ処理によってノイズ波形が十分
にカットされることが明らかである。
【0033】また、(C)のA/D変換タイミングの波
形ずれが発生した場合は、従来例ではスロットル電圧に
影響が生じるが、本実施形態ではタイミング波形ずれに
よる波形が効果的にカットされることが明らかである。
【0034】本発明は、前記実施形態の構成に限定され
るものではなく、例えば車載センサとしてはスロットル
センサ以外のセンサに適用するもとも可能である。
【0035】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、請求項1
記載の発明によれば、センサ電圧データのGND電圧補
正量をフィルタ化したことにより、GNDラインのみに
外乱によるノイズ等が発生し、電圧微変動が生じた場合
でも、センサ電圧補正値が敏感に変化することがなくな
り、センサの高い検出精度を確保できる。
【0036】また、センサ電圧,GND電圧の入力回路
の異なる特性及びA/D変換タイミングの誤差などによ
るデータのばらつきが生じても、センサ電圧補正値が敏
感に作用しないため、対応するABS等の制御への影響
が少なくなる。
【0037】また、GNDレベルの変動等により、セン
サ信号ラインとGNDラインが同様の電圧変動を起こし
た場合でも、応答遅れが発生することなく補正すること
ができる。
【0038】さらにまた、請求項2記載の発明によれ
ば、前述の効果の他に、GND電圧補正量のみにフィル
タ処理を行っているので、センサ信号の生値の出力速度
が低下することなく、速やかなセンサ信号が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に供されるフローチャ
ート図
【図2】本実施形態のフィルタ定数が変動した際の電圧
変化を示すタイムチャート図。
【図3】本実施形態のフィルタ定数が一定の場合の電圧
変化を示すタイムチャート図。
【図4】本発明の第2の実施形態に供されるフローチャ
ート図。
【図5】本実施形態におけるECU入力信号とCPUデ
ータ処理時の電圧変化を示すタイムチャート図。
【図6】異なる入力パターン時における本実施形態と従
来例との処理内容を比較したタイムチャート図。
【図7】同スロットルセンサの信号を利用したABS駆
動回路図。
【図8】本発明及び従来例のスロットルセンサの電気回
路図。
【符号の説明】
1…ABSコントロールユニット 2…スロットルセンサ 3…A/D変換器 5…コンピュータユニット 8…エンジンコントロールユニット 9…スロットルセンサ信号ライン 10…GND信号ライン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のシステムを制御するために使用さ
    れる車載センサの出力電圧誤検出防止装置において、 前記センサから出力された信号電圧の変化量を検出する
    と共に、該検出された信号電圧変化量に応じて、予め設
    定されたテーブルデータを選択し、前記センサの現在の
    GND電圧値とGND基準電圧値との差値によりセンサ
    GND電圧変動量を所定時間毎に検知し、前記選択され
    たデータをフィルタ係数として前記GND電圧変動量に
    対してフィルタ処理を行ってGND電圧補正量を求め、
    該GND電圧補正量と前記選択されたデータの差値をセ
    ンサ電圧補正値としたことを特徴とする車載センサの出
    力電圧誤検出防止装置。
  2. 【請求項2】 前記センサを機関のスロットル開度を検
    出するスロットル開度センサとしたことを特徴とする請
    求項1記載の車載センサの出力電圧誤検出防止装置。
  3. 【請求項3】 複数のシステムを制御するために使用さ
    れる車載センサの出力電圧誤検出防止装置において、 前記センサの現在のGND電圧値とGND基準電圧値と
    の差値により、GND電圧変動量を検知すると共に、該
    GND電圧変動量に対して最大電圧変化量の制限値を与
    えたフィルタ処理を行いGND電圧補正量を算出し、か
    つGND電圧補正量に基づいてセンサ電圧補正値を算出
    したことを特徴とする車載センサの出力電圧誤検出防止
    装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010209785A (ja) * 2009-03-10 2010-09-24 Nissan Motor Co Ltd アクチュエータの駆動制御装置
CN111998918A (zh) * 2019-05-27 2020-11-27 武汉国测数据技术有限公司 一种误差校正方法、误差校正装置及流量传感系统

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