JPH1181806A - パネル取付け部材 - Google Patents

パネル取付け部材

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Publication number
JPH1181806A
JPH1181806A JP25771197A JP25771197A JPH1181806A JP H1181806 A JPH1181806 A JP H1181806A JP 25771197 A JP25771197 A JP 25771197A JP 25771197 A JP25771197 A JP 25771197A JP H1181806 A JPH1181806 A JP H1181806A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
groove
bottom wall
water
room
ridge
Prior art date
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Pending
Application number
JP25771197A
Other languages
English (en)
Inventor
Norimasa Hashimoto
憲昌 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Aluminium Industry Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Aluminium Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sankyo Aluminium Industry Co Ltd filed Critical Sankyo Aluminium Industry Co Ltd
Priority to JP25771197A priority Critical patent/JPH1181806A/ja
Publication of JPH1181806A publication Critical patent/JPH1181806A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Wing Frames And Configurations (AREA)
  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 室内への漏水を防止できるパネル取付け部材
を提供する。 【解決手段】 本発明によるパネル取付け部材13は、
底壁17に当接する突条部23a、23bを備えたガス
ケット11と、その当接部より室外側の底壁に備える排
水孔29aとを、すくなくとも下部に備えており、室外
側において、パネル取付け部材とガスケットとの間から
溝内に侵入した水は、突条部により溝内を室内側に移動
するのを規制し、しかも、室外側に侵入した水は室外側
の底壁29aに形成された排水孔29aから排出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パネル取付溝を備
えた枠または框等の枠材とガスケットとを備えるパネル
取付け部材に関し、特に、開き窓の障子框やはめ殺し窓
の枠等のパネル取付け部材に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、サッシの障子は、窓ガラス(パ
ネル)と、窓ガラスの四方を囲む框(枠材)とにより構
成しており、窓ガラスの周囲部にグレイジングチャンネ
ル(ガスケット)を嵌め込んで、框の内溝に窓ガラスを
取り付けており、下框の内溝底部の一部に排水孔を設
け、内溝に入り込んだ水を排水するようにした構成が公
知である。
【0003】一方、実開平5ー35932号公報には、
パネル(ガラス様部材)の周囲にグレイジングチャンネ
ル(縁)を嵌め込み、このグレイジングチャンネルの底
部に突条部を設け、ガラス様部材と取付け枠との調整作
業を容易にした構成が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
公知の障子では、グレイジングチャンネルが嵌め込まれ
た内溝の室外側壁から、内溝に水が侵入した場合に、水
が内溝内を室内側に移動し、グレイジングチャンネルと
室内側の溝壁との間から室内に入り込むという不都合が
ある。即ち、内溝は框の長手方向に連続して形成されて
おり、排水孔はその内溝の一部に設けているから、排水
孔のない箇所では、グレイジングチャンネルの室外側か
ら内溝内に入り込んだ水が、室内側において、グレイジ
ングチャンネルと框との隙間を通って、室内に漏水する
ものである。
【0005】また、後者の公報に記載の技術にあって
は、グレイジングチャンネルに突条部を設けており、仮
に水が内溝に侵入した場合には、室外側から侵入した水
の移動を規制することが考えられるが、排水孔がないた
め、侵入した水の吐き出しができないので、内溝を室内
側に移動し、やがて水は室内へ漏水することが考えられ
る。
【0006】そこで、本発明は、室内への漏水を防止で
きるパネル取付け部材を提供することを目的とするもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、枠材と、枠材のパネル取付溝の底壁に当接する突条
部を備えたガスケットとを備え、底壁に突条部の当接部
より室外側に排水孔を備えたことを特徴とするものであ
る。この請求項1に記載の発明は、底壁にガスケットの
突条部を当接させているので、室外側において枠材とガ
スケットとの間から侵入した水は、突条部によりパネル
取付溝内を室内側に移動するのが規制される。しかも、
溝の室外側に侵入した水は室外側の底壁に形成された排
水孔により溝から排出される。これにより、溝に侵入し
た水が室内に漏水するのを防止できる。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、排水孔を、突条部の当接部より室内側
の底壁にも更に備えたことを特徴とするものである。こ
の請求項1に記載の発明では、突条部が当接する底壁に
は、その室内側にも排水孔を備えているので、室外側に
侵入した水が突条部当接部を抜けて室内側に侵入した場
合にも、室内側に備える排水孔から排水するので、室内
への漏水をより一層防止する。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の発明において、突条部は、2条以上備えたこ
とを特徴とするものである。この請求項3に記載の発明
では、突条部を2条以上設けているので、溝内を室外側
から室内側へ移動する水をより一層規制でき、室内への
漏水をより一層防止する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態にか
かるパネル取付け部材を添付図面を参照しながら説明す
る。
【0011】この実施の形態では、引き違い窓を例に用
いており、図1は、引き違い窓の下部を示している。引
き違い窓1は、窓枠と、障子とから構成されており、下
窓枠3のレール5上を障子7が走行するようになってい
る。
【0012】障子7は、パネルとしてのガラス9とこの
ガラス9の四辺を囲む上下框及び左右框とから構成され
ており、ガラス9の周縁にはガスケットとしてのグレイ
ジングチャンネル11が嵌め込まれており、このグレイ
ジングチャンネル11を上下左右框のパネル取付溝(位
下単に「溝」という)15に嵌め込んでガラスを保持し
ている。
【0013】本実施の形態ではパネル取付け部材6は下
框13とグレイジングチャンネル11等とにより構成さ
れており、下框13には、図1に示すように、グレイジ
ングチャンネル11をはめ込む溝15が設けられてお
り、この溝15は、底壁17、室内側壁19、室外側壁
21とで規定されている。
【0014】一方、グレイジングチャンネル11には、
その底部11aから底壁17に当接する2条の突条部2
3a、23bが設けられており、溝15内を室内側空間
25、中央中間26、室外側空間27とに区画してい
る。2条の突条部23a、23bはそれぞれ帯状に設け
られており、グレイジングチャンネル11は図1の断面
から明らかなように、横断面が対称形状になっている。
このように対称形状とすることでグレイジングチャンネ
ル11の取付け時に、左右逆の取り違えが生じないよう
にしてあり、取付け作業が容易である。
【0015】突条部23a及び23bは、2条設けるこ
とに限らず、1条のみであってもよい。この場合には、
突条部は、グレイジンチャネルが対称形状になるよう
に、底部11aの略中央に設けることが望ましい。
【0016】下框13の溝15において、その底壁17
には室外側の突条部23aの当接部よりも室外側の位置
に外側排水孔29aが形成されており、室内側の突条部
23bの当接部よりも室内側の位置に、内側排水孔29
bが形成されている。これらの排水孔29a、29bは
それぞれ底壁17に、溝の長手方向に間隔をあけて複数
個形成されているが、ひとつでもよい。
【0017】尚、底壁17の下には、戸車31が配置さ
れており、レール5に係合して、レール5上を走行する
ようになっている。
【0018】レール5及びその下側にある下枠3には、
排水孔33、35が形成されており、下框13の排水孔
29a、29bから排出された水を室外に排出する構成
になっている。
【0019】次に、本実施の形態の作用を説明する。図
1に矢印で示すように、グレージングチャンネル11の
室外側において、例えばグレージングチャンネル11の
劣化等の原因で、グレージングチャンネル11と室外側
壁21との間から溝15の室外側空間27内に雨水等が
侵入する場合がある。溝15内に侵入した水は、室外側
の突条部23aが底壁17に当接しているので、溝15
内を室内側に移動するのが規制されて、室外側空間27
に留まる。室外側空間27に留まった水は排水孔29a
から落下し、下枠3に向けて排出される。下枠3に落下
した水は、排水孔35により下枠3の外に排出される。
【0020】一方、室外側の突条部23aと底壁17と
の当接部の隙間等から水が更に,中央空間26を通っ
て、室内側の突条部23bと底壁17との当接部の間隙
等を通って室内側空間25に侵入することがある。この
場合には、室内側空間25に侵入した水は室内側の排水
孔29bから下枠3に落下し、レール5に形成された排
水孔33及び下枠に形成された排水孔35を通って、下
枠3から室外側に排出される。
【0021】この第1実施の形態によれば、グレージン
グチャンネル11の突条部23a、23bを底壁17に
当接させているので、溝15内に侵入した水は、突条部
23a、23bにより室内側に移動するのが規制され
る。しかも、溝15内に侵入した水は、底壁17に形成
された排水孔29a及び29bから排出される。これに
より、溝15に侵入した水が室内に漏水するのを防止す
る。
【0022】次に、図2を参照して第2実施の形態につ
いて説明する。この第2実施の形態は、パネル取付け部
材として、はめ殺し窓の枠を例に用いてたものであり、
更にガスケットとしてグレイジングビートを用いてい
る。尚、第2実施の形態において、上述した第1実施の
形態と同一部分には、同一の符号を付することによっ
て、その部分の詳細な説明を省略する。
【0023】はめ殺し窓の下枠43において、ガラス9
はビート45a、ビード45bとによって、溝15内に
嵌め込まれている。ビート45aは底壁17に当接する
突条部23aを備え、ビート45bにも底壁17に当接
する突条部23bを備えている。これらの突条部23
a,23bにより溝内に侵入した水の移動を規制してお
り、溝15の室外側壁21とビート45aとの間から侵
入した水を突条部23aよりも室内側に移動するのを防
止するとともに、室外側空間27内の水は排水孔29a
によって、室外に排水する。一方、溝15内において2
3aを通過して室内側に移動した水が、更に、室内側の
突条部23bを通過してしまった場合には、室内側の排
水孔29bから排水される。
【0024】この第2実施の形態においても、第1実施
の形態と同様な効果を得ることができる。
【0025】本発明は、上述した実施の形態に限定され
ず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能で
ある。
【0026】例えば、上述した実施例では、引き違い窓
や、はめ殺し窓を例に用いて説明したが、これに限ら
ず、ドアの扉等に用いるものであっても同様な効果を得
ることができる。
【0027】また、上述した実施例では、底壁17に当
接する突条部23a、23bを2条設け、突条部23a
と室外側壁、突条部23bと室内側壁19との間に夫々
排水孔29a、29bを設けたが、更に、突条部23a
と突条部23bとの間に排水孔を設ける構成であっても
よい。
【0028】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、ガスケ
ットに設けた突条部を底壁に当接させて溝内に侵入した
水の移動を規制するとともに、室外側から侵入した水は
排水孔により排出する構成であるから、室内に漏水する
のを防止できる。
【0029】請求項2に記載の発明によれば、突条部が
当接する底壁には、その室内側にも排水孔を備えている
ので、室内への漏水を一層防止することができる。
【0030】請求項3に記載の発明によれば、突条部を
2条以上設けているので、溝内を室外側から室内側への
水の移動を一層規制でき、室内への漏水をより一層防止
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる引き違い窓の下部
の断面図である。
【図2】本発明の実施の形態にかかるはめ殺し窓の下部
の断面図である。
【符号の説明】
6 パネル取付け部材 13 下框(枠材) 11 グレイジングチャンネル(ガスケット) 17 底壁 23a 突条部 23b 突条部 29a 排水孔 29b 排水孔 43 下枠(枠材) 45a ビート(ガスケット) 45b ビート(ガスケット)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠材と、枠材のパネル取付溝の底壁に当
    接する突条部を備えたガスケットとを備え、底壁に突条
    部の当接部より室外側に排水孔を備えたことを特徴とす
    るパネル取付け部材。
  2. 【請求項2】 排水孔を、突条部の当接部より室内側の
    底壁にも更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の
    パネル取付け部材。
  3. 【請求項3】 突条部は、2条以上備えたことを特徴と
    する請求項1又は2に記載のパネル取付け部材。
JP25771197A 1997-09-05 1997-09-05 パネル取付け部材 Pending JPH1181806A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6883279B2 (en) * 2000-12-01 2005-04-26 Tateyama Aluminum Industry Co., Ltd. Outdoor window
CN105604442A (zh) * 2016-03-18 2016-05-25 海南慧赢装饰安装工程有限公司 一种下滑槽铝型材及安全玻璃门窗
JP2017145588A (ja) * 2016-02-16 2017-08-24 Ykk Ap株式会社 建具
JP2019173431A (ja) * 2018-03-29 2019-10-10 株式会社Lixil サッシ枠
JP2020090869A (ja) * 2018-12-07 2020-06-11 Ykk Ap株式会社 建具

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