JPH1179616A - かご室のリターンパネル構造 - Google Patents
かご室のリターンパネル構造Info
- Publication number
- JPH1179616A JPH1179616A JP23758097A JP23758097A JPH1179616A JP H1179616 A JPH1179616 A JP H1179616A JP 23758097 A JP23758097 A JP 23758097A JP 23758097 A JP23758097 A JP 23758097A JP H1179616 A JPH1179616 A JP H1179616A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- return
- entrance
- box
- cab
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 かご室の中側からリターンパネルとエントラ
ンスパネルの隙間の線やロック手段等が見えないように
すること。 【解決手段】 エレベーターのかご室に設けられたボッ
クスパネル７と、前記かご室の出入口に配設され、この
かご室の中側を向いている正面部１０ａおよび前記中側
に対して側方を向いている側面部１０ｂを有するエント
ランスパネル１０と、前記ボックスパネル７に開閉自在
に設けられたリターンパネル５と、このリターンパネル
５に直に設けられたかご操作盤本体部６と、リターンパ
ネル５をボックスパネル７にロックするロック手段１１
とを備え、リターンパネル５とエントランスパネル５の
正面部１０ｂとを一体的に形成し、またエントランスパ
ネル１０の側面部１０ｂにロック手段１１を設けた。
ンスパネルの隙間の線やロック手段等が見えないように
すること。 【解決手段】 エレベーターのかご室に設けられたボッ
クスパネル７と、前記かご室の出入口に配設され、この
かご室の中側を向いている正面部１０ａおよび前記中側
に対して側方を向いている側面部１０ｂを有するエント
ランスパネル１０と、前記ボックスパネル７に開閉自在
に設けられたリターンパネル５と、このリターンパネル
５に直に設けられたかご操作盤本体部６と、リターンパ
ネル５をボックスパネル７にロックするロック手段１１
とを備え、リターンパネル５とエントランスパネル５の
正面部１０ｂとを一体的に形成し、またエントランスパ
ネル１０の側面部１０ｂにロック手段１１を設けた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベーターのか
ご室におけるリターンパネルの構造に関する。
ご室におけるリターンパネルの構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、エレベーターのかご室として、例
えば図３に示すようなものがある。符号１０１，１０２
はエレベーターのかご室における出入口１０３に開閉自
在に設けられたドアであり、このドア１０１，１０２の
両側にはリターンパネル１０４，１０５が設けられてい
る。
えば図３に示すようなものがある。符号１０１，１０２
はエレベーターのかご室における出入口１０３に開閉自
在に設けられたドアであり、このドア１０１，１０２の
両側にはリターンパネル１０４，１０５が設けられてい
る。
【０００３】図４に示すように、リターンパネル１０５
の裏面には、かごの運転に必要なかご操作盤本体部１０
６が直に設けられている。リターンパネル１０５はかご
操作盤本体部１０６を保守，点検できるようにボックス
パネル１０７に開閉可能に設けられている。ボックスパ
ネル１０７には、かご室の出入口１０３に位置するエン
トラスパネル１０８が設けられている。リターンパネル
１０５はボックスパネル１０７にロック手段１０９によ
ってロックされるようになっている。
の裏面には、かごの運転に必要なかご操作盤本体部１０
６が直に設けられている。リターンパネル１０５はかご
操作盤本体部１０６を保守，点検できるようにボックス
パネル１０７に開閉可能に設けられている。ボックスパ
ネル１０７には、かご室の出入口１０３に位置するエン
トラスパネル１０８が設けられている。リターンパネル
１０５はボックスパネル１０７にロック手段１０９によ
ってロックされるようになっている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のかご室のリターンパネル構造にあっては、か
ご室の中側からエントランスパネル１０８を見ると、リ
ターンパネル１０５とエントラルパネル１０８との間に
隙間の線１１０が見え、またリターンパネル１０５には
ロック手段１０９が見えており、このためこれらは美観
上において見栄えが悪かった。そこで、かご室の中側か
ら隙間の線１１０やロック手段１０９等が見えないよう
な構造にしたいという要望があった。
うな従来のかご室のリターンパネル構造にあっては、か
ご室の中側からエントランスパネル１０８を見ると、リ
ターンパネル１０５とエントラルパネル１０８との間に
隙間の線１１０が見え、またリターンパネル１０５には
ロック手段１０９が見えており、このためこれらは美観
上において見栄えが悪かった。そこで、かご室の中側か
ら隙間の線１１０やロック手段１０９等が見えないよう
な構造にしたいという要望があった。
【０００５】本発明は、かご室の中側からリターンパネ
ルとエントランスパネルとの隙間の線やロック手段等が
見えないようにすることを目的とする。
ルとエントランスパネルとの隙間の線やロック手段等が
見えないようにすることを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明にあっては、エレベーターのかご室に
設けられたボックスパネルと、前記かご室の出入口に配
設され、このかご室の中側を向いている正面部および前
記中側に対して側方を向いている側面部を有するエント
ランスパネルと、前記ボックスパネルに開閉自在に設け
られたリターンパネルと、このリターンパネルに直に設
けられたかご操作盤本体部と、リターンパネルをボック
スパネルにロックするロック手段とを備え、リターンパ
ネルとエントランスパネルの正面部とを一体的に形成
し、またエントランスパネルの側面部にロック手段を設
けた構成としている。
るために、本発明にあっては、エレベーターのかご室に
設けられたボックスパネルと、前記かご室の出入口に配
設され、このかご室の中側を向いている正面部および前
記中側に対して側方を向いている側面部を有するエント
ランスパネルと、前記ボックスパネルに開閉自在に設け
られたリターンパネルと、このリターンパネルに直に設
けられたかご操作盤本体部と、リターンパネルをボック
スパネルにロックするロック手段とを備え、リターンパ
ネルとエントランスパネルの正面部とを一体的に形成
し、またエントランスパネルの側面部にロック手段を設
けた構成としている。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて説
明する。図１および図２は本発明に係るかご室のリター
ンパネル構造の一実施例を示す図である。
明する。図１および図２は本発明に係るかご室のリター
ンパネル構造の一実施例を示す図である。
【０００８】図２において、符号１，２はエレベーター
のかご室の出入口３に開閉自在に配設された両開き式の
ドアであり、このドア１，２の両側にはリターンパネル
４，５が位置している。
のかご室の出入口３に開閉自在に配設された両開き式の
ドアであり、このドア１，２の両側にはリターンパネル
４，５が位置している。
【０００９】図１に示すように、リターンパネル５の裏
面には、かご操作盤本体部６が直に設けられ、このリタ
ーンパネル５はかご操作盤の筐体の前面をも兼ねてい
る。また、リターンパネル５の裏面側には、かご操作盤
の筐体の後面をも兼ねているボックスパネル７がかご室
の床面に立設されている。
面には、かご操作盤本体部６が直に設けられ、このリタ
ーンパネル５はかご操作盤の筐体の前面をも兼ねてい
る。また、リターンパネル５の裏面側には、かご操作盤
の筐体の後面をも兼ねているボックスパネル７がかご室
の床面に立設されている。
【００１０】リターンパネル５の図１中右端側はボック
スプレート７に蝶番８を介して開閉自在に設けられ、こ
の蝶番２にはトルクスプリング（図示せず）が取り付け
られ、リターンパネル５を時計方向に常時付勢してい
る。リターンパネル５の右端側は、ボックスプレート７
に設けられているストッパーボルト９に当接してリター
ンパネル５の開き過ぎを制止している。
スプレート７に蝶番８を介して開閉自在に設けられ、こ
の蝶番２にはトルクスプリング（図示せず）が取り付け
られ、リターンパネル５を時計方向に常時付勢してい
る。リターンパネル５の右端側は、ボックスプレート７
に設けられているストッパーボルト９に当接してリター
ンパネル５の開き過ぎを制止している。
【００１１】リターンパネル５の左端側は断面略コの字
型に折曲されて、エントランスパネル１０が一体的に形
成されている。エントランスパネル１０におにけるかご
室の中側１１を向いている前面部１０ａは平板状となっ
ており、この前面部１０ａは平板状のリターンパネル５
と同一平面となって、エントランスパネル１０とリター
ンパネル５との間には従来存在した隙間の線はなくなっ
ている。
型に折曲されて、エントランスパネル１０が一体的に形
成されている。エントランスパネル１０におにけるかご
室の中側１１を向いている前面部１０ａは平板状となっ
ており、この前面部１０ａは平板状のリターンパネル５
と同一平面となって、エントランスパネル１０とリター
ンパネル５との間には従来存在した隙間の線はなくなっ
ている。
【００１２】エントランスパネル１０におけるかご室の
中側１１に対して側方を向いている側面部１０ｂには、
ロック手段１１が設けられている。ロック手段１１のロ
ックシャフト１１ａを回すと、このロックシャフト１１
ａはボックスプレート７にねじ込まれリターンパネル５
はエントランスパネル１０を介してロックされる。ロッ
クシャフト１０ａを緩めると、リターンパネル５は開
き、この裏面側に位置しているかご操作盤本体部６を保
守，点検することができる。
中側１１に対して側方を向いている側面部１０ｂには、
ロック手段１１が設けられている。ロック手段１１のロ
ックシャフト１１ａを回すと、このロックシャフト１１
ａはボックスプレート７にねじ込まれリターンパネル５
はエントランスパネル１０を介してロックされる。ロッ
クシャフト１０ａを緩めると、リターンパネル５は開
き、この裏面側に位置しているかご操作盤本体部６を保
守，点検することができる。
【００１３】かご室の出入口３から中に入った乗客は、
このかご室の中側１１からリターンパネル５におけるか
ご操作盤本体部６のボタンを押すことになる。このと
き、エントランスパネル１０とリターンパネル５との間
には従来存在した隙間の線は見えない。また、ロック手
段１１は、エントランスパネル１０の側面部１０ｂに位
置しているために、このロック手段１１も見えない。
このかご室の中側１１からリターンパネル５におけるか
ご操作盤本体部６のボタンを押すことになる。このと
き、エントランスパネル１０とリターンパネル５との間
には従来存在した隙間の線は見えない。また、ロック手
段１１は、エントランスパネル１０の側面部１０ｂに位
置しているために、このロック手段１１も見えない。
【００１４】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
リターンパネルとエントランスパネルの正面部とを一体
的に形成し、またエントランスパネルの側面部にロック
手段を設けたので、かご室の中側から従来のようにリタ
ーンパネルとエントランスパネルの隙間の線やロック手
段等が見えるようなことはなく、美観上における見栄え
が向上する。
リターンパネルとエントランスパネルの正面部とを一体
的に形成し、またエントランスパネルの側面部にロック
手段を設けたので、かご室の中側から従来のようにリタ
ーンパネルとエントランスパネルの隙間の線やロック手
段等が見えるようなことはなく、美観上における見栄え
が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係るかご室のリターンパネル構造の一
実施例を示す断面図。
実施例を示す断面図。
【図２】かご室の中側から見たリターンパネルの正面
図。
図。
【図３】かご室の中側から見た従来のリターンパネルの
正面図。
正面図。
【図４】従来のリターンパネルの断面図。
５…リターンパネル、６…かご操作盤本体部、７…ボッ
クスパネル、１０…エントランスパネル、１０ａ…前面
部、１０ｂ…側面部、１１…ロック手段。
クスパネル、１０…エントランスパネル、１０ａ…前面
部、１０ｂ…側面部、１１…ロック手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 邦久 千葉県山武郡芝山町小池字水口2700−１ 日本オーチス・エレベータ株式会社 芝山 工場内
Claims (1)
- 【請求項１】 エレベーターのかご室に設けられたボッ
クスパネルと、前記かご室の出入口に配設され、このか
ご室の中側を向いている正面部および前記中側に対して
側方を向いている側面部を有するエントランスパネル
と、前記ボックスパネルに開閉自在に設けられたリター
ンパネルと、このリターンパネルに直に設けられたかご
操作盤本体部と、リターンパネルをボックスパネルにロ
ックするロック手段とを備え、リターンパネルとエント
ランスパネルの正面部とを一体的に形成し、またエント
ランスパネルの側面部にロック手段を設けたことを特徴
とするかご室のリターンパネル構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23758097A JPH1179616A (ja) | 1997-09-03 | 1997-09-03 | かご室のリターンパネル構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23758097A JPH1179616A (ja) | 1997-09-03 | 1997-09-03 | かご室のリターンパネル構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1179616A true JPH1179616A (ja) | 1999-03-23 |
Family
ID=17017433
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23758097A Withdrawn JPH1179616A (ja) | 1997-09-03 | 1997-09-03 | かご室のリターンパネル構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1179616A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011178519A (ja) * | 2010-03-01 | 2011-09-15 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータの袖壁支持構造体 |
| JP2015168506A (ja) * | 2014-03-06 | 2015-09-28 | 東芝エレベータ株式会社 | 照光式側板 |
| US9861035B2 (en) | 2015-05-01 | 2018-01-09 | Deere & Company | Height of cut control system |
-
1997
- 1997-09-03 JP JP23758097A patent/JPH1179616A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011178519A (ja) * | 2010-03-01 | 2011-09-15 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータの袖壁支持構造体 |
| JP2015168506A (ja) * | 2014-03-06 | 2015-09-28 | 東芝エレベータ株式会社 | 照光式側板 |
| US9861035B2 (en) | 2015-05-01 | 2018-01-09 | Deere & Company | Height of cut control system |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20041207 |