JP3297376B2 - エレベータ出入口の安全装置 - Google Patents

エレベータ出入口の安全装置

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JP3297376B2 JP13357098A JP13357098A JP3297376B2 JP 3297376 B2 JP3297376 B2 JP 3297376B2 JP 13357098 A JP13357098 A JP 13357098A JP 13357098 A JP13357098 A JP 13357098A JP 3297376 B2 JP3297376 B2 JP 3297376B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、かご扉を有する乗
りかごと乗場扉を有する乗場との間で乗降客の出入りが
行われるエレベータ出入口で、閉扉時に障害物を検知す
ると、閉扉動作を停止して危険を回避することのできる
安全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】このようなエレベータ出入口の安全装置
としては、従来より、かご扉の開閉端側(先端側)へ若
干量突出して反開閉端側(後端側)へ押圧されると後退
可能な作動体と、この作動体に連動して回転するレバー
と、このレバーの回転動作を検出して再開扉信号を出力
するスイッチとを備え、このスイッチから再開扉信号が
出力されるとかご扉の閉扉動作が停止されて開扉動作に
転じるように構成したものが広く知られている。だが、
障害物から受ける押圧力を利用するというこの種の安全
装置のみでは、衣服等を挟み込んだまま閉扉してしまっ
たり作動体が乗降客の体に衝撃を与えやすいといった不
都合が懸念されるので、近年、赤外線センサー等の光電
装置を併用して安全性を高めるという技術が提案されて
いる。
【0003】かかる従来提案は、例えば特開平8−19
8556号公報に記載されているように、かご扉の裏側
(乗りかごの外側)で開閉端に近い部位に赤外線センサ
等の光電装置の投光器もしくは受光器を取り付けて、所
定の光路で光(赤外線)が遮断されるか否かを検出する
ことにより、このかご扉の開閉端側における障害物の有
無が検知できるようになっている。このように光を利用
した安全装置を採用すると、障害物が衣服等であっても
速やかに閉扉動作を停止させることができ、障害物と検
知された乗降客の体が機器に押圧されることもなくなる
ので、エレベータ出入口の安全性が向上する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、左右方向へ
スライド移動して乗りかごの開閉を行うかご扉は、左右
両側部が乗りかご内から見て裏側へ略U字形に折り返さ
れていて、その折り返し端部どうしが補強体にて連結さ
れているが、この補強体はリベット等の固定金具によっ
て左右の折り返し端部に固定されているので、既存のか
ご扉の裏側の開閉端近傍に前記従来提案における安全装
置の構成機器(投光器や受光器)を取り付けようとする
と、この固定金具が邪魔で取付スペースが確保できない
という問題点があった。また、かかる従来の安全装置の
構成機器をあえて既存のかご扉に取り付ける場合には、
そのかご扉を改造しなければならないので、大幅なコス
トアップを余儀なくされることとなる。
【0005】本発明はこのような従来技術の課題に鑑み
てなされたもので、その目的は、既存のかご扉を改造し
なくとも該かご扉に光電装置の構成機器を取り付けるこ
とができて、簡単かつ安価に安全性の向上が図れる、エ
レベータ出入口の安全装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成すべ
く、本発明は、左右両側部が乗りかご内から見て裏側へ
折り返されているとともに、その折り返し端部どうしが
補強体にて連結されているかご扉を、左右方向へスライ
ド移動させることにより前記乗りかごの開閉が行われる
エレベータの出入口に設置され、前記かご扉に光電装置
の構成機器(投光器や受光器)を取り付けることにより
該かご扉の開閉端側の障害物を検知可能とした安全装置
において、前記構成機器を前記かご扉の開閉端側の前記
折り返し端部に取り付けるとともに、前記補強体を該折
り返し端部に固定している固定金具(リベット等)と該
構成機器との接触を回避するためのライナーを、該構成
機器と該折り返し端部との間に介在させる構成とした。
【0007】このように構成される安全装置は、光電装
置の構成機器をライナーを介在させた状態でかご扉の開
閉端側の折り返し端部に取着させるというものなので、
該折り返し端部から該構成機器へ向かって突出するリベ
ット等の固定金具の突出量よりも厚いライナーを用いる
ことにより、該固定金具の干渉を受けることなく該構成
機器を安定した姿勢でかご扉の所望の部位に取り付ける
ことができる。したがって、この安全装置を既存のかご
扉に付設する際に、該かご扉に何ら改造を施す必要がな
く、簡単かつ安価にエレベータ出入口の安全性を向上さ
せることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
および図2に基づいて説明する。ただし、図1はこの実
施形態に係るエレベータ出入口の安全装置を付設したか
ご扉を乗場側から見た正面図、図2は該安全装置とその
周辺部分を図1のA−A線に沿って見た横断面図であ
る。
【0009】これらの図に示すように、エレベータ出入
口には、例えば両開きの一対のかご扉2と一対の乗場扉
4とが備えられており、乗りかご1に設けられたかご扉
2を左右方向へスライド移動させると、乗場3に設けら
れた乗場扉4が連動してスライド移動し、乗りかご1お
よび乗場3の開閉が行われるようになっている。かご扉
2は前述したように、左右両側部が乗りかご1内から見
て裏側へ折り返されていて、その折り返し端部2aに補
強体5の端部がリベット6にて固定されているので、こ
の補強体5を介して左右の折り返し端部2aどうしが連
結されている。また、この補強体5には、かご扉2の開
閉端側(先端側)へ若干量突出して反開閉端側(後端
側)へ押圧されると後退可能な作動体7と、この作動体
7に連動して回転するレバー8と、このレバー8の回転
動作を検出して再開扉信号を出力するスイッチ9とが設
けられていて、閉扉動作時に一対のかご扉2の間に存す
る障害物が作動体7に突き当たると、この作動体7が後
退してレバー8を回転させ、それに伴いスイッチ9から
再開扉信号が出力されてかご扉2が閉扉動作から開扉動
作へ転じるようになっている。
【0010】そして、本実施形態においては、かご扉2
に赤外線を利用した安全装置を付設して、閉扉時にかご
扉2の進行方向に障害物が存するかどうかを光信号にて
検知できるようにすることにより、エレベータ出入口の
安全性を高めている。この安全装置は、一対のかご扉2
の開閉端側の折り返し端部2aにそれぞれ、所定の厚さ
のライナー12を介して、光電装置(赤外線センサ)の
投光器10aと受光器10bを取り付けて、これら一対
のかご扉2の間に障害物が存するか否かを光路11が遮
断されたか否かによって検出するというものである。す
なわち、一対のかご扉2の間に障害物が存在している
と、投光器10aから所定の光路11へ出射された光
(赤外線)が対応する受光器10bに到達しなくなるの
で、受光器10bから出力される信号に基づいて障害物
の有無が検知でき、障害物が検知されたときには速やか
に閉扉動作を停止させてかご扉2を開扉させられるよう
になっている。また、この安全装置の投光器10aや受
光器10bは、かご扉2の折り返し端部2aから板厚方
向外側へ突出しているリベット6の突出量よりも厚いラ
イナー12を介在させた状態で、該折り返し端部2aに
ビス13を用いて取り付けてあるので、このリベット6
の干渉を受けることなく安定した姿勢で所望の部位(か
ご扉2の裏側で開閉端に近い部位)に取り付けることが
できる。
【0011】このように本実施形態に係るエレベータ出
入口の安全装置は、光電装置の投光器10aや受光器1
0bが、補強体5を折り返し端部2aに固定しているリ
ベット6を避けてかご扉2の所望の部位に取り付けられ
るようにするため、これらの投光器10aや受光器10
bとかご扉2の開閉端側の折り返し端部2aとの間に所
定厚のライナー12を介在させているので、これまでは
リベット6が邪魔で付設できなかった既存のかご扉2に
対しても、取付スペースを確保するための煩雑な改造を
施すことなく簡単に取り付けることができる。したがっ
て、この安全装置は、既設エレベータに対し簡単かつ安
価に適用させることができる。
【0012】なお、上述した実施形態では一対のかご扉
2を逆向きにスライド移動させる中央開きタイプのエレ
ベータを例示して説明したが、本発明が片開きタイプの
エレベータにも適用できることは言うまでもなく、その
場合、投光器10aと受光器10bのうちいずれか一方
をかご扉2の所望の部位に取り付けて他方を乗りかご1
の柱の戸当り部に取り付ければよい。
【0013】
【発明の効果】本発明によるエレベータ出入口の安全装
置は以上説明したような形態で実施され、以下に記載さ
れるような効果を奏する。
【0014】光電装置の構成機器(投光器や受光器)を
ライナーを介在させた状態でかご扉の開閉端側の折り返
し端部に取着させるというものなので、該折り返し端部
から該構成機器へ向かって突出するリベット等の固定金
具の突出量よりも厚いライナーを用いることにより、該
固定金具の干渉を受けることなく該構成機器を安定した
姿勢でかご扉の所望の部位に取り付けることができる。
したがって、この安全装置を既存のかご扉に付設する際
に、該かご扉に何ら改造を施す必要がなく、それゆえ簡
単かつ安価にエレベータ出入口の安全性を向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るエレベータ出入口の
安全装置を付設したかご扉を乗場側から見た正面図であ
る。
【図2】該安全装置とその周辺部分を図1のA−A線に
沿って見た横断面図である。
【符号の説明】
1 乗りかご 2 かご扉 2a 折り返し端部 3 乗場 4 乗場扉 5 補強体 6 リベット 7 作動体 10a 投光器 10b 受光器 11 光路 12 ライナー
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66B 13/00 - 13/30

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右両側部が乗りかご内から見て裏側へ
    折り返されているとともに、その折り返し端部どうしが
    補強体にて連結されているかご扉を、左右方向へスライ
    ド移動させることにより前記乗りかごの開閉が行われる
    エレベータの出入口に設置され、前記かご扉に光電装置
    の構成機器を取り付けることにより該かご扉の開閉端側
    の障害物を検知可能とした安全装置において、 前記構成機器を前記かご扉の開閉端側の前記折り返し端
    部に取り付けるとともに、前記補強体を該折り返し端部
    に固定している固定金具と該構成機器との接触を回避す
    るためのライナーを、該構成機器と該折り返し端部との
    間に介在させたことを特徴とするエレベータ出入口の安
    全装置。
  2. 【請求項2】 前記光電装置の前記構成機器が投光器も
    しくは受光器であることを特徴とする請求項1記載のエ
    レベータ出入口の安全装置。
  3. 【請求項3】 前記固定金具がリベットであることを特
    徴とする請求項1または2記載のエレベータ出入口の安
    全装置。
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