JPH1179321A - スタッカクレーン用移載装置の制御装置 - Google Patents

スタッカクレーン用移載装置の制御装置

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JPH1179321A
JPH1179321A JP9245256A JP24525697A JPH1179321A JP H1179321 A JPH1179321 A JP H1179321A JP 9245256 A JP9245256 A JP 9245256A JP 24525697 A JP24525697 A JP 24525697A JP H1179321 A JPH1179321 A JP H1179321A
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Shingo Menju
慎悟 毛受
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Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 延出部材の端部に設けた係止部材にて荷を係
止した状態で該延出部材を移動させて荷を移載する移載
装置の制御装置において、荷の搬送作業にかかる時間を
短縮する。 【解決手段】 搬送指定データにて指示される荷取り位
置の荷を荷置き位置まで搬送する搬送作業を行う。搬送
作業の最初に、前回の荷置き位置で停止しているキャリ
ッジ3を今回の荷取り位置まで移動させる。キャリッジ
3を荷取り位置まで移動させる間に、荷取り位置側の係
止アーム対23A,34Aを退避位置とするとともに反
対側の係止アーム対23Bを係止位置とする。荷取り位
置での移載時に、両第2延出フォーク17A,17Bを
荷取り位置側の延出位置まで延出した状態で、荷取り位
置側の係止アーム対23A,34Aを退避位置から係止
位置に切り換える動作と、両第2延出フォーク17A,
17Bを離間位置から接近位置まで移動させる動作とを
同時的に行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スタッカクレーン
用移載装置の制御装置に係り、詳しくは、係止部材を荷
に係止させて該荷を移動させることにより移載を行う方
式のスタッカクレーン用移載装置の制御装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、立体自動倉庫で使用されるスタッ
カクレーンのキャリッジに設けられた移載装置には、例
えば、特開平6−345214号公報にて開示されるよ
うに、キャリッジ上から荷収容棚側へ延出可能な一対の
延出フォークと、各延出フォークの両端に支持され荷を
係止可能な係止アーム対とを備えたものがある。荷の移
載は、係止アーム対を荷に係止する位置に配置した状態
で両延出フォークを移動させることにより行うようにな
っている。両延出フォークはフォーク延出用モータにて
キャリッジ上の退避位置から荷収容棚側の延出位置まで
延出され、係止アーム対はアーム回動用モータにて荷に
係止する係止位置と係止しない退避位置とに切り換えら
れる。
【0003】このような移載装置を備えたスタッカクレ
ーンにより、搬送する荷が載置されている荷収容棚から
新たに荷を載置する荷収容部まで該荷を搬送する搬送作
業は、以下のように行われる。
【0004】スタッカクレーンの制御装置は、新たな搬
送作業が指示されると、前回の搬送作業で荷を搬送した
荷収容部に相対する荷置き位置で停止しているキャリッ
ジを今回搬送する荷が載置されている荷収容部に相対す
る荷取り位置まで移動させる。このとき、前回の荷置き
位置で停止しているキャリッジの移載装置は、キャリッ
ジから荷を移載した荷収容棚側の係止アームを退避位置
に配置したままの状態となっている。これは、荷をキャ
リッジから荷収容部側に移載するときには、該荷収容部
側の係止アーム対を退避位置にするからである。
【0005】制御装置は、キャリッジをこの荷置き位置
から今回の荷取り位置まで移動させると、キャリッジか
ら荷を移載する荷収容棚側の係止アーム対を退避位置と
し反対側の係止アーム対を係止位置とする。従って、前
回の荷置き位置でキャリッジから荷を移載した荷収容棚
と、今回の荷取り位置でキャリッジに荷を移載する荷収
容棚とが同じでないときには、今回荷を移載する荷収容
棚側の係止アームを係止位置から退避位置に切り換える
とともに反対側の係止アームを退避位置から係止位置に
切り換える。
【0006】次に、制御装置は、フォーク延出用モータ
を制御して両延出フォークを退避位置からキャリッジか
ら荷を移載する荷収容部側の延出位置まで延出させる。
延出フォークが延出位置に配置されると、制御装置は、
アーム回動モータを制御して退避位置となっている荷収
容部側の係止アーム対を係止位置に切り換える。そし
て、制御装置は、再びフォーク延出用モータを制御して
延出フォークを延出位置から退避位置まで移動させる。
その結果、荷収容部の荷が係止アーム対にて係止された
状態でキャリッジ側に移動配置されることにより移載が
行われる。
【0007】制御装置は、荷が移載されたキャリッジを
荷取り位置から荷置き位置まで移動させる。このとき、
両延出フォークの両端の係止アーム対が係止位置に配置
されたままの状態とされる。これは、キャリッジ上の荷
を安定した状態で搬送するためである。
【0008】キャリッジを荷置き位置まで移動させる
と、制御装置は、フォーク延出用モータを制御して両延
出フォークを退避位置からキャリッジから荷を移載する
荷収容棚側の延出位置まで延出させる。その結果、キャ
リッジ上の荷が該荷収容棚と反対側の係止アームに係止
されることによりキャリッジ上から荷収容部に移載され
る。両延出フォークを延出位置まで延出させると、制御
装置は、該荷収容棚側の係止アームを係止位置から退避
位置に切り換えた後、再びフォーク延出用モータを制御
して両延出フォークを延出位置から退避位置まで復帰さ
せる。その結果、荷収容部に移載された荷に係止アーム
が係止することなく両延出フォークが退避位置に復帰す
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って、上記のような
制御装置にて制御される移載装置を備えたスタッカクレ
ーンによる搬送作業では、新たな搬送指示データに基づ
き、キャリッジが今回の荷取り位置まで移動した状態で
係止アームの切り換えを行うため、新たな搬送作業にか
かる時間が長くなる。
【0010】ところで、自動倉庫の移載作業には、より
一層の高速化が要求されている。しかし、上記のように
新たな搬送作業の荷取り位置で係止アームを切り換える
方式では、いま以上の高速化を図ることが容易でない問
題があった。
【0011】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであって、その目的は、荷収容棚側に延出さ
れる延出部材の両端に設けた係止部材を荷に係止した状
態で該延出部材を移動させることにより荷を移載するス
タッカクレーン用移載装置の制御装置において、荷の搬
送作業にかかる時間を短縮することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、荷収容棚に沿って移動す
るスタッカクレーンに装備され該荷収容棚において荷が
載置される各荷収容部との間で荷を移載するとともに荷
を搬送するキャリッジには、該キャリッジの移動方向に
直交する方向に延びるように形成された一対の延出部材
を荷が載置される載置面の両側において該延出部材が延
びる方向に移動可能に支持して、該延出部材をキャリッ
ジ側に配置される退避位置から該キャリッジが相対する
前記荷収容部側に延出された延出位置まで第1駆動手段
にて延出可能とし、前記両延出部材の両端部には、両延
出部材の移動方向において荷に係止して該荷を前記キャ
リッジと前記荷収容部との間で移動可能な係止部材をそ
れぞれ設けて、該係止部材を荷に係止可能な係止位置と
係止不能な退避位置とに第2駆動手段にて切換配置可能
としたスタッカクレーン用移載装置において、前記キャ
リッジが、前回の搬送作業において搬送した荷を移載し
た荷収容部である荷置き位置から今回の搬送作業におい
て搬送する荷を移載する荷収容部である荷取り位置まで
移動する間に、該荷取り位置側の前記係止部材対を退避
位置とするとともにその反対側の前記係止部材対を係止
位置とするように前記第2駆動手段を制御する制御装置
を設けた。
【0013】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記両延出部材は前記キャリッジの移
動方向に移動可能に支持して、荷を移載する方向に直交
する該荷の幅よりも十分に広い所定幅だけ互いに離間し
た離間位置と該荷に前記幅方向の両側から接近して該荷
を前記載置面の移載方向に直交する方向の中央位置に移
動配置可能な接近位置とに第3駆動手段にて切換配置可
能とし、前記制御装置は、前記キャリッジを前記荷取り
位置で停止させた状態で、前記両延出部材を退避位置か
ら前記延出位置まで延出させた後、前記係止部材対を退
避位置から係止位置に切り換える動作と前記両延出部材
を離間位置から接近位置まで移動させる動作とをほぼ同
時に行うように前記第2駆動手段及び第3駆動手段を制
御し、前記キャリッジを前記荷置き位置で停止させた状
態で、前記延出部材を退避位置から該荷置き位置側の延
出位置まで延出させた後、前記係止部材対を係止位置か
ら退避位置に切り換える動作と前記延出部材を接近位置
から離間位置まで移動させる動作とをほぼ同時に行うよ
うに前記第2駆動手段及び第3駆動手段を制御する。
【0014】請求項3に記載の発明は、請求項1又は請
求項2に記載の発明において、前記制御装置は、前記延
出部材が退避位置あるいは延出位置に配置されたことを
検出する延出状態検出センサからの検出信号と、前記各
係止部材が係止位置あるいは退避位置に配置されたこと
を検出する係止状態検出センサからの検出信号とに基づ
いて各係止部材を切り換えるように前記第2駆動手段を
制御する。
【0015】請求項4に記載の発明は、請求項1又は請
求項2に記載の発明において、前記制御装置は、前記第
1駆動手段及び第2駆動手段を制御する毎に該各延出部
材及び各係止部材の新たな配置状態を記憶し、該各部材
を新たに移動させるときには、前記第1駆動手段及び第
2駆動手段を予め設定されている所定の制御量だけ制御
して該各部材を新たな配置状態まで移動させる。
【0016】(作用)請求項1に記載の発明によれば、
キャリッジが前回の搬送作業の荷置き位置から今回の搬
送作業の荷取り位置に移動するまでに、荷置き位置側の
係止部材対が退避位置に配置されるとともに反対側の係
止部材対が係止位置に配置される。
【0017】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の作用に加えて、荷取り位置の荷収容部か
らキャリッジに荷を移載するときに、その荷が載置面の
中央位置に載置される。この荷取り位置での移載時に、
該荷取り位置側の係止部材対を退避位置から係止位置に
切り換える動作と、両延出部材を離間位置から接近位置
まで移動配置させる動作とがほぼ同時に行われる。一
方、荷置き位置での移載時に、該荷置き位置側の係止部
材対を係止位置から退避位置に切り換える動作と、両延
出部材を接近位置から離間位置まで移動配置させる動作
とがほぼ同時に行われる。
【0018】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
又は請求項2に記載の発明の作用に加えて、延出状態検
出センサにて検出された延出部材の位置と、係止状態検
出センサにて検出された係止部材対の位置とにより係止
部材対の状態が確認される。そして、係止部材対の位置
が次の移載作業に適した位置でないときに該係止部材対
が作業に適した位置に切り換え配置される。
【0019】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
又は請求項2に記載の発明の作用に加えて、延出部材あ
るいは係止部材の配置状態が直接検出されることなく各
部材の配置状態が制御される。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
の形態を図1〜図11に従って説明する。図2は、立体
自動倉庫に備えられたスタッカクレーン1を示す概略側
面図である。図1は移載装置7を備えたキャリッジ3を
示す摸式斜視図であり、図3は同じく摸式平面図、図4
は図3におけるA−A線摸式断面図である。この自動倉
庫は、それぞれ荷Wが収容される複数の荷収容部RPを
備えた2つの荷収容棚R1,R2と、該荷収容棚R1,
R2の間に設けられ各荷収容棚R1,R2の各荷収容部
RPとの間で荷Wの移載を行うスタッカクレーン1とを
備えている。
【0021】図2に示すように、スタッカクレーン1
は、両荷収容棚R1,R2の間に設けられた走行用レー
ル2に沿って移動可能に支持されている。スタッカクレ
ーン1は、各荷収容部RPとの間で移載を行うとともに
移載された荷Wを搬送するキャリッジ3を備えている。
スタッカクレーン1は、該スタッカクレーン1を走行用
レール2に沿って移動させるための走行用モータ4と、
荷Wを搬送するキャリッジ3をマスト5に沿って昇降さ
せるための昇降用モータ6とを備えている。キャリッジ
3の上側には、荷Wを各荷収容部RPとキャリッジ3と
の間で移載するための移載装置7が設けられている。キ
ャリッジ3には、該キャリッジ3が荷Wを移載する荷収
容部RPに相対して該荷収容部RPとの間で荷Wを移載
可能な位置に配置されたことを検知する収容部検知セン
サ(図5に図示)8が設けられている。該収容部検知セ
ンサ8は、各荷収容部RP毎に設けられた図示しない被
検知部を検出するようになっている。
【0022】図1,3,4に示すように、キャリッジ3
の上面には、スタッカクレーン1が移動する方向に互い
に平行に延びる一対の案内レール9が設けられ、該両案
内レール9には左側可動部10及び右側可動部11(図
2における左側及び右側)が両レール9に沿って移動可
能に支持されている。両可動部10,11は、キャリッ
ジ3の上面においてスタッカクレーン1の移動方向に延
びるように支持されている図示しないボールねじ軸の両
方向の回転により互いに接近あるいは離間するように構
成されている。ボールねじ軸は第3駆動手段としての幅
調整用モータ(図5の電気ブロック図に図示)12にて
両方向に回転駆動されるようになっている。キャリッジ
3には、両可動部10,11が最大限離間した位置に配
置された状態であることを検出する離間位置検出センサ
(図5に図示)13が設けられている。左側可動部10
と右側可動部11とは互いに対称となる構成である。
【0023】左側可動部10は、断面がL字形状に形成
されるとともにキャリッジ3の幅とほぼ同じ長さに形成
され、両レール9に沿って移動可能に支持された基部1
4を備えている。該基部14は水平部と垂直部とからな
り、該水平部は右側可動部11の水平部と協同して荷が
載置される載置面を構成するようになっている。垂直部
の内側面には、水平面内でスタッカクレーン1の移動方
向に直交する方向に延びるとともにキャリッジ3の幅と
ほぼ同じ長さに形成されたフォーク案内レール15が設
けられている。該フォーク案内レール15には、該フォ
ーク案内レール15と同方向に延びるように形成される
とともに該フォーク案内レール15とほぼ同じ長さに形
成された第1延出フォーク16が同方向に相対移動可能
に支持されている。
【0024】第1延出フォーク16には、該第1延出フ
ォーク16と同方向に延びるように形成されるとともに
該第1延出フォーク16とほぼ同じ長さに形成された第
2延出フォーク17Aが同方向に相対移動可能に支持さ
れている。垂直部には、第1延出フォーク16をキャリ
ッジ3から両荷収容棚側に延出動作させるためのフォー
ク延出用モータ(図5に図示)18が設けられている。
第1延出フォーク16には、その長さ方向に図示しない
ラックが設けられ、該ラックにはフォーク延出用モータ
18の回転軸に設けられたピニオンギアが螺合されてい
る。第2延出フォーク17Aとフォーク案内レール15
とは、第1延出フォーク16に設けられた図示しないス
プロケットに歯合されたチェーンにて連結されている。
そして、フォーク延出用モータ18の回動により第1延
出フォーク16がキャリッジ3から一方の荷収容棚R1
側に延出されると、チェーンにより第2延出フォーク1
7Aがキャリッジ3の幅方向の端部を超えて外側に配置
されるように延出動作するように構成されている。
【0025】キャリッジ3には、第2延出フォーク17
Aが該キャリッジ3からいずれの側にも延出されていな
い位置(以下、退避位置)に配置された状態であること
を検出する退避位置検出センサ(図5に図示)19が設
けられている。又、キャリッジ3には、該第2延出フォ
ーク17Aが該キャリッジ3から荷収容棚R1側に最大
限延出された位置(以下、延出位置)に配置された状態
であることを検出する延出位置検出センサ(図5に図
示)20と、該第2延出フォーク17Aがキャリッジ3
から荷収容棚R2側に最大限延出された位置(以下、延
出位置)に配置されている状態であることを検出する延
出位置検出センサ(図5に図示)21とが設けられてい
る。本実施の形態では、退避位置検出センサ19及び延
出位置検出センサ20,21にて延出状態検出センサが
構成されている。又、第2延出フォーク17Aには、該
第2延出フォーク17Aが荷Wの左側面WLに対して殆
ど当接する距離まで接近した状態であることを検出する
近接センサ(図5に図示)22Aが設けられている。
【0026】又、第2延出フォーク17Aの荷収容棚R
1側の端部には、荷Wの後面WBに係止して該荷Wを該
第2延出フォーク17Aの移動方向にキャリッジ3側に
移動可能に形成された係止部材としての係止アーム23
Aが、第2延出フォーク17Aの移動方向に垂直な平面
内で回動可能に設けられている。係止アーム23Aは、
第2延出フォーク17Aの荷収容棚R1側の半分の部分
内において該第2延出フォーク17Aの移動方向に延び
るように設けられた図示しない回動軸にて支持されてい
る。該回動軸には係止アーム23Aを回動可能なアーム
回動用モータ(図5に図示)24の出力軸が駆動連結さ
れている。アーム回動用モータ24により、係止アーム
23Aは第2延出フォーク17Aに対して該第2延出フ
ォーク17Aの荷収容棚R1側の端部から上方に延びた
垂直状態に配置された位置(以下、退避位置)と、同端
部から右側可動部11側に向かって水平に延びる位置
(以下、係止位置)とに切り換えられるようになってい
る。
【0027】第2延出フォーク17Aの荷収容側R2の
端部にも、係止アーム23Aと同一の構成からなる係止
部材としての係止アーム23Bが設けられている。係止
アーム23Bも、係止アーム23Aと同様に、第2延出
フォーク17Aの荷収容棚R2側のほぼ半分の部分内に
設けられた図示しない回動軸にて支持され、該回動軸に
は係止アーム23Bを回動可能なアーム回動用モータ
(図5に図示)25が駆動連結されている。係止アーム
23Bは、アーム回動用モータ25により、前記係止位
置と退避位置とに切り換え配置されるようになってい
る。
【0028】又、第2延出フォーク17Aには、各係止
アーム23A,23Bが退避位置に配置された状態であ
ることを検出する退避位置検出センサ(図5に図示)2
6,27、各係止アーム23A,23Bが係止位置に配
置された状態であることを検出する係止位置検出センサ
(図5に図示)28,29がそれぞれ設けられている。
【0029】前記右側可動部11も、同様に、フォーク
案内レール15、第1延出フォーク16、及び、第2延
出フォーク17Bを備えるとともに、該第1延出フォー
ク17Bを延出動作させるためのフォーク延出用モータ
(図5に図示)30を備えている。本実施の形態では、
両延出フォーク17A,17Bにて延出部材が構成さ
れ、フォーク延出用モータ18,30にて第1駆動手段
が構成されている。
【0030】キャリッジ3には、該第2延出フォーク1
7Bが退避位置に配置された状態であることを検出する
退避位置検出センサ31(図5に図示)と、荷収容棚R
1側の延出位置まで延出された状態であることを検出す
る延出位置検出センサ32(図5に図示)と、荷収容棚
R2側の延出位置まで延出された状態であることを検出
する延出位置検出センサ33とが設けられている。第2
延出フォーク17Bには、該第2延出フォーク17Bが
荷Wの右側面WRに殆ど当接する距離まで接近した状態
であることを検出する近接センサ22B(図5に図示)
が設けられている。本実施の形態では、離間位置検出セ
ンサ13、近接センサ22A,23Bにて接近状態検出
センサが構成されている。
【0031】又、第2延出フォーク17Bには、前記各
係止アーム23A,23Bと同一の構成の係止部材とし
ての係止アーム34A,34Bが退避位置と係止位置と
に切り換え可能に支持されるとともに、該各係止アーム
34A,34Bを回動させるアーム回動用モータ(図5
に図示)35,36を備えられている。第2延出フォー
ク17Bには、各係止アーム34A,34Bが退避位置
に配置された状態であることを検出する退避位置検出セ
ンサ37,38(図5に図示)と、同じく係止位置に配
置された状態であることを検出する係止位置検出センサ
39,40(図5に図示)とが設けられている。本実施
の形態では、退避位置検出センサ26,27及び係止位
置検出センサ28,29と、退避位置検出センサ37,
38及び係止位置検出センサ39,40とにて係止状態
検出センサがそれぞれ構成されている。又、アーム回動
用モータ24,25,35,36にて第2駆動手段が構
成されている。
【0032】スタッカクレーン1には、クレーン制御装
置41が設けられている。又、自動倉庫には、クレーン
制御装置41にスタッカクレーン1にて荷を搬送するた
めの搬送指示データを送信する遠隔制御盤42が設けら
れている。この搬送指示データは、スタッカクレーン1
にて搬送する荷が収容されている荷収容部にキャリッジ
3が移載可能に相対する荷取り位置と、この荷取り位置
から搬送する荷を新たに収容する荷収容部にキャリッジ
3が相対する荷置き位置とを指示するデータである。
【0033】次に、移載装置の電気的構成について説明
する。図5は、クレーン制御装置41及び遠隔制御盤4
2の電気ブロック図である。遠隔制御盤42には、搬送
指示データを光信号でクレーン制御装置41に送信する
ための光通信ユニット43が電気的に接続されている。
一方、クレーン制御装置41には、光通信ユニット43
から送信される光信号を受信するため光通信ユニット4
4が電気的に接続されている。
【0034】クレーン制御装置41の入力側には、収容
部検知センサ8、離間位置検出センサ13、退避位置検
出センサ19、延出位置検出センサ20,21、近接セ
ンサ22A,22B、退避位置検出センサ26,27、
係止位置検出センサ28,29、退避位置検出センサ3
1、延出位置検出センサ32、退避位置検出センサ3
7,38、及び、係止位置検出センサ39,40がそれ
ぞれ電気的に接続されている。又、クレーン制御装置4
1の出力側には、走行用モータ4、昇降用モータ6、幅
調整用モータ12、フォーク延出用モータ18、アーム
回動用モータ24,25、フォーク延出用モータ30、
及び、アーム回動用モータ35,36がそれぞれ接続さ
れている。
【0035】クレーン制御装置41は、搬送指示データ
にて指示された荷取り位置から荷置き位置まで荷を搬送
する搬送制御を実行する。この搬送制御において、クレ
ーン制御装置41は、両方の第2延出フォーク17A,
17Bを同期した状態で延出動作及び復帰動作させるよ
うに両フォーク延出用モータ18,30を制御する。
又、搬送制御装置41は、荷収容棚R1側の係止アーム
23Aと係止アーム34Aとを同期した状態で共に係止
位置あるいは退避位置に移動配置するように各アーム回
動用モータ24,35を制御するとともに、荷収容棚R
2側の係止アーム23Bと係止アーム34Bとを同期し
た状態で共に係止位置あるいは退避位置に移動配置する
ように各アーム回動用モータ25,36を制御する。
【0036】搬送制御として、クレーン制御装置41
は、1つ前に遠隔制御盤42から受信した搬送指示デー
タに基づく前回の搬送作業の荷置き位置で停止している
キャリッジ3を今回の搬送指示データに基づく搬送作業
の荷取り位置まで移動させる。このとき、クレーン制御
装置41は、今回の搬送作業の荷取り位置で荷Wをキャ
リッジ3に移載する荷収容棚R1(あるいはR2)が、
前回の搬送制御での荷置き位置で荷Wをキャリッジ3か
ら移載した荷収容棚R1(あるいはR2)と一致するか
否かを判断する。クレーン制御装置41は、この2つの
荷収容棚が一致するときには、両側の係止アーム対23
A,34A、23B,34Bの配置位置を前回の荷置き
位置のときの状態としたままでキャリッジ3を今回の荷
取り位置まで移動させる。一方、クレーン制御装置41
は、2つの荷収容棚が一致しないときには、キャリッジ
3を前回の荷置き位置から今回の荷取り位置まで移動さ
せる間に、前回の荷置き位置で退避位置に配置されてい
た係止アーム対23A,34A(あるいは23B,34
B)を係止位置に切り換えるとともに、同じく係止位置
に配置されていた係止アーム対23A,34A(あるい
は23B,34B)を退避位置に切り換える。
【0037】又、搬送制御として、クレーン制御装置4
1は、キャリッジ3を今回の搬送作業の荷取り位置まで
移動させた後、搬送する荷Wをキャリッジ3に移載する
ために両フォーク延出用モータ18,30を制御して両
第2延出フォーク17A,17Bを退避位置から荷Wを
キャリッジ3に移載する荷置き位置側の延出位置まで延
出させる。クレーン制御装置41は、両第2延出フォー
ク17A,17Bを延出位置まで延出させた後、各アー
ム回動用モータ24,35(あるいは25,36)を制
御してこの荷置き位置側の係止アーム対23A,34A
(あるいは23B,34B)を退避位置から係止位置に
切り換える動作と、幅調整用モータ12を制御して両可
動部10,11を離間位置から接近位置まで移動させる
動作とをほぼ同時的に行う。この動作が終了すると、ク
レーン制御装置41は、再び両フォーク延出用モータ1
8,30を制御して両第2延出フォーク17A,17B
を延出位置から退避位置まで復帰させる。
【0038】又、搬送制御として、クレーン制御装置4
1は、走行用モータ4及び昇降用モータ6を制御して、
キャリッジ3を今回の荷取り位置から今回の荷置き位置
まで移動させる。従って、クレーン制御装置41は、荷
Wが載置されたキャリッジ3を今回の荷取り位置から荷
置き位置まで移動させる間は、荷Wが接近位置に配置さ
れた両第2延出フォーク17A,17Bにて挟まれた状
態で、かつ、係止位置に配置されている両側の係止アー
ム対23A,34A(あるいは23B,34B)により
挟まれた状態で搬送されるようにする。このことより、
キャリッジ3上の荷Wが安定した状態で搬送されるよう
にする。
【0039】クレーン制御装置41は、キャリッジ3を
今回の荷置き位置まで移動させると、搬送制御として、
キャリッジ3に載置されている荷Wを荷置き位置に移載
するために両フォーク延出用モータ18,30を制御し
て両第2延出フォーク17A,17Bを退避位置から該
荷置き位置側の延出位置まで延出させる。クレーン制御
装置41は、両第2延出フォーク17A,17Bを退避
位置から該延出位置まで移動させた後、両アーム回動用
モータ24,25(あるいは35,36)を制御して荷
置き位置側の係止アーム対23A,34A(あるいは2
3B,34B)を係止位置から退避位置に切り換える動
作と、幅調整用モータ12を制御して両可動部10,1
1を接近位置から離間位置まで復帰させる動作とを同時
的に行う。
【0040】次に、以上のように構成されたスタッカク
レーン用移載装置の制御装置の作用について説明する。
クレーン制御装置41は、遠隔制御盤42から新たな搬
送指示データを入力すると、該搬送指示データに基づく
搬送制御を実行する。クレーン制御装置41は、走行用
モータ4及び昇降用モータ6を制御して前回の搬送作業
の荷置き位置で停止しているキャリッジ3を今回の搬送
指示データにて指定された荷取り位置まで移動させる。
【0041】ここで、クレーン制御装置41は、今回の
荷取り位置が前回の荷置き位置がある荷収容棚R1(あ
るいはR2)であるか否かを判断する。クレーン制御装
置41は、今回の荷取り位置と前回の荷置き位置とが同
じ荷収容棚R1(あるいはR2)の荷収容部RPである
ときには、係止アーム対23A,34A及び係止アーム
対23B,34Bを荷置き位置のときのままで荷取り位
置まで移動させる。
【0042】一方、クレーン制御装置41は、今回の荷
取り位置の荷収容部RPがある荷収容棚R1(あるいは
R2)が、前回の荷置き位置の荷収容部RPがある荷収
容棚R2(あるいはR1)とは反対側の荷収容棚R1
(あるいはR2)であるときには、キャリッジ3を前回
の荷置き位置から今回の荷取り位置まで移動させる間
に、係止位置に配置されている係止アーム対23A,3
4A(あるいは23B,34B)を退避位置に切り換え
るとともに、退避位置に配置されている係止アーム対2
3B,34B(あるいは23A,34A)を係止位置に
切り換える。
【0043】図6はキャリッジ3が今回の荷取り位置ま
で移動して停止した状態を示している。図6に示すよう
に、例えば、荷取り位置が荷収容棚R1の荷収容部RP
であるときには、キャリッジ3が荷取り位置に移動する
までに荷収容棚R1側の係止アーム対23A,34A側
の係止アーム対23A,34Aが退避位置に配置される
とともに荷収容棚R2側の係止アーム対23B,34B
が係止位置に配置された状態となる。
【0044】キャリッジ3を今回の荷置き位置まで移動
させた後、クレーン制御装置41は、図7に示すよう
に、両フォーク延出用モータ18,30を制御して、両
第2延出フォーク17A,17Bを退避位置から荷置き
位置側の延出位置まで延出させる。このとき、荷置き位
置側の係止アーム対23A,34Aがすでに退避位置に
配置されているため、該係止アーム対23A,34Aを
係止位置から退避位置に切り換える時間がかからない。
【0045】両第2延出フォーク17A,17Bが荷収
容棚R1側の延出位置に移動配置されると、クレーン制
御装置41は、両アーム回動用モータ24,25を制御
して、図8に示すように、係止アーム対23A,34A
を退避位置から係止位置に切り換える動作と、幅調整用
モータ12を制御して両可動部10,11を離間位置か
ら接近位置まで移動させる動作を同時的に行う。従っ
て、係止アーム対23A,34Aを退避位置から係止位
置に切り換える動作と両可動部10,11を離間位置か
ら接近位置に移動させる動作とがほぼ同時に終了するた
め、両可動部材10,11を移動させる動作時間が従来
より余分にかからない。その結果、荷Wがキャリッジ3
の中央(図2において左右方向の中央)にほぼ一致する
位置に移動配置されるとともに、係止アーム対23A,
34Aにて移載可能となる。
【0046】その後、クレーン制御装置41は、再び両
フォーク延出用モータ18,30を制御して両第2延出
フォーク17A,17Bを延出位置から退避位置まで復
帰させる。その結果、図9に示すように、荷取り位置の
荷収容部RPに載置されていた荷Wが係止アーム対23
A,34Aにてキャリッジ3側に移載される。
【0047】クレーン制御装置41は、荷取り位置から
荷Wをキャリッジ3に移載すると、再び走行用モータ4
及び昇降用モータ6を制御してキャリッジ3を今回の荷
置き位置まで移動させる。このとき、キャリッジ3に載
置されている荷が両可動部10,11にて挟まれるとと
もに両側の係止アーム対23A,34A,23B,34
Bにて囲まれた状態となるため、荷が安定した状態で搬
送される。
【0048】図10は、キャリッジ3が今回の荷置き位
置で停止した状態を示している。キャリッジ3が荷置き
位置まで移動すると、クレーン制御装置41は、図10
に示すように、両フォーク延出用モータ18,30を制
御して両第2延出フォーク17A,17Bをキャリッジ
3から荷Wを移載する荷収容棚R2側の延出位置まで延
出させる。その結果、キャリッジ3上に載置されている
荷Wが係止アーム対23A,34Aによりキャリッジ3
上から荷収容棚R2の荷収容部RPに移載される。
【0049】両第2延出フォーク17A,17Bを延出
位置まで移動させると、クレーン制御装置41は、荷置
き位置側である例えば荷収容棚R2側の係止アーム対2
3B,34Bのアーム回動用モータ35,36を制御し
て該係止アーム対23B,34Bを係止位置から退避位
置に切り換える動作と、幅調整用モータ12を制御して
両可動部10,11を接近位置から離間位置まで復帰さ
せる動作とを同時的に行う。従って、荷置き位置での移
載時に、係止アーム対23B,34Bを係止位置から退
避位置に切り換える動作と両可動部10,11を接近位
置から離間位置まで移動させる動作とがほぼ同時に終了
するため、両可動部材10,11を移動させる動作時間
が従来より余分にかからない。
【0050】両第2延出フォーク17A,17Bを延出
位置まで移動させると、クレーン制御装置41は、両フ
ォーク延出用モータ18,30を制御して、両第2延出
用アーム17A,17Bを延出位置から退避位置まで復
帰させる。その結果、今回入力した搬送指示データに基
づく一連の搬送作業が終了する。
【0051】以上詳述したように、本実施の形態のスタ
ッカクレーン用移載装置の制御装置によれば、以下の効
果を得ることができる。 (a) 前回の搬送作業の荷置き位置で停止しているキ
ャリッジ3を今回の搬送作業の荷取り位置まで移動させ
る間に、荷取り位置側の係止部材(係止アーム23A,
34A(あるいは23B,34B))を退避位置とする
とともに反対側の係止部材(係止アーム23B,34B
(あるいは23A,34A)を係止位置とするようにし
た。従って、キャリッジ3が今回の荷取り位置まで移動
した時点では、各係止部材が荷取り位置から荷Wを移載
可能な状態に配置されている。その結果、搬送作業にか
かる時間が短縮される。
【0052】(b) 荷取り位置からキャリッジ3へ移
載する荷Wが、両側の延出部材(延出フォーク17A,
17B)により挟まれた状態で移載されることによりキ
ャリッジ3の中央部に移載される。この荷取り位置から
の移載時に、該荷取り位置側の係止部材対を退避位置か
ら係止位置に切り換える動作と、両延出部材を離間位置
から接近位置まで移動させる動作とが同時的に行われ
る。その結果、新たに両延出部材にて荷Wを挟む動作が
従来より余分にかからない。
【0053】又、荷置き位置への移載時に、該荷置き位
置側の両係止部材対を係止位置から退避位置に切り換え
る動作と、両延出部材を接近位置から離間位置に移動さ
せる動作とが同時的に行われる。従って、新たに荷Wを
挟んでいた両延出部材を復帰させる時間が余分にかから
ない。
【0054】(c) 延出状態検出センサ(退避位置検
出センサ19、延出位置検出センサ20,21)にて検
出される両延出部材の配置位置と、係止状態検出センサ
(退避位置検出センサ26,27及び37,38、係止
位置検出センサ28,29及び39,40)にて検出さ
れる係止部材対の配置位置とに基づいて、係止部材対の
配置位置が確認され、新たな移載動作に必要な配置位置
に切り換え制御される。従って、延出部材及び係止部材
対の配置位置がその都度確認されるため、制御を確実に
行うことができる。
【0055】(d) 両延出部材がそれぞれ別のモータ
にて退避位置と延出位置とに移動配置されるようにし
た。又、各延出部材が、それぞれ別のモータにて離間位
置と接近位置とに移動配置されるようにした。従って、
両延出部材を連動させるための機械部分が不要であるた
め、機械的構成を簡素化することができる。
【0056】尚、実施の形態は上記実施の形態に限ら
ず、以下のように変更してもよい。 ○ 両延出部材を離間位置と接近位置とに切り換える動
作を行わない移載装置に実施してもよい。この場合に
も、搬送作業にかかる時間を上記実施の形態とほぼ同じ
時間とすることができる。
【0057】○ 両第1フォーク16を移動させる方法
は、該第1フォーク16に設けたラックに歯合させたピ
ニオンギアを駆動する方法に限らず、その他例えば、1
本のチェーンの各端部を第1フォーク16の各端部にそ
れぞれ連結するとともに基部14側の両端に設けた一対
のスプロケットに交差して掛装し、このチェーンを駆動
するようにした構成としてもよい。
【0058】○ 両延出部材を離間位置と接近位置とに
移動配置する方法は、ボールねじ軸による方法以外の方
法、その他例えば、リニアモータにより移動配置する構
成であってもよい。
【0059】○ 各係止部材を回動させる方法は、アー
ム回動用モータにて回動される回動軸に係止部材を支持
する構成に限らず、その他例えば、ロータリソレノイド
にて回動させる構成であってもよい。
【0060】○ 両延出部材が1つのモータにて連動し
て退避位置と延出位置とに移動配置される構成としても
よい。さらに、延出部材が、1つのモータにて連動して
離間位置と接近位置とに移動配置される構成としてもよ
い。
【0061】○ 延出状態検出センサ、係止状態検出セ
ンサ及び接近状態検出センサは、マイクロスイッチ、リ
ミットスイッチ、タッチスイッチ等の接触式位置検出セ
ンサであってもよく、あるいは、近接スイッチ、光電ス
イッチ等の非接触位置検出センサであってもよい。近接
スイッチは、高周波発振型スイッチ、磁気抵抗素子型ス
イッチ、ホール素子型スイッチ等のいずれのスイッチで
あってもよい。光電スイッチは、透過型、反射型、光フ
ァイバ式等の各光電スイッチのいずれのスイッチであっ
てもよい。 ○ 両延出部材及び各係止部材の配置状態を配置状態セ
ンサ(延出状態検出センサ、係止状態検出センサ、接近
状態検出センサ)にて検出し、その検出結果に基づいて
幅調整用モータ12、フォーク延出用モータ18,3
0、アーム回動用モータ25,26、35,36を制御
する代わりに、該各延出部材及び各係止部材を制御する
毎に該各部材の新たな配置状態を記憶し、該各部材を新
たに制御するときには、該各部材を駆動する駆動手段を
予め設定されている所定の制御量だけ制御して該各部材
を新たな配置状態まで移動させるようにしてもよい。こ
の場合には、各部材毎に配置状態検出センサを設ける必
要がないため、該各センサの保守及び点検が不要にな
る。
【0062】○ キャリッジ3の一方の側にだけ設けた
1つの延出部材にて荷Wを移載するように構成した移載
装置に実施してもよい。この場合には、移載装置の構成
が簡単になる。
【0063】○ スタッカクレーン1の一方の側だけに
荷収容棚が設けられた立体自動倉庫のスタッカクレーン
用移載装置に実施してもよい。この場合にも、両延出部
材にて荷Wをキャリッジ3の中央部に移動させる動作時
間が余分にかからない。
【0064】以下、特許請求の範囲に記載された技術的
思想の外に前述した各実施の形態から把握される技術的
思想をその効果とともに記載する。 (1) 請求項2〜請求項5のいずれか一項に記載のス
タッカクレーン用移載装置の制御装置は、前記両延出部
材が、それぞれ別のモータにて退避位置と延出位置とに
移動配置され、又、それぞれ別のモータにて離間位置と
接近位置とに移動配置されるように構成されたスタッカ
クレーン用移載装置の制御装置である。このような構成
によれば、各部材をモータにて移動させるための機械的
構成が簡素化される。
【0065】尚、この明細書において、発明の構成に係
る手段及び部材は、以下のように定義されるものとす
る。 (1) 延出状態検出センサとは、延出部材が延出位置
に配置された状態と退避位置に配置された状態とを検出
することができるセンサであればよく、マイクロスイッ
チ、リミットスイッチ、タッチスイッチ等の接触式位置
検出センサ、近接スイッチ、光電スイッチ等の非接触位
置検出センサ等の各種センサを含むものとする。さら
に、近接スイッチは、高周波発振型スイッチ、磁気抵抗
素子型スイッチ、ホール素子型スイッチ等を含むものと
し、光電スイッチは、透過型、反射型、光ファイバ式等
を含むものとする。係止状態検出センサ及び接近状態検
出センサも同じである。
【0066】
【発明の効果】請求項1〜請求項4に記載の発明によれ
ば、荷収容棚側に延出される延出部材の両端に設けた係
止部材を荷に係止した状態で該延出部材を移動させるこ
とにより荷を移載するスタッカクレーン用移載装置の制
御装置において、荷の搬送作業にかかる時間を短縮する
ことができる。
【0067】請求項2に記載の発明によれば、荷をキャ
リッジに移載するときに両延出部材で荷を挟んだ状態と
することにより該荷をキャリッジの中央部に移載する動
作を、従来の搬送作業にかかる時間内で行うことができ
る。
【0068】請求項3に記載の発明によれば、その都度
検出される両延出部材及び各係止部材の配置状態に基づ
いて該両延出部材及び各係止部材の配置状態を制御する
ため、搬送制御を確実に行うことができる。
【0069】請求項4に記載の発明によれば、各部材の
配置状態を検出する配置状態検出センサを設ける必要が
ないため、各センサの保守及び点検を不要にすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 移載装置を搭載したキャリッジを示す斜視
図。
【図2】 スタッカクレーンを示す概略側面図。
【図3】 移載装置を搭載したキャリッジを示す摸式平
面図。
【図4】 図3のA−A線断面図。
【図5】 クレーン制御装置及び遠隔制御装置の電気ブ
ロック図。
【図6】 荷取り位置での移載装置の動作状態を示す摸
式平面図。
【図7】 同じく荷取り位置での動作状態を示す摸式平
面図。
【図8】 同じく荷取り位置での動作状態を示す摸式平
面図。
【図9】 同じく荷取り位置での動作状態を示す摸式平
面図。
【図10】 荷置き位置での移載装置の動作状態を示す
摸式平面図。
【図11】 同じく荷置き位置での動作状態を示す摸式
平面図。
【符号の説明】
1…スタッカクレーン、3…キャリッジ、4…走行用モ
ータ、6…同じく昇降用モータ、12…第3駆動手段と
しての幅調整用モータ、13…接近状態検出センサを構
成する離間位置検出センサ、17A,17B…延出部材
としての延出フォーク、18,30…第1駆動手段とし
てのフォーク延出用モータ、19…延出状態検出センサ
を構成する退避位置検出センサ、20,21…同じく延
出位置検出センサ、22A,22B…接近状態検出セン
サを構成する近接センサ、23A,23B…係止部材と
しての係止アーム、24,25,35,36…第2駆動
手段としてのアーム回動用モータ、26,27…係止状
態検出センサを構成する退避位置検出センサ、28,2
9…同じく係止位置検出センサ、34A,34B…係止
部材としての係止アーム、37,38…係止状態検出セ
ンサを構成する退避位置検出センサ、39,40…同じ
く係止位置検出センサ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷収容棚に沿って移動するスタッカクレ
    ーンに装備され該荷収容棚において荷が載置される各荷
    収容部との間で荷を移載するとともに荷を搬送するキャ
    リッジには、該キャリッジの移動方向に直交する方向に
    延びるように形成された一対の延出部材を荷が載置され
    る載置面の両側において該延出部材が延びる方向に移動
    可能に支持して、該延出部材をキャリッジ側に配置され
    る退避位置から該キャリッジが相対する前記荷収容部側
    に延出された延出位置まで第1駆動手段にて延出可能と
    し、 前記両延出部材の両端部には、両延出部材の移動方向に
    おいて荷に係止して該荷を前記キャリッジと前記荷収容
    部との間で移動可能な係止部材をそれぞれ設けて、該係
    止部材を荷に係止可能な係止位置と係止不能な退避位置
    とに第2駆動手段にて切換配置可能としたスタッカクレ
    ーン用移載装置において、 前記キャリッジが、前回の搬送作業において搬送した荷
    を移載した荷収容部である荷置き位置から今回の搬送作
    業において搬送する荷を移載する荷収容部である荷取り
    位置まで移動する間に、該荷取り位置側の前記係止部材
    対を退避位置とするとともにその反対側の前記係止部材
    対を係止位置とするように前記第2駆動手段を制御する
    制御装置を設けたスタッカクレーン用移載装置の制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記両延出部材は前記キャリッジの移動
    方向に移動可能に支持して、荷を移載する方向に直交す
    る該荷の幅よりも十分に広い所定幅だけ互いに離間した
    離間位置と該荷に前記幅方向の両側から接近して該荷を
    前記載置面の移載方向に直交する方向の中央位置に移動
    配置可能な接近位置とに第3駆動手段にて切換配置可能
    とし、 前記制御装置は、前記キャリッジを前記荷取り位置で停
    止させた状態で、前記両延出部材を退避位置から前記延
    出位置まで延出させた後、前記係止部材対を退避位置か
    ら係止位置に切り換える動作と前記両延出部材を離間位
    置から接近位置まで移動させる動作とをほぼ同時に行う
    ように前記第2駆動手段及び第3駆動手段を制御し、 前記キャリッジを前記荷置き位置で停止させた状態で、
    前記延出部材を退避位置から該荷置き位置側の延出位置
    まで延出させた後、前記係止部材対を係止位置から退避
    位置に切り換える動作と前記延出部材を接近位置から離
    間位置まで移動させる動作とをほぼ同時に行うように前
    記第2駆動手段及び第3駆動手段制御する請求項1に記
    載のスタッカクレーン用移載装置の制御装置。
  3. 【請求項3】 前記制御装置は、前記延出部材が退避位
    置あるいは延出位置に配置されたことを検出する延出状
    態検出センサからの検出信号と、前記各係止部材が係止
    位置あるいは退避位置に配置されたことを検出する係止
    状態検出センサからの検出信号とに基づいて各係止部材
    を切り換えるように前記第2駆動手段を制御する請求項
    1又は請求項2に記載のスタッカクレーン用移載装置の
    制御装置。
  4. 【請求項4】 前記制御装置は、前記第1駆動手段及び
    第2駆動手段を制御する毎に該各延出部材及び各係止部
    材の新たな配置状態を記憶し、該各部材を新たに移動さ
    せるときには、前記第1駆動手段及び第2駆動手段を予
    め設定されている所定の制御量だけ制御して該各部材を
    新たな配置状態まで移動させる請求項1又は請求項2に
    記載のスタッカクレーン用移載装置の制御装置。
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